Flexible NetFlow

cache

フロー モニタのフロー キャッシュ パラメータを設定するには、フロー モニタ コンフィギュレーション モードで cache コマンドを使用します。フロー モニタのフロー キャッシュ パラメータを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

cache { timeout { active | inactive | update } seconds | type { normal | permanent } }

no cache { timeout { active | inactive | update } | type }

構文の説明

timeout

フロー タイムアウトを指定します。

active

アクティブ フロー タイムアウトを指定します。

inactive

非アクティブ フロー タイムアウトを指定します。

update

永久フロー キャッシュの更新タイムアウトを指定します。

seconds

タイムアウト値(秒単位)。通常のフロー キャッシュの場合、指定できる範囲は 30 ~ 604800 (7日)です。永久フロー キャッシュの場合は、指定できる範囲は 1 ~ 604800 (7日)です。

type

フロー キャッシュのタイプを指定します。

normal

通常キャッシュ タイプを設定します。フロー キャッシュ内のエントリは、timeout active seconds および timeout inactive seconds の設定に従って期限切れになります。これがデフォルトのキャッシュ タイプです。

permanent

永久キャッシュ タイプを設定します。このキャッシュ タイプは、フロー キャッシュからのフロー削除をディセーブルにします。

コマンド デフォルト

デフォルトのフロー モニタ フロー キャッシュ パラメータが使用されます。

フロー モニタの以下のフロー キャッシュ パラメータがイネーブルになっています。

  • キャッシュタイプ:normal

  • アクティブ フロー タイムアウト:1800 秒

  • 非アクティブ フロー タイムアウト:15 秒

  • 永久フロー キャッシュの更新タイムアウト:1800 秒

コマンド モード

フロー モニタ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

各フロー モニタには、モニタするすべてのフローの保存に使用するキャッシュがあります。各キャッシュには、フローがキャッシュ内に留まることができる時間など、設定可能な要素があります。フローがタイムアウトするとキャッシュから削除され、対応するフロー モニタ用に設定されている任意のエクスポータに送信されます。

cache timeout active コマンドでは、通常タイプのキャッシュのエージング動作を制御します。フローが長時間アクティブになっている場合、通常はエージ アウト(そのフローの後続のパケット用の新しいフローを開始)することが望まれます。このエージ アウト プロセスを行うことで、エクスポートを受信するモニタリング アプリケーションに最新の情報を反映し続けることができます。デフォルトでは、このタイムアウトは 1800 秒(30分)ですが、システム要件に応じて調整できます。大きい値を設定すると、存続時間の長いフローを単一のフロー レコードに記録することができます。小さい値を設定すると、存続時間の長い新しいフローが開始されてから、そのフローのデータがエクスポートされるまでの遅延が短縮されます。アクティブ フロー タイムアウトを変更した場合、新しいタイムアウト値はただちに有効になります。

また、cache timeout inactive コマンドでも、通常タイプのキャッシュのエージング動作を制御できます。指定した時間内にフローでアクティビティが検出されない場合、そのフローはエージ アウトされます。デフォルトでは、このタイムアウトは15 秒ですが、この値は想定されるトラフィックのタイプに応じて調整できます。存続時間の短いフローが多数存在し、多くのキャッシュ エントリが消費されている場合は、非アクティブ タイムアウトを短縮することでこのオーバーヘッドを削減できます。多数のフローが、データを収集し終わる前に頻繁にエージ アウトしている場合は、このタイムアウトを延長することでフローの相関関係を向上できます。非アクティブ フロー タイムアウトを変更した場合、新しいタイムアウト値はただちに有効になります。

cache timeout update コマンドでは、永久タイプのキャッシュによって送信される定期的なアップデートを制御します。この動作は、アクティブ タイムアウトの動作に類似しています。ただし、この動作によって、キャッシュからキャッシュ エントリは削除されません。デフォルトでは、このタイマー値は 1800 秒(30 分)です。

cache type normal コマンドでは、通常キャッシュ タイプを指定します。これがデフォルトのキャッシュ タイプです。キャッシュのエントリは、timeout active seconds および timeout inactive seconds の設定に従って、エージ アウトされます。キャッシュ エントリはエージ アウトされると、キャッシュから削除され、そのキャッシュに対応するモニタ用に設定されているエクスポータによってエクスポートされます。

キャッシュをデフォルト設定に戻すには、default cache フロー モニタ コンフィギュレーション コマンドを使用します。


(注)  

キャッシュが一杯になると、新しいフローはモニタされません。



(注)  

permanent キャッシュでは、デルタ カウンタではなくアップデート カウンタが使用されます。フローがエクスポートされると、カウンタにはフローのライフタイム全体の総検出数が示され、最後のエクスポート送信後に検出された追加パケットは示されません。


次に、フロー モニタ キャッシュのアクティブ タイムアウトを設定する例を示します。

Device(config)# flow monitor FLOW-MONITOR-1
Device(config-flow-monitor)# cache timeout active 4800

次に、フロー モニタ キャッシュの非アクティブ タイマーを設定する例を示します。

Device(config)# flow monitor FLOW-MONITOR-1
Device(config-flow-monitor)# cache timeout inactive 30

次に、永久キャッシュのアップデート タイムアウトを設定する例を示します。

Device(config)# flow monitor FLOW-MONITOR-1
Device(config-flow-monitor)# cache timeout update 5000

次に、通常キャッシュを設定する例を示します。

Device(config)# flow monitor FLOW-MONITOR-1
Device(config-flow-monitor)# cache type normal

clear flow exporter

Flexible NetFlow フロー エクスポータの統計情報をクリアするには、特権 EXEC モードで clear flow exporter コマンドを使用します。

clear flow exporter [ [ name ] exporter-name ] statistics

構文の説明

name

(任意)フロー エクスポータの名前を指定します。

exporter-name

(任意)前に設定されたフロー エクスポータの名前。

statistics

フロー エクスポータの統計情報をクリアします。

コマンド モード

特権 EXEC

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

clear flow exporter コマンドは、フロー エクスポータからすべての統計情報を削除します。これらの統計情報はエクスポートされず、キャッシュ内に保存されていたデータは失われます。

show flow exporter statistics 特権 EXEC コマンドを使用して、フロー エクスポータの統計情報を表示できます。

次の例では、デバイス で設定されているすべてのフロー エクスポータの統計情報をクリアします。

Device# clear flow exporter statistics

次の例では、FLOW-EXPORTER-1 という名前のフロー エクスポータの統計情報をクリアします。

Device# clear flow exporter FLOW-EXPORTER-1 statistics

clear flow monitor

フロー モニタ キャッシュまたはフロー モニタ統計情報をクリアし、フロー モニタ キャッシュ内のデータを強制的にエクスポートするには、特権 EXEC モードで clear flow monitor コマンドを使用します。

clear flow monitor [ name ] monitor-name [ [ cache ] force-export | statistics ]

構文の説明

name

フロー モニタの名前を指定します。

monitor-name

以前に設定されたフロー モニタの名前

cache

(任意)フロー モニタ キャッシュ情報をクリアします。

force-export

(任意)フロー モニタ キャッシュ統計情報を強制的にエクスポートします。

statistics

(任意)フロー モニタの統計情報をクリアします。

コマンド モード

特権 EXEC

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

clear flow monitor cache コマンドを実行すると、フロー モニタ キャッシュからすべてのエントリが削除されます。キャッシュ内のエントリはエクスポートされ、キャッシュ内に保存されていたデータは失われます。

(注)  

クリアされたキャッシュ エントリの統計情報は保持されます。


clear flow monitor force-export コマンドを実行すると、フロー モニタ キャッシュからすべてのエントリが削除され、それらのエントリはフロー モニタに割り当てられているすべてのフロー エクスポータを使用してエクスポートされます。このアクションにより、CPU 使用率は一時的に増加します。このコマンドの使用には注意が必要です。

clear flow monitor statistics コマンドを実行すると、このフロー モニタの統計情報がクリアされます。


(注)  

clear flow monitor statistics コマンドを実行しても、現在のエントリに関する統計情報はクリアされません。なぜなら、この情報はキャッシュ内に保存されているエントリ数のインジケータであり、キャッシュは、このコマンドによってクリアされないためです。

フロー モニタの統計情報を表示するには、show flow monitor statistics 特権 EXEC コマンドを使用します。

次に、FLOW-MONITOR-1 という名前のフロー モニタの統計情報とキャッシュ エントリをクリアする例を示します。

Device# clear flow monitor name FLOW-MONITOR-1 

次に、FLOW-MONITOR-1 という名前のフロー モニタの統計情報とキャッシュ エントリをクリアして、強制的にエクスポートする例を示します。

Device# clear flow monitor name FLOW-MONITOR-1 force-export

次に、FLOW-MONITOR-1 という名前のフロー モニタのキャッシュをクリアして、強制的にエクスポートする例を示します。

Device# clear flow monitor name FLOW-MONITOR-1 cache force-export

次に、FLOW-MONITOR-1 という名前のフロー モニタの統計情報をクリアする例を示します。

Device# clear flow monitor name FLOW-MONITOR-1 statistics

collect

フロー モニタ レコードの非キー フィールドを設定し、そのレコードによって作成されたフローの各フィールドへの値の取り込みを有効にするには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで collect コマンドを使用します。

collect { counter | interface | timestamp | transport }

構文の説明

counter

フロー レコードの非キー フィールドとしてフロー内のバイト数またはパケット数を設定します。詳細については、collect counterを参照してください。

interface

入力および出力インターフェイス名をフロー レコードの非キー フィールドとして設定します。詳細については、collect interfaceを参照してください。

timestamp

フロー内の最初または最後に確認されたパケットの絶対時間をフロー レコードの非キー フィールドとして設定します。詳細については、collect timestamp absoluteを参照してください。

transport

フロー レコードからの転送 TCP フラグの収集を有効にします。詳細については、collect transport tcp flagsを参照してください。

コマンド デフォルト

フロー モニタ レコードの非キー フィールドは設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

非キー フィールドの値は、フロー内のトラフィックに関する追加情報を提供するためにフローに追加されます。非キー フィールドの値の変更によって新しいフローが作成されることはありません。ほとんどの場合、非キー フィールドの値はフロー内の最初のパケットからのみ取得されます。

collect コマンドは、フロー モニタ レコードの非キー フィールドを設定し、そのレコードによって作成されたフローの各フィールドに値を取り込むために使用します。非キー フィールドの値は、フロー内のトラフィックに関する追加情報を提供するためにフローに追加されます。非キー フィールドの値の変更によって新しいフローが作成されることはありません。ほとんどの場合、非キー フィールドの値はフロー内の最初のパケットからのみ取得されます。


