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目次
この章は、次の項で構成されています。
シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーは、新しいシャーシまたは FEX を追加したときのシステムの対処方法を決定します。 Cisco UCS Manager はシャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーの設定を使用して、シャーシまたは FEX とファブリック インターコネクト間のリンク数の最小しきい値を決定し、IOM からファブリック ポート チャネルのファブリック インターコネクトへのリンクをグループ化するかどうかを決定します。
Cisco UCS ドメインのシャーシの配線リンク数が 1、2、4、および 8 である場合は、Cisco UCS Manager がすべてのシャーシを検出できるように、シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーにドメインの最小リンク数を設定することを推奨します。
ヒント |
Cisco UCS ドメインのファブリック インターコネクトがさまざまなタイプの I/O モジュールに接続しており、それぞれの I/O モジュールが異なる最大アップリンク数に対応している場合、そのドメインで最大限のシャーシ接続を確立するには、プラットフォームの最大値を選択します。 プラットフォームの最大値を設定すると、Cisco UCS Manager は、I/O モジュールごとの IOM アップリンクの接続数が最大サポート数に達している場合にのみ、接続とサーバを含めて、シャーシを検出します。 |
初回の検出後、設定よりも配線されるリンク数が多いシャーシを再認識させると、すべての使用可能なリンクをシャーシが使用するように Cisco UCS Manager によって設定されます。
Cisco UCS Manager はシャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーで設定されているリンク数よりも配線が少ないシャーシを検出できません。 たとえば、シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーで 4 つのリンクが設定されている場合、Cisco UCS Manager は配線が 1 または 2 リンクのシャーシを検出できません。 シャーシを再認識させても、この問題は解決されません。
シャーシで配線されるリンク数 | 1 リンク ディスカバリ ポリシー | 2 リンク ディスカバリ ポリシー | 4 リンク ディスカバリ ポリシー | 8 リンク ディスカバリ ポリシー | プラットフォーム最大のディスカバリ ポリシー |
---|---|---|---|---|---|
IOM とファブリック インターコネクト間で 1 つのリンクが存在 |
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、1 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。 |
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。 |
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。 |
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。 |
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。 |
IOM とファブリック インターコネクト間で 2 つのリンクが存在 |
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、1 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。 初回の検出の後にシャーシを再認識させると、Cisco UCS Manager で認識され、追加のリンクが使用されます。 |
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、2 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。 |
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。 |
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。 |
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。 |
IOM とファブリック インターコネクト間で 4 つのリンクが存在 |
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、1 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。 初回の検出の後にシャーシを再認識させると、Cisco UCS Manager で認識され、追加のリンクが使用されます。 |
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、2 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。 初回の検出の後にシャーシを再認識させると、Cisco UCS Manager で認識され、追加のリンクが使用されます。 |
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、4 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。 |
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。 |
IOM に 4 つのリンクがある場合、シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、4 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。 IOM に 8 つのリンクがある場合、シャーシは UCSCisco UCS Manager によって十分に検出されません。 |
IOM とファブリック インターコネクト間で 8 つのリンクが存在 |
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、1 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。 初回の検出の後にシャーシを再認識させると、Cisco UCS Manager で認識され、追加のリンクが使用されます。 |
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、2 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。 初回の検出の後にシャーシを再認識させると、Cisco UCS Manager で認識され、追加のリンクが使用されます。 |
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、4 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。 初回の検出の後にシャーシを再認識させると、Cisco UCS Manager で認識され、追加のリンクが使用されます。 |
