2024 年 11 月

今回のリリースでの新機能

Cisco Spaces ダッシュボードで次の新機能が導入されました。

Cisco SpacesSpace Utilization と呼ばれる新しいアプリケーションが導入されました。

Space Utilization アプリケーションは、これまでの物理スペースの使用状況に関するインサイトを提供し、物理スペースの使用を効果的に最適化するのに役立ちます。このアプリケーションでは、さまざまなチャートを使って、キャンパスや建物内にあるフロアや部屋などのスペースの占有率と使用率のメトリックを確認できます。こうした情報には、人数、フロア使用率(実際のキャパシティに対する人数の比率)、密度、人がその場所で過ごした時間、そして部屋の使用率に関するデータが含まれ、さまざまな側面から分析されます。これらのインサイトは、ネットワークと Wi-Fi インフラストラクチャに統合されたセンサーを通じて収集されたデータから得られるものです。

[Workspace] や [Education] 業種の Cisco Spaces アカウントでは、[Floor Occupancy] と [Room Occupancy] の両方のメトリックを使用できます。他のすべての業種のアカウントでは、デフォルトで [Room Occupancy] メトリックのみが表示されます。

詳細については、『Cisco Spaces: Space Utilization App Guide』[英語] を参照してください。


(注)  


Space Utilization アプリケーションは、Cisco Spaces ACT および Cisco Spaces Unlimited ライセンスをご契約のユーザーにご利用いただけます。


このリリースでの変更点

Cisco Spaces のこのリリースには拡張機能はありません。

問題

「問題」では、Cisco Spaces アプリケーションでの予期しない動作について説明します。

未解決の問題

この項では、Cisco Spaces のこのリリースの未解決の問題を示します。

表 1. Cisco Spaces の未解決の問題
問題識別子 問題の説明

CSCwn19510

Webex トークンの再接続時に、ロケーションが [Locations & Maps] セクションにリストされず確認できない

解決済みの問題

この項では、Cisco Spaces のこのリリースで解決された問題を示します。

表 2. Cisco Spaces の解決済みの問題
問題識別子 問題の説明

CSCwm88230

コネクタが HA VIP ペアリング中の場合、システムのアップグレード後に高可用性(HA)の状態が [STOP] になる

CSCwn27737

ACT をご利用のお客様の分割ライセンスが有効になっている場合に、環境分析データがロードされない