(注)  

flow username キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングには表示されますが、サポートされていません。

次に、フローの合計バイト数を非キー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# collect counter bytes long

collect counter

フロー レコードの非キー フィールドとしてフロー内のバイト数またはパケット数を設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで collect counter コマンドを使用します。フロー(カウンタ)内のバイト数またはパケット数をフロー レコードの非キー フィールドとして使用する設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

collect counter { bytes layer2 long | bytes long | packets long }

no collect counter { bytes layer2 long | bytes long | packets long }

構文の説明

bytes layer2 long

フローで確認されるレイヤ 2 のバイト数を非キー フィールドとして設定し、64 ビット カウンタを使用してフローからレイヤ 2 の合計バイト数を収集します。

bytes long

フローで確認されるバイト数を非キー フィールドとして設定し、64 ビット カウンタを使用してフローから合計バイト数を収集します。

packets long

フローで確認されるパケット数を非キー フィールドとして設定し、64 ビット カウンタを使用してフローから合計パケット数を収集します。

コマンド デフォルト

フロー内のバイト数またはパケット数は、非キー フィールドとして設定されません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

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このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

collect counter bytes long コマンドは、フローで確認されるバイト数の 64 ビット カウンタを設定します。

collect counter packets long コマンドは、フローでパケットが確認されるたびに増分される 64 ビットのカウンタを設定します。64 ビットのカウンタが 0 に戻って再びカウントを開始することはまず考えられません。

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no collect counter または default collect counter フロー レコード コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、フローの合計バイト数を非キー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)#collect counter bytes long

次に、フローからの合計パケット数を非キー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# collect counter packets long

collect interface

フロー レコードの非キー フィールドとして入力および出力インターフェイス名を設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで collect interface を使用します。入力および出力インターフェイスをフロー レコードの非キー フィールドとして使用する設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

collect interface { input | output }

no collect interface { input | output }

構文の説明

input

入力インターフェイス名を非キー フィールドとして設定し、フローから入力インターフェイスを収集します。

output

出力インターフェイス名を非キー フィールドとして設定し、フローから出力インターフェイスを収集します。

コマンド デフォルト

入力および出力インターフェイス名は非キー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

Flexible NetFlow collect コマンドは、フロー モニタ レコードの非キー フィールドを設定し、そのレコードによって作成されたフローの各フィールドに値を取り込むために使用します。非キー フィールドの値は、フロー内のトラフィックに関する追加情報を提供するためにフローに追加されます。非キー フィールドの値の変更によって新しいフローが作成されることはありません。ほとんどの場合、非キー フィールドの値はフロー内の最初のパケットからのみ取得されます。

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no collect interface または default collect interface フロー レコード コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次の例では、非キー フィールドとして出力インターフェイスを設定します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# collect interface output

次の例では、非キー フィールドとして入力インターフェイスを設定します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# collect interface input

collect timestamp absolute

フロー内の最初または最後に確認されたパケットの絶対時間をフロー レコードの非キー フィールドとして設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで collect timestamp absolute コマンドを使用します。フロー内の最初または最後に確認されたパケットをフロー レコードの非キー フィールドとして使用するのを無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

collect timestamp absolute { first | last }

no collect timestamp absolute { first | last }

構文の説明

first

フロー内の最初に確認されたパケットの絶対時間を非キー フィールドとして設定し、フローからのタイムスタンプの収集を有効にします。

last

フロー内の最後に確認されたパケットの絶対時間を非キー フィールドとして設定し、フローからのタイムスタンプの収集を有効にします。

コマンド デフォルト

絶対時間フィールドは非キー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

collect コマンドは、フロー モニタ レコードの非キー フィールドを設定し、そのレコードによって作成されたフローの各フィールドに値を取り込むために使用します。非キー フィールドの値は、フロー内のトラフィックに関する追加情報を提供するためにフローに追加されます。非キー フィールドの値の変更によって新しいフローが作成されることはありません。ほとんどの場合、非キー フィールドの値はフロー内の最初のパケットからのみ取得されます。

次に、フロー内の最初に確認されたパケットの絶対時間に基づくタイム スタンプを非キー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# collect timestamp absolute first

次に、フロー内の最後に確認されたパケットの絶対時間に基づくタイム スタンプを非キー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# collect timestamp absolute last

collect transport tcp flags

フローからの転送 TCP フラグの収集をイネーブルにするには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで collect transport tcp flags コマンドを使用します。フローからの転送 TCP フラグの収集をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

collect transport tcp flags

no collect transport tcp flags

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

トランスポート層フィールドは非キー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

トランスポート層フィールドの値は、フロー内のすべてのパケットから取得されます。収集する TCP フラグを指定することはできません。転送 TCP フラグの収集のみ指定できます。すべての TCP フラグはこのコマンドで収集されます。次の転送 TCP フラグを収集します。

  • ack:TCP 確認応答フラグ

  • cwr:TCP 輻輳ウィンドウ縮小フラグ

  • ece:TCP ECN エコー フラグ

  • fin:TCP 終了フラグ

  • psh:TCP プッシュ フラグ

  • rst:TCP リセット フラグ

  • syn:TCP 同期フラグ

  • urg:TCP 緊急フラグ

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no collect collect transport tcp flags または default collect collect transport tcp flags フロー レコード コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、フローから TCP フラグを収集する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# collect transport tcp flags

datalink flow monitor

インターフェイスに Flexible NetFlow フロー モニタを適用するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで datalink flow monitor コマンドを使用します。Flexible NetFlow フロー モニタをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

datalink flow monitor monitor-name { input | output | sampler sampler-name }

no datalink flow monitor monitor-name { input | output | sampler sampler-name }

構文の説明

monitor-name

インターフェイスに適用するフロー モニタの名前。

sampler sampler-name

フロー モニタ用に指定したフロー サンプラーをイネーブルにします。

input

スイッチがインターフェイスで受信するトラフィックをモニタします。

output

スイッチがインターフェイスで送信するトラフィックをモニタします。

コマンド デフォルト

フロー モニタはイネーブルになっていません。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

datalink flow monitor コマンドを使用してインターフェイスにフロー モニタを適用する前に、flow monitor グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してフロー モニタを作成し、sampler グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用してフロー サンプラーを作成しておく必要があります。

フロー モニタ用のフロー サンプラーをイネーブルにするには、事前にサンプラーを作成しておく必要があります。


(注)  

datalink flow monitor コマンドは、非 IPv4 および非 IPv6 トラフィックだけをモニタします。IPv4 トラフィックをモニタするには、ip flow monitor コマンドを使用します。IPv6 トラフィックをモニタするには、ipv6 flow monitor コマンドを使用します。

次に、インターフェイス上での Flexible NetFlow データリンク モニタリングをイネーブルにする例を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# datalink flow monitor FLOW-MONITOR-1 sampler FLOW-SAMPLER-1 input

debug flow exporter

Flexible NetFlow フロー エクスポータのデバッグ出力を有効にするには、特権 EXEC モードで debug flow exporter コマンドを使用します。デバッグ出力をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

debug flow exporter [ [ name ] exporter-name ] [ error | event | packets number ]

no debug flow exporter [ [ name ] exporter-name ] [ error | event | packets number ]

構文の説明

name

(任意)フロー エクスポータの名前を指定します。

exporter-name

(任意)前に設定されたフロー エクスポータの名前。

error

(任意)フロー エクスポータのエラーのデバッグをイネーブルにします。

event

(任意)フロー エクスポータのイベントのデバッグをイネーブルにします。

packets

(任意)フロー エクスポータのパケットレベルのデバッグをイネーブルにします。

number

(任意)フロー エクスポータのパケットレベルのデバッグでデバッグするパケット数。指定できる範囲は 1 ~ 65535 です。

コマンド モード

特権 EXEC

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

次の例は、フロー エクスポータのパケットがプロセス送信用のキューに格納されたことを示しています。

Device# debug flow exporter
May 21 21:29:12.603: FLOW EXP: Packet queued for process send

debug flow monitor

Flexible NetFlow フロー モニタのデバッグ出力を有効にするには、特権 EXEC モードで debug flow monitor コマンドを使用します。デバッグ出力をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

debug flow monitor [ error | [ name ] monitor-name [ cache [ error ] | error | packets パケット ] ]

no debug flow monitor [ error | [ name ] monitor-name [ cache [ error ] | error | packets パケット ] ]

構文の説明

error

(任意)すべてのフロー モニタまたは指定されたフロー モニタのフロー モニタ エラーのデバッグをイネーブルにします。

name

(任意)フロー モニタの名前を指定します。

monitor-name

(任意)事前に設定されたフロー モニタの名前。

cache

(任意)フロー モニタ キャッシュのデバッグをイネーブルにします。

cache error

(任意)フロー モニタ キャッシュ エラーのデバッグをイネーブルにします。

packets

(任意)フロー モニタのパケットレベルのデバッグをイネーブルにします。

パケット

(任意)フロー モニタのパケットレベルのデバッグでデバッグするパケットの数。指定できる範囲は 1 ~ 65535 です。

コマンド モード

特権 EXEC

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

次の例は、FLOW-MONITOR-1 のキャッシュが削除されたことを示しています。

Device# debug flow monitor FLOW-MONITOR-1 cache
May 21 21:53:02.839: FLOW MON:  'FLOW-MONITOR-1' deleted cache

debug flow record

Flexible NetFlow フロー レコードのデバッグ出力を有効にするには、特権 EXEC モードで debug flow record コマンドを使用します。デバッグ出力をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

debug flow record [ [ name ] record-name | options { sampler-table } | [ detailed | error ] ]

no debug flow record [ [ name ] record-name | options { sampler-table } | [ detailed | error ] ]

構文の説明

name

(任意)フロー レコードの名前を指定します。

record-name

(任意)前に設定されたユーザ定義のフロー レコードの名前。

options

(任意)他のフロー レコード オプションに関する情報が含まれます。

sampler-table

(任意)サンプラー テーブルに関する情報が含まれます。

detailed

(任意)詳細情報を表示します。

error

(任意)エラーのみを表示します。

コマンド モード

特権 EXEC

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

次に、フロー レコードのデバッグを有効にする例を示します。

Device# debug flow record FLOW-record-1

debug sampler

Flexible NetFlow サンプラーのデバッグ出力をイネーブルにするには、特権 EXEC モードで debug sampler コマンドを使用します。デバッグ出力をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

debug sampler [ detailed | error | [ name ] sampler-name [ detailed | error | sampling samples ] ]

no debug sampler [ detailed | error | [ name ] sampler-name [ detailed | error | sampling ] ]

