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目次
この章は、次の内容で構成されています。
Cisco UCS ドメイン内のファブリック インターコネクトへの初回アクセス時には、セットアップ ウィザードでシステム設定に必要な次の情報の入力を求められます。
システム設定を既存のバックアップ ファイルから復元するか、セットアップ ウィザードを実行してシステムを手動でセットアップするか、選択できます。 システムを復元する場合は、バックアップ ファイルが、管理ネットワークから到達可能な場所に存在する必要があります。
スタンドアロン設定で単一のファブリック インターコネクトを使用するように、またはクラスタ設定でファブリック インターコネクトの冗長ペアを使用するように、Cisco UCS ドメインを設定できます。
クラスタ設定では、ハイ アベイラビリティが提供されます。 一方のファブリック インターコネクトが使用不可能になっても、もう一方が代わりを務めます。 クラスタ設定をサポートするには、管理ポート(Mgmt0)接続が 1 つだけあれば十分です。しかし、リンクレベルの冗長性を実現するには、両方の Mgmt0 ポートを接続する必要があります。
さらに、クラスタ設定は、冗長 Virtual Interface(VIF)接続のフェールオーバー リカバリ時間をアクティブに向上します。 あるアダプタに 1 つのファブリック インターコネクトへのアクティブ VIF 接続と、第 2 へのスタンバイ VIF 接続が存在する場合、アクティブ VIF の学習済み MAC アドレスは複製されますが、第 2 ファブリック インターコネクトにはインストールされません。 アクティブ VIF に障害が発生した場合、第 2 ファブリック インターコネクトは複製された MAC アドレスをインストールし、Gratuitous ARP メッセージを介してブロードキャストして、ネットワークへの切り替え時間を短縮します。
(注) |
クラスタ設定では、管理プレーンの冗長性しか提供されません。 データの冗長性はユーザ設定に依存するものであり、データの冗長性をサポートするサードパーティ製のツールが必要になる可能性があります。 |
クラスタ設定を使用するには、2 つのファブリック インターコネクトを、イーサネット ケーブルを使用して、L1(L1 から L1)および L2(L2 から L2)ハイ アベイラビリティ ポート間で他のファブリック インターコネクトを挟まずにじかに相互接続する必要があります。 また、パッチ パネルを通じてファブリック インターコネクトをじかに接続することもできます。これにより、2 つのファブリック インターコネクトは、相互のステータスを継続的にモニタし、一方で障害が発生したときにその状況をすばやく把握できます。
クラスタ設定内の両方のファブリック インターコネクトに対して初期セットアップ プロセスを実行する必要があります。 クラスタ設定用に設定する最初のファブリック インターコネクトをイネーブルにする必要があります。 2 番目のファブリック インターコネクトを設定すると、クラスタ内のピア ファブリック インターコネクトとして最初のファブリック インターコネクトを検出します。
詳細については、『Cisco UCS 6100 Series Fabric Interconnect Hardware Installation Guide』 を参照してください。
スタンドアロン設定では、ファブリック インターコネクトの単一の管理ポートに対し IPv4 アドレス、ゲートウェイ、サブネット マスク、または IPv6 アドレス、ゲートウェイ、ネットワーク プレフィックスを 1 つだけ指定する必要があります。 管理ポートの IP アドレスに IPv4 または IPv6 アドレスのいずれかを設定できます。
クラスタ設定では、同一のサブネットには以下の 3 つの IPv4 アドレスを、またはプレフィックスが同じ 3 つの IPv6 アドレスを指定する必要があります。
(注) |
クラスタ設定では、両方のファブリック インターコネクトの管理ポートを同じアドレス タイプ(IPv4 または IPv6)で設定する必要があります。 最初の FI を IPv4 アドレスで設定し、2 番目の FI をIPv6 アドレスで設定しようとすると、その設定は失敗します。 |
ファブリック インターコネクトにおける次の物理接続を確認します。
第 1 のファブリック インターコネクトのコンソール ポートが、コンピュータ端末またはコンソール サーバに物理的に接続されている。
管理イーサネット ポート(mgmt0)が外部のハブ、スイッチ、またはルータに接続されている。
両方のファブリック インターコネクトの L1 ポートが互いに直接接続されている。
両方のファブリック インターコネクトの L2 ポートが互いに直接接続されている。
詳細については、お使いのファブリック インターコネクトに関する『Cisco UCS Hardware Installation Guide』を参照してください。
初期設定で入力する必要がある次の情報を収集します。
システム名。
admin アカウントのパスワード。 Cisco UCS Managerのパスワードのガイドラインに適合する強力なパスワードを選択します。 このパスワードは空にできません。
3 つのスタティック IPv4 または IPv6 アドレス:両方のファブリック インターコネクトの管理ポートに 2 つ(各ファブリック インターコネクトに 1 つずつ)、および Cisco UCS Manager によって使用されるクラスタ IP アドレスに 1 つ。
3 つのスタティック IPv4 アドレスのサブネット マスク、または 3 つのスタティック IPv6 アドレスのネットワーク プレフィックス。
デフォルト ゲートウェイの IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレス。
DNS サーバの IPv4 または IPv6 アドレス(任意)。
システムのドメイン名(任意)。
ステップ 1 | コンソール ポートに接続します。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 2 |
ファブリック インターコネクトの電源を入れます。 ファブリック インターコネクトが起動すると、電源投入時セルフテスト メッセージが表示されます。 |
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ステップ 3 | インストール方式プロンプトに gui と入力します。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 4 |
システムが DHCP サーバにアクセスできない場合は、次の情報を入力するよう求められます。
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ステップ 5 | プロンプトから、Web ブラウザに Web リンクをコピーし、Cisco UCS Manager GUI 起動ページに移動します。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 6 | Cisco UCS Manager GUI 起動ページで [Express Setup] を選択します。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 7 | [Express Setup] ページで [Initial Setup] を選択し、[Submit] をクリックします。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 8 | [Cluster and Fabric Setup] 領域で次の手順を実行します。 | ||||||||||||||||||||||
ステップ 9 |
