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この章では、Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、および ONS 15600 の enter(ENT)コマンドについて説明します。
(Cisco ONS 15454、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)10GFC、10GIGE、1GFC、1GFICON、2GFC、2GFICON、D1VIDEO、DV6000、EC1、ESCON、ETRCLO、GIGE、HDTV、ISC1、OC12、OC192、OC3、OC48、または T3 の Enter(ENT-<MOD1PAYLOAD>)コマンドは、指定したポートを作成します。
• 1GFICON および 2GFICON ペイロードがプロビジョニングされる場合、距離延長 = B2B がデフォルト設定かつ唯一の有効設定です。(ED-nGFICON コマンドを使用して)距離延長を別の値に設定すると、「Provisinoing Rules Failed(プロビジョニング ルールが失敗しました)」などのエラー メッセージにより拒否されます。
• サポートされるのは、Pluggable Port Module(PPM)のポートだけです。
• プラットフォーム別にサポートされる修飾子については、表27-1を参照してください。
アクセス ID( FACILITYを参照) |
(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15600)Enter Bidirectional Line Switched Ring(ENT-<MOD_RING>)コマンドは、2 ファイバまたは 4 ファイバの Bidirectional Line Switched Ring(BLSR; 双方向ライン スイッチ型リング)を作成します。
(注) ONS 15327 および ONS 15600 では、4 ファイバ BLSR をサポートしていません。
使用するコマンド パラメータは、2 ファイバの BLSR を作成する場合と 4 ファイバの BLSR を作成する場合とで異なります。
4 ファイバ BLSR を作成するためのコマンドの一例を示します。
ENT-BLSR:TID:BLSR-N02ABC:CTAG:::RINGID=N02ABC,NODEID=3,MODE=4F,RVRTV=Y,
RVTM=5.0,SRVRTV=Y,SRVTM=5.0,EASTWORK=FAC-5-1,WESTWORK=FAC-6-1,
EASTPROT=FAC-12-1,WESTPROT=FAC-13-1;
2 ファイバ BLSR を作成するためのコマンドの一例を示します。
ENT-BLSR:TID:BLSR-N04EFG:CTAG:::RINGID=N04EFG,NODEID=6,MODE=2F,RVRTV=Y,
RVTM=5.0,EASTWORK=FAC-5-1,WESTWORK=FAC-6-1;
エラー メッセージが生成されるアクションは以下のとおりです。
• RINGID が AID 形式の文字列と異なる場合、IIAC(RingId Does Not Match With AID)エラー メッセージが返されます。
• このコマンドを送信して範囲外のノード ID またはリング ID で BLSR を作成すると、IIAC(Invalid NodeId)または(Invalid RingId)エラー メッセージが返されます。
• このコマンドを送信して OC12 カード上に 4 ファイバ BLSR、または OC3 カード上に 2 ファイバ BLSR を作成すると、IIAC(Input, Invalid Work/Prot Port)エラー メッセージが返されます。
• このコマンドを送信してすでに 5 つの BLSR がある Network Element(NE; ネットワーク要素)に BLSR を作成すると、SRQN(BLSR Creation Failed)エラー メッセージが返されます。このリリースでは 1 つの NE に最大 5 つの BLSR だけが許可されます。
• このコマンドを送信して 1+1 保護のポートに BLSR を作成すると、SRQN(BLSR Creation Failed)エラー メッセージが返されます。
• IOR の取得中にシステムで障害が発生すると、SROF(Get IOR Failed)エラー メッセージが返されます。
• AID が無効の場合、IIAC(Invalid AID)エラー メッセージが返されます。
• このコマンドで要求されたファシリティが使用中の場合、SPLD(Facility is Busy)エラー メッセージが返されます。
• 無効な作成クエリーを指定すると、SRQN(BLSR Creation Failed)エラー メッセージが返されます。
• このコマンドを送信して、無効な BLSR モードでモードをプロビジョニングすると、IIDT(Invalid BLSR Mode)エラー メッセージが返されます。
• このコマンドを送信して 2 ファイバ BLSR 上の SRVRTV または SRVTM を変更すると、IDNV(Invalid Data for 2F-BLSR)エラー メッセージが返されます。
• このコマンドを送信して無効なデータを含むノード ID をプロビジョニングすると、IIAC(Invalid NodeId)エラー メッセージが返されます。
• このコマンドを送信して無効なデータを含むリング ID をプロビジョニングすると、IIAC(Invalid RingId)エラー メッセージが返されます。
• 無効な現用 AID を指定してこのコマンドを送信すると、IIDT(Invalid BLSR Working Facility)エラー メッセージが返されます。
• 無効な保護 AID を指定してこのコマンドを送信すると、IIDT(Invalid BLSR Protect Facility)エラー メッセージが返されます。
• 重複する ID を持つ BLSR ノード ID を変更すると、SROF(Cannot Set NodeId)エラー メッセージが返されます。
(注) <EASTPROT> と <WESTPROT> はどちらもオプションですが、4 ファイバ BLSR の作成には必要です。
ENT-<MOD_RING>:[<TID>]:<AID>:<CTAG>:::[RINGID=<RINGID>],NODEID=<NODEID>,
MODE=<MODE>,[RVRTV=<RVRTV>],[RVTM=<RVTM>],[SRVRTV=<SRVRTV>],
[SRVTM=<SRVTM>],EASTWORK=<EASTWORK>,WESTWORK=<WESTWORK>,
[EASTPROT=<EASTPROT>],[WESTPROT=<WESTPROT>];
ENT-BLSR:PETALUMA:BLSR-2:123::::::RINGID=2,NODEID=1,MODE=4F,
RVRTV=Y,RVTM=5.0,SRVRTV=Y,SRVTM=5.0,EASTWORK=FAC-5-1,WESTWORK=FAC-6-1,
EASTPROT=FAC-12-1,WESTPROT=FAC-13-1;
ENT-BLSR:PETALUMA:BLSR-2:123:::RINGID=2,NODEID=1,MODE=2F,RVRTV=Y,
RVTM=5.0,EASTWORK=FAC-5-1,WESTWORK=FAC-6-1;
アクセス ID( AidUnionIdを参照)。NE の BLSR を識別します。ALL または BLSR-ALL AID は、BLSR の編集に使用できません。このコマンドは、単一の BLSR AID だけをサポートします。 |
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(任意)6 文字以内の NE の BLSR ID。有効な文字は A ~ Z および 0 ~ 9 です。RINGID はストリングです。デフォルトは、[BLSR-] の後に続く AID 内のテキストです。 |
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コマンドが実装されるときのモード。BLSR モードを識別します。パラメータ タイプは BLSR_MODE(BLSR モード)です。 |
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(任意)リバーティブ モード。値 Y は、復旧後に、保護切り替えシステムがサービスを元の回線に戻すことを示します。値 N は、復旧後に、保護切り替えシステムがサービスを元の回線に戻さないことを示します。RVRTV は 1+1 保護切り替えだけに有効です。ヌル値のデフォルトは N です。パラメータ タイプは ON_OFF(アトリビュートをディセーブルまたはイネーブルに設定)です。 |
