license コマンド

license activate ap-count eval

Cisco Flex 7500 シリーズおよび Cisco 8500 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラのアクセス ポイント評価ライセンスをアクティブ化するには、 license activate ap-count eval コマンドを使用します。

license activate ap-count eval

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

デフォルトで、リリース 7.3 Cisco Flex 7500 シリーズ コントローラと Cisco 8500 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラは 6000 AP をサポートします。

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

使用上のガイドライン

このライセンスをアクティブ化すると、コントローラによって、所定のライセンスのエンド ユーザ ライセンス契約(EULA)の受け入れまたは拒否を求めるプロンプトが表示されます。コントローラに接続された現在の AP 数よりも少ない APS 数をサポートするライセンスをアクティブ化した場合、アクティベーション コマンドは失敗します。

次に、Cisco Flex 7500 シリーズ コントローラで評価版 AP-count ライセンスをアクティブ化する例を示します。


(Cisco Controller) > license activate ap-count eval

license activate feature

Cisco Flex 7500 シリーズおよび Cisco 8500 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラで機能ライセンスをアクティブ化するには、 license activate feature コマンドを使用します。

license activate feature license_name

構文の説明

license_name

機能ライセンスの名前。ライセンス名は最大 50 文字の文字で、大文字と小文字を区別します。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、Cisco Flex 7500 シリーズ コントローラで Data DTLS 機能のライセンスをアクティブ化する例を示します。


(Cisco Controller) > license activate feature data-DTLS 

license add ap-count

AP ライセンスが Cisco Flex 7500 および 8500 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラでサポートできるアクセス ポイント(AP)数を設定するには、 license add ap-count コマンドを使用します。

license add ap-count count

構文の説明

count

AP ライセンスでサポートする AP の数。範囲は 1 からコントローラがサポートできる AP の最大数までです。数は 5 の倍数である必要があります。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

使用上のガイドライン

Right to Use(RTU)ライセンスがあると、エンド ユーザ ライセンス契約(EULA)を受け入れた後、希望する AP ライセンス数をコントローラ上でイネーブルにできます。これで、外部ツールを使用せずに、簡単にコントローラに AP 数を追加できます。RTU ライセンスは、Cisco Flex 7500 および 8500 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラのみで使用できます。

このコマンドを使用して、既存の AP ライセンス数を増やすことができます。コントローラに接続された現在の AP 数よりも少ない APS 数をサポートするライセンスをアクティブ化した場合、アクティベーション コマンドは失敗します。

次に、Cisco Flex 7500 シリーズ コントローラに AP ライセンス数を設定する例を示します。


(Cisco Controller) > license add ap-count 5000

license add feature

Cisco 5520 WLC、Cisco Flex 7510 WLC、Cisco 8510 WLC、Cisco 8540 WLC、および Cisco 仮想コントローラの機能にライセンスを追加するには、 license add feature コマンドを使用します。

license add feature license_name

構文の説明

license_name

機能ライセンスの名前。ライセンス名は最大 50 文字の文字で、大文字と小文字を区別します。data_encryption などがあります。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

このコマンドは、Cisco Flex 7510 WLC と Cisco 8510 WLC に適用されます。

8.1 このコマンドは、Cisco 5520 WLC、Cisco Flex 7510 WLC、Cisco 8510 WLC、Cisco 8540 WLC、および Cisco vWLC に適用されます。

次に、data_encryption 機能ライセンスを追加する例を示します。


(Cisco Controller) > license add feature data_encryption

license clear

Cisco 5500 シリーズ コントローラからライセンスを削除するには、license clear コマンドを使用します。

license clear license_name

構文の説明

license_name

ライセンスの名前。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

使用上のガイドライン

有効期限の切れた評価ライセンスや、未使用のライセンスを削除できます。有効期限前のライセンス、永久ベース イメージ ライセンス、またはコントローラによって使用されるライセンスは削除できません。

次に、wplus-ap-count という名前のライセンスの設定を削除する例を示します。


(Cisco Controller) > license clear wplus-ap-count

license comment

Cisco 5500 シリーズ コントローラでライセンスにコメントを追加したり、ライセンスからコメントを削除したりするには、license comment コマンドを使用します。

license comment { add | delete } license_name comment_string

構文の説明

add

コメントを追加します。

delete

コメントを削除します。

license_name

ライセンスの名前。

comment_string

ライセンスのコメント。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、ライセンス名 wplus-ap-count にコメント「wplus ap count license」を追加する例を示します。