[System Setup] 領域で、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 10 | [Submit] をクリックします。` セットアップ操作の結果がページに表示されます。 |
次の項目を確認しておく必要があります。
ステップ 1 | コンソール ポートに接続します。 | ||||||
ステップ 2 |
ファブリック インターコネクトの電源を入れます。 ファブリック インターコネクトが起動すると、電源投入時セルフテスト メッセージが表示されます。 |
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ステップ 3 | インストール方式プロンプトに gui と入力します。 | ||||||
ステップ 4 |
システムが DHCP サーバにアクセスできない場合は、次の情報を入力するよう求められます。
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ステップ 5 | プロンプトから、Web ブラウザに Web リンクをコピーし、Cisco UCS Manager GUI 起動ページに移動します。 | ||||||
ステップ 6 | Cisco UCS Manager GUI 起動ページで [Express Setup] を選択します。 | ||||||
ステップ 7 |
[Express Setup] ページで [Initial Setup] を選択し、[Submit] をクリックします。 ファブリック インターコネクトは、第 1 ファブリック インターコネクトの設定情報を検出します。 |
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ステップ 8 | [Cluster and Fabric Setup] 領域で次の手順を実行します。 | ||||||
ステップ 9 | [System Setup] 領域の [Admin Password of Master] フィールドに、Admin アカウントのパスワードを入力します。 [Manager Initial Setup] 領域が表示されます。 | ||||||
ステップ 10 |
[Manager Initial Setup] 領域に表示されるフィールドは、最初のファブリック インターコネクトを IPv4 または IPv6 の管理アドレスで設定したかどうかにより異なります。 次のように、設定に適したフィールドに入力します。
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ステップ 11 |
[Submit] をクリックします。 セットアップ操作の結果がページに表示されます。 |
すべてのファブリック インターコネクトでは、OOB IPv4 アドレス、ネットワーク マスク、およびゲートウェイが必要です。 この手順では、スタティック IPv6 アドレスで設定されたファブリック インターコネクトに OOB IPv4 アドレスを設定する方法について説明します。
ファブリック インターコネクトに割り当てるアウトオブバンド(OOB)IPv4 アドレスを収集します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 | UCS-A # scope fabric interconnect a | ファブリック A のファブリック コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A/fabric-interconnect # set out-of-band ip ip-addr netmask ip-addrgw ip-addr | OOB IPv4 アドレス、ネットワーク マスク、およびゲートウェイ アドレスを設定します。 システムは変更がコミットされると、コンソール セッションの変更が切断される可能性を警告します。 |
ステップ 3 | UCS-A/fabric-interconnect # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、ファブリック インターコネクト A の OOB IPv4 アドレスを設定する例を示します。
UCS-A# scope fabric-interconnect a UCS-A /fabric-interconnect # set out-of-band ip 10.105.214.107 netmask 255.255.255.0 gw 10.105.214.1 Warning: When committed, this change may disconnect the current CLI session UCS-A /fabric-interconnect* # commit-buffer
1 つのスタンドアロン ファブリック インターコネクトを使用する既存の Cisco UCS ドメインに、2 番目のファブリック インターコネクトを追加できます。 これを行うには、クラスタの仮想 IP または IPv6 アドレスを使用して設定することで、スタンドアロン ファブリック インターコネクトのクラスタ動作をイネーブルにし、その後、クラスタに 2 番目のファブリック インターコネクトを追加します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 | UCS-A# connect local-mgmt | ローカル管理モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A(local-mgmt) # enable cluster {virtual-ip-addr|virtual-ip6-addr} | 指定の IPv4 または IPv6 アドレスを持つスタンドアロン ファブリック インターコネクトでクラスタ動作をイネーブルにします。 このコマンドを入力すると、クラスタ動作をイネーブルにすることを確認するプロンプトが表示されます。 確認のために yes と入力します。 IP アドレスは、クラスタに追加するファブリック インターコネクトに割り当てられた IP アドレスではなく、クラスタ設定用の仮想 IPv4 または IPv6 アドレスである必要があります。 |
次に、仮想 IPv4 アドレス 192.168.1.101 を使用して、スタンドアロン ファブリック インターコネクトのクラスタ動作をイネーブルにする例を示します。
UCS-A# connect local-mgmt UCS-A(local-mgmt)# enable cluster 192.168.1.101 This command will enable cluster mode on this setup. You cannot change it back to stand-alone. Also, any GUI or KVM sessions may be terminated. Are you sure you want to continue? (yes/no): yes UCS-A(local-mgmt)#
次に、仮想 IPv6 アドレス 192.168.1.101 を使用して、スタンドアロン ファブリック インターコネクトのクラスタ動作をイネーブルにする例を示します。
UCS-A# connect local-mgmt UCS-A(local-mgmt)# enable cluster ipv6 2001::109 This command will enable IPv6 cluster mode on this setup. You cannot change it back to stand-alone. Also, any GUI or KVM sessions may be terminated. Are you sure you want to continue? (yes/no): yes UCS-A(local-mgmt)#