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4 ファイバ BLSR 専用のスパン リバーティブ モードです。デフォルトは Y です。パラメータ タイプは ON_OFF(アトリビュートをイネーブル化またはディセーブル化)です。 |
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(任意)4 ファイバ BLSR 専用のスパン復元時間です。デフォルトは 5.0 です。パラメータ タイプは、REVERTIVE_TIME(復元時間)です。 |
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イーストの現用ファシリティ。AID( FACILITYを参照) |
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ウェストの現用ファシリティ。AID( FACILITYを参照) |
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(任意)イーストの保護ファシリティ。AID( FACILITYを参照) |
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(任意)ウェストの保護ファシリティ。AID( FACILITYを参照) |
(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)OC12、OC192、OC3、OC48 の Enter Bulk Roll(ENT-BULKROLL-<OCN_TYPE>)コマンドは、サービスを中断することなく、1 つのエンドポイントから別のエンドポイントへのトラフィックのローリングに関する情報を入力します。このコマンドは回線レベルのローリングおよび一括ローリングには使用できますが、単一パス レベル のローリングには使用できません。
ENT-BULKROLL-<MOD_PATH>:[<TID>]:<FROM>:<CTAG>:::RTOSTART=<RTOSTART>,
[RFROMSTART=<RFROMSTART>],[RFROMEND=<RFROMEND>],[RMODE=<RMODE>],
[CMDMDE=<CMDMDE>];
ENT-BULKROLL-OC48:CISCO:FAC-5-1:123:::RTOSTART=STS-6-1-1,
RFROMSTART=STS-5-1-1,RFROMEND=STS-5-1-4,RMODE=AUTO,CMDMDE=FRCD;
片方のエンドポイント。回線レベル ローリングおよび一括ローリング用のアクセス ID( FACILITYを参照) |
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宛先ロール ポートの開始時刻スロット。アクセス ID( FACILITYを参照)(Synchronous Transport Signal[STS; 同期転送信号]または Virtual Tributary [VT; 仮想トリビュタリ]) |
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送信元ロール ポートの開始時刻スロット。アクセス ID( FACILITYを参照)(STS または VT)。デフォルトは |
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送信元ロール ポートの終了時刻スロット。アクセス ID( FACILITYを参照)(STS および VT)。デフォルトは STS-<FROMSLOT>-<FROMPORT>-N です。ここで、<FROMSLOT> および <FROMPORT> は <FROM> AID のスロットおよびポートです。N は OCn の値です(OC48 の場合、n=48)。 |
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コマンド実行モード。デフォルトは、NORM です。パラメータ タイプは CMDMDE で、持続状態に関係なく、指定されたコマンドを強制的に実行します。デフォルトでは、すべてのコマンドは NORM モードで動作します。ただし、FRCD を指定して、通常であればコマンドが拒否されるステートを強制的に無効にできます。 |
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(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)STS1、STS12C、STS18C、STS192C、STS24C、STS36C、STS3C、STS48C、STS6C、STS9C、VT1、VT2 の Enter STS Cross-Connection(ENT-CRS-<PATH>)コマンドは、Cross-Connection Type(CCT; クロスコネクト タイプ)の Synchronous Transport Signal(STS; 同期転送信号)クロスコネクトを作成します。リングのプロビジョニング手順の詳細については、『 Cisco ONS SONET TL1 Reference Guide 』を参照してください。
プラットフォーム別にサポートされる修飾子については、表27-1を参照してください。
Unidirectional Path Switched Ring(UPSR; 単方向パス スイッチ型リング)クロスコネクトが作成されると、最初の AID で表されるパスが優先パスとして設定されます。たとえば、クロスコネクト(NNT-CRS-STS1::F1&F2,T1:123; で作成)の AID(F1)が優先パスとなります。
• パスがすでに接続内に存在する場合は、もう一方の接続が単方向で新しい接続が逆方向の単方向であっても別の接続内にそのパスを設定することはできません。
• このコマンドでは、複数の STS クロスコネクトを作成できません。
• UPSR STS クロスコネクトは、このコマンドの AID フィールドに「&」を使用して作成できます。
–F1、F2 を開始ポイント、T1 を終了ポイントとして、単方向セレクタまたは双方向セレクタとブリッジを作成するには、次のコマンドを使用します。
ENT-CRS-{STS_PATH}:[<TID>]:F1&F2,T1:<CTAG>::[<CCT>];
–F1 を開始ポイント、T1、T2 を終了ポイントとして、単方向ブリッジまたは双方向セレクタとブリッジを作成するには、次のコマンドを使用します。
ENT-CRS-{STS_PATH}:[<TID>]:F1,T1&T2:<CTAG>::[<CCT>];
–F1、F2 を開始ポイント、T1、T2 を終了ポイントとして、単方向従属 UPSR 接続または双方向従属 UPSR 接続を作成するには、次のコマンドを使用します。
ENT-CRS-{STS_PATH}:[<TID>]:F1&F2,T1&T2:<CTAG>::[<CCT>];
–F1、F2(F1 が現用側、F2 が保護側)を開始ポイント、S1、S2(S1 が現用側、S2 が保護側)をセレクタ ポイントとして、双方向セレクタとブリッジを作成するには、次のコマンドを使用します。
ENT-CRS-{STS_PATH}:[<TID>]:F1&F2,S1&S2:<CTAG>::2WAY;
–UPSR IDRI クロスコネクトを作成するには、次のコマンドを使用します。
ENT-CRS-{STS_PATH}:[<TID>]:A&B,C&D:<CTAG>::2WAYDC;
A:リング Y からのトラフィックがブリッジされるリング X 上のパス
B:同一リングからのトラフィックがブリッジされるリング X 上のパス
C:リング X からのトラフィックがブリッジされるリング Y 上のパス
D:同一リングからのトラフィックがブリッジされるリング Y 上のパス
A、B、C、および D は位置を示します。接続タイプ 2WAYDC は、UPSR IDRI クロスコネクトに使用されます。
–UPSR Dual-Ring Interconnect(DRI; デュアルリング相互接続)クロスコネクトを作成するには、次のコマンドを使用します。
ENT-CRS-{STS_PATH}:[<TID>]:A&B,C:<CTAG>::2WAYDC;
A:リング Y からのトラフィックがブリッジされるリング X 上のパス
B:同一リングからのトラフィックがブリッジされるリング X 上のパス
A、B、C、および D は位置を示します。接続タイプ 2WAYDC は、UPSR DIR クロスコネクトに使用されます。
• TL1 クロスコネクト コマンドでのすべての A&B AID は、WorkingAID&ProtectAID の形式になります。
• 2 ファイバ保護パスまたは 4 ファイバ保護チャネル上にクロスコネクトを作成するには、
