Security Cloud Control での仮想プライベートネットワークの管理

バーチャル プライベート ネットワーク(VPN)接続は、インターネットなどのパブリック ネットワークを介してエンドポイント間の安全なトンネルを確立します。

この項の内容は、FDM 管理対象デバイスのリモートアクセスおよびサイト間 VPN に当てはまります。FTD でサイト間 VPN 接続を構築するためのインターネット プロトコル セキュリティ(IPsec)標準について説明しています。また、 FTD で VPN 接続を構築し、リモートでアクセスするために使用する SSL 標準についても説明します。

Security Cloud Control は以下のタイプの VPN 接続をサポートしています。

サイト間仮想プライベートネットワークの概要

サイト間 VPN トンネルは、地理的に異なる場所にあるネットワークを接続します。管理対象デバイス間、および管理対象デバイスと関連するすべての規格に準拠するその他のシスコまたはサードパーティのピアとの間で、サイト間 IPsec 接続を作成できます。これらのピアは、IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの内部と外部の任意の組み合わせを持つことができます。サイト間トンネルは、Internet Protocol Security(IPsec)プロトコルスイートとインターネット キー エクスチェンジ バージョン 2(IKEv2)を使用して構築されます。VPN 接続が確立されると、ローカル ゲートウェイの背後にあるホストはセキュアな VPN トンネルを介して、リモート ゲートウェイの背後にあるホストに接続することができます。

Security Cloud Control を使用したサイト間 VPN の簡素化

サイト間 VPN は、インターネット上で複数のネットワークを安全に接続するための信頼性の高いソリューションです。このプロセスをより簡単かつ効率的に行うために、Security Cloud Control では統合されたサイト間 VPN ウィザードが提供されています。この直感的なツールは、従来の VPN 設定に伴う複雑さを軽減しながら、セキュアな VPN トンネルの作成と管理を簡素化するように設計されています。

サイト間 VPN ウィザードは、さまざまな管理対象デバイス間で VPN トンネルを設定するための単一の統合インターフェイスを提供します。この一貫性により、特定のデバイスやネットワーク環境に関係なく、管理者のエクスペリエンスは合理化されます。ウィザードは、一元化された直感的な設定プロセスを提供することで、組織のネットワーク インフラストラクチャにおける運用効率の向上、エラーの減少、高レベルのセキュリティの維持を支援します。

次の表に、管理対象デバイスで許可されているサイト間 VPN 設定を示します。

FDM-managed

Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat Defense

Secure Firewall ASA

Multicloud Defense

FDM-managed

対応

非対応

非対応

非対応

Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat Defense

非対応

対応

対応

対応

Secure Firewall ASA

非対応

対応

対応

対応

Multicloud Defense

非対応

対応

対応

非対応

サイト間 VPN の概念

VPN トポロジ

新しいサイト間 VPN トポロジを作成するには、一意の名前を付け、トポロジタイプを指定し、IPsec IKEv1 または IKEv2 あるいはその両方に使用される IKE バージョンと認証方式を選択する必要があります。設定したら、FTD にトポロジを展開します。

IPsec および IKE プロトコル

Security Cloud Control では、サイト間 VPN は、VPN トポロジに割り当てられた IKE ポリシーおよび IPsec プロポーザルに基づいて設定されます。ポリシーとプロポーザルはパラメータのセットであり、これらのパラメータによって、IPsec トンネル内のトラフィックでセキュリティを確保するために使用されるセキュリティ プロトコルやアルゴリズムなど、サイト間 VPN の特性が定義されます。VPN トポロジに割り当て可能な完全な設定イメージを定義するために、複数のポリシー タイプが必要となる場合があります。

認証 VPN トンネル

VPN 接続の認証には、各デバイスのトポロジ内で事前共有キーを設定します。事前共有キーにより、IKE 認証フェーズで使用する秘密鍵を 2 つのピア間で共有できます。

バーチャル トンネル インターフェイス(VTI)

現在のところ、Security Cloud Control では FTD の仮想トンネルインターフェイス(VTI)のトンネルを管理、モニタリング、使用できません。VTI トンネルが設定されているデバイスを Security Cloud Control にオンボーディングすることは可能ですが、VTI インターフェイスは無視されます。セキュリティゾーンまたはスタティックルートが VTI を参照する場合、Security Cloud Control は VTI 参照を除いてセキュリティゾーンとスタティックルートを読み取ります。

VPN 暗号化ドメイン

VPN の暗号化ドメインを定義するには、ルートベースまたはポリシーベースのトラフィックセレクタの 2 つの方法があります。

  • ポリシーベース:暗号化ドメインは、IPSec トンネルに入るすべてのトラフィックを許可するように設定されます。IPSec ローカルおよびリモートのトラフィックセレクタは 0.0.0.0 に設定されます。これは、IPSec トンネルにルーティングされるトラフィックはすべて、送信元/接続先のサブネットに関係なく暗号化されることを意味します。ASA は、暗号マップを使用したポリシーベースの VPN をサポートします。

  • ルートベース: 暗号化ドメインは、送信元と接続先の両方が特定の IP 範囲にある場合のみ暗号化するように設定されます。仮想 IPsec インターフェイスが作成され、そのインターフェイスに入るトラフィックはすべて暗号化および復号されます。ASA は、仮想トンネルインターフェイス(VTI)を使用してルートベースの VPN をサポートします。

エクストラネットデバイスについて

シスコ製以外のデバイスまたは管理対象外のシスコデバイスを、静的 IP アドレスまたは動的 IP アドレスのいずれかを使用して「エクストラネット」デバイスとして VPN トポロジに追加できます。

  • シスコ製以外のデバイス:Security Cloud Control を使用して、シスコ製以外のデバイスに対する設定を作成したり、展開したりすることはできません。

  • 管理対象外のシスコデバイス:組織によって管理されないシスコデバイス。たとえば、社内の他の部門が管理するネットワーク内のスポークや、サービスプロバイダーまたはパートナーネットワークへの接続などです。

グローバル IKE ポリシーについて

Internet Key Exchange(IKE、インターネット キー エクスチェンジ)は、IPsec ピアの認証、IPsec 暗号キーのネゴシエーションと配布、および IPsec Security Association(SA、セキュリティ アソシエーション)の自動的な確立に使用されるキー管理プロトコルです。

IKE ネゴシエーションは 2 つのフェーズで構成されています。フェーズ 1 では、2 つの IKE ピア間のセキュリティ アソシエーションをネゴシエートします。これにより、ピアはフェーズ 2 で安全に通信できるようになります。フェーズ 2 のネゴシエーションでは、IKE によって IPsec などの他のアプリケーション用の SA が確立されます。両方のフェーズで接続のネゴシエーション時にプロポーザルが使用されます。IKE プロポーザルは、2 つのピア間のネゴシエーションを保護するためにこれらのピアで使用されるアルゴリズムのセットです。IKE ネゴシエーションは、共通(共有)IKE ポリシーに合意している各ピアによって開始されます。このポリシーは、後続の IKE ネゴシエーションを保護するために使用されるセキュリティ パラメータを示します。

IKE ポリシー オブジェクトはこれらのネゴシエーションに対して IKE プロポーザルを定義します。有効にするオブジェクトは、ピアが VPN 接続をネゴシエートするときに使用するものであり、接続ごとに異なる IKE ポリシーを指定することはできません。各オブジェクトの相対的な優先順位は、これらの中でどのポリシーを最初に試行するかを決定します。数が小さいほど、優先順位が高くなります。ネゴシエーションで両方のピアがサポートできるポリシーを見つけられなければ、接続は確立されません。

IKE グローバル ポリシーを定義するには、各 IKE バージョンを有効にするオブジェクトを選択します。事前定義されたオブジェクトが要件を満たさない場合、セキュリティ ポリシーを適用する新しいポリシーを作成します。

次に、オブジェクト ページでグローバル ポリシーを設定する方法について説明します。VPN 接続を編集しているときに IKE ポリシー設定の [編集(Edit)] をクリックすることで、ポリシーの有効化、無効化および作成が行えます。

次に、各バージョンの IKE ポリシーの設定方法を説明します。

IKEv1 ポリシーの管理
IKEv1 ポリシーについて

インターネット キー エクスチェンジ(IKE)バージョン 1 ポリシー オブジェクトには、VPN 接続を定義する際に必要な IKEv1 ポリシーが含まれています。IKE は、IPsec ベースの通信の管理を簡易化するキー管理プロトコルです。IPsec ピアの認証、IPsec 暗号キーのネゴシエーションと配布、および IPsec セキュリティ アソシエーション(SA)の自動確立に使用されます。

複数の事前定義された IKEv1 ポリシーが存在します。必要に適したポリシーがあれば、[状態(State)] トグルをクリックして有効にします。セキュリティ設定の他の組み合わせを実装する新しいポリシーも作成できます。システム定義オブジェクトは、編集または削除できません。

IKEv1 ポリシーの作成

インターネット キー エクスチェンジ(IKE)バージョン 1 ポリシー オブジェクトには、VPN 接続を定義する際に必要な IKEv1 ポリシーが含まれています。IKE は、IPsec ベースの通信の管理を簡易化するキー管理プロトコルです。IPsec ピアの認証、IPsec 暗号キーのネゴシエーションと配布、および IPsec セキュリティ アソシエーション(SA)の自動確立に使用されます。

複数の事前定義された IKEv1 ポリシーが存在します。必要に適したポリシーがあれば、[状態(State)] トグルをクリックして有効にします。セキュリティ設定の他の組み合わせを実装する新しいポリシーも作成できます。システム定義オブジェクトは、編集または削除できません。

次の手順では、[オブジェクト(Objects)] ページから直接オブジェクトを作成および編集する方法について説明します。サイト間 VPN 接続での IKE 設定の編集時に、オブジェクトリストに表示される [新しいIKEv1 ポリシーの作成(Create New IKEv1 Policy)] リンクをクリックして、IKEv1 ポリシーを作成することもできます。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで [オブジェクト(Objects)] をクリックします。

ステップ 3

次のいずれかの操作を実行します。

  • 青色のプラスボタン をクリックし、[FDM] > [IKEv1 ポリシー(IKEv1 Policy)] を選択して、新しい IKEv1 ポリシーを作成します。

  • オブジェクトのページで、編集する IKEv1 ポリシーを選択し、右側の [操作(Actions)] ウィンドウで [編集(Edit)] をクリックします。

ステップ 4

[オブジェクト名(Object Name)] を 128 文字以内で入力します。

ステップ 5

IKEv1 プロパティを設定します。

  • [優先順位(Priority)]:IKE ポリシーの相対的優先順位(1 ~ 65,535)。このプライオリティによって、共通のセキュリティ アソシエーション(SA)の検出試行時に、ネゴシエーションする 2 つのピアを比較することで、IKE ポリシーの順序が決定します。リモート IPsec ピアが、最も高いプライオリティ ポリシーで選択されているパラメータをサポートしていない場合、次に低いプライオリティで定義されているパラメータの使用を試行します。値が小さいほど、プライオリティが高くなります。

  • [暗号化(Encryption)] :フェーズ 2 ネゴシエーションを保護するためのフェーズ 1 セキュリティ アソシエーション(SA)の確立に使用される暗号化アルゴリズム。オプションの説明については、「使用する暗号化アルゴリズムの決定」を参照してください。

  • [Diffie-Hellmanグループ(Diffie-Hellman Group)] :2 つの IPsec ピア間の共有秘密を互いに送信することなく取得するために使用する Diffie-Hellman グループ。係数が大きいほどセキュリティが強化されますが、処理時間が長くなります。2 つのピアに、一致する係数グループが設定されている必要があります。オプションの説明については、「使用する Diffie-Hellman 係数グループの決定」を参照してください。

  • [ライフタイム(Lifetime)]:セキュリティ アソシエーション(SA)のライフタイム(120 ~ 2147483647 までの秒数、または空白)。このライフタイムを超えると、SA の期限が切れ、2 つのピア間で再ネゴシエーションを行う必要があります。一般的に、一定の限度に達するまで、ライフタイムが短いほど、IKE ネゴシエーションがセキュアになります。ただし、ライフタイムが長いと、今後の IPsec セキュリティ アソシエーションのセットアップが、短いライフタイムの場合よりも迅速に行われます。デフォルトは 86400 です。無期限のライフタイムを指定するには、値を入力しません(フィールドを空白のままにします)。

  • [認証(Authentication)] :2 つのピア間で使用される認証方式。詳細については、「使用する認証方式の決定」を参照してください。

    • [事前共有キー(Preshared Key)]:各デバイスで定義されている事前共有キーを使用します。事前共有キーを使用すると、秘密鍵を 2 つのピア間で共有し、認証フェーズ中に IKE で使用できます。ピアに同じ事前共有キーが設定されていない場合は、IKE SA を確立できません。

    • [証明書(Certificate)]:ピアのデバイス ID 証明書を使用して相互に識別します。認証局に各ピアを登録することによって、これらの証明書を取得する必要があります。また、各ピアでアイデンティティ証明書の署名に使用された、信頼できる CA ルート証明書および中間 CA 証明書もアップロードする必要があります。ピアは、同じ CA または別の CA に登録できます。どちらのピアにも自己署名証明書を使用することはできません。

  • [ハッシュ(Hash)] :メッセージの整合性の確保に使用されるメッセージダイジェストを作成するためのハッシュアルゴリズム。オプションの説明については、「使用するハッシュアルゴリズムの決定」を参照してください。

ステップ 6

[Add] をクリックします。


IKEv2 ポリシーの管理
IKEv2 ポリシーについて

インターネット キー エクスチェンジ(IKE)バージョン 2 ポリシー オブジェクトには、VPN 接続を定義する際に必要な IKEv2 ポリシーが含まれています。IKE は、IPsec ベースの通信の管理を簡易化するキー管理プロトコルです。IPsec ピアの認証、IPsec 暗号キーのネゴシエーションと配布、および IPsec セキュリティ アソシエーション(SA)の自動確立に使用されます。

複数の事前定義された IKEv2 ポリシーがあります。必要に適したポリシーがあれば、[状態(State)] トグルをクリックして有効にします。セキュリティ設定の他の組み合わせを実装する新しいポリシーも作成できます。システム定義オブジェクトは、編集または削除できません。

IKEv2 ポリシーの作成

インターネット キー エクスチェンジ(IKE)バージョン 2 ポリシー オブジェクトには、VPN 接続を定義する際に必要な IKEv2 ポリシーが含まれています。IKE は、IPsec ベースの通信の管理を簡易化するキー管理プロトコルです。IPsec ピアの認証、IPsec 暗号キーのネゴシエーションと配布、および IPsec セキュリティ アソシエーション(SA)の自動確立に使用されます。

複数の事前定義された IKEv2 ポリシーがあります。必要に適したポリシーがあれば、[状態(State)] トグルをクリックして有効にします。セキュリティ設定の他の組み合わせを実装する新しいポリシーも作成できます。システム定義オブジェクトは、編集または削除できません。

次の手順では、[オブジェクト(Objects)] ページから直接オブジェクトを作成および編集する方法について説明します。サイト間 VPN 接続での IKE 設定の編集時に、オブジェクトリストに表示される [新しいIKEv2ポリシーの作成(Create New IKEv2 Policy)] リンクをクリックして、IKEv2 ポリシーを作成することもできます。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで [オブジェクト(Objects)] をクリックします。

ステップ 3

次のいずれかの操作を実行します。

  • 青色のプラスボタン をクリックし、[FDM] > [IKEv2ポリシー(IKEv2 Policy)] を選択して、新しい IKEv2 ポリシーを作成します。

  • オブジェクトページで、編集する IKEv2 ポリシーを選択し、右側の [アクション(Actions)] ペインで [編集(Edit)] をクリックします。

ステップ 4

[オブジェクト名(Object Name)] を 128 文字以内で入力します。

ステップ 5

IKEv2 プロパティを設定します。

  • [優先順位(Priority)]:IKE ポリシーの相対的優先順位(1 ~ 65,535)。このプライオリティによって、共通のセキュリティ アソシエーション(SA)の検出試行時に、ネゴシエーションする 2 つのピアを比較することで、IKE ポリシーの順序が決定します。リモート IPsec ピアが、最も高いプライオリティ ポリシーで選択されているパラメータをサポートしていない場合、次に低いプライオリティで定義されているパラメータの使用を試行します。値が小さいほど、プライオリティが高くなります。

  • [状態(State)]:IKE ポリシーが有効か無効かを示します。トグルをクリックして状態を変更します。IKE ネゴシエーション中には、有効なポリシーのみが使用されます。

  • [暗号化(Encryption)] :フェーズ 2 ネゴシエーションを保護するためのフェーズ 1 セキュリティ アソシエーション(SA)の確立に使用される暗号化アルゴリズム。有効にするすべてのアルゴリズムを選択します。ただし、同じポリシーに混合モード(AES-GCM)と通常モードのオプションを含めることはできません(通常モードでは整合性ハッシュを選択する必要がありますが、混合モードでは個別の整合性ハッシュの選択は禁止されています)。システムは、最も強いアルゴリズムから始めて最も弱いアルゴリズムに至るまで、適合するものが確認できるまでピアとネゴシエートします。オプションの説明については、「使用する暗号化アルゴリズムの決定」を参照してください。

  • [Diffie-Hellmanグループ(Diffie-Hellman Group)] :2 つの IPsec ピア間の共有秘密を互いに送信することなく取得するために使用する Diffie-Hellman グループ。係数が大きいほどセキュリティが強化されますが、処理時間が長くなります。2 つのピアに、一致する係数グループが設定されている必要があります。許可するすべてのアルゴリズムを選択します。システムは、最も強いグループから始めて最も弱いグループに至るまで、適合するものが確認できるまでピアとネゴシエートします。オプションの説明については、「使用する Diffie-Hellman 係数グループの決定」を参照してください。

