インフラストラクチャの管理の概要
この章では、ロケーション対応機能の一部として、スイッチとワイヤレス アクセスポイントなどのネットワーク インフラストラクチャ デバイスを管理するタスクについて説明します。 ロケーション対応を有効にすると、Cisco Unified Communications Manager データベースには、各スイッチまたはアクセスポイントに現在関連付けられているエンドポイントのリストを含め、ネットワークのスイッチとアクセスポイントのステータス情報が保存されます。
エンドポイントからインフラストラクチャ デバイスへのマッピングは、Cisco Unified Communications Manager と Cisco Emergency Responder が発信者の物理的な場所を特定するのに役立ちます。 たとえば、モバイル クライアントがローミング中に緊急通報を行っている場合、Cisco Emergency Responder はこのマッピングを使用して緊急サービスを送る場所を判断します。
データベースに保存されるインフラストラクチャ情報も、インフラストラクチャの使用状況をモニタするのに役立ちます。 Unified Communications Manager インターフェイスから、スイッチやワイヤレス アクセスポイントなどのネットワーク インフラストラクチャのデバイスを確認できます。 現時点で特定のアクセスポイントまたはスイッチに関連付けられているエンドポイントのリストを表示することもできます。 インフラストラクチャ デバイスが使用されていない場合は、インフラストラクチャ デバイスを非アクティブ化して追跡されないようにできます。