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Traditional NetFlow(TNF)のアカウンティングはサポートされていません。
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Flexible NetFlow バージョン 9 およびバージョン 10 のエクスポート フォーマットがサポートされています。ただし、エクスポート プロトコルが設定されていない場合は、バージョン 9 のエクスポート フォーマットがデフォルトで適用されます。
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マイクロフロー ポリシング機能は FNF と NetFlow ハードウェア リソースを共有します。
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インターフェイスごとおよび方向ごとに、1 つのフロー モニタのみがサポートされます。
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レイヤ 2、IPv4、および IPv6 トラフィック タイプがサポートされています。ただし、スイッチは、特定の方向とインターフェイスにおいて、一度にこれらのタイプの 1 つだけにフロー モニタを適用できます。
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レイヤ 2、VLAN、WLAN、およびレイヤ 3 インターフェイスがサポートされています。ただし、スイッチは SVI およびトンネルをサポートしていません。
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次のサイズの NetFlow テーブルがサポートされています。
トリム レベル
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入力 NetFlow テーブル
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出力 NetFlow テーブル
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LAN ベース
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サポート対象外
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サポート対象外
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IP Base
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8 K
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16 K
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IP サービス
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8 K
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16 K
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スイッチのタイプに応じて、スイッチには 1 個または 2 個の転送 ASIC があります。上記の表に示されているのは、ASIC ごとの容量です。
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スイッチは、1 個または 2 個の ASIC をサポートできます。各 TCAM が最大 6K 入力エントリおよび 12K 出力エントリを処理できる一方、各 ASIC は 8K 入力および 16 K 出力エントリを処理できます。
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NetFlow テーブルは個別のコンパートメントにあり、組み合わせることはできません。パケットを処理した ASIC のテーブルに応じて、対応した ASIC のテーブルにフローが作成されます。
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NetFlow ハードウェアの実装では、4 台のハードウェア サンプラーがサポートされています。1/2 ~ 1/1024 のサンプラー レートを選択できます。ランダム サンプリング モードのみがサポートされています。
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マイクロフロー ポリシング機能(ワイヤレス実装の場合にのみ有効)では、フル フロー モードでのみ NetFlow を使用できます。NetFlow ポリシングは使用できません。マイクロフロー QoS の妨げになるため、ワイヤレス トラフィックにはサンプラーを適用できません。
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ワイヤレス トラフィックでは、フル フロー アカウンティングだけがサポートされています。
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NetFlow ハードウェアの内部では、ハッシュ テーブルが使用されています。ハードウェア内でハッシュ衝突が発生する場合があります。したがって、内部の連想メモリ(CAM)でオーバーフローが発生しても、実際の NetFlow テーブルの使用率は約 80 % しかない場合があります。
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フローに使用されるフィールドによって異なりますが、単一のフローは 2 個の連続したエントリを取得できます。IPv6 フローも 2 個のエントリを取得します。この場合、NetFlow エントリを効果的に使用すれば、テーブル サイズの半分で済みます。これは、上記のハッシュ衝突の制限とは別です。
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スイッチは、最大 63 個のフロー モニタをサポートしています。
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SSID ベースの NetFlow アカウンティングがサポートされています。SSID はインターフェイスと同様の方法で扱われます。ただし、ユーザ ID などの一部のフィールドはサポートされていません。
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NetFlow ソフトウェアの実装では、分散 NetFlow エクスポートがサポートされるため、フローが作成された同じスイッチからフローがエクスポートされます。
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入力フローは最初にフローのパケットを受信した ASIC にあります。出力フローは、パケットが実際に スイッチ セットアップを残した ASIC にあります。
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バイト カウント フィールドのレポート値(「bytes long」と呼ばれる)は、レイヤ 2 パケット サイズの 18 バイトです。従来のイーサネット トラフィック(802.3)の場合、これは正確です。他のすべてのイーサネット タイプの場合、このフィールドは正確ではありません。「bytes layer2」フィールドを使用すると、常に正確なレイヤ 2 パケット サイズが報告されます。サポートされる Flexible NetFlow フィールドについては、サポートされている Flexible NetFlow フィールド を参照してください。
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AVC フロー モニタの IPFIX エクスポータの設定はサポートされていません。
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Flexible NetFlow エクスポートは、イーサネット管理ポート(Gi0/0)ではサポートされていません。
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フロー レコードに送信元グループ タグ(SGT)と宛先グループ タグ(DGT)のフィールド(またはこの 2 つのいずれかのフィールド)だけが含まれる場合、両方の値を適用できないとしても、SGT と DGT に値ゼロを設定したフローが作成されます。フロー レコードには、SGT および DGT フィールドと一緒に、送信元および宛先 IP アドレスが含まれる必要があります。
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WLAN(SSID)では接続できない CTS フィールドを含むフロー レコードを使用したフロー モニタ。
QoS のマークが付けられたパケットが出力方向に NetFlow が設定されているインターフェイスで受信されると、パケットの QoS 値がコレクタによってキャプチャされます。しかし、パケットが入力方向に NetFlow が設定されているインターフェイスで受信されると、パケットの QoS 値はコレクタによってキャプチャされません。