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目次
この章は、次の内容で構成されています。
Cisco UCSでは、Cisco UCS ドメイン内のサーバ上の BIOS 設定をグローバルに変更する方法が 2 通り用意されています。 サーバまたはサーバの集合のニーズに合う特定の BIOS 設定グループを含む BIOS ポリシーを 1 つ以上作成するか、特定のサーバ プラットフォームに対するデフォルトの BIOS 設定を使用できます。
BIOS ポリシーおよびサーバ プラットフォームのデフォルトの BIOS 設定のいずれを使用しても、Cisco UCS Manager によって管理されているサーバの BIOS 設定を微調整できます。
データセンターのニーズに応じて、一部のサービス プロファイルについては BIOS ポリシーを設定し、同じ Cisco UCS ドメイン内の他のサービス プロファイルについては BIOS のデフォルトを使用したり、そのいずれかのみを使用したりできます。 また、Cisco UCS Manager を使用して、サーバの実際の BIOS 設定を表示し、それらが現在のニーズを満たしているかどうかを確認できます。
次の表は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定を介して行うことができるメイン サーバの BIOS 設定を示しています。
次の表は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定を介して行うことができるプロセッサの BIOS 設定を示しています。
次の表は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定を介して行うことができる Intel Directed I/O の BIOS 設定を示しています。
名前 | 説明 | ||
---|---|---|---|
[VT for Directed IO] |
Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)をプロセッサで使用するかどうか。 次のいずれかになります。
|
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[Interrupt Remap] |
プロセッサで Intel VT-d Interrupt Remapping をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[Coherency Support] |
プロセッサで Intel VT-d Coherency をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[ATS Support] |
プロセッサで Intel VT-d Address Translation Services(ATS)をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[Pass Through DMA Support] |
プロセッサで Intel VT-d Pass-through DMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できる RAS メモリの BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[Memory RAS Config] |
サーバに対するメモリの Reliability, Availability, and Serviceability(RAS)の設定方法。 次のいずれかになります。
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[NUMA] |
BIOS で NUMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Mirroring Mode] |
メモリのミラーリングでは、メモリに 2 つの同じデータ イメージを保存することにより、システムの信頼性が向上します。 このオプションは、[Memory RAS Config] で [mirroring] オプションを選択したときのみ使用可能です。 次のいずれかを指定できます。 |
[Sparing Mode] |
スペアリングはメモリを予備に保持することで信頼性を最適化し、別の DIMM の障害発生時に使用できるようにします。 このオプションは、メモリの冗長性を実現しますが、ミラーリングほどの冗長性は提供されません。 使用可能なスペアリングのモードは、現在のメモリの数によって異なります。 このオプションは、[Memory RAS Config] で [sparing] オプションを選択したときのみ使用可能です。 次のいずれかを指定できます。 |
[LV DDR Mode] |
低電圧と高周波数のどちらのメモリ動作をシステムで優先するか。 次のいずれかになります。 |
[DRAM Refresh Rate] |
このオプションは、内部メモリの更新頻度を制御します。 |
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できるシリアル ポートの BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[Serial Port A] |
シリアル ポート A がイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できる USB BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[Make Device Non Bootable] |
サーバが USB デバイスからブートできるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Legacy USB Support] |
システムでレガシー USB デバイスをサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[USB System Idle Power Optimizing Setting] |
USB EHCI のアイドル時電力消費を減らすために USB システムにアイドル時電力最適化設定を使用するかどうか。 この設定で選択した値によって、パフォーマンスが影響を受けることがあります。 次のいずれかになります。 |
[USB Front Panel Access Lock] |
USB の前面パネルのロックが、USB ポートに前面パネルからアクセス可能または不可能に設定されます。 次のいずれかになります。 |
[Port 60/64 Emulation] |
完全な USB キーボード レガシー サポートのために 60h/64h エミュレーションをシステムでサポートするかどうか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port:Front] |
前面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port:Internal] |
内部 USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port:KVM] |
KVM ポートがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port:Rear] |
背面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port:SD Card] |
SD カード ドライブがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[USB Port:VMedia] |
仮想メディア デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。 |
[All USB Devices] |
すべての物理および仮想 USB デバイスがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。 |
次の表は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定を介して行うことができる PCI 設定の BIOS 設定を示しています。
名前 | 説明 | ||||
---|---|---|---|---|---|
[Max Memory Below 4G] |
システム設定に応じて、PAE 非対応のオペレーティング システムのメモリ使用量を BIOS で 4 GB 以下に最大化するかどうか。 次のいずれかになります。 |
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[Memory Mapped IO Above 4Gb Config] |
64 ビット PCI デバイスの 4 GB 以上のアドレス空間に対するメモリ マップド I/O をイネーブルにするか、ディセーブルにするか。 レガシーなオプション ROM は 4 GB を超えるアドレスにアクセスできません。 PCI デバイスが 64 ビット対応でも、レガシーなオプション ROM を使用する場合は、この設定をイネーブルにしても正しく機能しない場合があります。 次のいずれかになります。 |
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[VGA Priority] |
システムに複数の VGA デバイスがある場合は、VGA グラフィックス デバイスのプライオリティを設定できます。 次のいずれかになります。
|
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できる QPI BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[QPI Link Frequency] |
ギガトランスファー/秒(GT/s)単位での Intel QuickPath Interconnect(QPI)リンク周波数。 次のいずれかになります。 |
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できる USB BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[All Onboard LOM Ports] |
すべての LOM ポートがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。 |
[LOM Port n OptionROM] |
n で指定された LOM ポートでオプション ROM を使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:SAS OptionROM] |
オプション ROM が SAS ポートで使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
[PCIe Slot:n Link Speed]ドロップダウン リスト |
このオプションを使用すると、PCIe スロット n に装着されているアダプタ カードの最大速度を制限できます。 次のいずれかになります。 |
次の表は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定を介して行うことができるブート オプションの BIOS 設定を示しています。
名前 | 説明 |
---|---|
[Boot Option Retry] |
BIOS でユーザ入力を待機せずに非 EFI ベースのブート オプションを再試行するかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Intel Entry SAS RAID] |
Intel SAS Entry RAID モジュールがイネーブルかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Intel Entry SAS RAID Module] |
Intel SAS Entry RAID モジュールをどのように設定するか。 次のいずれかになります。 |
[Onboard SCU Storage Support] |
オンボード ソフトウェア RAID コントローラをサーバで使用できるかどうか。 次のいずれかになります。 |
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できるサーバ管理 BIOS 設定の一覧を示します。
名前 | 説明 |
---|---|
[Assert Nmi on Serr] |
システム エラー(SERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。 次のいずれかになります。 |
[Assert Nmi on Perr] |
プロセッサ バス パリティ エラー(PERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。 次のいずれかになります。 |
[OS Boot Watchdog Timer] |
BIOS が、定義済みのタイム アウト値を持つウォッチドッグ タイマーをプログラムするかどうか。 タイマーが切れる前にオペレーティング システムのブートを完了しない場合、CIMC はシステムをリセットし、エラーがログに記録されます。 次のいずれかになります。
この機能には、オペレーティング システムのサポートまたは Intel 管理ソフトウェアが必要です。 |
[OS Boot Watchdog Timer Timeout Policy] |
ウォッチドッグ タイマーが切れた場合にシステムで実行されるアクション。 次のいずれかになります。
このオプションは、[OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にだけ利用できます。 |
[OS Boot Watchdog Timer Timeout] |
BIOS でウォッチドッグ タイマーの設定に使用されるタイムアウト値。 次のいずれかになります。
このオプションは、[OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にだけ利用できます。 |
名前 | 説明 | ||
---|---|---|---|
[Console Redirection] |
POST および BIOS のブート中に、シリアル ポートをコンソール リダイレクションに使用できるようにします。 BIOS のブートが完了し、オペレーティング システムがサーバを担当すると、コンソール リダイレクションは関連がなくなり、無効になります。 次のいずれかになります。
|
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[Flow Control] |
フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうか。 送信要求/クリア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフレーム コリジョンを減らすことができます。 次のいずれかになります。
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[BAUD Rate] |
シリアル ポートの伝送速度として使用されるボー レート。 [Console Redirection] をディセーブルにした場合は、このオプションを使用できません。 次のいずれかになります。
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[Terminal Type] |
コンソール リダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプ。 次のいずれかになります。
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[Legacy OS Redirect] |
シリアル ポートでレガシーなオペレーティング システム(DOS など)からのリダイレクションをイネーブルにするかどうか。 次のいずれかになります。 |
BIOS ポリシーは、サーバまたはサーバ グループに対する BIOS 設定の設定を自動化するポリシーです。 ルート組織内のすべてのサーバに対して使用可能なグローバル BIOS ポリシーを作成するか、サブ組織の階層に対してだけ使用可能な BIOS ポリシーを作成できます。
BIOS ポリシーを使用するには、次の手順を実行します。
サービス プロファイルの関連付け時に、Cisco UCS Manager はサーバ上の BIOS 設定を BIOS ポリシー内の設定と一致するように変更します。 BIOS ポリシーを作成せず、BIOS ポリシーをサービス プロファイルに割り当てていない場合は、サーバの BIOS 設定にそのサーバ プラットフォームのデフォルトが使用されます。
Cisco UCS Managerには、Cisco UCS がサポートするサーバの各タイプのための 1 セットのデフォルト BIOS 設定が含まれます。 デフォルト BIOS 設定は、ルート組織だけで使用でき、グローバルです。 Cisco UCS でサポートされている各サーバ プラットフォームには、1 セットの BIOS 設定だけを適用できます。 デフォルト BIOS 設定は変更できますが、デフォルト BIOS 設定の追加セットの作成はできません。
デフォルト BIOS 設定の各セットは、サポートされているサーバの特定のタイプに合わせて設計されており、サービス プロファイルに BIOS ポリシーが含まれていない、特定のタイプのすべてのサーバに適用されます。
Cisco UCS 実装にサーバ特定の設定によって満たされない特定の要件があるのでない限り、Cisco UCS ドメインのサーバの各タイプ用に設計されたデフォルト BIOS 設定を使用するよう推奨します。
Cisco UCS Manager により、これらのサーバ プラットフォーム固有の BIOS 設定が次のように適用されます。
Cisco UCS Manager によって提供されるデフォルト BIOS 設定は変更できます。 ただし、デフォルトの BIOS 設定に対する変更は、その特定のタイプまたはプラットフォームのすべてのサーバに適用されます。 特定のサーバの BIOS 設定だけを変更する場合は、BIOS ポリシーを使用することを推奨します。
(注) |
Cisco UCS Manager は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定による BIOS 設定の変更を Cisco Integrated Management Controller(CIMC)バッファにプッシュします。 これらの変更はバッファ内にとどまり、サーバがリブートされるまでは有効になりません。 設定するサーバで BIOS 設定のサポートを確認することをお勧めします。 RAS メモリのミラーリング モードなど一部の設定は、すべてのCisco UCS サーバでサポートされているわけではありません。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [BIOS Policies] を右クリックして [Create BIOS Policy] を選択します。 |
ステップ 5 |
[Create BIOS Policy] ウィザードの [Main] ページで [名前] フィールド の BIOS ポリシーの名前を入力します。 この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。 |
ステップ 6 |
[Create BIOS Policy] ウィザードで、次の手順を実行して BIOS 設定を実行します。
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ステップ 7 | ポリシーの BIOS 設定すべてが完了したら、[Finish] をクリックします。 |
設定するサーバで BIOS 設定のサポートを確認することをお勧めします。 RAS メモリのミラーリング モードなど一部の設定は、すべてのCisco UCS サーバでサポートされているわけではありません。
Cisco UCS 実装にサーバ特定の設定によって満たされない特定の要件があるのでない限り、Cisco UCS ドメインのサーバの各タイプ用に設計されたデフォルト BIOS 設定を使用するよう推奨します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [BIOS Defaults] を展開し、デフォルトの BIOS 設定を変更するサーバ モデル番号を選択します。 |
ステップ 5 |
[Work] ペインで適切なタブをクリックし、目的のオプション ボタンをクリックするか、ドロップダウン リストから選択してデフォルトの BIOS 設定を変更します。 各 BIOS 設定のオプションに関する説明および情報については、次のトピックを参照してください。 サーバのタイプによっては、BIOS 設定が利用できない場合があります。
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ステップ 6 | [Save Changes] をクリックします。 |
サーバの実際の BIOS 設定を表示するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Equipment] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | 実際の BIOS 設定を表示するサーバを選択します。 |
ステップ 4 | [Work] ペインで [Inventory] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [Motherboard] サブタブをクリックします。 |
ステップ 6 |
[BIOS Settings] 領域で、見出しの右側の [Expand] アイコンをクリックしてその領域を開きます。 [BIOS Settings] 領域の各タブは、そのサーバ プラットフォームの設定を表示します。 一部のタブには、追加情報を表示したサブタブがあります。 |
Cisco UCS Manager は、セキュリティを強化するために次のポリシーを提供します。
このポリシーでは、IP アドレスを使用して、IPMI コマンドを直接サーバに送信できるかどうかを決定することができます。 たとえば、CIMC からセンサー データを取得するためのコマンドを送信することができます。 このポリシーは、サーバでローカルに認証可能なユーザ名とパスワードを含む IPMI アクセス、およびこのアクセスが読み取り専用か、読み取りと書き込みであるかを定義します。
また、IPMI アクセス プロファイルで IPMI over LAN をディセーブルまたはイネーブルにして、リモート接続を制限することもできます。 IPMI over LAN は、関連しないすべてのサーバおよび IPMI アクセス ポリシーのないすべてのサーバでデフォルトによりディセーブルになります。 IPMI アクセス ポリシーを作成すると、IPMI over LAN はデフォルトでイネーブルに設定されます。 値を変更してディセーブルにしない場合、IPMI over LAN は関連するすべてのサーバでイネーブルになります。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また。このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
IPMI プロファイルは、次のリソースの 1 つ以上がシステムにすでに存在していることを前提にしています。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [IPMI Access Profiles] を右クリックし、[Create IPMI Access Profile] を選択します。 |
ステップ 5 | [Create IPMI Access Profile] ダイアログボックスで次の手順を実行します。 |
ステップ 6 | ナビゲータの [IPMI Users] 領域で、[+] をクリックします。 |
ステップ 7 |
[Create IPMI User] ダイアログボックスで、次の手順を実行します。
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ステップ 8 | 別のユーザを追加するには、ステップ 6 および 7 を繰り返します。 |
ステップ 9 | [OK] をクリックして、[Work] ペインの IPMI プロファイルに戻ります。 |
IPMI プロファイルをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [IPMI Profiles] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 削除するプロファイルを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 5 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
このポリシーでは、KVM 経由でサーバにアクセスするときに vMedia 暗号化がイネーブルであるかどうかを判断できます。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また。このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [KVM Management Policies] を右クリックし、[Create KVM Management Policy] を選択します。 |
ステップ 5 | [Create KVM Management Policy] ダイアログボックスで、次を実行します。 |
このポリシーは、ローカル ドライブのオンボード RAID コントローラを通じて、サーバ上にインストールされているオプションの SAS ローカル ドライブを設定します。 このポリシーでは、ローカル ディスク設定ポリシーを含むサービス プロファイルに関連付けられたすべてのサーバに対して、ローカル ディスク モードを設定できるようにします。
ローカル ディスク モードには次のものがあります。
[ローカルストレージなし]:ディスクレス サーバまたは SAN 専用の設定で使用します。 このオプションを選択する場合、このポリシーを使用する任意のサービス プロファイルを、ローカル ディスクを持つサーバに関連付けることができません。
[RAID 0がストライプ済み]:データはアレイのすべてのディスクにストライプ化され、高速スループットを提供します。 データの冗長性はなく、いずれかのディスクで障害が発生すると、すべてのデータが失われます。
[RAID 1がミラー済み]:データが 2 つのディスクに書き込まれ、1 つのディスクで障害が発生した場合でも完全なデータ冗長性を提供します。 最大アレイ サイズは、2 つのドライブの小さい方の空き容量に等しくなります。
[任意の設定]:変更なしのローカル ディスク設定を転送するサーバ設定で使用します。
[RAIDなし]:RAID を削除し、ディスク MBR およびペイロードを変更しない状態のままにするサーバ設定で使用します。
[RAIDなし] を選択し、このポリシーをすでに RAID ストレージが設定されているオペレーティング システムを使用するサーバに適用した場合、ディスクの内容は削除されません。 そのため、[RAIDなし] モードの適用後にサーバでの違いがわからないことがあります。 よって、ポリシーの RAID 設定と、サーバの タブに表示される実際のディスク設定とが一致しない場合があります。
以前のすべての RAID 設定情報をディスクから削除するには、[RAIDなし] コンフィギュレーション モードの適用後にすべてのディスク情報を削除するスクラブ ポリシーを適用します。
[RAID 5が部分的にストライプ済み]:データはアレイのすべてのディスクにストライプ化されます。 各ディスクの容量の一部に、ディスクの障害発生時にデータの再構築に使用できるパリティ情報が格納されます。 RAID 5 は、高い読み取り要求レートで、アプリケーションに適切なデータ スループットを提供します。
[RAID 6が部分的にデュアルストライプ済み]:データはアレイのすべてのディスクにストライプ化され、2 つのパリティ ディスクを使用して、最大 2 つの物理ディスクの障害に対する保護を提供します。 データ ブロックの各行に、2 セットのパリティ データが格納されます。
[RAID 10がミラーおよびストライプ済み]:RAID 10 はミラー化されたディスクのペアを使用して、完全なデータ冗長性と高いスループット レートを提供します。
[RAID 50が部分的にストライプおよびストライプ済み]:データが複数のストライプ化されたパリティ ディスク セットにストライプ化され、高いスループットと複数のディスク故障耐性を提供します。
[RAID 60部分的にストライプおよびストライプ済み] :データが複数のストライプ化されたパリティ ディスク セットにストライプ化され、高いスループットと優れたディスク故障耐性を提供します。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また。このポリシーを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
ローカル ディスク設定ポリシーを作成する前に、次のガイドラインを考慮してください。
