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目次
この章は、次の内容で構成されています。
KVM コンソールは、Cisco UCS Manager GUI または KVM の直接接続をエミュレートする KVM Launch Manager からアクセスできるインターフェイスです。 サーバに物理的に接続する必要がある KVM ドングルとは異なり、KVM コンソールを使用すると、ネットワーク上のリモート ロケーションからサーバに接続できます。
KVM コンソールを使用してサーバにアクセスする場合は、サーバまたはサーバに関連付けられているサービス プロファイルのいずれかが CIMC IP アドレスで設定されていることを確認する必要があります。 KVM コンソールは、サーバまたはサービス プロファイルに割り当てられた CIMC IP アドレスを使用して、Cisco UCS ドメイン内の正しいサーバを識別および接続します。
CD、DVD、またはフロッピー ドライブを使用してサーバに直接接続する代わりに、KVM コンソールでは仮想メディアを使用します。仮想メディアは、仮想 CD、DVD、またはフロッピー ドライブにマップされた実際のディスク ドライブまたはディスク イメージ ファイルです。 次に示す任意の仮想ドライブをマップできます。
お使いのコンピュータ上の CD/DVD またはフロッピー ドライブ
コンピュータ上のディスク イメージ ファイル
ネットワーク上の CD/DVD またはフロッピー ドライブ
ネットワーク上のディスク イメージ ファイル
(注) |
KVM コンソールを物理サーバから起動すると、システムはサーバがサービス プロファイルに関連付けられているかどうかをチェックします。 サーバが関連する管理 IP アドレスでサービス プロファイルに関連付けられている場合、その管理 IP アドレスを使用して KVM コンソールを起動します。 サービス プロファイルに関連付けられている管理 IP アドレスがない場合、システムは物理サーバを使用して KVM コンソールを起動します。 |
仮想 CD/DVD またはフロッピー ドライブから OS をインストールするには、その仮想 CD/DVD またはフロッピー ドライブがサービス プロファイルで最初のブート デバイスとして設定されている必要があります。
KVM コンソールを使用した OS のインストールは、KVM ドングルを使用する場合よりも時間がかかることがあります。これは、ネットワークを介してインストール ファイルをサーバにダウンロードする必要があるためです。 ディスク ドライブまたはディスク イメージ ファイルをネットワーク共有から仮想ドライブにマップする場合は、インストールにさらに時間がかかることがあります。これは、インストール ファイルをネットワークから KVM コンソール(お使いのコンピュータ)にダウンロードした後、KVM コンソールからサーバにダウンロードする必要があるからです。 このインストール方式を使用する場合は、KVM コンソールを搭載したシステムのできる限り近くにインストール メディアを配置することを推奨します。
KVM コンソールは CIMC からアクセス可能なインターフェイスであり、サーバへのキーボード、ビデオ、マウス(KVM)の直接接続をエミュレートします。 これにより、リモート ロケーションからのサーバへの接続とサーバの制御ができるようになり、この KVM セッション中にサーバがアクセスできる仮想ドライブに物理的な場所をマッピングできるようになります。
KVM コンソールには、Java Runtime Environment(JRE)バージョン 1.5.0 以降が必要です。
このタブは、サーバへのコマンドライン アクセスを提供します。 このタブで使用できるメニュー オプションは次のとおりです。
メニュー項目 | 説明 |
---|---|
[Capture to File] ボタン |
JPG イメージとして現在の画面を保存できる [Save] ダイアログボックスが開きます。 |
[Exit] ボタン |
KVM コンソールを閉じます。 |
メニュー項目 | 説明 |
---|---|
[Refresh] ボタン |
サーバの現在のビデオ出力を使用してコンソール表示を更新します。 |
[Fit] ボタン |
コンソール ウィンドウのサイズを、サーバからのビデオ映像を表示するために必要な最小サイズに変更します。 このオプションは、コンソールが [Windowed] モードの場合にのみ使用できます。 |
[Video Scaling] ボタン |
イメージ全体がコンソール ウィンドウ内に収まるように、ビデオ映像のサイズを調整します。 |
[Full Screen] ボタン |
画面全体に表示されるように KVM コンソールを拡張します。 |
[Mini Mode] ボタン |
ホスト サーバ ディスプレイのサムネイル ビューを表示し、キーボードやマウスに入力を提供しません。 |
リモート システムで実行するキーボード ショートカットを選択します。
メニュー項目 | 説明 |
---|---|
[Server Macros] メニュー |
Cisco IMC からダウンロードしたサーバ側のマクロがある場合、それを表示します。 サーバ側のマクロがダウンロードされていない場合は、メニュー項目が無効になります。 |
