統合プラットフォーム コンフィギュレーション ガイド、Cisco IOS XE 3.3SE(Catalyst 3850 スイッチ)
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はじめに
コマンドライン インターフェイスの使用
Web グラフィカル ユーザ インターフェイスの使用
CleanAir
Cisco Flexible NetFlow
インターフェイスおよびハードウェア コンポーネント
IP マルチキャスト ルーティング
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レイヤ 2/3
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Mobility
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章のタイトル: Right-To-Use ライセンスの設定
Right-To-Use ライセンスの設定
機能情報の確認
ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の機能情報および警告については、使用するプラットフォームおよびソフトウェア リリースの Bug Search Tool およびリリース ノートを参照してください。このモジュールに記載されている機能の詳細を検索し、各機能がサポートされているリリースのリストを確認する場合は、このモジュールの最後にある機能情報の表を参照してください。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。
RTU ライセンスの設定に関する制約事項
次に、RTU ライセンスの設定および使用に関する制約事項を示します。
AP-Count ライセンスは注文が可能で、スイッチ上で事前にアクティブ化できます。
イメージ ベースのライセンスは、アップグレードできます。AP-Count ライセンスは非アクティブ化したり、スイッチとコントローラとの間で移動したりできます。
ライセンスをアクティブ化するには、新しいライセンス レベルを設定した後にスイッチを再起動する必要があります。AP-Count ライセンスをアクティブ化するために再起動する必要はありません。
期限切れの評価ライセンスは、再起動後は再アクティブ化できません。
スイッチ スタックのスタック メンバは同一のライセンス レベルを実行する必要があります。ライセンス レベルが異なる場合、スイッチは変更されてスタックのアクティブ スイッチから再起動されるまで、スタックに参加しません。
追加 AP-Count ライセンスは、工場出荷時にインストールされます。
RTU ライセンスの設定に関する情報
Right-To-Use ライセンス
Right-To-Use(RTU)ライセンスでは、特定のライセンス タイプおよびレベルを注文してアクティブ化し、ライセンスの使用状況をスイッチで管理することができます。期間別に注文できるライセンスのタイプは次のとおりです。
永久ライセンスまたは評価ライセンスをアクティブ化するには、エンドユーザ ライセンス契約(EULA)を承認する必要があります。
永久ライセンスは 1 つのデバイスから別のデバイスに移動できます。ライセンスをアクティブ化するには、スイッチを再起動する必要があります。
評価ライセンスを有効にすると、90 日間で有効期限が切れます。評価ライセンスはスイッチのマニュファクチャリング イメージであり、別のスイッチに移動できません。ライセンスが有効になると、このタイプのライセンスは期限が切れるまで非アクティブ化できません。評価期間が終了すると、次のリロード時にスイッチ イメージがデフォルトのライセンスに戻り、ネットワーク操作には影響しません。
Right-To-Use イメージ ベースのライセンス
Right-To-Use イメージ ライセンスは、特定のイメージ ベースのライセンスに基づき、次の一連の機能をサポートします。
Right-To-Use ライセンスの状態
特定のライセンス タイプとレベルを設定した後は、ライセンスの状態をモニタすることでライセンスを管理できます。
表 1 RTU ライセンスの状態 License State
説明
Active, In Use
EULA が承認され、デバイス再起動後にライセンスが使用されています。
Active, Not In Use
EULA が承認され、ライセンスが有効になった時点で、スイッチを使用する準備が整っています。
非アクティブ化
EULA が承認されませんでした。
イメージ ベースのライセンスの状態をモニタする場合のガイドラインは次のとおりです。
購入した永久ライセンスは、スイッチの再起動後のみに Active, In Use 状態に設定されます。
複数のライセンスを購入した場合は、再起動すると最も高い機能セットのライセンスがアクティブ化されます。たとえば、IP Services ライセンスがアクティブ化され、LAN Base ライセンスはアクティブ化されません。
スイッチの再起動後も、購入済みの残りのライセンスは Active, Not In Use 状態のままです。
(注)
AP-Count ライセンスの場合に状態を「Active, In Use」に変更するには、まず、評価 AP-Count ライセンスが非アクティブ化されているようにする必要があります。
スイッチ スタックのライセンスのアクティブ化
Right-To-Use ライセンスはスイッチ スタックでサポートされます。スイッチは、StackWise-480 ポート を介して接続された最大 9 台のスタック構成対応スイッチから構成されます。 スタック内の 1 個のスイッチはアクティブなスイッチとして識別され、残りのスイッチはスタンバイ スイッチになります。アクティブなスイッチは、アクティブ コンソールから RTU ライセンスを使用してアクティブ化されます。スタック内のスタンバイ スイッチのライセンス レベルは、同時にアクティブにすることができます。