1 台のサーバや RAID 設定に、HDD と SSD を使用しないでください。
B200 M1 および M2 サーバと B200 M3 サーバのストレージ コントローラで提供される RAID/JBOD サポートは異なっているため、B200M1 または M2 サーバのデフォルト ローカル ディスク設定ポリシーを含むサービス プロファイルを B200 M3 サーバに割り当てたり、再割り当てを行ったりすることはできません。 デフォルトのローカル ディスク設定ポリシーには、[任意の設定] モードまたは JBOD 設定が含まれます。
(注) |
ローカル ディスクの JBOD モードをサポートしているのは、B200 M1、B200 M2、B200 M3、B250 M1、B250 M2、B22 M3 ブレード サーバのみです。 |
ブレード サーバまたは統合されたラックマウント サーバに MegaRAID コントローラが搭載されている場合、そのサーバのサービス プロファイルに含まれるローカル ディスク設定ポリシーでドライブの RAID 設定を設定する必要があります。 これを実行するには、そのサーバに定義されている RAID モードのいずれかを使用して、サービス プロファイルのローカル ディスク設定ポリシーを設定するか、[任意の設定] モードと LSI ユーティリティ ツールセットを使用して、RAID ボリュームを作成します。
OS をインストールする前に RAID LUN を設定していないと、インストール時にディスク検出エラーが発生し、「No Device Found」といったエラー メッセージが表示される可能性があります。
RAID 1 クラスタの移行後、サービス プロファイルをサーバに関連付ける必要があります。 サービス プロファイル内のローカル ディスク設定ポリシーに RAID 1 ではなく [任意の設定] モードが設定されていると、RAID LUN は、関連付け中およびその後も「非アクティブ」状態のままになります。 その結果、サーバは起動できなくなります。
この問題を回避するには、サーバに関連付けるサービス プロファイルに、移行前の元のサービス プロファイルとまったく同じローカル ディスク設定ポリシーが含まれるようにし、[任意の設定] モードは含まれないようにします。
MegaRAID ストレージ コントローラが搭載されたブレード サーバまたは統合ラックマウント サーバ上で JBOD モードまたは JBOD 操作を設定または使用しないでください。 JBOD モードと操作は、このサーバで完全に機能するよう設計されていません。
Cisco UCS Manager と統合されているラックマウント サーバは、Cisco UCS Centralサーバ上に存在するハード ドライブの数とは関係なく、RAID ボリュームを 1 つまでしか設定できません。
統合されたラックマウント サーバ内のローカル ハード ドライブは、1 つの RAID コントローラのみにすべて接続される必要があります。 Cisco UCS Manager との統合では、ローカル ハード ドライブが単一のラックマウント サーバ内の複数の RAID コントローラに接続することはサポートされていません。 そのため、Cisco UCS Manager と統合されるラックマウント サーバを発注する際は、単一の RAID コントローラ構成を要求することを推奨します。
また、サードパーティ製のツールを使用して、ラックマウント サーバ上に複数の RAID LUN を作成しないでください。 Cisco UCS Manager では、そのような設定はサポートされていません。
ブレード サーバは、サーバ内に存在するドライブの数とは関係なく、RAID ボリュームを 1 つまでしか設定できません。 ローカル ハード ドライブは、1 つの RAID コントローラのみにすべて接続される必要があります。 たとえば、B200 M3 に LSI コントローラと Intel Patsburg コントローラが搭載されていても、LSI コントローラだけが RAID コントローラして使用できます。
また、サードパーティ製のツールを使用して、ブレード サーバ上に複数の RAID LUN を作成しないでください。 Cisco UCS Manager では、そのような設定はサポートされていません。
ミラー RAID で選択されたディスクの数が 2 つを超えると、RAID 1 は RAID 10 LUN として作成されます。 この問題は、Cisco UCS B440 M1 サーバと B440 M2 サーバで発生する可能性があります。
一部の Cisco UCS サーバには、特定の RAID 設定オプションのライセンスが必要です。 Cisco UCS Manager で、このローカル ディスク ポリシーを含むサービス プロファイルとサーバを関連付けると、Cisco UCS Manager によって選択された RAID オプションに適切なライセンスが備わっているかが確認されます。 問題がある場合は、サービス プロファイルを関連付ける際に、Cisco UCS Manager に設定エラーが表示されます。
特定の Cisco UCS サーバの RAID ライセンス情報については、そのサーバの『Hardware Installation Guide』を参照してください。
B420 M3 サーバでは、ローカル ディスク設定ポリシーで、次のような設定オプションはサポートされていません。
また、B420 M3 では JBOD モードや操作はサポートされていません。
シングル ディスク RAID 0 設定は、次のブレード サーバではサポートされていません。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 | ||||||||||||||||||||||||||
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 | ||||||||||||||||||||||||||
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 | ||||||||||||||||||||||||||
ステップ 4 | [Local Disk Config Policies] を右クリックし、[Create Local Disk Configuration Policy] を選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||
ステップ 5 |
[Create Local Disk Configuration Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
この手順は、関連付けられた サービス プロファイル からローカル ディスク設定ポリシーを変更する方法について説明します。 [Servers] タブの [Policies] ノードからローカル ディスク設定ポリシーを変更することもできます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 | ||||||||
ステップ 3 |
変更するローカル ディスク設定ポリシーを持つサービス プロファイルを含む組織を展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
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ステップ 4 | 変更するローカル ディスク設定ポリシーを含む サービス プロファイル をクリックします。 | ||||||||
ステップ 5 | [Work] ペインで、[Storage] タブをクリックします。 | ||||||||
ステップ 6 | [Actions] 領域で、[Change Local Disk Configuration Policy] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 7 |
[Change Local Disk Configuration Policy] ダイアログボックスで、[Select the Local Disk Configuration Policy] ドロップダウン リストから次のいずれかのオプションを選択します。
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ステップ 8 | [OK] をクリックします。 | ||||||||
ステップ 9 | (任意)[Local Disk Configuration Policy] 領域を展開し、変更が行われたことを確認します。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Local Disk Config Policies] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 削除するポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 5 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
Cisco UCS B シリーズおよび C シリーズ M3 と M4 サーバは、内部セキュア デジタル(SD)メモリ カードをサポートします。 SD カードは、Cisco Flexible Flash ストレージ コントローラ(SD カード用スロットが 2 つある PCI ベースのコントローラ)によってホストされます。 カードには、HV と呼ばれる単一のパーティションが含まれます。 FlexFlash がイネーブルの場合、Cisco UCS Manager には BIOS とホスト オペレーティング システムの両方に対する USB ドライブとして HV パーティションが表示されます。
FlexFlash はデフォルトでディセーブルになっています。 サービス プロファイルで使用されるローカル ディスク ポリシーで FlexFlash をイネーブルにできます。 FlexFlash がローカル ディスク ポリシーでイネーブルと定義され、サーバが SD カードをサポートしている場合、FlexFlash コントローラはサービス プロファイルの関連付け中にイネーブルになります。 サーバが SD カードをサポートしていない、または CIMC バージョンが古い場合は、構成エラーメッセージが表示されます。
サポートされるサーバで FlexFlash をディセーブルにすると、ホストの再起動がトリガーされ、再起動の警告メッセージが表示されます。 FlexFlash コントローラは、関連サービス プロファイルの関連付け解除の一環としてもディセーブルになります。
FlexFlash コントローラはデュアル SD カード用の RAID-1 をサポートします。 FlexFlash スクラブ ポリシーを作成しサーバを再認識することで RAID ペアに新しい SD カードを設定できます。 FlexFlash スクラブ ポリシーは、両方のカードの HV パーティションを削除し、そのカードを正常な RAID 状態にすることができます。
(注) |
ペアリングが完了したらすぐにスクラブ ポリシーをディセーブルにします。 |
HV パーティションから起動するには、SD カードがサービス プロファイルで使用されるブート ポリシーで定義されている必要があります。
FlexFlash コントローラ ファームウェアは、CIMC イメージの一部としてバンドルされます。 CIMC をアップグレードする場合、最新のファームウェア バージョンが FlexFlash コントローラで使用可能な場合は、そのコントローラは管理されなくなり、FlexFlash インベントリにはコントローラ ステータスが [Waiting For User Action]、コントローラ ヘルスが [Old Firmware Running] と表示されます。 FlexFlash コントローラのファームウェアをアップグレードするには、ボード コントローラの更新を行う必要があります。 詳細については、適切な『Cisco UCS B-Series Firmware Management Guide』を参照してください。
16 GB の SD カードのみサポートされます。
ラック サーバの SD カードをブレード サーバで使用したり、ブレード サーバの SD カードをラック サーバで使用することは推奨されません。 サーバ タイプ間での SD カードの交換は SD カードのデータ損失につながる可能性があります。
Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバの中には、4 つのパーティション(HV、HUU、SCU およびドライバ)を持つ SD カードがあります。 その HV パーティションのみが Cisco UCS Manager に表示されます。 4 つのパーティションを持つ SD カードを FlexFlash スクラブ ポリシーがある単一の HV パーティション カードに移行できます。
FlexFlash コントローラは RAID-1 sync サポートしません(ミラー再構築)。 SD カードが RAID の低下状態である場合、またはメタデータ エラーがコントローラによって報告された場合は、FlexFlash スクラブ ポリシーを実行して RAID のためのカードを組み合わせる必要があります。 FlexFlash スクラブ ポリシーの詳細については、スクラブ ポリシー を参照してください。 次の条件によって RAID の低下またはメタデータ エラーが引き起こされる可能性があります。
サーバのファームウェア バージョンは、2.2(1a) 以上が必要です。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Local Disk Config Policies] を展開し、FlexFlash サポートをイネーブルにするローカル ディスクの設定ポリシーを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | [FlexFlash State] フィールドで、[Enable] オプション ボタンをクリックします。 |
ステップ 7 | [FlexFlash RAID Reporting State] フィールドで、[Enable] オプション ボタンをクリックします。 |
ステップ 8 | [Save Changes] をクリックします。 |
このポリシーは、ディスカバリ プロセス中にサーバのローカル データおよび BIOS 設定に何が起こるか、サーバがいつ再認識されるか、またはサーバとサービス プロファイルの関連付けがいつ解除されるかを決定します。
(注) |
ローカル ディスク スクラブ ポリシーは、Cisco UCS Manager によって管理されるハード ドライブにのみ適用され、USB ドライブなど他のデバイスには適用されません。 |
スクラブ ポリシーの設定によっては、そのようなときに次の処理が行われます。
ローカル ドライブのデータに対しては、アソシエーションが解除されるときに、次のいずれかが発生します。
BIOS 設定に対しては、スクラブ ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバからアソシエーション解除されるときに、次のいずれかが発生します。
FlexFlash スクラブにより、新規またはデグレード SD カードの組み合わせ、FlexFlash メタデータの設定エラーの解決、およびパーティションが 4 つの旧式 SD カードから単一パーティション SD カードへの移行が可能になります。 SD カードに対しては、スクラブ ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバからアソシエーション解除されるとき、またはサーバが再認識されるときに、次のいずれかが発生します。
イネーブルの場合、SD カードの HV パーティションは PNUOS フォーマット ユーティリティによりフォーマットされます。 SD カードが 2 つある場合、そのカードは RAID-1 ペアされており、両方のカードの HV パーティションは有効とマークされます。 スロット 1 のカードはプライマリとマークされ、スロット 2 のカードはセカンダリとしてマークされます。
ディセーブルの場合、既存の SD カード設定が保持されます。
(注) |
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ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 | ||||||||||
ステップ 4 | [Scrub Policies] を右クリックし、[Create Scrub Policy] を選択します。 | ||||||||||
ステップ 5 |
[Create Scrub Policy] ウィザードで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Scrub Policies] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 削除するポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 5 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
Cisco UCS Manager では、DIMM が事前定義されたウィンドウにおいて修正可能な重大エラーに遭遇した場合、ステータスが Degraded と表され、機能しないデバイスと見なされます。
DIMM の修正可能なエラー処理機能により、サーバ内のすべての DIMM に関する修正可能および修正不可能なメモリ エラーをすべてリセットできます。 エラー設定をリセットすると、当該 DIMM のエラー数はクリアされ、ステータスは操作可能に変わり、DIMM のセンサー状態がリセットされます。
Cisco UCS Manager と Baseboard Management Controller(BMC)で発生した修正可能および修正不可能なすべてのメモリ エラーをリセットするには、この手順を使用します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Equipment] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | エラー設定をリセットするサーバをクリックします。 |
ステップ 4 | [Work] ペインの [Inventory] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [Memory] サブタブをクリックします。 |
ステップ 6 | コンポーネントを右クリックし、[Reset Memory Errors] を選択します。 |
ステップ 7 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
Cisco UCS Manager で、デュアル インライン メモリ モジュール(DIMM)の状態は、SEL イベント レコードに基づいています。 BIOS が BIOS ポスト中のメモリ テスト実行時に修正不可能なメモリ エラーに遭遇した場合、DIMM は不良と判別されます。 不良と判別された DIMM は機能しないデバイスと見なされます。
DIMM のブラックリスト化を有効にすると、Cisco UCS Manager はメモリ テスト実行メッセージをモニタし、DIMM SPD データ内でメモリ エラーに遭遇した DIMM をブラックリストに載せます。 これにより、ホストは修正不可能な ECC エラーに遭遇した DIMM をマップから外すことができます。
メモリ ポリシーは、Cisco UCS ドメインの既存のサーバ、およびメモリ ポリシーを設定した後で追加されたサーバに適用できるグローバル ポリシーです。
(注) |
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ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | ブラックリストをイネーブルにする組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Memory Policy] を展開し、[default] を選択します。 |
ステップ 5 | [Blacklisting] 領域で、[Enabled] オプション ボタンをクリックします。 |
DIMM のブラックリストは、ドメイン レベル ポリシーでイネーブルにされ、これらの変更は、その特定のドメイン内のすべてのサーバに適用されます。
(注) |
サーバの CIMC が DIMM のブラックリストをサポートしない場合、info level 障害が生成されます。 |
このポリシーは、このポリシーを使用するサービス プロファイルと関連付けられているすべてのサーバに対する Serial over LAN 接続の設定を行います。 デフォルトでは、Serial over LAN 接続はディセーブルにされています。
Serial over LAN ポリシーを実装する場合、IPMI プロファイルを作成することも推奨します。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また。このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで、 を展開します。 サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、 を展開します。 |
ステップ 3 | Right-click Serial over LAN Policies and choose Create Serial over LAN Policy. |
ステップ 4 | In the Create Serial over LAN Policy dialog box, enter the Name and optional description, choose the Serial over LAN State, and choose a Speed from the drop-down list. |
ステップ 5 | Click OK. |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Serial over LAN Policies] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 削除するポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 5 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
Cisco UCS Manager では、このポリシーを使用して、新しいサーバの設定方法を決定します。 サーバ自動構成ポリシーを作成すると、新しいサーバの起動時に次の処理が行われます。
このポリシーは、次のリソースの 1 つ以上がシステムにすでに存在していることを前提にしています。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 2 | [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。 | ||||||||||||
ステップ 3 | [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 4 | [Autoconfig Policies] サブタブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 5 |
テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。 [+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。 |
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ステップ 6 |
[Create Autoconfiguration Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。 |
ステップ 3 | [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | [Autoconfig Policies] サブタブをクリックします。 |
ステップ 5 | 削除する自動構成ポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 6 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
このディスカバリ ポリシーは、新しいサーバが追加されたときのシステムの反応を決定します。 サーバ ディスカバリ ポリシーを作成する場合、サーバがシャーシに追加されたときに、システムにより詳細なディスカバリを行うのか、または、ユーザがまず新しいサーバを確認する必要があるのかどうかを制御できます。 デフォルトでは、システムにより完全なディスカバリが実行されます。
サーバ ディスカバリ ポリシーを作成した場合は、新しいサーバを起動すると次の処理が行われます。
このポリシーとサーバ プールを関連付ける予定がある場合は、サーバ プール ポリシー資格情報を作成します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。 |
ステップ 3 | [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | [Server Discovery Policies] サブタブをクリックします。 |
ステップ 5 | テーブル アイコン バーの [+] アイコンをクリックして、[Create Server Discovery Policy] ダイアログボックスを開きます。 |
ステップ 6 | [説明] フィールドに、ディカバリ ポリシーの説明を入力します。 |
ステップ 7 | [Action] フィールドで、次のオプションのいずれかを選択します。 |
ステップ 8 | (任意)このポリシーをサーバ プールに関連付けるには、[認定] ドロップダウン リストでサーバ プール ポリシーの資格情報を選択します。 |
ステップ 9 | (任意)スクラブ ポリシーを含めるには、[Scrub Policy] ドロップダウン リストでポリシーを選択します。 |
ステップ 10 | [OK] をクリックします。 |
サーバ ディスカバリ ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。 |
ステップ 3 | [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | [Server Discovery Policies] サブタブをクリックします。 |
ステップ 5 | 削除するサーバ ディスカバリ ポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 6 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
このポリシーは、サーバに対するサービス プロファイルを作成するために、サーバ ディスカバリ プロセス中に呼び出されます。 このポリシーから作成されたサービス プロファイルはすべて、製造元でブレードに設定された値を使用します。 このポリシーは次の機能を実行します。
このポリシーを使って作成したサービス プロファイルは他のサーバに移行できません。
VIC アダプタが搭載されたブレード サーバまたはラックマウント サーバ(Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードなど)、サーバのアイデンティティ値が製造時にサーバ ハードウェアに書き込まれていません。 その結果、アダプタのアイデンティティは、デフォルト プールから取得する必要があります。 デフォルト プールに、サーバに割り当てるのに十分なエントリが格納されていない場合、サービス プロファイルの関連付けが設定エラーで失敗します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 4 | [Server Inheritance Policies] サブタブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 5 |
テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。 [+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。 |
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ステップ 6 |
[Create Server Inheritance Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。 |
ステップ 3 | [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | [Server Inheritance Policies] サブタブをクリックします。 |
ステップ 5 | 削除するサーバ継承ポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 6 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
このポリシーはサーバ ディスカバリ プロセス中に呼び出されます。 これは、サーバ プール ポリシー資格情報により、サーバと、ポリシーで指定されたターゲット プールが一致した場合にどのような処理が行われるかを定義します。
