ネットワーク容量の変更を計画する

ネットワークの容量変更の計画方法

保証機能を備えた Cisco Prime Infrastructure では、ネットワークの操作上の即応性とパフォーマンス品質の維持や向上に不可欠となる各種の主要パフォーマンス評価指標を表示およびレポートすることができます。この情報は、増え続けるネットワーク負荷に対応する上で、特に重要となります。


Note


この章で説明されている機能を使用するには、Prime Infrastructure 実装に保証ライセンスを含める必要があります。これらの機能は、ASR プラットフォームでのみサポートされています。

以下のワークフローは、ブランチ オフィスの大幅なスタッフ増員が計画されていることを知らされたばかりのネットワーク管理者を前提としたものです。この変更計画では、ブランチ LAN にユーザを追加し、追加されるユーザの多くが WAN アプリケーションを使用することになります。この場合、管理者は、使用状況とトラフィックの輻輳についてブランチの主要インターフェイスをモニタする必要があります。これにより、ブランチ LAN のユーザが増えた場合に、ユーザが利用する WAN アプリケーションのパフォーマンスが低下するかどうかがわかります。全体像を十分に把握するためには、ブランチで使用するあらゆる WAN アプリケーションの短期および長期のパフォーマンス傾向を調べなければなりません。

はじめる前に

  • 以下のようにして、[使用率がトップ N の WAN インターフェイス(Top N WAN Interfaces by Utilization)] ダッシュレットをセットアップします。
    • [モニター(Monitor)] > [モニタリング ポリシー(Monitoring Policies)] の順に選択して、インターフェイス ヘルス テンプレートを作成します。

    • [インベントリ(Inventory)] > [グループ管理(Group Management)] > [ポート グループ(Port Groups)] の順に選択し、インターフェイスを選択して [グループに追加(Add to Group)] をクリックした後、グループとして [WAN インターフェイス(WAN Interfaces)] を選択します。

  • SNMP ポーリングを有効にします。

Procedure


Step 1

[Dashboard] > [Overview] > [General] の順に選択します。

Step 2

リモート ブランチ オフィスを WAN に接続するルータの WAN インターフェイスの使用状況に関する統計を表示するには、[Network Interface] を選択します。

Step 3

[Top N Interface Utilization] ダッシュレットを追加します(まだ追加されていない場合)。このダッシュレットには、インターフェイスごとに、WAN インターフェイスをホストしているデバイスのデバイス名と IP、インターフェイス名と速度、送信/受信の最大使用率、平均使用率、および最後にポーリングされた使用率が表示されます。

Step 4

先月の使用状況に関する統計を表示するには、[Top N Interface Utilization] ダッシュレット タイトルの横にある [Clock] アイコンをクリックして、[Filters] 行の [Time Frame] を [Past 4 Weeks] に設定します。

Step 5

[トップ N のインターフェイス使用率(Top N Interface Utilization)] ダッシュレットで、ユーザーの追加先となるブランチの WAN インターフェイスを検索します。

Step 6

[Interface] 列で、インターフェイスの名前をクリックし、[Dashboard] > [Performance] > [Interface] の順に選択して、そのインターフェイスの [Interface] ページを表示します。このページには、この単一インターフェイスに関する以下のダッシュレットが表示されます。

  • Interface Details

  • Interface Tx and Rx Utilization

  • Top N Applications

  • Top N Clients

  • Number of Clients Over Time

  • DSCP Classification

  • QoS Class Map Statistics

  • oS Class Map Statistics Trend

  • Classification

Step 7

このページの [Top Application Traffic Over Time] ダッシュレットに注目します。このダッシュレットには、このインターフェイスでのトラフィックが最も多かった上位 10 個までのアプリケーションが色分けされたマップが表示されます。

Step 8

長期的なパフォーマンスの傾向を把握するには、[Top Application Traffic Over Time] というダッシュレット タイトルの隣にある [Clock] アイコンをクリックして、[Time Frame] を[Past 24 Hours]、[Past 4 Weeks]、または [Past 6 Months] に変更します。

グラフ内で特定の急増箇所にズームインするには、グラフ下部のパン ハンドルとズーム ハンドルを使用します。

Step 9

このインターフェイス ページと同じデータを素早くレポートするには、[Reports] > [Report Launch Pad] の順に選択します。次に、[パフォーマンス(Performance)] > [インターフェイスの概要(Interface Summary)] を選択します。レポートのフィルタやその他の条件を指定し、[Report Criteria] で同じインターフェイスを選択してから、[Run] をクリックします。


What to do next

以下の表に、テストに使用される ISP プロファイルを示します(このプロファイルは、Caida.org インターネット プロファイルと非常によく似ています)。

Table 1. インターネット プロファイル:1Gbps あたりのトラフィック プロファイル

TCP

UDP

HTTP

RTP

Total

接続レート(1 秒あたりのフロー)

5,000

5,000

800

10

10,000

同時フロー数

150,000

150,000

50,000

300

300,000

パケットのレート

150,000

40,000

50,000

15,000

199,000

関連する帯域幅(bps)

900Mbps

100Mbps

295Mbps

25Mbps

1 Gbps

パケット サイズ(派生)

750

313

738

208

658

同時アクティブ ユーザ数

60,000 台

フロー数から導出