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目次
この章の内容は、次のとおりです。
ネームド VSAN は、所定の外部 SAN への接続を作成します。 VSAN は、ブロードキャスト トラフィックを含む、その外部 SAN へのトラフィックを切り離します。 1 つのネームド VSAN のトラフィックは、別のネームド VSAN にトラフィックが存在していることを認識しますが、そのトラフィックの読み取りまたはアクセスはできません。
ネームド VLAN と同様、VSAN ID に名前を割り当てると、抽象レイヤが追加されます。これにより、ネームド VSAN を使用するサービス プロファイルに関連付けられたすべてのサーバをグローバルにアップデートすることができます。 外部 SAN との通信を維持するために、サーバを個別に再設定する必要はありません。 同じ VSAN ID を使用して、複数のネームド VSAN を作成できます。
クラスタ設定では、ネームド VSAN は、1 つのファブリック インターコネクトのファイバ チャネル アップリンク ポート、または両方のファブリック インターコネクトのファイバ チャネル アップリンク ポートだけにアクセスできるように設定できます。
各ネームド VSAN を FCoE VLAN ID で設定する必要があります。 このプロパティは、VSAN およびそのファイバ チャネル パケットを転送するために使用される VLAN を決定します。
FIPS 対応の場合、Cisco UCS CNA M72KR-Q および Cisco UCS CNA M72KR-E などの統合型ネットワーク アダプタであるネームド VSAN は、FCoE VLAN ID のネイティブ VLAN ではないネームド VLAN で設定する必要があります。 この設定により、FCoE トラフィックがこれらのアダプタをパススルーできるようにします。
次の設定例では、ファブリック A にマップされる vNIC および vHBA を持つサービス プロファイルは、FIP 対応統合型ネットワーク アダプタを持つサーバに関連付けられます。
各ファブリック インターコネクトで、ネームド VSAN のファイバ チャネル アップリンク トランキングを設定できます。 ファブリック インターコネクトのトランキングをイネーブルにした場合、Cisco UCS ドメイン内のすべてのネームド VSAN が、そのファブリック インターコネクトのすべてのファイバ チャネル アップリンク ポートで許可されます。
次の注意事項と推奨事項が、ストレージ VSAN を含むすべてのネームド VSAN に適用されます。
VSAN を 4079 として設定しないでください。 この VSAN は予約済みであり、FC スイッチ モードまたは FC エンドホスト モードでは使用できません。
ID 4079 でネームド VSAN を作成すると、Cisco UCS Manager は、その VSAN をエラーとしてマークして障害を発行します。
Cisco UCS ドメインで FC スイッチ モードを使用する予定の場合、3040 から 4078 の範囲の ID を使用して VSAN を設定しないでください。
ファブリック インターコネクトが FC スイッチ モードで動作するように設定されている場合、その範囲の VSAN は動作しません。 Cisco UCS Manager は、その VSAN をエラーとしてマークして障害を発行します。
Cisco UCS ドメインで FC エンドホスト モードを使用する予定の場合、3840 から 4079 の範囲の ID を使用して VSAN を設定しないでください。
次の条件が Cisco UCS ドメインに存在する場合、その範囲の VSAN は動作しません。
ファブリック インターコネクトは、FC エンドホスト モードで動作するように設定されます。
Cisco UCS ドメインは、ファイバ チャネル トランキングまたは SAN ポート チャネルで設定されます。
これらの設定が存在する場合は、Cisco UCS Manager によって次の処理が行われます。
3840 ~ 4079 の範囲の ID を持つすべての VSAN が動作不能になります。
動作不能の VSAN に対してエラーを発行します。
すべての動作不能の VSAN をデフォルトの VSAN に転送します。
動作不能の VSAN に関連付けられているすべての vHBA を、デフォルトの VSAN に転送します。
ファイバ チャネル トランキングをディセーブルにして既存の SAN ポート チャネルを削除すると、Cisco UCS Manager によって 3840 ~ 4078 の範囲のすべての VSAN が動作状態に戻され、関連付けられている vHBA がそれらの VSAN に復元されます。
Cisco UCS ドメインで FC スイッチ モードを使用する場合は、3040 ~ 4078 の範囲で VSAN を設定しないでください。
FC スイッチ モードで動作するファブリック インターコネクトがアップストリーム スイッチとして MDS に接続されると、3040 ~ 4078 の範囲の Cisco UCS Manager で設定され、ポート VSAN として割り当てられた VSAN を MDS で作成できません。 この設定により、ポート VSAN の不一致が発生する場合があります。