[Static Macros] メニュー |
あらかじめ定義された一連のマクロを表示します。 |
[User Defined Macros] メニュー |
作成済みのユーザ定義のマクロを表示します。 |
[Manage] ボタン |
マクロを作成および管理できる [Configure User Defined Macros] ダイアログボックスを開きます。 システム定義のマクロは削除できません。 |
名前 | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Create Image] |
サーバでローカル フォルダにマップするフォルダのイメージを作成できる [Create Image from Folder] ダイアログボックスが開きます。 システムがイメージを作成すると、IMG ファイルがシステムに保存されます。 |
||
Activate Virtual Devices |
ローカル コンピュータまたはネットワークからドライブまたはイメージ ファイルを追加できる vMedia セッションをアクティブにします。
|
||
Map CD/DVD |
アクセスする CD/DVD を選択し、[Map Device] ボタンをクリックしてそれをホスト サーバのデバイスにマップします。
|
||
Map Removable Disk |
アクセスするリムーバブル ディスクを選択し、[Map Device] ボタンをクリックしてそれをホスト サーバのデバイスにマップします。
|
||
Map Floppy |
アクセスするフロッピーを選択し、[Map Device] ボタンをクリックしてそれをホスト サーバのデバイスにマップします。
|
KVM ダイレクト アクセスにより、ユーザの Cisco UCS Manager ドメイン内のブレードおよびラック サーバを管理する管理者は、Web ブラウザを使用してサーバの KVM に直接アクセスすることができます。 この機能により、管理者に彼らが管理するサーバの KVM コンソールへのアクセスを許可する一方で、ファブリック インターコネクトの IP アドレスへのアクセスを制限することができます。
(注) |
アウトオブバンド IPv4 管理インターフェイス アドレスのみが KVM ダイレクト アクセスに対しサポートされます。 |
KVM ダイレクト アクセスは、ユーザが Cisco UCS Manager GUI インターフェイスまたは KVM Launch Manager を使用せずにサーバの管理 IP アドレスに移動できるカスタム アプリケーションもサポートします。
KVM ダイレクト アクセスは、サービス プロファイルを持つサーバに直接割り当てられた、またはサーバに関連付けられた管理 IP アドレスをサーバの管理者に提供することでサポートされます。 サーバ管理者は、ブラウザに IP アドレスを入力し、Cisco UCS KVM Direct ログイン ページに移動します。 ログイン ページで、ユーザはユーザ名とパスワードを入力して認証のドメインを選択します。 Cisco UCS KVM Direct を開始すると、Cisco UCS Manager GUI からサーバにアクセスした場合と同様にサーバのコンソールが表示されます。
KVM ダイレクト アクセスは、認証のため自己署名証明書を使用します。 ユーザがサーバの管理 IP アドレスまたはサービス プロファイルの IP アドレスに初めてアクセスすると、ブラウザのキャッシュに証明書の例外を追加する必要があること警告するダイアログボックスが表示されます。
Cisco UCS KVM ダイレクト アクセスをサポートするデフォルトのコミュニケーション サービスは HTTPS です。 これはディセーブルにできません。 ユーザがアドレスの一部として HTTP を使用してブラウザで管理 IP を入力すると、HTTPS サービスに自動的にリダイレクトされます。
KVM ダイレクト アクセスに対応するには、Cisco UCS Manager の CIMC Web サービスの通信サービスがイネーブルであることを確認してください。
(注) |
CIMC Web サービスは、Cisco UCS Manager ではデフォルトでイネーブルとなっています。 |
サーバに割り当てられたアドレスを使用して複数の KVM コンソール セッションを起動できます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 | ||
ステップ 2 | [Equipment] タブで、 を展開します。 | ||
ステップ 3 | KVM コンソールからアクセスするサーバを選択します。 | ||
ステップ 4 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 | ||
ステップ 5 |
[Actions] 領域で、[KVM Console] の右にある [>>] ボタンをクリックします。 [KVM Console]KVM コンソールが別のウィンドウで開き、サーバに関連付けられている使用可能なアウトオブバンドとインバンドのアドレスのリストが表示されます。
