その他のコマンド:2

capwap ap controller ip address

アクセス ポイントのコンソール ポートから CAPWAP アクセス ポイントにコントローラの IP アドレスを設定するには、capwap ap controller ip address コマンドを使用します。

capwap ap controller ip address A.B.C.D

構文の説明

A.B.C.D

コントローラの IP アドレス。

コマンド デフォルト

なし

使用上のガイドライン

このコマンドはアクセス ポイントのコンソール ポートから入力する必要があります。このコマンドは、IPv4 アドレスのみに適用されます。


(注)  

アクセス ポイントで Cisco IOS Release 12.3(11)JX1 以降のリリースが実行されている必要があります。


次に、CAPWAP アクセス ポイントにコントローラ IP アドレス 10.23.90.81 を設定する例を示します。

ap_console >capwap ap controller ip address 10.23.90.81

config ap dhcp release-override

Cisco AP で DHCP リリース オーバーライドを設定するには、config ap dhcp release-override コマンドを使用します。

config ap dhcp release-override { enable | disable } { cisco-ap-name | all }

構文の説明

enable

DHCP リリース オーバーライドを有効にして、AP によって送信される DHCP リリースの数を 1 に設定します。AP の IP アドレスを不良としてマークする少数の DHCP サーバに関する回避策として使用されます。この設定は、信頼性の高いネットワークでのみ使用することをお勧めします。

disable

DHCP リリース オーバーライドを無効にして、AP によって送信される DHCP リリースの数を 3(デフォルト値)に設定します。これにより、いずれかのパケットが失われた場合でも、DHCP サーバはリリース メッセージを受信します。

cisco-ap-name

ユーザが入力する Cisco AP に適用される設定。

all

すべての Cisco AP に適用される設定。

コマンド デフォルト

無効

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.2

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

Windows Server 2008 R2 または 2012 を搭載した Cisco Lightweight AP を DHCP サーバとしてを使用している場合は、このコマンドを使用してください。

capwap ap dot1x

アクセス ポイントのコンソール ポートから CAPWAP アクセス ポイントに dot1x ユーザ名とパスワードを設定するには、capwap ap dot1x コマンドを使用します。

capwap ap dot1x username user_name password password

構文の説明

user_name

Dot1x ユーザ名。

password

Dot1x パスワード。

コマンド デフォルト

なし

使用上のガイドライン

このコマンドはアクセス ポイントのコンソール ポートから入力する必要があります。


(注)  

アクセス ポイントで Cisco Access Point IOS Release 12.3(11)JX1 以降のリリースが実行されている必要があります。


次に、dot1x のユーザ名 ABC とパスワード pass01 を設定する例を示します。

ap_console >capwap ap dot1x username ABC password pass01

capwap ap hostname

アクセス ポイントのコンソール ポートからアクセス ポイントのホスト名を設定するには、capwap ap hostname コマンドを使用します。

capwap ap hostname host_name

構文の説明

host_name

アクセス ポイントのホスト名。

コマンド デフォルト

なし

使用上のガイドライン

このコマンドはアクセス ポイントのコンソール ポートから入力する必要があります。


(注)  

アクセス ポイントで Cisco IOS Release 12.3(11)JX1 以降のリリースが実行されている必要があります。このコマンドは、private-config なしで Cisco Lightweight AP IOS ソフトウェア リカバリ イメージ(rcvk9w8)でのみ使用できます。clear capwap private-config コマンドを使用して、private-config を削除できます。


次に、capwap アクセス ポイントにホスト名 WLC を設定する例を示します。

ap_console >capwap ap hostname WLC

capwap ap ip address

アクセス ポイントのコンソール ポートから CAPWAP アクセス ポイントに IP アドレスを設定するには、capwap ap ip address コマンドを使用します。

capwap ap ip address A.B.C.D

構文の説明

A.B.C.D

IP アドレス

コマンド デフォルト

なし

使用上のガイドライン

このコマンドはアクセス ポイントのコンソール ポートから入力する必要があります。 このコマンドは、IPv4 アドレス形式のみをサポートします。


(注)  