(注)
1 つのスイッチ スタックにライセンス レベルを混在させることはできません。また、スイッチは同じプラットフォームでなければなりません。
ライセンス レベルを変更するには、スタック ケーブルが接続されている場合は、新たに追加されたスタック メンバーを切断する必要はありません。アクティブなスイッチ コンソールを使用して、新しいメンバーのライセンス レベルをアクティブ スイッチと同じに設定し、新しいメンバーを再起動してスタックに参加させます。
モビリティ コントローラ モード
AP-Count ライセンスは、スイッチがモビリティ コントローラ モードになっている場合にのみ使用します。MC は、AP-CountAP-Count ライセンスをトラッキングするゲートキーパであり、アクセス ポイント参加を許可または拒否できます。
AP-Count ライセンスはスイッチ を、CLI で設定可能なモビリティ コントローラ モードで実行して管理します。
Right-To-Use AP-Count ライセンス
Right-To-Use(RTU)ライセンスにより、特定のライセンス タイプを注文およびアクティブ化してライセンスの使用状況をスイッチ で管理することができます。
特定の数の追加アクセス ポイント数ライセンスとともにスイッチ を注文できますが、注文するライセンスの総数は 50 を超えることはできません。スイッチ を受け取った後でも追加アクセス ポイント数のライセンスを注文できます。
たとえば、 50 の新しい追加ライセンスを注文した場合、それらの注文した追加ライセンスのみをスイッチ に追加できます。ライセンスの追加単位は 1 です。ただし、スイッチ に追加するライセンスの総数が 50 を超えないようにします。
アクセス ポイント数ライセンスを管理し、CLI で現在使用中のアクセス ポイント数を確認できるようにスイッチを設定できます。
以下では、2 種類のアクセス ポイント ライセンスについて説明します。
アクセス ポイントの永久ライセンス
アクセス ポイントの評価ライセンス
ライセンスを購入する前に、評価ライセンスをアクティブ化して、多くのアクセス ポイントを評価できます。
評価できるアクセス ポイントの最大数は 50 です。
アクセス ポイント ライセンスを使用した評価期間は 90 日です。
CLI から評価ライセンスのアクティブ化と非アクティブ化が行えます。
Right-to-Use AP-Count 評価ライセンス
アクセス ポイント数の多いライセンスにアップグレードする場合は、永久バージョンのライセンスにアップグレードする前に評価ライセンスを試すことができます。たとえば、使用している永久ライセンスのアクセス ポイント数が 10 の場合に、アクセス ポイント数が 15 の評価ライセンスを 90 日間試用できます。
評価ライセンスがアクティブ化されると、AP-Count 永久ライセンスは無視されます。最大でサポート対象の 25 のアクセス ポイントのライセンスを 90 日間利用できます 。
操作の中断を避けるために、スイッチ は、評価ライセンスの有効期限が切れてもライセンスを変更しません。期限切れ警告メッセージは有効期限日の 5 日前から毎日表示されます。90 日後に、評価ライセンスは期限切れになり、警告メッセージが表示されます。評価ライセンスをディセーブルにし、永久ライセンスを購入する必要があります。
評価ライセンスの期限が切れた後にスイッチ を再起動すると、ライセンスのデフォルトが永久ライセンスに設定されます。
Right-To-Use Adder AP-Count 再ホスト ライセンス
あるデバイスのライセンスを無効にして、別のデバイスにインストールする操作を再ホストと呼びます。デバイスの目的を変更するために、ライセンスのリホストが必要になる場合があります。
ライセンスを再ホストするには、あるデバイスの Adder AP-Count ライセンスを非アクティブ化し、別のデバイスで同じライセンスをアクティブ化します。
評価ライセンスを再ホストすることはできません。
RTU ライセンスの設定方法
イメージ ベース ライセンスのアクティブ化
手順 コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 license right-to-use activate {ipbase | ipservices | lanbase } {all | evaluation all } [slot slot-number ] [ acceptEULA ] 例:
Device # license right-to-use activate ipservices all acceptEULA
ライセンス レベルをアクティブにします。すべてのスイッチ上でアクティブ化され、EULA への同意が含まれることもあります。
(注)
EULA に同意しない場合は、変更した設定はリロード後に反映されません。デフォルトのライセンス(または非アクティブ化されたライセンス)がリロード後にアクティブになります。
ステップ 2 reload [ LINE | at | cancel | in | slot stack-member-number | standby-cpu ] 例: Device # reload slot 1
Proceed with reload? [confirm] y
特定のスタック メンバをリロードし、RTU 追加 AP-Count ライセンスの アクティブ化プロセスを完了します。
(注)
これまでに同意していなかった場合は、リロード後に同意を促すメッセージが表示されます。
ライセンス レベルを変更する場合は、設定を保存する必要はありません。ただし、リロードする前にすべての設定が適切に保存されていることを確認することをお勧めします。再起動時に高いライセンス レベルから低いライセンス レベルに変更すると、適用できない CLI は削除されます。アクティブに使用される低いライセンス レベルの機能はすべて削除されないようにしてください。