Protection Channel Access(PCA; 保護チャネル アクセス)接続タイプ(1WAYPCA または 2WAYPCA)が必要です。
• 非 PCA AID の PCA クロスコネクト タイプを送信すると、IIAC エラー メッセージが返されます。
• PCA AID の非 PCA クロスコネクトを送信すると、IIAC エラー メッセージが返されます。
• ファシリティ AID は、G1K-4 カードが入るスロットに対してだけ有効です。
• Virtual Facility AID(VFAC)は、ML シリーズ カードが装着されているスロットでだけ有効です。
• Release 5.0 以降では、BLSR-DRI 機能をサポートするために DRITYPE および DRINODE の両方のフィールドがオプションとして導入されています。DRITYPE は、CCT がドロップ/コンティニュー(1WAYDC または 2WAYDC)の場合にだけ適用されます。DRI のデフォルトは UPSR です。DRINODE は、接続の終端の少なくとも一方が BLSR にある場合にだけ指定する必要があります。デフォルトは NA(該当なし)です。
• DS3XM-12 カードは、DS3XM-12 PORTLESS ポート(ポート番号 >= 12)でのポートレス STS1/VT1.5 クロスコネクト プロビジョニングに対応しています。
• CKTID は ASCII 形式の文字列です。CKTID の最大長は 48 文字です。CKTID を EMPTY または NULL にすると、フィールドは表示されません。
• FC_MR-4 カードと光カード上でだけ STS18c および STS36c クロスコネクトがサポートされます。
• LO CCAT は、ML-100T-8 および CE-100T-8 カードでは使用できません。
• LO VCAT は、ONS 15310-CL の ML-100T-8 カードでは使用できません。
• ONS 15310-MA では、STS18C および STS36C クロスコネクトはサポートされていません。
ENT-CRS-<PATH>:[<TID>]:<SRC>,<DST>:<CTAG>::[<CCT>]:[DRITYPE=<DRITYPE>],
[DRINODE=<DRINODE>],[CKTID=<CKTID>],[CMDMDE=<CMDMDE>]:[<PST>[,<SST>]];
ENT-CRS-STS3C:BODEGA:STS-5-1-1&STS-6-1-1,STS-12-1-1&STS-13-1-1:116::1WAYDC:
DRITYPE=BLSR,DRINODE=PRI,CKTID=CKTID,CMDMDE=FRCD:IS,AINS;
送信元アクセス ID( ALLを参照)。複数の文字列を並列指定できます。 |
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宛先 AID( ALLを参照) |
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接続のタイプ。単方向または双方向接続を指定するために使用します。デフォルトは双方向です。パラメータ タイプは CCT で、作成するクロスコネクトのタイプです。 |
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(注) 1WAYMON は、TL1 ではサポートしていません。ただし、CTC からは引き続きサポートされます。CTC を使用すると、1WAYMON クロスコネクトを作成して TL1 で検索することも可能です。 |
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DRI 接続のタイプ。CCT がドロップ/コンティニュー接続タイプ(1WAYDC または 2WAYDC)の場合にだけ適用されます。デフォルトは UPSR です。パラメータ タイプは DRITYPE(DRI タイプ)です。 |
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コマンド モード。パラメータ タイプは CMDMDE で、持続状態に関係なく、指定されたコマンドを強制的に実行します。デフォルトでは、すべてのコマンドは NORM モードで動作します。ただし、FRCD を指定して、通常であればコマンドが拒否されるステートを強制的に無効にできます。 |
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プライマリ ステート。デフォルトは IS です。パラメータ タイプはプライマリ ステート(PST)で、エンティティの現在の全体的なサービス状態です。 |
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セカンダリ ステート。デフォルトは AINS です。パラメータ タイプは SST(PST およびプライマリ状態修飾子 [PSTQ] に関連する詳細情報を提供)です。 |
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(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)Enter Equipment(ENT-EQPT)コマンドは、NE の指定の機器スロットのカード タイプとアトリビュートを入力します。カードがサポートするすべてのファシリティも自動的に入力し、デフォルト値をすべてのファシリティとパス アトリビュートに割り当てます。
また ENT-EQPT コマンドは、マルチシェルフ モードで設定された NE を事前にプロビジョニングするためにも使用されます。
このコマンドは、機器保護グループ内のカードを設定するためにオプションのパラメータ RVTM(復元時間)、RVRTV(復元の動作)、PROTID(一意の保護 ID)および PRTYPE(保護タイプ)をサポートします。PRTYPE は、1:1 または 1:N にすることができます。これらのパラメータは、現用 AID に対してだけ入力できます。保護グループを作成する前に、保護カードをプロビジョニングしておく必要があります。
1:1 保護には、偶数のスロットを保護する奇数のスロットが必要です。現用と保護のペアは、2-1、4-3、6-5、16-17、14-15、12-13 となります。DS1、DS3、DS3XM、DS3N、DS3E、EC1、およびその他の電気回路カードで、1:1 保護をサポートしています。PROTID の値は保護スロットを示し、[Slot-x] の形式で表されます。このコマンドでは、1:1 保護グループを作成します。コマンドに、保護グループを作成するためのオプションのパラメータが設定されている場合、エラー状態のため保護グループを作成できないとき、機器のプロビジョニングは失敗します。
PROTID スロットは最初にプロビジョニングする必要があります。
ENT-EQPT コマンドを使用して 1:1 を作成するには、最初に現用カードをプロビジョニングしないでください。この <AID> の AID については、AID タイプ フィールドを ENT-EQPT で表す必要があります。
ENT-EQPT:[<TID>]:SLOT-1:<CTAG>::DS1;
ENT-EQPT:[<TID>]:SLOT-2:<CTAG>::DS1:PROTID=SLOT-1,PRTYPE=1-1,RVTM=5.0,
RVRTV=Y;
1:N 保護は常にリバーティブです。1:N 保護の場合、保護スロットにはスロット 3 またはスロット 15 だけ使用できます。スロット 3 の保護カードの場合、現用カードは、バンク A のどのスロットにも入れることができます。スロット 15 はバンク B の保護として使用します。DSXN(DS1N または DS3N)カードは保護スロット内でプロビジョニングする必要があります。1:1 保護は 1:N 保護にアップグレードすることはできません。このコマンドでは、1:N 保護グループを作成するか、新しいカードを既存の 1:N 保護グループに追加します。保護グループには複数の現用 AID を追加できます。
次に、ENT-EQPT コマンドで 1:N 保護グループをプロビジョニングする例を示します。
ENT-EQPT:[<TID>]:SLOT-3:<CTAG>::DS1N;
ENT-EQPT:[<TID>]:SLOT-2&SLOT-1:<CTAG>::DS1:PROTID=SLOT-3,PRTYPE=1-N;
次に、ED-EQPT コマンドで 1:N 保護グループをプロビジョニングする例を示します。
ENT-EQPT:[<TID>]:SLOT-1&SLOT-2:<CTAG>::DS1;
ENT-EQPT:[<TID>]:SLOT-3:<CTAG>::DS1N;
ED-EQPT:[<TID>]:SLOT-2&SLOT-1:<CTAG>:::PROTID=SLOT-1,PRTYPE=1-N;