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、8 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。 |
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、8 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。 |
ファブリック ポート チャネルをサポートするハードウェア構成の場合、シャーシ ディスカバリの実行中に IOM からファブリック インターコネクトへのすべてのリンクをファブリック ポート チャネルにグループ化するかどうかは、リンクのグループ化によって決まります。 リンクのグループ化プリファレンスが [port channel] に設定されている場合、IOM からファブリック インターコネクトへのすべてのリンクがファブリック ポートのチャネルにグループ化されます。 [no group] に設定すると、IOM からファブリック インターコネクトへのリンクはファブリック ポートのチャネルにグループ化されません。
ファブリック ポート チャネルが作成されると、リンク グループのプリファレンスを変更してシャーシに再認識させることで、またはポート チャネルからシャーシをイネーブル化またはディセーブル化することで、リンクの追加または削除を行えます。
(注) |
リンク グループ化のプリファレンスは、IOM または FEX とファブリック インターコネクト間のリンクの両側がファブリック ポート チャネルをサポートしている場合にのみ有効になります。 リンクの一方がファブリック ポート チャネルをサポートしていない場合、このプリファレンスは無視され、リンクはポート チャネルにグループ化されません。 |
次の例では、デフォルト シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーにスコープ設定し、ファブリック インターコネクトへの 4 つのリンクを持つシャーシの検出に設定し、ポリシーに説明を加え、シャーシの資格認定に使用するサーバ プール ポリシー資格情報を指定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope chassis-disc-policy UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set action 4-link UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set descr "This is an example chassis/FEX discovery policy." UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set qualifier ExampleQual UCS-A /org/chassis-disc-policy* # commit-buffer UCS-A /org/chassis-disc-policy #
次の例では、デフォルト シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーにスコープ設定し、ファブリック インターコネクトへの 8 つのリンクを持つシャーシの検出に設定し、ポリシーに説明を加え、ポート チャネルにリンク グルーピング プリファレンスを設定し、シャーシの資格認定に使用するサーバ プール ポリシー資格情報を指定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope chassis-disc-policy UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set action 8-link UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set descr "This is an example chassis/FEX discovery policy." UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set link-aggregation-pref port-channel UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set qualifier ExampleQual UCS-A /org/chassis-disc-policy* # commit-buffer UCS-A /org/chassis-disc-policy #
特性のシャーシのファブリック ポート チャネルの接続をカスタマイズするには、シャーシ接続ポリシーを設定します。
シャーシ接続ポリシーは、特定のシャーシがシャーシ ディスカバリ後にファブリック ポート チャネルに含められるかどうかを決定します。 このポリシーは、グローバル シャーシ ディスカバリ ポリシーで指定したのとは異なる方法で 1 つ以上のシャーシを設定する場合に役立ちます。 シャーシ接続ポリシーは、ファブリック インターコネクトごとに異なる接続モードを許容し、シャーシ接続に関して提供される制御レベルをさらに拡張します。
デフォルトでは、シャーシ接続ポリシーはグローバルに設定されます。 これはつまり、接続制御はシャーシが新しく検出されたときに、シャーシ ディスカバリ ポリシーに設定された内容を使用して設定されることを意味しています。 シャーシが検出されると、接続制御が「なし」と「ポート チャネル」のどちらに設定されるかを、シャーシ接続ポリシーが制御します。
(注) |
シャーシ接続ポリシーは、Cisco UCS Manager によって、ハードウェア設定がファブリック ポート チャネルをサポートする場合にだけ作成されます。 現時点では、6200 シリーズ ファブリック インターコネクトおよび 2200 シリーズの IOM だけがこの機能をサポートしています。 他のすべてのハードウェアの組み合わせについて、Cisco UCS Manager はシャーシ接続ポリシーを作成しません。 |
シャーシの接続モードを変更すると、VIF 名前空間が減少することがあります。
注意 |
シャーシの接続モードを変更すると、シャーシが再認識されます。 その間トラフィックが中断されます。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name | 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope chassis-conn-policy chassis-num [a | b} | 指定されたシャーシとファブリックのシャーシ接続ポリシー組織モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/chassis-conn-policy # set link-aggregation-pref {global | none | port-channel} | IOM または FEX からファブリック インターコネクトへのリンクをポート チャネルにグループ化するかどうかを指定します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/chassis-conn-policy # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例に、2 つのシャーシのファブリック ポート チャネル接続を変更する方法を示します。 