サーバが複数のプールに適合したときに、これらのプールにサーバ プール ポリシーがあった場合、このサーバはこれらすべてのプールに追加されます。
このポリシーは、次のリソースの 1 つ以上がシステムにすでに存在していることを前提にしています。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 | ||||||||||
ステップ 4 | [Server Pool Policies] を右クリックし、[Create Server Pool Policy] を選択します。 | ||||||||||
ステップ 5 |
[Create Server Pool Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Server Pool Policies] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 削除するポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 5 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
このポリシーは、ディスカバリ プロセス中に実行されたサーバのインベントリに基づいて、サーバを資格認定します。 資格情報は、サーバが選択基準を満たすかどうかを判断するために、ポリシーで設定されたルールです。 たとえば、データセンター プールのサーバの最小メモリ容量を指定するルールを作成できます。
資格情報は、サーバ プール ポリシーだけではなく、その他のポリシーでも、サーバを配置するために使用されます。 たとえば、サーバがある資格ポリシーの基準を満たしている場合、このサーバを 1 つ以上のサーバ プールに追加したり、自動的にサービス プロファイルと関連付けたりできます。
サーバ プール ポリシー資格情報を使用すると、次の基準に従ってサーバを資格認定できます。
実装によっては、サーバ プール ポリシー資格情報を使用して、次を含む複数のポリシーを設定する必要があります。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Server Pool Policy Qualifications] ノードを右クリックし、[Create Server Pool Policy Qualification] を選択します。 |
ステップ 5 | [Create Server Pool Policy Qualification] ダイアログボックスに、ポリシーの一意の名前および説明を入力します。 |
ステップ 6 |
(任意)このポリシーを使用して、アダプタ構成に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
|
ステップ 7 |
(任意)このポリシーを使用して、サーバが物理的に存在するシャーシに基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
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ステップ 8 |
(任意)このポリシーを使用して、サーバが物理的に存在するシャーシとスロットの両方に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
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ステップ 9 |
(任意)このポリシーを使用して、メモリ構成に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
|
ステップ 10 |
(任意)このポリシーを使用して、CPU/コア構成に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
|
ステップ 11 |
(任意)このポリシーを使用して、ストレージ構成および容量に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
|
ステップ 12 | (任意)このポリシーを使用して、サーバのモデルに基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 13 | (任意)このポリシーを使用して、電源グループに基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 14 |
(任意)このポリシーを使用して、関連付けられたサーバ プールに追加できるラックマウント サーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
|
ステップ 15 | テーブル内の資格を確認し、必要に応じて修正します。 |
ステップ 16 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Server Pool Policy Qualifications] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 削除するポリシー資格情報を右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 5 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
1 つまたは複数の資格のセットを削除してサーバ プール ポリシーの資格情報を変更するには、この手順を使用します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [Server Pool Policy Qualifications] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 変更するポリシーを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインで、[Qualifications] タブを選択します。 |
ステップ 6 | 資格のセットを削除するには、次の手順を実行します。 |
ステップ 7 | [Save Changes] をクリックします。 |
vNIC/vHBA 配置ポリシーは、次のことを決定するために使用されます。
各 vNIC/vHBA 配置ポリシーには、物理アダプタの仮想表現である vCon が含まれます。 vNIC/vHBA 配置ポリシーがサービス プロファイルに割り当てられ、サービス プロファイルがサーバに関連付けられると、vNIC/vHBA 配置ポリシー内の vCon が物理アダプタに割り当てられ、vNIC および vHBA がそれらの vCon に割り当てられます。
1 つのアダプタを持つブレード サーバやラック サーバの場合は、Cisco UCS がすべての vCon をそのアダプタに割り当てます。 4 つのアダプタを持つサーバの場合は、Cisco UCS が vCon1 をアダプタ 1 に、vCon2 をアダプタ 2 に、vCon3 をアダプタ 3 に、vCon4 をアダプタ 4 に割り当てます。
2 つまたは 3 つのアダプタを搭載したブレード サーバまたはラック サーバの場合、Cisco UCS は、サーバのタイプと選択された仮想スロット マッピング スキーム(ラウンド ロビンまたは線形順序)に基づいて vCon を割り当てます。 使用可能なマッピング スキームの詳細については、vCon のアダプタへの配置 を参照してください。
Cisco UCS は、vCon の割り当て後、vNIC と vHBA を各 vCon の選択プリファレンスに基づいて割り当てます。これは、次のいずれかになります。
[すべて]:設定されたすべての vNIC と vHBA が vCon に割り当てられます。明示的な割り当て、割り当て解除、動的のいずれかとなります。 これがデフォルトです。
[割り当てのみ]:vNICs と vHBA を vCon に明示的に割り当てる必要があります。 サービス プロファイルや vNIC または vHBA のプロパティにより、明示的に割り当てることができます。
[動的を除く]:動的な vNIC や vHBA を vCon に割り当てることはできません。 vCon は静的な vNIC と vHBA に使用可能で、割り当て解除または明示的な割り当てを行います。
[割り当て解除を除く]:割り当て解除された vNIC や vHBA を vCon に割り当てることはできません。 vCon は動的な vNIC や vHBA の他、明示的に割り当てられた静的な vNIC や vHBA に使用できます。
[Exclude usNIC]:Cisco usNIC は vCon に割り当てることはできません。 vCon は、明示的に割り当てられている、割り当てられていない、または動的であっても、その他すべての設定された vNIC と vHBA に使用できます。
(注) |
[Exclude usNIC] に設定された vCon に、明示的に割り当てられる SRIOV usNIC は、その vCon に割り当てられたままになります。 |
サービス プロファイルにvNIC/vHBA 配置ポリシーを含めない場合、Cisco UCS Manager はデフォルトの [Round Robin] の vCon マッピング方式と [All] の vNIC/vHBA 選択プリファレンスに従い、各アダプタの機能と相対容量に基づいてアダプタ間で vNIC と vHBA を配布します。
Cisco UCS は、サービス プロファイル内のすべての vCon をサーバ上の物理アダプタにマッピングします。 マッピングの実行方法、およびサーバ内の特定のアダプタへの vCon の割り当て方法は、次の条件によって決まります。
サーバのタイプ。 2 つのアダプタ カードを搭載した N20-B6620-2 および N20-B6625-2 ブレード サーバは、他のサポートされるラック サーバまたはブレード サーバとは異なるマッピング スキームを使用します。
サーバ内のアダプタの数。
vNIC/vHBA 配置ポリシー内の仮想スロット マッピング スキームの設定(該当する場合)。
vNIC および vHBA を vCon に割り当てるための vNIC/vHBA 選択環境設定を設定するときは、この配置を検討する必要があります。
(注) |
vCon のアダプタへの配置は、アダプタの PCIE スロット番号とは関係ありません。 vCon の配置のために使用されるアダプタ番号は、アダプタの PCIE スロット番号ではなく、サーバ検出中にそれらに割り当てられる ID です。 |
N20-B6620-2 および N20-B6625-2 ブレード サーバの場合は、2 つのアダプタを左から右に、vCon を右から左に数えます。 これらのブレード サーバの 1 台が 1 つのアダプタを持つ場合は、Cisco UCS がすべての vCon をそのアダプタに割り当てます。 サーバが 2 つのアダプタを持つ場合は、vCon の割り当ては仮想スロット マッピング スキームに基づいて行われます。
N20-B6620-2 および N20-B6625-2 ブレード サーバに加え、Cisco UCS によりサポートされるその他すべてのサーバでは、vCon の割り当ては、サーバに搭載されるアダプタ数と仮想スロット マッピング スキームに応じて異なります。
1 つのアダプタを持つブレード サーバやラック サーバの場合は、Cisco UCS がすべての vCon をそのアダプタに割り当てます。 4 つのアダプタを持つサーバの場合は、Cisco UCS が vCon1 をアダプタ 1 に、vCon2 をアダプタ 2 に、vCon3 をアダプタ 3 に、vCon4 をアダプタ 4 に割り当てます。
2 つまたは 3 つのアダプタを搭載したブレード サーバまたはラック サーバの場合、Cisco UCS は、選択した仮想スロット マッピング スキーム(ラウンド ロビンまたは線形順序)に基づいて vCons を割り当てます。
アダプタの数 | vCon1 の割り当て | vCon2 の割り当て | vCon3 の割り当て | vCon4 の割り当て |
---|---|---|---|---|
1 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
2 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
3 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
アダプタ3 |
アダプタ2 |
4 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
アダプタ3 |
アダプタ4 |
ラウンド ロビンはデフォルトのマッピング スキームです。
アダプタの数 | vCon1 の割り当て | vCon2 の割り当て | vCon3 の割り当て | vCon4 の割り当て |
---|---|---|---|---|
1 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
2 |
アダプタ1 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
アダプタ2 |
3 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
アダプタ3 |
アダプタ3 |
4 |
アダプタ1 |
アダプタ2 |
アダプタ3 |
アダプタ4 |
(注) |
Cisco UCS B440 M2 ブレード サーバに搭載された 2 つのアダプタで vCon ポリシーを使用している場合は、次のマッピングに注意してください。 |
Cisco UCS Manager には、vNIC/vHBA 配置ポリシーを使用して vNIC および vHBA を vCon に割り当てるオプションが 2 つあります。つまり、明示的割り当てと暗黙的割り当てです。
明示的割り当てでは、vCon を指定してから、vNIC または vHBA を割り当てるアダプタを指定します。 この割り当てオプションは、サーバ上のアダプタ間への vNIC および vHBA の配布方法を決定する必要がある場合に使用します。
vNIC や vHBA をそれらのタイプに設定されていないvCon に割り当てようとすると、Cisco UCS Manager によって設定エラーが発生したことを示すメッセージ表示されます。
サービス プロファイルの関連付け中に、Cisco UCS Manager は、設定済みの vNIC および vHBA の割り当てを、サーバ内の物理的なアダプタ数および機能と比較して検証し、その後でポリシー内の設定に従って vNIC および vHBA を割り当てます。 負荷分散は、このポリシーで設定された vCon およびアダプタへの明示的な割り当てに基づいています。
アダプタが 1 つ以上の vNIC または vHBA の割り当てをサポートしていない場合は、Cisco UCS Manager によってサービス プロファイルに対するエラーが生成されます。
暗黙的割り当てでは、Cisco UCS Manager は vCon を決定した後で、アダプタの機能とそれらの相対的な処理能力に基づいて vNIC または vHBA を割り当てるアダプタを決定します。 この割り当てオプションは、vNIC または vHBA が割り当てられるアダプタがシステム設定で重要ではない場合に使用します。
暗黙的割り当ての場合に vCon を設定するには、次の手順を実行します。
vCon 設定を [All]、[Exclude Dynamic]、または [Exclude Unassigned] に設定します。 vCon は、vNIC/vHBA 配置ポリシーを使用して設定するか、サーバに関連付けられているサービス プロファイルで設定できます。
vCon を [Assigned Only] に設定しないでください。 この設定を使用して暗黙的割り当てを実行することはできません。
vNIC または vHBA を vCon に割り当てないでください。
サービス プロファイルの関連付け中に、Cisco UCS Manager は、サーバ内の物理的なアダプタ数および機能を検証し、必要に応じて vNIC および vHBA を割り当てます。 負荷分散はアダプタの機能に基づいており、vNIC および vHBA の配置は、システムによって決定される実際の順番に従って実行されます。 たとえば、あるアダプタが他のアダプタより多くの vNIC に対応できる場合、そのアダプタにはより多くの vNIC が割り当てられます。
サーバに設定されている数の vNIC および vHBA をアダプタでサポートできない場合、Cisco UCS Manager は、サービス プロファイルに対する障害を生成します。
各スロットにアダプタ カードが搭載されたデュアル スロット サーバで暗黙的な vNIC 割り当てを使用する場合、Cisco UCS Manager は通常 vNIC/vHBA を次のように割り当てます。
サーバの両方のスロットに同じアダプタがある場合、Cisco UCS Manager は vNIC の半分と vHBA の半分を各アダプタに割り当てます。
サーバに 1 つの 非 VIC アダプタと 1 つの VIC アダプタがある場合、Cisco UCS Manager は、2 つの vNIC と 2 つの vHBA を非 VIC アダプタに割り当て、残りの vNIC と vHBA を VIC アダプタに割り当てます。
サーバに 2 つの異なる VIC アダプタがある場合、Cisco UCS Manager は、2 つのアダプタの相対的な処理能力に基づいて、vNIC と vHBA を比例的に割り当てます。
次の例は、サポートされるアダプタ カードのさまざまな組み合わせに対して、Cisco UCS Manager が vNIC と vHBA をどのように割り当てるのか、その一般的な方法を示しています。
4 つ の vNIC と、2 つの Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711アダプタ(それぞれ 2 つの vNIC)を搭載したサーバを設定する場合、Cisco UCS Manager は 2 つの vNIC を各アダプタに割り当てます。
50 の vNIC と、Cisco UCS CNA M72KR-Eアダプタ(2 つの vNIC)および Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードアダプタ(128 の vNIC)を搭載したサーバを設定する場合、Cisco UCS Manager は、2 つの vNIC を Cisco UCS CNA M72KR-Eアダプタに割り当て、48 の vNIC を Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードアダプタに割り当てます。
150 の vNIC と、Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードアダプタ(128 の vNIC)および Cisco UCS VIC-1240 仮想インターフェイス カードアダプタ(256 の vNIC)を搭載したサーバを設定する場合、Cisco UCS Manager は、50 の vNIC を Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードアダプタに割り当て、100 の vNIC を Cisco UCS VIC-1240 仮想インターフェイス カードアダプタに割り当てます。
(注) |
vNIC をファブリック フェールオーバー用に設定し、ダイナミック vNIC をサーバ用に設定した場合に、この暗黙的な割り当てに対する例外が発生します。 |
vNIC ファブリックのフェールオーバーが含まれる設定で、1 つのアダプタが vNIC のフェールオーバーをサポートしない場合、Cisco UCS Manager は、ファブリックのフェールオーバーが有効になっているすべての vNIC を、それらをサポートするアダプタに割り当てます。 ファブリックのフェールオーバー用に設定された vNIC のみが設定に含まれる場合、それらをサポートしないアダプタに割り当てられる vNIC はありません。 ファブリックのフェールオーバー用に設定された vNIC と設定されていない vNIC がある場合、Cisco UCS Manager は、すべてのフェールオーバー vNIC を、それらをサポートするアダプタに割り当て、上記の比率に従って、少なくとも 1 つの非フェールオーバー vNIC を、それらをサポートしないアダプタに割り当てます。
ダイナミック vNIC が含まれる設定では、同様の暗黙的な割り当てが発生します。 Cisco UCS Manager は、すべてのダイナミック vNIC をそれらをサポートするアダプタに割り当てます。 ただし、ダイナミック vNIC とスタティック vNIC の組み合わせでは、少なくとも 1 つのスタティック vNIC がダイナミック vNIC をサポートしていないアダプタに割り当てられます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [vNIC/vHBA Placement Policies] を右クリックし、[Create Placement Policy] を選択します。 |
ステップ 5 |
[Create Placement Policy] ダイアログボックスで、次の手順を実行します。
|
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [NIC/vHBA Placement Policies] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 削除するポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 5 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
vNIC/vHBA 配置ポリシーまたはサービス プロファイルで次のいずれかの値を使用して、vCon を設定します。
vCon で [All] が設定されている場合でも、vNIC または vHBA をその vCon に明示的に割り当てることができます。 しかし、この設定ではほとんど制御ができません。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 | ||||||
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 | ||||||
ステップ 3 |
vCon に明示的に割り当てる vNIC があるサービス プロファイルを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
||||||
ステップ 4 | [Service_Profile_Name] [vNICs] の順に展開します。 | ||||||
ステップ 5 | vCon に明示的に割り当てる vNIC をクリックします。 | ||||||
ステップ 6 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 | ||||||
ステップ 7 |
[Virtual Host Interface Placement] セクションで、次のフィールドに値を入力します。
vNIC をそのタイプの vNIC が設定されていない vCon に割り当てようとした場合、Cisco UCS Manager はメッセージボックスを表示して設定エラーについて知らせます。 サービス プロファイルで、別の vCon に vNIC を割り当てるか、vCon 設定を変更する必要があります。 |
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ステップ 8 |
[Order] セクションで、次のフィールドに値を入力します。
|
||||||
ステップ 9 | [Save Changes] をクリックします。 |
vNIC/vHBA 配置ポリシーまたはサービス プロファイルで次のいずれかの値を使用して、vCon を設定します。
vCon で [All] が設定されている場合でも、vNIC または vHBA をその vCon に明示的に割り当てることができます。 しかし、この設定ではほとんど制御ができません。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 | ||||||
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 | ||||||
ステップ 3 |
vCon に明示的に割り当てる vHBA があるサービス プロファイルを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
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ステップ 4 | [Service_Profile_Name] [vHBAs] を展開します。 | ||||||
ステップ 5 | vCon に明示的に割り当てる vHBA をクリックします。 | ||||||
ステップ 6 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 | ||||||
ステップ 7 |
[Virtual Host Interface Placement] セクションで、次のフィールドに値を入力します。
vHBA をそのタイプの vHBA が設定されていない vCon に割り当てようとした場合、Cisco UCS Manager はメッセージボックスを表示して設定エラーについて知らせます。 サービス プロファイルで、別の vCon に vHBA を割り当てるか、vCon 設定を変更する必要があります。 |
||||||
ステップ 8 |
[Order] セクションで、次のフィールドに値を入力します。
|
||||||
ステップ 9 | [Save Changes] をクリックします。 |
最適なパフォーマンスを得るために、スタティック vNIC とスタティック vHBA は、PCIe バス上のダイナミック vNIC の前に配置する必要があります。 スタティック vNIC は、スタティック vNIC と vHBA の両方を指します。 Cisco UCS Manager リリース 2.1 では、スタティックおよびダイナミック vNIC の順序に関する次の機能が提供されます。
Cisco UCS Manager リリース 2.1 にアップグレードした後、既存のサービス プロファイル(Cisco UCS Manager リリース 2.1 以前のリリースで定義されたプロファイル)に変更がない場合は、vNIC の順序は変更されません。
Cisco UCS Manager リリース 2.1 へのアップグレード後、vNIC 関連の変更によって vNIC マップの順序が変更される場合があります。 その場合、結果としてすべてのダイナミック vNIC がスタティック vNIC の後に配置されます。
Cisco UCS Manager リリース 2.1 で新しく作成されたサービス プロファイルでは、スタティック vNIC が常にダイナミック vNIC の前に順序付けられます。
上記の動作は、スタティック vNIC またはダイナミック vNIC の作成または削除の順番に依存しません。
SRIOV 対応のサービス プロファイルの場合は、UCSM が対応する仮想関数(VF)の前に vNIC 物理関数(PF)を挿入します。 この方式では、VF が PCIe バスおよび BDF 上の親 PF vNIC の近くに配置され、VF の継続的な増分順序になることが保証されます。
dyn-vNIC-1 1 dyn-vNIC-2 2
dyn-vNIC-1 1 dyn-vNIC-2 2 eth-vNIC-1 3 eth-vNIC-2 4
dyn-vNIC-1 1 dyn-vNIC-2 2 eth-vNIC-1 3 eth-vNIC-2 4
dyn-vNIC-1 3
dyn-vNIC-2 4
eth-vNIC-1 1
eth-vNIC-2 2
dyn-vNIC-3 5
dyn-vNIC-4 6
Cisco UCS Manager バージョン 2.1 は、0 機能デバイス(すべてのスタティック vNIC に対応する新しい BUS)としてスタティック vNIC をプロビジョニングします。 多機能ダイナミック vNIC は、新しいバス スロットから最後のスタティック vNIC/vHBA の後に配置されます。
(注) |
Cisco UCS Manager バージョン 2.1 は、新しい StaticZero モードをサポートします。 |
Cisco UCS Manager | ||
---|---|---|
Version 1.4 方式:ZeroFunction |
Version 2.0 方式:ZeroFunction/MultiFunction |
Version 2.1 方式:ZeroFunction/MultiFunction/StaticZero |
スタティックおよびダイナミック vNIC はすべて、バス [0-57]、関数 [0] 上にあります。 < ZeroFunction モード > |
スタティック vNIC およびダイナミック vNIC は、バス [0-57]、関数 [0-7] 上にあります バス 0、関数 0 バス 0、関数 7 バス 1、関数 0 < MultiFunction モード > |
スタティック vNIC または PF は、バス [0-57]、関数 [0] 上にあります。 SRIOV:対応する VF が同一バスおよび関数 [1-255] 上にあります。No-SRIOV:ダイナミック vNIC は、バス [0-57]、関数 [0-7] 上にあります。 < StaticZero モード> |
