データ収集とバックグラウンド タスク

ここでは、次の内容について説明します。

データ保持設定が Web GUI データに及ぼす影響

[データの保持(Data Retention)] ページで加えた変更に従って、Web GUI に表示される情報が決まります。[データの保持(Data Retention)] ページを開くには、[管理(Administration )] > [設定(Settings)] > [システム設定(System Settings)] を選択し、さらに [一般(General)] > [データの保持(Data Retention)] を選択します。

たとえば、7 日より前の古い履歴パフォーマンス データが不要な場合、パフォーマンス データ保持の値を次のように変更できます。

  • [短期データ保持期間(Short-term Data Retention Period)]:1 日

  • [中期データ保持期間(Medium-term Data Retain Period)]:3 日

  • [長期データ保持期間(Long-term Data Retain Period)]:7 日

このような設定に変更すると、パフォーマンス レポートおよびパフォーマンス ダッシュボードに表示されるすべてのデータは、過去 7 日間のみが対象になります。パフォーマンス レポートを作成すると、過去 7 日間より長いレポート期間を選択した場合でも、レポートには過去 7 日間のデータのみが含まれます(これは、保持するように選択したデータが 7 日間分であるためです)。

同様に、パフォーマンス ダッシュボードを表示して 1 週間を超える時間枠を選択しても、ダッシュボードには過去 7 日間の日付のみが含まれます。

インターフェイスのモニタリング ポリシーを作成する際に、15 分ごと、5 分ごと、または 1 分ごとのポーリング間隔を定義できます。選択したポーリング間隔に基づいてデバイスデータがポーリングされ、Oracle データベースに保存されます。データは 1 時間ごとに AHxxx テーブルに集約されます。また、1/5/15 分に設定されたポーリング間隔に関係なく、ADxxx テーブルへの集約が 1 日に 1 回行われます。

[インターフェイスヘルスポリシー(Interface Health Policy)] タブでは、頻度が 5 分に設定されている場合は、1 時間あたり 12 個のサンプルを表示できます。1 時間ごとにデータが集約テーブルに移動されてインターフェイス統計の平均値が算出され、1 時間ごとの集約テーブルに 1 つのエントリが表示されます。ポーリング間隔に関係なく、集約はすべてのポリシーで同一です。

データ保持の詳細とデータストレージの期間、イベント時間(ミリ秒単位)、および各データベースのエンティティ ID とイベント時間を表示できます。パフォーマンスデータと集約データは、[パフォーマンス ダッシュレット(Performance Dashlet)] > [インターフェイス(Interfaces)] > [トラフィック使用率(Traffic Utilization)] タブに表示されます。

履歴データの保持について

Prime Infrastructure は次の 2 種類の履歴データを保存します。

  1. 非集約履歴データ:まとめて収集または集約できない数値データ。クライアント アソシエーション履歴は、非集約履歴データの 1 つの例です。


Note


非集約データ収集タスクごとの保存期間(およびその他の設定)を定義できます。たとえば、[Administration] > [Settings] > [System Settings] > [Client]で、クライアント関連付け履歴の保持期間を定義できます。デフォルトで、すべての非集約履歴データの保存期間は 31 日または 1,000,000 レコードです。この保持期間は 365 日まで増やすことができます。


  1. 集約履歴データ:全体として収集し、最小、最大、および平均として集約することが可能な数値データ。クライアント数は、集約履歴データの 1 つの例です。

集約履歴データのタイプは次のとおりです。

  • 傾向:これには、クライアント履歴、AP 履歴、AP 使用率、クライアント統計情報などの無線関連の履歴情報が含まれます。

  • デバイス ヘルス:これには、デバイスのアベイラビリティ、CPU、メモリ、およびインターフェイスの使用率、QoS などの有線デバイスと無線デバイスに関する SNMP ポーリング データが含まれます。

  • ネットワーク監査レコード:これには、ユーザーがトリガーした設定変更に関する監査レコードなどが含まれます。

  • パフォーマンス:これには、トラフィック統計情報、アプリケーション メトリック、音声メトリックなどの保証データが含まれます。

  • システム ヘルス レコード:これには、Prime Infrastructure 管理者ダッシュボードに表示されるほとんどのデータが含まれます。

これらの集約タイプの保持期間はデフォルト値、最小値、および最大値として定義されます(下記の表参照)。[管理(Administration)] > [設定(Settings)] > [システム設定(System Settings)] > [一般(General)] > [データの保持(Data Retention)] ページを使用して、集約データの保持期間を定義します。集約タイプには、時間単位、日単位、および週単位があります。

Table 1. 集約履歴データの保持期間

傾向データの保存期間

期間

デフォルト

最小

最大

時単位

7 日間

1 日間

31 日

日単位

90 日間

7 日間

365 日

週単位

54 週間

2 週間

108 週間

デバイス ヘルス データの保存期間

時単位

15 日間

1 日

31 日

日単位

90 日間

7 日間

365 日間

週単位

54 週間

2 週間

108 週間

パフォーマンス データの保存期間

短期データ

7 日間

1 日

31 日

中期データ

31 日

7 日間

365 日

長期データ

378 日間

2 日間

756 日間

ネットワーク監査データの保存期間

すべての監査データ

7 日間

7 週間

365 日間

システム ヘルス データの保存期間

時単位

7 日間

1 日

31 日

日単位

31 日

7 日間

365 日

週単位

54 週間

7 週間

365 日間

ユーザージョブデータの保持期間

週 1 回

7 日間

2 日間

365 日

パフォーマンス データは次のように集約されます。

  • 短期データは 5 分ごとに集約されます。

  • 中期データは 1 時間ごとに集約されます。

  • 長期データは 1 日ごとに集約されます。

パフォーマンスおよびシステムのヘルス データ保持


Note


デフォルト設定はインタラクティブ グラフから最も役立つ情報を取得するように最適化されているため、トレンド、デバイス ヘルス、システム ヘルス、およびパフォーマンス データの保持期間を変更しないことをお勧めします。