構文の説明

detailed

(任意)サンプラー要素の詳細デバッグをイネーブルにします。

error

(任意)サンプラー エラーのデバッグをイネーブルにします。

name

(任意)サンプラーの名前を指定します。

sampler-name

(任意)前に設定されたサンプラーの名前。

sampling samples

(任意)サンプリングのデバッグをイネーブルにし、デバッグするサンプルの数を指定します。

コマンド モード

特権 EXEC

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

次に、デバッグ プロセスが SAMPLER-1 というサンプラーの ID を取得した場合の出力例を示します。

Device# debug sampler detailed
*May 28 04:14:30.883: Sampler: Sampler(SAMPLER-1: flow monitor FLOW-MONITOR-1 (ip,Et1/0,O) get ID succeeded:1
*May 28 04:14:30.971: Sampler: Sampler(SAMPLER-1: flow monitor FLOW-MONITOR-1 (ip,Et0/0,I) get ID succeeded:1

説明

フロー モニタ、フロー エクスポータ、またはフロー レコードの説明を設定するには、該当するコンフィギュレーション モードで description コマンドを使用します。説明を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

description 説明

no description 説明

構文の説明

説明

フロー モニタ、フロー エクスポータ、またはフロー レコードを説明するテキスト文字列。

コマンド デフォルト

フロー サンプラー、フロー モニタ、フロー エクスポータ、またはフロー レコードのデフォルトの説明は「ユーザ定義」です。

コマンド モード

次のコマンド モードがサポートされています。

フロー エクスポータ コンフィギュレーション

フロー モニタ コンフィギュレーション

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、該当するコンフィギュレーション モードで no description または default description コマンドを使用します。

次に、フロー モニタの説明を設定する例を示します。

Device(config)# flow monitor FLOW-MONITOR-1
Device(config-flow-monitor)# description Monitors traffic to 172.16.0.1 255.255.0.0

destination

フロー エクスポータのエクスポート宛先を設定するには、フロー エクスポータ コンフィギュレーション モードで destination コマンドを使用します。フロー エクスポータのエクスポート宛先を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

destination { hostname | ip-address } vrf vrf-label

no destination { hostname | ip-address } vrf vrf-label

構文の説明

hostname

NetFlow 情報を送信するデバイスのホスト名。

ip-address

NetFlow 情報を送信するワークステーションの IPv4 アドレス。

vrf

(任意)エクスポート データ パケットをグローバル ルーティング テーブルではなく、名前付きバーチャル プライベート ネットワーク(VPN )ルーティングおよび転送(VRF)インスタンスに送信して、宛先にルーティングするように指定します。

vrf-label

VRF インスタンスの名前。

コマンド デフォルト

エクスポート宛先は設定されていません。

コマンド モード

フロー エクスポータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

各フロー エクスポータには、宛先アドレスまたはホスト名を 1 つのみ指定できます。

デバイスの IP アドレスの代わりに、ホスト名を設定すると、ホスト名は直ちに解決され、IPv4 アドレスが実行コンフィギュレーションに保存されます。ドメイン ネーム システム(DNS)の最初の名前解決に使用されたホスト名と IP アドレスのマッピングが DNS サーバ上で動的に変わる場合は、デバイスでこれが検出されないため、エクスポートされたデータは最初の IP アドレスに送信され続け、データは失われます。

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、フロー エクスポータ コンフィギュレーション モードで no destination または default destination コマンドを使用します。

次の例に、宛先システムに Flexible NetFlow キャッシュ エントリをエクスポートするようにネットワーク デバイスを設定する方法を示します。

Device(config)# flow exporter FLOW-EXPORTER-1
Device(config-flow-exporter)# destination 10.0.0.4

次の例に、VRF-1 という名前の VRF を使用して宛先システムに Flexible NetFlow キャッシュ エントリをエクスポートするようにネットワーク デバイスを設定する方法を示します。

Device(config)# flow exporter FLOW-EXPORTER-1
Device(config-flow-exporter)# destination 172.16.0.2 vrf VRF-1

dscp

フロー エクスポータ データグラムの Differentiated Services Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)の値を設定するには、フロー エクスポータ コンフィギュレーション モードで dscp コマンドを使用します。フロー エクスポータ データグラムの DSCP 値を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

dscp dscp

no dscp dscp

構文の説明

dscp

エクスポートされたデータグラムの DSCP フィールドで使用される DSCP。指定できる範囲は 0 ~ 63 です。デフォルトは 0 です。

コマンド デフォルト

Differentiated Services Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)値は 0 です。

コマンド モード

フロー エクスポータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no dscp または default dscp フロー エクスポータ コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、エクスポートされたデータグラムの DSCP フィールドの値を 22 に設定する例を示します。

Device(config)# flow exporter FLOW-EXPORTER-1
Device(config-flow-exporter)# dscp 22

export-protocol netflow-v9

NetFlow バージョン 9 エクスポートを Flexible NetFlow エクスポータのエクスポート プロトコルとして設定するには、フロー エクスポータ コンフィギュレーション モードで export-protocol netflow-v9 コマンドを使用します。

export-protocol netflow-v9

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

NetFlow バージョン 9 がイネーブルです。

コマンド モード

フロー エクスポータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

デバイスは NetFlow v5 エクスポート フォーマットをサポートしていません。NetFlow v9 エクスポート フォーマットのみがサポートされています。

次の例では、NetFlow バージョン 9 エクスポートを NetFlow エクスポータのエクスポート プロトコルとして設定します。

Device(config)# flow exporter FLOW-EXPORTER-1
Device(config-flow-exporter)# export-protocol netflow-v9

exporter

フロー モニタのフロー エクスポータを追加するには、適切なコンフィギュレーション モードで exporter コマンドを使用します。フロー モニタ用のフロー エクスポータを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

exporter exporter-name

no exporter exporter-name

構文の説明

exporter-name

事前に設定したフロー エクスポータの名前

コマンド デフォルト

エクスポータは設定されていません。

コマンド モード

フロー モニタ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

事前に flow exporter コマンドを使用してフロー エクスポータを作成してから、exporter コマンドを使用してフロー エクスポータをフロー モニタに適用する必要があります。

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no exporter または default exporter フロー モニタ コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次の例では、フロー モニタのエクスポータを設定します。

Device(config)# flow monitor FLOW-MONITOR-1
Device(config-flow-monitor)# exporter EXPORTER-1

フロー エクスポータ

Flexible NetFlow フロー エクスポータを作成するか、既存の Flexible NetFlow フロー エクスポータを変更して、Flexible NetFlow フロー エクスポータ コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで flow exporter コマンドを使用します。Flexible NetFlow フロー エクスポータを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

flow exporter exporter-name

no flow exporter exporter-name

構文の説明

exporter-name

作成または変更するフロー エクスポータの名前。

コマンド デフォルト

Flexible NetFlow フロー エクスポータは、コンフィギュレーション内には存在しません。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー エクスポータでは、フロー モニタ キャッシュ内のデータをリモート システム(たとえば、分析および保管のために NetFlow コレクタを実行するサーバ)にエクスポートします。フロー エクスポータは、コンフィギュレーションで別のエンティティとして作成されます。フロー エクスポータは、フロー モニタにデータ エクスポート機能を提供するためにフロー モニタに割り当てられます。複数のフロー エクスポータを作成して、1 つまたは複数のフロー モニタに適用すると、いくつかのエクスポート先を指定することができます。1 つのフロー エクスポータを作成し、いくつかのフロー モニタに適用することができます。

次に、FLOW-EXPORTER-1 という名前のフロー エクスポータを作成し、Flexible NetFlow フロー エクスポータ コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

Device(config)# flow exporter FLOW-EXPORTER-1
Device(config-flow-exporter)#

フロー モニタ

フロー モニタを作成するか、または既存のフロー モニタを変更して、フロー モニタ コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで flow monitor コマンドを使用します。フロー モニタを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

flow monitor monitor-name

no flow monitor monitor-name

構文の説明

monitor-name

作成または変更するフロー モニタの名前。

コマンド デフォルト

Flexible NetFlow フロー モニタはコンフィギュレーション内には存在しません。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー モニタは、ネットワーク トラフィックのモニタリングを実行するためにインターフェイスに適用される Flexible NetFlow コンポーネントです。フロー モニタは、フロー レコードとキャッシュで構成されます。フロー モニタを作成した後に、フロー モニタにレコードを追加します。フロー モニタのキャッシュは、フロー モニタが最初のインターフェイスに適用されると自動的に作成されます。フロー データは、モニタリング プロセス中にネットワーク トラフィックから収集されます。このデータ収集は、フロー モニタのレコード内のキー フィールドおよび非キー フィールドに基づいて実行され、フロー モニタのキャッシュに保存されます。

次の例では、FLOW-MONITOR-1 という名前のフロー モニタを作成し、フロー モニタ コンフィギュレーション モードを開始します。

Device(config)# flow monitor FLOW-MONITOR-1
Device(config-flow-monitor)#

flow record

Flexible NetFlow フロー レコードを作成するか、既存の Flexible NetFlow フロー レコードを変更して、Flexible NetFlow フロー レコード コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで flow record コマンドを使用します。Flexible NetFlow レコードを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

flow record record-name

no flow record record-name

構文の説明

record-name

作成または変更するフロー レコードの名前。

コマンド デフォルト

Flexible NetFlow フロー レコードは設定されていません。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードでは、フロー内のパケットを識別するために Flexible NetFlow で使用するキーとともに、Flexible NetFlow がフローについて収集する関連フィールドを定義します。キーと関連フィールドを任意の組み合わせで指定して、フロー レコードを定義できます。は、幅広いキー セットをサポートします。フロー レコードでは、フロー単位で収集するカウンタのタイプも定義します。64 ビットのパケットまたはバイト カウンタを設定できます。

