保留中ビデオの概要
保留中ビデオは、ビデオコンタクトセンターに発信する顧客が、コンタクトセンターでエージェントと最初の受け答えを終えた後に、特定のビデオを視聴できるビデオコンタクトセンター向けの機能です。この場合、エージェントが、保留中に顧客に対して再生するビデオ ストリームを選択します。
保留中ビデオサーバは、Cisco Unified Communications Manager から指示が出されると、オーディオとメディアをストリーミングできるメディア コンテンツ サーバです。メディア コンテンツ サーバは、SIP をシグナリング プロトコルとして使用して、Unified Communications Manager の制御下でオーディオおよびビデオ コンテンツを格納およびストリーミングできる外部デバイスです。メディア コンテンツ サーバでは、1080p や 720p といった高解像度ビデオ コンテンツ、または 360p などの低解像度ビデオ コンテンツを提供できます。Cisco MediaSense は、メディア コンテンツ サーバとして使用されます。
導入に汎用保留中ビデオ機能が必要になる場合、ビデオコンタクトセンターに加え、企業内のどこでも保留中ビデオを導入できます。保留中ビデオサーバのデフォルトビデオコンテンツ IDを設定して、保留中のユーザに再生するビデオストリームを識別することができます。
(注) |
Customer Voice Portal(CVP)による発信者情報の転送を導入するユニファイド コンタクト センターで、保留中ビデオの機能を利用するには、Unified Communications Manager と CVP 間の SIP トランクに保留中ビデオのリソースを割り当てる必要があります。 |