次の表に、[データの保持(Data Retention)] ページに表示される情報を示します。

データのタイプ

説明

デフォルトの保持設定

保持設定範囲

傾向データの保持期間(Trend Data Retain Periods)

デバイス関連の履歴情報。トレンド データは全体として収集され、最小、最大、または平均として要約されます。

毎時データの保持期間:15(日)

日次データの保持期間:90(日)

週次データの保持期間:54(週)

時間単位のデータ:1 〜 31(日)

日単位のデータ:7 〜 365(日)

週単位のデータ:2 ~ 108(週)

デバイスヘルスデータの保持期間(Device Health Data Retain Periods)

デバイスの到達可能性などの SNMP ポーリングされたデバイス データ、および CPU、メモリ、インターフェイスの使用率。

毎時データの保持期間:15(日)

日次データの保持期間:90(日)

週次データの保持期間:54(週)

時間単位のデータ:1 〜 31(日)

日単位のデータ:7 〜 365(日)

週単位のデータ:2 ~ 108(週)

パフォーマンスデータの保持期間(Performance Data Retain Periods)

トラフィック統計などの保証データ。

  • 短期データは 5 分ごとに集約されます。

  • 中期データは 1 時間ごとに集約されます。

  • 長期データは 1 日ごとに集約されます。

Note

 
[詳細設定(Advanced Settings)] をクリックして、使用可能な属性の [経過時間(日)(Age (In days))][最大レコード数(Max Records) を設定できます。

短期データの保持期間:7(日)

中期データの保持期間:31(日)

長期データの保持期間:378(日)

短期の範囲:1 〜 31(日)

中期の範囲:7 〜 365(日)

長期の範囲:2 〜 756(日)

ユーザージョブデータ保持期間

完了状態のユーザージョブのすべてのレコード。

ユーザージョブデータ保持期間:7(日)

2 ~ 365(日)

システムヘルスデータの保持期間(System Health Data Retain Periods)

管理ダッシュボードに表示されるほとんどのデータが含まれます。

毎時データの保持期間:1(日)

日次データの保持期間:7(日)

週次データの保持期間:54(週)

時間単位のデータ範囲:1 〜 31(日)

日単位のデータ範囲:7 〜 365(日)

週単位のデータ範囲:2 〜 108(週)

データベース テーブル別のデータ保持の指定

管理者は、[データの保持(Data Retention)] ページの [その他のデータ保持条件(Other Data Retention Criteria)] セクションを使用して、特定の Prime Infrastructure データベース テーブルの保持期間を設定できます。次の属性を使用して保持期間を指定できます。

  • Age (in hours):データベース内のすべてのレコードの最大データ保持期間を時間の単位で指定します。
  • Max Records:特定のデータベースに保持するレコードの最大数を指定します。[最大レコード数(Max Records)] の値が「NA」の場合、考慮される保持条件が [経過時間(Age)] 属性のみであることを意味します。

セクションは、複数のサブセクションに分類されます。それぞれのサブセクションには、各データベース テーブル名と現在の Age および Max Records の値が一覧表示されます。これらの値によって、テーブル内の個々のレコードが保持されるか破棄されるかが決定されます。このページには、テーブル内のデータの期間経過を計算するために使用される [経過時間(Age)] 属性テーブルも一覧表示されます。オプティカル デバイスのカテゴリは、Prime Infrastructure の適用対象外です。

このセクションのいずれかのテーブルの値を変更するときは、事前に Cisco Technical Assistance Center に相談することを強くお勧めします。支援なしに変更すると、システム パフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。

Procedure


Step 1

[管理(Administration)] > [設定(Settings)] > [システム設定(System Settings)] > [一般(General)]l > [データの保持(Data Retention)] の順に選択します。

Step 2

[その他のデータ保存基準(Other Data Retention Criteria)] セクションを展開します。

Step 3

Age および Max Records の値を指定するデータベース テーブル サブセクションを展開します。

Step 4

一覧表示しているデータベース テーブルをクリックし、必要に応じて新しい値を入力します。

Step 5

[保存(Save)] をクリックします。


クライアント データの収集と保存の指定

管理者は、Prime Infrastructure の [クライアント(Client)] ページを使用して、次のようなネットワーク クライアント上のデータの保存に影響するパラメータを設定できます。

  • アソシエーション解除されたクライアントに関するデータ。デフォルトは 7 日間で、これはクライアントが再度アソシエートを試みるかどうかに関係なく適用されます。
  • クライアント セッション履歴に関するデータ。Prime Infrastructure データベース内の行数として、維持するセッション エントリの最大数を指定することもできます。
  • DNS サーバーから取得してキャッシュされたクライアント ホスト名。

これらのデータ保存オプションに加えて、このページでは次のオプションを有効または無効にすることができます。

  • クライアントからトラップが受信されたときに、自動的に診断チャネルを使用してそのクライアントを修復します。
  • 自動的に DNS サーバからクライアント ホスト名を取得します。
  • クライアントからトラップまたは syslog が受信されたときに、そのクライアントをポーリングします。
  • 拡張クライアント トラップからクライアントを検出します。