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ステップ 6 | [Select IP Address] リストからアドレスを選択します。 [(Inband)] として表示されるアドレスは、アップリンク ポート経由でサーバにアクセスし、[(Outband)] として表示されるアドレスは、管理インターフェイス ポート経由でサーバにアクセスします。 | ||
ステップ 7 |
[OK] をクリックします。 KVM コンソールは、選択したアドレスを使用して起動されます。
|
||
ステップ 8 |
同じサーバの別の KVM セッションを起動するには、ステップ 5 ~ 7 を繰り返します。 別の KVM セッションが起動されます。 設定したアドレスの数に応じて、サーバに対して最大 6 セッションを起動できます。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 | ||
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 | ||
ステップ 3 |
KVM コンソールを起動するサービス プロファイルが含まれている組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
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ステップ 4 | 関連付けられたサーバに KVM アクセスを必要とするサービス プロファイルを選択します。 | ||
ステップ 5 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 | ||
ステップ 6 |
[Actions] 領域で、[KVM Console] の右にある [>>] ボタンをクリックします。 [KVM Console]KVM コンソールが別のウィンドウで開き、サーバに関連付けられている使用可能なアウトオブバンドとインバンドのアドレスのリストが表示されます。
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ステップ 7 | [Select IP Address] リストからアドレスを選択します。 [(Inband)] として表示されるアドレスは、アップリンク ポート経由でサーバにアクセスし、[(Outband)] として表示されるアドレスは、管理インターフェイス ポート経由でサーバにアクセスします。 | ||
ステップ 8 |
[OK] をクリックします。 KVM コンソールは、選択したアドレスを使用して起動されます。
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ステップ 9 |
同じサーバの別のセッションを起動するには、ステップ 6 ~ 8 を繰り返します。 別の KVM セッションが起動されます。 設定したアドレスの数に応じて、サーバに対して最大 6 セッションを起動できます。 |
KVM Launch Manager では、Cisco UCS Manager にログインせずに KVM コンソールからサーバにアクセスできます。
KVM Launch Manager からサーバの KVM コンソールにアクセスするには、次の情報が必要です。
ステップ 1 |
Web ブラウザで、Cisco UCS Manager GUI の Web リンクを入力または選択します。 例: HTTP アクセスのデフォルトの Web リンクは、IPv4 アドレスの場合は http://UCSManager_IP、IPv6 アドレスの場合は http://UCSManager_IP6 です。 HTTPS アクセスのデフォルトの Web リンクは、IPv4 アドレスの場合は https://UCSManager_IP、IPv6 アドレスの場合は https://UCSManager_IP6 です。 スタンドアロン設定では、UCSManager_IP または UCSManager_IP6 は、ファブリック インターコネクトの管理ポートの IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスをそれぞれ表します。 クラスタ設定では、UCSManager_IP または UCSManager_IP6 は、Cisco UCS Manager に割り当てられた IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスをそれぞれ表します。 |
ステップ 2 | Cisco UCS Manager の起動ページ の [Launch KVM Manager] をクリックします。 |
ステップ 3 | [Security Alert] ダイアログボックスが表示された場合は、[Yes] をクリックしてセキュリティ証明書を受け入れ、続行します。 |
ステップ 4 | [UCS - KVM Launch Manager Login] ページで、次の手順を実行します。 |
ステップ 5 |
KVM Launch Manager の [Service Profiles] テーブルで、次の手順を実行します。
|
Cisco UCS KVM Direct のログイン ページでは、Cisco UCS Manager にログインしなくても、Web ブラウザからサーバに直接アクセスできます。