クラスタに第 2 のファブリック インターコネクトを追加します。
イーサネット スイッチング モードにより、サーバとネットワークの間のスイッチング装置としてファブリック インターコネクトがどのように動作するかが決定されます。 ファブリック インターコネクトは、次のイーサネット スイッチング モードのいずれかで動作します。
エンドホスト モードでは、ファブリック インターコネクトが、vNIC を介して接続されているすべてのサーバ(ホスト)に代わって、ネットワークに対するエンド ホストとして動作できます。 この動作は、vNIC をアップリンク ポートにピン接続することにより実現されます(動的なピン接続または固定のピン接続のいずれか)。これにより、ネットワークに対して冗長性が提供され、これらのアップリンク ポートはファブリックの残りの部分に対してサーバ ポートとなります。 エンドホスト モードの場合、ファブリック インターコネクトでスパニングツリー プロトコル(STP)は実行されません。しかし、ループは、アップリンク ポートがトラフィックを相互に転送するのを拒否すること、および同時に複数のアップリンク ポート上に存在する出力サーバ トラフィックを拒否することにより回避されます。 エンドホスト モードは、デフォルトのイーサネット スイッチング モードであり、次のいずれかがアップストリームで使用される場合に使用する必要があります。
(注) |
エンドホスト モードを有効にした場合、vNIC がアップリンク ポートに固定ピン接続されていて、このアップリンク ポートがダウンすると、システムはその vNIC をピン接続し直すことはできず、その vNIC はダウンしたままになります。 |
スイッチ モードは従来のイーサネット スイッチング モードです。 ループを回避するためにファブリック インターコネクトで STP が実行され、ブロードキャスト パケットとマルチキャスト パケットは従来の方法で処理されます。 スイッチ モードは、デフォルトのイーサネット スイッチング モードではありません。ファブリック インターコネクトをルータに直接接続する場合、または次のいずれかがアップストリームで使用される場合に限り使用する必要があります。
(注) |
どちらのイーサネット スイッチング モードの場合でも、サーバ アレイ内のすべてのサーバ間ユニキャスト トラフィックは、ファブリック インターコネクトを介してだけ送信され、アップリンク ポートを介して送信されることはありません。vNIC がアップリンク ポートに固定ピン接続されていたとしても同様です。 サーバ間のマルチキャスト トラフィックとブロードキャスト トラフィックは、同じ VLAN 内のすべてのアップリンク ポートを介して送信されます。 |
イーサネット スイッチング モードを変更すると、Cisco UCS Manager により自動的にログアウトとファブリック インターコネクトの再起動が実行されます。 クラスタ設定では、Cisco UCS Manager により両方のファブリック インターコネクトが再起動されます。 2 つめのファブリック インターコネクトでイーサネット スイッチング モードの変更が完了し、システムで使用できるようになるまで数分間かかります。 設定は保持されます。
ファブリック インターコネクトがリブートされるときに、すべてのブレード サーバがすべての LAN および SAN 接続を失い、そのためにブレード上のすべてのサーバが完全に停止します。 これにより、オペレーティング システムがクラッシュする場合があります。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Equipment] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 4 |
[General] タブの [Actions] 領域で、次のリンクのいずれかをクリックします。
現在のモードのリンクはグレー表示されます。 |
ステップ 5 |
ダイアログボックスで、[Yes] をクリックします。 Cisco UCS Manager はファブリック インターコネクトを再起動し、ユーザをログアウトし、Cisco UCS Manager GUI との接続を解除します。 |
ファイバ チャネル スイッチング モードは、サーバとストレージ デバイス間のスイッチング装置としてファブリック インターコネクトがどのように動作するかを決定します。 ファブリック インターコネクトは、次のファイバ チャネル スイッチング モードのいずれかで動作します。
エンドホストを使用すると、ファブリック インターコネクトは、仮想ホスト バス アダプタ(vHBA)を介して接続されているすべてのサーバ(ホスト)に代わって、接続されているファイバ チャネル ネットワークに対するエンド ホストとして動作することができます。 この動作は、vHBA をファイバ チャネル ポート アダプタにピン接続することにより実現されます(動的なピン接続または固定のピン接続のいずれか)。これにより、ファイバ チャネル ポートはファブリックの残りの部分に対してサーバ ポート(N ポート)となります。 エンドホスト モードの場合、ファブリック インターコネクトは、アップリンク ポートがトラフィックを相互に転送するのを拒否することでループを回避します。
エンドホスト モードは、NPV モードと同義です。 このモードは、デフォルトのファイバ チャネル スイッチング モードです。
(注) |
エンドホスト モードを有効にした場合、vHBA がアップリンク ファイバ チャネル ポートに固定ピン接続されていて、このアップリンク ポートがダウンすると、システムはその vHBA をピン接続し直すことはできず、その vHBA はダウンしたままになります。 |
スイッチ モードは従来のファイバ チャネル スイッチング モードです。 スイッチ モードを使用して、ファブリック インターコネクトをストレージ デバイスに直接接続することができます。 ファイバ チャネル スイッチ モードの有効化は、SAN が存在しない(たとえば、ストレージに直接接続された 1 つの Cisco UCS ドメイン)ポッド モデル、または SAN が存在する(アップストリーム MDS を使用)ポッド モデルで役に立ちます。
スイッチ モードはデフォルトのファイバ チャネル スイッチング モードではありません。
(注) |
ファイバ チャネル スイッチ モードでは、SAN ピン グループは不適切です。 既存の SAN ピン グループはすべて無視されます。 |
ファイバ チャネル スイッチング モードを変更すると、Cisco UCS Manager により自動的にログアウトとファブリック インターコネクトの再起動が実行されます。 クラスタ設定では、Cisco UCS Manager が両方のファブリック インターコネクトを同時に再起動します。 2 つめのファブリック インターコネクトがファイバ チャネル スイッチング モードに変更され、システムが使用できるようになるまでには数分間かかります。
(注) |
ファイバ チャネル スイッチング モードが変更されると、両方の UCS ファブリック インターコネクトが同時にリロードされます。 ファブリック インターコネクトをリロードすると、約 10 ~ 15 分間のダウンタイムがシステム全体で発生します。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Equipment] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 4 |
[General] タブの [Actions] 領域で、次のリンクのいずれかをクリックします。
現在のモードのリンクはグレー表示されます。 |
ステップ 5 |