Balboa からのアップグレードでは、バスが <= 57 になるまで BDFの番号の付け直しは行われません(ZeroFunction モードのまま)。 デバイスが 58 台を超えると、MultiFunction モードに切り替わります。 |
Balboa からのアップグレードでは、バスが <= 57 になるまで BDFの番号の付け直しは行われません(ZeroFunction モードのまま)。 デバイスが 58 台またはプラットフォーム固有の最大 PCIe バス数を超えるか、SRIOV 設定に変更されると、StaticZero モードに切り替わります。 | |
Cisco UCS Manager バージョン 2.0 からのアップグレードでは、BDF の番号の付け直しは行われません(ZeroFunction/MultiFunction モードのまま)。 デバイスが 58 台またはプラットフォーム固有の最大 PCIe バス数を超えるか、SRIOV 設定に変更されると、StaticZero モードに切り替わります。 |
Cisco UCS Manager では、リモート UCS サーバに対して、vMedia デバイスの iso イメージのプロビジョニングを行えます。 スクリプト可能な vMedia を使用して、IMG または ISO イメージをリモート サーバにプログラムでマウントできます。 CIMC マウント型 vMedia では、メディア接続の追加要件なしで、データセンター内のマウントされた他のメディア間の通信を行えます。 スクリプト可能な vMedia では、仮想メディア デバイスをブラウザを使用せずに制御して、各 UCS サーバを手動で個別にマッピングできます。
スクリプト可能な vMedia は、NFS、CIFS、HTTP、HTTPS 共有などの、複数の共有タイプに対応しています。 スクリプト可能な vMedia は BIOS 設定でイネーブルになり、Web GUI および CLI インターフェイスで設定されます。
Cisco UCS Manager のスクリプト可能な vMedia は、次の機能をサポートしています。
(注) |
Cisco UCS Manager では、CIMC マッピング済みデバイスのみを対象として、スクリプト可能な vMedia をサポートします。 既存の KVM ベースの vMedia デバイスはサポートされません。 |
vMedia ポリシーは、リモート vMedia デバイスのマッピング情報を設定するために使用されます。 vMedia ポリシーでは、2 つの vMedia デバイスおよびマッピングが CD と HDD に対して可能です。 1 回に 1 つの ISO と 1 つの IMG を設定できます。 ISO 設定は CD ドライブに、IMG 設定は HDD デバイスにマッピングします。
(注) |
デバイスをリモート フォルダにマッピングする場合は、IMG を作成し、HDD デバイスとしてマッピングする必要があります。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 | ||||||||||||||||||
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 | ||||||||||||||||||
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 | ||||||||||||||||||
ステップ 4 | [vMedia Policies] を右クリックし、[Create vMedia Policy] を選択します。 | ||||||||||||||||||
ステップ 5 |
[Create vMedia Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
|
||||||||||||||||||
ステップ 6 | テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。 | ||||||||||||||||||
ステップ 7 |
[Create vMedia Mount] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
|
||||||||||||||||||
ステップ 8 | [OK] をクリックします。 リモート サーバの詳細が、[Create vMedia Mount] ダイアログボックスの [vMedia Mounts] 領域にリストされます。 |
vMedia ブート ポリシーを作成します。
スクリプト可能な vMedia を使用できるようにするには、まず vMedia とブート ポリシーをサービス プロファイルに追加する必要があります。 vMedia とブート ポリシーをサービス プロファイルに追加したら、サービス プロファイルを Cisco UCS サーバに関連付けることができます。 次の手順で、vMedia ポリシーをサービス プロファイルに追加する方法について説明します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 |
サービス プロファイルを作成する組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
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ステップ 4 | 組織を右クリックし、[Create Service Profile (expert)] を選択します。 [The Unified Computing System Manager] ペインが表示されます。 | ||||||||||
ステップ 5 |
[Name] フィールドに、サービス プロファイルの識別に使用できる一意の名前を入力します。 この名前には、2 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。この名前は、同じ組織内のすべてのサービス プロファイルおよびサービス プロファイル テンプレートで一意であることが必要です。 この名前は、サービス プロファイルを作成する組織またはサブ組織内で一意である必要があります。 |
||||||||||
ステップ 6 |
[UUID Assignment] ドロップダウン リストで、次のいずれかの手順を実行します。
|
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ステップ 7 | (任意) オプションを選択した場合は、次の手順を実行します。 | ||||||||||
ステップ 8 |
(任意)このサービス プロファイルで使用する新しい UUID 接尾辞プールを作成する場合は、[Create UUID Suffix Pool] をクリックし、[Create UUID Suffix Pool] ウィザードのフィールドに値を入力します。 詳細については、UUID 接尾辞プールの作成を参照してください。 |
||||||||||
ステップ 9 |
(任意)テキスト ボックスに、このサービス プロファイルの説明を入力します。 このサービス プロファイルのユーザ定義による説明。 256 文字以下で入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。 |
||||||||||
ステップ 10 | [Next] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 11 |
[vMedia] ドロップダウン リストから、次のいずれかを選択します。
|
||||||||||
ステップ 12 | すべてのサービス プロファイルおよびテンプレートにアクセスできる新しい vMedia ポリシーを作成したら、[vMedia] ドロップダウン リストからそのポリシーを選択します。 | ||||||||||
ステップ 13 | [Next] をクリックします。 |
vMedia ポリシーが設定されます。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | [vMedia Policies] のリストを表示するには、[vMedia Policies] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | 選択した [vMedia Mount] のプロパティを表示するには、vMedia ポリシーの名前をダブルクリックします。 [Properties] ページでは、[vMedia Mount] に使用するプロパティを変更できます。 |
目次
- サーバ関連ポリシーの設定
- BIOS の設定
- サーバ BIOS 設定
- メイン BIOS 設定
- プロセッサの BIOS 設定
- Intel Directed I/O の BIOS 設定
- RAS メモリの BIOS 設定
- シリアル ポートの BIOS 設定
- USB の BIOS 設定
- PCI 設定の BIOS 設定
- QPI の BIOS 設定
- LOM と PCIe スロット BIOS 設定
- ブート オプションの BIOS 設定
- サーバ管理 BIOS 設定
- BIOS ポリシー
- デフォルトの BIOS 設定
- BIOS ポリシーの作成
- BIOS のデフォルトの修正
- サーバの実際の BIOS 設定の表示
- CIMC セキュリティ ポリシー
- IPMI アクセス プロファイル
- IPMI アクセス プロファイルの作成
- IPMI アクセス プロファイルの削除
- KVM 管理ポリシー
- KVM 管理ポリシーの作成
- ローカル ディスク設定ポリシーの設定
- ローカル ディスク設定ポリシー
- すべてのローカル ディスク設定ポリシーに関するガイドライン
- RAID 用に設定されているローカル ディスク設定ポリシーに関するガイドライン
- ローカル ディスク設定ポリシーの作成
- ローカル ディスク設定ポリシーの変更
- ローカル ディスク設定ポリシーの削除
- FlexFlash のサポート
- FlexFlash SD カード サポートのイネーブル化
- スクラブ ポリシーの設定
- スクラブ ポリシー
- スクラブ ポリシーの作成
- スクラブ ポリシーの削除
- DIMM エラー管理の設定
- DIMM の修正可能なエラー処理
- メモリ エラーのリセット
- DIMM のブラックリスト化
- DIMM のブラックリストのイネーブル化
- Serial over LAN ポリシーの設定
- Serial over LAN ポリシー
- Serial over LAN ポリシーの作成
- Serial over LAN ポリシーの削除
- サーバ自動構成ポリシーの設定
- サーバ自動構成ポリシー
- 自動構成ポリシーの作成
- 自動構成ポリシーの削除
- サーバ ディスカバリ ポリシーの設定
- サーバ ディスカバリ ポリシー
- サーバ ディスカバリ ポリシーの作成
- サーバ ディスカバリ ポリシーの削除
- サーバ継承ポリシーの設定
- サーバ継承ポリシー
- サーバ継承ポリシーの作成
- サーバ継承ポリシーの削除
- サーバ プール ポリシーの設定
- サーバ プール ポリシー
- サーバ プール ポリシーの作成
- サーバ プール ポリシーの削除
- サーバ プール ポリシーの資格情報の設定
- サーバ プール ポリシー資格情報
- サーバ プール ポリシーの資格情報の作成
- サーバ プール ポリシーの資格情報の削除
- サーバ プール ポリシーの資格情報からの資格の削除
- vNIC/vHBA 配置ポリシーの設定
- vNIC/vHBA 配置ポリシー
- vCon のアダプタへの配置
- N20-B6620-2 および N20-B6625-2 ブレード サーバでの vCon のアダプタへの配置
- vCon のアダプタへの配置(他のすべてのサポート対象サーバの場合)
- vNIC/vHBA の vCon への割り当て
- vNIC/vHBA 配置ポリシーの作成
- vNIC/vHBA 配置ポリシーの削除
- vCon への vNIC の明示的割り当て
- vCon への vHBA の明示的割り当て
- ダイナミック vNIC の前にスタティック vNIC を配置
- CIMC マウント型 vMedia
- vMedia ポリシーの作成
- サービス プロファイルへの vMedia ポリシーの追加
- CIMC vMedia ポリシーの表示
この章は、次の内容で構成されています。
- BIOS の設定
- CIMC セキュリティ ポリシー
- ローカル ディスク設定ポリシーの設定
- スクラブ ポリシーの設定
- DIMM エラー管理の設定
- Serial over LAN ポリシーの設定
- サーバ自動構成ポリシーの設定
- サーバ ディスカバリ ポリシーの設定
- サーバ継承ポリシーの設定
- サーバ プール ポリシーの設定
- サーバ プール ポリシーの資格情報の設定
- vNIC/vHBA 配置ポリシーの設定
- CIMC マウント型 vMedia
サーバ BIOS 設定
Cisco UCSでは、Cisco UCS ドメイン内のサーバ上の BIOS 設定をグローバルに変更する方法が 2 通り用意されています。 サーバまたはサーバの集合のニーズに合う特定の BIOS 設定グループを含む BIOS ポリシーを 1 つ以上作成するか、特定のサーバ プラットフォームに対するデフォルトの BIOS 設定を使用できます。
BIOS ポリシーおよびサーバ プラットフォームのデフォルトの BIOS 設定のいずれを使用しても、Cisco UCS Manager によって管理されているサーバの BIOS 設定を微調整できます。
データセンターのニーズに応じて、一部のサービス プロファイルについては BIOS ポリシーを設定し、同じ Cisco UCS ドメイン内の他のサービス プロファイルについては BIOS のデフォルトを使用したり、そのいずれかのみを使用したりできます。 また、Cisco UCS Manager を使用して、サーバの実際の BIOS 設定を表示し、それらが現在のニーズを満たしているかどうかを確認できます。
(注)
Cisco UCS Manager は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定による BIOS 設定の変更を Cisco Integrated Management Controller(CIMC)バッファにプッシュします。 これらの変更はバッファ内にとどまり、サーバがリブートされるまでは有効になりません。
設定するサーバで BIOS 設定のサポートを確認することをお勧めします。 RAS メモリのミラーリング モードなど一部の設定は、すべてのCisco UCS サーバでサポートされているわけではありません。
- メイン BIOS 設定
- プロセッサの BIOS 設定
- Intel Directed I/O の BIOS 設定
- RAS メモリの BIOS 設定
- シリアル ポートの BIOS 設定
- USB の BIOS 設定
- PCI 設定の BIOS 設定
- QPI の BIOS 設定
- LOM と PCIe スロット BIOS 設定
- ブート オプションの BIOS 設定
- サーバ管理 BIOS 設定
メイン BIOS 設定
次の表は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定を介して行うことができるメイン サーバの BIOS 設定を示しています。
名前 説明 [Reboot on BIOS Settings Change]
1 つ以上の BIOS 設定を変更した後にサーバをリブートするタイミング。
この設定を有効にした場合は、サーバのサービス プロファイルのメンテナンス ポリシーに従ってリブートされます。 たとえば、メンテナンス ポリシーでユーザの確認応答が必要な場合、サーバはリブートされず、ユーザが保留中のアクティビティを確認するまで BIOS の変更は適用されません。
この設定を有効にしない場合は、別のサーバ設定の変更によるリブートであれ手動によるリブートであれ、次回サーバがリブートされるまで BIOS の変更は適用されません。
[Quiet Boot]
BIOS が Power On Self-Test(POST)中に表示する内容。 次のいずれかになります。
[Post Error Pause]
POST 中にサーバで重大なエラーが発生した場合の処理。 次のいずれかになります。
[Resume Ac On Power Loss]
予期しない電力損失後、電力が復帰したときにサーバが実行する動作を決定します。 次のいずれかになります。
[Front Panel Lockout]
前面パネルの電源ボタンとリセット ボタンがサーバによって無視されるかどうかを決定します。 次のいずれかになります。
プロセッサの BIOS 設定
次の表は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定を介して行うことができるプロセッサの BIOS 設定を示しています。
名前 説明 [Turbo Boost]
プロセッサで Intel Turbo Boost Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、仕様よりも低い電力、温度、または電圧でプロセッサが動作していると、自動的にそのプロセッサの周波数が上がります。 次のいずれかになります。
[Enhanced Intel Speedstep]
プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、プロセッサの電圧やコア周波数をシステムが動的に調整できます。 このテクノロジーにより、平均電力消費量と平均熱発生量が減少する可能性があります。 次のいずれかになります。
[disabled]:プロセッサの電圧または周波数を動的に調整しません。
[enabled]:プロセッサで Enhanced Intel SpeedStep Technology が使用され、サポートされているすべてのスリープ状態でさらに電力を節約することが可能になります。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Hyper Threading]
プロセッサで Intel Hyper-Threading Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、マルチスレッド ソフトウェア アプリケーションのスレッドを各プロセッサ内で並列に実行できます。 次のいずれかになります。
[disabled]:プロセッサでのハイパースレッディングを禁止します。
[enabled]:プロセッサでの複数スレッドの並列実行を許可します。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Core Multi Processing]
パッケージ内の論理プロセッサ コアの状態を設定します。 この設定をディセーブルにすると、ハイパー スレッディングもディセーブルになります。 次のいずれかになります。
[all]:すべての論理プロセッサ コアでマルチ プロセッシングを有効にします。
[1] ~ [10]:サーバで実行可能な論理プロセッサ コアの数を指定します。 マルチ プロセッシングをディセーブルにし、サーバ上で動作する論理プロセッサ コアを 1 つだけにするには、[1] を選択します。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Execute Disabled Bit]
サーバのメモリ領域を分類し、アプリケーション コードを実行可能な場所を指定します。 この分類の結果、悪意のあるワームがバッファにコードを挿入しようとした場合、プロセッサでコードの実行をディセーブルにします。 この設定は、損害、ワームの増殖、および特定クラスの悪意のあるバッファ オーバーフロー攻撃を防止するのに役立ちます。 次のいずれかになります。
[disabled]:プロセッサでメモリ領域を分類しません。
[enabled]:プロセッサでメモリ領域を分類します。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Virtualization Technology (VT)]
プロセッサで Intel Virtualization Technology を使用するかどうか。このテクノロジーでは、1 つのプラットフォームで、複数のオペレーティング システムとアプリケーションをそれぞれ独立したパーティション内で実行できます。 次のいずれかになります。
[disabled]:プロセッサでのバーチャライゼーションを禁止します。
[enabled]:プロセッサで、複数のオペレーティング システムをそれぞれ独立したパーティション内で実行できます。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
(注) このオプションを変更した場合は、設定を有効にするためにサーバの電源を再投入する必要があります。
[Hardware Pre-fetcher]
プロセッサで、インテル ハードウェア プリフェッチャが必要に応じてデータおよび命令ストリームをメモリから取得し、統合 2 次キャッシュに入れることを許可するかどうか。 次のいずれかになります。
[Disabled]:ハードウェア プリフェッチャは使用しません。
[Enabled]:プロセッサで、キャッシュの問題が検出されたときにプリフェッチャを使用します。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
(注) この値を指定するには、[CPU Performance] を [Custom] に設定する必要があります。 [Custom] 以外の値の場合は、このオプションよりも、選択された CPU パフォーマンス プロファイルの設定が優先されます。
[Adjacent Cache Line Pre-fetcher]
プロセッサで必要な行のみを取得するのではなく、偶数または奇数のペアのキャッシュ行を取得するかどうか。 次のいずれかになります。
[Disabled]:プロセッサで必要な行のみを取得します。
[Enabled]:プロセッサで必要な行およびペアの行の両方を取得します。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
(注) この値を指定するには、[CPU Performance] を [Custom] に設定する必要があります。 [Custom] 以外の値の場合は、このオプションよりも、選択された CPU パフォーマンス プロファイルの設定が優先されます。
[DCU Streamer Pre-fetch]
プロセッサで DCU IP Prefetch メカニズムを使用して履歴キャッシュ アクセス パターンを分析し、L1 キャッシュ内で最も関連性の高い行をプリロードします。 次のいずれかになります。
[DCU IP Pre-fetcher]
プロセッサで DCU IP Prefetch メカニズムを使用して履歴キャッシュ アクセス パターンを分析し、L1 キャッシュ内で最も関連性の高い行をプリロードします。 次のいずれかになります。
[Direct Cache Access]
プロセッサで、データを I/O デバイスから直接プロセッサ キャッシュに入れることにより、I/O パフォーマンスを向上させることができます。 この設定はキャッシュ ミスを減らすのに役立ちます。 次のいずれかになります。
[Processor C State]
アイドル期間中にシステムが省電力モードに入ることができるかどうか。 次のいずれかになります。
[disabled]:システムはアイドル時でもハイ パフォーマンス状態のままになります。
[enabled]:システムは DIMM や CPU などのシステム コンポーネントへの電力を低減できます。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
オペレーティング システムがこの機能をサポートするかどうかについては、オペレーティング システムのベンダーに問い合わせることを推奨します。
[Processor C1E]
C1 ステートになったときに、プロセッサが最小周波数に移行できるようにします。 この設定は、サーバをリブートするまで有効になりません。 次のいずれかになります。
[Processor C3 Report]
プロセッサからオペレーティング システムに C3 レポートを送信するかどうか。 次のいずれかになります。
[disabled]:プロセッサから C3 レポートを送信しません。
[acpi-c2]:ACPI C2 フォーマットを使用してプロセッサから C3 レポートを送信します。
[acpi-c3]:ACPI C3 フォーマットを使用してプロセッサから C3 レポートを送信します。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
B440 サーバの場合、[BIOS Setup] メニューではこれらのオプションに対して [enabled] と [disabled] が使用されます。 [acpi-c2] または [acpi-c2] を指定すると、このサーバではそのオプションの BIOS 値に [enabled] が設定されます。
[Processor C6 Report]
プロセッサからオペレーティング システムに C6 レポートを送信するかどうか。 次のいずれかになります。
[Processor C7 Report]
プロセッサからオペレーティング システムに C7 レポートを送信するかどうか。 次のいずれかになります。
[CPU Performance]
サーバの CPU パフォーマンス プロファイルを設定します。 次のいずれかになります。
[Max Variable MTRR Setting]
MTRR 変数の数を選択できます。 次のいずれかになります。
[Local X2 APIC]
APIC アーキテクチャのタイプを設定できます。 次のいずれかになります。
[Power Technology]
次のオプションの CPU 電源管理設定を指定できます。
[Power Technology] は次のいずれかになります。
[Disabled]:サーバで CPU 電源管理は実行されず、前述の BIOS パラメータの設定が無視されます。
[Energy Efficient]:前述の BIOS パラメータに最適な設定が決定され、これらのパラメータの個々の設定は無視されます。
[Performance]:サーバは上記の BIOS パラメータのパフォーマンスを自動的に最適化します。
[Custom]:前述の BIOS パラメータの個々の設定が使用されます。 これらの BIOS パラメータのいずれかを変更する場合は、このオプションを選択する必要があります。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
[Energy Performance]
システム パフォーマンスまたはエネルギー効率がこのサーバで重要かどうかを判断できます。 次のいずれかになります。
パフォーマンス
balanced-performance
balanced-energy
energy-efficient
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
(注) [Power Technology] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[Frequency Floor Override]
アイドル状態のときに CPU を最大非ターボ周波数未満にすることができるかどうか。 次のいずれかになります。
[P-STATE Coordination]
BIOS がオペレーティング システムに P-state サポート モデルを伝達する方法を定義できます。 Advanced Configuration and Power Interface(ACPI)仕様では、次の 3 つのモデルが定義されています。
[HW_ALL]:プロセッサ ハードウェアによって、依存関係にある論理プロセッサ(パッケージ内のすべての論理プロセッサ)間の P-state を調整します。
[SW_ALL]:OS Power Manager(OSPM)によって、依存関係にある論理プロセッサ(物理パッケージ内のすべての論理プロセッサ)間の P-state を調整します。すべての論理プロセッサで遷移を開始する必要があります。
[SW_ANY]:OS Power Manager(OSPM)によって、依存関係にある論理プロセッサ(パッケージ内のすべての論理プロセッサ)間の P-state を調整します。ドメイン内の任意の論理プロセッサで遷移を開始できます。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
(注) [Power Technology] を [Custom] に設定する必要があります。そのようにしない場合、このパラメータの設定は無視されます。
[DRAM Clock Throttling]
メモリ帯域幅と消費電力に関してシステム設定を調整できます。 次のいずれかになります。
[Channel Interleaving]
CPU がメモリ ブロックを分割して、インターリーブされたチャネル間にデータの連続部分を分散し、同時読み取り動作を有効にするかどうか。 次のいずれかになります。
[Rank Interleaving]
1 つのランクを更新中に別のランクにアクセスできるよう、CPU がメモリの物理ランクをインターリーブするかどうか。 次のいずれかになります。
[Demand Scrub]
CPU または I/O から読み取り要求があった時に発生したシングル ビット メモリ エラーを、システムで修正するかどうか。 次のいずれかになります。
[Patrol Scrub]
システムがサーバ上のメモリの未使用部分でも単一ビット メモリ エラーをアクティブに探して訂正するかどうか。 次のいずれかになります。
Intel Directed I/O の BIOS 設定