アクセス ポイントで Cisco Access Point IOS Release 12.3(11)JX1 以降のリリースが実行されている必要があります。


次に、CAPWAP アクセス ポイントに IP アドレス 10.0.0.1 を設定する例を示します。

ap_console >capwap ap ip address 10.0.0.1

capwap ap ip default-gateway

アクセス ポイントのコンソール ポートからデフォルト ゲートウェイを設定するには、capwap ap ip default-gateway コマンドを使用します。

capwap ap ip default-gateway A.B.C.D

構文の説明

A.B.C.D

capwap アクセス ポイントのデフォルト ゲートウェイ アドレス。

コマンド デフォルト

なし

使用上のガイドライン

このコマンドはアクセス ポイントのコンソール ポートから入力する必要があります。 このコマンドは、IPv4 アドレス形式のみをサポートします。


(注)  

アクセス ポイントで Cisco Access Point IOS Release 12.3(11)JX1 以降のリリースが実行されている必要があります。


次に、デフォルト ゲートウェイ アドレスが 10.0.0.1 の CAPWAP アクセス ポイントを設定する例を示します。

ap_console >capwap ap ip default-gateway 10.0.0.1

capwap ap log-server

システム ログ サーバをすべての CAPWAP エラーを記録するように設定するには、capwap ap log-server コマンドを使用します。

capwap ap log-server A.B.C.D

構文の説明

A.B.C.D

Syslog サーバの IP アドレス。

コマンド デフォルト

なし

使用上のガイドライン

このコマンドはアクセス ポイントのコンソール ポートから入力する必要があります。 このコマンドは、IPv4 アドレス形式のみをサポートします。


(注)  

アクセス ポイントで Cisco Access Point IOS Release 12.3(11)JX1 以降のリリースが実行されている必要があります。


次に、IP アドレス 10.0.0.1 の Syslog サーバを設定する例を示します。

ap_console >capwap ap log-server 10.0.0.1

capwap ap mode

アクセス ポイントでローカルまたはブリッジ モードを設定するには、capwap ap mode コマンドを使用します。

capwap ap mode local | bridge

構文の説明

local

アクセス ポイントをローカル モードで設定します。

bridge

アクセス ポイントをブリッジ モードで設定します。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
8.0 このコマンドが追加されました。

使用上のガイドライン

このコマンドはアクセス ポイントのコンソール ポートから入力する必要があります。


(注)  

このコマンドを実行すると、アクセス ポイントが再起動します。


次に、アクセス ポイントでブリッジ モードを設定する例を示します。

ap_console #capwap ap mode bridge

capwap ap primary-base

アクセス ポイントのコンソール ポートから CAPWAP アクセス ポイントにプライマリ コントローラの名前と IP アドレスを設定するには、capwap ap primary-base コマンドを使用します。


(注)  

このコマンドは、Cisco Wave 2 AP の IPv4 および IPv6 アドレスを設定します。


capwap ap primary-base WORD A.B.C.D

構文の説明

WORD

プライマリ コントローラの名前。

A.B.C.D

プライマリ コントローラの IP アドレス。

コマンド デフォルト

なし

使用上のガイドライン

このコマンドはアクセス ポイントのコンソール ポートからイネーブル モード(昇格されたアクセス)で入力する必要があります。

次に、CAPWAP アクセス ポイントに、プライマリ コントローラ名 WLC1 とプライマリ コントローラの IP アドレス 209.165.200.225 を設定する例を示します。

ap_console >capwap ap primary-base WLC1 209.165.200.225

capwap ap primed-timer

用意されたタイマーを CAPWAP アクセス ポイントに設定するには、capwap ap primed-timer コマンドを使用します。

capwap ap primed-timer { enable | disable }

構文の説明

enable

用意されたタイマーの設定をイネーブルにします

disable

用意されたタイマーの設定をディセーブルにします。

コマンド デフォルト

なし

使用上のガイドライン

このコマンドはアクセス ポイントのコンソール ポートから入力する必要があります。


(注)  