次に、FLOW-RECORD-1 という名前のフロー レコードを作成し、Flexible NetFlow フロー レコード コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)#

ip flow monitor

デバイスが受信または転送する IPv4 トラフィックの Flexible NetFlow フロー モニタをイネーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip flow monitor コマンドを使用します。フロー モニタをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

ip flow monitor monitor-name [ sampler sampler-name ] { input | output }

no ip flow monitor monitor-name [ sampler sampler-name ] { input | output }

構文の説明

monitor-name

インターフェイスに適用するフロー モニタの名前。

sampler sampler-name

(任意)フロー モニタ用に指定したフロー サンプラーの名前をイネーブルにします。

input

デバイスがインターフェイスで受信する IPv4トラフィックをモニタします。

output

デバイスがインターフェイスで送信する IPv4 トラフィックをモニタします。

コマンド デフォルト

フロー モニタはイネーブルになっていません。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

ip flow monitor コマンドを使用して、任意のインターフェイスにフロー モニタを適用するには、事前に flow monitor グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、フロー モニタを作成しておく必要があります。

フロー モニタにサンプラーを追加すると、その名前付きサンプラーによって選択されたパケットだけがキャッシュに保存され、フローを形成します。サンプラーを使用するたびに、その使用に対応する統計情報が別個に保存されます。

インターフェイスですでにイネーブルになっているフロー モニタにサンプラーを追加することはできません。まず、そのフロー モニタをインターフェイスから削除してから、同じフロー モニタをサンプラーとともに追加する必要があります。


(注)  

想定される使用状況を得るには、各フローの統計情報をスケールする必要があります。たとえば、100 パケットにつき 1 パケットをサンプリングするサンプラーを使用した場合は、パケット カウンタとバイト カウンタを 100 倍する必要があります。


次に、入力トラフィックのモニタリングのためにフロー モニタをイネーブルにする例を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# ip flow monitor FLOW-MONITOR-1 input

次に、同一のインターフェイスで入出力トラフィックのモニタリングのために同じフロー モニタをイネーブルにする例を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# ip flow monitor FLOW-MONITOR-1 input
Device(config-if)# ip flow monitor FLOW-MONITOR-1 output

次に、同一のインターフェイスで入出力トラフィックのモニタリングのために 2 つの異なるフロー モニタをイネーブルにする例を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# ip flow monitor FLOW-MONITOR-1 input
Device(config-if)# ip flow monitor FLOW-MONITOR-2 output

次に、異なる 2 つのインターフェイスで入出力トラフィックのモニタリングのために同じフロー モニタをイネーブルにする例を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# ip flow monitor FLOW-MONITOR-1 input
Device(config-if)# exit
Device(config)# interface gigabitethernet2/0/3
Device(config-if)# ip flow monitor FLOW-MONITOR-1 output

次に、サンプラーによってサンプリングされる入力パケット数を制限した状態で、入力トラフィックをモニタするようにフロー モニタをイネーブルにする例を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# ip flow monitor FLOW-MONITOR-1 sampler SAMPLER-1 input

次の例では、サンプラーなしでインターフェイスでイネーブルになっているフロー モニタにサンプラーを追加する場合の動作を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# ip flow monitor FLOW-MONITOR-1 sampler SAMPLER-2 input
% Flow Monitor: Flow Monitor 'FLOW-MONITOR-1' is already on in full mode and cannot be enabled with a sampler.

次の例では、フロー モニタをサンプラーと一緒にイネーブルにできるようにするために、インターフェイスからいったん削除する方法を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# no ip flow monitor FLOW-MONITOR-1 input
Device(config-if)# ip flow monitor FLOW-MONITOR-1 sampler SAMPLER-2 input

ipv6 flow monitor

デバイスが受信または転送する IPv6 トラフィックのフロー モニタをイネーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ipv6 flow monitor コマンドを使用します。 フロー モニタをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

ipv6 flow monitor monitor-name [ sampler sampler-name ] { input | output }

no ipv6 flow monitor monitor-name [ sampler sampler-name ] { input | output }

構文の説明

monitor-name

インターフェイスに適用するフロー モニタの名前。

sampler sampler-name

(任意)フロー モニタ用に指定したフロー サンプラーの名前をイネーブルにします。

input

デバイスがインターフェイスで受信する IPv6 トラフィックをモニタします。

output

デバイスがインターフェイスで送信する IPv6 トラフィックをモニタします。

コマンド デフォルト

フロー モニタはイネーブルになっていません。

コマンド モード

インターフェイス コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

ipv6 flow monitor コマンドを使用して、フロー モニタをインターフェイスに適用するには、flow monitor グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、フロー モニタを事前に作成しておく必要があります。

フロー モニタにサンプラーを追加すると、その名前付きサンプラーによって選択されたパケットだけがキャッシュに保存され、フローを形成します。サンプラーを使用するたびに、その使用に対応する統計情報が別個に保存されます。

インターフェイスですでにイネーブルになっているフロー モニタにサンプラーを追加することはできません。まず、そのフロー モニタをインターフェイスから削除してから、同じフロー モニタをサンプラーとともに追加する必要があります。


(注)  

想定される使用状況を得るには、各フローの統計情報をスケールする必要があります。たとえば、100 パケットにつき 1 パケットをサンプリングするサンプラーを使用した場合は、パケット カウンタとバイト カウンタを 100 倍する必要があります。


次に、入力トラフィックのモニタリングのためにフロー モニタをイネーブルにする例を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# ipv6 flow monitor FLOW-MONITOR-1 input

次に、同一のインターフェイスで入出力トラフィックのモニタリングのために同じフロー モニタをイネーブルにする例を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# ipv6 flow monitor FLOW-MONITOR-1 input
Device(config-if)# ipv6 flow monitor FLOW-MONITOR-1 output

次に、同一のインターフェイスで入出力トラフィックのモニタリングのために 2 つの異なるフロー モニタをイネーブルにする例を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# ipv6 flow monitor FLOW-MONITOR-1 input
Device(config-if)# ipv6 flow monitor FLOW-MONITOR-2 output

次に、異なる 2 つのインターフェイスで入出力トラフィックのモニタリングのために同じフロー モニタをイネーブルにする例を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# ipv6 flow monitor FLOW-MONITOR-1 input
Device(config-if)# exit
Device(config)# interface gigabitethernet2/0/3
Device(config-if)# ipv6 flow monitor FLOW-MONITOR-1 output

次に、サンプラーによってサンプリングされる入力パケット数を制限した状態で、入力トラフィックをモニタするようにフロー モニタをイネーブルにする例を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# ipv6 flow monitor FLOW-MONITOR-1 sampler SAMPLER-1 input

次の例では、サンプラーなしでインターフェイスでイネーブルになっているフロー モニタにサンプラーを追加する場合の動作を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# ipv6 flow monitor FLOW-MONITOR-1 sampler SAMPLER-2 input
% Flow Monitor: Flow Monitor 'FLOW-MONITOR-1' is already on in full mode and cannot be enabled with a sampler.

次の例では、フロー モニタをサンプラーと一緒にイネーブルにできるようにするために、インターフェイスからいったん削除する方法を示します。

Device(config)# interface gigabitethernet1/0/1
Device(config-if)# no ipv6 flow monitor FLOW-MONITOR-1 input
Device(config-if)# ipv6 flow monitor FLOW-MONITOR-1 sampler SAMPLER-2 input

match datalink dot1q priority

802.1Q(dot1q)優先順位値をフロー レコードのキー フィールドとして設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match datalink dot1q priority コマンドを使用します。優先順位をフロー レコードのキー フィールドとして使用することを無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match datalink dot1q priority

no match datalink dot1q priority

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

優先順位フィールドはキー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

match datalink dot1q priority コマンドの観測点は、コマンドで指定されたフロー レコードを含むフロー モニタが適用されているインターフェイスです。

次に、802.1Q 優先順位をフロー レコードのキー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match datalink dot1q priority

match datalink dot1q vlan

802.1Q(dot1q)VLAN 値をフロー レコードのキー フィールドとして設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match datalink dot1q vlan コマンドを使用します。802.1Q VLAN 値をフロー レコードのキー フィールドとして使用することを無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match datalink dot1q vlan { input | output }

no match datalink dot1q vlan { input | output }

構文の説明

input

が受信しているトラフィックの VLAN ID をキー フィールドとして設定します。

output

が送信しているトラフィックのVLAN ID をキー フィールドとして設定します。

コマンド デフォルト

802.1Q VLAN ID はキー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

match datalink dot1q vlan コマンドの input および output キーワードは、match datalink dot1q vlan コマンドがネットワーク トラフィックに固有の 802.1q VLAN ID に基づいてフローを作成するために使用する観測点を指定します。

次に、が受信しているトラフィックの 802.1Q VLAN ID をフロー レコードのキー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match datalink dot1q vlan input

match datalink ethertype

パケットの EtherType をフロー レコードのキー フィールドとして設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match datalink ethertype コマンドを使用します。パケットの EtherType をフロー レコードのキー フィールドとして使用する設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match datalink ethertype

no match datalink ethertype

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

パケットの EtherType はキー フィールドとして設定されません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

match datalink ethertype コマンドを使用して、パケットの EtherType をフロー レコードのキー フィールドとして設定すると、トラフィック フローは、インターフェイスに割り当てられたフロー モニタのタイプに基づいて作成されます。

  • datalink flow monitor インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、データリンク フロー モニタがインターフェイスに割り当てられると、異なるレイヤ 2 プロトコルに対して一意のフローが作成されます。

  • ip flow monitor インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、IP フロー モニタがインターフェイスに割り当てられると、異なる IPv4 プロトコルに対して一意のフローが作成されます。

  • ipv6 flow monitor インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、IPv6 フロー モニタがインターフェイスに割り当てられると、異なる IPv6 プロトコルに対して一意のフローが作成されます。

このコマンドをデフォルトの設定に戻すには、no match datalink ethertype または default match datalink ethertype フロー レコード コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次の例では、パケットの EtherType を Flexible NetFlow フロー レコードのキー フィールドとして設定しています。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match datalink ethertype

match datalink mac

フロー レコードのキー フィールドとして MAC アドレスを使用するように設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match datalink mac コマンドを使用します。フロー レコードのキー フィールドとして MAC アドレスを使用する設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match datalink mac { destination address { input | output } | source address { input | output } }

no match datalink mac { destination address { input | output } | source address { input | output } }

構文の説明

destination address

キー フィールドとして宛先 MAC アドレスを使用するように設定します。

input

入力パケットの MAC アドレスを指定します。

output

出力パケットの MAC アドレスを指定します。

source address

キー フィールドとして送信元 MAC アドレスを使用するように設定します。

コマンド デフォルト

MAC アドレスは、キー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

input および output キーワードを使用して、match datalink mac コマンドで使用する観測ポイントを指定し、ネットワーク トラフィックの一意の MAC アドレスに基づいてフローを作成します。


(注)  

