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目次
この章は、次の内容で構成されています。
ネームド VSAN は、所定の外部 SAN への接続を作成します。 VSAN は、ブロードキャスト トラフィックを含む、その外部 SAN へのトラフィックを切り離します。 1 つのネームド VSAN のトラフィックは、別のネームド VSAN にトラフィックが存在していることを認識しますが、そのトラフィックの読み取りまたはアクセスはできません。
ネームド VLAN と同様、VSAN ID に名前を割り当てると、抽象レイヤが追加されます。これにより、ネームド VSAN を使用するサービス プロファイルに関連付けられたすべてのサーバをグローバルにアップデートすることができます。 外部 SAN との通信を維持するために、サーバを個別に再設定する必要はありません。 同じ VSAN ID を使用して、複数のネームド VSAN を作成できます。
クラスタ設定では、ネームド VSAN は 1 つのファブリック インターコネクトのファイバ チャネル アップリンク ポート、または両方のファブリック インターコネクトのファイバ チャネル アップリンク ポートにアクセスできるように設定できます。
それぞれのネームド VSAN に FCoE VLAN ID を設定する必要があります。 このプロパティは、どの VLAN が VSAN およびファイバ チャネル パケットの転送に使用されるかを決定します。
Cisco UCS CNA M72KR-Q や Cisco UCS CNA M72KR-E などの FIP 対応の統合型ネットワーク アダプタの場合は、ネームド VSAN が FCoE VLAN ID 用のネイティブな VLAN ではないネームド VLAN を使用して設定される必要があります。 この設定は、FCoE トラフィックがこれらのアダプタをパス スルーできるようにします。
次の設定例では、ファブリック A にマッピングされた vHBA と vNIC を持つサービス プロファイルが、FIP 対応の統合型ネットワーク アダプタに関連付けられます。
各ファブリック インターコネクトのネームド VSAN にファイバ チャネル アップリンク トランキングを設定できます。 ファブリック インターコネクトのトランキングをイネーブルにした場合、そのファブリック インターコネクトのすべてのファイバ チャネル アップリンク ポートで、Cisco UCS ドメインのすべてのネームド VSAN が許可されます。
次のガイドラインと推奨事項は、ストレージ VSAN を含むすべてのネームド VSAN に適用されます。
VSAN を 4079 に設定しないでください。 この VSAN は予約されており、FC スイッチ モードや FC エンドホスト モードでは使用できません。
ID 4079 でネームド VSAN を作成すると、Cisco UCS Manager はエラーをマークし、VSAN 障害を生成します。
Cisco UCS ドメイン FC スイッチ モードを使用する予定の場合は、ID が 3040 ~ 4078 の範囲にある VSAN を設定しないでください。
その範囲の VSAN はファブリック インターコネクトが FC スイッチ モードで動作するように設定されている場合は使用できません。 Cisco UCS Manager はエラーをマークし、VSAN 障害を生成します。
Cisco UCS ドメイン FC エンドホスト モードを使用する予定の場合は、ID が 3840 ~ 4079 の範囲にある VSAN を設定しないでください。
その範囲の VSAN は、次の条件が Cisco UCS ドメイン に存在する場合動作しません。
ファブリック インターコネクトは、FC エンドホスト モードで動作するように設定されます。
Cisco UCS ドメインはファイバ チャネルのトランキングまたは SAN ポート チャネルで設定されます。
これらの設定が存在する場合、Cisco UCS Manager は次の操作を実行します。
3840 ~ 4079 の ID を持つすべての VSAN を使用不能とします。
動作しない VSAN に対して障害を生成します。
デフォルト VSAN にすべての非動作 VSAN を転送します。
非動作 VSAN に関連付けられたすべての vHBA をデフォルト VSAN に転送します。
ファイバ チャネル トランキングをディセーブルにし、既存の SAN ポート チャネルのいずれかを削除する場合、Cisco UCS Manager は 3840 ~ 4078 の範囲の VSAN を動作状態に戻し、関連付けられた vHBA をそれらの VSAN に復元します。
Cisco UCS ドメイン で FC スイッチ モードを使用する計画の場合、3040 ~ 4078 の範囲の VSAN を設定しないでください。
FC スイッチ モードで動作するファブリック インターコネクトがアップストリーム スイッチとして MDS に接続されている場合、Cisco UCS Manager で 3040 ~ 4078 の範囲に設定されポート VSAN として割り当てられた VSAN を MDS に作成できません。 この設定では、ポート VSAN の不一致が発生する可能性が発生します。
(注) |
SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。 |
VLAN 4048 はユーザが設定可能です。 ただし、Cisco UCS Manager では、VLAN 4048 が次のデフォルト値に使用されます。 4048 を VLAN に割り当てる場合は、これらの値を再設定する必要があります。