  • [整合性ハッシュ(Integrity Hash)] :メッセージの整合性の確保に使用されるメッセージダイジェストを作成するためのハッシュアルゴリズムの整合性部分。許可するすべてのアルゴリズムを選択します。システムは、最も強いアルゴリズムから始めて最も弱いアルゴリズムに至るまで、適合するものが確認できるまでピアとネゴシエートします。整合性ハッシュは、AES-GCM 暗号化オプションでは使用されません。オプションの説明については、「使用するハッシュアルゴリズムの決定」を参照してください。

  • [擬似ランダム関数(PRF)ハッシュ(Pseudo-Random Function (PRF) Hash)]:ハッシュアルゴリズムの疑似ランダム関数(PRF)部分。このアルゴリズムは IKEv2 トンネル暗号化に必要なキー関連情報とハッシュ操作を取得するために使用されます。IKEv1 では、整合性と PRF アルゴリズムは別ですが、IKEv2 では、これらの要素に異なるアルゴリズムを指定できます。許可するすべてのアルゴリズムを選択します。システムは、最も強いアルゴリズムから始めて最も弱いアルゴリズムに至るまで、適合するものが確認できるまでピアとネゴシエートします。オプションの説明については、「使用するハッシュアルゴリズムの決定」を参照してください。

  • [ライフタイム(Lifetime)]:セキュリティ アソシエーション(SA)のライフタイム(120 ~ 2147483647 までの秒数、または空白)。このライフタイムを超えると、SA の期限が切れ、2 つのピア間で再ネゴシエーションを行う必要があります。一般的に、一定の限度に達するまで、ライフタイムが短いほど、IKE ネゴシエーションがセキュアになります。ただし、ライフタイムが長いと、今後の IPsec セキュリティ アソシエーションのセットアップが、短いライフタイムの場合よりも迅速に行われます。デフォルトは 86400 です。無期限のライフタイムを指定するには、値を入力しません(フィールドを空白のままにします)。

ステップ 6

[Add] をクリックします。


IPsec プロポーザルについて

IPsec は、VPN を設定する場合の最も安全な方法の 1 つです。IPsec では、IP パケット レベルでのデータ暗号化が提供され、標準規格に準拠した堅牢なセキュリティ ソリューションが提供されます。IPsec では、データはトンネルを介してパブリック ネットワーク経由で送信されます。トンネルとは、2 つのピア間のセキュアで論理的な通信パスです。IPsec トンネルを通過するトラフィックは、トランスフォーム セットと呼ばれるセキュリティ プロトコルとアルゴリズムの組み合わせによって保護されます。IPsec Security Association(SA:セキュリティ アソシエーション)のネゴシエーション中に、ピアでは、両方のピアに共通するトランスフォーム セットが検索されます。

IKE バージョン(IKEv1 または IKEv2)に基づいて、別個の IPsec プロポーザル オブジェクトがあります。

  • IKEv1 IPsec プロポーザルを作成する場合、IPSec が動作するモードを選択し、必要な暗号化タイプおよび認証タイプを定義します。アルゴリズムには単一のオプションを選択できます。VPN で複数の組み合わせをサポートするには、複数の IKEv1 IPsec プロポーザル オブジェクトを作成して選択します。

  • IKEv2 IPsec プロポーザルを作成する際に、VPN で許可するすべての暗号化アルゴリズムとハッシュ アルゴリズムを選択できます。システムは、設定をセキュア度が最も高いものから最も低いものに並べ替え、マッチが見つかるまでピアとのネゴシエーションを行います。これによって、IKEv1 と同様に、許可される各組み合わせを個別に送信することなく、許可されるすべての組み合わせを伝送するために単一のプロポーザルを送信できます。

カプセル化セキュリティ プロトコル(ESP)は、IKEv1 と IKEv2 IPsec プロポーザルの両方に使用されます。これは認証、暗号化、およびアンチリプレイ サービスを提供します。ESP は、IP プロトコル タイプ 50 です。


(注)  


IPsec トンネルで暗号化と認証の両方を使用することを推奨します。


次に、各 IKE バージョンの IPsec プロポーザルの設定方法を説明します。

IPsec プロポーザルオブジェクトの管理

IPsec プロポーザル オブジェクトは、IKE フェーズ 2 ネゴシエーション時に使用される IPsec プロポーザルを設定します。IPsec プロポーザルでは、IPsec トンネル内のトラフィックを保護するためのセキュリティ プロトコルとアルゴリズムの組み合わせを定義します。IKEv1 と IKEv2 に対して、異なるオブジェクトがあります。現在、Security Cloud Control は IKEv1 IPsec プロポーザルオブジェクトをサポートしています。

カプセル化セキュリティ プロトコル(ESP)は、IKEv1 と IKEv2 IPsec プロポーザルの両方に使用されます。このプロトコルにより、認証、暗号化、およびアンチリプレイサービスが実現します。ESP は、IP プロトコル タイプ 50 です。


(注)  


IPsec トンネルで暗号化と認証の両方を使用することを推奨します。


IKEv1 IPsec プロポーザルオブジェクトの作成

IPsec プロポーザル オブジェクトは、IKE フェーズ 2 ネゴシエーション時に使用される IPsec プロポーザルを設定します。IPsec プロポーザルでは、IPsec トンネル内のトラフィックを保護するためのセキュリティ プロトコルとアルゴリズムの組み合わせを定義します。IKEv1 と IKEv2 に対して、異なるオブジェクトがあります。現在、Security Cloud Control は IKEv1 IPsec プロポーザルオブジェクトをサポートしています。

カプセル化セキュリティ プロトコル(ESP)は、IKEv1 と IKEv2 IPsec プロポーザルの両方に使用されます。このプロトコルにより、認証、暗号化、およびアンチリプレイサービスが実現します。ESP は、IP プロトコル タイプ 50 です。


(注)  


IPsec トンネルで暗号化と認証の両方を使用することを推奨します。


定義済みの複数の IKEv1 IPsec プロポーザルがあります。その他のセキュリティ設定の組み合わせを実装する新しいプロポーザルを作成することもできます。システム定義オブジェクトは、編集または削除できません。

次の手順では、[オブジェクト(Objects)] ページから直接オブジェクトを作成および編集する方法について説明します。サイト間 VPN 接続の IKEv1 IPSec 設定を編集している間に、オブジェクトリストに表示される [新規IKEv1プロポーザルの作成(Create New IKEv1 Proposal)] リンクをクリックして、IKEv1 IPSec プロポーザルオブジェクトを作成することもできます。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで Objects をクリックします。

ステップ 3

次のいずれかの操作を実行します。

  • 青色のプラスボタン をクリックし、[FTD] > [IKEv1 IPSecプロポーザル(IKEv1 IPsec Proposal)] を選択して新しいオブジェクトを作成します。

  • オブジェクトページで、編集する IPSec プロポーザルを選択し、右側の [アクション(Actions)] ペインで [編集(Edit)] をクリックします。

ステップ 4

新しいオブジェクトのオブジェクト名を入力します。

ステップ 5

IKEv1 IPSec プロポーザルオブジェクトが動作するモードを選択します。

  • トンネルモードでは IP パケット全体がカプセル化されます。IPSec ヘッダーが、元の IP ヘッダーと新しい IP ヘッダーとの間に追加されます。これがデフォルトです。トンネル モードは、ファイアウォールの背後にあるホストとの間で送受信されるトラフィックをファイアウォールが保護する場合に使用します。トンネル モードは、インターネットなどの非信頼ネットワークを介して接続されている 2 つのファイアウォール(またはその他のセキュリティ ゲートウェイ)間で通常の IPSec が実装される標準の方法です。

  • トランスポートモードでは IP パケットの上位層プロトコルだけがカプセル化されます。IPSec ヘッダーは、IP ヘッダーと上位層プロトコル ヘッダー(TCP など)との間に挿入されます。トランスポート モードでは、送信元ホストと宛先ホストの両方が IPSec をサポートしている必要があります。また、トランスポート モードは、トンネルの宛先ピアが IP パケットの最終宛先である場合にだけ使用されます。一般的に、トランスポート モードは、レイヤ 2 またはレイヤ 3 のトンネリング プロトコル(GRE、L2TP、DLSW など)を保護する場合にだけ使用されます。

ステップ 6

このプロポーザルの [ESP暗号化(ESP Encryption)](カプセル化セキュリティプロトコル暗号化)アルゴリズムを選択します。詳細については、「使用する暗号化アルゴリズムの決定」を参照してください。

ステップ 7

認証に使用する [ESPハッシュ(ESP Hash)] または整合性アルゴリズムを選択します。詳細については、「使用するハッシュアルゴリズムの決定」を参照してください。

ステップ 8

[Add] をクリックします。


IKEv2 IPsec プロポーザルオブジェクトの管理

IPsec プロポーザル オブジェクトは、IKE フェーズ 2 ネゴシエーション時に使用される IPsec プロポーザルを設定します。IPsec プロポーザルでは、IPsec トンネル内のトラフィックを保護するためのセキュリティ プロトコルとアルゴリズムの組み合わせを定義します。

IKEv2 IPsec プロポーザルを作成する際に、VPN で許可するすべての暗号化アルゴリズムとハッシュ アルゴリズムを選択できます。システムは、設定をセキュア度が最も高いものから最も低いものに並べ替え、マッチが見つかるまでピアとのネゴシエーションを行います。これによって、IKEv1 と同様に、許可される各組み合わせを個別に送信することなく、許可されるすべての組み合わせを伝送するために単一のプロポーザルを送信できます。

IKEv2 IPSec プロポーザルオブジェクトの作成または編集

定義済みの複数の IKEv2 IPsec プロポーザルがあります。その他のセキュリティ設定の組み合わせを実装する新しいプロポーザルを作成することもできます。システム定義オブジェクトは、編集または削除できません。

次の手順では、[オブジェクト(Objects)] ページから直接オブジェクトを作成および編集する方法について説明します。VPN 接続の IKEv2 IPsec 設定を編集している間に、オブジェクト リストに表示される [新規IPsecプロポーザルの作成(Create New IPsec Proposal)] リンクをクリックして、IKEv2 IPsec プロポーザル オブジェクトを作成することもできます。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで Objects をクリックします。

ステップ 3

次のいずれかの操作を実行します。

  • 青色のプラスボタン をクリックし、[FTD] > [IKEv2 IPsecプロポーザル(IKEv2 IPsec Proposal)] を選択して新しいオブジェクトを作成します。

  • オブジェクトページで、編集する IPSec プロポーザルを選択し、右側の [アクション(Actions)] ペインで [編集(Edit)] をクリックします。

ステップ 4

新しいオブジェクトのオブジェクト名を入力します。

ステップ 5

IKEv2 IPsec プロポーザルオブジェクトの設定:

  • [暗号化(Encryption)]:このプロポーザルのカプセル化セキュリティ プロトコル(ESP)暗号化アルゴリズム。許可するすべてのアルゴリズムを選択します。システムは、最も強いアルゴリズムから始めて最も弱いアルゴリズムに至るまで、適合するものが確認できるまでピアとネゴシエートします。オプションの説明については、「使用する暗号化アルゴリズムの決定」を参照してください。

  • [整合性ハッシュ(Integrity Hash)]:認証に使用するハッシュまたは整合性アルゴリズム。許可するすべてのアルゴリズムを選択します。システムは、最も強いアルゴリズムから始めて最も弱いアルゴリズムに至るまで、適合するものが確認できるまでピアとネゴシエートします。オプションの説明については、「使用するハッシュアルゴリズムの決定」を参照してください。

ステップ 6

[Add] をクリックします。


VPN で使用される暗号化アルゴリズムとハッシュアルゴリズム

VPN トンネルは通常、インターネットなどのパブリック ネットワークを経由するため、トラフィックを保護するために接続を暗号化する必要があります。IKE ポリシーと IPsec プロポーサルを使用して、暗号化とその他のセキュリティ技術を定義し、適用します。

デバイス ライセンスによって強力な暗号化を適用できる場合は、広範な暗号化とハッシュ アルゴリズム、および Diffie-Hellman グループがあり、その中から選択できます。ただし、一般に、トンネルに適用する暗号化が強力なほど、システム パフォーマンスは低下します。効率を損なうことなく十分な保護を提供するセキュリティとパフォーマンスのバランスを見出します。

シスコでは、どのオプションを選択するかについての特定のガイダンスは提供できません。比較的大規模な企業またはその他の組織内で運用している場合は、すでに、満たす必要がある標準が定義されている可能性があります。定義されていない場合は、時間を割いてオプションを調べてください。

以降のトピックでは、使用可能なオプションについて説明します。

使用する暗号化アルゴリズムの決定

IKE ポリシーまたは IPsec プロポーザルに対して使用する暗号化アルゴリズムを決定する場合は、VPN 内のデバイスによってサポートされるアルゴリズムに限定されます。

IKEv2 では、複数の暗号化アルゴリズムを設定できます。システムは、設定をセキュア度が最も高いものから最も低いものに並べ替え、その順序を使用してピアとのネゴシエーションを行います。IKEv1 では、単一のオプションのみ選択できます。

IPsec プロポーザルでは、認証、暗号化、およびアンチリプレイ サービスを提供するカプセル化セキュリティ プロトコル(ESP)によってアルゴリズムが使用されます。ESP は、IP プロトコル タイプ 50 です。IKEv1 IPsec プロポーザルでは、アルゴリズム名の接頭辞が「ESP」となります。

デバイス ライセンスが強力な暗号化を適用できる場合、次の暗号化アルゴリズムを選択できます。強力な暗号化の対象ではない場合、DES のみ選択できます。

  • AES-GCM:(IKEv2 のみ)ガロア/カウンタモードの Advanced Encryption Standard は、機密性とデータ発信元認証を提供するブロック暗号モードの操作であり、AES より優れたセキュリティを実現します。AES-GCM には、128 ビット、192 ビット、256 ビットの 3 種類のキー強度が用意されています。キーが長いほど安全になりますが、パフォーマンスは低下します。GCM は NSA Suite B をサポートするために必要となる AES モードです。NSA Suite B は、暗号化強度に関する連邦標準規格を満たすためにデバイスがサポートすべき一連の暗号化アルゴリズムです。

  • AES-GMAC:(IKEv2 IPsec プロポーザルのみ)Advanced Encryption Standard のガロア メッセージ認証コード(GMAC)は、データ発信元認証だけを行う操作のブロック暗号モードです。これは AES-GCM の一種であり、データを暗号化せずにデータ認証が行えます。AES-GMAC には、128 ビット、192 ビット、256 ビットの 3 種類のキー強度が用意されています。

  • AES(Advanced Encryption Standard)は DES よりも高度なセキュリティを提供する対称暗号化アルゴリズムであり、計算の効率は 3DES よりも高いです。AES には、128 ビット、192 ビット、256 ビットの 3 種類のキー強度が用意されています。キーが長いほど安全になりますが、パフォーマンスは低下します。

  • DES(Data Encryption Standard)は、56 ビットキーを使用して暗号化する対称秘密鍵ブロックアルゴリズムです。ライセンスアカウントが輸出規制の要件を満たしていない場合、これは唯一のオプションです。3DES よりも高速であり、使用するシステムリソースも少ないですが、安全性は劣ります。堅牢なデータ機密保持が必要ない場合、およびシステム リソースや速度が重要である場合には、DES を選択します。

  • 3DES(トリプル DES):56 ビットキーを使用して暗号化を 3 回行います。異なるキーを使用してデータの各ブロックを 3 回処理するため、DES よりも安全です。ただし、使用するシステム リソースが多くなり、DES よりも速度が遅くなります。

  • Null:ヌル暗号化アルゴリズムは暗号化なしで認証します。通常はテスト目的にのみ使用されます。

使用するハッシュ アルゴリズムの決定

IKE ポリシーでは、ハッシュ アルゴリズムがメッセージ ダイジェストを作成します。これは、メッセージの整合性を保証するために使用されます。IKEv2 では、ハッシュ アルゴリズムは 2 つのオプションに分かれています。1 つは整合性アルゴリズムに使用され、もう 1 つは擬似乱数関数(PRF)に使用されます。

IPsec プロポーザルでは、ハッシュ アルゴリズムはカプセル化セキュリティ プロトコル(ESP)による認証のために使用されます。IKEv2 IPsec プロポーザルでは、これは整合性のハッシュと呼ばれます。IKEv1 IPsec プロポーザルでは、アルゴリズム名の接頭辞が「ESP-」となり、「-HMAC」(Hash Method Authentication Code)という接尾辞も使用されます。

IKEv2 では、複数のハッシュ アルゴリズムを設定できます。システムは、設定をセキュア度が最も高いものから最も低いものに並べ替え、その順序を使用してピアとのネゴシエーションを行います。IKEv1 では、単一のオプションのみ選択できます。

次のハッシュ アルゴリズムから選択できます。

  • [SHA (Secure Hash Algorithm)]:標準の SHA(SHA-1)は、160 ビットのダイジェストを生成します。SHA には、総当たり攻撃に対して、MD5 よりも高い耐性が備えられています。ただし、MD5 よりも多くのリソースを消費します。最大レベルのセキュリティを必要とする実装には、SHA ハッシュ アルゴリズムを使用してください。

  • IKEv2 の設定では、以下の SHA-2 オプションを指定して、より高度なセキュリティを実現できます。NSA Suite B 暗号化仕様を実装するには、次のいずれかを選択します。

    • SHA256:256 ビットのダイジェストを生成するセキュア ハッシュ アルゴリズム SHA-2 を指定します。

    • SHA384:384 ビットのダイジェストを生成するセキュア ハッシュ アルゴリズム SHA-2 を指定します。

    • SHA512:512 ビットのダイジェストを生成するセキュア ハッシュ アルゴリズム SHA-2 を指定します。

  • MD5 (Message Digest 5):128 ビットのダイジェストを生成します。MD5 は処理時間が短いため、全体的なパフォーマンスが SHA より高速ですが、SHA より強度は低いと考えられています。

