Cisco Unified Communications Manager Assistant は、統計情報を CDR Analysis and Reporting(CAR)ツールで提供し、設定に対する変更の要約を変更ログで提供します。 この項では、次のレポート ツールについて説明します。
CDR Analysis and Reporting
Cisco Unified Communications Manager Assistant は、マネージャとアシスタントのコール完了統計、およびマネージャとアシスタントのインベントリ レポートをサポートしています。 コール完了統計は、CDR Analysis and Reporting(CAR)ツールでサポートされます。 インベントリ レポートは、
Cisco Unified Serviceability でサポートされます。 詳細については、『
Cisco Unified Communications Manager システム ガイド』、『
Cisco Unified Serviceability Administration Guide』、および『
Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting Administration Guide』を参照してください。
Unified CM AssistantChangeLog*.txt
管理者は、Manager Configuration または Assistant Configuration に対する変更の要約を確認できます。 マネージャは、URL を参照して Manager Configuration にアクセスすることで、デフォルト値を変更できます。
アシスタントは Assistant Console からマネージャのデフォルト値を変更できます。
(注) |
URL と Manager Configuration については、『
Cisco Unified Communications Manager Assistant User Guide』を参照してください。
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設定値が変更されると、その情報は ipma_changeLogxxx.log というログ ファイルに送られます。 このログ ファイルは、Cisco IP Manager Assistant サービスを実行するサーバ上にあります。 ログ ファイルを取得するには、次のコマンドを使用します。
file get activelog tomcat/logs/ipma/log4j/
管理者は、Cisco Unified
リアルタイム監視ツール(RTMT)にあるトレース情報ツールを使用して、サーバからこのファイルをダウンロードできます。 詳細については、『
Cisco Unified Real Time Monitoring Tool Administration Guide』を参照してください。
このログ ファイルには、次のフィールドが含まれています。
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LineNumber:ログ ファイル内に変更情報がある回線。
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TimeStamp:設定値が変更された時刻。
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for Manager/Assistant:変更が、マネージャまたはアシスタントのどちらに対するものであるかを示す。
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for Userid:変更対象となったマネージャまたはアシスタントのユーザ ID。
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by Manager/Assistant:変更が、マネージャまたはアシスタントのどちらによって実施されたかを示す。
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by Userid:変更を実施したマネージャまたはアシスタントのユーザ ID。
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Parameter Name:変更された項目(転送先電話番号など)。
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Old Value:変更前の設定値。
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New Value:変更後の設定値。
ログ ファイル内の情報はカンマで区切られているため、管理者は、Microsoft Excel などのスプレッドシート アプリケーションを使用してログ ファイルを開くことができます。 ログ ファイルの内容を Microsoft Excel アプリケーションで保存するには、次の手順を実行します。