データリンク フロー モニタがインターフェイスまたは VLAN レコードに割り当てられている場合、非 IPv6 または非 IPv4 トラフィック用のフローだけが作成されます。

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no match datalink mac または default match datalink mac フロー レコード コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次の例では、フロー レコードのキー フィールドとして、デバイスによって送信されるパケットの送信元 MAC アドレスを使用するように設定します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match datalink mac source address output

次の例では、フロー レコードのキー フィールドとして、デバイスによって受信されるパケットの宛先 MAC アドレスを使用するように設定します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match datalink mac destination address input

match datalink vlan

VLAN ID をフロー レコードのキー フィールドとして設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match datalink vlan コマンドを使用します。VLAN ID をフロー レコードのキー フィールドとして使用することを無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match datalink vlan { input | output }

no match datalink vlan { input | output }

構文の説明

input

デバイスが受信しているトラフィックの VLAN ID をキー フィールドとして設定します。

output

デバイスが送信しているトラフィックのVLAN ID をキー フィールドとして設定します。

コマンド デフォルト

VLAN ID はキー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

match datalink vlan コマンドの input および output キーワードは、match datalink vlan コマンドがネットワーク トラフィックに固有の VLAN ID に基づいてフローを作成するために使用する観測点を指定します。

次に、デバイスが受信しているトラフィックの VLAN ID をフロー レコードのキー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match datalink vlan input

match flow cts

フロー レコードの CTS 送信元グループ タグおよび宛先グループ タグを設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match flow cts コマンドを使用します。グループ タグをフロー レコードのキー フィールドとして使用することを無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match flow cts { source | destination } group-tag

no match flow cts { source | destination } group-tag

構文の説明

cts destination group-tag

CTS 宛先フィールド グループをキー フィールドとして設定します。

cts source group-tag

CTS 送信元フィールド グループをキー フィールドとして設定します。

コマンド デフォルト

CTS 宛先または送信元フィールド グループ、フロー方向およびフロー サンプラー ID は、キー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

Flexible NetFlow フロー レコード コンフィギュレーション(config-flow-record)

ポリシー インライン コンフィギュレーショ(config-if-policy-inline)

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.7.3E

このコマンドが導入されました。

Cisco IOS XE Denali 16.2.1

このコマンドが再度導入されました。このコマンドは Cisco IOS XE Denali 16.1.x ではサポートされていませんでした。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

次に、送信元グループ タグをキー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match flow cts source group-tag

match flow direction

フロー方向をフロー レコードのキー フィールドとして設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match flow direction コマンドを使用します。フロー方向をフロー レコードのキー フィールドとして使用することを無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match flow direction

no match flow direction

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

フロー方向はキー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

match flow direction コマンドは、フローの方向をキー フィールドとしてキャプチャします。この機能は、入力フローと出力フローに対して単一のフロー モニタが設定されている場合に最も役立ちます。また、入力と出力で 1 回ずつ、2 回モニタされているフローを見つけ、除外するために使用することができます。このコマンドは、2 つのフローが反対方向に流れている場合に、エクスポートされたデータ内のフローのペアを一致させるために役立つ場合もあります。

次に、フローがモニタされた方向をキー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match flow direction

match interface

入力インターフェイスと出力インターフェイスをフロー レコードのキー フィールドとして設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match interface コマンドを使用します。入力インターフェイスと出力インターフェイスをフロー レコードのキー フィールドとして使用することを無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match interface { input | output }

no match interface { input | output }

構文の説明

input

入力インターフェイスをキー フィールドとして設定します。

output

出力インターフェイスをキー フィールドとして設定します。

コマンド デフォルト

入力インターフェイスと出力インターフェイスは、キー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

次に、入力インターフェイスをキー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match interface input

次に、出力インターフェイスをキー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match interface output

match ipv4

フロー レコードのキー フィールドとして 1 つ以上の IPv4 フィールドを設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match ipv4 コマンドを使用します。フロー レコードのキー フィールドとして 1 つ以上の IPv4 フィールドを使用する設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match ipv4 { destination address | protocol | source address | tos | ttl | version }

no match ipv4 { destination address | protocol | source address | tos | ttl | version }

構文の説明

destination address

キー フィールドとして IPv4 宛先アドレスを設定します。詳細については、match ipv4 destination addressを参照してください。

protocol

キー フィールドとして IPv4 プロトコルを設定します。

source address

キー フィールドとして IPv4 宛先アドレスを設定します。詳細については、match ipv4 source addressを参照してください。

tos

キー フィールドとして IPv4 ToS を設定します。

ttl

フロー レコードのキー フィールドとして IPv4 存続可能時間(TTL)フィールドを設定します。詳細については、match ipv4 ttlを参照してください。

version

キー フィールドとして IPv4 ヘッダーの IP バージョンを設定します。

コマンド デフォルト

ユーザ定義のフロー レコードのキー フィールドとして 1 つ以上の IPv4 フィールドを使用する設定は、イネーブルになっていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義します。

次の例では、キー フィールドとして IPv4 プロトコルを設定します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match ipv4 protocol

match ipv4 destination address

IPv4 宛先アドレスをフロー レコードのキー フィールドとして設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match ipv4 destination address コマンドを使用します。IPv4 宛先アドレスをフロー レコードのキー フィールドとして使用する設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match ipv4 destination address

no match ipv4 destination address

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

IPv4 宛先アドレスはキー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no match ipv4 destination address または default match ipv4 destination address フロー レコード コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次の例では、IPv4 宛先アドレスをフロー レコードのキー フィールドとして設定します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match ipv4 destination address

match ipv4 source address

フロー レコードのキー フィールドとして IPv4 送信元アドレスを設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match ipv4 source address コマンドを使用します。フロー レコードのキー フィールドとして IPv4 送信元アドレスを使用する設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match ipv4 source address

no match ipv4 source address

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

IPv4 送信元アドレスがキー フィールドとして設定されません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no match ipv4 source address または default match ipv4 source address フロー レコード コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、キー フィールドとして IPv4 送信元アドレスを設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match ipv4 source address

match ipv4 ttl

フロー レコードのキー フィールドとして IPv4 存続可能時間(TTL)フィールドを設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match ipv4 ttl コマンドを使用します。フロー レコードのキー フィールドとして IPv4 TTL を使用する設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match ipv4 ttl

no match ipv4 ttl

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

IPv4 存続可能時間(TTL)フィールドは、キー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match ipv4 ttl コマンドを使用して定義します。

次に、キー フィールドとして IPv4 TTL を設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match ipv4 ttl

match ipv6

フロー レコードのキー フィールドとして 1 つ以上の IPv6 フィールドを設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match ipv6 コマンドを使用します。フロー レコードのキー フィールドとして 1 つ以上の IPv6 フィールドを使用する設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match ipv6 { destination address | hop-limit | protocol | source address | traffic-class | version }

no match ipv6 { destination address | hop-limit | protocol | source address | traffic-class | version }

構文の説明

destination address

キー フィールドとして IPv4 宛先アドレスを設定します。詳細については、match ipv6 destination addressを参照してください。

hop-limit

キー フィールドとして IPv6 ホップ リミットを設定します。詳細については、match ipv6 hop-limitを参照してください。

protocol

キー フィールドとして IPv6 プロトコルを設定します。

source address

キー フィールドとして IPv4 宛先アドレスを設定します。詳細については、match ipv6 source addressを参照してください。

traffic-class

キー フィールドとして IPv6 トラフィック クラスを設定します。

version

キー フィールドとして IPv6 ヘッダーの IPv6 バージョンを設定します。

コマンド デフォルト

IPv6 の各フィールドは、キー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

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使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

次の例では、キー フィールドとして IPv6 プロトコル フィールドを設定します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match ipv6 protocol

match ipv6 destination address

フロー レコードのキー フィールドとして IPv6 宛先アドレスを設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match ipv6 destination address コマンドを使用します。フロー レコードのキー フィールドとして IPv6 宛先アドレスを使用する設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match ipv6 destination address

no match ipv6 destination address

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

IPv6 宛先アドレスはキー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no match ipv6 destination address または default match ipv6 destination address フロー レコード コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次の例では、キー フィールドとして IPv6 宛先アドレスを設定します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match ipv6 destination address

match ipv6 hop-limit

フロー レコードのキー フィールドとして IPv6 ホップ リミットを設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match ipv6 hop-limit コマンドを使用します。フロー レコードのキー フィールドとして IPv6 パケットのセクションを使用する設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match ipv6 hop-limit

no match ipv6 hop-limit

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

ユーザ定義のフロー レコードのキー フィールドとして IPv6 ホップ リミットを使用する設定は、デフォルトでイネーブルになっていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

次に、キー フィールドとしてフロー パケットのホップ リミットを設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match ipv6 hop-limit

match ipv6 source address

IPv6 送信元アドレスをフロー レコードのキー フィールドとして設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match ipv6 source address コマンドを使用します。IPv6 送信元アドレスをフロー レコードのキー フィールドとして使用するのをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match ipv6 source address

no match ipv6 source address

構文の説明

このコマンドには引数またはキーワードはありません。

コマンド デフォルト

IPv6 送信元アドレスはキー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no match ipv6 source address または default match ipv6 source address フロー レコード コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、IPv6 送信元アドレスをキー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match ipv6 source address

match transport

フロー レコードのキー フィールドとして 1 つ以上のトランスポート フィールドを設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match transport コマンドを使用します。フロー レコードのキー フィールドとして 1 つ以上のトランスポート フィールドを使用する設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match transport { destination-port | icmp ipv4 | icmp ipv6 | igmp type | source-port }

no match transport { destination-port | icmp ipv4 | icmp ipv6 | igmp type | source-port }

構文の説明

destination-port

キー フィールドとしてトランスポート宛先ポートを設定します。

icmp ipv4

ICMP IPv4 のタイプ フィールドとコード フィールドをキー フィールドとして設定します。詳細については、match transport icmp ipv4を参照してください。

icmp ipv6

ICMP IPv6 のタイプ フィールドとコード フィールドをキー フィールドとして設定します。詳細については、match transport icmp ipv6を参照してください。

igmp type

システム稼働時間に基づくタイム スタンプをキー フィールドとして設定します。

source-port

キー フィールドとしてトランスポート送信元ポートを設定します。

コマンド デフォルト

トランスポート フィールドは、キー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

次の例では、宛先ポートをキー フィールドとして設定します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match transport destination-port

