スイッチは、接続されているデバイスのロケーション情報およびアタッチメント追跡情報を Cisco Mobility Services Engine(MSE)に送信するのにロケーション サービス機能を使用します。 トラッキングされたデバイスは、ワイヤレス エンドポイント、ワイヤード エンドポイント、またはワイヤード スイッチまたはコントローラになります。 スイッチは、MSE にネットワーク モビリティ サービス プロトコル(NMSP)のロケーション通知および接続通知を介して、デバイスのリンク アップ イベントおよびリンク ダウン イベントを通知します。
MSE がスイッチに対して NMSP 接続を開始すると、サーバ ポートが開きます。 MSE がスイッチに接続する場合は、バージョンの互換性を確保する 1 組のメッセージ交換およびサービス交換情報があり、その後にロケーション情報の同期が続きます。 接続後、スイッチは定期的にロケーション通知および接続通知を MSE に送信します。 インターバル中に検出されたリンク アップ イベントまたはリンク ダウン イベントは、集約されてインターバルの最後に送信されます。
スイッチがリンク アップ イベントまたはリンク ダウン イベントでデバイスの有無を確認した場合は、スイッチは、MAC アドレス、IP アドレス、およびユーザ名のようなクライアント固有情報を取得します。 クライアントが LLDP-MED または CDP に対応している場合は、スイッチは LLDP-MED ロケーション TLV または CDP でシリアル番号および UDI を取得します。
デバイス機能に応じて、スイッチは次のクライアント情報をリンク アップ時に取得します。
デバイス機能に応じて、スイッチは次のクライアント情報をリンク ダウン時に取得します。
スイッチがシャットダウンする場合は、スイッチは、MSE との NMSP 接続を終了する前に、ステートの
delete および IP アドレスとともに接続情報通知を送信します。 MSE は、この通知を、スイッチに関連付けられているすべてのワイヤード クライアントに対する関連付け解除として解釈します。
スイッチ上のロケーション アドレスを変更すると、スイッチは、影響を受けるポートを識別する NMSP ロケーション通知メッセージ、および変更されたアドレス情報を送信します。