Cisco UCS KVM Direct のログイン ページを使用して KVM コンソールにアクセスするには、次の情報が必要です。
ステップ 1 | Web ブラウザで、アクセスするサーバの管理 IP アドレスの Web リンクを入力または選択します。 | ||||||||
ステップ 2 | [Security Alert] ダイアログボックスが表示された場合は、[Yes] をクリックしてセキュリティの例外を作成します。 セキュリティの例外は、ブラウザのキャッシュに永続的に保存されます。 | ||||||||
ステップ 3 |
Cisco UCS[KVM Direct] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
|
||||||||
ステップ 4 | [Lauch KVM] をクリックします。 KVM コンソールが起動されます。 |
目次
この章は、次の内容で構成されています。
- KVM コンソール
- サーバからの KVM コンソールの起動
- サービス プロファイルからの KVM コンソールの起動
- KVM Launch Manager からの KVM コンソールの起動
- Cisco UCS KVM Direct Web ページからの KVM コンソールの起動
KVM コンソール
KVM コンソールは、Cisco UCS Manager GUI または KVM の直接接続をエミュレートする KVM Launch Manager からアクセスできるインターフェイスです。 サーバに物理的に接続する必要がある KVM ドングルとは異なり、KVM コンソールを使用すると、ネットワーク上のリモート ロケーションからサーバに接続できます。
KVM コンソールを使用してサーバにアクセスする場合は、サーバまたはサーバに関連付けられているサービス プロファイルのいずれかが CIMC IP アドレスで設定されていることを確認する必要があります。 KVM コンソールは、サーバまたはサービス プロファイルに割り当てられた CIMC IP アドレスを使用して、Cisco UCS ドメイン内の正しいサーバを識別および接続します。
CD、DVD、またはフロッピー ドライブを使用してサーバに直接接続する代わりに、KVM コンソールでは仮想メディアを使用します。仮想メディアは、仮想 CD、DVD、またはフロッピー ドライブにマップされた実際のディスク ドライブまたはディスク イメージ ファイルです。 次に示す任意の仮想ドライブをマップできます。
お使いのコンピュータ上の CD/DVD またはフロッピー ドライブ
コンピュータ上のディスク イメージ ファイル
ネットワーク上の CD/DVD またはフロッピー ドライブ
ネットワーク上のディスク イメージ ファイル
(注)
KVM コンソールを物理サーバから起動すると、システムはサーバがサービス プロファイルに関連付けられているかどうかをチェックします。 サーバが関連する管理 IP アドレスでサービス プロファイルに関連付けられている場合、その管理 IP アドレスを使用して KVM コンソールを起動します。 サービス プロファイルに関連付けられている管理 IP アドレスがない場合、システムは物理サーバを使用して KVM コンソールを起動します。
サーバ OS のインストールでの KVM コンソールの使用に関する推奨事項
仮想 CD/DVD またはフロッピー ドライブから OS をインストールするには、その仮想 CD/DVD またはフロッピー ドライブがサービス プロファイルで最初のブート デバイスとして設定されている必要があります。
KVM コンソールを使用した OS のインストールは、KVM ドングルを使用する場合よりも時間がかかることがあります。これは、ネットワークを介してインストール ファイルをサーバにダウンロードする必要があるためです。 ディスク ドライブまたはディスク イメージ ファイルをネットワーク共有から仮想ドライブにマップする場合は、インストールにさらに時間がかかることがあります。これは、インストール ファイルをネットワークから KVM コンソール(お使いのコンピュータ)にダウンロードした後、KVM コンソールからサーバにダウンロードする必要があるからです。 このインストール方式を使用する場合は、KVM コンソールを搭載したシステムのできる限り近くにインストール メディアを配置することを推奨します。
仮想 KVM コンソール
KVM コンソールは CIMC からアクセス可能なインターフェイスであり、サーバへのキーボード、ビデオ、マウス(KVM)の直接接続をエミュレートします。 これにより、リモート ロケーションからのサーバへの接続とサーバの制御ができるようになり、この KVM セッション中にサーバがアクセスできる仮想ドライブに物理的な場所をマッピングできるようになります。
重要:KVM コンソールには、Java Runtime Environment(JRE)バージョン 1.5.0 以降が必要です。
タブの [View] メニュー
メニュー項目 説明 [Refresh] ボタン
サーバの現在のビデオ出力を使用してコンソール表示を更新します。
[Fit] ボタン
コンソール ウィンドウのサイズを、サーバからのビデオ映像を表示するために必要な最小サイズに変更します。