  • トランク ポートで有線クライアントを検出します。

  • ルーチン クライアント アソシエーションおよびアソシエーション解除トラップおよび syslog を Prime Infrastructure イベントとして保存します。このオプションは、この種のトラップや syslog が膨大な数になる期間(ネットワーク セットアップなど)の大規模ネットワーク上の Prime Infrastructure のパフォーマンス問題を回避するために、デフォルトで無効になっています。それ以外の期間は、このオプションを有効にすることができます。
  • すべての 802.1x および 802.11 クライアント認証失敗トラップを Prime Infrastructure イベントとして保存します。このオプションは、この種のトラップや syslog が膨大な数になる期間(ネットワーク セットアップなど)の大規模ネットワーク上の Prime Infrastructure のパフォーマンス問題を回避するために、デフォルトで無効になっています。ネットワークが安定している場合は、このオプションを有効にすることができます。

Procedure


Step 1

[管理(Administration)] > [設定(Settings)] > [システム設定(System Settings)] > [クライアントとユーザー(Client and User)] > [クライアント(Client)] の順に選択します。

Step 2

[データの保持(Data Retention)] で、必要に応じて値を変更します。

Step 3

[保存(Save)] をクリックします。


データ重複排除の有効化

データ重複除去を使用すれば、次のクラスのアプリケーション データごとに権限のあるソースを特定することができます。

  • TCP アプリケーションのアプリケーション応答時間データ
  • すべてのアプリケーションのトラフィック分析データ
  • RTP アプリケーションの音声/ビデオデータ

Prime Infrastructure は、ネットワークの要素とプロトコルに関するすべての受信データを保存します。これには、複数のソースから受信した重複データも含まれます。信頼できるデータ ソースを指定した場合は、特定の場所やサイトを開いたときに、指定したソースからのデータだけが表示されます。

[データ重複除去(Data Deduplication)] ページを使用すれば、特定の場所にある信頼できるデータ ソースを 1 つまたは複数指定できます。たとえば、ブランチ オフィスのネットワーク解析モジュール(NAM)に加えて、同じブランチから送信された NetFlow データもある場合は、その場所の NAM または NetFlow データだけを Prime Infrastructure で表示するように選択できます。

Procedure


Step 1

[サービス(Services)] > [アプリケーションの可視性と制御(Application Visibility & Control)] > [データ重複排除(Data Deduplication)] を選択します。

Step 2

[データ重複除去の有効化(Enable Data Deduplication)] チェックボックスをオンにして、[適用(Apply)] をクリックします。[Data Deduplicatio] ページに定義済みの場所グループが一覧表示されます。

Step 3

すべての場所にある信頼できるソースを自動的に検出するには、[自動検出(Auto-Detect)] をクリックします。これにより特定されると、アプリケーション データの各クラスのソースを一覧表示する列の下にあるリスト ボックスに、信頼できるソースのアドレスが Prime Infrastructure によって入力されます。

Step 4

特定の場所にあるアプリケーション データのクラスの信頼できるソースを指定するには、次のように操作します。

  1. 場所グループ名をクリックします。

  2. 信頼できるソースを指定するアプリケーション データのクラスの下にあるドロップダウン リスト ボックスをクリックします(例えば、[Application Response Time] の下にあるリスト ボックスをクリック)。

  3. ドロップダウン リストから、その場所およびアプリケーション データのタイプに関して信頼できるソースとして指定するデータ ソースを選択します。次に [OK] をクリックします。

  4. [Save] をクリックして選択内容を保存します。

    信頼できるデータ ソースを指定する対象となる場所およびアプリケーション データのタイプのそれぞれに対し、必要に応じてこの手順を繰り返します。

Step 5

終了したら、[適用(Apply)] をクリックして変更内容を保存します。


レポートの保存と保持の制御

すべての定期レポートが定期レポート リポジトリに格納されます。定期レポートは、妥当な期間だけリポジトリ内に保持しておいて、定期的に削除する必要があると考えられます。

Procedure


Step 1

[管理(Administration)] > [設定(Settings)] > [システム設定(System Settings)] > [一般(General)]l > [レポート(Report)] の順に選択します。[レポート(Report)] ページが表示されます。

Step 2

[リポジトリ パス(Repository Path)] で、Prime Infrastructure サーバー上のレポート リポジトリ パスを指定します。

Step 3

[ファイルの保持期間(File Retain Period)] で、レポートを保持する最大日数を指定します。

Step 4

[Save] をクリックします。


イベント受信後のインベントリ収集の指定

[インベントリ(Inventory)] ページで、デバイスの syslog イベントが受信された場合に、Prime Infrastructure でインベントリを収集するかどうかを指定できます。

Procedure


Step 1

[管理(Administration)] > [設定(Settings)] > [システム設定(System Settings)] > [インベントリ(Inventory)] の順に選択します。[インベントリ(Inventory)] ページが表示されます。

Step 2

[イベント ベースのインベントリ収集の有効化(Enable event based inventory collection)] チェックボックスをオンにして、Prime Infrastructure がデバイスの syslog イベントを受信した場合にインベントリを収集できるようにします。

Step 3

Prime Infrastructure が新しく追加されたデバイスに関する syslog 通知とトラップ通知を有効にできるようにする場合は、[デバイスに関する syslog とトラップを有効にする(Enable Syslog and Traps on device)] チェックボックスをオンにします。

Note

 
この機能は、Cisco Nexus ではサポートされません。

Step 4

[Save] をクリックします。


設定導入動作の制御

管理者は、Prime Infrastructure ユーザーが新しいデバイス設定テンプレートを導入するたびに、デバイス設定をバックアップまたはロールバックするかどうかを選択できます。また、Cisco WLC 設定のアーカイブ方法も制御できます(下記の「関連項目」を参照)。