  • NULL またはなし(NULL、ESP-NONE):(IPsec プロポーザルのみ)NULL ハッシュ アルゴリズム。通常はテスト目的のみに使用されます。しかし、暗号化オプションとしていずれかの AES-GCM/GMAC オプションを選択した場合は、NULL 整合性アルゴリズムを選択する必要があります。NULL 以外のオプションを選択した場合、これらの暗号化標準に対しては、整合性ハッシュは無視されます。

使用する Diffie-Hellman 係数グループの決定

次の Diffie-Hellman キー導出アルゴリズムを使用して、IPsec Security Association(SA:セキュリティ アソシエーション)キーを生成することができます。各グループでは、異なるサイズの係数が使用されます。係数が大きいほどセキュリティが強化されますが、処理時間が長くなります。両方のピアに、一致する係数グループが存在する必要があります。

AES 暗号化を選択する場合は、AES で必要な大きいキー サイズをサポートするために、Diffie-Hellman(DH:デフィーヘルマン)グループ 5 以降を使用する必要があります。IKEv1 ポリシーは、以下に示すすべてのグループをサポートしているわけではありません。

NSA Suite-B の暗号化の仕様を実装するには、IKEv2 を使用して楕円曲線 Diffie-Hellman(ECDH)オプション:19、20、21 のいずれか 1 つを選択します。楕円曲線オプションと、2048 ビット係数を使用するグループは、Logjam のような攻撃にさらされる可能性が低くなります。

IKEv2 では、複数のグループを設定できます。システムは、設定をセキュア度が最も高いものから最も低いものに並べ替え、その順序を使用してピアとのネゴシエーションを行います。IKEv1 では、単一のオプションのみ選択できます。

  • 2:Diffie-Hellman グループ 2(1024 ビット Modular Exponential(MODP)グループ)。このオプションは十分な保護レベルとは見なされなくなりました。

  • 5:Diffie-Hellman グループ 5(1536 ビット MODP グループ)。以前は 128 ビットキーの十分な保護レベルと見なされていましたが、このオプションは十分な保護レベルとは見なされなくなりました。

  • 14:Diffie-Hellman グループ 14(2048 ビット Modular Exponential(MODP)グループ)。192 ビットのキーでは十分な保護レベルです。

  • 19:Diffie-Hellman グループ 19(国立標準技術研究所(NIST)256 ビット楕円曲線モジュロプライム(ECP)グループ)。

  • 20:Diffie-Hellman グループ 20(NIST 384 ビット ECP グループ)。

  • 21:Diffie-Hellman グループ 21(NIST 521 ビット ECP グループ)。

  • 24:Diffie-Hellman グループ 24(2048 ビット MODP グループと 256 ビット素数位数部分群)。このオプションは推奨されなくなりました。

使用する認証方式の決定

次の方法を使用して、サイト間 VPN 接続でピアを認証できます。

事前共有キー

事前共有キーは、接続内の各ピアで設定された秘密鍵文字列です。これらのキーは、IKE が認証フェーズで使用します。IKEv1 の場合は、各ピアで同じ事前共有キーを設定する必要があります。IKEv2 の場合は、各ピアに一意のキーを設定できます。

事前共有キーは、証明書に比べて拡張性がありません。多数のサイト間 VPN 接続を設定する必要がある場合は、事前共有キー方式ではなく証明書方式を使用します。

FDM-Managed のサイト間 VPN 設定

Security Cloud Control は、FDM-managed デバイスの備えるサイト間 VPN 機能の次の側面をサポートしています。

  • IPsec IKEv1 および IKEv2 プロトコルの両方をサポート。

  • 自動または手動の事前共有認証キー。

  • IPv4 および IPv6 内部、外部のすべての組み合わせをサポート。

  • IPsec IKEv2 サイト間 VPN トポロジにより、セキュリティ認定に準拠するための設定を提供。

  • スタティック インターフェイスおよびダイナミック インターフェイス。

  • エクストラネットデバイスのダイナミック IP アドレスをエンドポイントとしてサポート。

動的にアドレス指定されたピアによるサイト間 VPN 接続の設定

Security Cloud Control を使用すると、ピアのいずれかの VPN インターフェイス IP アドレスが不明な場合、またはインターフェイスが DHCP サーバーからアドレスを取得する場合に、ピア間にサイト間 VPN 接続を作成できます。事前共有キー、IKE 設定、および IPsec 設定が別のピアと一致するダイナミックピアは、サイト間 VPN 接続を確立できます。

A と B の 2 つのピアがあるとします。スタティックピアは、VPN インターフェイスの IP アドレスが固定されているデバイスであり、ダイナミックピアは、VPN インターフェイスの IP アドレスが不明であるか、一時的な IP アドレスを持つデバイスです。

次の使用例では、動的にアドレス指定されたピアとの安全なサイト間 VPN 接続を確立するためのさまざまなシナリオについて説明します。

  • A はスタティックピア、B はダイナミックピア、またはその逆です。

  • A はスタティックピア、B は DHCP サーバーから解決された IP アドレスを持つダイナミックピア、またはその逆です。[VPNを割り当てられたIPにバインドする(Bind VPN to the assigned IP)] を選択して、スタティックピアの IP アドレスと、ダイナミックピアの DHCP によって割り当てられた IP アドレスの間に VPN 接続を確立できます。

  • A と B はダイナミックピアであり、DHCP サーバーからの解決済み IP アドレスを使用します。このような場合、スタティックピアの IP アドレスと、ダイナミックピアの DHCP によって割り当てられた IP アドレスとの間に VPN 接続を確立するために、少なくとも 1 つのピアに対して [VPNを割り当てられたIPにバインドする(Bind VPN to the assigned IP)] を選択する必要があります。

  • A はダイナミックピアで、B はスタティックまたはダイナミック IP アドレスを持つエクストラネットデバイスです。

  • A は DHCP サーバーからの解決済み IP アドレスを持つダイナミックピアで、B はスタティックまたはダイナミック IP アドレスを持つエクストラネットデバイスです。[VPNを割り当てられたIPにバインドする(Bind VPN to the assigned IP)] を選択して、スタティックピアの IP アドレスと、ダイナミックピアの DHCP によって割り当てられた IP アドレスの間に VPN 接続を確立できます。


重要


[VPNを割り当てられたIPにバインドする(Bind VPN to the assigned IP)] を選択すると、VPN は DHCP によって割り当てられた IP アドレスに静的にバインドします。ただし、このダイナミックインターフェイスは、ピアの再起動後に多くの新しい IP アドレスを受信できます。VPN トンネルは新しい IP アドレスを更新しますが、もう一方のピアは新しい設定で更新されません。他のピアでのアウトオブバンドの変更については、サイト間設定を再度展開する必要があります。



(注)  


Firewall Device Manager などのローカルマネージャを使用してインターフェイスの IP アドレスを変更すると、Security Cloud Control では、そのピアの [設定ステータス(Configuration Status)] に [競合検出(Conflict Detected)] と表示されます。このアウトオブバンドの変更を解決すると、他方のピアの [設定ステータス(Configuration Status)] が [未同期(Not Synced)] 状態に変わります。[未同期(Not Synced)] 状態のデバイスに Security Cloud Control 設定を展開する必要があります。


通常、ダイナミックピアの IP アドレスを他方のピアは把握していないため、ダイナミックピアから接続を開始する必要があります。リモートピアが接続を確立しようとすると、他方のピアは事前共有キー、IKE 設定、および IPsec 設定を使用して接続を検証します。

VPN 接続はリモートピアが接続を開始した後にのみ確立されるため、VPN トンネルのトラフィックを許可するアクセス制御ルールに一致するすべての発信トラフィックは、接続が確立されるまでドロップされます。これにより、適切な暗号化と VPN 保護のないデータがネットワークから流出しないようになります。


(注)  


次のシナリオでは、サイト間 VPN 接続を設定できません。


  • 両方のピアに DHCP によって割り当てられた IP アドレスがある場合。

    • 回避策:どちらか一方のピアに DHCP サーバーからの解決済み IP アドレスがある場合は、サイト間 VPN を設定できます。このような場合、サイト間 VPN を設定するには [VPNを割り当てられたIPにバインドする(Bind VPN to the assigned IP)] を選択する必要があります。

  • 1 台のデバイスに複数のダイナミックピア接続がある場合。

    • 回避策:次の手順を実行して、サイト間 VPN を設定できます。

      • 3 台のデバイス A、B、C があるとします。

      • A(スタティックピア)と B(ダイナミックピア)間のサイト間 VPN 接続を設定します。

      • エクストラネットデバイスを作成して、A と C(ダイナミックピア)間のサイト間 VPN 接続を設定します。A のスタティック VPN インターフェイス IP アドレスをエクストラネットデバイスに割り当て、C との接続を確立します。

FDM-Managed デバイスのサイト間 VPN ガイドラインと制約事項

  • Security Cloud Control は、S2S VPN の対象トラフィックを設計するための crypto-acl をサポートしていません。保護されたネットワークのみをサポートします。

  • Security Cloud Control は、現在、ASA デバイスまたは FDM-managed デバイス上の仮想トンネルインターフェイス(VTI)トンネルの管理、監視、使用をサポートしていません。VTI トンネルが設定されているデバイスを Security Cloud Control にオンボーディングすることは可能ですが、VTI インターフェイスは無視されます。セキュリティゾーンまたはスタティックルートが VTI を参照する場合、Security Cloud Control は VTI 参照を除いてセキュリティゾーンとスタティックルートを読み取ります。VTI トンネルに対する Security Cloud Control のサポートは近日中に提供されます。

  • IKE ポート 500/4500 が使用されている場合、またはアクティブな PAT 変換がある場合は、これらのポートでサービスを開始できないため、サイト間 VPN を同じポートに設定することはできません。

  • トンネルモードにのみ対応し、トランスポートモードには対応していません。IPsec トンネル モードは、新しい IP パケットのペイロードになる元の IP データグラム全体を暗号化します。トンネル モードは、ファイアウォールの背後にあるホストとの間で送受信されるトラフィックをファイアウォールが保護する場合に使用します。トンネル モードは、インターネットなどの非信頼ネットワークを介して接続されている 2 つのファイアウォール(またはその他のセキュリティゲートウェイ)間で通常の IPsec が実装される標準の方法です。

  • このリリースでは、1 つ以上の VPN トンネルを含む PTP トポロジのみがサポートされています。ポイントツーポイント(PTP)型の展開は、2 つのエンドポイント間で VPN トンネルを確立します。

FDM-managed デバイス間のサイト間 VPN トンネルの作成

FDM-managed デバイスは、別の FDM-managed デバイスまたはエクストラネットデバイスとの間にセキュアな VPN トンネルを確立できることに注意してください。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN を選択します。

ステップ 3

[トンネルの作成(Create Tunnel)])アイコンをクリックし、[サイト間VPN(Site-to-Site VPN)] をクリックします。

ステップ 4

[ピアの選択(Peer Selection)] エリアで、次の情報を入力します。

  • [設定名(Configuration Name)]:一意のトポロジ名を入力します。

    トポロジには、FDM-managed デバイス VPN であることとトポロジタイプを示す名前を付けることをお勧めします。

  • [ピア1(Peer 1)]:[FDM] タブをクリックして、FDM-managedデバイスを選択します。

  • [ピア2(Peer 2)]:[FDM] タブをクリックして、FDM-managedデバイスを選択します。

    エクストラネットデバイスを選択する場合は、[静的(Static)] を選択して IP アドレスを指定し、DHCP が割り当てられた IP を持つエクストラネットデバイスの場合は [動的(Dynamic)] を選択します。[IPアドレス(IP Address)] には、静的インターフェイスの IP アドレスまたは動的インターフェイスの [DHCP割り当て(DHCP Assigned)] が表示されます。

    (注)  

     

    1 つまたは両方のエンドポイントデバイスに動的 IP アドレスがある場合、追加の手順については、「動的にアドレス指定されたピアを使用したサイト間 VPN 接続の設定」を参照してください。

ステップ 5

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 6

[ピアの詳細(Peer Details)] エリアで、次の情報を入力します。

  • [VPNアクセスインターフェイス(VPN Access Interface)]:ピア 1 とピア 2 間の接続を確立するインターフェイスを選択します。

  • [ルーティング(Routing)]:[ネットワークの追加(Add Networks)] をクリックし、1 つ以上の保護されたネットワークを選択して、ピア 1 とピア 2 の保護されたネットワークの間にサイト間トンネルを作成します

  • (オプション)[NAT免除インターフェイス(NAT Exempt Interface)]:ピア 1 とピア 2 について [NAT免除(NAT Exempt)] を選択し、VPN トラフィックをローカル VPN アクセスインターフェイス上の NAT ポリシーから除外します。個々のピアに対して手動で設定する必要があります。NAT ルールをローカル ネットワークに適用しない場合、ローカル ネットワークをホストするインターフェイスを選択します。このオプションは、ローカル ネットワークが 1 つのルーテッド インターフェイス(ブリッジグループ メンバーではない)の背後にある場合にのみ機能します。ローカルネットワークが複数のルーテッドインターフェイスまたは 1 つ以上のブリッジグループのメンバーの背後にある場合、NAT 免除ルールを手動で作成する必要があります。

ステップ 7

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 8

[IKE設定(IKE Settings)] エリアで、インターネット キー エクスチェンジ(IKE)のネゴシエーション中に使用する IKE バージョンを選択し、プライバシー設定を指定します。IKE ポリシーの詳細については、「グローバル IKE ポリシーの設定」を参照してください。

(注)  

 

IKE ポリシーはデバイスに対してグローバルであり、デバイスに関連付けられたすべての VPN トンネルに適用されます。したがって、ポリシーを追加または削除すると、このデバイスが参加しているすべての VPN トンネルに影響します。

  1. 必要に応じて、いずれかまたは両方のオプションを選択します。

    (注)  

     

    デフォルトでは、[IKEVバージョン2] が有効になっています。

  2. [IKEv2ポリシーの追加(Add IKEv2 Policies)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 の IKEv2 ポリシーを選択します。

  3. 参加デバイスの [ローカル事前共有キー(Local Pre-Shared Key)] と [リモート事前共有キー(Remote Pre-Shared Key)] が自動生成されます。事前共有キーは、接続内の各ピアで設定された秘密鍵文字列です。これらのキーは、IKE が認証フェーズで使用します。

  4. [IKEバージョン1(IKE Version 1)] をクリックして有効にします。

  5. [IKEv1ポリシーの追加(Add IKEv1 Policies)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 の IKEv1 ポリシーを選択します。

  6. [IPEv1事前共有キー(IPEv1 Pre-Shared Key)] が自動生成されます。

ステップ 9

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 10

[IPSec設定(IPSec Settings)] エリアで、ピア 1 およびピア 2 の IPSec 設定を指定します。[IPSec設定(IPSec Settings)] ステップでの選択に応じて、対応する IKEv プロポーザルを使用できます。

IPSec 設定の詳細については、「IPsec プロポーザルについて」を参照してください。

  1. [IKEv2 IPSecプロポーザルの追加(Add IKEv2 IPSec Proposals)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 に使用する IKEv2 プロポーザルを選択します。

  2. [Perfect Forward Secrecy対応のDiffie-Hellmanグループ(Diffie-Hellman Group for Perfect Forward Secrecy)] を選択します。詳細については、「使用する Diffie-Hellman 係数グループの決定」を参照してください。

  3. [次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 11

[終了(Finish)] エリアに、完了した構成の概要が表示されます。

設定を確認し、問題がなければ [送信(Submit)] をクリックします。


サイト間ピア間の保護されたトラフィックのネットワークの設定

サイト間接続の設定が完了したら、VPN がすべての対象デバイスで機能するように、次の設定を実行してください。

手順

ステップ 1

AC ポリシーを設定します。

両方のピアの背後にある保護されたネットワーク間の双方向トラフィックを許可するための AC ポリシーを設定します。AC ポリシーは、パケットがドロップされることなく目的の宛先に到達するのに役立ちます。

(注)  

 

両方のピアで着信トラフィックと発信トラフィックの AC ポリシーを作成する必要があります。

  1. 左側の Security Cloud Control ナビゲーションバーで [ポリシー(Policies)] をクリックし、必要なオプションを選択します。

  2. 両方のピアで着信トラフィックと発信トラフィックのポリシーを作成します。

    次の例は、両方のピアで AC ポリシーを作成する手順を示しています。

    それぞれ 2 つの保護されたネットワーク「boulder-network」および「sanjose-network」間のサイト間 VPN 接続を備えた 2 つの FDM-managed デバイス「FTD_BGL_972」および「FTD_BGL_973」について考えてみます。

    着信トラフィックを許可する AC ポリシーの作成

    ポリシー「Permit_incoming_VPN_traffic_from_973」は、ピア「FTD_BGL_973」からの着信トラフィックを許可するために「FTD_BGL_972」デバイスで作成されます。

    • 送信元ゾーン:ネットワークトラフィックの発信元であるピアデバイスのゾーンを設定します。この例では、トラフィックは FTD_BGL_973 から発信され、FTD_BGL_972 に到達します。

    • 送信元ネットワーク :ネットワークトラフィックの発信元であるピアデバイスの保護されたネットワークを設定します。この例では、トラフィックはピアデバイス(FTD_BGL_973)の背後にある保護されたネットワークである「sanjose-network」から発信されています。

    • 宛先ネットワーク:ネットワークトラフィックが到着するデバイスの保護されたネットワークを設定します。この例では、トラフィックはピアデバイス(FTD_BGL_972)の背後にある保護されたネットワークである「boulder-network」に到着しています。:残りのフィールドは、デフォルト値(「Any」)にできます。

    • ポリシーで侵入およびその他のインスペクション設定の対象となるトラフィックを許可するには、[アクション(Action)] を [許可(Allow)] に設定します。