一部の AID でプロビジョニングが失敗すると、失敗した AID を示す PRTL 応答が返されます。すべての AID でプロビジョニングが失敗すると、DENY 応答が返されます。保護グループの作成クエリーについて CMPLD および PRTL の両方の応答があった場合、成功した AID クエリーで保護グループが作成されています。
次に、1:N 保護の例を示します。RVRTV パラメータは、1:N 保護では無効です。
ENT-EQPT:[<TID>:SLOT-2:<CTAG>:::PROTID=SLOT-3,PRTYPE=1-N,RVTM=5.0;
ENT-EQPT コマンドも ED-EQPT コマンドも、AID を列記することにより、1:N としてすべての現用 AID(1 ~ 5)をプロビジョニングできます。
ENT-EQPT コマンドは新しいカードをプロビジョニングし、そのカードを保護グループに追加します。ED-EQPT コマンドは、プロビジョニング済みのカードを保護グループに追加します。
保護グループ パラメータは保護 AID ではサポートされないため、保護 AID をいずれかのコマンドでプロビジョニングしておく必要があります。
ENT-EQPT コマンドは、機器タイプがスロット番号に対応する場合、空のスロットで機器を正常にプロビジョニングします。このコマンドの [f] ブロックには、カードを現用カードとしてプロビジョニングするためのオプションのパラメータを指定できます。このコマンドには、プロビジョニング時点で保護動作を追加するという効果があります。保護のプロビジョニングを成功させるためには、保護カードをプロビジョニングしておく必要があります。ENT-EQPT を実行してプロビジョニング済みのカードに保護グループをプロビジョニングしようとすると、エラーが発生します。
次に、1:1 保護グループをプロビジョニングする例を示します。
次に、1:N 保護グループをプロビジョニングする例を示します。
ENT-EQPT::SLOT-1:12::DS3:PROTID=SLOT-3, |
(注) • このコマンドを送信してスロット 1、2、4、5、6、12、13、14、16、または 17 の DS3NE カードをプロビジョニングすると、カード タイプは DS3E となります。
• このコマンドを送信してスロット 1、2、4、5、6、12、13、14、16、または 17 の DS3N カードをプロビジョニングすると、カード タイプは DS3 となります。
• このコマンドを送信してスロット 1、2、4、5、6、12、13、14、16、または 17 の DS1N カードをプロビジョニングすると、カード タイプは DS1 となります。
• MRC-12 カードの場合、Small Form-Factor Pluggable(SFP)ポートの使用に関するハードウェア制限があります。
• OC192-XFP カードは、スロット 5 および 6、または 12 および 13 に設置する必要があり、XC10G または CV-VXC-10G クロスコネクト カードが必要です。
1:1 または 1:N 保護グループを作成する場合のエラー条件は次のとおりです。
• AID が非現用スロットに送信された場合。現用カードは、1:1 保護の場合は偶数スロット、1:N 保護の場合はスロット 3 またはスロット 15 以外の同じバンクに入れる必要があります。
• CARDMODE のプロビジョニングは、DS3XM-12 および ML シリーズ カードで許可されます。DS3XM-12 のプロビジョニングは、クロスコネクト タイプおよび DS3XM-12 の場所に基づいて行われます。次のエラー条件が適用されます。
–XCVT/XC10G カードと低速 I/O スロットにある DS3XM-12 カードを併用している場合、DS3XM-12-STS12 の CARDMODE だけが許可されます。それ以外の場合、CARDMODE は DS3XM-12-STS48 になります。
–ENT-EQPT コマンドで CARDMODE を指定していない場合、NE のデフォルトは DS3XM-12 カードの利用可能なバックプレーン レート/モードの最高値となります。
–ML100T-8 カードは、デフォルト タイプの MAPPER モードにプロビジョニングされます。
• ONS 15454 の DS3XM-12 カードでは、2 つのサイド(A および B)にまたがる 1:N(1 <= N <= 7)保護グループを利用できます。1:N 保護グループ内のすべてのカードは、同じバックプレーン レート(または CARDMODE)でなければなりません。次のエラー条件が適用されます。
–1:N 保護の場合、保護カードはスロット 3 またはスロット 15 に搭載されなければなりません。1:1 保護の場合、保護カードは奇数スロットに搭載されなければなりません。
–1:N グループのシェルフ内で保護カード(スロット 3 またはスロット 15)と反対側にある現用 DS3XM-12 カードは、ポートレス接続のみが可能です。シェルフの同じ側にある 1:N グループの他の現用カード(保護カード)にはこの制限はありません。
たとえば、スロット 2、スロット 3、スロット 4、スロット 12、およびスロット 16 に DS3XM-12 カードの 1:N グループがあり、スロット 3 が保護カードだとします。スロット 2、スロット 4、スロット 12、およびスロット 16 は、1:N(1:5)保護グループの現用カードです。上記の制約にしたがい、スロット 12 とスロット 16 のカードはポートレス プロビジョニングのみが可能となり、スロット 2 およびスロット 4 のカードはポートレスまたはポーテッド プロビジョニングのいずれも可能となります。
• 1:1 または 1:N 保護グループの作成中にコマンド モード(CMDMDE)を強制(FRCD)に設定する場合は、すべてのカードを物理的に接続し、イン サービス(IS)ステートにする必要があります。カードが物理的に接続されていない場合、コマンドは拒否されて、該当のエラー メッセージが表示されます。コマンド モードをデフォルトの通常(NORM)に設定する場合は、カードを物理的に接続して IS ステートにする必要はありません。
• DS1-E1-56 カード(ONS 15454)では、RETIME プロビジョニングだけが許可されます。
• Cisco ONS 15310-MA では、1:1 保護グループのみがサポートされます。現用カードと保護カードの両方がプロビジョニングされると保護グループが自動的に作成されるため、Cisco ONS 15310-MA では ENT-EQPT または ED-EQPT コマンドを使用して保護グループを作成することはできません。保護グループを削除するには、保護カードを削除します(DLT-EQPT)。現用カードを削除しようとすると、SPLD(Equipment In Use)エラーが返されます。
ENT-EQPT:[<TID>]:<AID>:<CTAG>::[<EQPTTYPE>]:[PROTID=<PROTID>],
[PRTYPE=<PRTYPE>],[RVRTV=<RVRTV>],[RVTM=<RVTM>],
[CARDMODE=<CARDMODE>],[PEERID=<PEERID>],[REGENNAME=<REGENNAME>],
[CMDMDE=<CMDMDE>],[TRANSMODE=<TRANSMODE>],[RETIME=<RETIME>],
[SHELFROLE=<SHELFROLE>][:];
ENT-EQPT:PETALUMA:SLOT-12:118::DS3XM-12:PROTID=SLOT-13,PRTYPE=1-1,RVRTV=Y,
RVTM=8.5,CMDMDE=FRCD,CARDMODE=DS3XM12-STS12,PEERID=SLOT-3,
REGENNAME="REGEN GROUP",PWL=1530.33,RETIME=Y;
アクセス ID( EQPTを参照) |
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メッセージのターゲット対象となる、ファシリティ、リンクまたはアドレス指定可能なエンティティのタイプ。パラメータ タイプは EQUIPMENT_TYPE(機器タイプ)です。 |
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(ONS 15454)Optical Add/Drop Multiplexing(OADM; 光分岐挿入)1 帯域フィルタ |
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(ONS 15454)2.5-Gbps-10-Gbps Muxponder-100 GHz-Tunable xx.xx-xx.xx カード |
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(ONS 15454)L 帯域用 2.5-Gbps-10-Gbps Muxponder-100 GHz-Tunable xx.xx-xx.xx カード |