テンプレート導入前のデバイス設定のアーカイブ

[デバイス設定のバックアップ(Backup Device Configuration)] が有効になっている場合は、新しい設定テンプレートが導入される前に、Prime Infrastructure が自動的にすべてのデバイスの実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションをバックアップします。

Procedure

Step 1

[管理(Administration)] > [設定(Settings)] > [システム設定(System Settings)] > [インベントリ(Inventory)] > [設定(Configuration)] を選択します。

Step 2

[Backup Device Configuration] チェックボックスをオンにします。

Step 3

[Save] をクリックします。


テンプレート導入失敗時のデバイス設定のロールバック

[ロールバック設定(Rollback Configuration)] が有効になっている場合は、新しい設定テンプレートのデバイスへの導入に失敗した場合に、Prime Infrastructure が自動的に最後にアーカイブされた実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションに各デバイスをロールバックします。

Procedure

Step 1

[管理(Administration)] > [設定(Settings)] > [システム設定(System Settings)] > [設定(Configuration)] の順に選択します。

Step 2

[Rollback Configuration] チェックボックスをオンにします。

Step 3

[Save] をクリックします。


WLC 設定をいつどのようにアーカイブするかの指定

デフォルトで、Prime Infrastructure は、次の場合にいつでも、Cisco Wireless LAN Controller(WLC)ソフトウェアを実行している各デバイスのスタートアップ コンフィギュレーションのバックアップ アーカイブを維持します。

  • これらのデバイスの初期インベントリを収集した場合
  • これらのデバイスの設定変更イベントの通知を受信した場合

Prime Infrastructure は、Cisco WLC ソフトウェアを実行しているデバイスのコンフィギュレーション アーカイブ サポートを提供します。コンフィギュレーション アーカイブには、スタートアップ コンフィギュレーションのみが含まれています。実行コンフィギュレーションはコンフィギュレーション アーカイブから除外されます。

次のような、Cisco WLC 設定アーカイブを制御するさまざまな基本パラメータを変更できます。

  • すべての Cisco WLC 設定操作(フェッチ、アーカイブ、またはロールバック)の最大タイムアウト。
  • Cisco WLC 設定アーカイブ サマリー情報の更新を待機する最大時間。
  • 初期インベントリ収集時、各インベントリの同期後、および設定変更イベントの受信時に設定をアーカイブするかどうか。
  • アーカイブした設定をファイルにエクスポートするときにセキュリティ情報をマスクするかどうか。
  • 各デバイスのアーカイブした設定の最大数とそれらを保持する最大日数。
  • アーカイブ操作に使用するスレッド プールの最大数。デフォルトを増やすと、1,000 を超えるデバイスが関係する変更をアーカイブする間の Prime Infrastructure のパフォーマンスに役立つ可能性があります。

また、アーカイブの目的で、特定のファミリ、タイプ、またはモデルのデバイス上で指定したコマンドが関係するすべての変更を無視するように Prime Infrastructure に指示することもできます。これは、1 つ以上のデバイスの一部のパラメータの重要でない変更または定常的に発生する変更を無視する場合に便利です。

Procedure

Step 1

[管理(Administration)] > [設定(Settings)] > [システム設定(System Settings)] > [設定アーカイブ(Configuration Archive)] の順に選択します。

Step 2

[基本(Basic)] タブで、必要に応じて基本的なアーカイブ パラメータを変更します。

Note

 
エクスポート中にセキュリティ コンテンツをマスキングするオプションが、[インベントリ(Inventory)] > [デバイス管理(Device Management)] > [設定アーカイブ(Configuration Archive)] ページに表示されます。詳細については、Download Configuration Filesを参照してください。

Step 3

アーカイブする設定から除外するデバイスと設定コマンドを指定するには、次の手順を実行します。

  1. [Advanced] タブをクリックします。

  2. [Product Family] リストで、除外する設定コマンドを指定するデバイスを選択します。

    リスト/ツリー ビュー ドロップダウンを使用するか、> アイコンをクリックして、除外コマンドを指定する個別の製品タイプとモデルにドリルダウンします。

  3. [コマンド除外リスト(Command Exclude List)] で、現在選択されているファミリ、タイプ、またはモデルから除外する設定コマンドを(カンマで区切って)入力します。

    選択したデバイスに設定変更がされていても、その変更が除外リストで指定されたコマンドの 1 つであることを Prime Infrastructure が検出した場合、Prime Infrastructure はその変更を含む設定のアーカイブ バージョンを作成しません。

  4. [保存(Save)] をクリックします。

  5. デバイス ファミリ、タイプ、またはモデルに対して指定された一連のコマンド除外を削除するには、[製品ファミリ(Product Family)] リストでデバイスを選択して、[リセット(Reset)] をクリックします。


アラーム、イベント、および Syslog の消去


Note


これらのデフォルトの消去設定は、最適なパフォーマンスを保証するために用意されています。これらの設定を調整するときには、特に Prime Infrastructure が非常に大規模なネットワーク(これらの設定値を大きくすると悪影響が生じる可能性がある)を管理している場合に注意が必要です。

Prime Infrastructure は、最大 8000000 個のイベントと 2000000 個の syslog をデータベースに格納します。

システム パフォーマンスを保護するため、Prime Infrastructure は次の表の設定に従ってアラーム、イベント、および syslog を消去します。これらの設定はすべてデフォルトで有効化されます。データは毎日削除されます。アラーム テーブルは毎時チェックされ、アラーム テーブルが 300,000 の上限を超えた場合、Prime Infrastructure は、アラーム テーブルのサイズが制限内に収まるまで、最も古いクリア済みアラームを削除します。