次の表は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定を介して行うことができる Intel Directed I/O の BIOS 設定を示しています。
名前 説明 [VT for Directed IO]
Intel Virtualization Technology for Directed I/O(VT-d)をプロセッサで使用するかどうか。 次のいずれかになります。
[disabled]:プロセッサでバーチャライゼーション テクノロジーを使用しません。
[enabled]:プロセッサでバーチャライゼーション テクノロジーを使用します。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
(注) 他の Intel Directed I/O BIOS 設定を変更する場合は、このオプションを有効にする必要があります。
[Interrupt Remap]
プロセッサで Intel VT-d Interrupt Remapping をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Coherency Support]
プロセッサで Intel VT-d Coherency をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[ATS Support]
プロセッサで Intel VT-d Address Translation Services(ATS)をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Pass Through DMA Support]
プロセッサで Intel VT-d Pass-through DMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
RAS メモリの BIOS 設定
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できる RAS メモリの BIOS 設定の一覧を示します。
名前 説明 [Memory RAS Config]
サーバに対するメモリの Reliability, Availability, and Serviceability(RAS)の設定方法。 次のいずれかになります。
[maximum performance]:システムのパフォーマンスが最適化されます。
[mirroring]:システムのメモリの半分をバックアップとして使用することにより、システムの信頼性が最適化されます。
[lockstep]:サーバ内の DIMM ペアが、同一のタイプ、サイズ、および構成を持ち、SMI チャネルにまたがって装着されている場合、ロックステップ モードをイネーブルにして、メモリ アクセス遅延の最小化およびパフォーマンスの向上を実現できます。 B440 サーバでは lockstep がデフォルトでイネーブルになっています。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
[NUMA]
BIOS で NUMA をサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[Mirroring Mode]
メモリのミラーリングでは、メモリに 2 つの同じデータ イメージを保存することにより、システムの信頼性が向上します。
このオプションは、[Memory RAS Config] で [mirroring] オプションを選択したときのみ使用可能です。 次のいずれかを指定できます。
[Sparing Mode]
スペアリングはメモリを予備に保持することで信頼性を最適化し、別の DIMM の障害発生時に使用できるようにします。 このオプションは、メモリの冗長性を実現しますが、ミラーリングほどの冗長性は提供されません。 使用可能なスペアリングのモードは、現在のメモリの数によって異なります。
このオプションは、[Memory RAS Config] で [sparing] オプションを選択したときのみ使用可能です。 次のいずれかを指定できます。
[LV DDR Mode]
低電圧と高周波数のどちらのメモリ動作をシステムで優先するか。 次のいずれかになります。
[DRAM Refresh Rate]
このオプションは、内部メモリの更新頻度を制御します。
USB の BIOS 設定
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できる USB BIOS 設定の一覧を示します。
名前 説明 [Make Device Non Bootable]
サーバが USB デバイスからブートできるかどうか。 次のいずれかになります。
[Legacy USB Support]
システムでレガシー USB デバイスをサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[USB System Idle Power Optimizing Setting]
USB EHCI のアイドル時電力消費を減らすために USB システムにアイドル時電力最適化設定を使用するかどうか。 この設定で選択した値によって、パフォーマンスが影響を受けることがあります。 次のいずれかになります。
[USB Front Panel Access Lock]
USB の前面パネルのロックが、USB ポートに前面パネルからアクセス可能または不可能に設定されます。 次のいずれかになります。
[Port 60/64 Emulation]
完全な USB キーボード レガシー サポートのために 60h/64h エミュレーションをシステムでサポートするかどうか。 次のいずれかになります。
[USB Port:Front]
前面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port:Internal]
内部 USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port:KVM]
KVM ポートがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port:Rear]
背面パネルの USB デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port:SD Card]
SD カード ドライブがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[USB Port:VMedia]
仮想メディア デバイスがイネーブルかディセーブルか。 次のいずれかになります。
[All USB Devices]
すべての物理および仮想 USB デバイスがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。
PCI 設定の BIOS 設定
次の表は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定を介して行うことができる PCI 設定の BIOS 設定を示しています。
名前 説明 [Max Memory Below 4G]
システム設定に応じて、PAE 非対応のオペレーティング システムのメモリ使用量を BIOS で 4 GB 以下に最大化するかどうか。 次のいずれかになります。
[Memory Mapped IO Above 4Gb Config]
64 ビット PCI デバイスの 4 GB 以上のアドレス空間に対するメモリ マップド I/O をイネーブルにするか、ディセーブルにするか。 レガシーなオプション ROM は 4 GB を超えるアドレスにアクセスできません。 PCI デバイスが 64 ビット対応でも、レガシーなオプション ROM を使用する場合は、この設定をイネーブルにしても正しく機能しない場合があります。 次のいずれかになります。
[VGA Priority]
システムに複数の VGA デバイスがある場合は、VGA グラフィックス デバイスのプライオリティを設定できます。 次のいずれかになります。
[onboard]:オンボード VGA デバイスにプライオリティが与えられます。 BIOS ポスト画面および OS ブートはオンボード VGA ポートを介して実行されます。
[offboard]:PCIE グラフィックス アダプタにプライオリティが与えられます。 BIOS ポスト画面および OS ブートは外部グラフィックス アダプタ ポートを介して実行されます。
[onboard-vga-disabled]:PCIE グラフィックス アダプタにプライオリティが与えられ、オンボード VGA デバイスはディセーブルになります。
(注) オンボード VGA がディセーブルなると、vKVM は機能しません。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
(注) Cisco UCSS B シリーズ サーバでは、オンボード VGA デバイスだけがサポートされます。
LOM と PCIe スロット BIOS 設定
次の表に、BIOS ポリシーまたはデフォルト BIOS 設定を介して実行できる USB BIOS 設定の一覧を示します。
名前 説明 [All Onboard LOM Ports]
すべての LOM ポートがイネーブルであるか、ディセーブルであるか。 次のいずれかになります。
[LOM Port n OptionROM]
n で指定された LOM ポートでオプション ROM を使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[PCIe Slot:SAS OptionROM]
オプション ROM が SAS ポートで使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
[PCIe Slot:n Link Speed]ドロップダウン リスト
このオプションを使用すると、PCIe スロット n に装着されているアダプタ カードの最大速度を制限できます。 次のいずれかになります。
ブート オプションの BIOS 設定
次の表は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定を介して行うことができるブート オプションの BIOS 設定を示しています。
名前 説明 [Boot Option Retry]
BIOS でユーザ入力を待機せずに非 EFI ベースのブート オプションを再試行するかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel Entry SAS RAID]
Intel SAS Entry RAID モジュールがイネーブルかどうか。 次のいずれかになります。
[Intel Entry SAS RAID Module]
Intel SAS Entry RAID モジュールをどのように設定するか。 次のいずれかになります。
[Onboard SCU Storage Support]
オンボード ソフトウェア RAID コントローラをサーバで使用できるかどうか。 次のいずれかになります。
サーバ管理 BIOS 設定
[General Settings]
名前 説明 [Assert Nmi on Serr]
システム エラー(SERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。 次のいずれかになります。
[Assert Nmi on Perr]
プロセッサ バス パリティ エラー(PERR)の発生時に、BIOS がマスク不能割り込み(NMI)を生成し、エラーをログに記録するかどうか。 次のいずれかになります。
[OS Boot Watchdog Timer]
BIOS が、定義済みのタイム アウト値を持つウォッチドッグ タイマーをプログラムするかどうか。 タイマーが切れる前にオペレーティング システムのブートを完了しない場合、CIMC はシステムをリセットし、エラーがログに記録されます。 次のいずれかになります。
[disabled]:サーバのブートにかかる時間をトラッキングするためにウォッチドッグ タイマーは使用されません。
[enabled]:サーバのブートにかかる時間をウォッチドッグ タイマーでトラッキングします。 サーバが事前に定義した時間内にブートしない場合、CIMC はシステムをリセットし、エラーを記録します。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
この機能には、オペレーティング システムのサポートまたは Intel 管理ソフトウェアが必要です。
[OS Boot Watchdog Timer Timeout Policy]
ウォッチドッグ タイマーが切れた場合にシステムで実行されるアクション。 次のいずれかになります。
[power-off]:OS ブート中にウォッチドッグ タイマーが期限切れになった場合、サーバは電源オフになります。
[Reset]:OS のブート中にウォッチドッグ タイマーが切れた場合、サーバはリセットされます。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
このオプションは、[OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にだけ利用できます。
[OS Boot Watchdog Timer Timeout]
BIOS でウォッチドッグ タイマーの設定に使用されるタイムアウト値。 次のいずれかになります。
[5-minutes]:ウォッチドッグ タイマーは OS ブート開始から 5 分後に期限切れになります。
[10-minutes]:ウォッチドッグ タイマーは OS ブート開始から 10 分後に期限切れになります。
[15-minutes]:ウォッチドッグ タイマーは OS ブート開始から 15 分後に期限切れになります。
[20-minutes]:ウォッチドッグ タイマーは OS ブート開始から 20 分後に期限切れになります。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
このオプションは、[OS Boot Watchdog Timer] をイネーブルにした場合にだけ利用できます。
コンソール リダイレクション設定
名前 説明 [Console Redirection]
POST および BIOS のブート中に、シリアル ポートをコンソール リダイレクションに使用できるようにします。 BIOS のブートが完了し、オペレーティング システムがサーバを担当すると、コンソール リダイレクションは関連がなくなり、無効になります。 次のいずれかになります。
[disabled]:POST 中にコンソール リダイレクションは発生しません。
[serial-port-a]:POST 中のコンソール リダイレクションのためシリアル ポート A をイネーブルにします。 このオプションはブレード サーバおよびラックマウント サーバに対して有効です。
[serial-port-b]:コンソール リダイレクションのためシリアル ポート B をイネーブルにし、サーバ管理タスク実行を許可します。 このオプションは、ラックマウント サーバでのみ有効です。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
(注) このオプションをイネーブルにする場合は、POST 中に表示される Quiet Boot のロゴ画面もディセーブルにします。
[Flow Control]
フロー制御にハンドシェイク プロトコルを使用するかどうか。 送信要求/クリア ツー センド(RTS/CTS)を使用すると、隠れた端末問題が原因で発生する可能性があるフレーム コリジョンを減らすことができます。 次のいずれかになります。
[none]:フロー制御は使用されません。
[rts-cts]:RTS/CTS がフロー制御に使用されます。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[BAUD Rate]
シリアル ポートの伝送速度として使用されるボー レート。 [Console Redirection] をディセーブルにした場合は、このオプションを使用できません。 次のいずれかになります。
[9600]:ボー レート 9600 が使用されます。
[19200]:ボー レート 19200 が使用されます。
[38400]:ボー レート 38400 が使用されます。
[57600]:ボー レート 57600 が使用されます。
[115200]:ボー レート 115200 が使用されます。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Terminal Type]
コンソール リダイレクションに使用される文字フォーマットのタイプ。 次のいずれかになります。
[pc-ansi]:PC-ANSI 端末フォントが使用されます。
[vt100]:サポートされている vt100 ビデオ端末とその文字セットが使用されます。
[vt100-plus]:サポートされている vt100-plus ビデオ端末とその文字セットが使用されます。
[vt-utf8]:UTF-8 文字セットのビデオ端末が使用されます。
[platform-default]:BIOS は、サーバ タイプとベンダーのBIOS デフォルト値に含まれるこの属性の値を使用します。
(注) この設定は、リモート ターミナル アプリケーション上の設定と一致している必要があります。
[Legacy OS Redirect]
シリアル ポートでレガシーなオペレーティング システム(DOS など)からのリダイレクションをイネーブルにするかどうか。 次のいずれかになります。
BIOS ポリシー
BIOS ポリシーは、サーバまたはサーバ グループに対する BIOS 設定の設定を自動化するポリシーです。 ルート組織内のすべてのサーバに対して使用可能なグローバル BIOS ポリシーを作成するか、サブ組織の階層に対してだけ使用可能な BIOS ポリシーを作成できます。
BIOS ポリシーを使用するには、次の手順を実行します。
サービス プロファイルの関連付け時に、Cisco UCS Manager はサーバ上の BIOS 設定を BIOS ポリシー内の設定と一致するように変更します。 BIOS ポリシーを作成せず、BIOS ポリシーをサービス プロファイルに割り当てていない場合は、サーバの BIOS 設定にそのサーバ プラットフォームのデフォルトが使用されます。
デフォルトの BIOS 設定
Cisco UCS Managerには、Cisco UCS がサポートするサーバの各タイプのための 1 セットのデフォルト BIOS 設定が含まれます。 デフォルト BIOS 設定は、ルート組織だけで使用でき、グローバルです。 Cisco UCS でサポートされている各サーバ プラットフォームには、1 セットの BIOS 設定だけを適用できます。 デフォルト BIOS 設定は変更できますが、デフォルト BIOS 設定の追加セットの作成はできません。
デフォルト BIOS 設定の各セットは、サポートされているサーバの特定のタイプに合わせて設計されており、サービス プロファイルに BIOS ポリシーが含まれていない、特定のタイプのすべてのサーバに適用されます。
Cisco UCS 実装にサーバ特定の設定によって満たされない特定の要件があるのでない限り、Cisco UCS ドメインのサーバの各タイプ用に設計されたデフォルト BIOS 設定を使用するよう推奨します。
Cisco UCS Manager により、これらのサーバ プラットフォーム固有の BIOS 設定が次のように適用されます。
Cisco UCS Manager によって提供されるデフォルト BIOS 設定は変更できます。 ただし、デフォルトの BIOS 設定に対する変更は、その特定のタイプまたはプラットフォームのすべてのサーバに適用されます。 特定のサーバの BIOS 設定だけを変更する場合は、BIOS ポリシーを使用することを推奨します。
BIOS ポリシーの作成
手順
(注)
Cisco UCS Manager は、BIOS ポリシーまたはデフォルトの BIOS 設定による BIOS 設定の変更を Cisco Integrated Management Controller(CIMC)バッファにプッシュします。 これらの変更はバッファ内にとどまり、サーバがリブートされるまでは有効になりません。
設定するサーバで BIOS 設定のサポートを確認することをお勧めします。 RAS メモリのミラーリング モードなど一部の設定は、すべてのCisco UCS サーバでサポートされているわけではありません。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 ステップ 4 [BIOS Policies] を右クリックして [Create BIOS Policy] を選択します。 ステップ 5 [Create BIOS Policy] ウィザードの [Main] ページで [名前] フィールド の BIOS ポリシーの名前を入力します。 この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。
ステップ 6 [Create BIOS Policy] ウィザードで、次の手順を実行して BIOS 設定を実行します。
ステップ 7 ポリシーの BIOS 設定すべてが完了したら、[Finish] をクリックします。
BIOS のデフォルトの修正
手順設定するサーバで BIOS 設定のサポートを確認することをお勧めします。 RAS メモリのミラーリング モードなど一部の設定は、すべてのCisco UCS サーバでサポートされているわけではありません。
Cisco UCS 実装にサーバ特定の設定によって満たされない特定の要件があるのでない限り、Cisco UCS ドメインのサーバの各タイプ用に設計されたデフォルト BIOS 設定を使用するよう推奨します。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 ステップ 4 [BIOS Defaults] を展開し、デフォルトの BIOS 設定を変更するサーバ モデル番号を選択します。 ステップ 5 [Work] ペインで適切なタブをクリックし、目的のオプション ボタンをクリックするか、ドロップダウン リストから選択してデフォルトの BIOS 設定を変更します。 各 BIOS 設定のオプションに関する説明および情報については、次のトピックを参照してください。 サーバのタイプによっては、BIOS 設定が利用できない場合があります。
[Main] タブ: メイン BIOS 設定
[Advanced] タブ:
[Processor] サブタブ: プロセッサの BIOS 設定
[Intel Directed IO] サブタブ: Intel Directed I/O の BIOS 設定
[RAS Memory] サブタブ: RAS メモリの BIOS 設定
[Serial Port] サブタブ: シリアル ポートの BIOS 設定
[USB] サブタブ: USB の BIOS 設定
[PCI Configuration] サブタブ: PCI 設定の BIOS 設定
[Boot Options] タブ: ブート オプションの BIOS 設定
[Server Management] タブ: サーバ管理 BIOS 設定
ステップ 6 [Save Changes] をクリックします。
サーバの実際の BIOS 設定の表示
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 ステップ 2 [Equipment] タブで、 を展開します。 ステップ 3 実際の BIOS 設定を表示するサーバを選択します。 ステップ 4 [Work] ペインで [Inventory] タブをクリックします。 ステップ 5 [Motherboard] サブタブをクリックします。 ステップ 6 [BIOS Settings] 領域で、見出しの右側の [Expand] アイコンをクリックしてその領域を開きます。 [BIOS Settings] 領域の各タブは、そのサーバ プラットフォームの設定を表示します。 一部のタブには、追加情報を表示したサブタブがあります。
CIMC セキュリティ ポリシー
IPMI アクセス プロファイル
このポリシーでは、IP アドレスを使用して、IPMI コマンドを直接サーバに送信できるかどうかを決定することができます。 たとえば、CIMC からセンサー データを取得するためのコマンドを送信することができます。 このポリシーは、サーバでローカルに認証可能なユーザ名とパスワードを含む IPMI アクセス、およびこのアクセスが読み取り専用か、読み取りと書き込みであるかを定義します。
また、IPMI アクセス プロファイルで IPMI over LAN をディセーブルまたはイネーブルにして、リモート接続を制限することもできます。 IPMI over LAN は、関連しないすべてのサーバおよび IPMI アクセス ポリシーのないすべてのサーバでデフォルトによりディセーブルになります。 IPMI アクセス ポリシーを作成すると、IPMI over LAN はデフォルトでイネーブルに設定されます。 値を変更してディセーブルにしない場合、IPMI over LAN は関連するすべてのサーバでイネーブルになります。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また。このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
IPMI アクセス プロファイルの作成
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 ステップ 4 [IPMI Access Profiles] を右クリックし、[Create IPMI Access Profile] を選択します。 ステップ 5 [Create IPMI Access Profile] ダイアログボックスで次の手順を実行します。 ステップ 6 ナビゲータの [IPMI Users] 領域で、[+] をクリックします。 ステップ 7 [Create IPMI User] ダイアログボックスで、次の手順を実行します。
ステップ 8 別のユーザを追加するには、ステップ 6 および 7 を繰り返します。 ステップ 9 [OK] をクリックして、[Work] ペインの IPMI プロファイルに戻ります。
次の作業
IPMI プロファイルをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
KVM 管理ポリシー
このポリシーでは、KVM 経由でサーバにアクセスするときに vMedia 暗号化がイネーブルであるかどうかを判断できます。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また。このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
ローカル ディスク設定ポリシー
このポリシーは、ローカル ドライブのオンボード RAID コントローラを通じて、サーバ上にインストールされているオプションの SAS ローカル ドライブを設定します。 このポリシーでは、ローカル ディスク設定ポリシーを含むサービス プロファイルに関連付けられたすべてのサーバに対して、ローカル ディスク モードを設定できるようにします。
ローカル ディスク モードには次のものがあります。
[ローカルストレージなし]:ディスクレス サーバまたは SAN 専用の設定で使用します。 このオプションを選択する場合、このポリシーを使用する任意のサービス プロファイルを、ローカル ディスクを持つサーバに関連付けることができません。
[RAID 0がストライプ済み]:データはアレイのすべてのディスクにストライプ化され、高速スループットを提供します。 データの冗長性はなく、いずれかのディスクで障害が発生すると、すべてのデータが失われます。
[RAID 1がミラー済み]:データが 2 つのディスクに書き込まれ、1 つのディスクで障害が発生した場合でも完全なデータ冗長性を提供します。 最大アレイ サイズは、2 つのドライブの小さい方の空き容量に等しくなります。
[任意の設定]:変更なしのローカル ディスク設定を転送するサーバ設定で使用します。
[RAIDなし]:RAID を削除し、ディスク MBR およびペイロードを変更しない状態のままにするサーバ設定で使用します。
[RAIDなし] を選択し、このポリシーをすでに RAID ストレージが設定されているオペレーティング システムを使用するサーバに適用した場合、ディスクの内容は削除されません。 そのため、[RAIDなし] モードの適用後にサーバでの違いがわからないことがあります。 よって、ポリシーの RAID 設定と、サーバの タブに表示される実際のディスク設定とが一致しない場合があります。
以前のすべての RAID 設定情報をディスクから削除するには、[RAIDなし] コンフィギュレーション モードの適用後にすべてのディスク情報を削除するスクラブ ポリシーを適用します。
[RAID 5が部分的にストライプ済み]:データはアレイのすべてのディスクにストライプ化されます。 各ディスクの容量の一部に、ディスクの障害発生時にデータの再構築に使用できるパリティ情報が格納されます。 RAID 5 は、高い読み取り要求レートで、アプリケーションに適切なデータ スループットを提供します。
[RAID 6が部分的にデュアルストライプ済み]:データはアレイのすべてのディスクにストライプ化され、2 つのパリティ ディスクを使用して、最大 2 つの物理ディスクの障害に対する保護を提供します。 データ ブロックの各行に、2 セットのパリティ データが格納されます。
[RAID 10がミラーおよびストライプ済み]:RAID 10 はミラー化されたディスクのペアを使用して、完全なデータ冗長性と高いスループット レートを提供します。