ステップ 3 show license right-to-use usage [ slot slot-number ] 例:
Device # show license right-to-use usage
Slot# License Name Type usage-duration(y:m:d) In-Use EULA
----------------------------------------------------------------------------
1 ipservices Permanent 0 :10:27 yes yes
1 ipservices Evaluation 0 :0 :0 no no
1 ipbase Permanent 0 :0 :9 no yes
1 ipbase Evaluation 0 :0 :0 no no
1 lanbase Permanent 0 :11:12 no yes
----------------------------------------------------------------------------
Switch#
詳細な使用状況に関する情報を表示します。
ap-count ライセンスのアクティブ化
手順 コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 license right-to-use activate {apcount ap-number slot slot-num } | evaluation } [ acceptEULA ] 例: Device # license right to use activate apcount 5 slot 1 acceptEULA
1 つ以上の追加 AP-Count ライセンスをアクティブ化し、ただちに EULA に同意します。
ステップ 2 show license right-to-use usage [ slot slot-number ] 例:
Device # show license right-to-use usage
Slot# License Name Type usage-duration(y:m:d) In-Use EULA
-----------------------------------------------------------------------
1 ipservices permanent 0 :3 :29 yes yes
1 ipservices evaluation 0 :0 :0 no no
1 ipbase permanent 0 :0 :0 no no
1 ipbase evaluation 0 :0 :0 no no
1 lanbase permanent 0 :0 :0 no no
1 apcount evaluation 0 :3 :11 no no
1 apcount base 0 :0 :0 no yes
1 apcount adder 0 :0 :17 yes yes
Switch#
詳細な使用状況に関する情報を表示します。
アップグレード ライセンスまたはキャパシティ Adder ライセンスの取得
キャパシティ Adder ライセンスを使用して、スイッチ がサポートするアクセス ポイントの数を増やすことができます。
手順 コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 license right-to-use {activate | deactivate } apcount {ap-number | evaluation } slot slot-num [ acceptEULA ] 例: Device # license right to use activate apcount 5 slot 2 acceptEULA
1 つ以上の追加 AP-Count ライセンスをアクティブ化し、ただちに EULA に同意します。
ライセンスの再ホスト
ライセンスを再ホストするには、1 つの スイッチ のライセンスを非アクティブ化し、別の スイッチ で同じライセンスをアクティブ化します。
手順 コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 license right-to-use deactivate [license-level] apcount ap-number slot slot-num 例:
Device # license right-to-use deactivate apcount 1 slot 1
例:
Device # license right-to-use deactivate ipbase slot 1
1 つのスイッチ のライセンスを非アクティブ化します。ここでは、「ipbase」ライセンス レベルを例にしています。
ステップ 2 license right-to-use activate [license-level] slot slot-num [ acceptEULA ] 例:
Device # license right to use activate ipbase slot 2 acceptEULA
例:
Device # license right-to-use activate ipbase slot 2 acceptEULA
別の スイッチ のライセンスをアクティブ化します。ここでは、「ipbase」ライセンス レベルを例にしています。
モビリティ モードの変更
手順 コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 wireless mobility controller 例:
Device (config)# wireless mobility controller
%
Mobility role changed to Mobility Controller.