データ タイプ

削除されるまでの日数:

デフォルト設定

アラーム:クリア済みのセキュリティ アラーム

30日間

[有効(Enabled)]

アラーム:クリア済みの非セキュリティ アラーム

7 日

[有効(Enabled)]

イベント

60 日

[有効(Enabled)]

Syslogs

30日間

[有効(Enabled)]

アラーム

30日間

無効

設定を変更するには、[管理(Administration)] > [設定(Settings)] > [システム設定(System Settings)] を選択して、[アラームおよびイベント(Alarms and Events)] > [アラームおよびイベント(Alarms and Events)] を選択し、[アラームおよびイベントのクリーンアップ オプション(Alarm and Event Cleanup Options)] エリアの設定を変更します。

ログの消去

ログの消去設定を調整するには、[管理(Administration)] > [設定(Settings)] > [ロギング(Logging)] を選択します。ログは最大サイズに達するまで保存されます。最大サイズに達した時点で、ログ ファイルに番号が追加され、新しいログが開始されます。ログの数が最大数を超えると、最も古いログが削除されます。

次の表に、一般ログと SNMP ログのデフォルトの消去値をリストします。

ログ タイプ

ログのサイズ

ログの数

設定を変更する場合の参照先:

一般

10 MB

10

一般的なログ ファイルの設定とデフォルト サイズの調整

SNMP

10 MB

5

一般的なシステム ログを表示して管理する

レポートの消去

デフォルトでは、レポートは /localdisk/ftp/reports という名前のリポジトリに保管され、31 日が経過するとこのディレクトリから削除されます。フィルタ ページで設定したレポート フィルタはデータベースに保存され、消去されることはありません。

Procedure


Step 1

[管理(Administration)] > [設定(Settings)] > [システム設定(System Settings)] の順に選択し、[一般(Genera)] > [レポート(Reports)] を選択します。

Step 2

必要に応じて、サーバー上のレポート リポジトリの場所を変更します。リポジトリは、FTP ルート パーティションの下になければなりません。

Step 3

デフォルトの消去までの経過期間を変更する場合は、[ファイルの保持期間(File Retain Period)] フィールドに新しい値を入力します。

Step 4

[保存(Save)] をクリックします。


バックアップの消去

デフォルトで、2 つのバックアップがローカル リポジトリに保存されます。リモート リポジトリを使用している場合は、自動バックアップ消去メカニズムがありません。古いバックアップを手動で削除する必要があります。保存する自動アプリケーション バックアップ数の変更を参照してください。

デバイス コンフィギュレーション ファイルの消去

デバイスごとに、5 つのコンフィギュレーション ファイルが設定アーカイブに保存されます。30 日より前のファイルは消去されます。デバイス コンフィギュレーション ファイルは手動で削除することができません。。

ソフトウェア イメージ ファイルの消去

デバイス ソフトウェア イメージ ファイルは、データベースから自動的には消去されません。このファイルは、GUI クライアントを使用して手動で削除する必要があります。

システム ジョブの制御

Prime Infrastructure では、スケジュール設定されたデータ収集ジョブを定期的に実行します。各ジョブのスケジュールを変更したり、ジョブを一時停止、再開、または即時実行できます。

これらのシステム ジョブを無効化または制限すると、Prime Infrastructure の使用、特にレポート作成に直接影響する可能性があります。このような影響を考慮するには、そのデータが使用されるレポートに注目してください。

データ収集ジョブのスケジューリング

システム ジョブは、「システム ジョブについて」で説明しているとおり、デフォルトの定期スケジュールで実行されます。必要に応じてこれらのスケジュールを再設定できます。

Procedure


Step 1

[管理(Administration)] > [ダッシュボード(Dashboard)] > [ジョブ ダッシュボード(Job Dashboard)] > [システム ジョブ(System Jobs)] の順に選択します。

Step 2

スケジュールを再設定するデータ収集ジョブのカテゴリ(たとえば [APIC-EM 統合(APIC-EM Integration)]、[保証とヘルスの要約(Assurance and Health Summary)]、[インフラストラクチャ(Infrastructure)]、[インベントリとディスカバリ(Inventory and Discovery)]、[ステータスとワイヤレスのモニタリング(Status and Wireless Monitoring)] など)を選択します。

Step 3

スケジュールを再設定するシステム ジョブの横にあるチェックボックスをクリックします。

Step 4

[Edit Schedule] をクリックし、ジョブの実行スケジュールを指定します。

ジョブが実行される日付と時刻を指定できます。ジョブの繰り返しとして、1 分に 1 回、1 時間に 1 回、週 1 回、月 1 回、年 1 回を選択できます。デフォルトでは終了時刻は指定されていません。

Step 5

終了したら、[送信(Submit)] をクリックします。


データ収集ジョブの再開

スケジュール設定されたデータ収集ジョブの一時停止や、すでに一時停止されたジョブの再開ができます。

Procedure


Step 1

[管理(Administration)] > [ダッシュボード(Dashboard)] > [ジョブ ダッシュボード(Job Dashboard)] > [システム ジョブ(System Jobs)] の順に選択します。

Step 2

停止または再開するデータ収集ジョブのカテゴリ(たとえば [APIC-EM 統合(APIC-EM Integration)]、[保証とヘルスの要約(Assurance and Health Summary)]、[インフラストラクチャ(Infrastructure)]、[インベントリとディスカバリ(Inventory and Discovery)]、[ステータスとワイヤレスのモニタリング(Status and Wireless Monitoring)] など)を選択します。