[RAID 50が部分的にストライプおよびストライプ済み]:データが複数のストライプ化されたパリティ ディスク セットにストライプ化され、高いスループットと複数のディスク故障耐性を提供します。
[RAID 60部分的にストライプおよびストライプ済み] :データが複数のストライプ化されたパリティ ディスク セットにストライプ化され、高いスループットと優れたディスク故障耐性を提供します。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また。このポリシーを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
すべてのローカル ディスク設定ポリシーに関するガイドライン
ローカル ディスク設定ポリシーを作成する前に、次のガイドラインを考慮してください。
B200 M1 または M2 のデフォルト ローカル ディスク設定ポリシーを使用して、B200 M3 にサービス プロファイルを割り当てないでください。
B200 M1 および M2 サーバと B200 M3 サーバのストレージ コントローラで提供される RAID/JBOD サポートは異なっているため、B200M1 または M2 サーバのデフォルト ローカル ディスク設定ポリシーを含むサービス プロファイルを B200 M3 サーバに割り当てたり、再割り当てを行ったりすることはできません。 デフォルトのローカル ディスク設定ポリシーには、[任意の設定] モードまたは JBOD 設定が含まれます。
RAID 用に設定されているローカル ディスク設定ポリシーに関するガイドライン
MegaRAID ストレージ コントローラを搭載したサーバ用のローカル ディスク設定ポリシーに RAID 設定を設定する
ブレード サーバまたは統合されたラックマウント サーバに MegaRAID コントローラが搭載されている場合、そのサーバのサービス プロファイルに含まれるローカル ディスク設定ポリシーでドライブの RAID 設定を設定する必要があります。 これを実行するには、そのサーバに定義されている RAID モードのいずれかを使用して、サービス プロファイルのローカル ディスク設定ポリシーを設定するか、[任意の設定] モードと LSI ユーティリティ ツールセットを使用して、RAID ボリュームを作成します。
OS をインストールする前に RAID LUN を設定していないと、インストール時にディスク検出エラーが発生し、「No Device Found」といったエラー メッセージが表示される可能性があります。
サーバ プロファイルで [任意の設定] モードが指定されている場合、RAID 1 クラスタ移行後にサーバが起動しない
RAID 1 クラスタの移行後、サービス プロファイルをサーバに関連付ける必要があります。 サービス プロファイル内のローカル ディスク設定ポリシーに RAID 1 ではなく [任意の設定] モードが設定されていると、RAID LUN は、関連付け中およびその後も「非アクティブ」状態のままになります。 その結果、サーバは起動できなくなります。
この問題を回避するには、サーバに関連付けるサービス プロファイルに、移行前の元のサービス プロファイルとまったく同じローカル ディスク設定ポリシーが含まれるようにし、[任意の設定] モードは含まれないようにします。
MegaRAID ストレージ コントローラを搭載したサーバ上で JBOD モードを使用しない
MegaRAID ストレージ コントローラが搭載されたブレード サーバまたは統合ラックマウント サーバ上で JBOD モードまたは JBOD 操作を設定または使用しないでください。 JBOD モードと操作は、このサーバで完全に機能するよう設計されていません。
統合されたラックマウント サーバ内の RAID ボリュームと RAID コントローラはそれぞれ 1 つまで
Cisco UCS Manager と統合されているラックマウント サーバは、Cisco UCS Centralサーバ上に存在するハード ドライブの数とは関係なく、RAID ボリュームを 1 つまでしか設定できません。
統合されたラックマウント サーバ内のローカル ハード ドライブは、1 つの RAID コントローラのみにすべて接続される必要があります。 Cisco UCS Manager との統合では、ローカル ハード ドライブが単一のラックマウント サーバ内の複数の RAID コントローラに接続することはサポートされていません。 そのため、Cisco UCS Manager と統合されるラックマウント サーバを発注する際は、単一の RAID コントローラ構成を要求することを推奨します。
また、サードパーティ製のツールを使用して、ラックマウント サーバ上に複数の RAID LUN を作成しないでください。 Cisco UCS Manager では、そのような設定はサポートされていません。
ブレード サーバ内の RAID ボリュームと RAID コントローラはそれぞれ 1 つまで
ブレード サーバは、サーバ内に存在するドライブの数とは関係なく、RAID ボリュームを 1 つまでしか設定できません。 ローカル ハード ドライブは、1 つの RAID コントローラのみにすべて接続される必要があります。 たとえば、B200 M3 に LSI コントローラと Intel Patsburg コントローラが搭載されていても、LSI コントローラだけが RAID コントローラして使用できます。
また、サードパーティ製のツールを使用して、ブレード サーバ上に複数の RAID LUN を作成しないでください。 Cisco UCS Manager では、そのような設定はサポートされていません。
ミラー RAID で選択されるディスクの数は 2 つまでにする
ミラー RAID で選択されたディスクの数が 2 つを超えると、RAID 1 は RAID 10 LUN として作成されます。 この問題は、Cisco UCS B440 M1 サーバと B440 M2 サーバで発生する可能性があります。
一部のサーバの特定の RAID 設定オプションでは、ライセンスが必要
一部の Cisco UCS サーバには、特定の RAID 設定オプションのライセンスが必要です。 Cisco UCS Manager で、このローカル ディスク ポリシーを含むサービス プロファイルとサーバを関連付けると、Cisco UCS Manager によって選択された RAID オプションに適切なライセンスが備わっているかが確認されます。 問題がある場合は、サービス プロファイルを関連付ける際に、Cisco UCS Manager に設定エラーが表示されます。
特定の Cisco UCS サーバの RAID ライセンス情報については、そのサーバの『Hardware Installation Guide』を参照してください。
ローカル ディスク設定ポリシーの作成
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 ステップ 4 [Local Disk Config Policies] を右クリックし、[Create Local Disk Configuration Policy] を選択します。 ステップ 5 [Create Local Disk Configuration Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 [名前] フィールド
ポリシーの名前。
この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。
[説明] フィールド
ポリシーの説明。 ポリシーが使用される場所と条件についての情報を含めることを推奨します。
256 文字以下で入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。
[所有者] フィールド
次のいずれかになります。
次のローカル ディスク ポリシー モードのいずれかを選択できます。
[ローカルストレージなし]:ディスクレス サーバまたは SAN 専用の設定で使用します。 このオプションを選択する場合、このポリシーを使用する任意のサービス プロファイルを、ローカル ディスクを持つサーバに関連付けることができません。
[RAID 0がストライプ済み]:データはアレイのすべてのディスクにストライプ化され、高速スループットを提供します。 データの冗長性はなく、いずれかのディスクで障害が発生すると、すべてのデータが失われます。
[RAID 1がミラー済み]:データが 2 つのディスクに書き込まれ、1 つのディスクで障害が発生した場合でも完全なデータ冗長性を提供します。 最大アレイ サイズは、2 つのドライブの小さい方の空き容量に等しくなります。
[任意の設定]:変更なしのローカル ディスク設定を転送するサーバ設定で使用します。
[RAIDなし]:RAID を削除し、ディスク MBR およびペイロードを変更しない状態のままにするサーバ設定で使用します。
[RAIDなし] を選択し、このポリシーをすでに RAID ストレージが設定されているオペレーティング システムを使用するサーバに適用した場合、ディスクの内容は削除されません。 そのため、[RAIDなし] モードの適用後にサーバでの違いがわからないことがあります。 よって、ポリシーの RAID 設定と、サーバの タブに表示される実際のディスク設定とが一致しない場合があります。
以前のすべての RAID 設定情報をディスクから削除するには、[RAIDなし] コンフィギュレーション モードの適用後にすべてのディスク情報を削除するスクラブ ポリシーを適用します。
[RAID 5が部分的にストライプ済み]:データはアレイのすべてのディスクにストライプ化されます。 各ディスクの容量の一部に、ディスクの障害発生時にデータの再構築に使用できるパリティ情報が格納されます。 RAID 5 は、高い読み取り要求レートで、アプリケーションに適切なデータ スループットを提供します。
[RAID 6が部分的にデュアルストライプ済み]:データはアレイのすべてのディスクにストライプ化され、2 つのパリティ ディスクを使用して、最大 2 つの物理ディスクの障害に対する保護を提供します。 データ ブロックの各行に、2 セットのパリティ データが格納されます。
[RAID 10がミラーおよびストライプ済み]:RAID 10 はミラー化されたディスクのペアを使用して、完全なデータ冗長性と高いスループット レートを提供します。
[RAID 50が部分的にストライプおよびストライプ済み]:データが複数のストライプ化されたパリティ ディスク セットにストライプ化され、高いスループットと複数のディスク故障耐性を提供します。
[RAID 60部分的にストライプおよびストライプ済み] :データが複数のストライプ化されたパリティ ディスク セットにストライプ化され、高いスループットと優れたディスク故障耐性を提供します。
(注) 一部の Cisco UCS サーバには、特定の RAID 設定オプションのライセンスが必要です。 Cisco UCS Manager で、このローカル ディスク ポリシーを含むサービス プロファイルとサーバを関連付けると、Cisco UCS Manager によって選択された RAID オプションに適切なライセンスが備わっているかが確認されます。 問題がある場合は、サービス プロファイルを関連付ける際に、Cisco UCS Manager に設定エラーが表示されます。
特定の Cisco UCS サーバの RAID ライセンス情報については、そのサーバの『ハードウェア インストール ガイド』を参照してください。
このチェックボックスをオンにすると、サーバは、サービス プロファイルとの関連付けが解除されても、ローカル ディスク設定ポリシー内の設定を保持します。
注意 サーバ内の 1 つ以上のディスクに障害が発生すると、[設定の保護] は機能しなくなります。
サービス プロファイルがサーバから関連付けを解除され、新しいサービス プロファイルが関連付けられると、新しいサービス プロファイルの Protect Configuration プロパティの設定が優先され、前のサービス プロファイルの設定が上書きされます。
(注) このオプションが有効な状態でサーバとサービス プロファイルの関連付けを解除した後、そのサーバに新しいサービス プロファイルを関連付け、そのサービス プロファイル内のローカル ディスク設定ポリシーに前とは異なるプロパティが含まれていると、サーバから設定不一致のエラーが返され、関連付けは失敗します。
SD カードの FlexFlash コントローラを有効化または無効化にするには、該当するボタンをクリックしてください。
(注) このパラメータは、SD カード モジュールのあるサーバのみ該当します。
RAID レポートを有効化または無効化にするには、該当するボタンをクリックしてください。 RAID レポートを有効にすると、RAID ステータスがモニタリングされ、障害が有効化されます。
(注) 1 枚の SD カードのみが装着されている場合は、RAID レポートが有効な場合でも、RAID ステータスは「無効化」と表示され、RAID の状態は「NA」と表示されます。
ステップ 6 [OK] をクリックします。
ローカル ディスク設定ポリシーの変更
手順この手順は、関連付けられた サービス プロファイル からローカル ディスク設定ポリシーを変更する方法について説明します。 [Servers] タブの [Policies] ノードからローカル ディスク設定ポリシーを変更することもできます。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 変更するローカル ディスク設定ポリシーを持つサービス プロファイルを含む組織を展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。
ステップ 4 変更するローカル ディスク設定ポリシーを含む サービス プロファイル をクリックします。 ステップ 5 [Work] ペインで、[Storage] タブをクリックします。 ステップ 6 [Actions] 領域で、[Change Local Disk Configuration Policy] をクリックします。 ステップ 7 [Change Local Disk Configuration Policy] ダイアログボックスで、[Select the Local Disk Configuration Policy] ドロップダウン リストから次のいずれかのオプションを選択します。
オプション 説明 Use a Disk Policy
このオプションのリストから既存のローカル ディスク設定ポリシーを選択します。 Cisco UCS Manager はこのポリシーを サービス プロファイル に割り当てます。
Create a Local Disk Policy
選択された サービス プロファイル だけがアクセスできるローカル ディスク設定ポリシーを作成できます。
No Disk Policy
選択された サービス プロファイル のローカル ディスク設定ポリシーを使用しません。
ステップ 8 [OK] をクリックします。 ステップ 9 (任意)[Local Disk Configuration Policy] 領域を展開し、変更が行われたことを確認します。
FlexFlash のサポート
概要
Cisco UCS B シリーズおよび C シリーズ M3 と M4 サーバは、内部セキュア デジタル(SD)メモリ カードをサポートします。 SD カードは、Cisco Flexible Flash ストレージ コントローラ(SD カード用スロットが 2 つある PCI ベースのコントローラ)によってホストされます。 カードには、HV と呼ばれる単一のパーティションが含まれます。 FlexFlash がイネーブルの場合、Cisco UCS Manager には BIOS とホスト オペレーティング システムの両方に対する USB ドライブとして HV パーティションが表示されます。
FlexFlash はデフォルトでディセーブルになっています。 サービス プロファイルで使用されるローカル ディスク ポリシーで FlexFlash をイネーブルにできます。 FlexFlash がローカル ディスク ポリシーでイネーブルと定義され、サーバが SD カードをサポートしている場合、FlexFlash コントローラはサービス プロファイルの関連付け中にイネーブルになります。 サーバが SD カードをサポートしていない、または CIMC バージョンが古い場合は、構成エラーメッセージが表示されます。
サポートされるサーバで FlexFlash をディセーブルにすると、ホストの再起動がトリガーされ、再起動の警告メッセージが表示されます。 FlexFlash コントローラは、関連サービス プロファイルの関連付け解除の一環としてもディセーブルになります。
FlexFlash コントローラはデュアル SD カード用の RAID-1 をサポートします。 FlexFlash スクラブ ポリシーを作成しサーバを再認識することで RAID ペアに新しい SD カードを設定できます。 FlexFlash スクラブ ポリシーは、両方のカードの HV パーティションを削除し、そのカードを正常な RAID 状態にすることができます。
(注)
ペアリングが完了したらすぐにスクラブ ポリシーをディセーブルにします。
HV パーティションから起動するには、SD カードがサービス プロファイルで使用されるブート ポリシーで定義されている必要があります。
FlexFlash ファームウェア管理
FlexFlash コントローラ ファームウェアは、CIMC イメージの一部としてバンドルされます。 CIMC をアップグレードする場合、最新のファームウェア バージョンが FlexFlash コントローラで使用可能な場合は、そのコントローラは管理されなくなり、FlexFlash インベントリにはコントローラ ステータスが [Waiting For User Action]、コントローラ ヘルスが [Old Firmware Running] と表示されます。 FlexFlash コントローラのファームウェアをアップグレードするには、ボード コントローラの更新を行う必要があります。 詳細については、適切な『Cisco UCS B-Series Firmware Management Guide』を参照してください。
制限事項:
16 GB の SD カードのみサポートされます。
ラック サーバの SD カードをブレード サーバで使用したり、ブレード サーバの SD カードをラック サーバで使用することは推奨されません。 サーバ タイプ間での SD カードの交換は SD カードのデータ損失につながる可能性があります。
Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバの中には、4 つのパーティション(HV、HUU、SCU およびドライバ)を持つ SD カードがあります。 その HV パーティションのみが Cisco UCS Manager に表示されます。 4 つのパーティションを持つ SD カードを FlexFlash スクラブ ポリシーがある単一の HV パーティション カードに移行できます。
FlexFlash コントローラは RAID-1 sync サポートしません(ミラー再構築)。 SD カードが RAID の低下状態である場合、またはメタデータ エラーがコントローラによって報告された場合は、FlexFlash スクラブ ポリシーを実行して RAID のためのカードを組み合わせる必要があります。 FlexFlash スクラブ ポリシーの詳細については、スクラブ ポリシー を参照してください。 次の条件によって RAID の低下またはメタデータ エラーが引き起こされる可能性があります。
サーバのファームウェア バージョンは、2.2(1a) 以上が必要です。
FlexFlash SD カード サポートのイネーブル化
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 ステップ 4 [Local Disk Config Policies] を展開し、FlexFlash サポートをイネーブルにするローカル ディスクの設定ポリシーを選択します。 ステップ 5 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 6 [FlexFlash State] フィールドで、[Enable] オプション ボタンをクリックします。 ステップ 7 [FlexFlash RAID Reporting State] フィールドで、[Enable] オプション ボタンをクリックします。 ステップ 8 [Save Changes] をクリックします。
スクラブ ポリシー
このポリシーは、ディスカバリ プロセス中にサーバのローカル データおよび BIOS 設定に何が起こるか、サーバがいつ再認識されるか、またはサーバとサービス プロファイルの関連付けがいつ解除されるかを決定します。
(注)
ローカル ディスク スクラブ ポリシーは、Cisco UCS Manager によって管理されるハード ドライブにのみ適用され、USB ドライブなど他のデバイスには適用されません。スクラブ ポリシーの設定によっては、そのようなときに次の処理が行われます。
FlexFlash スクラブ
FlexFlash スクラブにより、新規またはデグレード SD カードの組み合わせ、FlexFlash メタデータの設定エラーの解決、およびパーティションが 4 つの旧式 SD カードから単一パーティション SD カードへの移行が可能になります。 SD カードに対しては、スクラブ ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバからアソシエーション解除されるとき、またはサーバが再認識されるときに、次のいずれかが発生します。
イネーブルの場合、SD カードの HV パーティションは PNUOS フォーマット ユーティリティによりフォーマットされます。 SD カードが 2 つある場合、そのカードは RAID-1 ペアされており、両方のカードの HV パーティションは有効とマークされます。 スロット 1 のカードはプライマリとマークされ、スロット 2 のカードはセカンダリとしてマークされます。
ディセーブルの場合、既存の SD カード設定が保持されます。
(注)
FlexFlash スクラブを行うと SD カードの HV パーティションが消去されるため、FlexFlash スクラブを実行する前に推奨されるホスト オペレーティング システム ユーティリティを使用して SD カードの完全バックアップを行うことを推奨します。
サービス プロファイルのメタデータ設定不具合を解決するには、FlexFlash スクラブを実行する前にローカル ディスク設定ポリシーの FlexFlash をディセーブルにし、サーバが再認識された後に FlexFlash をイネーブルにする必要があります。
ペアリングが完了、またはメタデータ不具合が解決したらすぐにスクラブ ポリシーをディセーブルにします。
スクラブ ポリシーの作成
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 ステップ 4 [Scrub Policies] を右クリックし、[Create Scrub Policy] を選択します。 ステップ 5 [Create Scrub Policy] ウィザードで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 [名前] フィールド
ポリシーの名前。
この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。
[説明] フィールド
ポリシーの説明。 ポリシーが使用される場所と条件についての情報を含めることを推奨します。
256 文字以下で入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。
このフィールドを [Yes] に設定すると、このスクラブ ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバとの関連付けを解除されたときに、サーバのローカル ドライブにあるすべてのデータが完全に消去されます。 このフィールドを [No] に設定すると、すべてのローカル ストレージ設定を含むローカル ドライブ上のデータが維持されます。
このフィールドを [Yes] に設定すると、このスクラブ ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバとの関連付けを解除されたときに、そのサーバの BIOS 設定が消去され、そのサーバ タイプとベンダーのデフォルトにリセットされます。 このフィールドを [No] に設定すると、BIOS 設定が維持されます。
ステップ 6 [OK] をクリックします。
DIMM の修正可能なエラー処理
Cisco UCS Manager では、DIMM が事前定義されたウィンドウにおいて修正可能な重大エラーに遭遇した場合、ステータスが Degraded と表され、機能しないデバイスと見なされます。
DIMM の修正可能なエラー処理機能により、サーバ内のすべての DIMM に関する修正可能および修正不可能なメモリ エラーをすべてリセットできます。 エラー設定をリセットすると、当該 DIMM のエラー数はクリアされ、ステータスは操作可能に変わり、DIMM のセンサー状態がリセットされます。
メモリ エラーのリセット
手順Cisco UCS Manager と Baseboard Management Controller(BMC)で発生した修正可能および修正不可能なすべてのメモリ エラーをリセットするには、この手順を使用します。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 ステップ 2 [Equipment] タブで、 を展開します。 ステップ 3 エラー設定をリセットするサーバをクリックします。 ステップ 4 [Work] ペインの [Inventory] タブをクリックします。 ステップ 5 [Memory] サブタブをクリックします。 ステップ 6 コンポーネントを右クリックし、[Reset Memory Errors] を選択します。 ステップ 7 Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
DIMM のブラックリスト化
Cisco UCS Manager で、デュアル インライン メモリ モジュール(DIMM)の状態は、SEL イベント レコードに基づいています。 BIOS が BIOS ポスト中のメモリ テスト実行時に修正不可能なメモリ エラーに遭遇した場合、DIMM は不良と判別されます。 不良と判別された DIMM は機能しないデバイスと見なされます。
DIMM のブラックリスト化を有効にすると、Cisco UCS Manager はメモリ テスト実行メッセージをモニタし、DIMM SPD データ内でメモリ エラーに遭遇した DIMM をブラックリストに載せます。 これにより、ホストは修正不可能な ECC エラーに遭遇した DIMM をマップから外すことができます。
DIMM のブラックリストのイネーブル化
手順メモリ ポリシーは、Cisco UCS ドメインの既存のサーバ、およびメモリ ポリシーを設定した後で追加されたサーバに適用できるグローバル ポリシーです。
(注)
本グローバル ポリシーをサービス プロファイルに追加できません。
Cisco UCS B シリーズ M1 ブレード サーバはこの機能をサポートしません。
Cisco UCS C シリーズ ラック サーバへのサポートは今後のリリースで可能になる予定です。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 ブラックリストをイネーブルにする組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 ステップ 4 [Memory Policy] を展開し、[default] を選択します。 ステップ 5 [Blacklisting] 領域で、[Enabled] オプション ボタンをクリックします。
DIMM のブラックリストは、ドメイン レベル ポリシーでイネーブルにされ、これらの変更は、その特定のドメイン内のすべてのサーバに適用されます。
(注)
サーバの CIMC が DIMM のブラックリストをサポートしない場合、info level 障害が生成されます。
Serial over LAN ポリシー
このポリシーは、このポリシーを使用するサービス プロファイルと関連付けられているすべてのサーバに対する Serial over LAN 接続の設定を行います。 デフォルトでは、Serial over LAN 接続はディセーブルにされています。
Serial over LAN ポリシーを実装する場合、IPMI プロファイルを作成することも推奨します。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また。このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
Serial over LAN ポリシーの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで、 を展開します。 サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、
を展開します。ステップ 3 Right-click Serial over LAN Policies and choose Create Serial over LAN Policy. ステップ 4 In the Create Serial over LAN Policy dialog box, enter the Name and optional description, choose the Serial over LAN State, and choose a Speed from the drop-down list. ステップ 5 Click OK.