アクセス ポイントで Cisco Access Point IOS Release 12.3(11)JX1 以降のリリースが実行されている必要があります。


次に、用意されたタイマーの設定をイネーブルにする例を示します。

ap_console >capwap ap primed-timer enable

capwap ap secondary-base

アクセス ポイントのコンソール ポートから CAPWAP アクセス ポイントにセカンダリ Cisco WLC の名前と IP アドレスを設定するには、capwap ap secondary-base コマンドを使用します。

capwap ap secondary-base controller_name controller_ip_address

構文の説明

controller_name

セカンダリ Cisco WLC の名前。

controller_ip_address

セカンダリ Cisco WLC の IP アドレス。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。
8.0 このコマンドは、IPv4 アドレス形式のみをサポートします。

使用上のガイドライン

このコマンドはアクセス ポイントのコンソール ポートから入力する必要があります。 このコマンドは、IPv4 アドレス形式のみをサポートします。


(注)  

アクセス ポイントで Cisco Access Point IOS Release 12.3(11)JX1 以降のリリースが実行されている必要があります。


次に、セカンダリ Cisco WLC の名前 WLC2 およびセカンダリ Cisco WLC の IP アドレス 209.165.200.226 を CAPWAP アクセス ポイントに設定する例を示します。

ap_console >capwap ap secondary-base WLC2 209.165.200.226

capwap ap tertiary-base

アクセス ポイントのコンソール ポートから CAPWAP アクセス ポイントにターシャリ Cisco WLC の名前と IP アドレスを設定するには、capwap ap tertiary-base コマンドを使用します。

capwap ap tertiary-base WORDA.B.C.D

構文の説明

WORD

ターシャリ Cisco WLC の名前。

A.B.C.D

ターシャリ Cisco WLC の IP アドレス。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。
8.0 このコマンドは、IPv4 アドレス形式のみをサポートします。

使用上のガイドライン

このコマンドはアクセス ポイントのコンソール ポートから入力する必要があります。 このコマンドは、IPv4 アドレス形式のみをサポートします。


(注)  

アクセス ポイントで Cisco IOS Release 12.3(11)JX1 以降のリリースが実行されている必要があります。


次に、WLC3 という名前のターシャリ Cisco WLC およびセカンダリ Cisco WLC の IP アドレス 209.165.200.227 を CAPWAP アクセス ポイントに設定する例を示します。

ap_console >capwap ap tertiary-base WLC3 209.165.200.227

lwapp ap controller ip address

アクセス ポイントのコンソール ポートから FlexConnect アクセス ポイントに Cisco WLC の IP アドレスを設定するには、lwapp ap controller ip address コマンドを使用します。

lwapp ap controller ip address A.B.C.D

構文の説明

A.B.C.D

コントローラの IP アドレス。

コマンド デフォルト

なし

使用上のガイドライン

このコマンドはアクセス ポイントのコンソール ポートから入力する必要があります。このコマンドは、IPv4 アドレスのみに適用されます。

アクセス ポイントのコンソール ポートを使用してアクセス ポイントの FlexConnect 設定を変更する前に、アクセス ポイントをスタンドアロン モード(コントローラに接続されていない状態)にし、clear lwapp private-config コマンドを使用して現在の LWAPP プライベート設定を削除する必要があります。


(注)  

アクセス ポイントで Cisco IOS Release 12.3(11)JX1 以上のリリースが実行されている必要があります。


次に、FlexConnect アクセス ポイントにコントローラ IP アドレス 10.92.109.1 を設定する例を示します。


ap_console > lwapp ap controller ip address 10.92.109.1

reset system at

指定した時間にシステムをリセットするには、reset system at コマンドを使用します。

reset system at YYYY-MM-DD HH : MM : SS image { no-swap | swap } reset-aps [ save-config ]

構文の説明

YYYY-MM-DD

日付を指定します。

HH: MM: SS

24 時間形式で時刻を指定します。

image

イメージが再起動されるように設定します。

swap

アクティブなブート イメージを変更します。非アクティブなイメージを起動し、次の起動時にそこにデフォルト フラグを設定します。

no-swap

アクティブなイメージから起動します。

reset-aps

システムのリセット中にすべてのアクセス ポイントをリセットします。

save-config

(任意)システムのリセット前に設定を保存します。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、2010-03-29 および 12:01:01 にシステムをリセットする例を示します。