    発信トラフィックを許可する AC ポリシーの作成

    ポリシー「Permit_outgoing_VPN_traffic_to_973」は、ピア「FTD_BGL_973」への発信トラフィックを許可するために「FTD_BGL_972」デバイスで作成されます。

    • 送信元ネットワーク :ネットワークトラフィックの発信元であるピアデバイスの保護されたネットワークを設定します。この例では、トラフィックはピアデバイス(FTD_BGL_972)の背後にある保護されたネットワークである「boulder-network」から発信されています。

    • 宛先ゾーン:ネットワークトラフィックが到着するピアデバイスのゾーンを設定します。この例では、トラフィックは FTD_BGL_972 から着信し、FTD_BGL_973 に到達しています。

    • 宛先ネットワーク:ネットワークトラフィックが到着するピアの保護されたネットワークを設定します。この例では、トラフィックはピアデバイス(FTD_BGL_972)の背後にある保護されたネットワークである「sanjose-network」に到着しています。:残りのフィールドは、デフォルト値(「Any」)にできます。

    • ポリシーで侵入およびその他のインスペクション設定の対象となるトラフィックを許可するには、[アクション(Action)] を [許可(Allow)] に設定します。

1 つのデバイスで AC ポリシーを作成したら、そのデバイスのピアで同様のポリシーを作成する必要があります。

ステップ 2

いずれかのピアデバイスで NAT が設定されている場合は、NAT 免除ルールを手動で設定する必要があります。「NAT からのサイト間 VPN トラフィックの除外」を参照してください。

ステップ 3

各ピアでリターン VPN トラフィックを受信するためのルーティングを設定します。

詳細については、「ルーティングの設定」を参照してください。

  1. [ゲートウェイ(Gateway)]:宛先ネットワークへのゲートウェイの IP アドレスを識別するネットワークオブジェクトを選択します。トラフィックはこのアドレスに送信されます。

  2. [インターフェイス(Interface)]:トラフィックの送信経路となるインターフェイスを選択します。この例では、トラフィックは「外部」インターフェースを介して送信されます。

  3. [宛先ネットワーク(Destination Networks)]:宛先ネットワークを識別する 1 つまたは複数のネットワークオブジェクトを選択します。この例では、宛先はピア(FTD_BGL_973)の背後にある「sanjose-network」です。

1 つのデバイスでルーティングの設定をしたら、そのデバイスのピアで同様の設定をする必要があります。


既存の Security Cloud Control サイト間 VPN の編集

高度な設定ウィザードは、デフォルトで既存のサイト間 VPN 設定を変更するために使用します。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN を選択します。

ステップ 3

編集するサイト間 VPN トンネルを選択します。

ステップ 4

[アクション(Actions)] ペインで、[編集(Edit)] をクリックします。

(注)  

 

または、次を実行して設定を編集することもできます。

  1. VPN ページを開き、[フィルタ(filter)] パネルの [グローバルビュー(Global View)] ボタンをクリックします。(詳細については、「グローバルビュー」を参照してください)。

    すべてのデバイスで使用可能なすべてのサイト間 VPN トンネルの図が表示されます。

    設定を編集するには、ピアの 1 つが FDM-managed デバイスである必要があります。

  2. ボックスをクリックしてデバイスを選択します。

  3. ピアを表示するには、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。

  4. ピアのデバイスをクリックして、トンネルの詳細を表示します。

    トンネルの詳細、NAT 情報、およびデバイスに関するキー交換情報を表示できます。

  5. [トンネルの詳細(Tunnel Details)] で [編集(Edit)] をクリックします。

ステップ 5

[ピアデバイス(Peer Devices)] セクションでは、次のデバイス設定を変更できます:設定名、VPN アクセスインターフェイス、および保護されたネットワーク。

(注)  

 

参加デバイスを変更することはできません。

ステップ 6

[IKE 設定(IKE Settings)] セクションでは、次の IKEv2 ポリシー設定を変更できます。

  1. それぞれのデバイスの青いプラス ボタンをクリックし、新しい IKEv2 ポリシーを選択します。既存の IKEv2 ポリシーを削除するには、選択したポリシーにカーソルを合わせ、[x] アイコンをクリックします。

  2. 参加デバイスの事前共有キーを変更します。エンドポイントデバイスの事前共有キーが異なる場合は、青い設定 ボタンをクリックして、デバイスの適切な事前共有キーを入力します。

  3. [次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 7

[IPSec設定(IPSec Settings)] セクションでは、次の IPSec 設定を変更できます。

  1. 青いプラス ボタンをクリックして、新しい IKEv2 プロポーザルを選択します。既存の IKEv2 プロポーザルを削除するには、選択したプロポーザルにカーソルを合わせ、[x] アイコンをクリックします。

  2. [Perfect Forward Secrecy対応のDiffie-Hellmanグループ(Diffie-Hellman Group for Perfect Forward Secrecy)] を選択します。

  3. [VPN の編集(Edit VPN)] をクリックし、[完了(Finish)] をクリックします。


ポイントツーポイントの VPN が変更され、行ったすべての変更が反映されます。

Security Cloud Control サイト間 VPN トンネルの削除
手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN をクリックして [VPN] ページを開きます。

ステップ 3

削除するサイト間 VPN トンネルを選択します。

ステップ 4

右側の [アクション(Actions)] ペインで、[削除(Delete)] をクリックします。


選択したサイト間 VPN トンネルが削除されます。

NAT からのサイト間 VPN トラフィックの除外

インターフェイスでサイト間 VPN 接続が定義されていて、かつそのインターフェイス向けの NAT ルールを指定している場合、NAT ルールから VPN 上のトラフィックを任意で除外できます。この操作は、VPN 接続のリモート エンドが内部アドレスを処理できる場合に行うと便利です。

VPN 接続を作成するときに、[NATを除外(NAT Exempt)] オプションを選択すると、ルールが自動的に作成されます。ただし、これはローカルで保護されたネットワークが単一のルーテッド インターフェイス(ブリッジ グループ メンバーではない)を介して接続されている場合のみ動作します。その代わりに、接続内のローカルネットワークが複数のルーテッド インターフェイス、または 1 つ以上のブリッジ グループ メンバーの背後に存在する場合、NAT 免除ルールを手動で設定する必要があります。

NAT ルールから VPN トラフィックを除外するには、宛先がリモート ネットワークのときにローカル トラフィックの手動アイデンティティ NAT ルールを作成します。次に、任意の宛先(インターネットなど)のトラフィックに NAT を適用します。ローカル ネットワークに複数のインターフェイスがある場合、各インターフェイスにルールを作成します。次の点も考慮してください。

  • 接続内に複数のローカル ネットワークがある場合、ネットワークを定義するオブジェクトを保持するネットワーク オブジェクト グループを作成します。

  • VPN に IPv4 ネットワークと IPv6 ネットワークの両方を含める場合、それぞれに個別のアイデンティティ NAT ルールを作成します。

次の例では、ボールダーとサンノゼのオフィスを接続するサイトツーサイト トンネルを示します。インターネットに渡すトラフィックについて(たとえばボールダーの 10.1.1.6 から www.example.com へ)、インターネットへのアクセスのために NAT によって提供されるパブリック IP アドレスが必要です。次の例では、インターフェイス ポート アドレス変換(PAT)ルールを使用しています。ただし、VPN トンネルを経由するトラフィックについては(たとえば、ボールダーの 10.1.1.6 からサンノゼの 10.2.2.78 へ)、NAT を実行しません。そのため、アイデンティティ NAT ルールを作成して、そのトラフィックを除外する必要があります。アイデンティティ NAT は同じアドレスにアドレスを変換します。

次の例は、Firewall1(ボールダー)の設定を示します。例では、内部インターフェイスがブリッジ グループであると仮定するため、各メンバー インターフェイスにルールを記述する必要があります。ルーティングされた内部インターフェイスが 1 つある場合も複数ある場合も、プロセスは同じです。


(注)  


この例では、IPv4 のみと仮定します。VPN に IPv6 ネットワークも含まれる場合、IPv6 にはパラレル ルールを作成します。IPv6 インターフェイス PAT は実装できないため、PAT を使用するには固有の IPv6 アドレスを持つホスト オブジェクトを作成する必要があることに注意してください。


手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

さまざまなネットワークを定義するには、オブジェクトを作成します。

  1. 左側のペインで [オブジェクト(Objects)] をクリックします。

  2. 青色のプラスボタン をクリックして、オブジェクトを作成します。

  3. [FTD] > [ネットワーク(Network)] をクリックします。

  4. ネットワーク内でボールダーを特定します。

  5. オブジェクト名を入力します(例:boulder-network)。

  6. [ネットワークオブジェクトの作成(Create a network object)] を選択します。

  7. [値(Value)] セクションで、次の手順を実行します。

    • [eq] を選択して、単一の IP アドレスまたは CIDR 表記で表されるサブネットアドレスを入力します。

    • [範囲(range)] を選択し、IP アドレスの範囲を入力します。たとえば、ネットワークアドレスを 10.1.1.0/24 と入力します。

  8. [追加(Add)] をクリックします。

  9. 青色のプラスボタン をクリックして、オブジェクトを作成します。

  10. サンノゼの内部ネットワークを定義します。

  11. オブジェクト名を入力します(例:san-jose)。

  12. [ネットワークオブジェクトの作成(Create a network object)] を選択します。

  13. [値(Value)] セクションで、次の手順を実行します。

    • [eq] を選択して、単一の IP アドレスまたは CIDR 表記で表されるサブネットアドレスを入力します。

    • [範囲(range)] を選択し、IP アドレスの範囲を入力します。たとえば、ネットワークアドレスを 10.1.1.0/24 と入力します。

  14. [追加(Add)] をクリックします。

ステップ 3

Firewall1(ボールダー)上で VPN 経由でサンノゼに向かう場合、ボールダー ネットワークの手動アイデンティティ NAT を設定します。

  1. 左側のペインで [セキュリティデバイス(Security Devices)] > [すべてのデバイス(All Devices)] の順にクリックします。

  2. フィルタを使用して、NAT ルールを作成するデバイスを見つけます。

  3. 詳細パネルの [管理(Management)] 領域で、[NAT] をクリックします。

  4. > [Twice NAT] をクリックします。

    • セクション 1 で、[静的(Static)] を選択します。 [続行(Continue)] をクリックします。

    • セクション 2 で、[送信元インターフェイス(Source Interface)] = [内部(inside)] および [宛先インターフェイス(Destination Interface)] = [外部(outside)] を選択します。[続行(Continue)] をクリックします。

    • セクション 3 で、[送信元の元のアドレス(Source Original Address)] = 'boulder-network' および [送信元の変換後アドレス(Source Translated Address)] = 'boulder-network' を選択します。

    • [宛先を使用(Use Destination)] を選択します。

    • [宛先の元のアドレス(Destination Original Address)] = 'sanjose-network' および [送信元の変換後アドレス(Source Translated Address)] = 'sanjose-network' を選択します。:宛先アドレスは変換しないため、元の宛先アドレスと変換された宛先アドレスに同じアドレスを指定することによって、アイデンティティ NAT を設定する必要があります。[ポート(Port)] フィールドはすべて空白のままにします。このルールは、送信元と宛先の両方のアイデンティティ NAT を設定します。

    • [着信パケットのプロキシ ARP の無効化(Disable proxy ARP for incoming packets)] を選択します。

    • [保存(Save)] をクリックします。

    • 他の内部インターフェイスごとに、同等のルールを作成するプロセスを繰り返します。

ステップ 4

Firewall1(ボールダー)上でボールダーの内部ネットワークのインターネットに入る場合、手動ダイナミック インターフェイス PAT を設定します。注:IPv4 トラフィックを対象とする内部インターフェイス用ダイナミック インターフェイス PAT ルールは、初期設定時にデフォルトで作成されるので、既に存在する可能性があります。ただし、この設定は説明を完結させるために示しています。この手順を完了する前に、内部インターフェイスとネットワークをカバーするルールがすでに存在していることを確認して、存在している場合はこの手順をスキップしてください。

  1. > [Twice NAT] をクリックします。

  2. セクション 1 で、[ダイナミック(Dynamic)] を選択します。 [続行(Continue)] をクリックします。

  3. セクション 2 で、[送信元インターフェイス(Source Interface)] = [内部(inside)] および [宛先インターフェイス(Destination Interface)] = [外部(outside)] を選択します。[続行(Continue)] をクリックします。

  4. セクション 3 で、[送信元の元のアドレス(Source Original Address)] = 'boulder-network' および [送信元の変換後アドレス(Source Translated Address)] = 'インターフェイス(interface)' を選択します。

  5. [保存(Save)] をクリックします。

  6. 他の内部インターフェイスごとに、同等のルールを作成するプロセスを繰り返します。

ステップ 5

設定変更を Security Cloud Control に展開します。詳細については、「Security Cloud Control から FTD への設定変更の展開」を参照してください。

ステップ 6

Firewall2(サンノゼ)の管理を行っている場合、そのデバイスに同様のルールを設定できます。

  • 手動アイデンティティ NAT ルールは、宛先が boulder-network の場合は sanjose-network 向けになります。Firewall2 の内部および外部ネットワーク向けに新しいインターフェイス オブジェクトを作成します。

  • 手動ダイナミック インターフェイス PAT ルールは、宛先が「任意」の場合は sanjose-network 向けになります。


FDM-Managed デバイスのスタティックルートとデフォルトルートの設定

Firepower Threat Defense(FTD)デバイスでスタティックルートを定義して、システムのインターフェイスに直接接続されていないネットワークに向かうパケットの送信先をデバイスが認識できるようにします。

デフォルトルートの作成を検討してください。これは、ネットワーク 0.0.0.0/0 のルートです。このルートは、既存の NAT変換、スタティック NAT ルール、またはその他のスタティックルートでは出力インターフェイスを判別できないパケットの送信先を定義します。

デフォルト ゲートウェイを使用してもすべてのネットワークに到達できない場合、他のスタティック ルートが必要になる可能性があります。たとえば、デフォルト ルートは通常、外部インターフェイスの上流に位置するルータです。デバイスに直接接続されていない追加の内部ネットワークがあり、それらにデフォルト ゲートウェイを介してアクセスできない場合、これらそれぞれの内部ネットワークに対してスタティック ルートが必要です。

システムのインターフェイスに直接接続されたネットワークのスタティック ルートを定義することはできません。システムは自動でこれらのルートを作成します。

Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat Defense のサイト間 VPN 設定

Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat Defense デバイスと次のデバイスとの間にサイト間 IPSec 接続を作成できます。

  • Firewall Threat Defense

  • Secure Firewall ASA

  • Multicloud Defense

Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat Defense デバイス間のサイト間 VPN トンネルの作成

次の手順を使用して、Cloud-Delivered Firewall Management Center によって管理される 2 つの Firewall Threat Defense デバイスの間にサイト間 VPN トンネルを作成します。

始める前に

Firewall Threat Defense デバイスに保留中の展開があってはなりません。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN を選択します。

ステップ 3

[トンネルの作成(Create Tunnel)])アイコンをクリックし、[サイト間VPN(Site-to-Site VPN)] をクリックします。

ステップ 4

[ピアの選択(Peer Selection)] エリアで、次の情報を入力します。

  • [設定名(Configuration Name)]:一意のトポロジ名を入力します。

    トポロジには、Firewall Threat Defense デバイス VPN であることとトポロジタイプを示す名前を付けることをお勧めします。

  • ピア 1(Peer 1)[FTD] タブをクリックして、Firewall Threat Defense デバイスを選択します。

  • ピア 2(Peer 2)[FTD] タブをクリックして、Firewall Threat Defense デバイスを選択します。

    エクストラネットデバイスを選択する場合は、[静的(Static)] を選択して IP アドレスを指定し、DHCP が割り当てられた IP を持つエクストラネットデバイスの場合は [動的(Dynamic)] を選択します。[IPアドレス(IP Address)] には、静的インターフェイスの IP アドレスまたは動的インターフェイスの [DHCP割り当て(DHCP Assigned)] が表示されます。

ステップ 5

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 6

[ピアの詳細(Peer Details)] エリアで、次の情報を入力します。

  • [VPNアクセスインターフェイス(VPN Access Interface)]:ピア 1 とピア 2 の両方のインターフェイスを選択して、それらの間に接続を確立します。

  • LAN インターフェイス(LAN Interfaces):LAN サブネットを制御するピア 1 とピア 2 の両方のインターフェイスを選択します。複数のインターフェイスを選択できます

  • [ルーティング(Routing)]:[ネットワークの追加(Add Networks)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 に対して 1 つ以上の保護されたネットワークを選択して、それらの間にサイト間トンネルを作成します。

ステップ 7

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 8

[IKE設定(IKE Settings)] エリアで、インターネット キー エクスチェンジ(IKE)のネゴシエーション中に使用する IKE バージョンを選択し、プライバシー設定を指定します。IKE ポリシーの詳細については、「グローバル IKE ポリシーの設定」を参照してください。

(注)  

 

IKE ポリシーはデバイスに対してグローバルであり、デバイスに関連付けられたすべての VPN トンネルに適用されます。したがって、ポリシーを追加または削除すると、このデバイスが参加しているすべての VPN トンネルに影響します。

  1. 必要に応じて、いずれかまたは両方のオプションを選択します。

    (注)  

     

    デフォルトでは、[IKEVバージョン2] が有効になっています。

  2. [IKEv2ポリシーの追加(Add IKEv2 Policies)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 の IKEv2 ポリシーを選択します。

  3. 参加デバイスの [ローカル事前共有キー(Local Pre-Shared Key)] と [リモート事前共有キー(Remote Pre-Shared Key)] が自動生成されます。事前共有キーは、接続内の各ピアで設定された秘密鍵文字列です。これらのキーは、IKE が認証フェーズで使用します。

  4. [IKEバージョン1(IKE Version 1)] をクリックして有効にします。

  5. [IKEv1ポリシーの追加(Add IKEv1 Policies)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 の IKEv1 ポリシーを選択します。