Step 3

目的のシステム ジョブの横にあるチェックボックスをクリックします。

Step 4

[Pause Series] をクリックすると、ジョブの実行が停止します。

ジョブがすでに一時停止されている場合は、[シリーズの再開(Resume Series)] をクリックすると、現在のスケジュールに基づいて実行が再開されます。


データ収集ジョブの即時実行

下記の手順に加え、ジョブのスケジュールを再設定して、実行時刻として [今すぐ(Now)] を選択して送信すると、ジョブを即時に実行できます。その後、このジョブを選択し、[実行(Run)] をクリックします。

Procedure


Step 1

[管理(Administration)] > [ダッシュボード(Dashboard)] > [ジョブ ダッシュボード(Job Dashboard)] > [システム ジョブ(System Jobs)] の順に選択します。

Step 2

実行するデータ収集ジョブのカテゴリ(たとえば [APIC-EM 統合(APIC-EM Integration)]、[保証とヘルスの要約(Assurance and Health Summary)]、[インフラストラクチャ(Infrastructure)]、[インベントリとディスカバリ(Inventory and Discovery)]、[ステータスとワイヤレスのモニタリング(Status and Wireless Monitoring)] など)を選択します。

Step 3

即時実行するシステム ジョブの横にあるチェックボックスをクリックします。

Step 4

[Run] をクリックします。


システム ジョブについて

次の表に、Prime Infrastructure が実行するバックグラウンド データ収集ジョブの説明を示します。


Note


インフラストラクチャジョブとインベントリジョブは I/O 高集約型の操作を行うことから Prime Infrastructure のパフォーマンスに一定期間影響を与えるため、これらジョブの頻度を増やす場合は注意が必要があります。

固定遅延ジョブは、開始時刻を現在のジョブの完了時刻として常に新しいジョブインスタンスをスケジュールします。コントローラ設定のバックアップジョブは、固定遅延で実行されます(現在のジョブの完了時刻は、次の新しいインスタンスの開始時刻と同じです)。


Table 2. インベントリ データ収集ジョブ

タスク名

デフォルトのスケジュール

説明

編集可能なオプション

APIC EM 統合ジョブ

APIC-EM サイトの同期(APIC-EM Site Sync)

6 時間

APIC-EM と Prime Infrastructure の間でのサイトとデバイスの同期をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

APIC サーバーのステータス定期確認(APIC Server Status Periodic)

5 分

APIC-EM サーバーが到達可能であるか確認する作業をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

ネットワークデバイスへの ping の送信(Ping Network Devices)

5 分

ICMP ping の到達可能性をスケジュールし、デバイスの到達可能性ステータスと遅延時間を更新します。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

PnP の一括インポート(PnP Bulk Import)

5 分

APIC-EM から Prime Infrastructure へのデバイス プロファイルの一括インポートをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

PnP ステータスのポーリング(PnP Status Polling)

5 分

APIC-EM で作成した PnP デバイスのステータスを追跡し、正常であればそのデバイスを Prime インベントリに追加します。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

ポスト PnP ジョブ(Post PnP Job)

デバイス上でのポスト PnP 設定の検証をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

保証とヘルスの要約ジョブ

AGGREGATION_HEALTH_SUMMARY

無効

デバイス メトリック(ルータ、スイッチ、アクセスポイントなど)のヘルス スコアを集計します。

編集不可

保証のデータソースの更新(Assurance DataSource Update)

無効

PI の異なる 2 つのプロセスの間でデータ ソースの一覧を同期します。

編集不可

保証のライセンスの更新(Assurance License Update)

無効

12 時間ごとに、デバイスとそれに関連付けられている AP を取得します。

編集不可

保証の Lync の集計(Assurance Lync Aggregation)

無効

Lync の通話統計情報を計算します。

編集不可

BASELINE_DAILY

無効

時間単位の基準値を集計して、アプリケーション データの日単位の値を算出します。

編集不可

BASELINE_HOURLY

無効

アプリケーション データの時間単位の基準データ ポイントを計算します。

編集不可

DAHealth_SITE

無効

PI の異なる 2 つのプロセスの間でサイト ルールを同期します。

編集不可

HEALTH_SUMMARY_5MIN

無効

アプリケーションのヘルス スコアを計算します。

編集不可

PushCollectionPlanToDA

無効

コレクション プランを DA にプッシュします。

編集不可

WUserSyncJob_USER

無効

ステーション キャッシュから現在のクライアントの一覧を取得し、NetFlow ユーザー キャッシュを更新します。

編集不可

インフラストラクチャ ジョブ

一括再計算 RF 予測(Bulk Recompute RF Prediction)

15 日

一括再計算 RF 予測のステータスのポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

接続先のモビリティ到達可能性ステータス(Connected Mobility Reachability Status)

5 分

接続先のモビリティ到達可能性のステータス ポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

コントローラ設定のバックアップ(Controller Configuration Backup)

1 日

コントローラ設定のバックアップ アクティビティが表示されます。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

データのクリーンアップ(Data Cleanup)

2 時間

日単位のデータ ファイルのクリーンアップをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

s

デバイス設定の外部バックアップ(Device Config Backup-External)

15 分

デバイス設定を定期的に外部リポジトリに転送します。リポジトリの設定や作成は CLI コマンドで行うことができます。サポートされているリポジトリは FTP、SSH FTP(SFTP)、ネットワーク ファイル システム(NFS)です。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

[編集(Edit)] アイコンをクリックし、[最新の設定のみをエクスポートする(Export only Latest Configuration)] チェックボックスをオンにすると、最新の設定のみが転送されます。