(Cisco Controller) > license comment add wplus-ap-count Comment for wplus ap count license

license deactivate ap-count eval

Cisco Flex 7500 シリーズおよび Cisco 8500 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラのアクセス ポイント評価ライセンスを非アクティブにするには、 license deactivate ap-count eval コマンドを使用します。

license deactivate ap-count eval

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、Cisco Flex 7500 シリーズ コントローラで AP 評価ライセンスを非アクティブにする例を示します。


(Cisco Controller) > license deactivate ap-count eval

license deactivate feature

Cisco Flex 7500 シリーズおよび Cisco 8500 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラで機能ライセンスを非アクティブにするには、 license deactivate feature コマンドを使用します。

license deactivate feature license_name

構文の説明

license_name

機能ライセンスの名前。ライセンス名は最大 50 文字の文字で、大文字と小文字を区別します。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、Cisco Flex 7500 シリーズ コントローラで Data DTLS 機能のライセンスを非アクティブにする例を示します。


(Cisco Controller) > license deactivate feature data_DTLS 

license delete ap-count

Cisco Flex 7500 シリーズおよび Cisco 8500 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラのアクセス ポイント(AP)数ライセンスを削除するには、 license delete ap-count コマンドを使用します。

license delete ap-count count

構文の説明

count

AP ライセンスでサポートする AP の数。範囲は 1 からコントローラがサポートできる AP の最大数までです。数は 5 の倍数である必要があります。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、Cisco Flex 7500 シリーズ コントローラの AP 数ライセンスを削除する例を示します。


(Cisco Controller) > license delete ap-count 5000

license delete feature

Cisco Flex 7500 シリーズおよび Cisco 8500 シリーズ ワイヤレス LAN コントローラの機能のライセンスを削除するには、 license delete feature コマンドを使用します。

license delete feature license_name

構文の説明

license_name

機能ライセンスの名前。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、Cisco Flex 7500 シリーズ コントローラの高可用性機能のライセンスを削除する例を示します。


(Cisco Controller) > license delete feature high_availability

license install

Cisco 5500 シリーズ コントローラにライセンスをインストールするには、license install コマンドを使用します。

license install url

構文の説明

url

TFTP サーバの URL(tftp://server_ip/path/filename)。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

使用上のガイドライン

コントローラにインストールする base-ap-count ライセンスと wplus-ap-count ライセンスのアクセス ポイント数は、同一にすることをお勧めします。コントローラの base-ap-count ライセンスが 100 である場合に、wplus-ap-count ライセンス 12 をインストールすると、そのコントローラではベース ライセンスの使用時に最大 100 個のアクセス ポイントをサポートしますが、WPLUS ライセンスの使用時には最大 12 個のアクセス ポイントしかサポートされません。

インストールする WPLUS ライセンスのアクセス ポイント数をコントローラのベース ライセンスより多くすることはできません。たとえば、既存の base-ap-count ライセンスが 12 のコントローラに wplus-ap-count ライセンス 100 を適用することはできません。このようなライセンスを登録しようとすると、ライセンス登録が失敗したことを示すエラー メッセージが表示されます。wplus-ap-count 100 ライセンスをアップグレードする前に、コントローラの base-ap-count ライセンスを 100 または 250 にアップグレードする必要があります。

次に、URL tftp://10.10.10.10/path/license.lic からライセンスをコントローラにインストールする例を示します。


(Cisco Controller) > license install tftp://10.10.10.10/path/license.lic

license modify priority

Cisco 5500 シリーズ コントローラで base-ap-count または wplus-ap-count 評価ライセンスの優先順位を上げる、または下げるには、license modify priority コマンドを使用します。

license modify priority license_name { high | low }

構文の説明

license_name

ap-count 評価ライセンス。

high

ap-count 評価ライセンスの優先順位を変更します。

low

ap-count 評価ライセンスの優先順位を変更します。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

使用上のガイドライン

アクセス ポイント数の多いライセンスにアップグレードする場合は、永久バージョンのライセンスにアップグレードする前に評価ライセンスを試すことができます。たとえば、現在、アクセス ポイント数が 50 の永久ライセンスを使用しており、アクセス ポイント数が 100 の評価ライセンスを試す場合、60 日間評価ライセンスを試すことができます。

ap-count 評価ライセンスの優先順位は、デフォルトで low に設定されるので、コントローラでは ap-count 永久ライセンスが使用されます。アクセス ポイント数を増やした評価ライセンスを試す場合は、優先順位を high に変更する必要があります。そのような高容量は必要ないと判断した場合は、ap-count 評価ライセンスの優先順位を下げて、コントローラで永久ライセンスが使用されるようにすることができます。