  6. [IPEv1事前共有キー(IPEv1 Pre-Shared Key)] が自動生成されます。

ステップ 9

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 10

[IPSec設定(IPSec Settings)] エリアで、ピア 1 およびピア 2 の IPSec 設定を指定します。[IPSec設定(IPSec Settings)] ステップでの選択に応じて、対応する IKEv プロポーザルを使用できます。

IPSec 設定の詳細については、「IPSec プロポーザルの設定」を参照してください。

  1. [IKEv2 IPSecプロポーザルの追加(Add IKEv2 IPSec Proposals)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 に使用する IKEv2 プロポーザルを選択します。

  2. [Perfect Forward Secrecy対応のDiffie-Hellmanグループ(Diffie-Hellman Group for Perfect Forward Secrecy)] を選択します。詳細については、「VPN で使用される暗号化アルゴリズムとハッシュアルゴリズム」を参照してください。

  3. [Next] をクリックします。

ステップ 11

[終了(Finish)] エリアに、完了した構成の概要が表示されます。

設定を確認し、問題がなければ [送信(Submit)] をクリックします。

ステップ 12

ステップ 13

次の手順を実行して、Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat Defense デバイスに設定を展開します。

  1. Administration > Integrations > Firewall Management Center を選択します。

  2. クラウド提供型 FMC に対応するチェックボックスがオンになっていることを確認し、右側の [アクション(Actions)] ペインで [展開(Deployment)] をクリックします。

  3. サイト間 VPN 設定に関係しているデバイスを選択し、[展開(Deploy)] をクリックします。

  4. [デバイス(Devices)] > [VPN] > [サイト間(Site To Site)] を選択します。Security Cloud Control で設定したのと同じ VPN トポロジが表示されます。


Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat DefenseMulticloud Defense 間のサイト間 VPN トンネルの作成


(注)  


新規のお客様が Security Cloud Control を使用して、Multicloud DefenseCloud-Delivered Firewall Management Centerで管理される Firewall Threat Defense デバイス間のサイト間 VPN を設定する場合は、Cisco Technical Assistance Center(Cisco TAC)に連絡してこの機能を有効にしてください。ASA と Multicloud Defense 間のサイト間 VPN を手動で設定するには、Multicloud Defense アプリケーションで VPN を設定し、Cloud-Delivered Firewall Management Center で管理する Firewall Threat Defense デバイスにも手動で設定して、サイト間 VPN を起動します。


Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat DefenseMulticloud Defense の間に、関連するすべての標準に準拠する Security Cloud Control ダッシュボードからサイト間 IPSec 接続を作成できます。VPN 接続が確立されると、ファイアウォールの背後にあるホストは、セキュアな VPN トンネルを介してゲートウェイの背後にあるホストに接続できます。

Multicloud Defense は現在、Amazon Web Services(AWS)、Azure、Google Cloud Platform(GCP)、および Oracle OCI クラウドアカウントをサポートしています。

次の手順を使用して、Security Cloud Control ダッシュボードから Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat Defense デバイスと Multicloud Defense 間に VPN トンネルを作成します。

始める前に

次の前提条件を満たしていることを確認してください。

  • Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat Defense デバイスには保留中の変更がない必要があります。

  • Multicloud DefenseSecurity Cloud Control にオンボードする必要があります。「クラウドアカウントの接続」を参照してください。

  • Multicloud Defense Gateway は [アクティブ(Active)] 状態である必要があります。

  • Multicloud Defense Gateway で VPN が有効になっている必要があります。「ゲートウェイ内で VPN を有効にする」を参照してください。

  • 詳細については、「Multicloud Defense Gateway 前提条件と制限事項」を参照してください。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

ナビゲーションウィンドウで Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN を選択します。

ステップ 3

[トンネルの作成(Create Tunnel)])アイコンをクリックし、[サイト間VPN(Site-to-Site VPN)] をクリックします。

ステップ 4

[ピアの選択(Peer Selection)] エリアで、次の情報を入力します。

  • [設定名(Configuration Name)]:一意のトポロジ名を入力します。

  • ピア 1(Peer 1)[FTD] タブをクリックして、Firewall Threat Defense デバイスを選択します。

  • ピア 2(Peer 2)Multicloud Defense タブをクリックして、必要なゲートウェイを選択します。

    エクストラネットデバイスを選択する場合は、[静的(Static)] を選択して IP アドレスを指定し、DHCP が割り当てられた IP を持つエクストラネットデバイスの場合は [動的(Dynamic)] を選択します。[IPアドレス(IP Address)] には、静的インターフェイスの IP アドレスまたは動的インターフェイスの [DHCP割り当て(DHCP Assigned)] が表示されます。

ステップ 5

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 6

[ピアの詳細(Peer Details)] エリアで、次の情報を入力します。

  • VPN アクセスインターフェイス(VPN Access Interface)Firewall Threat Defense のインターフェイスを選択してゲートウェイとの接続を確立します。

  • [パブリックIP(Public IP)](任意):選択した Firewall Threat Defense の外部インターフェイスにマッピングする NAT のパブリック IP アドレスを指定します。

  • ルーティング(Routing):[Add Networks] をクリックし、Firewall Threat Defense から 1 つ以上の保護されたネットワークを選択して、選択したネットワークと Multicloud Defense Gateway の間にサイト間トンネルを作成します。

ステップ 7

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 8

[トンネルの詳細(Tunnel Details)] エリアで、次の情報を入力します。

  • 仮想トンネルインターフェイス IP:ピアの新しい 仮想トンネルインターフェイス のアドレスを指定します。このデバイスで現在使用されていない未使用の IP アドレスを割り当てられます。

  • [自律システム番号(Autonomous System Number)]:ネットワークの自律システム番号を指定します。

ステップ 9

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 10

[IKE設定(IKE Settings)] エリアで、[IKEv2の追加(Add IKEv2)] をクリックし、インターネット キー エクスチェンジ(IKE)ネゴシエーションの IKE バージョンを追加して、プライバシー設定を指定します。

Security Cloud Control デフォルトの [Local Pre-Shared Key] が生成されます。このキーは、ピアで設定される秘密鍵文字列です。IKE では、認証フェーズでこのキーが使用されます。このキーは、ピア間にトンネルを確立する際の相互検証に使用されます。

ステップ 11

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 12

[IPSec Settings] エリアで [Add IKEv2 IPSec Proposals] をクリックして、IKE IPSec 設定を選択します。使用できるプロポーザルは、[IKE設定(IKE Settings)] ステップでの選択内容によって異なります。IPSec プロポーザルの設定」を参照してください。

ステップ 13

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 14

[終了(Finish)] エリアで設定を確認し、設定に問題がない場合にのみ続行します。

ステップ 15

[送信(Submit)] をクリックします。

設定が Multicloud Defense Gateway にプッシュされます。

ステップ 16

次の手順を実行して、Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat Defense デバイスに設定を展開します。

  1. Administration > Integrations > Firewall Management Center を選択します。

  2. クラウド提供型 FMC に対応するチェックボックスがオンになっていることを確認し、右側の [アクション(Actions)] ペインで [展開(Deployment)] をクリックします。

  3. サイト間 VPN 設定に関係しているデバイスを選択し、[展開(Deploy)] をクリックします。

  4. [デバイス(Devices)] > [VPN] > [サイト間(Site To Site)] を選択します。Security Cloud Control で設定したのと同じ VPN トポロジが表示されます。


Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat DefenseSecure Firewall ASA 間のサイト間 VPN の作成

始める前に

Firewall Threat Defense デバイスに保留中の展開があってはなりません。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

ナビゲーションウィンドウで Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN を選択します。

ステップ 3

[トンネルの作成(Create Tunnel)])アイコンをクリックし、[サイト間VPN(Site-to-Site VPN)] をクリックします。

ステップ 4

[ピアの選択(Peer Selection)] エリアで、次の情報を入力します。

  • [設定名(Configuration Name)]:一意のトポロジ名を入力します。

    トポロジには、Firewall Threat Defense デバイス VPN であることとトポロジタイプを示す名前を付けることをお勧めします。

  • ピア 1(Peer 1)[FTD] タブをクリックして、Firewall Threat Defense デバイスを選択します。

  • [ピア2(Peer 2)]:[ASA] タブをクリックして、Secure Firewall ASA デバイスを選択します。

    エクストラネットデバイスを選択する場合は、[静的(Static)] を選択して IP アドレスを指定し、DHCP が割り当てられた IP を持つエクストラネットデバイスの場合は [動的(Dynamic)] を選択します。[IPアドレス(IP Address)] には、静的インターフェイスの IP アドレスまたは動的インターフェイスの [DHCP割り当て(DHCP Assigned)] が表示されます。

ステップ 5

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 6

[ピアの詳細(Peer Details)] エリアで、次の情報を入力します。

  • [VPNアクセスインターフェイス(VPN Access Interface)]:ピア 1 とピア 2 の両方のインターフェイスを選択して、それらの間に接続を確立します。

  • LAN インターフェイス(LAN Interfaces):LAN サブネットを制御するピア 1 とピア 2 の両方のインターフェイスを選択します。複数のインターフェイスを選択できます

  • [ルーティング(Routing)]:[ネットワークの追加(Add Networks)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 に対して 1 つ以上の保護されたネットワークを選択して、それらの間にサイト間トンネルを作成します。

ステップ 7

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 8

[トンネルの詳細(Tunnel Details)] エリアで、次の情報を入力します。

  • 仮想トンネルインターフェイスIP(Virtual Tunnel Interface IP)Secure Firewall ASA の新しい [Virtual Tunnel Interfaces] のアドレスを指定します。Security Cloud Control から Secure Firewall ASA のサンプル アドレスが提供されますが、競合が発生した場合は変更できます。このデバイスで現在使用されていない未使用の IP アドレスを割り当てられます。

ステップ 9

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 10

[IKE設定(IKE Settings)] エリアで、インターネット キー エクスチェンジ(IKE)のネゴシエーション中に使用する IKE バージョンを選択し、プライバシー設定を指定します。IKE ポリシーの詳細については、「グローバル IKE ポリシーの設定」を参照してください。

(注)  

 

IKE ポリシーはデバイスに対してグローバルであり、デバイスに関連付けられたすべての VPN トンネルに適用されます。したがって、ポリシーを追加または削除すると、このデバイスが参加しているすべての VPN トンネルに影響します。

  1. 必要に応じて、いずれかまたは両方のオプションを選択します。

    (注)  

     

    デフォルトでは、[IKEVバージョン2] が有効になっています。

  2. [IKEv2ポリシーの追加(Add IKEv2 Policies)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 の IKEv2 ポリシーを選択します。

  3. 参加デバイスの [ローカル事前共有キー(Local Pre-Shared Key)] と [リモート事前共有キー(Remote Pre-Shared Key)] が自動生成されます。事前共有キーは、接続内の各ピアで設定された秘密鍵文字列です。これらのキーは、IKE が認証フェーズで使用します。

  4. [IKEバージョン1(IKE Version 1)] をクリックして有効にします。

  5. [IKEv1ポリシーの追加(Add IKEv1 Policies)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 の IKEv1 ポリシーを選択します。

  6. [IPEv1事前共有キー(IPEv1 Pre-Shared Key)] が自動生成されます。

ステップ 11

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 12

[IPSec設定(IPSec Settings)] エリアで、ピア 1 およびピア 2 の IPSec 設定を指定します。[IPSec設定(IPSec Settings)] ステップでの選択に応じて、対応する IKEv プロポーザルを使用できます。

IPSec 設定の詳細については、「IPSec プロポーザルの設定」を参照してください。

  1. [IKEv2 IPSecプロポーザルの追加(Add IKEv2 IPSec Proposals)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 に使用する IKEv2 プロポーザルを選択します。

  2. [Perfect Forward Secrecy対応のDiffie-Hellmanグループ(Diffie-Hellman Group for Perfect Forward Secrecy)] を選択します。詳細については、「使用する Diffie-Hellman 係数グループの決定」を参照してください。

ステップ 13

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 14

[終了(Finish)] エリアに、完了した構成の概要が表示されます。

設定を確認し、問題がなければ [送信(Submit)] をクリックします。

ステップ 15

次の手順を実行して、Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat Defense デバイスに設定を展開します。

  1. Administration > Integrations > Firewall Management Center を選択します。

  2. クラウド提供型 FMC に対応するチェックボックスがオンになっていることを確認し、右側の [アクション(Actions)] ペインで [展開(Deployment)] をクリックします。

  3. サイト間 VPN 設定に関係しているデバイスを選択し、[展開(Deploy)] をクリックします。

  4. [デバイス(Devices)] > [VPN] > [サイト間(Site To Site)] を選択します。Security Cloud Control で設定したのと同じ VPN トポロジが表示されます。


サイト間 VPN の Secure Firewall ASA

Security Cloud Control は、Secure Firewall ASA デバイスの備えるサイト間 VPN 機能の次の側面をサポートしています。

  • IPsec IKEv1 および IKEv2 プロトコルの両方をサポート。

  • 自動または手動の事前共有認証キー。

  • IPv4 および IPv6 内部、外部のすべての組み合わせをサポート。

  • IPsec IKEv2 サイト間 VPN トポロジにより、セキュリティ認定に準拠するための設定を提供。

  • スタティック インターフェイスおよびダイナミック インターフェイス。

  • エクストラネットデバイスのスタティックまたはダイナミック IP アドレスをエンドポイントとしてサポート。

動的にアドレス指定されたピアによるサイト間 VPN 接続の設定

Security Cloud Control を使用すると、ピアのいずれかの VPN インターフェイス IP アドレスが不明な場合、またはインターフェイスが DHCP サーバーからアドレスを取得する場合に、ピア間にサイト間 VPN 接続を作成できます。事前共有キー、IKE 設定、および IPsec 設定が別のピアと一致するダイナミックピアは、サイト間 VPN 接続を確立できます。

A と B の 2 つのピアがあるとします。スタティックピアは、VPN インターフェイスの IP アドレスが固定されているデバイスであり、ダイナミックピアは、VPN インターフェイスの IP アドレスが不明であるか、一時的な IP アドレスを持つデバイスです。

次の使用例では、動的にアドレス指定されたピアとの安全なサイト間 VPN 接続を確立するためのさまざまなシナリオについて説明します。

  • A はスタティックピア、B はダイナミックピア、またはその逆です。

  • A はスタティックピア、B は DHCP サーバーから解決された IP アドレスを持つダイナミックピア、またはその逆です。

  • A はダイナミックピアで、B はスタティックまたはダイナミック IP アドレスを持つエクストラネットデバイスです。

  • A は DHCP サーバーからの解決済み IP アドレスを持つダイナミックピアで、B はスタティックまたはダイナミック IP アドレスを持つエクストラネットデバイスです。


(注)  


Adaptive Security Device Manager(ASDM)などのローカルマネージャを使用してインターフェイスの IP アドレスを変更すると、Security Cloud Control では、そのピアの [設定ステータス(Configuration Status)] に [競合検出(Conflict Detected)] と表示されます。このアウトオブバンドの変更を解決すると、他方のピアの [設定ステータス(Configuration Status)] が [未同期(Not Synced)] 状態に変わります。[未同期(Not Synced)] 状態のデバイスに Security Cloud Control 設定を展開する必要があります。


通常、ダイナミックピアの IP アドレスを他方のピアは把握していないため、ダイナミックピアから接続を開始する必要があります。リモートピアが接続を確立しようとすると、他方のピアは事前共有キー、IKE 設定、および IPsec 設定を使用して接続を検証します。

VPN 接続はリモートピアが接続を開始した後にのみ確立されるため、VPN トンネルのトラフィックを許可するアクセス制御ルールに一致するすべての発信トラフィックは、接続が確立されるまでドロップされます。これにより、適切な暗号化と VPN 保護のないデータがネットワークから流出しないようになります。


(注)  


次のシナリオでは、サイト間 VPN 接続を設定できません。

1 台のデバイスに複数のダイナミックピア接続がある場合。

  • 3 台のデバイス A、B、C があるとします。

  • A(スタティックピア)と B(ダイナミックピア)間のサイト間 VPN 接続を設定します。

  • エクストラネットデバイスを作成して、A と C(ダイナミックピア)間のサイト間 VPN 接続を設定します。A のスタティック VPN インターフェイス IP アドレスをエクストラネットデバイスに割り当て、C との接続を確立します。


Secure Firewall ASA サイト間 VPN のガイドラインと制約事項

  • Security Cloud Control は、S2S VPN の対象トラフィックを設計するための crypto-acl をサポートしていません。保護されたネットワークのみをサポートします。

  • IKE ポート 500/4500 が使用されている場合、またはアクティブな PAT 変換がある場合は、これらのポートでサービスを開始できないため、サイト間 VPN を同じポートに設定することはできません。

  • トンネルモードにのみ対応し、トランスポートモードには対応していません。IPsec トンネル モードは、新しい IP パケットのペイロードになる元の IP データグラム全体を暗号化します。トンネル モードは、ファイアウォールの背後にあるホストとの間で送受信されるトラフィックをファイアウォールが保護する場合に使用します。トンネル モードは、インターネットなどの非信頼ネットワークを介して接続されている 2 つのファイアウォール(またはその他のセキュリティゲートウェイ)間で通常の IPsec が実装される標準の方法です。

  • このリリースでは、1 つ以上の VPN トンネルを含む PTP トポロジのみがサポートされています。ポイントツーポイント(PTP)型の展開は、2 つのエンドポイント間で VPN トンネルを確立します。

仮想トンネル インターフェイスの注意事項

  • VTI は IPsec モードのみで設定可能です。Secure Firewall ASA で GRE トンネルを終了することはサポートされていません。

  • トンネル インターフェイスを使用するトラフィックには、動的または静的なルートを使用することができます。

  • VTI の MTU は、基盤となる物理インターフェイスに応じて自動的に設定されます。ただし、VTI を有効にした後で物理インターフェイス MTU を変更した場合は、新しい MTU 設定を使用するために VTI を無効にしてから再度有効にする必要があります。