(注) |
SAN クラウドの FCoE VLAN、および LAN クラウドの VLAN には、異なる ID を割り当てる必要があります。 VLAN と VSAN の FCoE VLAN に同じ ID を使用すると、重大な障害が発生し、FCoE VLAN を使用するすべての vNIC とアップリンク ポートでトラフィックの中断が発生します。 イーサネット トラフィックは、FCoE VLAN ID と重複する ID を持つ VLAN でドロップされます |
VLAN 4048 はユーザによる設定が可能です。 ただし、Cisco UCS Manager は次のデフォルト値に VLAN 4048 を使用します。 VLAN に 4048 を割り当てる場合は、これらの値を再設定する必要があります。
Cisco UCS のリリース 2.0 にアップグレードした後:FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN では、デフォルトで VLAN 4048 が使用されます。 アップグレード前にデフォルトの FCoE VSAN が VLAN 1 を使用するように設定されていた場合、使用または予約されていない VLAN ID にそれを変更する必要があります。 たとえば、VLAN ID が使用中でない場合、デフォルトを 4049 に変更することを検討してください。
Cisco UCS のリリース 2.0 を新規インストールした後:デフォルトの VSAN の FCoE VLAN では、デフォルトで VLAN 4048 が使用されます。 FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN は VLAN 4049 を使用します。
(注) |
SAN クラウドの FCoE VLAN、および LAN クラウドの VLAN には、異なる ID を割り当てる必要があります。 VLAN と VSAN の FCoE VLAN に同じ ID を使用すると、重大な障害が発生し、FCoE VLAN を使用するすべての vNIC とアップリンク ポートでトラフィックの中断が発生します。 イーサネット トラフィックは、FCoE VLAN ID と重複する ID を持つ VLAN でドロップされます |
(注) |
SAN クラウドの FCoE VLAN、および LAN クラウドの VLAN には、異なる ID を割り当てる必要があります。 VLAN と VSAN の FCoE VLAN に同じ ID を使用すると、重大な障害が発生し、FCoE VLAN を使用するすべての vNIC とアップリンク ポートでトラフィックの中断が発生します。 イーサネット トラフィックは、FCoE VLAN ID と重複する ID を持つ VLAN でドロップされます |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 2 | [SAN] タブで、 を展開します。 | ||||||||||||||
ステップ 3 | [Work] ペインで、[VSANs] タブをクリックします。 | ||||||||||||||
ステップ 4 |
テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。 [+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。 |
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ステップ 5 |
[Create VSAN] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 6 |
[OK] をクリックします。 Cisco UCS Manager GUI で、次の [VSANs] ノードの 1 つに VSAN が追加されます。 |
Cisco UCS Manager に、削除する VSAN と同じ VSAN ID を持つネームド VLAN が含まれている場合、この ID を持つネームド VSAN がすべて削除されるまで、この VSAN はファブリック インターコネクト設定から削除されません。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 2 | [SAN] タブで、[SAN] ノードをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 3 | [Work] ペインで、[VSANs] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 4 |
削除する VSAN のタイプに応じて、次のサブタブのいずれかをクリックします。
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ステップ 5 |
テーブルで、削除する VSAN をクリックします。 Shift キーまたは Ctrl キーを使用して、複数のエントリを選択できます。 |
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ステップ 6 | 強調表示された 1 つまたは複数の VSAN を右クリックし、[Delete] を選択します。 | ||||||||||