(Cisco Controller) > reset system at 2010-03-29 12:01:01 image swap reset-aps save-config

reset system in

デバイスがリブートするまでの遅延時間を指定するには、reset system in コマンドを使用します。

reset system in HH : MM : SS image { swap | no-swap } reset-aps save-config

構文の説明

HH :MM :SS

遅延時間を指定します。

image

イメージが再起動されるように設定します。

swap

アクティブなブート イメージを変更します。非アクティブなイメージを起動し、次の起動時にそこにデフォルト フラグを設定します。

no-swap

アクティブなイメージから起動します。

reset-aps

システムのリセット中にすべてのアクセス ポイントをリセットします。

save-config

システムのリセット前に設定を保存します。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、00:01:01 の遅延後、システムをリセットする例を示します。


(Cisco Controller) > reset system in 00:01:01 image swap reset-aps save-config

reset system cancel

スケジュールされたリセットを取り消すには、reset system cancel コマンドを使用します。

reset system cancel

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、スケジュールされたリセットを取り消す例を示します。


(Cisco Controller) > reset system cancel

reset system notify-time

スケジュールされたリセット前にトラップ生成を設定するには、reset system notify-time コマンドを使用します。

reset system notify-time minutes

構文の説明

minutes

スケジュールされた各リセットの何分前に、トラップを生成するか。

コマンド デフォルト

デフォルトでは、スケジュールされたリセットの 10 分前にトラップを生成するように設定されています。

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、スケジュールされたリセットの 10 分前にトラップ生成を設定する例を示します。


(Cisco Controller) > reset system notify-time 55

reset peer-system

ピア コントローラをリセットするには、reset peer-system コマンドを使用します。

reset peer-system

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、ピア コントローラをリセットする例を示します。

> reset peer-system

save config

コントローラの設定を保存するには、save config コマンドを使用します。

save config

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、コントローラの設定を保存する例を示します。


(Cisco Controller) > save config
Are you sure you want to save? (y/n) y
Configuration Saved!

transfer download certpasswor

オペレーティング システムが Web アドミニストレーション SSL キーおよび証明書の暗号化を解除できるように、.PEM ファイルのパスワードを設定するには、transfer download certpassword コマンドを使用します。

transfer download certpassword private_key_password

構文の説明

private_key_password

証明書の秘密キーのパスワード。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、証明書の秘密キー パスワード certpassword を使用してファイルをスイッチに転送する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer download certpassword
Clearing password

transfer download datatype

ダウンロードするファイル タイプを設定するには、transfer download datatype コマンドを使用します。

transfer download datatype { avc-protocol-pack | code | config | eapdevcert | eapcacert | icon | image | ipseccacert | ipsecdevcert | login-banner | radius-avplist | signature | webadmincert | webauthbundle | webauthcert }

構文の説明

avc-protocol-pack

システムに AVC プロトコル パックをダウンロードします。

code

システムに実行可能イメージをダウンロードします。

config

コンフィギュレーション ファイルをダウンロードします。

eapcacert

システムに EAP ca 証明書をダウンロードします。

eapdevcert

システムに EAP dev 証明書をダウンロードします。

icon

システムに実行可能イメージをダウンロードします。

image

システムに Web ログイン ページをダウンロードします。

ipseccacert

システムに IPSec 認証局(CA) 証明書をダウンロードします。

ipsecdevcert

システムに IPSec dev 証明書をダウンロードします。

login-banner

コントローラのログイン バナーをダウンロードします。最大 1500 バイトのテキスト ファイルのみがサポートされます。

radius-avplist

FTP サーバから XML ファイル形式で RADIUS AVP をダウンロードします。

signature

システムにシグニチャ ファイルをダウンロードします。

webadmincert

システムに Web 管理の証明書をダウンロードします。

webauthbundle

システムにカスタム Web 認証バンドルをダウンロードします。

webauthcert

システムに Web ポータルの Web 証明書をダウンロードします。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