シャーシ 6 ファブリック A はポート チャネルに変更され、シャーシ 12 ファブリック B は個別リンクに変更されます。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope chassis-conn-policy 6 a UCS-A /org/chassis-conn-policy # set link-aggregation-pref port-channel UCS-A /org/chassis-conn-policy* # up UCS-A /org* # scope chassis-conn-policy 12 b UCS-A /org/chassis-conn-policy* # set link-aggregation-pref none UCS-A /org/chassis-conn-policy* # commit-buffer UCS-A /org/chassis-conn-policy #
ラック サーバ ディスカバリ ポリシーは、新しいラックマウント サーバを追加したときのシステムの対処方法を決定します。 Cisco UCS Manager は、ラック サーバ ディスカバリ ポリシーの設定を使用して、ハード ディスク上のデータをスクラビングするかどうか、サーバ検出をただちに開始するかユーザの明示的な確認応答を待つ必要があるかを決定します。
Cisco UCS Manager では、正しく配線されておらず、ファブリック インターコネクトに接続されていないラックマウント サーバは検出できません。 サポート対象の Cisco UCS ラックマウント サーバを Cisco UCS Manager に統合する方法については、適切な『rack-mount server integration guide(ラックマウント サーバのインストール ガイド)』を参照してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org / | ルート組織モードを開始します。
|
||
ステップ 2 | UCS-A /org # scope rackserver-disc-policy | 組織ラック サーバ ディスカバリ ポリシー モードを開始します。 |
||
ステップ 3 | UCS-A /org/rackserver-disc-policy # set action {immediate | user-acknowledged} | 新しいラック サーバの追加にシステムが対応する方法を指定します。 |
||
ステップ 4 | UCS-A /org/rackserver-disc-policy # set descr description | (任意) ラック サーバ ディスカバリ ポリシーに説明を加えます。
|
||
ステップ 5 | UCS-A /org/rackserver-disc-policy # set scrub-policy scrub-pol-name | 新しく検出されたラック サーバ上で実行する必要があるスクラブ ポリシーを指定します。 |
||
ステップ 6 | UCS-A /org/rackserver-disc-policy # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例は、デフォルト ラック サーバ ディスカバリ ポリシーにスコープを設定し、すぐに新しいラック サーバを検出するよう設定し、ポリシーの説明を記入し、scrubpol1 というスクラブ ポリシーを指定して、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope rackserver-disc-policy UCS-A /org/rackserver-disc-policy* # set action immediate UCS-A /org/rackserver-disc-policy* # set descr "This is an example rackserver discovery policy." UCS-A /org/rackserver-disc-policy* # set scrub-policy scrubpol1 UCS-A /org/rackserver-disc-policy* # commit-buffer UCS-A /org/rackserver-disc-policy #
ポート間でパケットを効率的に切り替えるために、ファブリック インターコネクトは MAC アドレス テーブルを保持しています。 ファブリック インターコネクトは、受信したパケットの MAC ソース アドレスと、パケットが読み取られた関連ポートを使用して、MAC アドレス テーブルを動的に構築します。 ファブリック インターコネクトは、設定可能なエージング タイマーで定義されたエージング メカニズムを使用して、エントリが MAC アドレス テーブル内にとどまる期間を判断します。 アドレスの非アクティブ状態が所定の秒数続くと、そのアドレスは MAC アドレス テーブルから削除されます。
MAC アドレス エントリ(MAC アドレスとその関連ポート)が MAC アドレス テーブルにとどまる時間(エージ)はユーザが設定できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope eth-uplink | イーサネット アップリンク モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /eth-uplink # set mac-aging {dd hh mm ss | mode-default | never} | MAC アドレス テーブルのエージング タイムを指定します。 設定済みのイーサネット スイッチング モードに依存するデフォルト値にエージング タイムを設定するには、mode-default キーワードを使用します。 アイドルのまま経過した時間にかかわらず MAC アドレスがテーブルから削除されないようにするには、never キーワードを使用します。 |
ステップ 3 | UCS-A /eth-uplink # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、MAC アドレス テーブルに 1 日と 12 時間のエージング タイムを設定し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope eth-uplink UCS-A /eth-uplink # set mac-aging 01 12 00 00 UCS-A /eth-uplink* # commit-buffer UCS-A /eth-uplink #
目次
この章は、次の項で構成されています。
シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシー
シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーは、新しいシャーシまたは FEX を追加したときのシステムの対処方法を決定します。 Cisco UCS Manager はシャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーの設定を使用して、シャーシまたは FEX とファブリック インターコネクト間のリンク数の最小しきい値を決定し、IOM からファブリック ポート チャネルのファブリック インターコネクトへのリンクをグループ化するかどうかを決定します。