ダイアログボックスで、[Yes] をクリックします。 Cisco UCS Manager はファブリック インターコネクトを再起動し、ユーザをログアウトし、Cisco UCS Manager GUI との接続を解除します。 |
(注) |
Cisco UCS ドメインのサブネットまたはネットワーク プレフィクスを変更するには、すべてのサブネットまたはプレフィクス、Cisco UCS Manager へのアクセスに使用される仮想 IPv4 または IPv6 アドレス、および両方のファブリック インターコネクトの IPv4 または IPv6 アドレスを同時に変更する必要があります。 両方のファブリック インターコネクトでは、IPv4 または IPv6 のいずれかの、同じ管理アドレス タイプを維持する必要があります。 Fabric B の管理アドレス タイプを変更せずに、Fabric A の管理アドレス タイプは変更できません。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。 | ||||||||||||||||||
ステップ 2 | [Admin] タブで [ALL] をクリックします。 | ||||||||||||||||||
ステップ 3 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 | ||||||||||||||||||
ステップ 4 | [Actions] 領域で [Management Interfaces] をクリックして、[Management Interfaces] ダイアログボックスを開きます。 | ||||||||||||||||||
ステップ 5 |
[Management Interfaces] ダイアログボックスで、次の 1 つ以上のフィールドの値を変更します。
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ステップ 6 | Cisco UCS Manager にアクセスする際に使用する仮想 IP アドレスのみを変更するには、[Virtual IP] 領域の [IPv4 Address] フィールドまたは [IPv6 Address] フィールドに、目的の IP アドレスを入力します。 | ||||||||||||||||||
ステップ 7 | Cisco UCS ドメインに割り当てられた名前のみを変更するには、[Virtual IP] 領域の [Name] フィールドに、必要な名前を入力します。 | ||||||||||||||||||
ステップ 8 |
サブネットと IPv4 アドレス、またはネットワーク プレフィクスと IPv6 アドレス、およびファブリック インターコネクトに割り当てられたデフォルト ゲートウェイを変更するには、次のフィールドを更新します。
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ステップ 9 | [OK] をクリックします。 | ||||||||||||||||||
ステップ 10 | Cisco UCS Manager GUI からログアウトし、再びログインして変更を確認します。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Equipment] タブで、[Equipment] [Fabric Interconnects] を展開します。 |
ステップ 3 | ロールを識別するファブリック インターコネクトをクリックします。 |
ステップ 4 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [General] タブで、[High Availability Details] バーの下矢印をクリックしてこの領域を展開します。 |
ステップ 6 | [Leadership] フィールドを表示して、このファブリック インターコネクトがプライマリ ファブリック インターコネクトか、従属ファブリック インターコネクトかを決定します。 |
目次
- ファブリック インターコネクトの設定
- 初期システム セットアップ
- セットアップ モード
- システム設定タイプ
- 管理ポートの IP アドレス
- スタンドアロン設定用の初期システム セットアップの実行
- クラスタ設定の初期システム セットアップ
- 第 1 ファブリック インターコネクトでの初期システム セットアップの実行
- 第 2 ファブリック インターコネクトでの初期システム セットアップの実行
- ファブリック インターコネクトへのアウトオブバンド IPv4 アドレスの追加
- スタンドアロン ファブリック インターコネクトに対するクラスタ設定のイネーブル化
- イーサネット スイッチング モード
- イーサネット スイッチング モードの設定
- ファイバ チャネル スイッチング モード
- ファイバ チャネル スイッチング モードの設定
- ファブリック インターコネクトのプロパティの変更
- ファブリック インターコネクトのリーダーシップ ロールの決定
この章は、次の内容で構成されています。
- 初期システム セットアップ
- スタンドアロン設定用の初期システム セットアップの実行
- クラスタ設定の初期システム セットアップ
- スタンドアロン ファブリック インターコネクトに対するクラスタ設定のイネーブル化
- イーサネット スイッチング モード
- イーサネット スイッチング モードの設定
- ファイバ チャネル スイッチング モード
- ファイバ チャネル スイッチング モードの設定
- ファブリック インターコネクトのプロパティの変更
- ファブリック インターコネクトのリーダーシップ ロールの決定
初期システム セットアップ
セットアップ モード
システム設定を既存のバックアップ ファイルから復元するか、セットアップ ウィザードを実行してシステムを手動でセットアップするか、選択できます。 システムを復元する場合は、バックアップ ファイルが、管理ネットワークから到達可能な場所に存在する必要があります。
システム設定タイプ
スタンドアロン設定で単一のファブリック インターコネクトを使用するように、またはクラスタ設定でファブリック インターコネクトの冗長ペアを使用するように、Cisco UCS ドメインを設定できます。
クラスタ設定では、ハイ アベイラビリティが提供されます。 一方のファブリック インターコネクトが使用不可能になっても、もう一方が代わりを務めます。 クラスタ設定をサポートするには、管理ポート(Mgmt0)接続が 1 つだけあれば十分です。しかし、リンクレベルの冗長性を実現するには、両方の Mgmt0 ポートを接続する必要があります。
さらに、クラスタ設定は、冗長 Virtual Interface(VIF)接続のフェールオーバー リカバリ時間をアクティブに向上します。 あるアダプタに 1 つのファブリック インターコネクトへのアクティブ VIF 接続と、第 2 へのスタンバイ VIF 接続が存在する場合、アクティブ VIF の学習済み MAC アドレスは複製されますが、第 2 ファブリック インターコネクトにはインストールされません。 アクティブ VIF に障害が発生した場合、第 2 ファブリック インターコネクトは複製された MAC アドレスをインストールし、Gratuitous ARP メッセージを介してブロードキャストして、ネットワークへの切り替え時間を短縮します。
(注)
クラスタ設定では、管理プレーンの冗長性しか提供されません。 データの冗長性はユーザ設定に依存するものであり、データの冗長性をサポートするサードパーティ製のツールが必要になる可能性があります。
クラスタ設定を使用するには、2 つのファブリック インターコネクトを、イーサネット ケーブルを使用して、L1(L1 から L1)および L2(L2 から L2)ハイ アベイラビリティ ポート間で他のファブリック インターコネクトを挟まずにじかに相互接続する必要があります。 また、パッチ パネルを通じてファブリック インターコネクトをじかに接続することもできます。これにより、2 つのファブリック インターコネクトは、相互のステータスを継続的にモニタし、一方で障害が発生したときにその状況をすばやく把握できます。
