ヒント |
この項の情報は、「電話機とトランクを使用した BLF プレゼンス」、「BLF プレゼンス グループ」、「SUBSCRIBE コーリング サーチ スペース」のトピックと併せてご使用ください。
|
プレゼンス エンティティのステータスを表示するために、ウォッチャはプレゼンス要求を
Cisco Unified Communications Manager に送信します。 システムでは、これらのメカニズムを使用してプレゼンス エンティティに対するステータス要求を開始することをウォッチャに許可する必要があります。
(注) |
認証処理は、BLF プレゼンス要求に対するコーリング サーチ スペース ルーティングから独立しています。
|
BLF プレゼンス グループ認証を開始するには、1 つ以上の BLF プレゼンス グループを設定し、適切な権限を割り当てる必要があります。 管理者は BLF プレゼンス グループの権限を設定し、ウォッチャの BLF プレゼンス グループが他のグループのメンバのステータスをモニタできる場合を指定します。 BLF プレゼンス要求を検証するため、
Unified CM は、設定された BLF プレゼンス グループに割り当てられた許可を使用してデータベース検索を実行します。
BLF プレゼンス グループ認証を使用しないことを選択する場合は、すべてのプレゼンス ユーザをデフォルトの BLF プレゼンス グループに割り当てたままにし、追加のグループまたは権限を設定しないでください。 ただし、外部プレゼンス サーバまたはアプリケーションから着信 BLF プレゼンス要求を受け入れることを
Unified CM に許可する場合は、SIP トランクまたはアプリケーションに対して権限を設定する必要があります。
ヒント |
管理者は、BLF/スピード ダイヤル ボタンを追加または変更する場合、その宛先をモニタする権限をウォッチャに与える必要があります。
|
管理者は、SIP トランクおよびアプリケーション ユーザに対するパラメータを設定し、SIP トランクを介して着信する BLF プレゼンス要求を受け入れるように
Unified CM システムを設定します。
SIP トランクからの着信 BLF プレゼンス要求を受け入れることを
Unified CM システムに許可するには、[SIPトランクセキュリティプロファイルの設定(SIP Trunk Security Profile Configuration)] ウィンドウの [プレゼンスのSUBSCRIBEの許可(Accept Presence Subscription)] チェックボックスをオンにします (SIP トランク上の着信プレゼンス要求を禁止するには、チェックボックスをオフにします)。SIP トランク BLF プレゼンス要求が許可されている場合、
Unified CM は、そのトランクに接続する SIP ユーザ エージェント(SIP プロキシ サーバまたは外部 BLF プレゼンス サーバ)からの要求を受け入れます。
Unified CM が SIP トランクからの BLF プレゼンス要求を受け入れるように設定するときは、オプションとしてダイジェスト認証を検討してください。
ヒント |
SIP トランク上の着信プレゼンス要求で BLF プレゼンス グループ認証を使用するには、トランクに対してプレゼンス グループ(たとえば、External_Presence_Serv_Group1)を設定し、クラスタ内のその他のグループに対して適切な権限を設定します。
|
SIP トランクに接続する外部アプリケーションからの BLF プレゼンス要求を受け入れることを
Unified CM システムに許可するには、[SIPトランクセキュリティプロファイルの設定(SIP Trunk Security Profile Configuration)] ウィンドウの [アプリケーションレベル認証を有効化(Enable Application Level Authorization)] チェックボックスと、アプリケーションの [アプリケーションユーザの設定(Application User Configuration)] ウィンドウの [BLFプレゼンスのSUBSCRIBEの許可(Accept BLF Presence Subscription)] チェックボックスをオンにします。
Unified CM システムがアプリケーション ユーザからの BLF プレゼンス要求を受け入れるように設定すると、
Unified CM は、SIP トランクで受信した各プレゼンス要求を受け入れる前に検証します。
ヒント |
SIP トランク アプリケーションからの着信プレゼンス要求でプレゼンス グループ認証を使用するには、アプリケーションに対してプレゼンス グループ(たとえば、Presence_User)を設定し、クラスタ内のその他のグループに対して適切な権限を設定します。
|
SIP トランク プレゼンス要求に対して両方のレベルの認証を設定した場合、SIP トランクの BLF プレゼンス グループは、アプリケーションの着信要求で BLF プレゼンス グループが識別されなかった場合だけに使用されます。
アプリケーション認証が発生する前に、
Unified CM は、初めにダイジェスト認証を使用して外部アプリケーションを認証する必要があります。 [ダイジェスト認証を有効化(Enable Digest Authentication)] をオンにしないと、[アプリケーションレベル認証を有効化(Enable Application Level Authorization)] をオンにできません。
(注) |
認証はトランクで成功し、アプリケーションで失敗することがあります。 プレゼンス認証を設定する場合の追加の考慮事項については、「BLF プレゼンス グループとプレゼンス認証のヒント」を参照してください。
|
認証と許可の詳細については、
『Cisco Unified Communications Manager セキュリティ ガイド』を参照してください。