ロールベース アクセス コントロール(RBAC)で設定されたユーザー権限に基づいて、ジョブのプロパティを編集することができます。

ゲスト アカウントの同期(Guest Accounts Sync)

1 日

ゲスト アカウントのポーリングと同期をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

インデックス検索エンティティ(Index serach Entities)

3 時間

インデックス検索エンティティのジョブをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

モビリティサービスのバックアップ(Mobility Service Backup)

7 日

モビリティ サービスの自動バックアップをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

モビリティ サービスのステータス(Mobility Service Status)

5 分

モビリティ サービスのステータスのポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

モビリティ サービスの同期(Mobility Service Synchronization)

1 時間

モビリティ サービスの同期をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

オン デマンド レポート クリーンアップ(On Demand Reports Cleanup)

6 時間

レポートのクリーンアップをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

サーバーのバックアップ(Server Backup)

1 日

Prime Infrastructure サーバーの自動バックアップをスケジュールします。作成されるバックアップは、アプリケーション バックアップです。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

Note

 

サーバーバックアップジョブは、1 時間ごとではなく、1 日 1 回スケジュールすることをお勧めします。

スマート ライセンスのコンプライアンス ステータス(Smart License Compliance Status)

無効

スマート ライセンスに対してデフォルトのスケジュールで実行されます。

編集不可。

wIPS アラームの同期(wIPS Alarm Sync)

2 時間

wIPS アラームの同期をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

インベントリおよびディスカバリ ジョブ

自律 AP インベントリ(Autonomous AP Inventory)

1 日

自律 AP のインベントリ情報を収集します。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

スイッチ インベントリ(Switch Inventory)

1 日

スイッチに関するインベントリ情報を収集します。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

ワイヤレス コントローラ インベントリ(Wireless Controller Inventory)

1 日

ワイヤレス コントローラに関するインベントリ情報を収集します。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

ステータス ジョブ

アプライアンス ステータス(Appliance Status)

5 分

アプライアンスのポーリングをスケジュールします。このタスクでは、[管理(Administration)] > [アプライアンス(Appliance)] > [アプライアンス ステータス(Appliance Status)] ページからアプライアンスのポーリングの詳細が読み込まれます。また、アプライアンスがパフォーマンスや障害を確認できるかどうかに関する情報なども読み込まれます。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

自律型クライアントのステータス(Autonomous Client Status)

5 分

自律 AP クライアントのステータス ポーリングをスケジュールできるようにします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

自律型 AP の動作ステータス(Autonomous AP Operational Status)

5 分

自律型ワイヤレス アクセス ポイントのステータス ポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

コントローラの動作ステータス(Controller Operational Status)

5 分

コントローラの動作ステータスのポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

デバイス データ コレクター(Device Data Collector)

30 分

設定した時間間隔で指定したコマンド ライン インターフェイス(CLI)コマンドに基づいてデータ収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

Identity Services Engine ステータス(Identity Services Engine Status)

15 分

Identity Services Engine のポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

干渉(Interferers)

15 分

干渉の情報収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

Unified AP ping 機能の学習(Learn Unified AP Ping Capability)

このジョブは、一時停止状態で、オンデマンドで動作します。

Unified AP ping 機能情報の収集をスケジュールします。

編集不可。

ライセンス ステータス(License Status)

4 時間

ライセンス ステータス情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

Lightweight AP のイーサネット インターフェイスのステータス(Lightweight AP Ethernet Interface Status)

1 分

Lightweight AP のイーサネット インターフェイスのステータス情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

Lightweight AP の動作ステータス(Lightweight AP Operational Status)

5 分

Lightweight AP の動作ステータス情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

Lightweight クライアントのステータス(Lightweight Client Status)

5 分

ネットワークからの Lightweight AP クライアントの情報収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

モビリティ サービスのパフォーマンス(Mobility Service Performance)

15 分

モビリティ サービスのパフォーマンスのステータスのポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

モビリティ ステータス タスク( Mobility Status Task)

15 分

Mobility Services Engine のステータスのポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

OSS サーバー ステータス(OSS Server Status)

5 分

OSS サーバーのステータスのポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

冗長ステータス(Redundancy Status)

1 時間

プライマリおよびセカンダリ コントローラの冗長性ステータス ポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

スイッチの NSMP およびロケーション ステータス(Switch NMSP and Location Status)

4 時間

スイッチ ネットワーク モビリティ サービス プロトコル(NMSP)およびシビック ロケーション ステータス ポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

スイッチの動作ステータス(Switch Operational Status)

5 分

スイッチの動作ステータスのポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

サードパーティ アクセス ポイントの動作ステータス(Third party Access Point Operational Status)

3 時間

サードパーティ AP の動作ステータス ポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

サードパーティ コントローラの動作ステータス(Third party Controller Operational Status)

3 時間

サードパーティ コントローラの動作ステータス ポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

管理対象外 AP(Unmanaged APs)

15 分

管理対象外アクセス ポイントに関するポーリング情報を収集します。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

有線クライアント ステータス(Wired Client Status)

2 時間

ワイヤレス クライアントのステータスのポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

ワイヤレス AP 検出(Wireless AP Discovery)

5 分

ワイヤレス AP 検出をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

ワイヤレス設定の監査(Wireless Configuration Audit)

1 日

ワイヤレス設定エージェント監査情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

無線モニタリング ジョブ

AP イーサネット統計(AP Ethernet Statistics)

15 分

AP イーサネット統計の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

AP イメージの事前ダウンロードのステータス(AP Image Pre-Download Status)