  • ネットワーク アドレス変換を適用する必要がある場合、IKE および ESP パケットは、UDP ヘッダーにカプセル化されます。

  • IKE および IPsec のセキュリティ アソシエーションには、トンネル内のデータ トラフィックに関係なく、継続的にキーの再生成が行われます。これにより、VTI トンネルは常にアップした状態になります。

  • トンネル グループ名は、ピアが自身の IKEv1 または IKEv2 識別情報として送信するものと一致する必要があります。

  • LAN-to-LAN トンネル グループの IKEv1 では、トンネルの認証方式がデジタル証明書である場合、かつ/またはピアがアグレッシブ モードを使用するように設定されている場合、IP アドレス以外の名前を使用できます。

  • 暗号マップに設定されるピア アドレスと VTI のトンネル宛先が異なる場合、VTI 設定と暗号マップの設定を同じ物理インターフェイスに共存させることができます。

  • デフォルトでは、VTI 経由のトラフィックは、すべて暗号化されます。

  • VTI インターフェイスのデフォルトのセキュリティレベルは 0 です。

  • VTI 経由のトラフィックを制御するため、VTI インターフェイスにアクセス リストを適用することができます。

  • VTI では BGP のみサポートされます。

  • Secure Firewall ASA が IOS IKEv2 VTI クライアントを終端している場合は、IOS VTI クライアントによって開始されたこの L2L セッションのモード CFG 属性を Secure Firewall ASA が取得できないため、IOS での設定交換要求を無効にします。

  • IPv6 はサポートされていません。

Secure Firewall ASA 間のサイト間 VPN トンネルの作成

次の手順を使用して、2 つの ASA またはエクストラネットデバイスを備えた ASA 間にサイト間 VPN トンネルを作成します。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、[セキュアな接続(Secure Connections)] > [サイト間 VPN(Site to Site VPN)] > [ASA と FDM(ASA & FDM)] をクリックします。

ステップ 3

[トンネルの作成(Create Tunnel)])アイコンをクリックし、[サイト間VPN(Site-to-Site VPN)] をクリックします。

ステップ 4

ステップ 5

[ピアの選択(Peer Selection)] エリアで、次の情報を入力します。

  • [設定名(Configuration Name)]:一意のトポロジ名を入力します。

  • [ピア1(Peer 1)]:[ASA] タブをクリックして、Secure Firewall ASA デバイスを選択します。

  • [ピア2(Peer 2)]:[ASA] タブをクリックして、Secure Firewall ASA デバイスを選択します。

    エクストラネットデバイスを選択する場合は、[静的(Static)] を選択して IP アドレスを指定し、DHCP が割り当てられた IP を持つエクストラネットデバイスの場合は [動的(Dynamic)] を選択します。[IPアドレス(IP Address)] には、静的インターフェイスの IP アドレスまたは動的インターフェイスの [DHCP割り当て(DHCP Assigned)] が表示されます。

ステップ 6

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 7

[ピアの詳細(Peer Details)] エリアで、次の情報を入力します。

  • いずれかのオプションを選択して、新しいポリシーベースまたはルートベースのサイト間 VPN を作成します。

  • [VPNアクセスインターフェイス(VPN Access Interface)]:ピア 1 とピア 2 の両方のインターフェイスを選択して、それらの間に接続を確立します。

  • (ルートベースに適用可能)[LANインターフェイス(LAN Interfaces)]:LAN サブネットを制御するピア 1 とピア 2 の両方のインターフェイスを選択します。複数のインターフェイスを選択できます

  • [ルーティング(Routing)]:[ネットワークの追加(Add Networks)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 に対して 1 つ以上の保護されたネットワークを選択して、それらの間にサイト間トンネルを作成します。

  • (ポリシーベースに適用可能)[NAT免除(NAT Exempt)] を選択して、VPN トラフィックをローカル VPN アクセスインターフェイス上の NAT ポリシーから除外します。個々のピアに対して手動で設定する必要があります。NAT ルールをローカル ネットワークに適用しない場合、ローカル ネットワークをホストするインターフェイスを選択します。このオプションは、ローカル ネットワークが 1 つのルーテッド インターフェイス(ブリッジグループ メンバーではない)の背後にある場合にのみ機能します。ローカルネットワークが複数のルーテッドインターフェイスまたは 1 つ以上のブリッジグループのメンバーの背後にある場合、NAT 免除ルールを手動で作成する必要があります。必要なルールを手動で作成する方法については、「NAT からの ASA サイト間 VPN トラフィックの除外」を参照してください。

ステップ 8

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 9

(ルートベースに適用可能)[トンネルの詳細(Tunnel Details)] では、前の手順でピア デバイスを設定すると、[VTIアドレス(VTI Address)] フィールドが自動的に入力されます。必要に応じて、新しい VTI として使用される IP アドレスを手動で入力できます。

ステップ 10

[IKE設定(IKE Settings)] エリアで、インターネット キー エクスチェンジ(IKE)ネゴシエーション中に使用する IKE バージョンを選択し、プライバシー設定を指定します。IKE ポリシーの詳細については、グローバル IKE ポリシーについてを参照してください。

(注)  

 

IKE ポリシーはデバイスに対してグローバルであり、デバイスに関連付けられたすべての VPN トンネルに適用されます。したがって、ポリシーを追加または削除すると、このデバイスが参加しているすべての VPN トンネルに影響します。

  1. 必要に応じて、いずれかまたは両方のオプションを選択します。

    (注)  

     

    デフォルトでは、[IKEVバージョン2] が有効になっています。

  2. [IKEv2ポリシーの追加(Add IKEv2 Policies)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 の IKEv2 ポリシーを選択します。

  3. 参加デバイスの [ローカル事前共有キー(Local Pre-Shared Key)] と [リモート事前共有キー(Remote Pre-Shared Key)] が自動生成されます。事前共有キーは、接続内の各ピアで設定された秘密鍵文字列です。これらのキーは、IKE が認証フェーズで使用します。

  4. [IKEバージョン1(IKE Version 1)] をクリックして有効にします。

  5. [IKEv1ポリシーの追加(Add IKEv1 Policies)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 の IKEv1 ポリシーを選択します。

  6. [IPEv1事前共有キー(IPEv1 Pre-Shared Key)] が自動生成されます。

ステップ 11

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 12

[IPSec設定(IPSec Settings)] エリアで、ピア 1 およびピア 2 の IPSec 設定を指定します。[IPSec設定(IPSec Settings)] ステップでの選択に応じて、対応する IKEv プロポーザルを使用できます。

IPSec 設定の詳細については、「グローバル IKE ポリシーについて」を参照してください。

  1. [IKEv2 IPSecプロポーザルの追加(Add IKEv2 IPSec Proposals)] をクリックし、ピア 1 とピア 2 に使用する IKEv2 プロポーザルを選択します。

  2. [Perfect Forward Secrecy対応のDiffie-Hellmanグループ(Diffie-Hellman Group for Perfect Forward Secrecy)] を選択します。詳細については、「VPN で使用される暗号化アルゴリズムとハッシュアルゴリズム」を参照してください。

ステップ 13

[終了(Finish)] エリアで設定を確認し、設定に問題がない場合にのみ続行します。

デフォルトでは、[変更をCisco ASAにすぐに展開する(Deploy changes to Cisco ASA)] チェックボックスがオンになっており、[送信(Submit)] をクリックすると設定がすぐに Cisco ASA デバイスに展開されます。

後で設定を確認して手動で展開する場合は、このチェックボックスをオフにします。


新しく構成されたサイト間 VPN トンネルを示す [VPNトンネル(VPN Tunnels)] ページに移動します。変更は段階的であり、手動で展開する必要があります。VTI トンネルを介してデバイス間で VTI トラフィックを自動的にルーティングするルーティングポリシーが作成されます。このポリシーを表示するには、[セキュリティデバイス(Security Devices)] ページでデバイスを選択し、[設定(Configuration)] > [差分(Diff)] の順に選択します。

Cisco ASA と Multicloud Defense Gateway 間でのサイト間 VPN の作成


(注)  


新規のお客様が Security Cloud Control を使用して Multicloud Defense と Cisco ASA デバイス間のサイト間 VPN を設定する場合は、Cisco Technical Assistance Center (Cisco TAC)に連絡してこの機能を有効にしてください。

Cisco ASA と Multicloud Defense 間のサイト間 VPN を手動で構成するには、Multicloud Defense アプリケーションと Cisco ASA デバイスで VPN を手動で構成して、サイト間 VPN を起動します。


Cisco ASA と、関連するすべての標準に準拠する Multicloud Defense Gateway の間にサイト間 IPsec 接続を作成できます。VPN 接続が確立されると、ファイアウォールの背後にあるホストは、セキュアな VPN トンネルを介してゲートウェイの背後にあるホストに接続できます。

Multicloud Defense は現在、Amazon Web Services(AWS)、Azure、Google Cloud Platform(GCP)、および Oracle OCI クラウドアカウントをサポートしています。

次の手順を使用して、Security Cloud Control ダッシュボードから Security Cloud Control およびMulticloud Defense Gateway によって管理される Cisco ASA デバイス間に VPNトンネルを作成します。

始める前に

次の前提条件を満たしていることを確認してください。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN を選択します。

ステップ 3

[トンネルの作成(Create Tunnel)])アイコンをクリックし、[サイト間VPN(Site-to-Site VPN)] をクリックします。

ステップ 4

[ピアの選択(Peer Selection)] エリアで、次の情報を入力します。

  • [設定名(Configuration Name)]:一意のトポロジ名を入力します。

  • [ピア1(Peer 1)]:[ASA] タブをクリックして、Secure Firewall ASA デバイスを選択します。

  • ピア 2(Peer 2)[Multicloud Defense] タブをクリックし、マルチクラウドゲートウェイを選択します。

    エクストラネットデバイスを選択する場合は、[静的(Static)] を選択して IP アドレスを指定し、DHCP が割り当てられた IP を持つエクストラネットデバイスの場合は [動的(Dynamic)] を選択します。[IPアドレス(IP Address)] には、静的インターフェイスの IP アドレスまたは動的インターフェイスの [DHCP割り当て(DHCP Assigned)] が表示されます。

ステップ 5

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 6

[ピアの詳細(Peer Details)] エリアで、次の情報を入力します。

  • VPN アクセスインターフェイス(VPN Access Interface)Multicloud Defense Gateway への接続を確立するための Secure Firewall ASA インターフェイスを選択します。

  • LAN インターフェイス(LAN Interfaces):LAN サブネットを制御する Secure Firewall ASA のインターフェースを選択します。複数のインターフェイスを選択できます

  • [パブリックIP(Public IP)](任意):選択した Secure Firewall ASA の外部インターフェイスにマッピングする NAT のパブリック IP アドレスを指定します。

  • ルーティング(Routing)ネットワークの追加(Add Networks) をクリックし、Secure Firewall ASA の 1 つ以上の保護されたネットワークを選択して、Multicloud Defense Gateway とのサイト間トンネルを確立します。

ステップ 7

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 8

[トンネルの詳細(Tunnel Details)] エリアで、次の情報を入力します。

  • 仮想トンネルインターフェイス IP(Virtual Tunnel Interface IP):ピアの新しい [Virtual Tunnel Interfaces] のアドレスを指定します。Security Cloud Control から Secure Firewall ASA のサンプルアドレスが提供されますが、競合が発生した場合は変更できます。このデバイスで現在使用されていない未使用の IP アドレスを割り当てられます。

  • 自律システム番号(Autonomous System Number)(ピア 1):Secure Firewall ASA デバイスに自律システム番号が設定されていない場合、Security Cloud Control からデバイスの自律システム番号が提示されますが、その番号は変更できます。デバイスに自律システム番号がすでに設定されている場合は、現在の値が表示され、変更できません。

  • [自律システム番号(Autonomous System Number)](ピア 2):BGP プロファイルが Multicloud Defense Gateway に割り当てられている場合、プロファイルに関連付けられた自律番号が表示され、変更できません。Multicloud Defense Gateway の追加」を参照してください。

ステップ 9

[次へ(Next)] をクリックします。

ステップ 10

[IKE Settings] エリアで、Security Cloud Control によってデフォルトの [Pre-Shared Key] が生成されます。このキーは、ピアで設定される秘密鍵文字列です。IKE では、認証フェーズでこのキーが使用されます。このキーは、ピア間にトンネルを確立する際の相互検証に使用されます。

ステップ 11

[終了(Finish)] エリアで設定を確認し、設定に問題がない場合にのみ続行します。

デフォルトでは、[変更をCisco ASAにすぐに展開する(Deploy changes to Cisco ASA)] チェックボックスがオンになっており、[送信(Submit)] をクリックすると設定がすぐに Cisco ASA デバイスに展開されます。

後で設定を確認して手動で展開する場合は、このチェックボックスをオフにします。

ステップ 12

[送信(Submit)] をクリックします。

設定が Multicloud Defense Gateway にプッシュされます。


Security Cloud Control の [VPN] ページには、ピア間で作成されたサイト間トンネルが表示されます。対応するトンネルは Multicloud Defense Gateway ポータルで確認できます。

NAT からのサイト間 VPN トラフィックの除外

インターフェイスでサイト間 VPN 接続が定義されていて、かつそのインターフェイス向けの NAT ルールを指定している場合、NAT ルールから VPN 上のトラフィックを任意で除外できます。この操作は、VPN 接続のリモート エンドが内部アドレスを処理できる場合に行うと便利です。

VPN 接続を作成するときに、[NATを除外(NAT Exempt)] オプションを選択すると、ルールが自動的に作成されます。ただし、これはローカルで保護されたネットワークが単一のルーテッド インターフェイス(ブリッジ グループ メンバーではない)を介して接続されている場合のみ動作します。その代わりに、接続内のローカルネットワークが複数のルーテッド インターフェイス、または 1 つ以上のブリッジ グループ メンバーの背後に存在する場合、NAT 免除ルールを手動で設定する必要があります。

NAT ルールから VPN トラフィックを除外するには、宛先がリモート ネットワークのときにローカル トラフィックの手動アイデンティティ NAT ルールを作成します。次に、任意の宛先(インターネットなど)のトラフィックに NAT を適用します。ローカル ネットワークに複数のインターフェイスがある場合、各インターフェイスにルールを作成します。次の点も考慮してください。

  • 接続内に複数のローカル ネットワークがある場合、ネットワークを定義するオブジェクトを保持するネットワーク オブジェクト グループを作成します。

  • VPN に IPv4 ネットワークと IPv6 ネットワークの両方を含める場合、それぞれに個別のアイデンティティ NAT ルールを作成します。

次の例では、ボールダーとサンノゼのオフィスを接続するサイトツーサイト トンネルを示します。インターネットに渡すトラフィックについて(たとえばボールダーの 10.1.1.6 から www.example.com へ)、インターネットへのアクセスのために NAT によって提供されるパブリック IP アドレスが必要です。次の例では、インターフェイス ポート アドレス変換(PAT)ルールを使用しています。ただし、VPN トンネルを経由するトラフィックについては(たとえば、ボールダーの 10.1.1.6 からサンノゼの 10.2.2.78 へ)、NAT を実行しません。そのため、アイデンティティ NAT ルールを作成して、そのトラフィックを除外する必要があります。アイデンティティ NAT は同じアドレスにアドレスを変換します。

次の例は、Firewall1(ボールダー)の設定を示します。例では、内部インターフェイスがブリッジ グループであると仮定するため、各メンバー インターフェイスにルールを記述する必要があります。ルーティングされた内部インターフェイスが 1 つある場合も複数ある場合も、プロセスは同じです。


(注)  


この例では、IPv4 のみと仮定します。VPN に IPv6 ネットワークも含まれる場合、IPv6 にはパラレル ルールを作成します。IPv6 インターフェイス PAT は実装できないため、PAT を使用するには固有の IPv6 アドレスを持つホスト オブジェクトを作成する必要があることに注意してください。


手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

さまざまなネットワークを定義するには、オブジェクトを作成します。

  1. 左側のペインで [オブジェクト(Objects)] をクリックします。

  2. 青色のプラスボタン をクリックして、オブジェクトを作成します。

  3. [FTD] > [ネットワーク(Network)] をクリックします。

  4. ネットワーク内でボールダーを特定します。

  5. オブジェクト名を入力します(例:boulder-network)。

  6. [ネットワークオブジェクトの作成(Create a network object)] を選択します。

  7. [値(Value)] セクションで、次の手順を実行します。

    • [eq] を選択して、単一の IP アドレスまたは CIDR 表記で表されるサブネットアドレスを入力します。

    • [範囲(range)] を選択し、IP アドレスの範囲を入力します。たとえば、ネットワークアドレスを 10.1.1.0/24 と入力します。

  8. [追加(Add)] をクリックします。

  9. 青色のプラスボタン をクリックして、オブジェクトを作成します。

  10. サンノゼの内部ネットワークを定義します。

  11. オブジェクト名を入力します(例:san-jose)。

  12. [ネットワークオブジェクトの作成(Create a network object)] を選択します。

  13. [値(Value)] セクションで、次の手順を実行します。

    • [eq] を選択して、単一の IP アドレスまたは CIDR 表記で表されるサブネットアドレスを入力します。

    • [範囲(range)] を選択し、IP アドレスの範囲を入力します。たとえば、ネットワークアドレスを 10.1.1.0/24 と入力します。

  14. [追加(Add)] をクリックします。

ステップ 3

Firewall1(ボールダー)上で VPN 経由でサンノゼに向かう場合、ボールダー ネットワークの手動アイデンティティ NAT を設定します。

  1. 左側のペインで [セキュリティデバイス(Security Devices)] > [すべてのデバイス(All Devices)] の順にクリックします。

  2. フィルタを使用して、NAT ルールを作成するデバイスを見つけます。

  3. 詳細パネルの [管理(Management)] 領域で、[NAT] をクリックします。

  4. > [Twice NAT] をクリックします。

    • セクション 1 で、[静的(Static)] を選択します。 [続行(Continue)] をクリックします。

    • セクション 2 で、[送信元インターフェイス(Source Interface)] = [内部(inside)] および [宛先インターフェイス(Destination Interface)] = [外部(outside)] を選択します。[続行(Continue)] をクリックします。