ステップ 7 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
(注) |
SAN クラウドの FCoE VLAN、および LAN クラウドの VLAN には、異なる ID を割り当てる必要があります。 VLAN と VSAN の FCoE VLAN に同じ ID を使用すると、重大な障害が発生し、FCoE VLAN を使用するすべての vNIC とアップリンク ポートでトラフィックの中断が発生します。 イーサネット トラフィックは、FCoE VLAN ID と重複する ID を持つ VLAN でドロップされます |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [SAN] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | FCoE VLAN ID を変更する VSAN を選択します。 |
ステップ 4 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [FCoE VLAN] フィールドで、目的の VLAN ID を入力します。 |
ステップ 6 | [Save Changes] をクリックします。 |
(注) |
ファブリック インターコネクトがファイバ チャネル エンドホスト モードに設定されている場合、ファイバ チャネル アップリンクのトランキングをイネーブルにすると、3840 から 4079 の ID を持つすべての VSAN が使用不能になります。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [SAN] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | FC アップリンク トランキングをイネーブルにするファブリックのノードをクリックします。 |
ステップ 4 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [Actions] 領域で、[Enable FC Uplink Trunking] をクリックします。 |
ステップ 6 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [SAN] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | ファイバ チャネル アップリンク トランキングをディセーブルにするファブリックのノードをクリックします。 |
ステップ 4 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [Actions] 領域で、[Disable FC Uplink Trunking] をクリックします。 |
ステップ 6 | Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
目次
この章の内容は、次のとおりです。
- ネームド VSAN
- ネームド VSAN のファイバ チャネル アップリンク トランキング
- VSAN に関する注意事項および推奨事項
- ネームド VSAN の作成
- ストレージ VSAN の作成
- VSAN の削除
- ストレージ VSAN 用の FCoE VLAN の VLAN ID の変更
- ファイバ チャネル アップリンク トランキングのイネーブル化
- ファイバ チャネル アップリンク トランキングのディセーブル化
ネームド VSAN
ネームド VSAN は、所定の外部 SAN への接続を作成します。 VSAN は、ブロードキャスト トラフィックを含む、その外部 SAN へのトラフィックを切り離します。 1 つのネームド VSAN のトラフィックは、別のネームド VSAN にトラフィックが存在していることを認識しますが、そのトラフィックの読み取りまたはアクセスはできません。
ネームド VLAN と同様、VSAN ID に名前を割り当てると、抽象レイヤが追加されます。これにより、ネームド VSAN を使用するサービス プロファイルに関連付けられたすべてのサーバをグローバルにアップデートすることができます。 外部 SAN との通信を維持するために、サーバを個別に再設定する必要はありません。 同じ VSAN ID を使用して、複数のネームド VSAN を作成できます。
クラスタ設定のネームド VSAN
クラスタ設定では、ネームド VSAN は、1 つのファブリック インターコネクトのファイバ チャネル アップリンク ポート、または両方のファブリック インターコネクトのファイバ チャネル アップリンク ポートだけにアクセスできるように設定できます。
ネームド VSAN と FCoE VLAN ID
各ネームド VSAN を FCoE VLAN ID で設定する必要があります。 このプロパティは、VSAN およびそのファイバ チャネル パケットを転送するために使用される VLAN を決定します。
FIPS 対応の場合、Cisco UCS CNA M72KR-Q および Cisco UCS CNA M72KR-E などの統合型ネットワーク アダプタであるネームド VSAN は、FCoE VLAN ID のネイティブ VLAN ではないネームド VLAN で設定する必要があります。 この設定により、FCoE トラフィックがこれらのアダプタをパススルーできるようにします。