クラスタ設定内の両方のファブリック インターコネクトに対して初期セットアップ プロセスを実行する必要があります。 クラスタ設定用に設定する最初のファブリック インターコネクトをイネーブルにする必要があります。 2 番目のファブリック インターコネクトを設定すると、クラスタ内のピア ファブリック インターコネクトとして最初のファブリック インターコネクトを検出します。
詳細については、『Cisco UCS 6100 Series Fabric Interconnect Hardware Installation Guide』 を参照してください。
管理ポートの IP アドレス
スタンドアロン設定では、ファブリック インターコネクトの単一の管理ポートに対し IPv4 アドレス、ゲートウェイ、サブネット マスク、または IPv6 アドレス、ゲートウェイ、ネットワーク プレフィックスを 1 つだけ指定する必要があります。 管理ポートの IP アドレスに IPv4 または IPv6 アドレスのいずれかを設定できます。
クラスタ設定では、同一のサブネットには以下の 3 つの IPv4 アドレスを、またはプレフィックスが同じ 3 つの IPv6 アドレスを指定する必要があります。
(注)
クラスタ設定では、両方のファブリック インターコネクトの管理ポートを同じアドレス タイプ(IPv4 または IPv6)で設定する必要があります。 最初の FI を IPv4 アドレスで設定し、2 番目の FI をIPv6 アドレスで設定しようとすると、その設定は失敗します。スタンドアロン設定用の初期システム セットアップの実行
はじめる前に手順
ステップ 1 コンソール ポートに接続します。 ステップ 2 ファブリック インターコネクトの電源を入れます。 ファブリック インターコネクトが起動すると、電源投入時セルフテスト メッセージが表示されます。
ステップ 3 インストール方式プロンプトに gui と入力します。 ステップ 4 システムが DHCP サーバにアクセスできない場合は、次の情報を入力するよう求められます。
ファブリック インターコネクトの管理ポートの IPv4 または IPv6 アドレス
ファブリック インターコネクトの管理ポートの IPv4 サブネット マスクまたは IPv6 プレフィクス
ファブリック インターコネクトに割り当てられたデフォルト ゲートウェイの IPv4 または IPv6 アドレス
(注) Cisco UCS Manager は、IPv6 DHCP サーバまたは IPv6 ルータ アドバタイズメントからの自動設定をサポートしていません。
ステップ 5 プロンプトから、サポートされる Web ブラウザに Web リンクをコピーし、Cisco UCS Manager GUI 起動ページに移動します。 ステップ 6 Cisco UCS Manager GUI 起動ページで [Express Setup] を選択します。 ステップ 7 [Express Setup] ページで [Initial Setup] を選択し、[Submit] をクリックします。 ステップ 8 [Cluster and Fabric Setup] 領域で、[Standalone Mode] オプション を選択します。 ステップ 9 [System Setup] 領域で、次のフィールドに値を入力します。
フィールド
説明
[System Name] フィールド
Cisco UCS ドメインに割り当てられている名前。
スタンドアロン設定では、システム名に「-A」が追加されます。 クラスタ設定では、ファブリック A に割り当てられたファブリック インターコネクトに「-A」が、ファブリック B に割り当てられたファブリック インターコネクトに「-B」が追加されます。
[Admin Password] フィールド
ファブリック インターコネクト上の Admin アカウントに使用されるパスワード。
Cisco UCS Manager のパスワードのガイドラインに適合する強力なパスワードを選択します。 このパスワードは空にできません。
[Confirm Admin Password] フィールド
ファブリック インターコネクト上の Admin アカウントに使用されるパスワード。
[Mgmt IP Address] フィールド
ファブリック インターコネクトの管理ポートのスタティック IPv4 または IPv6 アドレス。
[Mgmt IP Netmask] フィールドまたは [Mgmt IP Prefix] フィールド ファブリック インターコネクトの管理ポートの IPv4 サブネット マスクまたは IPv6 プレフィクス
(注) システムは、[Mgmt IP Address] フィールドに入力したアドレス タイプに基づき、[Mgmt IP Netmask] または [Mgmt IP Prefix] に入力を求めます。
[Default Gateway] フィールド
ファブリック インターコネクト上の管理ポートに割り当てられるデフォルト ゲートウェイの IPv4 または IPv6 アドレス。
(注) システムは、[Mgmt IP Address] フィールドに入力したアドレス タイプに基づき、[Default Gateway] アドレス タイプに入力を求めます。
[DNS Server IP] フィールド
ファブリック インターコネクトに割り当てられた DNS サーバの IPv4 または IPv6 アドレス
[Domain Name] フィールド
ファブリック インターコネクトが存在するドメインの名前。
ステップ 10 [Submit] をクリックします。 セットアップ操作の結果がページに表示されます。
第 1 ファブリック インターコネクトでの初期システム セットアップの実行
はじめる前に手順
ファブリック インターコネクトにおける次の物理接続を確認します。
第 1 のファブリック インターコネクトのコンソール ポートが、コンピュータ端末またはコンソール サーバに物理的に接続されている。
管理イーサネット ポート(mgmt0)が外部のハブ、スイッチ、またはルータに接続されている。
両方のファブリック インターコネクトの L1 ポートが互いに直接接続されている。
両方のファブリック インターコネクトの L2 ポートが互いに直接接続されている。
詳細については、お使いのファブリック インターコネクトに関する『Cisco UCS Hardware Installation Guide』を参照してください。
初期設定で入力する必要がある次の情報を収集します。
システム名。
admin アカウントのパスワード。 Cisco UCS Managerのパスワードのガイドラインに適合する強力なパスワードを選択します。 このパスワードは空にできません。
3 つのスタティック IPv4 または IPv6 アドレス:両方のファブリック インターコネクトの管理ポートに 2 つ(各ファブリック インターコネクトに 1 つずつ)、および Cisco UCS Manager によって使用されるクラスタ IP アドレスに 1 つ。
3 つのスタティック IPv4 アドレスのサブネット マスク、または 3 つのスタティック IPv6 アドレスのネットワーク プレフィックス。
デフォルト ゲートウェイの IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレス。
DNS サーバの IPv4 または IPv6 アドレス(任意)。
システムのドメイン名(任意)。
ステップ 1 コンソール ポートに接続します。 ステップ 2 ファブリック インターコネクトの電源を入れます。 ファブリック インターコネクトが起動すると、電源投入時セルフテスト メッセージが表示されます。
ステップ 3 インストール方式プロンプトに gui と入力します。 ステップ 4 システムが DHCP サーバにアクセスできない場合は、次の情報を入力するよう求められます。