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(ONS 15454)C 帯域用 2.5-Gbps-10-Gbps Muxponder-100 GHz-Tunable xx.xx-xx.xx カード |
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(ONS 15454)2.5-Gbps-10-Gbps Muxponder-100 GHz-Tunable xx.xx-xx.xx カード |
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(ONS 15454)2.5-Gbps Multirate Muxponder-100 GHz-Tunable 15xx.xx-15yy.yy カード |
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(ONS 15454)2.5-Gbps-10-Gbps Muxponder-Protected-100 GHz-Tunable xx.xx-xx.xx カード |
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(ONS 15454)2.5-Gbps Multirate Muxponder-Protected-100 GHz-Tunable 15xx.xx-15yy.yy カード |
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(ONS 15454)コンバイナ/セパレータ モジュール(SCM)を使用する Optical Service Channel(OSC) |
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(ONS 15454、ONS 15600、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA)1 SFP ポートを装備した装着可能なポート モジュール |
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(ONS 15454)10-Gbps Multirate Transponder-100-GHz-Tunable xx.xx-xx.xx カード |
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(ONS 15454)C 帯域用 10-Gbps Multirate Transponder-100-GHz-Tunable xx.xx-xx.xx カード |
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(ONS 15454)L 帯域用 10-Gbps Multirate Transponder-100-GHz-Tunable xx.xx-xx.xx カード |
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(ONS 15454)10-Gbps Multirate Transponder-100-GHz-Tunable xx.xx-xx.xx カード |
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(ONS 15454)2.5-Gbps Multirate Transponder-100-GHz-Tunable xx.xx-xx.xx カード |
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(ONS 15454)2.5-Gbps Multirate Transponder-Protected-100-GHz-Tunable xx.xx-xx.xx カード |
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保護グループの保護カード スロット ID( PRSLOTを参照)。 (注) TXP_MR_10G および MXP_2.5G_10G カードには適用できません。 |
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(注) TXP_MR_10G および MXP_2.5G_10G カードには適用できません。 |
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リバーティブ モード。値 Y は、復旧後に、保護切り替えシステムがサービスを元の回線に戻すことを示します。値 N は、復旧後に、保護切り替えシステムがサービスを元の回線に戻さないことを示します。RVRTV は 1+1 保護切り替えだけに有効です。値がヌルの場合は、デフォルトで N に設定されます。 (注) TXP_MR_10G および MXP_2.5G_10G カードには適用できません。 |
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(注) モードが変わるとカードがリブートするため、モード変更要求は、カード上のすべてのポートが OOS モードではない場合には処理されません。 PWL 値が指定されていない場合、TL1 は、管理インターフェイス レベルでデフォルトの CARD_MODE 値を設定しません。パラメータ タイプは CARDMODE(カード モード)です。カード モードは、複数の機能を持つカードに適用されます。たとえば、ML シリーズ カードは、リニア マッパー モード、L2/L3 モードという 2 種類のモードでの動作が可能です。 |
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Generic Framing Procedure(GFP; 汎用フレーム同期プロシージャ)フレーミング タイプを使用する DOS Field Programmable Gate Array(FPGA)の ML シリーズ カード |
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High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データリンク制御)フレーミング タイプを使用する DOS FPGA の ML シリーズ カード |
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ポート 1 および 5 でサポートされる Cisco ONS 15454 MXP_MR_10DME_C カードまたは MXP_MR_10DME_L カードの 4 Gbps ファイバ チャネル/FICON モード |
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ポート 1 でサポートされる 4 Gbps ファイバ チャネル/FICON モードとポート 5 ~ 8 でサポートされる Cisco ONS 15454 MXP_MR_10DME_C カードおよび MXP_MR_10DME_L カードのファイバ チャネル モード、GIGE モード、および ISC モード |
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8 ポートすべてでサポートされる Cisco ONS 15454 MXP_MR_10DME-C カードおよび MXP_MR_10DME_L カードの ファイバ チャネル モード、GIGE モード、および ISC モード |
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ポート 1 ~ 4 でサポートされる Cisco ONS 15454 MXP_MR_10DME_C カードおよび MXP_MR_10DME_L カードのファイバ チャネル モード、GIGE モード、および ISC モードと、ポート 5 でサポートされる 4 Gbps ファイバ チャネル/FICON モード |
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8 ポートすべてでサポートされる Cisco ONS 15454 MXP_MR_10DME-C カードおよび MXP_MR_10DME_L カードのファイバ チャネル モード、GIGE モード、および ISC モード |
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ポート 1 および 5 でサポートされる Cisco ONS 15454 MXP_MR_10DME_C カードまたは MXP_MR_10DME_L カードの 4 Gbps ファイバ チャネル/FICON モード |