シャーシ リンク
Cisco UCS ドメインのシャーシの配線リンク数が 1、2、4、および 8 である場合は、Cisco UCS Manager がすべてのシャーシを検出できるように、シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーにドメインの最小リンク数を設定することを推奨します。
ヒント
Cisco UCS ドメインのファブリック インターコネクトがさまざまなタイプの I/O モジュールに接続しており、それぞれの I/O モジュールが異なる最大アップリンク数に対応している場合、そのドメインで最大限のシャーシ接続を確立するには、プラットフォームの最大値を選択します。 プラットフォームの最大値を設定すると、Cisco UCS Manager は、I/O モジュールごとの IOM アップリンクの接続数が最大サポート数に達している場合にのみ、接続とサーバを含めて、シャーシを検出します。
初回の検出後、設定よりも配線されるリンク数が多いシャーシを再認識させると、すべての使用可能なリンクをシャーシが使用するように Cisco UCS Manager によって設定されます。
Cisco UCS Manager はシャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーで設定されているリンク数よりも配線が少ないシャーシを検出できません。 たとえば、シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーで 4 つのリンクが設定されている場合、Cisco UCS Manager は配線が 1 または 2 リンクのシャーシを検出できません。 シャーシを再認識させても、この問題は解決されません。
次の表は、複数のシャーシがある Cisco UCS ドメインに対するシャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーの動作の概要を示しています。
表 1 シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーとシャーシのリンク数シャーシで配線されるリンク数 1 リンク ディスカバリ ポリシー 2 リンク ディスカバリ ポリシー 4 リンク ディスカバリ ポリシー 8 リンク ディスカバリ ポリシー プラットフォーム最大のディスカバリ ポリシー IOM とファブリック インターコネクト間で 1 つのリンクが存在
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、1 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。
IOM とファブリック インターコネクト間で 2 つのリンクが存在
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、1 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。
初回の検出の後にシャーシを再認識させると、Cisco UCS Manager で認識され、追加のリンクが使用されます。
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、2 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。
IOM とファブリック インターコネクト間で 4 つのリンクが存在
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、1 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。
初回の検出の後にシャーシを再認識させると、Cisco UCS Manager で認識され、追加のリンクが使用されます。
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、2 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。
初回の検出の後にシャーシを再認識させると、Cisco UCS Manager で認識され、追加のリンクが使用されます。
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、4 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。
シャーシの接続とサーバは Cisco UCS Manager によって検出できないため、Cisco UCS ドメインに追加されません。
IOM に 4 つのリンクがある場合、シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、4 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。
IOM に 8 つのリンクがある場合、シャーシは UCSCisco UCS Manager によって十分に検出されません。
IOM とファブリック インターコネクト間で 8 つのリンクが存在
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、1 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。
初回の検出の後にシャーシを再認識させると、Cisco UCS Manager で認識され、追加のリンクが使用されます。
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、2 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。
初回の検出の後にシャーシを再認識させると、Cisco UCS Manager で認識され、追加のリンクが使用されます。
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、4 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。
初回の検出の後にシャーシを再認識させると、Cisco UCS Manager で認識され、追加のリンクが使用されます。
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、8 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。
シャーシは Cisco UCS Manager により検出され、8 つのリンクが配線されたシャーシとして Cisco UCS ドメインに追加されます。
リンクのグループ化
ファブリック ポート チャネルをサポートするハードウェア構成の場合、シャーシ ディスカバリの実行中に IOM からファブリック インターコネクトへのすべてのリンクをファブリック ポート チャネルにグループ化するかどうかは、リンクのグループ化によって決まります。 リンクのグループ化プリファレンスが [port channel] に設定されている場合、IOM からファブリック インターコネクトへのすべてのリンクがファブリック ポートのチャネルにグループ化されます。 [no group] に設定すると、IOM からファブリック インターコネクトへのリンクはファブリック ポートのチャネルにグループ化されません。