8.0

ipseccacert ipsecdevcert 、および radius-avplist オプションが導入されました。

次に、システムに実行可能イメージをダウンロードする例を示します。


(Cisco Controller) > transfer download datatype code

transfer download datatype icon

コントローラ上に TFTP または FTP サーバからアイコンをダウンロードするには、transfer download datatype icon コマンドを使用します。

transfer download datatype icon

構文の説明

なし

コマンド デフォルト

なし

コマンド モード

WLAN の設定

コマンド履歴

リリース 変更内容

リリース 8.2

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

次に、コントローラ上に TFTP または FTP サーバからアイコンをダウンロードする例を示します。

Cisco Controller > transfer download datatype icon

transfer download filename

特定のファイルをダウンロードするには、transfer download filename コマンドを使用します。

transfer download filename filename

構文の説明

filename

ファイル名には、512 文字までの英数字を使用できます。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

使用上のガイドライン

\ : * ? " < > | のような特殊文字はファイル パスに使用できません。

次に、build603 という名前のファイルを転送する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer download filename build603

transfer download mode

転送モードを設定するには、transfer download mode コマンドを使用します。

transfer upload mode { ftp | tftp | sftp }

構文の説明

ftp

転送モードを FTP に設定します。

tftp

転送モードを TFTP に設定します。

sftp

転送モードを SFTP に設定します。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、TFTP モードを使用してファイルを転送する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer download mode tftp

transfer download password

FTP 転送用のパスワードを設定するには、transfer download password コマンドを使用します。

transfer download password password

構文の説明

password

パスワード。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、FTP 転送用のパスワードを pass01 に設定する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer download password pass01

transfer download path

特定の FTP または TFTP パスを設定するには、transfer download path コマンドを使用します。

transfer download path path

構文の説明

path

ディレクトリ パス。

(注)   

TFTP または FTP サーバのパス名は、サーバのデフォルトまたはルート ディレクトリからの相対パスです。たとえば、Solarwinds TFTP サーバの場合、パスは「/」になります。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

使用上のガイドライン

\ : * ? " < > | のような特殊文字はファイル パスに使用できません。

次に、ファイルをパス c:\install\version2 に転送する例を示します。

(Cisco Controller) > transfer download path c:\install\version2

transfer download port

FTP ポートを指定するには、transfer download port コマンドを使用します。

transfer download port port

構文の説明

port

FTP ポート。

コマンド デフォルト

デフォルトの FTP ポート は 21 です。

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

ch

次に、FTP ポート番号 23 を指定する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer download port 23

transfer download serverip

情報をダウンロードする TFTP サーバの IP アドレスを指定するには、transfer download serverip コマンドを使用します。

transfer download serverip ip-addr

構文の説明

ip-addr

TFTP サーバの IPv4 または IPv6 アドレス。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

8.0

このコマンドは、 IPv4 と IPv6 の両方のアドレス形式をサポートします。

次に、TFTP サーバの IPv4 アドレスを設定する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer download serverip 175.34.56.78

次に、TFTP サーバの IPv6 アドレスを設定する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer download serverip 2001:10:1:1::1

transfer download start

ダウンロードを開始するには、transfer download start コマンドを使用します。

transfer download start

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、ダウンロードを開始する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer download start
Mode........................................... TFTP
Data Type...................................... Site Cert
TFTP Server IP................................. 172.16.16.78
TFTP Path...................................... directory path
TFTP Filename.................................. webadmincert_name
This may take some time.
Are you sure you want to start? (y/n) Y
TFTP Webadmin cert transfer starting.
Certificate installed.
Please restart the switch (reset system) to use the new certificate.