次の設定例では、ファブリック A にマップされる vNIC および vHBA を持つサービス プロファイルは、FIP 対応統合型ネットワーク アダプタを持つサーバに関連付けられます。
ネームド VSAN のファイバ チャネル アップリンク トランキング
各ファブリック インターコネクトで、ネームド VSAN のファイバ チャネル アップリンク トランキングを設定できます。 ファブリック インターコネクトのトランキングをイネーブルにした場合、Cisco UCS ドメイン内のすべてのネームド VSAN が、そのファブリック インターコネクトのすべてのファイバ チャネル アップリンク ポートで許可されます。
VSAN に関する注意事項および推奨事項
次の注意事項と推奨事項が、ストレージ VSAN を含むすべてのネームド VSAN に適用されます。
VSAN 4079 は予約済み VSAN ID です。
VSAN を 4079 として設定しないでください。 この VSAN は予約済みであり、FC スイッチ モードまたは FC エンドホスト モードでは使用できません。
ID 4079 でネームド VSAN を作成すると、Cisco UCS Manager は、その VSAN をエラーとしてマークして障害を発行します。
FC スイッチ モードでのネームド VSAN の予約済み VSAN の範囲
Cisco UCS ドメインで FC スイッチ モードを使用する予定の場合、3040 から 4078 の範囲の ID を使用して VSAN を設定しないでください。
ファブリック インターコネクトが FC スイッチ モードで動作するように設定されている場合、その範囲の VSAN は動作しません。 Cisco UCS Manager は、その VSAN をエラーとしてマークして障害を発行します。
FC エンドホスト モードでのネームド VSAN の予約済み VSAN の範囲
Cisco UCS ドメインで FC エンドホスト モードを使用する予定の場合、3840 から 4079 の範囲の ID を使用して VSAN を設定しないでください。
次の条件が Cisco UCS ドメインに存在する場合、その範囲の VSAN は動作しません。
ファブリック インターコネクトは、FC エンドホスト モードで動作するように設定されます。
Cisco UCS ドメインは、ファイバ チャネル トランキングまたは SAN ポート チャネルで設定されます。
これらの設定が存在する場合は、Cisco UCS Manager によって次の処理が行われます。
3840 ~ 4079 の範囲の ID を持つすべての VSAN が動作不能になります。
動作不能の VSAN に対してエラーを発行します。
すべての動作不能の VSAN をデフォルトの VSAN に転送します。
動作不能の VSAN に関連付けられているすべての vHBA を、デフォルトの VSAN に転送します。
ファイバ チャネル トランキングをディセーブルにして既存の SAN ポート チャネルを削除すると、Cisco UCS Manager によって 3840 ~ 4078 の範囲のすべての VSAN が動作状態に戻され、関連付けられている vHBA がそれらの VSAN に復元されます。
FC スイッチ モードでのネームド VSAN ID の範囲の制限
Cisco UCS ドメインで FC スイッチ モードを使用する場合は、3040 ~ 4078 の範囲で VSAN を設定しないでください。
FC スイッチ モードで動作するファブリック インターコネクトがアップストリーム スイッチとして MDS に接続されると、3040 ~ 4078 の範囲の Cisco UCS Manager で設定され、ポート VSAN として割り当てられた VSAN を MDS で作成できません。 この設定により、ポート VSAN の不一致が発生する場合があります。
FCoE VLAN ID に関する注意事項
(注)
SAN クラウドの FCoE VLAN、および LAN クラウドの VLAN には、異なる ID を割り当てる必要があります。 VLAN と VSAN の FCoE VLAN に同じ ID を使用すると、重大な障害が発生し、FCoE VLAN を使用するすべての vNIC とアップリンク ポートでトラフィックの中断が発生します。 イーサネット トラフィックは、FCoE VLAN ID と重複する ID を持つ VLAN でドロップされます
VLAN 4048 はユーザによる設定が可能です。 ただし、Cisco UCS Manager は次のデフォルト値に VLAN 4048 を使用します。 VLAN に 4048 を割り当てる場合は、これらの値を再設定する必要があります。
Cisco UCS のリリース 2.0 にアップグレードした後:FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN では、デフォルトで VLAN 4048 が使用されます。 アップグレード前にデフォルトの FCoE VSAN が VLAN 1 を使用するように設定されていた場合、使用または予約されていない VLAN ID にそれを変更する必要があります。 たとえば、VLAN ID が使用中でない場合、デフォルトを 4049 に変更することを検討してください。