このオプションは、コンソールが [Windowed] モードの場合にのみ使用できます。
[Video Scaling] ボタン
イメージ全体がコンソール ウィンドウ内に収まるように、ビデオ映像のサイズを調整します。
[Full Screen] ボタン
画面全体に表示されるように KVM コンソールを拡張します。
[Mini Mode] ボタン
ホスト サーバ ディスプレイのサムネイル ビューを表示し、キーボードやマウスに入力を提供しません。
タブの [Macros] メニュー
リモート システムで実行するキーボード ショートカットを選択します。
メニュー項目 説明 [Server Macros] メニュー
Cisco IMC からダウンロードしたサーバ側のマクロがある場合、それを表示します。 サーバ側のマクロがダウンロードされていない場合は、メニュー項目が無効になります。
[Static Macros] メニュー
あらかじめ定義された一連のマクロを表示します。
[User Defined Macros] メニュー
作成済みのユーザ定義のマクロを表示します。
[Manage] ボタン
マクロを作成および管理できる [Configure User Defined Macros] ダイアログボックスを開きます。 システム定義のマクロは削除できません。
タブの [Tools] メニュー
メニュー項目 説明 [Session Options] ボタン
設定に役立つ次のタブがある [Session Options] ダイアログボックスが開きます。
[General] タブ:コンソールが [Windowed] モードのときにすべてのキーストロークをターゲット システムに渡すかどうか。 デフォルトは [No] です。
[Mouse] タブ:ターゲット システムで使用する。 次を指定できます。
[Security] タブ:ユーザの同意なしで認められる安全ではない接続のタイプを確定し、以前に認めた接続をクリアできます。
[Scaling] タブ:コンソールが Windowed モードまたは全画面モードのときに、縦横比を実際に維持するかどうか。 デフォルトは [Windowed] モードです。
[Mini-Mode] タブ:ミニ モードのときの KVM/vMedia クライアントのサイズを確定します。
[Certificate] タブ:現在のセッションで使用中の証明書の詳細が表示され、エクスポートした証明書ファイルの名前とパスを設定できます。
[Single Cursor] ボタン
一部のリモート オペレーティング システムで検出されたマウスの配置に関する問題を解決するシングル カーソル機能をオンにします。 この機能をオンにすると、マウス ポインタがビューア ウィンドウ内でトラップされます。
機能をオフにするには、[Session Options] ダイアログボックスで指定された終了キーを押します。 デフォルトは F12 です。
[Stats] ボタン
次を表示する [Stats] ダイアログボックスが開きます。
KVM セッションの統計情報
フレームレート(フレーム数/秒で測定されます)
帯域幅(KB 数/秒で測定されます)
圧縮(使用される圧縮率で測定されます)
パケットレート(パケット数/秒で測定されます)
vMedia がアクティブな場合、[Stats] ダイアログボックスには次が表示されます。
[Session User List] ボタン
アクティブ KVM セッションを持つすべてのユーザ ID を示す [Session User List] ダイアログボックスが開きます。
[Chat] ボタン
仮想コンソール ビューア内で使用できるチャット インターフェイスを通じて、他の仮想コンソール ユーザとコミュニケーションをします。 どの Cisco UCS サーバでも、チャットはサポートされていません。
(注) チャット ウィンドウは最小化できず、ウィンドウを閉じるとチャット履歴は保存されません。 サーバの電源をオフにしてもチャットは可能です。
タブの [Virtual Media] メニュー
名前 説明 [Create Image]
サーバでローカル フォルダにマップするフォルダのイメージを作成できる [Create Image from Folder] ダイアログボックスが開きます。
システムがイメージを作成すると、IMG ファイルがシステムに保存されます。
Activate Virtual Devices
ローカル コンピュータまたはネットワークからドライブまたはイメージ ファイルを追加できる vMedia セッションをアクティブにします。
(注) 安全ではない接続を許可していない場合は、セッションを認めることが求められます。 セッションを拒否すると、仮想メディア セッションは終了します。
Map CD/DVD
アクセスする CD/DVD を選択し、[Map Device] ボタンをクリックしてそれをホスト サーバのデバイスにマップします。
(注) [Read Only] チェックボックスがオンの場合、仮想メディア デバイスに書き込み機能があっても、サーバはそのメディアに書き込むことができなくなります。
Map Removable Disk
アクセスするリムーバブル ディスクを選択し、[Map Device] ボタンをクリックしてそれをホスト サーバのデバイスにマップします。