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ポート 1 ~ 4 でサポートされる Cisco ONS 15454 MXP_MR_10DME_C カードおよび MXP_MR_10DME_L カードのファイバ チャネル モード、GIGE モード、および ISC モードと、ポート 5 でサポートされる 4 Gbps ファイバ チャネル/FICON モード |
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ポート 1 でサポートされる 4 Gbps ファイバ チャネル/FICON モードとポート 5 ~ 8 でサポートされる Cisco ONS 15454 MXP_MR_10DME_C カードおよび MXP_MR_10DME_L カードのファイバ チャネル モード、GIGE モード、および ISC モード |
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Cisco ONS 15454 MXP_2.5G_10G カードの混合ファイバ チャネル モード、GIGE モード、および ESCON モード |
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再生ピア スロット( EQPTを参照) |
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コマンド モード。1:1 または 1:N 保護グループを作成する場合またはカードを既存の保護グループ(1:N)に追加する場合(あるいはその両方)にだけ適用できます。カードを保護グループに対して作成または追加する場合、FRCD を指定するにはカードを物理的に接続し、レディ ステート(IS)にする必要があります。デフォルトは NORM です。 パラメータ タイプは CMDMDE で、持続状態に関係なく、指定されたコマンドを強制的に実行します。デフォルトでは、すべてのコマンドは NORM モードで動作します。ただし、FRCD を指定して、通常であればコマンドが拒否されるステートを強制的に無効にできます。 |
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パラメータ タイプは CMDMDE で、持続状態に関係なく、指定されたコマンドを強制的に実行します。デフォルトでは、すべてのコマンドは NORM モードで動作します。ただし、FRCD を指定して、通常であればコマンドが拒否されるステートを強制的に無効にできます。 |
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時間再調整が必要かどうかを示します。DS1/E1-56 カードにのみ適用されます(ONS 15454)。パラメータ タイプは YES_NO で、ユーザのパスワードが期限切れ間近かどうか、ユーザが NE にログインしたかどうか、またはユーザが NE からロックアウトされているかどうかを示します。 |
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(Cisco ONS 15454)10GFC、10GIGE、1GFC、1GFICON、2GFC、2GFICON、D1VIDEO、DV6000、ETRCLO、GIGE、HDTV、ISC1、ISC3、または PASSTHRU の Enter Facility Protection Group
(ENT-FFP-<MOD2DWDMPAYLOAD>)コマンドは、クライアント ファシリティの Y 字ケーブル保護を作成します。特定のカードのプロビジョニング ルールについては、『 Cisco ONS SONET TL1 Reference Guide 』を参照してください。
ENT-FFP-<MOD2DWDMPAYLOAD>:[<TID>]:<SRC>,
<DST>:<CTAG>:::[PROTTYPE=<PROTTYPE>],[PROTID=<PROTID>],[RVRTV=<RVRTV>],
[RVTM=<RVTM>],[PSDIRN=<PSDIRN>][:];
ENT-FFP-HDTV:CISCO:FAC-1-1-1,FAC-2-1-1:100:::PROTTYPE=Y-CABLE,
PROTID=DC-METRO-1,RVRTV=Y,RVTM=1.0,PSDIRN=BI;
送信元アクセス ID( FACILITYを参照) |
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宛先のアクセス ID( FACILITYを参照) |
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ファシリティ保護のタイプ。パラメータ タイプは PROTTYPE(Dense Wavelength Division Multiplexing[DWDM; 高密度波長分割多重]クライアント ファシリティの保護タイプ)です。 |
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TXP_MR_10G、MXP_2.5G_10G および TXP_MR_2.5G/TXPP_MR_2.5G カード上のクライアント ポートの Y 字ケーブル保護です。 |
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リバーティブ モード。値 Y は、復旧後に、保護切り替えシステムがサービスを元の回線に戻すことを示します。値 N は、復旧後に、保護切り替えシステムがサービスを元の回線に戻さないことを示します。RVRTV は 1+1 保護切り替えだけに有効です。ヌル値のデフォルトは N です。パラメータ タイプは ON_OFF(アトリビュートをディセーブルまたはイネーブルに設定)です。 |
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保護切り替え操作。切り替えモードを識別します。デフォルトは UNI です。 (注) MXP_2.5G_10G および TXP_MR_10G カードは、双方向切り替えをサポートしません。 |
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(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)OC3、OC12、OC48、OC192 の Enter Facility Protection Group(ENT-FFP-<OCN_TYPE>)コマンドは、1+1 光保護を作成します。
プラットフォーム別にサポートされる修飾子については、表27-1を参照してください。
(注) • 保護 AID はトラフィックでプロビジョニングできません。
• 現用 AID はトラフィックでプロビジョニングできます。
• 最適化された 1+1 保護および関連するアトリビュートは ONS 15454 だけに適用できます。
• パラメータ OPOTYPE、VRGRDTM、DTGRDTM、および RCGRDTM は、Software Release 6.0 からサポートされています。
• MRC-12 カードには、次の 1+1 保護グループ のルールが適用されます。
–1+1 保護グループは MRC-12 カード間でのみ作成可能です。たとえば、1+1 保護グループを MRC-12 カードと OC-48 カード間で作成することはできません。
–1+1 保護グループは、同一ポート番号を使用してのみ作成可能です。たとえば、スロット 5 のポート 1 とスロット 12 のポート 4 間で保護グループを作成することはできません(スロット 5 とスロット 12 の両方に MRC-12 カードが装着されていると仮定します)。
–同一カード上のポート間で 1+1 保護グループを作成することはできません。スロット 5 のポート 1 とスロット 5 のポート 4 間で保護グループを作成することはできません(スロット 5 に MRC-12 カードが装着されていると仮定します)。
–保護グループ内の両方のカードを、同一タイプのスロットに装着する必要があります。MRC-12 のカードは、両方をドロップ スロット(スロット 1 ~ 4、14 ~ 17)または両方をトランク スロット(スロット 5 ~ 6、12 ~ 13)に装着する必要があります。保護グループを、ドロップ スロットの MRC-12 カードとトランス スロットの MRC-12 カードの間で作成することはできません。
• OC192-XFP カードには、次の 1+1 保護グループ のルールが適用されます。
–1+1 保護グループは、トランク スロット(スロット 5 ~ 6、12 ~ 13)の 2 つの OC192-XFP カード間で作成することができます。
–1+1 保護グループは、トランク スロット(スロット 5 ~ 6、12 ~ 13)の OC192-XFP カードと OC192LR/STM64LH カード間で作成することができます。