Cisco UCS のリリース 2.0 を新規インストールした後:デフォルトの VSAN の FCoE VLAN では、デフォルトで VLAN 4048 が使用されます。 FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN は VLAN 4049 を使用します。
ネームド VSAN の作成
手順
(注)
SAN クラウドの FCoE VLAN、および LAN クラウドの VLAN には、異なる ID を割り当てる必要があります。 VLAN と VSAN の FCoE VLAN に同じ ID を使用すると、重大な障害が発生し、FCoE VLAN を使用するすべての vNIC とアップリンク ポートでトラフィックの中断が発生します。 イーサネット トラフィックは、FCoE VLAN ID と重複する ID を持つ VLAN でドロップされます
ステップ 1 [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [SAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 [Work] ペインで、[VSANs] タブをクリックします。 ステップ 4 テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。 [+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。
ステップ 5 [Create VSAN] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 [Name] フィールド
ネットワークに割り当てられている名前。
この名前には、1 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)以外の特殊文字またはスペースは使用できません。また、オブジェクトを保存した後、この名前を変更することはできません。
Cisco UCS Manager が Cisco UCS ドメインのファイバ チャネル ゾーン分割を設定するかどうかを判断するには、オプション ボタンをクリックします。 次のいずれかになります。
[Disabled]:アップストリーム スイッチによってファイバ チャネル ゾーン分割を処理するか、またはファイバ チャネル ゾーン分割は Cisco UCS ドメインに実装されません。 Cisco UCS Manager は、ファイバ チャネル ゾーン分割を設定しません。
[Enabled]:Cisco UCS ドメインのファイバ チャネル ゾーン分割は、Cisco UCS Manager によって設定および制御されます。
(注) Cisco UCS Manager を介してファイバ チャネル ゾーン分割をイネーブルにした場合は、ファイバ チャネル ゾーン分割に使用している VSAN でアップストリーム スイッチを設定しないでください。
[Type] オプション ボタン
オプション ボタンをクリックして、VSAN の設定方法を決定します。 次のいずれかになります。
[Common/Global]:VSAN は、すべての使用可能なファブリック内で同じ VSAN ID にマッピングされます。
[Fabric A]:VSAN は、ファブリック A にのみ存在する VSAN ID にマッピングされます。
[Fabric B]:VSAN は、ファブリック B にのみ存在する VSAN ID にマッピングされます。
[Both Fabrics Configured Differently]:VSAN は、使用可能なファブリックごとに異なる VSAN ID にマッピングされます。 このオプションを選択すると、Cisco UCS Manager GUI に、各ファブリックの [VSAN ID] フィールドと [FCoE VLAN] フィールドが表示されます。
[VSAN ID] フィールド
ネットワークに割り当てられている固有識別情報。
ID は、1 ~ 4078 または 4080 ~ 4093 の間に存在する可能性があります。 4079 は予約済みの VSAN ID です。 また、FC エンドホスト モードを使用する場合は、3840 ~ 4079 の範囲も VSAN ID の範囲として予約されています。
[FCoE VLAN] フィールド
ファイバ チャネル接続に使用される VLAN に割り当てられた固有識別情報。
VLAN 4048 はユーザによる設定が可能です。 ただし、Cisco UCS Manager は次のデフォルト値に VLAN 4048 を使用します。 VLAN に 4048 を割り当てる場合は、これらの値を再設定する必要があります。
Cisco UCS のリリース 2.0 にアップグレードした後:FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN では、デフォルトで VLAN 4048 が使用されます。 アップグレード前にデフォルトの FCoE VSAN が VLAN 1 を使用するように設定されていた場合、使用または予約されていない VLAN ID にそれを変更する必要があります。 たとえば、VLAN ID が使用中でない場合、デフォルトを 4049 に変更することを検討してください。