Please save config and reboot the whole stack.
モビリティ エージェント モードのスイッチをモビリティ コントローラ モードに変更します。
ステップ 2 write memory 例: Device # write memory
Building configuration...
Compressed configuration from 13870 bytes to 5390 bytes[OK]
Device #
ステップ 3 reload [ LINE | at | cancel | in | slot stack-member-number | standby-cpu ] 例: Device # reload slot 3
Proceed with reload? [confirm] y
ステップ 4 no wireless mobility controller 例:
Device (config)# no wireless mobility controller
%
Mobility role changed to Mobility Agent.
Please save config and reboot the whole stack.
Switch(config)#
モビリティ コントローラ モードのスイッチをモビリティ エージェント モードに変更します。
ステップ 5 write memory 例: Device # write memory
Building configuration...
Compressed configuration from 13870 bytes to 5390 bytes[OK]
Device #
ステップ 6 reload [ LINE | at | cancel | in | slot stack-member-number | standby-cpu ] 例: Device # reload slot 3
Proceed with reload? [confirm] y
RTU ライセンスのモニタリングおよびメンテナンス
コマンド
目的
show license right-to-use default
デフォルトのライセンス情報を表示します。
show license right-to-use detail
スイッチ スタック内のすべてのライセンスの詳細情報を表示します。
show license right-to-use eula {evaluation | permanent} show license right-to-use eula {evaluation | permanent}
エンドユーザ ライセンス契約を表示します。
show license right-to-use mismatch
一致しないライセンス情報を表示します。
show license right-to-use slot slot-number
スイッチ スタック内の特定のスロットのライセンス情報を表示します。
show license right-to-use summary
スイッチ スタック全体のライセンス情報の要約を表示します。
show license right-to-use usage [ slot slot-number ]
スイッチ スタック内のすべてのライセンスの使用状況に関する詳細情報を表示します。
show switch
ライセンスのステータスを含むスイッチ スタック内のすべてのメンバの詳細情報を表示します。
RTU ライセンスの設定例
例:RTU イメージ ベースのライセンスのアクティブ化
次に、IP Services イメージ ライセンスをアクティブ化し、特定のスロットの EULA を受け入れる例を示します。
Switch# license right-to-use activate ipservices slot 1 acceptEULA
% switch-1:stack-mgr:Reboot the switch to invoke the highest activated License level
次に、評価用ライセンスをアクティブ化する例を示します。
Switch# license right-to-use activate ipservices evaluation acceptEULA
% switch-1:stack-mgr:Reboot the switch to invoke the highest activated License level
例:RTU ライセンス情報の表示
次に、スイッチ スタックのアクティブ スイッチからの統合 RTU ライセンス情報の例を示します。スタック内のすべてのメンバのライセンス レベルは同じです。評価 AP-Count ライセンスをアクティブ化すると、追加 AP-Count ライセンスは無視されます。Ap-Count ライセンスの最大数は、評価がイネーブルの場合に使用できます。
Switch# show license right-to-use summary
License Name Type Period left
----------------------------------------
ipservices Permanent Lifetime
----------------------------------------
License Level In Use: ipservices
License Level on Reboot: ipservices
次に、永久ライセンスと追加ライセンスのサマリーを示します。評価 AP-Count ライセンスはディセーブルで、スイッチ スタック内でアクティブ化された追加 AP-Count ライセンスの総数が示されています。使用中の AP-Count ライセンスは、それらのライセンスが接続されていることを意味します。
Switch# show license right-to-use summary
License Name Type Count Period left
-------------------------------------------------------------
ipservices permanent N/A Lifetime
apcount base 0
apcount adder 40 Lifetime
-------------------------------------------------------------
License Level In Use: ipservices
License Level on Reboot: ipservices eval
Evaluation AP-Count: Disabled
Total AP Count Licenses: 40
AP Count Licenses In-use: 10
AP Count Licenses Remaining: 30
次に、RTU のデフォルトのライセンスを示します。デフォルトのライセンスは事前にインストールされており、削除したり、移動したりできません。アクティブ化されているライセンスがない場合、スイッチは再起動後にデフォルトのライセンスを使用します。
Switch# show license right-to-use default
Slot# License Name Type
-------------------------------------
1 lanbase Permanent
-------------------------------------
Slot# License Name Type