transfer download tftpPktTimeout

TFTP パケットのタイムアウトを指定するには、transfer download tftpPktTimeout コマンドを使用します。

transfer download tftpPktTimeout timeout

構文の説明

timeout

秒単位でのタイムアウト(1 ~ 254)。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、55 秒の TFTP パケットのタイムアウトを設定してファイルを転送する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer download tftpPktTimeout 55

transfer download tftpMaxRetries

許可する TFTP パケット再試行数を指定するには、transfer download tftpMaxRetries コマンドを使用します。

transfer download tftpMaxRetries retries

構文の説明

retries

1 ~ 254 秒の間で許可する TFTP パケット再試行数。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、許可する TFTP パケット再試行数を 55 に指定する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer download tftpMaxRetries 55

transfer download username

FTP ユーザ名を指定するには、transfer download username コマンドを使用します。

transfer download username username

構文の説明

username

ユーザ名。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に FTP ユーザ名を ftp_username に設定する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer download username ftp_username

transfer encrypt

コンフィギュレーション ファイル転送の暗号化を設定するには、transfer encrypt コマンドを使用します。

transfer encrypt { enable | disable | set-key key}

構文の説明

enable

暗号化設定をイネーブルにします。

disable

暗号化設定をディセーブルにします。

set-key

コンフィギュレーション ファイル転送の暗号キーを設定します。

key

config ファイル転送の暗号キー。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、暗号化設定をイネーブルにする例を示します。


(Cisco Controller) > transfer encrypt enable

transfer upload datatype

指定したログおよびクラッシュ ファイルをアップロードするようにコントローラを設定するには、transfer upload datatype コマンドを使用します。

transfer upload datatype { ap-crash-data | config | coredump | crashfile | debug-file | eapcacert | eapdevcert | errorlog | invalid-config | ipseccacert | ipsecdevcert | pac | packet-capture | panic-crash-file | radio-core-dump | radius-avplist | rrm-log | run-config | signature | systemtrace | traplog | watchdog-crash-file webadmincert | webauthbundle | webauthcert }

構文の説明

ap-crash-data

AP クラッシュ ファイルをアップロードします。

config

システム コンフィギュレーション ファイルをアップロードします。

coredump

コア ダンプ ファイルをアップロードします。

crashfile

システム クラッシュ ファイルをアップロードします。

debug-file

システムのデバッグ ログ ファイルをアップロードします。

eapcacert

EAP CA 証明書をアップロードします。

eapdevcert

EAP Dev 証明書をアップロードします。

errorlog

システム エラー ログ ファイルをアップロードします。

invalid-config

システムの無効なコンフィギュレーション ファイルをアップロードします。

ipseccacert

CA 証明書ファイルをアップロードします。

ipsecdevcert

デバイス証明書ファイルをアップロードします。

pac

Protected Access Credential(PAC)をアップロードします。

packet-capture

パケット キャプチャ ファイルをアップロードします。

panic-crash-file

カーネル パニック情報ファイルをアップロードします。

radio-core-dump

システム エラー ログをアップロードします。

radius-avplist

コントローラから RADIUS サーバへ XML ファイルをアップロードします。

rrm-log

システムのトラップ ログをアップロードします。

run-config

WLC の実行コンフィギュレーションをアップロードします。

signature

システム シグニチャ ファイルをアップロードします。

systemtrace

システム トレース ファイルをアップロードします。

traplog

システム トラップ ログをアップロードします。

watchdog-crash-file

クラッシュの後、ソフトウェア ウォッチドッグによって開始されるコントローラのリブートから生じるコンソールのダンプ ファイルをアップロードします。

webadmincert

Web 管理証明書をアップロードします。

webauthbundle

Web 認証バンドルをアップロードします。

webauthcert

Web 証明書をアップロードします。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

8.0

ipseccacert ipsecdevcert 、および radius-avplist オプションが導入されました。

次に、システム エラー ログ ファイルをアップロードする例を示します。


(Cisco Controller) > transfer upload datatype errorlog

transfer upload filename

特定のファイルをアップロードするには、transfer upload filename コマンドを使用します。

transfer upload filename filename

構文の説明

filename

最大 16 文字の英数字を含むファイル名。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

使用上のガイドライン

\ : * ? " < > | のような特殊文字はファイル パスに使用できません。

次に、ファイル build603 をアップロードする例を示します。


(Cisco Controller) > transfer upload filename build603

transfer upload mode

転送モードを設定するには、transfer upload mode コマンドを使用します。

transfer upload mode { ftp | tftp | sftp }

構文の説明

ftp

転送モードを FTP に設定します。

tftp

転送モードを TFTP に設定します。

sftp

転送モードを SFTP に設定します。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、転送モードを TFTP に設定する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer upload mode tftp