Cisco UCS のリリース 2.0 を新規インストールした後:デフォルトの VSAN の FCoE VLAN では、デフォルトで VLAN 4048 が使用されます。 FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN は VLAN 4049 を使用します。
FIPS 対応の場合、Cisco UCS CNA M72KR-Q および Cisco UCS CNA M72KR-E などの統合型ネットワーク アダプタであるネームド VSAN は、FCoE VLAN ID のネイティブ VLAN ではないネームド VLAN で設定する必要があります。 この設定により、FCoE トラフィックがこれらのアダプタをパススルーできるようにします。
ステップ 6 [OK] をクリックします。 Cisco UCS Manager GUI で、次の [VSANs] ノードの 1 つに VSAN が追加されます。
ストレージ VSAN の作成
手順
(注)
SAN クラウドの FCoE VLAN、および LAN クラウドの VLAN には、異なる ID を割り当てる必要があります。 VLAN と VSAN の FCoE VLAN に同じ ID を使用すると、重大な障害が発生し、FCoE VLAN を使用するすべての vNIC とアップリンク ポートでトラフィックの中断が発生します。 イーサネット トラフィックは、FCoE VLAN ID と重複する ID を持つ VLAN でドロップされます
ステップ 1 [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [SAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 [Work] ペインで、[VSANs] タブをクリックします。 ステップ 4 テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。 [+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。
ステップ 5 [Create VSAN] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
名前 説明 [Name] フィールド
ネットワークに割り当てられている名前。
この名前には、1 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)以外の特殊文字またはスペースは使用できません。また、オブジェクトを保存した後、この名前を変更することはできません。
Cisco UCS Manager が Cisco UCS ドメインのファイバ チャネル ゾーン分割を設定するかどうかを判断するには、オプション ボタンをクリックします。 次のいずれかになります。
[Disabled]:アップストリーム スイッチによってファイバ チャネル ゾーン分割を処理するか、またはファイバ チャネル ゾーン分割は Cisco UCS ドメインに実装されません。 Cisco UCS Manager は、ファイバ チャネル ゾーン分割を設定しません。
[Enabled]:Cisco UCS ドメインのファイバ チャネル ゾーン分割は、Cisco UCS Manager によって設定および制御されます。
(注) Cisco UCS Manager を介してファイバ チャネル ゾーン分割をイネーブルにした場合は、ファイバ チャネル ゾーン分割に使用している VSAN でアップストリーム スイッチを設定しないでください。
[Type] オプション ボタン
オプション ボタンをクリックして、VSAN の設定方法を決定します。 次のいずれかになります。
[Common/Global]:VSAN は、すべての使用可能なファブリック内で同じ VSAN ID にマッピングされます。
[Fabric A]:VSAN は、ファブリック A にのみ存在する VSAN ID にマッピングされます。
[Fabric B]:VSAN は、ファブリック B にのみ存在する VSAN ID にマッピングされます。
[Both Fabrics Configured Differently]:VSAN は、使用可能なファブリックごとに異なる VSAN ID にマッピングされます。 このオプションを選択すると、Cisco UCS Manager GUI に、各ファブリックの [VSAN ID] フィールドと [FCoE VLAN] フィールドが表示されます。
[VSAN ID] フィールド
ネットワークに割り当てられている固有識別情報。
ID は、1 ~ 4078 または 4080 ~ 4093 の間に存在する可能性があります。 4079 は予約済みの VSAN ID です。 また、FC エンドホスト モードを使用する場合は、3840 ~ 4079 の範囲も VSAN ID の範囲として予約されています。
[FCoE VLAN] フィールド
ファイバ チャネル接続に使用される VLAN に割り当てられた固有識別情報。
VLAN 4048 はユーザによる設定が可能です。 ただし、Cisco UCS Manager は次のデフォルト値に VLAN 4048 を使用します。 VLAN に 4048 を割り当てる場合は、これらの値を再設定する必要があります。