次の例では、送信元ポートをキー フィールドとして設定します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match transport source-port

match transport icmp ipv4

ICMP IPv4 のタイプ フィールドとコード フィールドをフロー レコードのキー フィールドとして設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match transport icmp ipv4 コマンドを使用します。ICMP IPv4 のタイプ フィールドとコード フィールドをフロー レコードのキー フィールドとして使用するのをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match transport icmp ipv4 { code | type }

no match transport icmp ipv4 { code | type }

構文の説明

code

ICMP IPv4 コードをキー フィールドとして設定します。

type

ICMP IPv4 タイプをキー フィールドとして設定します。

コマンド デフォルト

ICMP IPv4 のタイプ フィールドとコード フィールドはキー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

次に、ICMP IPv4 コード フィールドをキー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match transport icmp ipv4 code

次に、ICMP IPv4 タイプ フィールドをキー フィールドとして設定する例を示します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match transport icmp ipv4 type

match transport icmp ipv6

ICMP IPv6 タイプ フィールドおよびコード フィールドをフロー レコードのキー フィールドとして設定するには、フロー レコード コンフィギュレーション モードで match transport icmp ipv6 コマンドを使用します。ICMP IPv6 タイプ フィールドおよびコード フィールドをフロー レコードのキー フィールドとして使用する設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

match transport icmp ipv6 { code | type }

no match transport icmp ipv6 { code | type }

構文の説明

code

IPv6 ICMP コードをキー フィールドとして設定します。

type

IPv6 ICMP タイプをキー フィールドとして設定します。

コマンド デフォルト

ICMP IPv6 タイプ フィールドおよびコード フィールドはキー フィールドとして設定されていません。

コマンド モード

フロー レコード コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー レコードをフロー モニタで使用するには、1 つ以上のキー フィールドが必要になります。各フローには、各キー フィールドに 1 組の一意の値が設定されているため、このキー フィールドによって各フローが区別されます。キー フィールドは、match コマンドを使用して定義されます。

次の例では、IPv6 ICMP コード フィールドをキー フィールドとして設定します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match transport icmp ipv6 code

次の例では、IPv6 ICMP タイプ フィールドをキー フィールドとして設定します。

Device(config)# flow record FLOW-RECORD-1
Device(config-flow-record)# match transport icmp ipv6 type

mode random 1 out-of

ランダム サンプリングを有効にし、Flexible NetFlow サンプラーのパケット間隔を指定するには、サンプラー コンフィギュレーション モードで mode random 1 out-of コマンドを使用します。Flexible NetFlow サンプラーのパケット間隔情報を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

mode random 1 out-of window-size

no mode

構文の説明

window-size

パケットを選択するウィンドウ サイズを指定します。指定できる範囲は 2 ~ 1024 です。

コマンド デフォルト

サンプラーのモードとパケット間隔は設定されていません。

コマンド モード

サンプラー コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

Cisco IOS XE 3.3SE

deterministic キーワードが削除されました。

使用上のガイドライン

では、計 4 つの固有のサンプラーがサポートされています。パケットは、トラフィック パターンのバイアスを除外し、モニタリングを回避するためのユーザによる試行を無効にする方法で選択されます。


(注)  

deterministic キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングには表示されますが、サポートされていません。

次の例では、ウィンドウ サイズ 1000 でランダム サンプリングをイネーブルにします。

Device(config)# sampler SAMPLER-1
Device(config-sampler)# mode random 1 out-of 1000

オプション

Flexible NetFlow のフロー エクスポータのオプションのデータ パラメータを設定するには、フロー エクスポータ コンフィギュレーション モードで option コマンドを使用します。フロー エクスポータのオプションのデータ パラメータを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

option { exporter-stats | interface-table | sampler-table } [ timeout seconds ]

no option { exporter-stats | interface-table | sampler-table }

構文の説明

exporter-stats

フロー エクスポータの統計情報オプションを設定します。

interface-table

フロー エクスポータのインターフェイス テーブル オプションを設定します。

sampler-table

フロー エクスポータのエクスポート サンプラー テーブル オプションを設定します。

timeout seconds

(任意)フロー エクスポータのオプションの再送時間を秒単位で設定します。指定できる範囲は 1 ~ 86400 です。デフォルトは 600 です。

コマンド デフォルト

タイムアウトは 600 秒です。他のすべてのオプション データ パラメータは設定されていません。

コマンド モード

フロー エクスポータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

Cisco IOS XE 3.3SE

application-table および usermac-table キーワードが追加されました。

使用上のガイドライン

option exporter-stats コマンドを実行すると、レコード数、バイト数、送信されたパケット数など、エクスポータの統計情報が定期的に送信されます。このコマンドを使用して、コレクタは受信するエクスポート レコードのパケット損失を見積もります。オプションのタイムアウトでは、レポートが送信される頻度を変更できます。

option interface-table コマンドを実行すると、オプション テーブルが定期的に送信されます。このオプション テーブルを使用して、コレクタはフロー レコードに記録されている SNMP インターフェイス インデックスを各インターフェイス名にマッピングします。オプションのタイムアウトでは、レポートが送信される頻度を変更できます。

option sampler-table コマンドを実行すると、オプション テーブルが定期的に送信されます。このオプション テーブルには、各サンプラーの設定の詳細が含まれており、これを使用して、コレクタは任意のフロー レコードに記録されているサンプラー ID を、フローの統計情報のスケール アップに使用可能な設定にマッピングします。オプションのタイムアウトでは、レポートが送信される頻度を変更できます。

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no option または default option フロー エクスポータ コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次の例では、サンプラー オプション テーブルの定期的な送信をイネーブルにして、コレクタでサンプラー ID をサンプラーのタイプとレートにマッピングする方法を示します。

Device(config)# flow exporter FLOW-EXPORTER-1
Device(config-flow-exporter)# option sampler-table

次の例では、レコード数、バイト数、送信されたパケット数など、エクスポータの統計情報の定期的な送信をイネーブルする方法を示します。

Device(config)# flow exporter FLOW-EXPORTER-1
Device(config-flow-exporter)# option exporter-stats

次の例では、オプション テーブルの定期的な送信をイネーブルにし、そのオプション テーブルをコレクタで使用して、フローレコードに記録されている SNMP インターフェイス インデックスをインターフェイス名にマッピングする方法を示します。

Device(config)# flow exporter FLOW-EXPORTER-1
Device(config-flow-exporter)# option interface-table

record

Flexible NetFlow フロー モニタのフロー レコードを追加するには、フロー モニタ コンフィギュレーション モードで record コマンドを使用します。Flexible NetFlow フロー モニタのフロー レコードを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

record record-name

no record

構文の説明

record-name

事前に設定したユーザ定義のフロー レコードの名前。

コマンド デフォルト

フロー レコードは設定されていません。

コマンド モード

フロー モニタ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー モニタごとに、キャッシュ エントリの内容およびレイアウトを定義するレコードが必要です。フロー モニタがさまざまな事前定義済みレコード フォーマットの 1 つを使用することも、上級ユーザが独自のレコード フォーマットを作成することもできます。


(注)  

フロー モニタで record コマンドのパラメータを変更する前に、no ip flow monitor コマンドを使用して、すべてのインターフェイスから適用済みのフロー モニタを削除する必要があります。


次の例では、FLOW-RECORD-1 を使用するようにフロー モニタを設定します。

Device(config)# flow monitor FLOW-MONITOR-1
Device(config-flow-monitor)# record FLOW-RECORD-1

sampler

Flexible NetFlow フロー サンプラーを作成するか、または既存の Flexible NetFlow フロー サンプラーを変更し、Flexible NetFlow サンプラー コンフィギュレーション モードを開始するには、グローバル コンフィギュレーション モードで、sampler コマンドを使用します。サンプラーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

sampler sampler-name

no sampler sampler-name

構文の説明

sampler-name

作成または変更するフロー サンプラーの名前。

コマンド デフォルト

Flexible NetFlow フロー サンプラーは設定されません。

コマンド モード

グローバル コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー サンプラーは分析されるパケット数を制限することで、トラフィックをモニタするために Flexible NetFlow によってネットワーク デバイスで生じる負荷を軽減するために使用されます。2 ~ 1024 パケットの範囲から 1 パケットの割合でサンプリング レートを設定します。フロー サンプラーは、サンプリングされた Flexible NetFlow を実装するためにフロー モニタとともにインターフェイスに適用されます。

フロー サンプリングをイネーブルにするには、トラフィック分析に使用して、フロー モニタに割り当てるレコードを設定します。インターフェイスにサンプラーを含むフロー モニタを適用すると、サンプリングされたパケットはサンプラーによって指定されたレートで分析され、フロー モニタに対応するフロー レコードと比較されます。分析されるパケットがフロー レコードによって指定された条件を満たす場合、フロー モニタ キャッシュに追加されます。

次に、フロー サンプラーの名前 SAMPLER-1 を作成する例を示します。

Device(config)# sampler SAMPLER-1
Device(config-sampler)#

show flow exporter

フロー エクスポータのステータスと統計情報を表示するには、特権 EXEC モードで show flow exporter コマンドを使用します。

show flow exporter [ broker [ detail | picture ] | export-ids netflow-v9 | [ name ] exporter-name [ statistics | templates ] | statistics | templates ]

構文の説明

broker

(任意)Flexible NetFlow フロー エクスポータのブローカのステータスに関する情報を表示します。

detail

(任意)フロー エクスポータのブローカに関する詳細な情報を表示します。

picture

(任意)ブローカ状態の画像を表示します。

export-ids netflow-v9

(任意)エクスポート可能な NetFlow バージョン 9 エクスポート フィールドとその ID を表示します。

name

(任意)フロー エクスポータの名前を指定します。

exporter-name

(任意)前に設定されたフロー エクスポータの名前。

statistics

(任意)すべてのフロー エクスポータまたは指定されたフロー エクスポータの統計情報を表示します。

templates

(任意)すべてのフロー エクスポータまたは指定されたフロー エクスポータのテンプレート情報を表示します。

コマンド デフォルト

なし

コマンド モード

特権 EXEC

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

次に、デバイスで設定されているすべてのフロー エクスポータのステータスと統計情報を表示する例を示します。

Device# show flow exporter
Flow Exporter FLOW-EXPORTER-1:
  Description:              Exports to the datacenter
  Export protocol:          NetFlow Version 9
  Transport Configuration:
    Destination IP address: 192.168.0.1
    Source IP address:      192.168.0.2
    Transport Protocol:     UDP
    Destination Port:       9995
    Source Port:            55864
    DSCP:                   0x0
    TTL:                    255
    Output Features:        Used

