トラステッドリレーポイントの概要
トラステッドリレーポイント (TRP) は、Cisco Unified Communications Manager がメディアストリームに挿入してコールメディアの制御ポイントとして機能する MTP またはトランスコーダです。TRP は、ストリームに対してさらなる処理を提供し、ストリームが特定のパスに従っていることを確認できます。
コールにトラステッドリレーポイントが必要な場合、Cisco Unified Communications Manager は、TRP 機能で有効になっている MTP またはトランスコーダを割り当てます。
構成
MTP およびトランスコーダ は、[メディアターミネーションポイントの設定]または[トランザクションの設定] ウィンドウの [トラステッドリレーポイント] チェックボックスをオンにすることによって TRP 機能を提供するように設定できます。
個々のコールの TRP 要件を設定するには、次の設定ウィンドウの [トラステッドリレーポイントを使用する] フィールドを [オン]に設定します。
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電話の設定(Phone Configuration)
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ゲートウェイの設定(Gateway Configuration)
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ボイスメールポート設定(Voicemail Port Configuration)
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トランクの設定(Trunk Configuration)
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CTI ルートポイントの設定(CTI Route Point Configuration)
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共通デバイス設定(Common Device Configuration)
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ユニバーサルデバイステンプレートの設定(Universal Device Template Configuration)
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さまざまなメディア リソースの設定(アナンシエータ、IVR、MTP、トランスコーダ、会議ブリッジ、保留音)