    • セクション 3 で、[送信元の元のアドレス(Source Original Address)] = 'boulder-network' および [送信元の変換後アドレス(Source Translated Address)] = 'boulder-network' を選択します。

    • [宛先を使用(Use Destination)] を選択します。

    • [宛先の元のアドレス(Destination Original Address)] = 'sanjose-network' および [送信元の変換後アドレス(Source Translated Address)] = 'sanjose-network' を選択します。:宛先アドレスは変換しないため、元の宛先アドレスと変換された宛先アドレスに同じアドレスを指定することによって、アイデンティティ NAT を設定する必要があります。[ポート(Port)] フィールドはすべて空白のままにします。このルールは、送信元と宛先の両方のアイデンティティ NAT を設定します。

    • [着信パケットのプロキシ ARP の無効化(Disable proxy ARP for incoming packets)] を選択します。

    • [保存(Save)] をクリックします。

    • 他の内部インターフェイスごとに、同等のルールを作成するプロセスを繰り返します。

ステップ 4

Firewall1(ボールダー)上でボールダーの内部ネットワークのインターネットに入る場合、手動ダイナミック インターフェイス PAT を設定します。注:IPv4 トラフィックを対象とする内部インターフェイス用ダイナミック インターフェイス PAT ルールは、初期設定時にデフォルトで作成されるので、既に存在する可能性があります。ただし、この設定は説明を完結させるために示しています。この手順を完了する前に、内部インターフェイスとネットワークをカバーするルールがすでに存在していることを確認して、存在している場合はこの手順をスキップしてください。

  1. > [Twice NAT] をクリックします。

  2. セクション 1 で、[ダイナミック(Dynamic)] を選択します。 [続行(Continue)] をクリックします。

  3. セクション 2 で、[送信元インターフェイス(Source Interface)] = [内部(inside)] および [宛先インターフェイス(Destination Interface)] = [外部(outside)] を選択します。[続行(Continue)] をクリックします。

  4. セクション 3 で、[送信元の元のアドレス(Source Original Address)] = 'boulder-network' および [送信元の変換後アドレス(Source Translated Address)] = 'インターフェイス(interface)' を選択します。

  5. [保存(Save)] をクリックします。

  6. 他の内部インターフェイスごとに、同等のルールを作成するプロセスを繰り返します。

ステップ 5

設定変更を Security Cloud Control に展開します。詳細については、「Security Cloud Control から FTD への設定変更の展開」を参照してください。

ステップ 6

Firewall2(サンノゼ)の管理を行っている場合、そのデバイスに同様のルールを設定できます。

  • 手動アイデンティティ NAT ルールは、宛先が boulder-network の場合は sanjose-network 向けになります。Firewall2 の内部および外部ネットワーク向けに新しいインターフェイス オブジェクトを作成します。

  • 手動ダイナミック インターフェイス PAT ルールは、宛先が「任意」の場合は sanjose-network 向けになります。


サイト間仮想プライベートネットワークのモニタリング

Security Cloud Control を使用すると、オンボード FDM-managed デバイスで既存または新たに作成されたサイト間 VPN 設定を監視、変更、および削除できます。

サイト間 VPN トンネルの接続の確認

[接続の確認(Check Connectivity) ] ボタンを使用して、トンネルに対するリアルタイムの接続確認をトリガーし、トンネルの現在の状態(アクティブまたはアイドル)を確認します。サイト間 VPN トンネルを検索してフィルタ処理する[オンデマンド接続確認(on-demand connectivity check)] ボタンをクリックしていない場合、オンボーディングされているすべてのデバイスで利用可能なすべてトンネルに対する確認が 1 時間に一度実行されます。


(注)  


  • Security Cloud Control は、トンネルがアクティブかアイドルかを判断するために、FTD で次の接続確認コマンドを実行します。
    show vpn-sessiondb l2l sort ipaddress
  • ASA モデルデバイストンネルは常に [アイドル(Idle)] と表示されます。


[VPN] ページからトンネル接続を確認するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN の順に選択します。

ステップ 3

サイト間 VPN トンネルのトンネルのリストを検索およびフィルタリングして、選択します。

ステップ 4

右側の [アクション(Actions)] ペインで、[接続の確認(Check Connectivity)] をクリックします。


[サイト間VPN(Site-to-Site VPN)] ダッシュボード

Security Cloud Control では、テナントで作成されたサイト間 VPN 接続に関する統合情報が表示されます。

  1. Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

  2. 左側のペインで、 [セキュアな接続(Secure Connections)] > [サイト間VPN(Site to Site VPN)] の順にクリックします。[サイト間VPN(Site-to-Site VPN)] には、次のウィジェットの情報が表示されます。

  • [セッションとインサイト(Sessions and Insights)]:アクティブな VPN トンネルとアイドル状態の VPN トンネルをそれぞれ適切な色で表す棒グラフが表示されます。

  • [問題(Issues)]:問題が検出されたトンネルの合計数が表示されます。

  • [保留中の展開(Pending Deploy)]:展開が保留中のトンネルの合計数が表示されます。

円グラフの値またはウィジェット内のリンクをクリックすると、選択した値に基づき、フィルタを含むサイト間 VPN のリストページが表示されます。たとえば、[VPNトンネルステータス(VPN Tunnel Status)] ウィジェットで [アクティブなVPNトンネル(Active VPN Tunnels)] をクリックすると、[アクティブ(Active)] ステータスフィルタが適用されたサイト間 VPN のリストページが表示され、アクティブトンネルのみが表示されます。

VPN の問題の特定

Security Cloud Control は、FTD の VPN の問題を特定できます(この機能は、AWS VPC サイト間 VPN トンネルではまだ利用できません)。この記事では次のことを説明します。

ピアが欠落している VPN トンネルを見つける

「Missing IP Peer」状態は、FDM-managed デバイスよりも Cisco ASA デバイスで発生する可能性が高くなります。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN をクリックして VPN ページを開きます。

ステップ 3

[テーブルビュー(Table View)] を選択します。

ステップ 4

フィルタアイコン をクリックして、フィルタパネルを開きます。

ステップ 5

検出された問題を確認します。

ステップ 6

問題を報告している各デバイスを選択し、右側の [ピア(Peers)] ペインを確認します。1 つのピア名がリストされます。Security Cloud Control は、他のピア名を「Missing peer IP」として報告します。


暗号化キーの問題がある VPN ピアを見つける

このアプローチを使用して、以下のような暗号化キーの問題がある VPN ピアを見つけます。

  • IKEv1 または IKEv2 キーが無効、欠落しているか、一致しない

  • トンネルが古くなっているか、暗号化レベルが低い

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN をクリックして VPN ページを開きます。

ステップ 3

[テーブルビュー(Table View)] を選択します。

ステップ 4

フィルタアイコン をクリックして、フィルタパネルを開きます。

ステップ 5

問題を報告している各デバイスを選択し、右側の [ピア(Peers)] ペインを確認します。ピア情報には、両方のピアが表示されます。

ステップ 6

いずれかのデバイスの [ピアの表示(View Peers)] をクリックします。

ステップ 7

ダイアグラムビューで、問題を報告しているデバイスをダブルクリックします。

ステップ 8

下部の [トンネルの詳細(Tunnel Details)] パネルで [Key Exchange(キー交換)] をクリックします。両方のデバイスを表示して、そこでキーの問題を診断できます。


トンネルに対して定義された不完全な、または誤った設定のアクセスリストを見つける

「アクセスリストが不完全または正しく設定されていない」状態は、ASA デバイスでのみ発生する可能性があります。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN をクリックして VPN ページを開きます。

ステップ 3

[テーブルビュー(Table View)] を選択します。

ステップ 4

フィルタアイコン をクリックして、フィルタパネルを開きます。

ステップ 5

問題を報告している各デバイスを選択し、右側の [ピア(Peers)] ペインを確認します。ピア情報には、両方のピアが表示されています。

ステップ 6

いずれかのデバイスの [ピアの表示(View Peers)] をクリックします。

ステップ 7

ダイアグラムビューで、問題を報告しているデバイスをダブルクリックします。

ステップ 8

下部の [トンネルの詳細(Tunnel Details)] パネルで [トンネルの詳細(Tunnel Details)] をクリックします。「ネットワーク ポリシー:不完全(Network Policy: Incomplete)」というメッセージが表示されます。


トンネル設定の問題を見つける

トンネル設定のエラーは、次のシナリオで発生する可能性があります。

  • サイト間 VPN インターフェイスの IP アドレスが変更れたときの、「ピア IP アドレス値が変更されました(Peer IP Address Value has changed)」。

  • VPN トンネルの IKE 値が他の VPN トンネルと一致しない場合、「IKE 値が一致しません(IKE value Mismatch)」というメッセージが表示されます。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN をクリックして VPN ページを開きます。

ステップ 3

[テーブルビュー(Table View)] を選択します。

ステップ 4

フィルタアイコン をクリックして、フィルタパネルを開きます。

ステップ 5

[トンネルの問題(Tunnel Issues)] で、[検出された問題(Detected Issues)] をクリックして、エラーを報告している VPN 設定を表示します。問題を報告している()設定を表示できます。

ステップ 6

問題を報告している VPN 設定を選択します。

ステップ 7

右側の [ピア(Peers)] ペインに、問題のあるピアに アイコンが表示されます。 アイコンにカーソルを合わせると、問題と解決策が表示されます。

次のステップ:トンネル設定の問題の解決


トンネル設定の問題の解決

この手順では、次のトンネル設定の問題を解決を試みます。

  • サイト間 VPN インターフェイスの IP アドレスが変更れたときの、「ピア IP アドレス値が変更されました(Peer IP Address Value has changed)」。

  • VPN トンネルの IKE 値が他の VPN トンネルと一致しない場合、「IKE 値が一致しません(IKE value Mismatch)」というメッセージが表示されます。

詳細については、「トンネル設定の問題を見つける」を参照してください。

手順

ステップ 1

左側のペインで [インベントリ(Inventory)]Security Devices をクリックします。

ステップ 2

[デバイス] タブをクリックします。

ステップ 3

適切なデバイスタイプのタブをクリックし、問題を報告している VPN 設定に関連付けられているデバイスを選択します。

ステップ 4

デバイスの変更を受け入れます

ステップ 5

左側のペインで、[VPN] > [ASA/FDMサイト間VPN(ASA/FDM Site-to-Site VPN)] をクリックして VPN ページを開きます。

ステップ 6

この問題を報告している VPN 設定を選択します。

ステップ 7

[アクション(Actions)] ペインで、[編集(Edit)] アイコンをクリックします。

ステップ 8

各手順で [次へ(Next)] をクリックして、最後に手順 4 で [完了(Fnish)] ボタンをクリックします。

ステップ 9

すべてのデバイスの設定変更のプレビューと展開


サイト間 VPN トンネルを検索してフィルタ処理する

フィルタサイドバーを検索フィールドと組み合わせて使用して、VPN トンネル図に示されている VPN トンネルの検索を絞り込みます。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN をクリックして VPN ページを開きます。

ステップ 3

フィルタアイコンをクリックしてフィルタペインを開きます。

ステップ 4

これらのフィルタを使用して検索を絞り込みます。

  • [デバイスによるフィルタ(Filter by Device)] - [デバイスによるフィルタ(Filter by Device)] をクリックし、[デバイスタイプ(Device Type)] タブを選択し、フィルタ処理で検索するデバイスをチェックします。

  • [トンネルの問題(Tunnel Issues)] - トンネルの各サイドで問題が検出されたかどうかでフィルタ処理します。問題のあるデバイスの例には、関連するインターフェイス、ピア IP アドレス、アクセスリストが欠落している、IKEv1 プロポーザルが一致しないなどがありますが、これらに限定されません(トンネルの問題の検出は、AWS VPC VPN トンネルではまだ使用できません)。

  • [デバイス/サービス(Devices/Services)] - デバイスのタイプでフィルタ処理します。

  • [ステータス(Status)] – トンネルのステータスには、アクティブとアイドルがあります。

    • [アクティブ(Active)] - セッションが開かれ、ネットワークパケットが VPN トンネルを通過している、または正常なセッションが確立され、タイムアウトになっていない場合。アクティブのステータスは、トンネルが有効で関連していることを示します。

    • [アイドル(Idle)] - Security Cloud Control はこのトンネルのオープンセッションを検出できません。トンネルが使用されていないか、このトンネルに問題がある可能性があります。

  • [オンボーディング済み(Onboarded)] - デバイスは、Security Cloud Control によって管理される場合と、Security Cloud Control によって管理されない場合(管理対象外)があります。

    • [管理対象(Managed)] - Security Cloud Control が管理するデバイスでフィルタ処理します。

    • [管理対象外(Unmanaged)] - Security Cloud Control が管理しないデバイスでフィルタ処理します。

  • [デバイスタイプ(Device Types)] - トンネルの各サイドがライブデバイス(接続されたデバイス)かモデルデバイスかでフィルタ処理します。

ステップ 5

検索バーにデバイス名または IP アドレスを入力して、フィルタ処理された結果を検索することもできます。検索では大文字と小文字は区別されません。


管理対象外サイト間 VPN ピアのオンボーディング

ピアの 1 つがオンボードされると、Security Cloud Control がサイト間 VPN トンネルを検出します。2 番目のピアが Security Cloud Control の管理対象外の場合は、VPN トンネルのリストをフィルタ処理して、管理対象外デバイスを見つけてオンボードできます。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN をクリックして VPN ページを開きます。

ステップ 3

[テーブルビュー(Table View)] を選択します。

ステップ 4

をクリックしてフィルタパネルを開きます。

ステップ 5

[管理対象外(Unmanaged)] にチェックを入れます。

ステップ 6

結果の表からトンネルを選択します。

ステップ 7

右側の [ピア(Peers)] ペインで、[デバイスのオンボード(Onboard Device)] をクリックし、画面の指示に従います。


サイト間 VPN トンネルの IKE オブジェクトの詳細の表示

選択したトンネルのピア/デバイスで設定されている IKE オブジェクトの詳細を表示できます。それらの詳細は、IKE ポリシーオブジェクトの優先順位に基づいた階層のツリー構造に表示されます。


(注)  


エクストラネットデバイスには、IKE オブジェクトの詳細が表示されません。


手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN をクリックして VPN ページを開きます。

ステップ 3

[VPNトンネル(VPN Tunnels)] ページで、ピアを接続する VPN トンネルの名前をクリックします。

ステップ 4

右側の [関係(Relationships)] で、詳細を表示するオブジェクトを展開します。


サイト間 VPN トンネルが最後に正常に確立された日を表示する

この情報は通常、VPN トンネルが最後に正常に確立された日付と時刻を提供し、2 つのサイト間の接続を保証します。このデータにアクセスすることは、VPN の正常性をモニターしたり、発生する可能性のある接続の問題をトラブルシュートしたりすることができます。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN をクリックして VPN ページを開きます。

ステップ 3

[VPN Tunnels] ページには、管理対象デバイス全体に設定されたすべてのサイト間 VPN トンネルが表示されます。トンネルをクリックすると、右側のペインで詳細を表示できます。

(注)  

 

[Search and Filter Site-to-Site VPN Tunnels] を使用して、特定のトンネルを検索します。

[Last Active] フィールドには、VPN トンネルが正常に確立された日付と時刻が表示されます。


サイト間 VPN トンネル情報の表示

サイト間 VPN テーブルビューは、Security Cloud Control にオンボードされたすべてのデバイスで使用可能なすべてのサイト間 VPN トンネルの完全なリストです。トンネルは、このリストに 1 つだけ存在します。表にリストされているトンネルをクリックすると、右側のサイドバーにオプションが表示され、トンネルのピアに直接移動して詳細に調査できます。

Security Cloud Control がトンネルの両側を管理していない場合は、[オンボードデバイス(Onboard Device)] をクリックして、管理対象外のピアをオンボードするメインの [オンボード(Onboarding)] ページを開くことができます。管理対象外サイト間 VPN ピアのオンボーディングSecurity Cloud Control がトンネルの両側を管理する場合、[ピア2(Peer 2)] 列には管理対象デバイスの名前が含まれています。ただし、AWS VPC の場合、[ピア2(Peer 2)] 列には VPN ゲートウェイの IP アドレスが含まれています。

テーブルビューでサイト間 VPN 接続を表示するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN をクリックして VPN ページを開きます。

ステップ 3

[VPN Tunnels] ページには、管理対象デバイス全体に設定されたすべてのサイト間 VPN トンネルが表示されます。トンネルをクリックすると、右側のペインに詳細が表示されます。

(注)  

 

[Search and Filter Site-to-Site VPN Tunnels] を使用して、特定のトンネルを検索します。


サイト間 VPN のグローバル表示

これは、グローバルビューの例です。この図では、「FTD_BGL_972」に FTD_BGL_973 デバイスと FTD_BGL_974 デバイスのサイト間接続があります。

手順

ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN をクリックします。

ステップ 3

[グローバルビュー(Global view)] ボタンをクリックします。

ステップ 4

サイト間 VPN トンネルの検索とフィルタ処理」を使用して特定のトンネルを見つけるか、グローバルビューのグラフィックを拡大して、探している VPN ゲートウェイとそのピアを見つけます。

ステップ 5

グローバルビューに表示されているピアのいずれかを選択します。

ステップ 6

[詳細の表示(View Details)] をクリックします。

ステップ 7

VPN トンネルのもう一方の端をクリックすると、その接続のトンネルの詳細、NAT 情報、およびキー交換情報が Security Cloud Control に表示されます。