Cisco UCS のリリース 2.0 にアップグレードした後:FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN では、デフォルトで VLAN 4048 が使用されます。 アップグレード前にデフォルトの FCoE VSAN が VLAN 1 を使用するように設定されていた場合、使用または予約されていない VLAN ID にそれを変更する必要があります。 たとえば、VLAN ID が使用中でない場合、デフォルトを 4049 に変更することを検討してください。
Cisco UCS のリリース 2.0 を新規インストールした後:デフォルトの VSAN の FCoE VLAN では、デフォルトで VLAN 4048 が使用されます。 FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN は VLAN 4049 を使用します。
FIPS 対応の場合、Cisco UCS CNA M72KR-Q および Cisco UCS CNA M72KR-E などの統合型ネットワーク アダプタであるネームド VSAN は、FCoE VLAN ID のネイティブ VLAN ではないネームド VLAN で設定する必要があります。 この設定により、FCoE トラフィックがこれらのアダプタをパススルーできるようにします。
ステップ 6 [OK] をクリックします。 Cisco UCS Manager GUI で、次の [VSANs] ノードの 1 つに VSAN が追加されます。
VSAN の削除
手順Cisco UCS Manager に、削除する VSAN と同じ VSAN ID を持つネームド VLAN が含まれている場合、この ID を持つネームド VSAN がすべて削除されるまで、この VSAN はファブリック インターコネクト設定から削除されません。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [SAN] タブで、[SAN] ノードをクリックします。 ステップ 3 [Work] ペインで、[VSANs] タブをクリックします。 ステップ 4 削除する VSAN のタイプに応じて、次のサブタブのいずれかをクリックします。
サブタブ 説明 All
Cisco UCS ドメイン内のすべての VSAN を表示します。
Dual Mode
両方のファブリック インターコネクトにアクセスできる VSAN を表示します。
Switch A
ファブリック インターコネクト A だけにアクセスできる VSAN を表示します。
Switch B
ファブリック インターコネクト B だけにアクセスできる VSAN を表示します。
ステップ 5 テーブルで、削除する VSAN をクリックします。 Shift キーまたは Ctrl キーを使用して、複数のエントリを選択できます。
ステップ 6 強調表示された 1 つまたは複数の VSAN を右クリックし、[Delete] を選択します。 ステップ 7 Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
ストレージ VSAN 用の FCoE VLAN の VLAN ID の変更
手順
(注)
SAN クラウドの FCoE VLAN、および LAN クラウドの VLAN には、異なる ID を割り当てる必要があります。 VLAN と VSAN の FCoE VLAN に同じ ID を使用すると、重大な障害が発生し、FCoE VLAN を使用するすべての vNIC とアップリンク ポートでトラフィックの中断が発生します。 イーサネット トラフィックは、FCoE VLAN ID と重複する ID を持つ VLAN でドロップされます
ステップ 1 [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [SAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 FCoE VLAN ID を変更する VSAN を選択します。 ステップ 4 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 5 [FCoE VLAN] フィールドで、目的の VLAN ID を入力します。 ステップ 6 [Save Changes] をクリックします。
ファイバ チャネル アップリンク トランキングのイネーブル化
手順
(注)
ファブリック インターコネクトがファイバ チャネル エンドホスト モードに設定されている場合、ファイバ チャネル アップリンクのトランキングをイネーブルにすると、3840 から 4079 の ID を持つすべての VSAN が使用不能になります。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [SAN] タブをクリックします。 ステップ 2 [SAN] タブで、 を展開します。 ステップ 3 FC アップリンク トランキングをイネーブルにするファブリックのノードをクリックします。 ステップ 4 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 5 [Actions] 領域で、[Enable FC Uplink Trunking] をクリックします。 ステップ 6 Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。