ファブリック ポート チャネルが作成されると、リンク グループのプリファレンスを変更してシャーシに再認識させることで、またはポート チャネルからシャーシをイネーブル化またはディセーブル化することで、リンクの追加または削除を行えます。
(注)
リンク グループ化のプリファレンスは、IOM または FEX とファブリック インターコネクト間のリンクの両側がファブリック ポート チャネルをサポートしている場合にのみ有効になります。 リンクの一方がファブリック ポート チャネルをサポートしていない場合、このプリファレンスは無視され、リンクはポート チャネルにグループ化されません。
シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーの設定
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope org / ルート組織モードを開始します。
(注) シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーは、ルート組織からのみアクセスできます。
ステップ 2 UCS-A /org # scope chassis-disc-policy 組織シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシー モードを開始します。
ステップ 3 UCS-A /org/chassis-disc-policy # set action {1-link | 2-link | 4-link | 8-link | platform-max} シャーシまたは FEX とファブリック インターコネクト間のリンク数の最小しきい値を指定します。
ステップ 4 UCS-A /org/chassis-disc-policy # set descr description (任意) シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーの説明が提供されます。
(注) 説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、 show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。
ステップ 5 UCS-A /org/chassis-disc-policy # set link-aggregation-pref {none | port-channel} IOM または FEX からファブリック インターコネクトへのリンクをポート チャネルにグループ化するかどうかを指定します。
(注) リンク グループ化のプリファレンスは、IOM または FEX とファブリック インターコネクト間のリンクの両側がファブリック ポート チャネルをサポートしている場合にのみ有効になります。 リンクの一方がファブリック ポート チャネルをサポートしていない場合、このプリファレンスは無視され、リンクはポート チャネルにグループ化されません。
ステップ 6 UCS-A /org/chassis-disc-policy # set qualifier qualifier (任意) 指定されたサーバ プール ポリシー資格情報をこのポリシーとサーバ プールを関連付けるために使用します。
ステップ 7 UCS-A /org/chassis-disc-policy # commit-buffer トランザクションをシステムの設定にコミットします。
次の作業次の例では、デフォルト シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーにスコープ設定し、ファブリック インターコネクトへの 4 つのリンクを持つシャーシの検出に設定し、ポリシーに説明を加え、シャーシの資格認定に使用するサーバ プール ポリシー資格情報を指定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope chassis-disc-policy UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set action 4-link UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set descr "This is an example chassis/FEX discovery policy." UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set qualifier ExampleQual UCS-A /org/chassis-disc-policy* # commit-buffer UCS-A /org/chassis-disc-policy #次の例では、デフォルト シャーシ/FEX ディスカバリ ポリシーにスコープ設定し、ファブリック インターコネクトへの 8 つのリンクを持つシャーシの検出に設定し、ポリシーに説明を加え、ポート チャネルにリンク グルーピング プリファレンスを設定し、シャーシの資格認定に使用するサーバ プール ポリシー資格情報を指定し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope chassis-disc-policy UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set action 8-link UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set descr "This is an example chassis/FEX discovery policy." UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set link-aggregation-pref port-channel UCS-A /org/chassis-disc-policy* # set qualifier ExampleQual UCS-A /org/chassis-disc-policy* # commit-buffer UCS-A /org/chassis-disc-policy #特性のシャーシのファブリック ポート チャネルの接続をカスタマイズするには、シャーシ接続ポリシーを設定します。
シャーシ接続ポリシー
シャーシ接続ポリシーは、特定のシャーシがシャーシ ディスカバリ後にファブリック ポート チャネルに含められるかどうかを決定します。 このポリシーは、グローバル シャーシ ディスカバリ ポリシーで指定したのとは異なる方法で 1 つ以上のシャーシを設定する場合に役立ちます。 シャーシ接続ポリシーは、ファブリック インターコネクトごとに異なる接続モードを許容し、シャーシ接続に関して提供される制御レベルをさらに拡張します。
デフォルトでは、シャーシ接続ポリシーはグローバルに設定されます。 これはつまり、接続制御はシャーシが新しく検出されたときに、シャーシ ディスカバリ ポリシーに設定された内容を使用して設定されることを意味しています。 シャーシが検出されると、接続制御が「なし」と「ポート チャネル」のどちらに設定されるかを、シャーシ接続ポリシーが制御します。
(注)
シャーシ接続ポリシーは、Cisco UCS Manager によって、ハードウェア設定がファブリック ポート チャネルをサポートする場合にだけ作成されます。 現時点では、6200 シリーズ ファブリック インターコネクトおよび 2200 シリーズの IOM だけがこの機能をサポートしています。 他のすべてのハードウェアの組み合わせについて、Cisco UCS Manager はシャーシ接続ポリシーを作成しません。