ファブリック インターコネクトの管理ポートの IPv4 または IPv6 アドレス
ファブリック インターコネクトの管理ポートの IPv4 サブネット マスクまたは IPv6 プレフィクス
ファブリック インターコネクトに割り当てられたデフォルト ゲートウェイの IPv4 または IPv6 アドレス
(注) クラスタ設定では、セットアップ中に、両方のファブリック インターコネクトに同じ管理インターフェイスのアドレス タイプを割り当てる必要があります。
ステップ 5 プロンプトから、Web ブラウザに Web リンクをコピーし、Cisco UCS Manager GUI 起動ページに移動します。 ステップ 6 Cisco UCS Manager GUI 起動ページで [Express Setup] を選択します。 ステップ 7 [Express Setup] ページで [Initial Setup] を選択し、[Submit] をクリックします。 ステップ 8 [Cluster and Fabric Setup] 領域で次の手順を実行します。 ステップ 9 [System Setup] 領域で、次のフィールドに値を入力します。
フィールド
説明
[System Name] フィールド
Cisco UCS ドメインに割り当てられている名前。
スタンドアロン設定では、システム名に「-A」が追加されます。 クラスタ設定では、ファブリック A に割り当てられたファブリック インターコネクトに「-A」が、ファブリック B に割り当てられたファブリック インターコネクトに「-B」が追加されます。
[Admin Password] フィールド
ファブリック インターコネクト上の Admin アカウントに使用されるパスワード。
Cisco UCS Manager のパスワードのガイドラインに適合する強力なパスワードを選択します。 このパスワードは空にできません。
[Confirm Admin Password] フィールド
ファブリック インターコネクト上の Admin アカウントに使用されるパスワード。
[Mgmt IP Address] フィールド
ファブリック インターコネクトの管理ポートのスタティック IPv4 または IPv6 アドレス。
[Mgmt IP Netmask] フィールドまたは [Mgmt IP Prefix] フィールド ファブリック インターコネクトの管理ポートの IPv4 サブネット マスクまたは IPv6 プレフィクス
(注) システムは、[Mgmt IP Address] フィールドに入力したアドレス タイプに基づき、[Mgmt IP Netmask] または [Mgmt IP Prefix] に入力を求めます。
[Default Gateway] フィールド
ファブリック インターコネクト上の管理ポートに割り当てられるデフォルト ゲートウェイの IPv4 または IPv6 アドレス。
(注) システムは、[Mgmt IP Address] フィールドに入力したアドレス タイプに基づき、[Default Gateway] アドレス タイプに入力を求めます。
[DNS Server IP] フィールド
ファブリック インターコネクトに割り当てられた DNS サーバの IPv4 または IPv6 アドレス
[Domain Name] フィールド
ファブリック インターコネクトが存在するドメインの名前。
ステップ 10 [Submit] をクリックします。` セットアップ操作の結果がページに表示されます。
第 2 ファブリック インターコネクトでの初期システム セットアップの実行
手順
ステップ 1 コンソール ポートに接続します。 ステップ 2 ファブリック インターコネクトの電源を入れます。 ファブリック インターコネクトが起動すると、電源投入時セルフテスト メッセージが表示されます。
ステップ 3 インストール方式プロンプトに gui と入力します。 ステップ 4 システムが DHCP サーバにアクセスできない場合は、次の情報を入力するよう求められます。
ファブリック インターコネクトの管理ポートの IPv4 または IPv6 アドレス
ファブリック インターコネクトの管理ポートの IPv4 サブネット マスクまたは IPv6 プレフィクス
ファブリック インターコネクトに割り当てられたデフォルト ゲートウェイの IPv4 または IPv6 アドレス
(注) クラスタ設定では、セットアップ中に、両方のファブリック インターコネクトに同じ管理インターフェイスのアドレス タイプを割り当てる必要があります。
ステップ 5 プロンプトから、Web ブラウザに Web リンクをコピーし、Cisco UCS Manager GUI 起動ページに移動します。 ステップ 6 Cisco UCS Manager GUI 起動ページで [Express Setup] を選択します。 ステップ 7 [Express Setup] ページで [Initial Setup] を選択し、[Submit] をクリックします。 ファブリック インターコネクトは、第 1 ファブリック インターコネクトの設定情報を検出します。
ステップ 8 [Cluster and Fabric Setup] 領域で次の手順を実行します。 ステップ 9 [System Setup] 領域の [Admin Password of Master] フィールドに、Admin アカウントのパスワードを入力します。 [Manager Initial Setup] 領域が表示されます。 ステップ 10 [Manager Initial Setup] 領域に表示されるフィールドは、最初のファブリック インターコネクトを IPv4 または IPv6 の管理アドレスで設定したかどうかにより異なります。 次のように、設定に適したフィールドに入力します。
フィールド
説明
[Peer FI is IPv4 Cluster enabled. Please Provide Local Fabric Interconnect Mgmt0 IPv4 Address] フィールド
ローカル ファブリック インターコネクトでの Mgmt0 インターフェイスの IPv4 アドレスを入力します。
[Peer FI is IPv6 Cluster Enabled. Please Provide Local Fabric Interconnect Mgmt0 IPv6 Address] フィールド
ローカル ファブリック インターコネクトでの Mgmt0 インターフェイスの IPv6 アドレスを入力します。
ステップ 11 [Submit] をクリックします。 セットアップ操作の結果がページに表示されます。
ファブリック インターコネクトへのアウトオブバンド IPv4 アドレスの追加
手順すべてのファブリック インターコネクトでは、OOB IPv4 アドレス、ネットワーク マスク、およびゲートウェイが必要です。 この手順では、スタティック IPv6 アドレスで設定されたファブリック インターコネクトに OOB IPv4 アドレスを設定する方法について説明します。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A # scope fabric interconnect a ファブリック A のファブリック コンフィギュレーション モードを開始します。
ステップ 2 UCS-A/fabric-interconnect # set out-of-band ip ip-addr netmask ip-addrgw ip-addr OOB IPv4 アドレス、ネットワーク マスク、およびゲートウェイ アドレスを設定します。
システムは変更がコミットされると、コンソール セッションの変更が切断される可能性を警告します。ステップ 3 UCS-A/fabric-interconnect # commit-buffer トランザクションをシステムの設定にコミットします。