• PROTTYPE パラメータは光 DWDM カードにのみ適用されます。
ENT-FFP-<OCN_TYPE>:[<TID>]:<WORK>,
<PROTECT>:<CTAG>:::[PROTTYPE=<PROTTYPE>],[PROTID=<PROTID>],
[RVRTV=<RVRTV>],[RVTM=<RVTM>],[PSDIRN=<PSDIRN>],[OPOTYPE=<OPOTYPE>],
[VRGRDTM=<VRGRDTM>],[DTGRDTM=<DTGRDTM>],[RCGRDTM=<RCGRDTM>][:];
ENT-FFP-OC3:PETALUMA:OC3-3-1-1,OC3-3-2-1:1:::PROTTYPE=Y-CABLE,
PROTID=PROT_NAME,RVRTV=Y,RVTM=1.0,PSDIRN=BI,OPOTYPE=STANDARD,
VRGRDTM=0.5,DTGRDTM=1.0,RCGRDTM=1.0;
現用ポート( FACILITYを参照) |
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保護ポート( FACILITYを参照) |
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保護グループ ID。デフォルトは、保護グループの保護ポート AID です。名前に二重引用符が含まれている場合、二重引用符は、バックスラッシュ \” でエスケープする必要があります。二重引用符は保護グループ名を区切る特殊文字で、ペアになっていることが必要です。PROTID は 32 文字以内の文字列です。 |
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リバーティブ モード。値 Y は、復旧後に、保護切り替えシステムがサービスを元の回線に戻すことを示します。値 N は、復旧後に、保護切り替えシステムがサービスを元の回線に戻さないことを示します。RVRTV は 1+1 保護切り替えだけに有効です。ヌル値のデフォルトは N です。パラメータ タイプは ON_OFF(アトリビュートをディセーブルまたはイネーブルに設定)です。 |
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保護切り替え操作。切り替えモードを指定します。パラメータ タイプは UNI_BI(単方向および双方向の切り替え操作)です。 |
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1+1 保護タイプ。標準または最適化された 1+1 保護にできます。パラメータ タイプは ONE_PLUS_ONE(1+1 保護タイプ)です。 |
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(注) ONS 15454 でのみ使用できます。ポートは SDH モードでなければなりません。 |
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検証ガード タイマー。最適化された 1+1 にのみ適用されます。パラメータ タイプは VERIFICATION_GUARD_TIMER(最適化された 1+1 の検証ガード タイマー)です。 |
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検出ガード タイマー。最適化された 1+1 にのみ適用されます。パラメータ タイプは DETECTION_GUARD_TIMER(最適化された 1+1 の検出ガード タイマー)です。 |
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回復ガード タイマー。最適化された 1+1 にのみ適用されます。パラメータ タイプは RECOVERY_GUARD_TIMER(最適化された 1+1 の回復ガード タイマー)です。 |
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(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)Enter Link Management Protocol Control Channel(ENT-LMP-CTRL)コマンドは、LMP 制御チャネルを作成します。
ENT-LMP-CTRL:[<TID>]:<SRC>:<CTAG>:::[LOCALPORT=<LOCALPORT>], [REMOTENE=<REMOTENE>],REMOTEIP=<REMOTEIP>,[HELLO=<HELLO>],
[HELLOMIN=<HELLOMIN>],[HELLOMAX=<HELLOMAX>],[DEAD=<DEAD>],
[DEADMIN=<DEADMIN>], [DEADMAX=<DEADMAX>]:[<PST>][,<SST>];
ENT-LMP-CTRL:PETALUMA:CTRL-123:704:::LOCALPORT=FAC-1-1-1,
REMOTENE=15.15.15.115,REMOTEIP=126.0.0.1,HELLO=500,
HELLOMIN=300,HELLOMAX=5000,DEAD=12000,DEADMIN=2000,
DEADMAX=20000:OOS,DSBLD;
LMP 制御チャネルが、制御チャネルがダウンしていると示されるまで、リモート側からの HELLO メッセージを待機する時間 |
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(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)Enter Link Management Protocol Data Link(ENT-LMP-DLINK)コマンドは、LMP データ リンクを作成します。
ENT-LMP-DLINK:[<TID>]:<SRC>:<CTAG>:::[LINKTYPE=<LINKTYPE>],TELINK=<TELINK>,
REMOTEID=<REMOTEID>;
ENT-LMP-DLINK:PETALUMA:FAC-14-1-1:704:::LINKTYPE=PORT,TELINK=TLNK-45,
REMOTEID=646631;
アクセス ID( FACILITYを参照) |
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(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)Enter Link Management Protocol Traffic Engineering Link(ENT-LMP-TLINK)コマンドは、LMP Traffic Engineering(TE)リンクを作成します。
ENT-LMP-TLINK:[<TID>]:<SRC>:<CTAG>:::REMOTEID=<REMOTEID>, REMOTETE=<REMOTETELINK>, [MUXCAP=<MUXCAP>]:[<PST>[,<SST>]];
ENT-LMP-TLINK:PETALUMA:TLINK-123:704:::REMOTEID=15.15.15.115,REMOTETE=123,
MUXCAP=LAMBDA:OOS,DSBLD;
(ONS 15454)Enter Optical Link(ENT-LNK)コマンドは、2 つの光接続ポイント間の光リンクを作成します。
• 2 つの Optical Transport Section(OTS; 光転送セクション)
• 同じ帯域の 2 つの Optical Multiplexing Section(OMS)
• 同じ波長の 2 つの Optical Channel(OCH)
作成された光リンクは、同じリング方向に属するポイント間に存在する必要があります。接続が論理リンク内の 1 つのドロップ ポイントから連続するアド ポイントまでの 2 つのポイント間にある場合、2 つの OMS 間または 2 つの OCH 間の光リンクはヒットレスにできます。このコマンドを使用して 2 つの OCH ポート間(最初のポートは OCH フィルタに属し、2 番めのポートは OCH トランクに属す)に光リンクを作成するとき、2 番めのポートの波長が未設定の場合、OCH フィルタと同じ波長に調整することができます。
ENT-LNK:PENNGROVE:BAND-6-1-TX,BAND-13-1-RX:114::::LOCKED,
AUTOMATICINSERVICE;
光リンクの一方の端の識別子( CHANNELを参照) |
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光リンクのもう一方の端の識別子( CHANNELを参照) |