-------------------------------------
2 lanbase Permanent
-------------------------------------
Slot# License Name Type
-------------------------------------
3 lanbase Permanent
-------------------------------------
例:RTU ライセンスの詳細の表示
次に、スロット 1 の RTU ライセンスのすべての詳細情報の例を示します。
Switch# show license right-to-use detail slot 1
Index 1
License Name : ipservices
Period left : Lifetime
License Type : Permanent
License State : Active, In use
License Location: Slot 1
Index 2
License Name : ipservices
Period left : 90
License Type : Evaluation
License State : Not Activated
License Location: Slot 1
Index 3
License Name : ipbase
Period left : Lifetime
License Type : Permanent
License State : Active, Not In use
License Location: Slot 1
Index 4
License Name : ipbase
Period left : 90
License Type : Evaluation
License State : Not Activated
License Location: Slot 1
Index 5
License Name : lanbase
Period left : Lifetime
License Type : Permanent
License State : Active, Not In use
License Location: Slot 1
例:RTU ライセンスの不一致の表示
この例では、スタック内のスイッチのライセンス情報と、メンバ スイッチの不一致ステータスを示します。メンバ スイッチがアクティブ スイッチと一致している必要があります。
Switch# show switch
Switch/Stack Mac Address : 1c1d.8625.7700 - Local Mac Address
H/W Current
Switch# Role Mac Address Priority Version State
-------------------------------------------------------------------------------
*1 Active 1c1d.8625.7700 15 V02 Ready
2 Standby bc16.f55c.ab80 7 V04 Ready
3 Member 580a.2095.da00 1 V03 Lic-Mismatch
(注) ライセンスの不一致を解決するには、まず、RTU ライセンスのサマリーを確認します。
Switch# show license right-to-use
次に、アクティブ スイッチと同じライセンス レベルとなるように、一致していないスイッチのライセンス レベルを変更します。この例では、アクティブ スイッチと一致するように IP Base ライセンスをメンバ スイッチに対してアクティブ化したことを示します。
Switch# license right-to-use activate ipbase slot 3 acceptEULA
例:RTU ライセンス使用状況の表示
次に、スイッチ スタックの詳細なライセンス使用状況の例を示します。スロット 1 の IP Services ライセンスは永久ライセンスで、1 日使用しています。スロット 2 の AP-Count ライセンスは、評価に使用できる状態です。EULA に同意しており、使用中の状態であることが示されていますが、再起動後に評価ライセンスは非アクティブ化されます。
Switch# show license right-to-use usage
Slot# License Name Type usage-duration(y:m:d) In-Use EULA
----------------------------------------------------------------------------
1 ipservices Permanent 0 :10:27 yes yes
1 ipservices Evaluation 0 :0 :0 no no
1 ipbase Permanent 0 :0 :9 no yes
1 ipbase Evaluation 0 :0 :0 no no
1 lanbase Permanent 0 :11:12 no yes
----------------------------------------------------------------------------
Slot# License Name Type usage-duration(y:m:d) In-Use EULA
----------------------------------------------------------------------------
2 ipservices Permanent 0 :3 :25 yes yes
2 ipservices Evaluation 0 :0 :0 no no
2 ipbase Permanent 0 :0 :0 no yes
2 ipbase Evaluation 0 :0 :0 no no
2 lanbase Permanent 0 :7 :2 no yes
----------------------------------------------------------------------------
Slot# License Name Type usage-duration(y:m:d) In-Use EULA
----------------------------------------------------------------------------
3 ipservices Permanent 0 :6 :15 yes yes
3 ipservices Evaluation 0 :0 :0 no no
3 ipbase Permanent 0 :0 :0 no yes
3 ipbase Evaluation 0 :0 :0 no no
3 lanbase Permanent 0 :8 :11 no yes
----------------------------------------------------------------------------
RTU ライセンスに関する追加情報
関連資料
関連項目
マニュアル タイトル
この章で使用するコマンドの完全な構文および使用方法の詳細。
System Management Command Reference (Catalyst 3850 Switches)
MIB
MIB
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リリース
機能情報
Cisco IOS XE 3.2SE
この機能が導入されました。