ワイヤレス コントローラの冗長性について
冗長アーキテクチャでは、1 台のワイヤレス コントローラがアクティブ状態となり、もう 1 台のコントローラがスタンバイ状態となります。スタンバイ コントローラは常時、冗長ポートを介してアクティブ コントローラのヘルスをモニターします。両方のコントローラは管理インターフェイスの IP アドレスを含め、同じ設定を共有します。
コントローラがスタンバイ状態になるか、アクティブ状態になるかは、製造時に発注される固有デバイス識別情報(UDI)である、冗長在庫管理単位(SKU)に基づきます。冗長 SKU UDI を持つコントローラは、起動されて永続カウント ライセンスを実行するコントローラとペアになる場合、最初はスタンバイ状態です。永続カウント ライセンスを持つコントローラの場合、コントローラがアクティブ状態であるか、スタンバイ状態であるかを手動で設定できます。
このリリースでは、アクセス ポイントのステートフル スイッチオーバー(AP SSO)がサポートされます。AP SSO により、AP セッションがスイッチオーバー後もそのままであることが保証されます。
クライアントのステートフル スイッチオーバーはサポートされていません。これは、ほぼすべてのクライアントが認証解除され、アクティブ状態の新しいコントローラに再び関連付けられることを意味します。この規則の唯一の例外は、FlexConnect モードのアクセス ポイントでローカルに切り替えられる WLAN 上のクライアントです。