transfer upload pac

ローカル認証機能をサポートする Protected Access Credential(PAC)をロードしてクライアントが PAC をインポートできるようにするには、transfer upload pac コマンドを使用します。

transfer upload pac username validity password

構文の説明

username

PAC のユーザ ID。

validity

PAC の有効期間(日数)。

password

PAC を保護するパスワード。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

使用上のガイドライン

クライアント アップロード プロセスでは TFTP または FTP サーバが使用されます。

次に、ユーザ名 user1、有効期限 53、およびパスワード pass01 である PAC をアップロードする例を示します。


(Cisco Controller) > transfer upload pac user1 53 pass01

transfer upload password

FTP 転送用のパスワードを設定するには、transfer upload password コマンドを使用します。

構文の説明

password

FTP サーバへのアクセスに必要なパスワード。

transfer upload password password

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、FTP 転送用のパスワードを pass01 に設定する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer upload password pass01

transfer upload path

特定のアップロード パスを設定するには、transfer upload path コマンドを使用します。

transfer upload path path

構文の説明

path

ファイルへのサーバ パス。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

使用上のガイドライン

\ : * ? " < > | のような特殊文字はファイル パスに使用できません。

次に、アップロード パスを c:\install\version2 に設定する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer upload path c:\install\version2

transfer upload peer-start

ピア WLC にファイルをアップロードするには、transfer upload peer-start コマンドを使用します。

transfer upload peer-start

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、ピアのコントローラへのファイル アップロードを開始する例を示します。

(Cisco Controller) >transfer upload peer-start
Mode............................................. FTP
FTP Server IP.................................... 209.165.201.1
FTP Server Port.................................. 21
FTP Path......................................... /builds/nimm/
FTP Filename..................................... AS_5500_7_4_1_20.aes
FTP Username..................................... wnbu
FTP Password..................................... *********
Data Type........................................ Error Log

Are you sure you want to start upload from standby? (y/N) n

Transfer Canceled

transfer upload port

FTP ポートを指定するには、transfer upload port コマンドを使用します。

transfer upload port port

構文の説明

port

ポート番号。

コマンド デフォルト

デフォルトの FTP ポートは 21 です。

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、FTP ポート番号 23 を指定する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer upload port 23

transfer upload serverip

ファイルをアップロードする TFTP サーバの IPv4 または IPv6 アドレスを設定するには、transfer upload serverip コマンドを使用します。

transfer upload serverip ip-addr

構文の説明

ip-addr

TFTP サーバの IPv4 または IPv6 アドレス。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

8.0

このコマンドは、 IPv4 と IPv6 の両方のアドレス形式をサポートします。

次に、TFTP サーバの IPv4 アドレスを 175.31.56.78 に設定する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer upload serverip 175.31.56.78

次に、TFTP サーバの IPv6 アドレスを 175.31.56.78 に設定する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer upload serverip 2001:10:1:1::1

transfer upload start

アップロードを開始するには、transfer upload start コマンドを使用します。

transfer upload start

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に、ファイルのアップロードを行う例を示します。


(Cisco Controller) > transfer upload start
Mode........................................... TFTP
TFTP Server IP................................. 172.16.16.78
TFTP Path...................................... c:\find\off/
TFTP Filename.................................. wps_2_0_75_0.aes
Data Type...................................... Code
Are you sure you want to start? (y/n) n
Transfer Cancelled

transfer upload username

FTP ユーザ名を指定するには、transfer upload username コマンドを使用します。

transfer upload username

構文の説明

username

FTP サーバへのアクセスに必要なユーザ名。ユーザ名には、最大 31 文字を使用できます。

コマンド デフォルト

なし

コマンド履歴

リリース 変更内容
7.6 このコマンドは、リリース 7.6 以前のリリースで導入されました。

次に FTP ユーザ名を ftp_username に設定する例を示します。


(Cisco Controller) > transfer upload username ftp_username