SDP 透過性プロファイルの概要
SDP 透過性プロファイルには、宣言的な SDP 属性のルールのセットが含まれており、これによりシステムは、Unified Communications Manager によってネイティブにサポートされていない宣言属性を、入口から出口コール区間に渡すことができます。SDP 透過性プロファイルがないと、Unified Communications Manager は、サポートされていない SDP 属性を削除します。
複数のルールを使用して SDP 透過性プロファイルを設定し、SIP プロファイルを介して SIP デバイスに適用することができます。SDP 透過性プロファイルを適用するには、両方のコール レッグが SIP である必要があります。次のタイプの SDP 属性ルールを設定できます。
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[プロパティ(Property)]:プロパティ属性にルールが設定されている場合、属性に値が設定されていない限り、Unified Communications Manager は SDP 属性をパススルーします。
- 任意の値:ルールが任意の値に対して設定されると、値が 1 つ以上の空白以外の文字で構成されている限り、SDP 属性はパス スルーされます。
- リストからの値:ルールがこのオプションを使用して設定されると、値が指定された値のいずれかに一致する限り、SDP 属性はパス スルーされます。可能な値を 5 個まで設定することができます。