次に、ファブリック インターコネクト A の OOB IPv4 アドレスを設定する例を示します。
UCS-A# scope fabric-interconnect a UCS-A /fabric-interconnect # set out-of-band ip 10.105.214.107 netmask 255.255.255.0 gw 10.105.214.1 Warning: When committed, this change may disconnect the current CLI session UCS-A /fabric-interconnect* # commit-bufferスタンドアロン ファブリック インターコネクトに対するクラスタ設定のイネーブル化
手順1 つのスタンドアロン ファブリック インターコネクトを使用する既存の Cisco UCS ドメインに、2 番目のファブリック インターコネクトを追加できます。 これを行うには、クラスタの仮想 IP または IPv6 アドレスを使用して設定することで、スタンドアロン ファブリック インターコネクトのクラスタ動作をイネーブルにし、その後、クラスタに 2 番目のファブリック インターコネクトを追加します。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# connect local-mgmt ローカル管理モードを開始します。
ステップ 2 UCS-A(local-mgmt) # enable cluster {virtual-ip-addr|virtual-ip6-addr} 指定の IPv4 または IPv6 アドレスを持つスタンドアロン ファブリック インターコネクトでクラスタ動作をイネーブルにします。 このコマンドを入力すると、クラスタ動作をイネーブルにすることを確認するプロンプトが表示されます。 確認のために yes と入力します。
IP アドレスは、クラスタに追加するファブリック インターコネクトに割り当てられた IP アドレスではなく、クラスタ設定用の仮想 IPv4 または IPv6 アドレスである必要があります。
次の作業次に、仮想 IPv4 アドレス 192.168.1.101 を使用して、スタンドアロン ファブリック インターコネクトのクラスタ動作をイネーブルにする例を示します。
UCS-A# connect local-mgmt UCS-A(local-mgmt)# enable cluster 192.168.1.101 This command will enable cluster mode on this setup. You cannot change it back to stand-alone. Also, any GUI or KVM sessions may be terminated. Are you sure you want to continue? (yes/no): yes UCS-A(local-mgmt)#次に、仮想 IPv6 アドレス 192.168.1.101 を使用して、スタンドアロン ファブリック インターコネクトのクラスタ動作をイネーブルにする例を示します。
UCS-A# connect local-mgmt UCS-A(local-mgmt)# enable cluster ipv6 2001::109 This command will enable IPv6 cluster mode on this setup. You cannot change it back to stand-alone. Also, any GUI or KVM sessions may be terminated. Are you sure you want to continue? (yes/no): yes UCS-A(local-mgmt)#
クラスタに第 2 のファブリック インターコネクトを追加します。
イーサネット スイッチング モード
イーサネット スイッチング モードにより、サーバとネットワークの間のスイッチング装置としてファブリック インターコネクトがどのように動作するかが決定されます。 ファブリック インターコネクトは、次のイーサネット スイッチング モードのいずれかで動作します。
エンドホスト モード
エンドホスト モードでは、ファブリック インターコネクトが、vNIC を介して接続されているすべてのサーバ(ホスト)に代わって、ネットワークに対するエンド ホストとして動作できます。 この動作は、vNIC をアップリンク ポートにピン接続することにより実現されます(動的なピン接続または固定のピン接続のいずれか)。これにより、ネットワークに対して冗長性が提供され、これらのアップリンク ポートはファブリックの残りの部分に対してサーバ ポートとなります。 エンドホスト モードの場合、ファブリック インターコネクトでスパニングツリー プロトコル(STP)は実行されません。しかし、ループは、アップリンク ポートがトラフィックを相互に転送するのを拒否すること、および同時に複数のアップリンク ポート上に存在する出力サーバ トラフィックを拒否することにより回避されます。 エンドホスト モードは、デフォルトのイーサネット スイッチング モードであり、次のいずれかがアップストリームで使用される場合に使用する必要があります。
(注)
エンドホスト モードを有効にした場合、vNIC がアップリンク ポートに固定ピン接続されていて、このアップリンク ポートがダウンすると、システムはその vNIC をピン接続し直すことはできず、その vNIC はダウンしたままになります。イーサネット スイッチング モードの設定
手順重要:イーサネット スイッチング モードを変更すると、Cisco UCS Manager により自動的にログアウトとファブリック インターコネクトの再起動が実行されます。 クラスタ設定では、Cisco UCS Manager により両方のファブリック インターコネクトが再起動されます。 2 つめのファブリック インターコネクトでイーサネット スイッチング モードの変更が完了し、システムで使用できるようになるまで数分間かかります。 設定は保持されます。
ファブリック インターコネクトがリブートされるときに、すべてのブレード サーバがすべての LAN および SAN 接続を失い、そのためにブレード上のすべてのサーバが完全に停止します。 これにより、オペレーティング システムがクラッシュする場合があります。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 ステップ 2 [Equipment] タブで、 を展開します。 ステップ 3 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 4 [General] タブの [Actions] 領域で、次のリンクのいずれかをクリックします。 現在のモードのリンクはグレー表示されます。
ステップ 5 ダイアログボックスで、[Yes] をクリックします。 Cisco UCS Manager はファブリック インターコネクトを再起動し、ユーザをログアウトし、Cisco UCS Manager GUI との接続を解除します。
ファイバ チャネル スイッチング モード
ファイバ チャネル スイッチング モードは、サーバとストレージ デバイス間のスイッチング装置としてファブリック インターコネクトがどのように動作するかを決定します。 ファブリック インターコネクトは、次のファイバ チャネル スイッチング モードのいずれかで動作します。
エンドホスト モード