(注) [Read Only] チェックボックスがオンの場合、仮想メディア デバイスに書き込み機能があっても、サーバはそのメディアに書き込むことができなくなります。
Map Floppy
アクセスするフロッピーを選択し、[Map Device] ボタンをクリックしてそれをホスト サーバのデバイスにマップします。
(注) [Read Only] チェックボックスがオンの場合、仮想メディア デバイスに書き込み機能があっても、サーバはそのメディアに書き込むことができなくなります。
KVM ダイレクト アクセス
KVM ダイレクト アクセスにより、ユーザの Cisco UCS Manager ドメイン内のブレードおよびラック サーバを管理する管理者は、Web ブラウザを使用してサーバの KVM に直接アクセスすることができます。 この機能により、管理者に彼らが管理するサーバの KVM コンソールへのアクセスを許可する一方で、ファブリック インターコネクトの IP アドレスへのアクセスを制限することができます。
(注)
アウトオブバンド IPv4 管理インターフェイス アドレスのみが KVM ダイレクト アクセスに対しサポートされます。
KVM ダイレクト アクセスは、ユーザが Cisco UCS Manager GUI インターフェイスまたは KVM Launch Manager を使用せずにサーバの管理 IP アドレスに移動できるカスタム アプリケーションもサポートします。
KVM ダイレクト アクセスは、サービス プロファイルを持つサーバに直接割り当てられた、またはサーバに関連付けられた管理 IP アドレスをサーバの管理者に提供することでサポートされます。 サーバ管理者は、ブラウザに IP アドレスを入力し、Cisco UCS KVM Direct ログイン ページに移動します。 ログイン ページで、ユーザはユーザ名とパスワードを入力して認証のドメインを選択します。 Cisco UCS KVM Direct を開始すると、Cisco UCS Manager GUI からサーバにアクセスした場合と同様にサーバのコンソールが表示されます。
KVM ダイレクト アクセスは、認証のため自己署名証明書を使用します。 ユーザがサーバの管理 IP アドレスまたはサービス プロファイルの IP アドレスに初めてアクセスすると、ブラウザのキャッシュに証明書の例外を追加する必要があること警告するダイアログボックスが表示されます。
Cisco UCS KVM ダイレクト アクセスをサポートするデフォルトのコミュニケーション サービスは HTTPS です。 これはディセーブルにできません。 ユーザがアドレスの一部として HTTP を使用してブラウザで管理 IP を入力すると、HTTPS サービスに自動的にリダイレクトされます。
KVM ダイレクト アクセスに対応するには、Cisco UCS Manager の CIMC Web サービスの通信サービスがイネーブルであることを確認してください。
(注)
CIMC Web サービスは、Cisco UCS Manager ではデフォルトでイネーブルとなっています。
サーバからの KVM コンソールの起動
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 ステップ 2 [Equipment] タブで、 を展開します。 ステップ 3 KVM コンソールからアクセスするサーバを選択します。 ステップ 4 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 5 [Actions] 領域で、[KVM Console] の右にある [>>] ボタンをクリックします。 [KVM Console]KVM コンソールが別のウィンドウで開き、サーバに関連付けられている使用可能なアウトオブバンドとインバンドのアドレスのリストが表示されます。
(注) [KVM Console] をクリックし、[>>] ボタンをクリックしない場合、セッションは、最初にインバンドの IPv6、2 番目にインバンドの IPv4、3 番目にアウトオブバンドの IPv4 の優先順序で、サーバ アドレスを使用して起動されます。
ステップ 6 [Select IP Address] リストからアドレスを選択します。 [(Inband)] として表示されるアドレスは、アップリンク ポート経由でサーバにアクセスし、[(Outband)] として表示されるアドレスは、管理インターフェイス ポート経由でサーバにアクセスします。 ステップ 7 [OK] をクリックします。 KVM コンソールは、選択したアドレスを使用して起動されます。
ヒント KVM セッションを開いたときにキーボードの Caps Lock キーがオンになっており、その後に続いて Caps Lock キーをオフにすると、KVM コンソールは Caps Lock キーがオンのときのように動作する場合があります。 KVM コンソールとキーボードを同期させるには、KVM コンソールにフォーカスがない状態で Caps Lock キーを 1 度押し、次に KVM コンソールにフォーカスを置いて Caps Lock キーをもう一度押します。
ステップ 8 同じサーバの別の KVM セッションを起動するには、ステップ 5 ~ 7 を繰り返します。 別の KVM セッションが起動されます。 設定したアドレスの数に応じて、サーバに対して最大 6 セッションを起動できます。