サーバ自動構成ポリシー
自動構成ポリシーの作成
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 ステップ 2 [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。 ステップ 3 [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 ステップ 4 [Autoconfig Policies] サブタブをクリックします。 ステップ 5 テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。 [+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。
ステップ 6 [Create Autoconfiguration Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 [名前] フィールド
ポリシーの名前。
この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。
[説明] フィールド
ポリシーの説明。 ポリシーが使用される場所と条件についての情報を含めることを推奨します。
256 文字以下で入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。
[認定] ドロップダウン リスト
この自動構成ポリシーに関連付けられたサーバ プール ポリシー資格。
サーバ プール ポリシー資格で指定された基準を満たす新しいサーバが検出されると、Cisco UCS は、[サービスプロファイルのテンプレート名] ドロップダウン リストで選択されたサービス プロファイル テンプレートに基づいて、サービス プロファイルを自動的に作成し、新しく作成されたサービス プロファイルをサーバと関連付けます。
[ORG] ドロップダウン リスト
Cisco UCS がサービス プロファイルを自動的に作成して、サーバと関連付けると、このフィールドで選択された組織の下にサービス プロファイルを配置します。
[サービスプロファイルのテンプレート名] ドロップダウン リスト
このポリシーに関連付けられたサービス プロファイル テンプレート。
ステップ 7 [OK] をクリックします。
サーバ ディスカバリ ポリシー
サーバ ディスカバリ ポリシーの作成
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 ステップ 2 [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。 ステップ 3 [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 ステップ 4 [Server Discovery Policies] サブタブをクリックします。 ステップ 5 テーブル アイコン バーの [+] アイコンをクリックして、[Create Server Discovery Policy] ダイアログボックスを開きます。 ステップ 6 [説明] フィールドに、ディカバリ ポリシーの説明を入力します。 ステップ 7 [Action] フィールドで、次のオプションのいずれかを選択します。 ステップ 8 (任意)このポリシーをサーバ プールに関連付けるには、[認定] ドロップダウン リストでサーバ プール ポリシーの資格情報を選択します。 ステップ 9 (任意)スクラブ ポリシーを含めるには、[Scrub Policy] ドロップダウン リストでポリシーを選択します。 ステップ 10 [OK] をクリックします。
次の作業
サーバ ディスカバリ ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
サーバ ディスカバリ ポリシーの削除
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 ステップ 2 [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。 ステップ 3 [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 ステップ 4 [Server Discovery Policies] サブタブをクリックします。 ステップ 5 削除するサーバ ディスカバリ ポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 ステップ 6 Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
サーバ継承ポリシーの作成
手順VIC アダプタが搭載されたブレード サーバまたはラックマウント サーバ(Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードなど)、サーバのアイデンティティ値が製造時にサーバ ハードウェアに書き込まれていません。 その結果、アダプタのアイデンティティは、デフォルト プールから取得する必要があります。 デフォルト プールに、サーバに割り当てるのに十分なエントリが格納されていない場合、サービス プロファイルの関連付けが設定エラーで失敗します。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 ステップ 2 [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。 ステップ 3 [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 ステップ 4 [Server Inheritance Policies] サブタブをクリックします。 ステップ 5 テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。 [+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。
ステップ 6 [Create Server Inheritance Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 [名前] フィールド
ポリシーの名前。
この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。
[説明] フィールド
ポリシーの説明。 ポリシーが使用される場所と条件についての情報を含めることを推奨します。
256 文字以下で入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。
[認定] ドロップダウン リスト
このポリシーを 1 つ以上の特定のサーバ プールに関連付ける場合は、これらのプールを識別するサーバ プールの資格ポリシーをドロップダウン リストから選択します。
[ORG] ドロップダウン リスト
このポリシーに組織を関連付ける場合、または現在のアソシエーションを変更する場合は、該当する組織をドロップダウン リストから選択します。
ステップ 7 [OK] をクリックします。
サーバ継承ポリシーの削除
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。 ステップ 2 [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。 ステップ 3 [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 ステップ 4 [Server Inheritance Policies] サブタブをクリックします。 ステップ 5 削除するサーバ継承ポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。 ステップ 6 Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
サーバ プール ポリシー
このポリシーはサーバ ディスカバリ プロセス中に呼び出されます。 これは、サーバ プール ポリシー資格情報により、サーバと、ポリシーで指定されたターゲット プールが一致した場合にどのような処理が行われるかを定義します。
サーバが複数のプールに適合したときに、これらのプールにサーバ プール ポリシーがあった場合、このサーバはこれらすべてのプールに追加されます。
サーバ プール ポリシーの作成
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 ステップ 4 [Server Pool Policies] を右クリックし、[Create Server Pool Policy] を選択します。 ステップ 5 [Create Server Pool Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 [名前] フィールド
ポリシーの名前。
この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。
[説明] フィールド
ポリシーの説明。 ポリシーが使用される場所と条件についての情報を含めることを推奨します。
256 文字以下で入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。
[Target Pool] ドロップダウン リスト
このポリシーをサーバ プールに関連付ける場合は、ドロップダウン リストから該当のプールを選択します。
[認定] ドロップダウン リスト
このポリシーを 1 つ以上の特定のサーバ プールに関連付ける場合は、これらのプールを識別するサーバ プールの資格ポリシーをドロップダウン リストから選択します。
ステップ 6 [OK] をクリックします。
サーバ プール ポリシー資格情報
このポリシーは、ディスカバリ プロセス中に実行されたサーバのインベントリに基づいて、サーバを資格認定します。 資格情報は、サーバが選択基準を満たすかどうかを判断するために、ポリシーで設定されたルールです。 たとえば、データセンター プールのサーバの最小メモリ容量を指定するルールを作成できます。
資格情報は、サーバ プール ポリシーだけではなく、その他のポリシーでも、サーバを配置するために使用されます。 たとえば、サーバがある資格ポリシーの基準を満たしている場合、このサーバを 1 つ以上のサーバ プールに追加したり、自動的にサービス プロファイルと関連付けたりできます。
サーバ プール ポリシー資格情報を使用すると、次の基準に従ってサーバを資格認定できます。
実装によっては、サーバ プール ポリシー資格情報を使用して、次を含む複数のポリシーを設定する必要があります。
サーバ プール ポリシーの資格情報の作成
手順
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 ステップ 4 [Server Pool Policy Qualifications] ノードを右クリックし、[Create Server Pool Policy Qualification] を選択します。 ステップ 5 [Create Server Pool Policy Qualification] ダイアログボックスに、ポリシーの一意の名前および説明を入力します。 ステップ 6 (任意)このポリシーを使用して、アダプタ構成に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
ステップ 7 (任意)このポリシーを使用して、サーバが物理的に存在するシャーシに基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
ステップ 8 (任意)このポリシーを使用して、サーバが物理的に存在するシャーシとスロットの両方に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
ステップ 9 (任意)このポリシーを使用して、メモリ構成に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
ステップ 10 (任意)このポリシーを使用して、CPU/コア構成に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
ステップ 11 (任意)このポリシーを使用して、ストレージ構成および容量に基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
ステップ 12 (任意)このポリシーを使用して、サーバのモデルに基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。 ステップ 13 (任意)このポリシーを使用して、電源グループに基づいたサーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。 ステップ 14 (任意)このポリシーを使用して、関連付けられたサーバ プールに追加できるラックマウント サーバの資格認定を実行するには、次の手順を実行します。
ステップ 15 テーブル内の資格を確認し、必要に応じて修正します。 ステップ 16 [OK] をクリックします。
サーバ プール ポリシーの資格情報からの資格の削除
vNIC/vHBA 配置ポリシー
vNIC/vHBA 配置ポリシーは、次のことを決定するために使用されます。
各 vNIC/vHBA 配置ポリシーには、物理アダプタの仮想表現である vCon が含まれます。 vNIC/vHBA 配置ポリシーがサービス プロファイルに割り当てられ、サービス プロファイルがサーバに関連付けられると、vNIC/vHBA 配置ポリシー内の vCon が物理アダプタに割り当てられ、vNIC および vHBA がそれらの vCon に割り当てられます。
1 つのアダプタを持つブレード サーバやラック サーバの場合は、Cisco UCS がすべての vCon をそのアダプタに割り当てます。 4 つのアダプタを持つサーバの場合は、Cisco UCS が vCon1 をアダプタ 1 に、vCon2 をアダプタ 2 に、vCon3 をアダプタ 3 に、vCon4 をアダプタ 4 に割り当てます。
2 つまたは 3 つのアダプタを搭載したブレード サーバまたはラック サーバの場合、Cisco UCS は、サーバのタイプと選択された仮想スロット マッピング スキーム(ラウンド ロビンまたは線形順序)に基づいて vCon を割り当てます。 使用可能なマッピング スキームの詳細については、vCon のアダプタへの配置 を参照してください。
Cisco UCS は、vCon の割り当て後、vNIC と vHBA を各 vCon の選択プリファレンスに基づいて割り当てます。これは、次のいずれかになります。
[すべて]:設定されたすべての vNIC と vHBA が vCon に割り当てられます。明示的な割り当て、割り当て解除、動的のいずれかとなります。 これがデフォルトです。
[割り当てのみ]:vNICs と vHBA を vCon に明示的に割り当てる必要があります。 サービス プロファイルや vNIC または vHBA のプロパティにより、明示的に割り当てることができます。
[動的を除く]:動的な vNIC や vHBA を vCon に割り当てることはできません。 vCon は静的な vNIC と vHBA に使用可能で、割り当て解除または明示的な割り当てを行います。
[割り当て解除を除く]:割り当て解除された vNIC や vHBA を vCon に割り当てることはできません。 vCon は動的な vNIC や vHBA の他、明示的に割り当てられた静的な vNIC や vHBA に使用できます。
[Exclude usNIC]:Cisco usNIC は vCon に割り当てることはできません。 vCon は、明示的に割り当てられている、割り当てられていない、または動的であっても、その他すべての設定された vNIC と vHBA に使用できます。
(注)
[Exclude usNIC] に設定された vCon に、明示的に割り当てられる SRIOV usNIC は、その vCon に割り当てられたままになります。
サービス プロファイルにvNIC/vHBA 配置ポリシーを含めない場合、Cisco UCS Manager はデフォルトの [Round Robin] の vCon マッピング方式と [All] の vNIC/vHBA 選択プリファレンスに従い、各アダプタの機能と相対容量に基づいてアダプタ間で vNIC と vHBA を配布します。
vCon のアダプタへの配置
Cisco UCS は、サービス プロファイル内のすべての vCon をサーバ上の物理アダプタにマッピングします。 マッピングの実行方法、およびサーバ内の特定のアダプタへの vCon の割り当て方法は、次の条件によって決まります。
サーバのタイプ。 2 つのアダプタ カードを搭載した N20-B6620-2 および N20-B6625-2 ブレード サーバは、他のサポートされるラック サーバまたはブレード サーバとは異なるマッピング スキームを使用します。
サーバ内のアダプタの数。
vNIC/vHBA 配置ポリシー内の仮想スロット マッピング スキームの設定(該当する場合)。
vNIC および vHBA を vCon に割り当てるための vNIC/vHBA 選択環境設定を設定するときは、この配置を検討する必要があります。
(注)
vCon のアダプタへの配置は、アダプタの PCIE スロット番号とは関係ありません。 vCon の配置のために使用されるアダプタ番号は、アダプタの PCIE スロット番号ではなく、サーバ検出中にそれらに割り当てられる ID です。
N20-B6620-2 および N20-B6625-2 ブレード サーバでの vCon のアダプタへの配置
vCon のアダプタへの配置(他のすべてのサポート対象サーバの場合)
N20-B6620-2 および N20-B6625-2 ブレード サーバに加え、Cisco UCS によりサポートされるその他すべてのサーバでは、vCon の割り当ては、サーバに搭載されるアダプタ数と仮想スロット マッピング スキームに応じて異なります。
1 つのアダプタを持つブレード サーバやラック サーバの場合は、Cisco UCS がすべての vCon をそのアダプタに割り当てます。 4 つのアダプタを持つサーバの場合は、Cisco UCS が vCon1 をアダプタ 1 に、vCon2 をアダプタ 2 に、vCon3 をアダプタ 3 に、vCon4 をアダプタ 4 に割り当てます。
2 つまたは 3 つのアダプタを搭載したブレード サーバまたはラック サーバの場合、Cisco UCS は、選択した仮想スロット マッピング スキーム(ラウンド ロビンまたは線形順序)に基づいて vCons を割り当てます。
表 1 ラウンドロビン マッピング スキームを使用した vCon のアダプタへの配置 アダプタの数 vCon1 の割り当て vCon2 の割り当て vCon3 の割り当て vCon4 の割り当て 1
アダプタ1
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2
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アダプタ2
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アダプタ3
アダプタ2
4
アダプタ1
アダプタ2
アダプタ3
アダプタ4
ラウンド ロビンはデフォルトのマッピング スキームです。
表 2 線形順序マッピング スキームを使用した vCon のアダプタへの配置 アダプタの数 vCon1 の割り当て vCon2 の割り当て vCon3 の割り当て vCon4 の割り当て 1
アダプタ1
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2
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アダプタ2
3
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アダプタ2
アダプタ3
アダプタ3
4
アダプタ1
アダプタ2
アダプタ3
アダプタ4
(注)
Cisco UCS B440 M2 ブレード サーバに搭載された 2 つのアダプタで vCon ポリシーを使用している場合は、次のマッピングに注意してください。
vNIC/vHBA の vCon への割り当て
Cisco UCS Manager には、vNIC/vHBA 配置ポリシーを使用して vNIC および vHBA を vCon に割り当てるオプションが 2 つあります。つまり、明示的割り当てと暗黙的割り当てです。
vNIC および vHBA の明示的割り当て
明示的割り当てでは、vCon を指定してから、vNIC または vHBA を割り当てるアダプタを指定します。 この割り当てオプションは、サーバ上のアダプタ間への vNIC および vHBA の配布方法を決定する必要がある場合に使用します。
明示的割り当ての場合に、vCon と関連付けられる vNIC および vHBA を設定するには、次の手順を実行します。vNIC や vHBA をそれらのタイプに設定されていないvCon に割り当てようとすると、Cisco UCS Manager によって設定エラーが発生したことを示すメッセージ表示されます。
サービス プロファイルの関連付け中に、Cisco UCS Manager は、設定済みの vNIC および vHBA の割り当てを、サーバ内の物理的なアダプタ数および機能と比較して検証し、その後でポリシー内の設定に従って vNIC および vHBA を割り当てます。 負荷分散は、このポリシーで設定された vCon およびアダプタへの明示的な割り当てに基づいています。
アダプタが 1 つ以上の vNIC または vHBA の割り当てをサポートしていない場合は、Cisco UCS Manager によってサービス プロファイルに対するエラーが生成されます。
vNIC および vHBA の暗黙的割り当て
暗黙的割り当てでは、Cisco UCS Manager は vCon を決定した後で、アダプタの機能とそれらの相対的な処理能力に基づいて vNIC または vHBA を割り当てるアダプタを決定します。 この割り当てオプションは、vNIC または vHBA が割り当てられるアダプタがシステム設定で重要ではない場合に使用します。
暗黙的割り当ての場合に vCon を設定するには、次の手順を実行します。
vCon 設定を [All]、[Exclude Dynamic]、または [Exclude Unassigned] に設定します。 vCon は、vNIC/vHBA 配置ポリシーを使用して設定するか、サーバに関連付けられているサービス プロファイルで設定できます。
vCon を [Assigned Only] に設定しないでください。 この設定を使用して暗黙的割り当てを実行することはできません。
vNIC または vHBA を vCon に割り当てないでください。
サービス プロファイルの関連付け中に、Cisco UCS Manager は、サーバ内の物理的なアダプタ数および機能を検証し、必要に応じて vNIC および vHBA を割り当てます。 負荷分散はアダプタの機能に基づいており、vNIC および vHBA の配置は、システムによって決定される実際の順番に従って実行されます。 たとえば、あるアダプタが他のアダプタより多くの vNIC に対応できる場合、そのアダプタにはより多くの vNIC が割り当てられます。
サーバに設定されている数の vNIC および vHBA をアダプタでサポートできない場合、Cisco UCS Manager は、サービス プロファイルに対する障害を生成します。
デュアル アダプタ環境での vNIC の暗黙的割り当て
各スロットにアダプタ カードが搭載されたデュアル スロット サーバで暗黙的な vNIC 割り当てを使用する場合、Cisco UCS Manager は通常 vNIC/vHBA を次のように割り当てます。