次の表で、この出力に表示される重要なフィールドについて説明します。

表 1. show flow exporter のフィールドの説明

フィールド

説明

Flow Exporter

設定したフロー エクスポータの名前。

説明

エクスポータに設定した説明、またはユーザ定義のデフォルトの説明。

Transport Configuration

このエクスポータのトランスポート設定フィールド。

宛先 IP アドレス

宛先ホストの IP アドレス。

送信元 IP アドレス

エクスポートされたパケットで使用される送信元 IP アドレス。

トランスポート プロトコル

エクスポートされたパケットで使用されるトランスポート層プロトコル。

宛先ポート

エクスポートされたパケットが送信される宛先 UDP ポート。

送信元ポート

エクスポートされたパケットが送信される送信元 UDP ポート。

DSCP

Differentiated Services Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)値。

TTL

存続可能時間値。

Output Features

output-features コマンドが使用されたかどうかを指定します。このコマンドが使用されると、Flexible NetFlow エクスポート パケット上で出力機能が実行されます。

次に、デバイスで設定されているすべてのフロー エクスポータのステータスと統計情報を表示する例を示します。

Device# show flow exporter name FLOW-EXPORTER-1 statistics
Flow Exporter FLOW-EXPORTER-1:
  Packet send statistics (last cleared 2w6d ago):
    Successfully sent:         0                     (0 bytes)

show flow interface

インターフェイスの Flexible NetFlow 設定およびステータスを表示するには、特権 EXEC モードで show flow interface コマンドを使用します。

show flow interface [ type number ]

構文の説明

type

(任意)Flexible NetFlow アカウンティング設定情報を表示するインターフェイスのタイプ。

number

(任意)Flexible NetFlow アカウンティング設定情報を表示するインターフェイスの番号。

コマンド モード

特権 EXEC

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

次に、イーサネット インターフェイス 0/0 と 0/1 の Flexible NetFlow アカウンティング設定を表示する例を示します。

Device# show flow interface gigabitethernet1/0/1

Interface Ethernet1/0
        monitor:         FLOW-MONITOR-1
        direction:       Output
        traffic(ip):     on
Device# show flow interface gigabitethernet1/0/2
Interface Ethernet0/0
        monitor:         FLOW-MONITOR-1
        direction:       Input
        traffic(ip):     sampler SAMPLER-2#

次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。

表 2. show flow interface のフィールドの説明

フィールド

説明

インターフェイス

情報が適用されるインターフェイス。

モニタ

インターフェイス上に設定されているフロー モニタの名前

direction:

フロー モニタによってモニタされているトラフィックの方向。

次の値が可能です。

  • Input:インターフェイスが受信しているトラフィック。

  • Output:インターフェイスが送信しているトラフィック。

traffic(ip)

フロー モニタが通常モードとサンプラー モードのどちらであるかを示します。

次の値が可能です。

  • on:通常モード。

  • sampler:サンプラー モード(サンプラーの名前も表示されます)。

show flow monitor

Flexible NetFlow フロー モニタのステータスと統計情報を表示するには、特権 EXEC モードで show flow monitor コマンドを使用します。

show flow monitor [ broker [ detail | picture ] | [ name ] monitor-name [ cache [ format { csv | record | table } ] ] | provisioning | statistics ]

構文の説明

broker

(任意)フロー モニタのブローカの状態に関する情報を表示します。

detail

(任意)フロー モニタのブローカに関する詳細情報を表示します。

picture

(任意)ブローカ状態の画像を表示します。

name

(任意)フロー モニタの名前を指定します。

monitor-name

(任意)事前に設定されたフロー モニタの名前。

cache

(任意)フロー モニタのキャッシュの内容を表示します。

format

(任意)ディスプレイ出力のフォーマット オプションのいずれかを使用することを指定します。

csv

(任意)フロー モニタのキャッシュの内容をカンマ区切り値(CSV)形式で表示します。

record

(任意)フロー モニタのキャッシュの内容をレコード形式で表示します。

table

(任意)フロー モニタのキャッシュの内容を表形式で表示します。

provisioning

(任意)フロー モニタのプロビジョニング情報を表示します。

statistics

(任意)フロー モニタの統計情報を表示します。

コマンド モード

特権 EXEC

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

cache キーワードでは、デフォルトでレコード形式が使用されます。

show flow monitor monitor-name cache コマンドのディスプレイ出力に含まれる大文字のフィールド名は、フローの識別に Flexible NetFlow が使用するキー フィールドです。show flow monitor monitor-name cache コマンドのディスプレイ出力に含まれる小文字のフィールド名は、Flexible NetFlow がキャッシュの追加データとして値を収集する非キー フィールドです。

次の例では、フロー モニタのステータスを表示します。

Device# show flow monitor FLOW-MONITOR-1
 
Flow Monitor FLOW-MONITOR-1:
  Description:       Used for basic traffic analysis
  Flow Record:       flow-record-1
  Flow Exporter:     flow-exporter-1
                     flow-exporter-2
  Cache:
    Type:              normal
    Status:            allocated
    Size:              4096 entries / 311316 bytes
    Inactive Timeout:  15 secs
    Active Timeout:    1800 secs
    Update Timeout:    1800 secs

次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。

表 3. show flow monitor monitor-name フィールドの説明

フィールド

説明

フロー モニタ

設定したフロー モニタの名前。

説明

モニタに設定した説明、またはユーザ定義のデフォルトの説明。

フロー レコード

フロー モニタに割り当てられたフロー レコード。

Flow Exporter

フロー モニタに割り当てられたエクスポータ。

Cache

フロー モニタのキャッシュに関する情報。

タイプ

フロー モニタのキャッシュ タイプ。

次の値が可能です。

  • immediate:フローは即座に期限切れになります。

  • normal:フローは通常どおり期限切れになります。

  • Permanent:フローは期限切れになりません。

Status(ステータス)

フロー モニタのキャッシュのステータス。

次の値が可能です。

  • allocated:キャッシュが割り当てられています。

  • being deleted:キャッシュが削除されています。

  • not allocated:キャッシュが割り当てられていません。

サイズ

現在のキャッシュ サイズ。

Inactive Timeout

非アクティブ タイムアウトの現在の値(秒単位)。

Active Timeout

アクティブ タイムアウトの現在の値(秒単位)。

Update Timeout

更新タイムアウトの現在の値(秒単位)。

次の例では、FLOW-MONITOR-1 という名前のフロー モニタのステータス、統計情報、およびデータを表示します。

Device# show flow monitor FLOW-MONITOR-1 cache
  Cache type:                               Normal (Platform cache)
  Cache size:                              Unknown
  Current entries:                               1

  Flows added:                                   3
  Flows aged:                                    2
    - Active timeout      (   300 secs)          2

DATALINK MAC SOURCE ADDRESS INPUT:       0000.0000.1000
DATALINK MAC DESTINATION ADDRESS INPUT:  6400.F125.59E6
IPV6 SOURCE ADDRESS:                     2001:DB8::1
IPV6 DESTINATION ADDRESS:                2001:DB8:1::1
TRNS SOURCE PORT:                        1111
TRNS DESTINATION PORT:                   2222
IP VERSION:                              6
IP PROTOCOL:                             6
IP TOS:                                  0x05
IP TTL:                                  11
tcp flags:                               0x20
counter bytes long:                      132059538
counter packets long:                    1158417

次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。

表 4. show flow monitor monitor-name cache フィールドの説明

フィールド

説明

Cache type

フロー モニタのキャッシュ タイプ。この値は常に normal となります。これが唯一サポートされているキャッシュ タイプです。

Cache Size

キャッシュ内のエントリ数。

Current entries

キャッシュ内の使用中のエントリ数。

Flows added

キャッシュの作成後にキャッシュに追加されたフロー

Flows aged

キャッシュの作成後に期限切れになったフロー

Active timeout

アクティブ タイムアウトの現在の値(秒単位)。

Inactive timeout

非アクティブ タイムアウトの現在の値(秒単位)。

DATALINK MAC SOURCE ADDRESS INPUT

入力パケットの MAC 送信元アドレス。

DATALINK MAC DESTINATION ADDRESS INPUT

入力パケットの MAC 宛先アドレス。

IPV6 SOURCE ADDRESS

IPv6 送信元アドレスです。

IPV6 DESTINATION ADDRESS

IPv6 宛先アドレス。

TRNS SOURCE PORT

トランスポート プロトコルの送信元ポート。

TRNS DESTINATION PORT

トランスポート プロトコルの宛先ポート。

IP VERSION

IP バージョン。

IP PROTOCOL

プロトコル番号。

IP TOS

IP タイプ オブ サービス(ToS)の値。

IP TTL

IP 存続可能時間(TTL)の値。

tcp flags

TCP フラグの値。

counter bytes

カウントされたバイト数。

counter packets

カウントされたパケット数。

次の例では、FLOW-MONITOR-1 という名前のフロー モニタのステータス、統計情報、およびデータを表形式で表示します。

Device# show flow monitor FLOW-MONITOR-1 cache format table
  Cache type:                           Normal (Platform cache)
  Cache size:                          Unknown
  Current entries:                           1

  Flows added:                               3
  Flows aged:                                2
    - Active timeout      (   300 secs)      2

DATALINK MAC SRC ADDR INPUT  DATALINK MAC DST ADDR INPUT  IPV6 SRC ADDR  IPV6 DST ADDR  TRNS SRC PORT  TRNS DST PORT  IP VERSION  IP PROT  IP TOS  IP TTL  tcp flags  bytes long  pkts long
===========================  ===========================  =============  =============  =============  =============  ==========  =======  ======  ======  =========  ==========  =========
0000.0000.1000               6400.F125.59E6               2001:DB8::1    2001:DB8:1::1           1111           2222           6        6  0x05        11  0x20        132059538    1158417

次の例では、FLOW-MONITOR-IPv6 という名前のフロー モニタ(キャッシュに IPv6 データを格納)のステータス、統計情報、およびデータをレコード形式で表示します。

Device# show flow monitor name FLOW-MONITOR-IPv6 cache format record
  Cache type:                               Normal (Platform cache)
  Cache size:                              Unknown
  Current entries:                               1

  Flows added:                                   3
  Flows aged:                                    2
    - Active timeout      (   300 secs)          2

DATALINK MAC SOURCE ADDRESS INPUT:       0000.0000.1000
DATALINK MAC DESTINATION ADDRESS INPUT:  6400.F125.59E6
IPV6 SOURCE ADDRESS:                     2001::2
IPV6 DESTINATION ADDRESS:                2002::2
TRNS SOURCE PORT:                        1111
TRNS DESTINATION PORT:                   2222
IP VERSION:                              6
IP PROTOCOL:                             6
IP TOS:                                  0x05
IP TTL:                                  11
tcp flags:                               0x20
counter bytes long:                      132059538
counter packets long:                    1158417