Cisco UCS リリース 2.0 へのアップグレード後:FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 デフォルト FCoE VSAN が、アップグレード前に VLAN 1 を使用するように設定されていた場合は、使用または予約されていない VLAN ID に変更する必要があります。 たとえば、デフォルトを 4049 に変更することを検討します(その VLAN ID が使用されていない場合)。
Cisco UCS リリース 2.0 の新規インストール後:デフォルト VSAN 用の FCoE VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 FCoE ストレージ ポート ネイティブ VLAN は VLAN 4049 を使用します。
(注) |
SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。 |
(注) |
SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。 |
Cisco UCS Manager に、削除する VSAN と同じ VSAN ID を持つネームド VLAN が含まれている場合、この ID を持つネームド VSAN がすべて削除されるまで、この VSAN はファブリック インターコネクト設定から削除されません。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | [SAN] タブで、[SAN] ノードをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 3 | [Work] ペインで、[VSANs] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 4 |
削除する VSAN のタイプに応じて、次のサブタブのいずれかをクリックします。
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ステップ 5 |
テーブルで、削除する VSAN をクリックします。 Shift キーまたは Ctrl キーを使用して、複数のエントリを選択できます。 |
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ステップ 6 | 強調表示された 1 つまたは複数の VSAN を右クリックし、[Delete] を選択します。 | ||||||||||
ステップ 7 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
(注) |
SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [SAN] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | FCoE VLAN ID を変更する VSAN を選択します。 |
ステップ 4 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [FCoE VLAN] フィールドで、目的の VLAN ID を入力します。 |
ステップ 6 | [Save Changes] をクリックします。 |
(注) |
ファブリック インターコネクトがファイバ チャネル エンドホスト モードに設定されている場合、ファイバ チャネル アップリンク トランキングを有効にすると、ID が 3840 ~ 4079 の範囲にあるすべての VSAN が動作不能になります。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [SAN] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | FC アップリンク トランキングをイネーブルにするファブリックのノードをクリックします。 |
ステップ 4 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [Actions] 領域で、[Enable FC Uplink Trunking] をクリックします。 |
ステップ 6 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [SAN] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | ファイバ チャネル アップリンク トランキングをディセーブルにするファブリックのノードをクリックします。 |
ステップ 4 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [Actions] 領域で、[Disable FC Uplink Trunking] をクリックします。 |
ステップ 6 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
目次
この章は、次の内容で構成されています。
- ネームド VSAN
- ネームド VSAN のファイバ チャネル アップリンク トランキング
- VSAN に関するガイドラインおよび推奨事項
- ネームド VSAN の作成
- ストレージ VSAN の作成
- VSAN の削除