エンドホストを使用すると、ファブリック インターコネクトは、仮想ホスト バス アダプタ(vHBA)を介して接続されているすべてのサーバ(ホスト)に代わって、接続されているファイバ チャネル ネットワークに対するエンド ホストとして動作することができます。 この動作は、vHBA をファイバ チャネル ポート アダプタにピン接続することにより実現されます(動的なピン接続または固定のピン接続のいずれか)。これにより、ファイバ チャネル ポートはファブリックの残りの部分に対してサーバ ポート(N ポート)となります。 エンドホスト モードの場合、ファブリック インターコネクトは、アップリンク ポートがトラフィックを相互に転送するのを拒否することでループを回避します。
エンドホスト モードは、NPV モードと同義です。 このモードは、デフォルトのファイバ チャネル スイッチング モードです。
(注)
エンドホスト モードを有効にした場合、vHBA がアップリンク ファイバ チャネル ポートに固定ピン接続されていて、このアップリンク ポートがダウンすると、システムはその vHBA をピン接続し直すことはできず、その vHBA はダウンしたままになります。
スイッチ モード
スイッチ モードは従来のファイバ チャネル スイッチング モードです。 スイッチ モードを使用して、ファブリック インターコネクトをストレージ デバイスに直接接続することができます。 ファイバ チャネル スイッチ モードの有効化は、SAN が存在しない(たとえば、ストレージに直接接続された 1 つの Cisco UCS ドメイン)ポッド モデル、または SAN が存在する(アップストリーム MDS を使用)ポッド モデルで役に立ちます。
スイッチ モードはデフォルトのファイバ チャネル スイッチング モードではありません。
(注)
ファイバ チャネル スイッチ モードでは、SAN ピン グループは不適切です。 既存の SAN ピン グループはすべて無視されます。
ファイバ チャネル スイッチング モードの設定
手順重要:ファイバ チャネル スイッチング モードを変更すると、Cisco UCS Manager により自動的にログアウトとファブリック インターコネクトの再起動が実行されます。 クラスタ設定では、Cisco UCS Manager が両方のファブリック インターコネクトを同時に再起動します。 2 つめのファブリック インターコネクトがファイバ チャネル スイッチング モードに変更され、システムが使用できるようになるまでには数分間かかります。
(注)
ファイバ チャネル スイッチング モードが変更されると、両方の UCS ファブリック インターコネクトが同時にリロードされます。 ファブリック インターコネクトをリロードすると、約 10 ~ 15 分間のダウンタイムがシステム全体で発生します。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 ステップ 2 [Equipment] タブで、 を展開します。 ステップ 3 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 4 [General] タブの [Actions] 領域で、次のリンクのいずれかをクリックします。 現在のモードのリンクはグレー表示されます。
ステップ 5 ダイアログボックスで、[Yes] をクリックします。 Cisco UCS Manager はファブリック インターコネクトを再起動し、ユーザをログアウトし、Cisco UCS Manager GUI との接続を解除します。
ファブリック インターコネクトのプロパティの変更
手順
(注)
Cisco UCS ドメインのサブネットまたはネットワーク プレフィクスを変更するには、すべてのサブネットまたはプレフィクス、Cisco UCS Manager へのアクセスに使用される仮想 IPv4 または IPv6 アドレス、および両方のファブリック インターコネクトの IPv4 または IPv6 アドレスを同時に変更する必要があります。
両方のファブリック インターコネクトでは、IPv4 または IPv6 のいずれかの、同じ管理アドレス タイプを維持する必要があります。 Fabric B の管理アドレス タイプを変更せずに、Fabric A の管理アドレス タイプは変更できません。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。 ステップ 2 [Admin] タブで [ALL] をクリックします。 ステップ 3 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 4 [Actions] 領域で [Management Interfaces] をクリックして、[Management Interfaces] ダイアログボックスを開きます。 ステップ 5 [Management Interfaces] ダイアログボックスで、次の 1 つ以上のフィールドの値を変更します。
名前 説明 [IPv6 Address] フィールド
Cisco UCS Manager GUI に割り当てられた IPv6 アドレス。
[Domain Name] フィールド
この Cisco UCS ドメインに割り当てられたドメイン名。
256 文字以下で入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。
1 文字の英文字に続き、最大 29 文字の英数字またはハイフン(-)を入力します。
[System Owner] フィールド
Cisco UCS ドメインの所有者。
32 文字まで入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。
[System Site] フィールド
Cisco UCS ドメインに関連付けられたサイト。
32 文字まで入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。
[System Description] フィールド
Cisco UCS ドメインの説明。
256 文字以下で入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。
[Mode] フィールド
このシステムのハイ アベイラビリティの設定方法。 次のいずれかになります。
ステップ 6 Cisco UCS Manager にアクセスする際に使用する仮想 IP アドレスのみを変更するには、[Virtual IP] 領域の [IPv4 Address] フィールドまたは [IPv6 Address] フィールドに、目的の IP アドレスを入力します。 ステップ 7 Cisco UCS ドメインに割り当てられた名前のみを変更するには、[Virtual IP] 領域の [Name] フィールドに、必要な名前を入力します。 ステップ 8 サブネットと IPv4 アドレス、またはネットワーク プレフィクスと IPv6 アドレス、およびファブリック インターコネクトに割り当てられたデフォルト ゲートウェイを変更するには、次のフィールドを更新します。
ステップ 9 [OK] をクリックします。 ステップ 10 Cisco UCS Manager GUI からログアウトし、再びログインして変更を確認します。
ファブリック インターコネクトのリーダーシップ ロールの決定
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 ステップ 2 [Equipment] タブで、[Equipment] [Fabric Interconnects] を展開します。 ステップ 3 ロールを識別するファブリック インターコネクトをクリックします。 ステップ 4 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 5 [General] タブで、[High Availability Details] バーの下矢印をクリックしてこの領域を展開します。 ステップ 6 [Leadership] フィールドを表示して、このファブリック インターコネクトがプライマリ ファブリック インターコネクトか、従属ファブリック インターコネクトかを決定します。