サーバの両方のスロットに同じアダプタがある場合、Cisco UCS Manager は vNIC の半分と vHBA の半分を各アダプタに割り当てます。
サーバに 1 つの 非 VIC アダプタと 1 つの VIC アダプタがある場合、Cisco UCS Manager は、2 つの vNIC と 2 つの vHBA を非 VIC アダプタに割り当て、残りの vNIC と vHBA を VIC アダプタに割り当てます。
サーバに 2 つの異なる VIC アダプタがある場合、Cisco UCS Manager は、2 つのアダプタの相対的な処理能力に基づいて、vNIC と vHBA を比例的に割り当てます。
次の例は、サポートされるアダプタ カードのさまざまな組み合わせに対して、Cisco UCS Manager が vNIC と vHBA をどのように割り当てるのか、その一般的な方法を示しています。
4 つ の vNIC と、2 つの Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711アダプタ(それぞれ 2 つの vNIC)を搭載したサーバを設定する場合、Cisco UCS Manager は 2 つの vNIC を各アダプタに割り当てます。
50 の vNIC と、Cisco UCS CNA M72KR-Eアダプタ(2 つの vNIC)および Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードアダプタ(128 の vNIC)を搭載したサーバを設定する場合、Cisco UCS Manager は、2 つの vNIC を Cisco UCS CNA M72KR-Eアダプタに割り当て、48 の vNIC を Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードアダプタに割り当てます。
150 の vNIC と、Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードアダプタ(128 の vNIC)および Cisco UCS VIC-1240 仮想インターフェイス カードアダプタ(256 の vNIC)を搭載したサーバを設定する場合、Cisco UCS Manager は、50 の vNIC を Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードアダプタに割り当て、100 の vNIC を Cisco UCS VIC-1240 仮想インターフェイス カードアダプタに割り当てます。
(注)
vNIC をファブリック フェールオーバー用に設定し、ダイナミック vNIC をサーバ用に設定した場合に、この暗黙的な割り当てに対する例外が発生します。
vNIC ファブリックのフェールオーバーが含まれる設定で、1 つのアダプタが vNIC のフェールオーバーをサポートしない場合、Cisco UCS Manager は、ファブリックのフェールオーバーが有効になっているすべての vNIC を、それらをサポートするアダプタに割り当てます。 ファブリックのフェールオーバー用に設定された vNIC のみが設定に含まれる場合、それらをサポートしないアダプタに割り当てられる vNIC はありません。 ファブリックのフェールオーバー用に設定された vNIC と設定されていない vNIC がある場合、Cisco UCS Manager は、すべてのフェールオーバー vNIC を、それらをサポートするアダプタに割り当て、上記の比率に従って、少なくとも 1 つの非フェールオーバー vNIC を、それらをサポートしないアダプタに割り当てます。
ダイナミック vNIC が含まれる設定では、同様の暗黙的な割り当てが発生します。 Cisco UCS Manager は、すべてのダイナミック vNIC をそれらをサポートするアダプタに割り当てます。 ただし、ダイナミック vNIC とスタティック vNIC の組み合わせでは、少なくとも 1 つのスタティック vNIC がダイナミック vNIC をサポートしていないアダプタに割り当てられます。
vCon への vNIC の明示的割り当て
はじめる前に手順vNIC/vHBA 配置ポリシーまたはサービス プロファイルで次のいずれかの値を使用して、vCon を設定します。
vCon で [All] が設定されている場合でも、vNIC または vHBA をその vCon に明示的に割り当てることができます。 しかし、この設定ではほとんど制御ができません。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 vCon に明示的に割り当てる vNIC があるサービス プロファイルを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。
ステップ 4 [Service_Profile_Name] [vNICs] の順に展開します。 ステップ 5 vCon に明示的に割り当てる vNIC をクリックします。 ステップ 6 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 7 [Virtual Host Interface Placement] セクションで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 [Desired Placement] ドロップダウン リスト
vNIC 用のユーザ指定仮想ネットワーク インターフェイス(vCon)配置。 次のいずれかになります。
[Actual Assignment] フィールド
vNIC をそのタイプの vNIC が設定されていない vCon に割り当てようとした場合、Cisco UCS Manager はメッセージボックスを表示して設定エラーについて知らせます。 サービス プロファイルで、別の vCon に vNIC を割り当てるか、vCon 設定を変更する必要があります。
ステップ 8 [Order] セクションで、次のフィールドに値を入力します。 ステップ 9 [Save Changes] をクリックします。
vCon への vHBA の明示的割り当て
はじめる前に手順vNIC/vHBA 配置ポリシーまたはサービス プロファイルで次のいずれかの値を使用して、vCon を設定します。
vCon で [All] が設定されている場合でも、vNIC または vHBA をその vCon に明示的に割り当てることができます。 しかし、この設定ではほとんど制御ができません。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 vCon に明示的に割り当てる vHBA があるサービス プロファイルを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。
ステップ 4 [Service_Profile_Name] [vHBAs] を展開します。 ステップ 5 vCon に明示的に割り当てる vHBA をクリックします。 ステップ 6 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 7 [Virtual Host Interface Placement] セクションで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 [Desired Placement] フィールド
vHBA 用のユーザ指定仮想ネットワーク インターフェイス(vCon)配置。 次のいずれかになります。
[Actual Assignment] フィールド
サーバの vHBA の実際の vCon 割り当て。
vHBA をそのタイプの vHBA が設定されていない vCon に割り当てようとした場合、Cisco UCS Manager はメッセージボックスを表示して設定エラーについて知らせます。 サービス プロファイルで、別の vCon に vHBA を割り当てるか、vCon 設定を変更する必要があります。
ステップ 8 [Order] セクションで、次のフィールドに値を入力します。 ステップ 9 [Save Changes] をクリックします。
ダイナミック vNIC の前にスタティック vNIC を配置
最適なパフォーマンスを得るために、スタティック vNIC とスタティック vHBA は、PCIe バス上のダイナミック vNIC の前に配置する必要があります。 スタティック vNIC は、スタティック vNIC と vHBA の両方を指します。 Cisco UCS Manager リリース 2.1 では、スタティックおよびダイナミック vNIC の順序に関する次の機能が提供されます。
Cisco UCS Manager リリース 2.1 にアップグレードした後、既存のサービス プロファイル(Cisco UCS Manager リリース 2.1 以前のリリースで定義されたプロファイル)に変更がない場合は、vNIC の順序は変更されません。
Cisco UCS Manager リリース 2.1 へのアップグレード後、vNIC 関連の変更によって vNIC マップの順序が変更される場合があります。 その場合、結果としてすべてのダイナミック vNIC がスタティック vNIC の後に配置されます。
Cisco UCS Manager リリース 2.1 で新しく作成されたサービス プロファイルでは、スタティック vNIC が常にダイナミック vNIC の前に順序付けられます。
上記の動作は、スタティック vNIC またはダイナミック vNIC の作成または削除の順番に依存しません。
SRIOV 対応のサービス プロファイルの場合は、UCSM が対応する仮想関数(VF)の前に vNIC 物理関数(PF)を挿入します。 この方式では、VF が PCIe バスおよび BDF 上の親 PF vNIC の近くに配置され、VF の継続的な増分順序になることが保証されます。
例
Cisco UCS Manager リリース 2.0 の最初のデバイス順序dyn-vNIC-1 1 dyn-vNIC-2 2Cisco UCS Manager リリース 2.0 の新たなデバイス順序(2 つのスタティック vNIC を追加)dyn-vNIC-1 1 dyn-vNIC-2 2 eth-vNIC-1 3 eth-vNIC-2 4Cisco UCS Manager リリース 2.1 へのアップグレード後(vNIC 関連の変更がサービス プロファイルに行われる前)dyn-vNIC-1 1 dyn-vNIC-2 2 eth-vNIC-1 3 eth-vNIC-2 4Cisco UCS Manager リリース 2.1 の新たなデバイス順序(ポリシー数を 2 から 4 に変更することによって 2 つのダイナミック vNIC を追加)dyn-vNIC-1 3 dyn-vNIC-2 4 eth-vNIC-1 1 eth-vNIC-2 2 dyn-vNIC-3 5 dyn-vNIC-4 6
多機能 PCIe デバイスとしてのダイナミック vNIC
Cisco UCS Manager バージョン 2.1 は、0 機能デバイス(すべてのスタティック vNIC に対応する新しい BUS)としてスタティック vNIC をプロビジョニングします。 多機能ダイナミック vNIC は、新しいバス スロットから最後のスタティック vNIC/vHBA の後に配置されます。
(注)
Cisco UCS Manager バージョン 2.1 は、新しい StaticZero モードをサポートします。
表 3 バージョンの互換性 Cisco UCS Manager Version 1.4 方式:ZeroFunction
Version 2.0 方式:ZeroFunction/MultiFunction
Version 2.1 方式:ZeroFunction/MultiFunction/StaticZero
スタティックおよびダイナミック vNIC はすべて、バス [0-57]、関数 [0] 上にあります。
< ZeroFunction モード >
スタティック vNIC およびダイナミック vNIC は、バス [0-57]、関数 [0-7] 上にあります バス 0、関数 0 バス 0、関数 7
バス 1、関数 0
< MultiFunction モード >
スタティック vNIC または PF は、バス [0-57]、関数 [0] 上にあります。 SRIOV:対応する VF が同一バスおよび関数 [1-255] 上にあります。No-SRIOV:ダイナミック vNIC は、バス [0-57]、関数 [0-7] 上にあります。 < StaticZero モード>
Balboa からのアップグレードでは、バスが <= 57 になるまで BDFの番号の付け直しは行われません(ZeroFunction モードのまま)。 デバイスが 58 台を超えると、MultiFunction モードに切り替わります。
Balboa からのアップグレードでは、バスが <= 57 になるまで BDFの番号の付け直しは行われません(ZeroFunction モードのまま)。 デバイスが 58 台またはプラットフォーム固有の最大 PCIe バス数を超えるか、SRIOV 設定に変更されると、StaticZero モードに切り替わります。 Cisco UCS Manager バージョン 2.0 からのアップグレードでは、BDF の番号の付け直しは行われません(ZeroFunction/MultiFunction モードのまま)。 デバイスが 58 台またはプラットフォーム固有の最大 PCIe バス数を超えるか、SRIOV 設定に変更されると、StaticZero モードに切り替わります。 CIMC マウント型 vMedia
スクリプト可能な vMedia の使用
Cisco UCS Manager では、リモート UCS サーバに対して、vMedia デバイスの iso イメージのプロビジョニングを行えます。 スクリプト可能な vMedia を使用して、IMG または ISO イメージをリモート サーバにプログラムでマウントできます。 CIMC マウント型 vMedia では、メディア接続の追加要件なしで、データセンター内のマウントされた他のメディア間の通信を行えます。 スクリプト可能な vMedia では、仮想メディア デバイスをブラウザを使用せずに制御して、各 UCS サーバを手動で個別にマッピングできます。
スクリプト可能な vMedia は、NFS、CIFS、HTTP、HTTPS 共有などの、複数の共有タイプに対応しています。 スクリプト可能な vMedia は BIOS 設定でイネーブルになり、Web GUI および CLI インターフェイスで設定されます。
Cisco UCS Manager のスクリプト可能な vMedia は、次の機能をサポートしています。
(注)
Cisco UCS Manager では、CIMC マッピング済みデバイスのみを対象として、スクリプト可能な vMedia をサポートします。 既存の KVM ベースの vMedia デバイスはサポートされません。
vMedia ポリシーの作成
手順vMedia ポリシーは、リモート vMedia デバイスのマッピング情報を設定するために使用されます。 vMedia ポリシーでは、2 つの vMedia デバイスおよびマッピングが CD と HDD に対して可能です。 1 回に 1 つの ISO と 1 つの IMG を設定できます。 ISO 設定は CD ドライブに、IMG 設定は HDD デバイスにマッピングします。
(注)
デバイスをリモート フォルダにマッピングする場合は、IMG を作成し、HDD デバイスとしてマッピングする必要があります。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 ステップ 4 [vMedia Policies] を右クリックし、[Create vMedia Policy] を選択します。 ステップ 5 [Create vMedia Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 名前
vMedia ポリシーの名前。
この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。
説明
ポリシーの説明。 ポリシーを使用すべき場所や条件についての情報を含めることを推奨します。
Retry on Mount Failure
(注) デフォルト設定は、[Yes] です。 [Yes] を選択すると、マウントが成功するか、このオプションをディセーブルにするまで、リモート サーバは vMedia マウント プロセスの試行を続行します。 [No] を選択すると、マウントが失敗した状態ではマウントの再試行が機能しないことを示す警告メッセージが表示されます。
ステップ 6 テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。 ステップ 7 [Create vMedia Mount] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 名前
vMedia マウント ポリシーの名前。
Device Type
プロトコル
リモート サーバとの通信時に使用するプロトコル。 マウントしたリモート サーバとの通信の際に使用するプロトコルを示す、次のいずれかのオプション ボタンをクリックします。 ここに表示される値は次のとおりです。
Hostname/IPAddress
バックアップ ファイルを格納する場所の IP アドレスまたはホスト名を入力します。 これは、サーバ、ストレージ アレイ、ローカル ドライブ、またはファブリック インターコネクトがネットワーク経由でアクセス可能な任意の読み取り/書き込みメディアなどがあります。
ホスト名を使用する場合、Cisco UCS Manager で DNS サーバを使用するように設定する必要があります。 インバンド ネットワークがそのサーバに設定されている場合、ホスト名(DNS)を使用できます。
Remote File
バックアップ コンフィギュレーション ファイルのフル パスを入力します。 このフィールドにはファイル名(ファイル拡張子付き)のみを含めることができます。
Remote Path
リモート vMedia コンフィギュレーション ファイルのフル パスを入力します。
[Username]
Cisco UCS Manager がリモート サーバにログインする際に使用するユーザ名を入力します。
プロトコルが NFS の場合、このフィールドは適用されません。 プロトコルが HTTP の場合、このフィールドはオプションです。
パスワード
ユーザ名に関連付けられたパスワードを入力します。
プロトコルが NFS の場合、このフィールドは適用されません。 プロトコルが HTTP の場合、このフィールドはオプションです。
ステップ 8 [OK] をクリックします。 リモート サーバの詳細が、[Create vMedia Mount] ダイアログボックスの [vMedia Mounts] 領域にリストされます。
次の作業
vMedia ブート ポリシーを作成します。
サービス プロファイルへの vMedia ポリシーの追加
手順スクリプト可能な vMedia を使用できるようにするには、まず vMedia とブート ポリシーをサービス プロファイルに追加する必要があります。 vMedia とブート ポリシーをサービス プロファイルに追加したら、サービス プロファイルを Cisco UCS サーバに関連付けることができます。 次の手順で、vMedia ポリシーをサービス プロファイルに追加する方法について説明します。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 サービス プロファイルを作成する組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。
ステップ 4 組織を右クリックし、[Create Service Profile (expert)] を選択します。 [The Unified Computing System Manager] ペインが表示されます。 ステップ 5 [Name] フィールドに、サービス プロファイルの識別に使用できる一意の名前を入力します。 この名前には、2 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。この名前は、同じ組織内のすべてのサービス プロファイルおよびサービス プロファイル テンプレートで一意であることが必要です。
この名前は、サービス プロファイルを作成する組織またはサブ組織内で一意である必要があります。
ステップ 6 [UUID Assignment] ドロップダウン リストで、次のいずれかの手順を実行します。
オプション 説明 Select (pool default used by default)
デフォルトの UUID 接尾辞プールから UUID を割り当てます。
ステップ 8 に進みます。
製造元によってサーバに割り当てられた UUID を使用します。
このオプションを選択した場合、UUID はサービス プロファイルがサーバと関連付けられるまで割り当てられません。 この時点で、UUID は製造元によってサーバに割り当てられた UUID 値に設定されます。 サービス プロファイルを後で別のサーバに移動すると、UUID は新しいサーバに一致するように変更されます。
ステップ 8 に進みます。
ステップ 7 に進みます。
ドロップダウン リストの下部のリストから選択する UUID 接尾辞プールから UUID を割り当てます。
各プール名の後には、プール内で利用可能な UUID の数および UUID の合計数を示す、括弧に囲まれた 2 つの数字が表示されます。
既存のプールを使用するのではなく、すべてのサービス プロファイルがアクセスできるプールを作成する場合は、ステップ 4 に進みます。 それ以外の場合はステップ 8 に進みます。
ステップ 7 (任意) オプションを選択した場合は、次の手順を実行します。 ステップ 8 (任意)このサービス プロファイルで使用する新しい UUID 接尾辞プールを作成する場合は、[Create UUID Suffix Pool] をクリックし、[Create UUID Suffix Pool] ウィザードのフィールドに値を入力します。 詳細については、UUID 接尾辞プールの作成を参照してください。
ステップ 9 (任意)テキスト ボックスに、このサービス プロファイルの説明を入力します。 このサービス プロファイルのユーザ定義による説明。
256 文字以下で入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。
ステップ 10 [Next] をクリックします。 ステップ 11 [vMedia] ドロップダウン リストから、次のいずれかを選択します。
オプション 説明 Select vMedia Policy to use
vMedia ポリシーをこのサービス プロファイルに割り当てることができます。
ステップ 12 に進みます。
Create a Specific vMedia Policy
このサービス プロファイルのみがアクセスできるローカル vMedia ポリシーを作成できます。
vMedia Policies Policy_Name
既存のvMedia ポリシーをサービス プロファイルに割り当てます。 このオプションを選択した場合、Cisco UCS Managerでポリシーの詳細が表示されます。
既存のポリシーを使用するのではなく、すべてのサービス プロファイルがアクセスできるポリシーを作成する場合は、[Create vMedia Policy] をクリックします。 それ以外の場合は、リストでポリシーを選択し、ステップ 13 に進みます。
ステップ 12 すべてのサービス プロファイルおよびテンプレートにアクセスできる新しい vMedia ポリシーを作成したら、[vMedia] ドロップダウン リストからそのポリシーを選択します。 ステップ 13 [Next] をクリックします。