電話サービス アカウント
Cisco Jabber で通話する場合、アプリは発信者の勤務先電話番号を使用し、その番号を通話相手に表示します。
アカウントの設定に応じて、さまざまな方法でコールを発信できます。
基本的な電話サービス アカウントでは、Voice over Internet Protocol(VoIP)を使用して音声通話を発信できます。システム管理者は、アカウントの以下の機能も有効にできます。
基本的な電話サービス アカウントでは、VoIP を使用して音声/ビデオ コールを発信できます。ビデオ機能はデフォルトで有効です。システム管理者は Dial via Office(DVO)を有効にすることもできます。この機能を使用すると、職場の電話番号とモバイル ボイス ネットワークを使用してコールできます。
システム管理者が DVO 機能を有効にしているかどうかを確認するには、アカウント設定を確認します。
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ビデオ:ビデオ通話を発信できます。
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DVO は iPhone でのみ使用できます。Collaboration Edge 環境ではサポートされません。不在時にこの機能を使用するには、VPN が必要です。
次の表に、様々な基準に基づいた VoIP 通話と DVO 通話の動作を比較した結果を示します。
基準 | VoIP | DVO |
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使用されるネットワーク | Wi-Fi またはモバイル データ ネットワーク | モバイル ボイス ネットワーク |
同時コールの最大数 | 同時にアクティブにできる通話は 1 件だけです。もう 1 件は自動的に保留になります。 | 1 |
発信中の機能 (保留や会議など) |
使用可能 | 使用不可 |
着信コール | Cisco Jabber で開く | ネイティブの電話アプリケーションで開きます。 |
発信コール | 入力した番号が Cisco Jabber によってただちにダイヤルされる | 企業のコール システムは、入力した番号をダイヤルする前にコールバックします。 |
次の表に、電話サービス アカウントの設定に基づいて Cisco Jabber 設定の メニューで設定可能な通話の設定を示します。
アカウントの状況 | これらの Cisco Jabber 設定を変更できます。 | ||
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ビデオ対応 |
[自動的に送信(Send Automatically)]:この設定を使用して、通話のビデオのオン/オフを自動的に切り替えます。 [モバイルデータネットワーク(Mobile Data Network)]:この設定を使用して、モバイル データ ネットワーク使用時のビデオを自動的にオンまたはオフにします。
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DVO が無効 | [低帯域幅モード(Low-Bandwidth Mode)]:この設定を使用すると、低帯域幅ネットワークに接続されている間に VoIP 通話を発信するとき、音声が最適化されます。 | ||
DVO が有効 |
通話オプション(Calling Options): Cisco Jabber で常に VoIP 通話を発信するか、常にモバイル ボイス ネットワークを使用して通話を発信するか、またはネットワーク接続に基づいて通話方法を自動選択するかを指定します。 低帯域幅モード(Low-Bandwidth Mode):VoIP を使用する通話オプションを選択した場合は、Cisco Jabber に低帯域幅モード設定が表示されます。この設定を使用すると、低帯域幅ネットワークに接続されている間に VoIP 通話を発信するとき、音声が最適化されます。 |