- ストレージ VSAN の FCoE VLAN の VLAN ID の変更
- ファイバ チャネル アップリンク トランキングのイネーブル化
- ファイバ チャネル アップリンク トランキングのディセーブル化
ネームド VSAN
ネームド VSAN は、所定の外部 SAN への接続を作成します。 VSAN は、ブロードキャスト トラフィックを含む、その外部 SAN へのトラフィックを切り離します。 1 つのネームド VSAN のトラフィックは、別のネームド VSAN にトラフィックが存在していることを認識しますが、そのトラフィックの読み取りまたはアクセスはできません。
ネームド VLAN と同様、VSAN ID に名前を割り当てると、抽象レイヤが追加されます。これにより、ネームド VSAN を使用するサービス プロファイルに関連付けられたすべてのサーバをグローバルにアップデートすることができます。 外部 SAN との通信を維持するために、サーバを個別に再設定する必要はありません。 同じ VSAN ID を使用して、複数のネームド VSAN を作成できます。
クラスタ設定のネームド VSAN
クラスタ設定では、ネームド VSAN は 1 つのファブリック インターコネクトのファイバ チャネル アップリンク ポート、または両方のファブリック インターコネクトのファイバ チャネル アップリンク ポートにアクセスできるように設定できます。
ネームド VSAN および FCoE VLAN ID
それぞれのネームド VSAN に FCoE VLAN ID を設定する必要があります。 このプロパティは、どの VLAN が VSAN およびファイバ チャネル パケットの転送に使用されるかを決定します。
Cisco UCS CNA M72KR-Q や Cisco UCS CNA M72KR-E などの FIP 対応の統合型ネットワーク アダプタの場合は、ネームド VSAN が FCoE VLAN ID 用のネイティブな VLAN ではないネームド VLAN を使用して設定される必要があります。 この設定は、FCoE トラフィックがこれらのアダプタをパス スルーできるようにします。
次の設定例では、ファブリック A にマッピングされた vHBA と vNIC を持つサービス プロファイルが、FIP 対応の統合型ネットワーク アダプタに関連付けられます。
ネームド VSAN のファイバ チャネル アップリンク トランキング
各ファブリック インターコネクトのネームド VSAN にファイバ チャネル アップリンク トランキングを設定できます。 ファブリック インターコネクトのトランキングをイネーブルにした場合、そのファブリック インターコネクトのすべてのファイバ チャネル アップリンク ポートで、Cisco UCS ドメインのすべてのネームド VSAN が許可されます。
VSAN に関するガイドラインおよび推奨事項
次のガイドラインと推奨事項は、ストレージ VSAN を含むすべてのネームド VSAN に適用されます。
VSAN 4079 は予約済み VSAN ID です。
VSAN を 4079 に設定しないでください。 この VSAN は予約されており、FC スイッチ モードや FC エンドホスト モードでは使用できません。
ID 4079 でネームド VSAN を作成すると、Cisco UCS Manager はエラーをマークし、VSAN 障害を生成します。
FC スイッチ モードのネームド VSAN 用に予約された VSAN 範囲
Cisco UCS ドメイン FC スイッチ モードを使用する予定の場合は、ID が 3040 ~ 4078 の範囲にある VSAN を設定しないでください。
その範囲の VSAN はファブリック インターコネクトが FC スイッチ モードで動作するように設定されている場合は使用できません。 Cisco UCS Manager はエラーをマークし、VSAN 障害を生成します。
FC エンドホスト モードのネームド VSAN 用に予約された VSAN 範囲
Cisco UCS ドメイン FC エンドホスト モードを使用する予定の場合は、ID が 3840 ~ 4079 の範囲にある VSAN を設定しないでください。
その範囲の VSAN は、次の条件が Cisco UCS ドメイン に存在する場合動作しません。
ファブリック インターコネクトは、FC エンドホスト モードで動作するように設定されます。
Cisco UCS ドメインはファイバ チャネルのトランキングまたは SAN ポート チャネルで設定されます。
これらの設定が存在する場合、Cisco UCS Manager は次の操作を実行します。
3840 ~ 4079 の ID を持つすべての VSAN を使用不能とします。
動作しない VSAN に対して障害を生成します。
デフォルト VSAN にすべての非動作 VSAN を転送します。
非動作 VSAN に関連付けられたすべての vHBA をデフォルト VSAN に転送します。
ファイバ チャネル トランキングをディセーブルにし、既存の SAN ポート チャネルのいずれかを削除する場合、Cisco UCS Manager は 3840 ~ 4078 の範囲の VSAN を動作状態に戻し、関連付けられた vHBA をそれらの VSAN に復元します。
FC スイッチ モードのネームド VSAN ID 範囲の制約事項
Cisco UCS ドメイン で FC スイッチ モードを使用する計画の場合、3040 ~ 4078 の範囲の VSAN を設定しないでください。