  • [トンネルの詳細(Tunnel Details)]:トンネルの名前と接続情報が表示されます。[更新(Refresh)] アイコンをクリックすると、トンネルの接続情報が更新されます。

  • [AWS接続固有のトンネルの詳細(Tunnel Details specific to AWS connections)]:AWS サイト間接続のトンネルの詳細は、他の接続の場合と若干異なります。AWS VPC から VPN ゲートウェイへの接続ごとに、AWS は 2 つの VPN トンネルを作成します。これは、高可用性を実現するためです。

    • トンネルの名前は、VPN ゲートウェイが接続されている VPC の名前を表します。トンネルの名前に含まれている IP アドレスは、VPN ゲートウェイが VPC として認識している IP アドレスです。

    • Security Cloud Control の接続ステータスが [アクティブ(Active)] の場合、AWS トンネルの状態は [アップ(Up)] です。Security Cloud Control の接続ステータスが [非アクティブ(Inactive)] の場合、AWS トンネルの状態は [ダウン(Down)] です。

  • [NAT情報(NAT Information)]:使用されている NAT ルールのタイプ、元のパケットの情報、および変換されたパケットの情報が表示され、そのトンネルの NAT ルールを確認できる NAT テーブルへのリンクが提供されます(AWS VPC サイト間 VPN ではまだ利用できません)。

  • [キー交換(Key Exchange)]:トンネルで使用されている暗号キーと、キー交換の問題が表示されます(AWS VPC サイト間 VPN ではまだ利用できません)。


[サイト間VPNトンネル(Site-to-Site VPN Tunnels)] ペイン

[トンネル(Tunnels)] ペインには、特定の VPN ゲートウェイに関連付けられているすべてのトンネルのリストが表示されます。VPN ゲートウェイと AWS VPC のサイト間 VPN 接続の場合、[トンネル(Tunnels)] ペインには、VPN ゲートウェイから VPC へのすべてのトンネルが表示されます。VPN ゲートウェイと AWS VPC のサイト間 VPN 接続にはそれぞれ 2 つのトンネルがあるため、他のデバイスで通常表示される 2 倍の数のトンネルが表示されます。

VPN ゲートウェイの詳細

VPN ゲートウェイに接続されているピア数と、VPN ゲートウェイの IP アドレスが表示されます。これは、[VPNトンネル(VPN Tunnels)] ページにのみ表示されます。

ピアの表示

サイト間 VPN ピアのペアを選択すると、ペアリングされた 2 つのデバイスのリストが [ピア(Peers)] ペインに表示され、いずれかのデバイスの [ピアの表示(View Peer)] をクリックできます。[ピアの表示(View Peer] をクリックすると、そのデバイスが関連付けられている他のサイト間ピアが表示されます。これは、テーブルビューとグローバルビューに表示されます。

Security Cloud Control サイト間 VPN トンネルの削除

手順


ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のペインで、Secure Connections > Network Connections > Site to Site VPN をクリックして [VPN] ページを開きます。

ステップ 3

削除するサイト間 VPN トンネルを選択します。

ステップ 4

右側の [アクション(Actions)] ペインで、[削除(Delete)] をクリックします。


選択したサイト間 VPN トンネルが削除されます。

リモートアクセス仮想プライベート ネットワーク セッションのモニタリング

リモートアクセス仮想プライベートネットワークは、モバイルユーザーや在宅勤務者などのリモートユーザーにセキュアな接続を提供します。これらの接続をモニタリングすると、接続とユーザーセッションのパフォーマンスの重要なインジケータが一目でわかります。Security Cloud Control リモートアクセス VPN モニタリング機能を使用すると、リモートアクセス VPN の問題が存在するかどうか、およびその場所を迅速に判断できます。この情報を利用し、ネットワーク管理ツールを使用して、ネットワークおよびユーザの問題を軽減したり、なくしたりすることが可能です。また、必要に応じてリモートアクセス VPN セッションを切断できます。

[リモートアクセス仮想プライベートモニタリング(Remote Access Virtual Private Monitoring)] ページには、次の情報が表示されます。

  • 最大 1 年間のアクティブなセッションと履歴セッションのリスト。

  • Security Cloud Control が管理するすべてのアクティブな VPN ヘッドエンドから一目でわかるビューを提供する直感的なグラフィカルビジュアルを表示します。

  • ライブセッション画面には、Security Cloud Control テナントで最も使用されているオペレーティングシステムと VPN 接続プロファイルが表示されます。また、平均セッション時間とアップロードおよびダウンロードされたデータも表示されます。

  • デバイスタイプ、デバイス名、セッションの長さ、送受信されたデータ量などの基準に基づいて検索を絞り込むフィルタ処理機能。

AnyConnect リモートアクセス VPN ライブセッションのモニタリング

デバイス上のアクティブな AnyConnect リモートアクセス VPN セッションからのリアルタイムデータを監視できます。このデータは 10 分ごとに自動で更新されます。任意の時点でセッションの最新リストを取得するには、画面の右隅に表示されるリロードアイコン をクリックします。

始める前に

  • リモートアクセス VPN ヘッドエンドの Security Cloud Control への導入準備をします。

  • ライブデータを監視するデバイスの接続ステータスが、[セキュリティデバイス(Security Devices)] ページで「オンライン」になっていることを確認します。

手順


ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のウィンドウで、Insights & Reports > Reports & Analytics > Remote Access Monitoring をクリックします。

ステップ 3

[RA VPN] をクリックします。

ステップ 4

[ライブ(Live)] をクリックします。

RA VPN セッションを検索およびフィルタリングすると、デバイスタイプ、セッションの長さ、アップロードおよびダウンロードのデータ範囲などの基準に基づいて検索を絞り込めます。

(注)  

 

[Data TX] および [Data RX] 情報は、FTD には使用できません。


リモートアクセス VPN のライブデータの表示

ライブデータは、ダッシュボードと表形式の両方で表示されます。

[ダッシュボード(Dashboard)] ビュー

ダッシュボードを表示するには、画面の右上隅に表示される [チャートビューの表示(Show Charts View)] アイコンをクリックする必要があります。

ダッシュボードには、Security Cloud Control によって管理されるすべてのアクティブな VPN ヘッドエンドからの概要ビューが表示されます。

  • [内訳(すべてのデバイス)(Breakdown (All Devices))]:ライブセッションの合計数が表示されます。また、4 つの弧の長さに分割された円グラフも表示されます。これは、セッション数が最も多い上位 3 つのデバイスの VPN セッションの割合を示しています。残りの弧の長さは、他のデバイスの総計を表します。

  • Security Cloud Control テナントで最も使用されているオペレーティングシステムと接続プロファイルが表示されます。

  • 平均セッション時間とアップロードおよびダウンロードされたデータが表示されます。

  • [国別のアクティブセッション(Active Sessions by Country)]:RA VPN ヘッドエンドに接続されているユーザーの場所のインタラクティブなヒートマップが表示されます。

    • 接続したユーザーの国には、その国から確立されたセッションの相対的な割合に応じて、徐々に濃い青色の陰影が付けられます。青色が濃いほど、その国から確立されたセッションが多いことを意味します。

    • マップの下部にある凡例は、国のセッション数とその国の色に使用される青の色合いとの相関関係を示すスケールが表示されます。

    • 地図上にマウスポインタを合わせると、国名と、その国から確立されたアクティブなユーザーセッションの総数が表示されます。

    • テーブルにマウスポインタを合わせると、その国の場所とアクティブなユーザーセッションの総数が地図上に表示されます。

表形式のビュー

データを表形式で表示するには、画面の右上隅にある [表形式のビューを表示(Show Tabular View)] アイコンをクリックします。

表形式のビューには、現在接続している VPN ユーザーの完全なリストが表示されます。

  • [場所(Location)] 列には、パブリック IP アドレスを地理的に配置することにより、VPN ヘッドエンドに接続されているすべてのユーザーの場所が表示されます。行をクリックして、ユーザーの詳細を表示します。左ペインのロケーションリンクをクリックすると、ユーザーの場所が Google マップ上に表示されます。


    重要


    Security Cloud Control は、ライブデータに標準フィルタを適用し、ダッシュボードにデータを表示します。ビジュアル ダッシュボード ビューではカスタムフィルタがサポートされていないため、表形式のデータが表示されている場合にのみ、新しいフィルタを適用できます。適用されたすべてのフィルタを削除するには、[クリア(Clear)] をクリックします。標準フィルタは削除できません。


[RA VPNセッションの検索およびフィルタリング(Search and Filter RA VPN Sessions)] 機能を使用して、デバイスタイプ、セッションの長さ、アップロードおよびダウンロードのデータ範囲などの基準に基づいて検索を絞り込むことができます。リモートアクセス VPN セッションの検索とフィルタ処理一度に表示できる結果は最大 10,000 件です。

ステータス列の「アクティブ(Active)」ラベルの付いた緑色の点は、アクティブな VPN ユーザーのセッションを示します。

AnyConnect リモートアクセス VPN セッション履歴のモニターリング

過去 1 年間に記録された AnyConnect リモートアクセス VPN セッションの履歴データをモニタリングできます。

始める前に

  • RA VPN ヘッドエンドを Security Cloud Control にオンボーディングします。

手順


ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のウィンドウで、Insights & Reports > Reports & Analytics > Remote Access Monitoring をクリックします。

ステップ 3

[RA VPN] をクリックします。

ステップ 4

[履歴(Historical)] をクリックします。

  • リモートアクセス VPN セッションデータは 1 年間保存され、クエリに使用できます。

  • [RA VPNセッションの検索およびフィルタリング(Search and Filter RA VPN Sessions)] 機能を使用して、デバイスタイプ、セッションの長さ、アップロードおよびダウンロードのデータ範囲などの基準に基づいて検索を絞り込むことができます。リモートアクセス VPN セッションの検索とフィルタ処理

  • [データ送信(Data TX)] および [データ受信(Data RX)] 情報は、Secure Firewall Threat Defense には使用できません。


リモートアクセス VPN の履歴データの表示

履歴データは、ダッシュボードと表形式の両方で表示されます。

[ダッシュボード(Dashboard)] ビュー

ダッシュボードを表示するには、画面の右上隅に表示される [チャートビューの表示(Show Charts View)] アイコンをクリックする必要があります。表形式のビューとともに、ダッシュボードビューが表示されます。

ダッシュボードには、Security Cloud Control によって管理されるすべてのアクティブな VPN ヘッドエンドからの概要ビューが表示されます。過去 24 時間、7 日間、および 30 日間にすべてのデバイスで記録された VPN セッションを示す棒グラフが表示されます。ドロップダウンから期間を選択できます。個々のバーにカーソルを合わせると、日付とその日の合計セッション数が表示されます。

表形式のビュー

表形式のビューのみを表示するには、画面の右上隅に表示される [表形式のビューを表示(Show Tabular View)] アイコンをクリックする必要があります。表形式には、過去 1 年間に接続した VPN ユーザーの完全なリストが表示されます。

[場所(Location)] 列には、パブリック IP アドレスを地理的に配置することにより、VPN ヘッドエンドに接続されているすべてのユーザーの場所が表示されます。行をクリックして、ユーザーの詳細を表示します。左ペインのロケーションリンクをクリックすると、ユーザーの場所が Google マップ上に表示されます。


重要


Security Cloud Control は、履歴データに標準フィルタを適用し、ダッシュボードに表示します。ダッシュボードではカスタムフィルタはサポートされていないため、表形式のデータが表示されている場合にのみ、新しいフィルタを適用できます。新たに適用されたフィルタをクリアすると、ダッシュボードが再起動します(画面で [クリア(Clear)] をクリックして、適用されたフィルタを手動で削除します)。標準フィルタは削除できません。


[RA VPNセッションの検索およびフィルタリング(Search and Filter RA VPN Sessions)]リモートアクセス VPN セッションの検索とフィルタ処理機能を使用して、セッションの日と時間の範囲、セッションの長さ、アップロードおよびダウンロードのデータ範囲などの条件に基づいて検索を絞り込むことができます。一度に表示できる結果は最大 10,000 件です。

ステータス列の「アクティブ(Active)」ラベルの付いた緑色の点は、アクティブな VPN ユーザーのセッションを示します。

リモートアクセス VPN セッションの検索とフィルタ処理

検索(Search)

検索バー機能を使用して、リモートアクセス VPN セッションを検索します。検索バーにデバイス名、IP アドレス、またはシリアル番号を入力し始めると、検索条件に一致するリモートアクセス VPN セッションが表示されます。検索では大文字と小文字が区別されません。

Filter

フィルタサイドバーを使用して、セッション時間の範囲、セッションの長さ、アップロードおよびダウンロードのデータ範囲などの条件に基づいてリモートアクセス VPN セッションを特定できます。フィルタ機能は、ライブビューと履歴ビューの両方で使用できます。

  • [デバイスによるフィルタ(Filter by Devices)]:1 つまたはすべてのデバイスを [すべてのタイプ(All Types)] から選択して、選択したデバイスからのセッションを表示します。このウィンドウでは、デバイスがタイプに基づいて分類され、対応するタブの下に表示されます。

  • [セッションの時間範囲(Sessions Time Range)](履歴データにのみ適用): 指定した日時範囲のセッションの履歴を表示します。表示できるのは、過去 3 ヵ月間に記録されたデータのみです。

  • [セッションの長さ(Sessions Length)]:指定されたセッションの継続時間に基づいてセッションを表示します。時間の単位(時間、分、または秒)を設定し、スライダを動かして、継続時間の最小長と最大長を指定します。表示されたフィールドで長さを指定することもできます。

  • [アップロード(TX)(Upload (TX))]:セキュリティで保護されたネットワークにアップロードまたは転送されたデータの指定量に基づいてセッションを表示します。単位(GB、MB、または KB)を設定し、スライダを適宜動かして範囲を選択します。表示されるフィールドに値を指定することもできます。

  • [ダウンロード(RX)(Download (RX))]:セキュリティで保護されたネットワークからダウンロードまたは受信したデータの指定量に基づいてセッションを表示します。単位(GB、MB、または KB)を設定し、スライダを適宜動かして範囲を選択します。表示されるフィールドに値を指定することもできます。

リモートアクセス VPN モニタリングビューのカスタマイズ

ライブモードと履歴モードの両方のリモートアクセス VPN モニタリングビューを変更して、必要なビューに適用される列ヘッダーのみを含めることができます。列の右側にある列フィルタアイコン をクリックし、必要な列を選択または選択解除します。

Security Cloud Control に次回サインインしたとき、選択した内容が Security Cloud Control に記憶されています。

RA VPN セッションの CSV ファイルへのエクスポート

1 つ以上のデバイスのリモートアクセス VPN セッションをコンマ区切り値(.csv)ファイルにエクスポートできます。Microsoft Excel などのスプレッドシート アプリケーションで .csv ファイルを開いて、リストの項目を並べ替えたり、フィルタ処理したりできます。この情報は、リモートアクセス VPN セッションの分析に役立ちます。セッションをエクスポートするたびに、Security Cloud Control は new.csv ファイルを作成します。作成されるファイルの名前には日付と時刻が含まれます。

Security Cloud Control は、最大 100,000 のアクティブセッションを CSV ファイルにエクスポートできます。すべてのデバイスからのセッションの合計数が上限を超えている場合は、[デバイス別表示(View By Device)] フィルタを使用して、個々のデバイスのレポートを生成できます。

手順


ステップ 1

Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

ステップ 2

左側のウィンドウで、Insights & Reports > Reports & Analytics > Remote Access Monitoring をクリックします。

ステップ 3

[デバイス別表示(View By Devices)] 領域で、次のいずれかを選択します。

  • [すべてのデバイス(All Devices)] は、その下に一覧表示されているすべてのデバイスからアクティブセッションをエクスポートします。

  • セッションをエクスポートするデバイスをクリックします。

ステップ 4

右上隅にある アイコンをクリックします。Security Cloud Control は、画面に表示されているルールを .csv ファイルにエクスポートします。

ステップ 5

スプレッドシート アプリケーションで .csv ファイルを開いて、結果を並べ替えたりフィルタリングしたりすることができます。


リモートアクセス VPN ダッシュボード

Security Cloud Control は、Cisco ASA、Cloud-Delivered Firewall Management Center 管理対象 Firewall Threat Defense、および FDM-managed デバイスからのリモートアクセス VPN 接続に関する統合情報を提供します。

  1. Cisco Security Cloud Control ホームページから、[Products] > [Firewall] を選択します。

  2. 左側のペインで、[セキュアな接続(Secure Connections)] > [リモートアクセスVPN(Remote Access VPN)] の順にクリックします。

  • [VPNトンネルステータス(VPN Tunnel Status)]:アクティブおよびアイドル状態の VPN トンネルを表す円グラフが、それぞれ適切な色で表示されます。このチャートには、ヘッドエンド別にリモートアクセス VPN セッションの上位 10 件が示されます。

  • [統計(Statistics)]:平均セッション時間とアップロードおよびダウンロードされたデータも示されます。

FDM-Managed デバイスでのリモートアクセス VPN セッションの切断

現在は、Security Cloud Control インターフェイスを使用しても FDM-managed デバイスでリモートアクセス VPN セッションを終了できません。代わりに、SSH を使用して Firewall Threat Defense CLI に接続し、目的のユーザーを切断することができます。このタスクは、Security Cloud Control にオンボーディングされたオンライン FDM-managed デバイスで実行できます。

手順


ステップ 1

デバイスが実行しているバージョンの『Cisco Firepower Threat Defense Configuration Guide for Firepower Device Manager』の、「Getting Started」の章の「Logging Into the Command Line Interface (CLI)」セクションの説明に従い、Firewall Device Manager にログオンしてデバイス CLI を使用します。

ステップ 2

vpn-sessionsdb logoff {name} コマンドを実行します(name はユーザー名に置き換えます)。このコマンドは、指定したユーザー名のすべてのセッションを終了します。