(注)  

優先順位を設定できるのは、ap-count 評価ライセンスに限られます。ap-count 永久ライセンスの優先順位は常に medium であり、設定できません。



(注)  

ap-count 評価ライセンスが WPLUS ライセンスであり、ap-count 永久ライセンスがベース ライセンスである場合は、フィーチャ セットも WPLUS に変更する必要があります。



(注)  

操作の中断を避けるために、コントローラは、評価ライセンスの有効期限が切れてもライセンスを切り替えません。永久ライセンスに戻すには、コントローラをリブートする必要があります。リブート後に、期限切れになった評価ライセンスと同じフィーチャ セット レベルにコントローラがデフォルト設定されます。同じフィーチャ セット レベルの永久ライセンスがインストールされていない場合、コントローラは、別のレベルの永久ライセンスまたは有効期限の切れていない評価ライセンスを使用します。


次に、wplus-ap-count の優先度を high に設定する例を示します。


(Cisco Controller) > license modify priority wplus-ap-count high

license revoke

Cisco 5500 シリーズ WLC でライセンスを再ホストするには、license revoke コマンドを使用します。

license revoke { permission_ticket_url | rehost rehost_ticket_url}

構文の説明

permission_ticket_url

権限チケットを保存した TFTP サーバの URL(tftp://server_ip/path/filename)。

rehost

再ホスト ライセンスの設定を指定します。

rehost_ticket_url

再ホスト チケットを保存した TFTP サーバの URL(tftp://server_ip/path/filename)。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

使用上のガイドライン

ライセンスを取り消す前に、license save credential url コマンドを使用してデバイスのクレデンシャルを保存します。

永久ベース イメージ ライセンスを除く、すべての永久ライセンスを再ホストできます。評価ライセンスおよび永久ベース イメージ ライセンスは再ホストできません。

ライセンスを再ホストするには、コントローラから認証情報を生成し、その情報を使用して、Cisco ライセンス サイト(https://tools.cisco.com/SWIFT/LicensingUI/Quickstart)からライセンスを無効にするための権限チケットを取得する必要があります。次に、再ホスト チケットを取得し、そのチケットを使用して、ライセンスをインストールするコントローラ用のライセンス インストール ファイルを取得します。

ライセンスの再ホストの詳細については、『Cisco Wireless LAN Controller Configuration Guide』第 4 章「Installing and Configuring Licenses」を参照してください。

次に、保存された権限チケット URL tftp://10.10.10.10/path/permit_ticket.lic からライセンス設定を取り消す例を示します。


(Cisco Controller) > license revoke tftp://10.10.10.10/path/permit_ticket.lic

次に、保存された再ホスト チケット URL tftp://10.10.10.10/path/rehost_ticket.lic からライセンス設定を取り消す例を示します。


(Cisco Controller) > license revoke rehost tftp://10.10.10.10/path/rehost_ticket.lic

license save

Cisco 5500 シリーズ コントローラにインストールしたすべてのライセンスのバックアップ コピーを保存するには、license save コマンドを使用します。

license save credential url

構文の説明

credential

デバイス クレデンシャル情報。

url

TFTP サーバの URL(tftp://server_ip/path/filename)。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

使用上のガイドライン

license revoke コマンドを使用してライセンスを取り消す前に、デバイス クレデンシャルを保存します。

次に、tftp://10.10.10.10/path/cred.lic でインストールされたすべてのライセンスまたはライセンス クレデンシャルのバックアップ コピーを保存する例を示します。


(Cisco Controller) > license save credential tftp://10.10.10.10/path/cred.lic

license smart

シスコ スマート ソフトウェア ライセンシング プラットフォームを使用してデバイスを登録または登録解除するには、license smart コマンドを使用します。

license smart { register | deregister } idtoken

構文の説明

register

シスコ スマート ソフトウェア ライセンス プラットフォームにデバイスを追加し、有効化します。

deregister

シスコ スマート ソフトウェア ライセンス プラットフォームのデバイスを削除します。

idtoken

デバイスの固有の ID。

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.2

このコマンドが導入されました。

次に、シスコ スマート ソフトウェア ライセンス プラットフォームにデバイスを登録する方法を示します。


(Cisco Controller) > license smart register RkMxJbjKMV11hmpgh46mAgXSNKmticyJzu0xDfYgf8xflkiYbZsCqprt