FC スイッチ モードで動作するファブリック インターコネクトがアップストリーム スイッチとして MDS に接続されている場合、Cisco UCS Manager で 3040 ~ 4078 の範囲に設定されポート VSAN として割り当てられた VSAN を MDS に作成できません。 この設定では、ポート VSAN の不一致が発生する可能性が発生します。
FCoE VLAN ID に関するガイドライン
(注)
SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。
VLAN 4048 はユーザが設定可能です。 ただし、Cisco UCS Manager では、VLAN 4048 が次のデフォルト値に使用されます。 4048 を VLAN に割り当てる場合は、これらの値を再設定する必要があります。
Cisco UCS リリース 2.0 へのアップグレード後:FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 デフォルト FCoE VSAN が、アップグレード前に VLAN 1 を使用するように設定されていた場合は、使用または予約されていない VLAN ID に変更する必要があります。 たとえば、デフォルトを 4049 に変更することを検討します(その VLAN ID が使用されていない場合)。
Cisco UCS リリース 2.0 の新規インストール後:デフォルト VSAN 用の FCoE VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 FCoE ストレージ ポート ネイティブ VLAN は VLAN 4049 を使用します。
ネームド VSAN の作成
手順
(注)
SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [SAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 [Work] ペインで、[VSANs] タブをクリックします。 ステップ 4 テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。 [+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。
ステップ 5 [Create VSAN] ダイアログボックスで、必須情報を入力します。 ステップ 6 [OK] をクリックします。 Cisco UCS Manager GUI で、次の [VSANs] ノードの 1 つに VSAN が追加されます。
ストレージ VSAN の作成
手順
(注)
SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [SAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 [Work] ペインで、[VSANs] タブをクリックします。 ステップ 4 テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。 [+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。
ステップ 5 [Create VSAN] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 [Name] フィールド
ネットワークに割り当てられている名前。
この名前には、1 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。
Cisco UCS Manager が Cisco UCS ドメインに対してファイバ チャネル ゾーン分割を設定するかどうかを決定するためのオプション ボタンをクリックします。 次のいずれかになります。
[Disabled]:アップストリーム スイッチがファイバ チャネル ゾーン分割を処理します。またはファイバ チャネル ゾーン分割は、Cisco UCS ドメインに対して実行されません。 Cisco UCS Manager はファイバ チャネル ゾーン分割を設定しません。
[Enabled]:Cisco UCS Manager は Cisco UCS ドメインに対してファイバ チャネル ゾーン分割を設定し、制御します。
(注) Cisco UCS Manager を介してファイバ チャネル ゾーン分割をイネーブルにする場合は、ファイバ チャネル ゾーン分割に使用されている VSAN でアップストリーム スイッチを設定しないでください。
[Type] オプション ボタン
オプション ボタンをクリックして、VSAN の設定方法を決定します。 次のいずれかになります。
[Common/Global]:VSAN は、すべての使用可能なファブリック内で同じ VSAN ID にマッピングされます。
[Fabric A]:VSAN は、ファブリック A にだけ存在する VSAN ID にマッピングされます。
[Fabric B]:VSAN は、ファブリック B にだけ存在する VSAN ID にマッピングされます。
[Both Fabrics Configured Differently]:VSAN は、使用可能なファブリックごとに異なる VSAN ID にマッピングされます。 このオプションを選択すると、Cisco UCS Manager GUI に、各ファブリックの [VSAN ID] フィールドと [FCoE VLAN] フィールドが表示されます。
[VSAN ID] フィールド
ネットワークに割り当てられている固有識別情報。