シャーシ接続ポリシーの設定
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope org org-name 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。
ステップ 2 UCS-A /org # scope chassis-conn-policy chassis-num [a | b} 指定されたシャーシとファブリックのシャーシ接続ポリシー組織モードを開始します。
ステップ 3 UCS-A /org/chassis-conn-policy # set link-aggregation-pref {global | none | port-channel} IOM または FEX からファブリック インターコネクトへのリンクをポート チャネルにグループ化するかどうかを指定します。
ステップ 4 UCS-A /org/chassis-conn-policy # commit-buffer トランザクションをシステムの設定にコミットします。
次の例に、2 つのシャーシのファブリック ポート チャネル接続を変更する方法を示します。 シャーシ 6 ファブリック A はポート チャネルに変更され、シャーシ 12 ファブリック B は個別リンクに変更されます。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope chassis-conn-policy 6 a UCS-A /org/chassis-conn-policy # set link-aggregation-pref port-channel UCS-A /org/chassis-conn-policy* # up UCS-A /org* # scope chassis-conn-policy 12 b UCS-A /org/chassis-conn-policy* # set link-aggregation-pref none UCS-A /org/chassis-conn-policy* # commit-buffer UCS-A /org/chassis-conn-policy #ラック サーバ ディスカバリ ポリシー
ラック サーバ ディスカバリ ポリシーは、新しいラックマウント サーバを追加したときのシステムの対処方法を決定します。 Cisco UCS Manager は、ラック サーバ ディスカバリ ポリシーの設定を使用して、ハード ディスク上のデータをスクラビングするかどうか、サーバ検出をただちに開始するかユーザの明示的な確認応答を待つ必要があるかを決定します。
Cisco UCS Manager では、正しく配線されておらず、ファブリック インターコネクトに接続されていないラックマウント サーバは検出できません。 サポート対象の Cisco UCS ラックマウント サーバを Cisco UCS Manager に統合する方法については、適切な『rack-mount server integration guide(ラックマウント サーバのインストール ガイド)』を参照してください。
ラック サーバ ディスカバリ ポリシーの設定
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope org / ルート組織モードを開始します。
(注) ラックサーバ ディスカバリ ポリシーは、ルート組織からだけアクセスできます。
ステップ 2 UCS-A /org # scope rackserver-disc-policy 組織ラック サーバ ディスカバリ ポリシー モードを開始します。
ステップ 3 UCS-A /org/rackserver-disc-policy # set action {immediate | user-acknowledged} 新しいラック サーバの追加にシステムが対応する方法を指定します。
ステップ 4 UCS-A /org/rackserver-disc-policy # set descr description (任意) ラック サーバ ディスカバリ ポリシーに説明を加えます。
(注) 説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。
ステップ 5 UCS-A /org/rackserver-disc-policy # set scrub-policy scrub-pol-name 新しく検出されたラック サーバ上で実行する必要があるスクラブ ポリシーを指定します。
ステップ 6 UCS-A /org/rackserver-disc-policy # commit-buffer トランザクションをシステムの設定にコミットします。
次の例は、デフォルト ラック サーバ ディスカバリ ポリシーにスコープを設定し、すぐに新しいラック サーバを検出するよう設定し、ポリシーの説明を記入し、scrubpol1 というスクラブ ポリシーを指定して、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope rackserver-disc-policy UCS-A /org/rackserver-disc-policy* # set action immediate UCS-A /org/rackserver-disc-policy* # set descr "This is an example rackserver discovery policy." UCS-A /org/rackserver-disc-policy* # set scrub-policy scrubpol1 UCS-A /org/rackserver-disc-policy* # commit-buffer UCS-A /org/rackserver-disc-policy #MAC アドレス テーブルのエージング タイム
ポート間でパケットを効率的に切り替えるために、ファブリック インターコネクトは MAC アドレス テーブルを保持しています。 ファブリック インターコネクトは、受信したパケットの MAC ソース アドレスと、パケットが読み取られた関連ポートを使用して、MAC アドレス テーブルを動的に構築します。 ファブリック インターコネクトは、設定可能なエージング タイマーで定義されたエージング メカニズムを使用して、エントリが MAC アドレス テーブル内にとどまる期間を判断します。 アドレスの非アクティブ状態が所定の秒数続くと、そのアドレスは MAC アドレス テーブルから削除されます。
MAC アドレス エントリ(MAC アドレスとその関連ポート)が MAC アドレス テーブルにとどまる時間(エージ)はユーザが設定できます。
MAC アドレス テーブルのエージング タイムの設定
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope eth-uplink イーサネット アップリンク モードを開始します。
ステップ 2 UCS-A /eth-uplink # set mac-aging {dd hh mm ss | mode-default | never} MAC アドレス テーブルのエージング タイムを指定します。 設定済みのイーサネット スイッチング モードに依存するデフォルト値にエージング タイムを設定するには、mode-default キーワードを使用します。 アイドルのまま経過した時間にかかわらず MAC アドレスがテーブルから削除されないようにするには、never キーワードを使用します。
ステップ 3 UCS-A /eth-uplink # commit-buffer トランザクションをシステムの設定にコミットします。