サービス プロファイルからの KVM コンソールの起動
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 KVM コンソールを起動するサービス プロファイルが含まれている組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。
ステップ 4 関連付けられたサーバに KVM アクセスを必要とするサービス プロファイルを選択します。 ステップ 5 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 6 [Actions] 領域で、[KVM Console] の右にある [>>] ボタンをクリックします。 [KVM Console]KVM コンソールが別のウィンドウで開き、サーバに関連付けられている使用可能なアウトオブバンドとインバンドのアドレスのリストが表示されます。
(注) [KVM Console] をクリックし、[>>] ボタンをクリックしない場合、セッションは、最初にインバンドの IPv6、2 番目にインバンドの IPv4、3 番目にアウトオブバンドの IPv4 の優先順序で、サーバ アドレスを使用して起動されます。
ステップ 7 [Select IP Address] リストからアドレスを選択します。 [(Inband)] として表示されるアドレスは、アップリンク ポート経由でサーバにアクセスし、[(Outband)] として表示されるアドレスは、管理インターフェイス ポート経由でサーバにアクセスします。 ステップ 8 [OK] をクリックします。 KVM コンソールは、選択したアドレスを使用して起動されます。
ヒント KVM セッションを開いたときにキーボードの Caps Lock キーがオンになっており、その後に続いて Caps Lock キーをオフにすると、KVM コンソールは Caps Lock キーがオンのときのように動作する場合があります。 KVM コンソールとキーボードを同期させるには、KVM コンソールにフォーカスがない状態で Caps Lock キーを 1 度押し、次に KVM コンソールにフォーカスを置いて Caps Lock キーをもう一度押します。
ステップ 9 同じサーバの別のセッションを起動するには、ステップ 6 ~ 8 を繰り返します。 別の KVM セッションが起動されます。 設定したアドレスの数に応じて、サーバに対して最大 6 セッションを起動できます。
KVM Launch Manager からの KVM コンソールの起動
手順
ステップ 1 Web ブラウザで、Cisco UCS Manager GUI の Web リンクを入力または選択します。
例:HTTP アクセスのデフォルトの Web リンクは、IPv4 アドレスの場合は http://UCSManager_IP、IPv6 アドレスの場合は http://UCSManager_IP6 です。 HTTPS アクセスのデフォルトの Web リンクは、IPv4 アドレスの場合は https://UCSManager_IP、IPv6 アドレスの場合は https://UCSManager_IP6 です。 スタンドアロン設定では、UCSManager_IP または UCSManager_IP6 は、ファブリック インターコネクトの管理ポートの IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスをそれぞれ表します。 クラスタ設定では、UCSManager_IP または UCSManager_IP6 は、Cisco UCS Manager に割り当てられた IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスをそれぞれ表します。
ステップ 2 Cisco UCS Manager の起動ページ の [Launch KVM Manager] をクリックします。 ステップ 3 [Security Alert] ダイアログボックスが表示された場合は、[Yes] をクリックしてセキュリティ証明書を受け入れ、続行します。 ステップ 4 [UCS - KVM Launch Manager Login] ページで、次の手順を実行します。 ステップ 5 KVM Launch Manager の [Service Profiles] テーブルで、次の手順を実行します。
Cisco UCS KVM Direct Web ページからの KVM コンソールの起動
手順
ステップ 1 Web ブラウザで、アクセスするサーバの管理 IP アドレスの Web リンクを入力または選択します。 ステップ 2 [Security Alert] ダイアログボックスが表示された場合は、[Yes] をクリックしてセキュリティの例外を作成します。 セキュリティの例外は、ブラウザのキャッシュに永続的に保存されます。 ステップ 3 Cisco UCS[KVM Direct] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。 ステップ 4 [Lauch KVM] をクリックします。 KVM コンソールが起動されます。