15 分

コントローラの関連 AP のイメージ プレダウンロード ステータスを確認できます。アクセス ポイントのステータスを表示するには、コントローラにソフトウェアをダウンロードしている間に [AP へのソフトウェアの事前ダウンロード(Pre-download software to APs)] チェックボックスをオンにする必要があります。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

自律型 AP CPU とメモリの使用率(Autonomous AP CPU and Memory Utilization)

15 分

自律 AP のメモリおよび CPU 使用率に関する情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

自律 AP の無線パフォーマンス(Autonomous AP Radio Performance)

15 分

無線パフォーマンスに関する情報や、自律 AP の無線アップまたはダウン ステータスの収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

自律 AP Tx の電力とチャネルの使用率(Autonomous AP Tx Power and Channel Utilization)

15 分

自律 AP の無線パフォーマンスに関する情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

CCX クライアントの統計情報(CCX Client Statistics)

1 時間

CCX バージョン 5 およびバージョン 6 クライアントの Dot11 およびセキュリティ統計情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

CleanAir 電波品質(CleanAir Air Quality)

15 分

CleanAir の電波品質に関する情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

クライアント統計情報(Client Statistics)

15 分

自律および軽量クライアント用の統計情報の取得をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

マップ情報ポーリング ジョブ(Map Info Polling Job)

1 分

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

メディア ストリーム クライアント(Media Stream Clients)

15 分

メディア ストリーム クライアントに関する情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

メッシュ リンクのステータス(Mesh Link Status)

5 分

メッシュ リンクのステータスの収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

メッシュ リンクのパフォーマンス(Mesh link Performance)

10 分

メッシュ リンクのパフォーマンスに関する情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

無線パフォーマンス(Radio Performance)

15 分

ワイヤレス無線からの統計情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

無線音声パフォーマンス(Radio Voice Performance)

15 分

ワイヤレス無線からの音声統計情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

不正 AP(Rogue AP)

2 時間

不正アクセス ポイントに関する情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

スイッチの CPU とメモリのポーリング(Switch CPU and Memory Poll)

30 分

スイッチの CPU とメモリの情報のポーリングをスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

トラフィック ストリーム メトリック(Traffic Stream Metrics)

8 分

クライアントのトラフィック ストリーム メトリックを取得します。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

ワイヤレス コントローラのパフォーマンス(Wireless Controller Performance)

30 分

ワイヤレス コントローラのパフォーマンス統計情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

ワイヤレス QoS 統計(Wireless QoS Statistics)

15 分

ワイヤレス コントローラの QoS 統計情報の収集をスケジュールします。

[スケジュールの編集(Edit Schedule)] > [繰り返し(Recurrencce)] の順に選択し、ジョブをスケジュールするための適切な設定を選択します。

Cisco Prime LMS から Cisco Prime Infrastructure へのデータの移行

Prime Infrastructure は、すべてのプラットフォーム上で Cisco Prime LAN Management Solution(LMS)バージョン 4.2.5 からのデータ移行をサポートしています。次の LMS データを CAR CLI を使用して Prime Infrastructure にインポートできます。

  • Device Credential and Repository(DCR)デバイス
  • Static Groups
  • Dynamic Groups
  • Software Image Management Repository Images
  • User Defined Templates(Netconfig)
  • LMS Local Users
  • MIB

LMS からインポートできるのは、次の属性を使用したルールを含む Dynamic Groups だけです。

  • PI attribute Name—LMS attribute name
  • Contact—System.Contact
  • Description—System.Description
  • Location— System.Location
  • Management_Address—Device.ManagementIpAddress
  • Name—System.Name
  • Product_Family—Device.Category
  • Product_Series—Device.Series
  • Product_Type—Device.Model
  • Software_Type—System.OStype
  • Software_Version:Image.Version

LMS データを Prime Infrastructure に移行するには、次の手順を実行します。

Procedure


Step 1

LMS バックアップ データが格納されているサーバーを特定します。

Step 2

Prime Infrastructure サーバーとの CLI セッションを開きます(CLI から接続する方法を参照)。

Step 3

次のコマンドを入力して、バックアップの場所を設定します。

admin# configure terminal

admin(config)# repository carsapps

admin(config-Repository)# url location

admin(config-Repository)# user root password plain password

admin(config-Repository)# end

引数の説明

  1. location は、LMS バックアップ データの場所の、アクセス プロトコルを含む完全修飾 URL です。例:ftp://10.77.213.137/opt/lms、sftp://10.77.213.137/opt/lms、または fdisk:foldername。

  2. password は root ユーザー パスワードです。

Step 4

次のコマンドを使用して LMS バックアップを Prime Infrastructure にインポートします。

admin# lms migrate repository carsapps

Step 5

CLI セッションを終了して、Prime Infrastructure ユーザー インターフェイスにログインし直し、LMS データが正常にインポートされたことを確認します。次の表に、Prime Infrastructure でインポートした LMS データを確認する場所を示します。

LMS データ

Prime Infrastructure での場所

DCR デバイス

[Inventory] > [Network Devices]

Static Group

[Inventory] > [Network Devices] > [User Defined Group]

Dynamic Group

[Inventory] > [Network Devices] > [User Defined Group]

Software Image Management Repository Images

[Inventory] > [Software Images]

User Defined Templates(Netconfig)

[Configuration] > [Templates] > [Features & Technologies]

LMS Local Users

[Administration] > [Users, Roles & AAA] > [Users]

MIB

[Monitor] > [Monitoring Policies] メニューで、[追加(Add)] をクリックしてから、[ポリシー タイプ(Policy Types)] > [カスタム MIB ポーリング(Custom MIB Polling)] の順に選択します。