AFI:Address Family Identifier(アドレス ファミリ識別子)。ネットワーク アドレスに関連付けられているネットワーク層プロトコルの ID を伝送します。
BGP:Border Gateway Protocol(ボーダー ゲートウェイ プロトコル)。到達可能性情報を他の BGP システムと交換するドメイン間ルーティング プロトコル。これは、RFC 1163『A Border Gateway Protocol(BGP)』で定義されています。BGP
の現在の実装は BGP バージョン 4(BGP4)です。BGP4 はインターネットで使われる主要なドメイン間ルーティング プロトコルです。BGP4 は CIDR をサポートし、ルート集約メカニズムを使用して、ルーティング テーブルのサイズを抑制します。
MBGP:Multiprotocol BGP(マルチプロトコル BGP)。BGP の拡張バージョンで、複数のネットワーク層プロトコル、および IP マルチキャスト ルートに関するルーティング情報を伝送します。これは、RFC 2858『Multiprotocol
Extensions for BGP-4』で定義されています。
MIB:Management Information Base(管理情報ベース)。仮想情報ストアまたはデータベース内に格納されている管理対象オブジェクトのグループ。MIB オブジェクトは、その値をオブジェクト識別子に割り当てることができるように格納され、実装する必要がある
MIB オブジェクトを定義することによって管理対象エージェントをサポートします。MIB オブジェクトの値は、SNMP コマンドまたは CMIP コマンドを使用して変更および取得できます。これらのコマンドは通常、GUI のネットワーク管理システムから実行します。MIB
オブジェクトはツリー構造であり、ツリーにはパブリック(標準)ブランチとプライベート(独自)ブランチを含みます。
NLRI:Network Layer Reachability Information(ネットワーク層到達可能性情報)。ルートと宛先への接続方法を記述するルート属性を伝送します。この情報は BGP アップデート メッセージで伝送されます。BGP
アップデート メッセージは 1 つ以上の NLRI プレフィックスを伝送できます。
RIB:Routing Information Base(ルーティング情報ベース)。レイヤ 3 到達可能性情報および送信先 IP アドレスまたはプレフィックスを含むルートの中央リポジトリ。RIB は、ルーティング テーブルとも呼ばれます。
SAFI:Subsequent Address Family Identifier(後続アドレス ファミリ識別子)。属性で伝送されるネットワーク層到着可能性情報のタイプに関する追加情報を提供します。
SNMP:Simple Network Management Protocol(シンプル ネットワーク管理プロトコル)。TCP/IP ネットワークで、ほとんど排他的に使用されているネットワーク管理プロトコル。SNMP は、ネットワーク デバイスを監視し制御する手段、およびコンフィギュレーション、統計情報収集、パフォーマンス、およびセキュリティを管理する手段を提供します。
snmpwalk :snmpwalk コマンドは、SNMP を使用したネットワーク エンティティ MIB との通信に使われる SNMP アプリケーションです。
VPN:バーチャル プライベート ネットワーク。ネットワーク間のトラフィックをすべて暗号化することにより、パブリック TCP/IP ネットワーク経由でも IP トラフィックをセキュアに転送できます。VPN では、「トンネリング」が使用され、すべての情報が
IP レベルで暗号化されます。