ID は、1 ~ 4078、または 4080 ~ 4093 の間で設定できます。 4079 は予約済み VSAN ID です。 また、FC エンドホスト モードを使用する場合は、3840 ~ 4079 の範囲も予約済みの VSAN ID 範囲です。
[FCoE VLAN] フィールド
ファイバ チャネル接続に使用される VLAN に割り当てられた固有識別情報。
VLAN 4048 はユーザが設定可能です。 ただし、Cisco UCS Manager では、VLAN 4048 が次のデフォルト値に使用されます。 4048 を VLAN に割り当てる場合は、これらの値を再設定する必要があります。
Cisco UCS リリース 2.0 へのアップグレード後:FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 デフォルト FCoE VSAN が、アップグレード前に VLAN 1 を使用するように設定されていた場合は、使用または予約されていない VLAN ID に変更する必要があります。 たとえば、デフォルトを 4049 に変更することを検討します(その VLAN ID が使用されていない場合)。
Cisco UCS リリース 2.0 の新規インストール後:デフォルト VSAN 用の FCoE VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 FCoE ストレージ ポート ネイティブ VLAN は VLAN 4049 を使用します。
Cisco UCS CNA M72KR-Q や Cisco UCS CNA M72KR-E などの FIP 対応の統合型ネットワーク アダプタの場合は、ネームド VSAN が FCoE VLAN ID 用のネイティブな VLAN ではないネームド VLAN を使用して設定される必要があります。 この設定は、FCoE トラフィックがこれらのアダプタをパス スルーできるようにします。
ステップ 6 [OK] をクリックします。 Cisco UCS Manager GUI で、次の [VSANs] ノードの 1 つに VSAN が追加されます。
VSAN の削除
手順Cisco UCS Manager に、削除する VSAN と同じ VSAN ID を持つネームド VLAN が含まれている場合、この ID を持つネームド VSAN がすべて削除されるまで、この VSAN はファブリック インターコネクト設定から削除されません。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [SAN] タブで、[SAN] ノードをクリックします。 ステップ 3 [Work] ペインで、[VSANs] タブをクリックします。 ステップ 4 削除する VSAN のタイプに応じて、次のサブタブのいずれかをクリックします。
サブタブ 説明 すべて(All)
Cisco UCS ドメイン内のすべての VSAN を表示します。
Dual Mode
両方のファブリック インターコネクトにアクセスできる VSAN を表示します。
Switch A
ファブリック インターコネクト A だけにアクセスできる VSAN を表示します。
スイッチ B
ファブリック インターコネクト B だけにアクセスできる VSAN を表示します。
ステップ 5 テーブルで、削除する VSAN をクリックします。 Shift キーまたは Ctrl キーを使用して、複数のエントリを選択できます。
ステップ 6 強調表示された 1 つまたは複数の VSAN を右クリックし、[Delete] を選択します。 ステップ 7 Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
ストレージ VSAN の FCoE VLAN の VLAN ID の変更
手順
(注)
SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [SAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 FCoE VLAN ID を変更する VSAN を選択します。 ステップ 4 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 5 [FCoE VLAN] フィールドで、目的の VLAN ID を入力します。 ステップ 6 [Save Changes] をクリックします。
ファイバ チャネル アップリンク トランキングのイネーブル化
手順
(注)
ファブリック インターコネクトがファイバ チャネル エンドホスト モードに設定されている場合、ファイバ チャネル アップリンク トランキングを有効にすると、ID が 3840 ~ 4079 の範囲にあるすべての VSAN が動作不能になります。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [SAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 FC アップリンク トランキングをイネーブルにするファブリックのノードをクリックします。 ステップ 4 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 5 [Actions] 領域で、[Enable FC Uplink Trunking] をクリックします。 ステップ 6 Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。