次の例では、フロー モニタのステータスと統計情報を表示します。

Device# show flow monitor FLOW-MONITOR-1 statistics
  Cache type:                               Normal (Platform cache)
  Cache size:                              Unknown
  Current entries:                               1

  Flows added:                                   3
  Flows aged:                                    2
    - Active timeout      (   300 secs)          2

show flow record

Flexible NetFlow フロー レコードのステータスと統計情報を表示するには、特権 EXEC モードで show flow record コマンドを使用します。

show flow record [ broker [ detail | picture ] | [ name ] record-name ]

構文の説明

broker

(任意)Flexible NetFlow フロー レコードのブローカのステータスに関する情報を表示します。

detail

(任意)フロー レコードのブローカに関する詳細な情報を表示します。

picture

(任意)ブローカ状態の画像を表示します。

name

(任意)フロー レコードの名前を指定します。

record-name

(任意)前に設定されたユーザ定義のフロー レコードの名前。

コマンド デフォルト

なし

コマンド モード

特権 EXEC

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

次に、FLOW-RECORD-1 のステータスおよび統計情報を表示する例を示します。

Device# show flow record FLOW-RECORD-1
flow record FLOW-RECORD-1:
  Description:        User defined
  No. of users:       0
  Total field space:  24 bytes
  Fields:
    match ipv6 destination address
    match transport source-port
    collect interface input

show sampler

Flexible NetFlow サンプラーのステータスと統計情報を表示するには、特権 EXEC モードで show sampler コマンドを使用します。

show sampler [ broker [ detail | picture ] | [ name ] sampler-name ]

構文の説明

broker

(任意)Flexible NetFlow サンプラーのブローカのステータスに関する情報を表示します。

detail

(任意)サンプラーのブローカに関する詳細な情報を表示します。

picture

(任意)ブローカ状態の画像を表示します。

name

(任意)サンプラーの名前を指定します。

sampler-name

(任意)前に設定されたサンプラーの名前。

コマンド デフォルト

なし

コマンド モード

特権 EXEC

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

次に、設定されたフロー サンプラーすべてのステータスと統計情報を表示する例を示します。

Device# show sampler
Sampler SAMPLER-1:
  ID:             2083940135
  export ID:      0
  Description:    User defined
  Type:           Invalid (not in use)
  Rate:           1 out of 32
  Samples:        0
  Requests:       0
  Users (0):

Sampler SAMPLER-2:
  ID:             3800923489
  export ID:      1
  Description:    User defined
  Type:           random
  Rate:           1 out of 100
  Samples:        1
  Requests:       124
  Users (1):
    flow monitor FLOW-MONITOR-1 (datalink,vlan1)  0 out of 0

次の表で、この出力に表示される重要なフィールドを説明します。

表 5. show sampler のフィールドの説明

フィールド

説明

ID

フロー サンプラーの ID 番号。

Export ID

フロー サンプラーのエクスポートの ID。

説明

フロー サンプラーに設定した説明、またはユーザ定義のデフォルトの説明。

タイプ

フロー サンプラーに設定したサンプリング モード。

レート

フロー サンプラーに設定したウィンドウ サイズ(パケットの選択用)。指定できる範囲は 2 ~ 32768 です。

Samples

フロー サンプラーを設定してから、またはデバイスを再起動してからサンプリングされたパケットの数。この数は、トラフィックのサンプリングが必要かどうかを決定するためにサンプラーが呼び出されたときに肯定応答を受信した回数と同じです。この表の Requests フィールドの説明を参照してください。

Requests

トラフィックのサンプリングが必要かどうかを決定するためにサンプラーが呼び出された回数。

ユーザ

フロー サンプラーが設定されるインターフェイス。

source

Flexible NetFlow フロー エクスポータから送信されるすべてのパケットの送信元 IP アドレスのインターフェイスを設定するには、フロー エクスポータ コンフィギュレーション モードで source コマンドを使用します。Flexible NetFlow フロー エクスポータから送信されるすべてのパケットの送信元 IP アドレスのインターフェイスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

source interface-type interface-number

no source

構文の説明

interface-type

Flexible NetFlow フロー エクスポータから送信されるパケットの送信元 IP アドレス向けに使用する IP アドレスのインターフェイスのタイプ。

interface-number

Flexible NetFlow フロー エクスポータから送信されるパケットの送信元 IP アドレス向けに使用する IP アドレスのインターフェイス番号。

コマンド デフォルト

Flexible NetFlow データグラムを送信するインターフェイスの IP アドレスが、送信元 IP アドレスとして使用されます。

コマンド モード

フロー エクスポータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

Flexible NetFlow が送信するデータグラムに一貫した送信元 IP アドレスを使用することの利点として、以下が含まれます。

  • Flexible NetFlow によりエクスポートされるデータグラムの送信元 IP アドレスは、Flexible NetFlow データがどちらのデバイスから到着するかを判断するために、宛先システムによって使用されます。デバイスから宛先システムに Flexible NetFlow データグラムを送信するのに使用できるパスがネットワークに複数あり、送信元 IP アドレスを取得する送信元インターフェイスが指定されていない場合、デバイスはデータグラムが送信されるインターフェイスの IP アドレスを、データグラムの送信元 IP アドレスとして使用します。この場合、宛先システムは同じデバイスから送信元 IP アドレスが異なる Flexible NetFlow データグラムを受信する場合があります。宛先システムが、異なる送信元 IP アドレスを持つ同じデバイスから Flexible NetFlow データグラムを受信すると、宛先システムは異なるデバイスから送信されたものとして Flexible NetFlow データグラムを処理します。宛先システムが Flexible NetFlow データグラムを異なるデバイスから送信されたものとして処理しないようにするには、宛先システムがデバイスですべての可能な送信元 IP アドレスから受信する Flexible NetFlow データグラムを単一の Flexible NetFlow フローに集約するように、宛先システムを設定する必要があります。

  • データグラムを宛先システムに送信するために使用できる複数のインターフェイスがデバイスにあり、source コマンドを設定していない場合、Flexible NetFlow トラフィックを許可するために作成するアクセス リストに、各インターフェイスの IP アドレスのエントリを追加する必要があります。既知の送信元からの Flexible NetFlow トラフィックを許可し、不明な送信元からはブロックするためにアクセス リストを作成および維持することは、Flexible NetFlow トラフィックをエクスポートするデバイスごとに単一の IP アドレスに Flexible NetFlow データグラムの送信元 IP アドレスを制限すると、より簡単に行えるようになります。


注意    

source インターフェイスとして設定するインターフェイスには、設定された IP アドレスが必須であり、アップされている必要があります。



ヒント

source コマンドで設定したインターフェイス上で一時的な停止が発生した場合、Flexible NetFlow エクスポータは、データグラムが送信されるインターフェイスの IP アドレスをデータグラムの送信元 IP アドレスとして使用するデフォルトの動作に戻ります。この問題を回避するには、ループバック インターフェイスを送信元インターフェイスとして使用します。これは、ループバック インターフェイスが物理インターフェイスで発生する可能性のある一時的な停止の影響を受けないためです。


このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no source または default source フロー エクスポータ コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、NetFlow トラフィックの送信元インターフェイスとして、ループバック インターフェイスを使用するように Flexible NetFlow を設定する例を示します。

Device(config)# flow exporter FLOW-EXPORTER-1
Device(config-flow-exporter)# source loopback 0

template data timeout

フロー エクスポータ テンプレート データの再送信のタイムアウト期間を指定するには、フロー エクスポータ コンフィギュレーション モードで template data timeout コマンドを使用します。フロー エクスポータの再送信のタイムアウトを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

template data timeout seconds

no template data timeout seconds

構文の説明

seconds

秒単位のタイムアウト値です。指定できる範囲は 1 ~ 86400 です。デフォルトは 600 です。

コマンド デフォルト

デフォルトのフロー エクスポータ テンプレート再送信のタイムアウトは、600 秒です。

コマンド モード

フロー エクスポータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

フロー エクスポータのテンプレート データには、エクスポートされるデータ レコードが記述されています。対応するテンプレートなしでデータ レコードをデコードすることはできません。template data timeout コマンドを使用して、これらのテンプレートをエクスポートする頻度を制御します。

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no template data timeout または default template data timeout フロー レコード エクスポータ コマンドを使用します。

次の例では、1000 秒というタイムアウトに基づいてテンプレートの再送信を設定します。

Device(config)# flow exporter FLOW-EXPORTER-1
Device(config-flow-exporter)# template data timeout 1000

transport

Flexible NetFlow のフロー エクスポータのトランスポート プロトコルを設定するには、フロー エクスポータ コンフィギュレーション モードで transport コマンドを使用します。フロー エクスポータのトランスポート プロトコルを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

transport udp udp-port

no transport udp udp-port

構文の説明

udp udp-port

トランスポート プロトコルとして User Datagram Protocol(UDP; ユーザ データグラム プロトコル)を指定し、UDP ポート番号を指定します。

コマンド デフォルト

フロー エクスポータでは、UDP をポート 9995 で使用します。

コマンド モード

フロー エクスポータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、no transport または default transport flow exporter コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、トランスポート プロトコルとして UDP を設定し、UDP ポート番号を 250 に設定する例を示します。

Device(config)# flow exporter FLOW-EXPORTER-1
Device(config-flow-exporter)# transport udp 250

ttl

存続可能時間(TTL)を設定するには、フロー エクスポータ コンフィギュレーション モードで ttl コマンドを使用します。TTL 値を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

ttl ttl

no ttl ttl

構文の説明

ttl

エクスポートされたデータグラムの存続可能時間(TTL)値。指定できる範囲は 1 ~ 255 です。デフォルトは 255 です。

コマンド デフォルト

フロー エクスポータでは TTL 値 255 が使用されています。

コマンド モード

フロー エクスポータ コンフィギュレーション

コマンド履歴

リリース 変更内容

Cisco IOS XE 3.2SE

このコマンドが導入されました。

使用上のガイドライン

このコマンドをデフォルト設定に戻すには、 no ttl または default ttl フロー エクスポータ コンフィギュレーション コマンドを使用します。

次に、TTL 値 15 を指定する例を示します。

Device(config)# flow exporter FLOW-EXPORTER-1
Device(config-flow-exporter)# ttl 15