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エンティティのプライマリ ステート。パラメータ タイプは PST(プライマリ ステート)です。エンティティの現在の全体的なサービスの状態を示します。 |
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エンティティのセカンダリ ステート。パラメータ タイプは SST(セカンダリ ステート)です。PST および PSTQ に関連する詳細情報を提供します。 |
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(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL)ENT-LNKTERM コマンドは、物理インターフェイス上にProvisionable Patchcord(PP; プロビジョン可能なパッチコード)終端(仮想リンク)を作成します。Data Communications Channel(DCC; データ通信チャネル)/Generic Communications Channel(GCC; 汎用通信チャネル)が複数の物理リンク上で透過的に伝送される場合、制御チャネル終端がなかったり、リンクが SONET/SDH をサポートしていないことが原因で Open Shortest Path First(OSPF)が物理リンクを自動的に検出できないため、ユーザがプロビジョニングしたリンクが必要になります。
プロビジョニング ルールに従っていない場合、「Provisinoing Rules Failed(プロビジョニング ルールが失敗しました)」というエラー メッセージが返されます。PP 終端を物理インターフェイス上に作成する場合には、次のルールに従う必要があります。
–Section DCC(SDCC; セクション DCC)終端のプロビジョニングが必要です。1+1 保護グループ内の保護ファシリティの場合は、対応する現用ファシリティの SDCC 終端をプロビジョニングする必要があります。
–BLSR の一部である場合は、BLSR のすべての現用ポート上で SDCC をプロビジョニングする必要があります。
• TXP/MXP トランク ポートの場合は、ITU-T G.709 を有効にするか、ペイロード タイプを SONET/SDH 以外にする必要があります。
• TXP/MXP クライアント ポートの場合は、カードを透過終端モードで稼働させる必要があります。
• Multi-Service Transport Platform(MSTP; マルチサービス トランスポート プラットフォーム)OCH ポート
(注) • OC-N インターフェイスが 1+1 保護グループの一部である場合は、もう一方の(現用/保護)インターフェイスでも別の PP 終端をプロビジョニングできます。
• クライアント インターフェイスが Y 字ケーブル保護グループの一部である場合は、もう一方の(現用/保護)インターフェイスでも別の PP 終端をプロビジョニングできます。
• MXP/TXP トランク インターフェイスがスプリッタ保護グループの一部である場合は、もう一方の(現用/保護)インターフェイスでも別の PP 終端をプロビジョニングできます。
• REMOTENODE に、ローカル ノードの IP アドレス/名前と異なる IP アドレス(または Gateway Network Element [GNE; ゲートウェイ ネットワーク エレメント] で解決可能なノード名)が指定されている場合、この終端はノード内の PP の一部として使用されます。
• OSPF 内で PP が UP と表示されるためには、ローカル ノードまたはリモート ノード(あるいはその両方)で PP のすべてのエンド ポイントを正しくプロビジョニングする必要があります。
• PP の設定が誤っていたり、一部しか設定されていない場合でも、リンクのどちらの端でもアラームやイベントは生成されません。
• 1 つのノードの 2 つの PP 終端には、同じリモート ノード PP 終端情報を設定できません(たとえば、1 つのノードの PP 終端の REMOTENODE と REMOTELNKTERMAID アトリビュートの値の組み合わせは一意であることが必要です)。
• 1 つの物理インターフェイス上のすべての PP 終端には、単一のリモート ノード上にそれぞれのリモート終端が必要です。
• このコマンドは、複数および ALL スタイルの AID を受け入れません。
ENT-LNKTERM:[<TID>]:<AID>:<CTAG>:::PORT=<PORT>,
[REMOTENODE=<REMOTENODE>],REMOTELNKTERMID=<REMOTELNKTERMID>;
ENT-LNKTERM::LNKTERM-1:CTAG:::PORT=FAC-5-1,REMOTENODE=172.20.208.225,
REMOTELNKTERMID=20;
アクセス ID( LNKTERMを参照)。ローカル ノード上にあるリンク(PP)終端を示します。 |
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この PP 終端に対応するローカル ポートです( CHANNEL を参照)。 |
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PP のもう一方の端が存在するノード。これは、IP アドレスまたは有効な TID にできます。デフォルトは、ローカル ノードの IP アドレスまたは既存の値です。REMOTENODE はストリングです。 |
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リモート ノード上の対応する PP 終端です(REMOTENODE パラメータで指定)。1 ~ 65535 の整数値で指定します。デフォルトは、既存の値です。 |
(Cisco ONS 15454)Enter Optical Channel Client Connection(ENT-OCHCC)コマンドは、OCH クライアント接続を割り当てます。これは、トレール ポートを使用したエンド クライアント ポートと OCH ネットワーク接続回線を接続する回線の一部です。OCH フィルタ ポートと TXP/MXP または ITU-T クライアント ポートの間に回線の一部を割り当てます。
• ノード内でクライアント チャネルを割り当てるには、クライアント ポート FAC AID を指定する必要があります。
• すべてのオプション パラメータのデフォルト値は、NE のデフォルト値になります。これらの値は、パラメータの現在の値とは異なる場合があります。現在の値を取得するには、RTRV-XX コマンドを実行してください。
ENT-OCHCC:[<TID>]:<AID>:<CTAG>[:::CKTID=<CKTID>],
[CMDMDE=<CMDMDE>]:[<PST>][,<SST>];
ENT-OCHCC:VA454-22:FAC-2-1-1:116:::CKTID=\"OCHCC-1\",CMDMDE=FRCD:OOS,DSBLD;
アクセス ID( FACILITYを参照) |
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クロスコネクト ID。デフォルトは空白またはなしです。ASCII 文字の文字列で48 文字以内です。CKTID が空またはヌルの場合、CKTID フィールドは表示されません。 |
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パラメータ タイプは コマンド モード(持続状態に関係なく、指定されたコマンドを強制的に実行する)です。NORM モードは、すべてのコマンドに対しするデフォルト動作です。ただし、FRCD を指定して、通常であればコマンドが拒否されるステートを強制的に無効にできます。 |
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プライマリ ステート。パラメータ タイプは PST で、エンティティの現在の全体的なサービス状態を示します。デフォルトは IS です。 |
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セカンダリ ステート。パラメータ タイプは SST で、PST および PSTQ に関する詳細情報を提供します。デフォルトは AINS です。 |
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(Cisco ONS 15454)Enter Optical Channel Network Connection(ENT-OCHNC)コマンドは、OCH ネットワーク接続を割り当てます。
• ノード内で波長チャネルを割り当てるには、CHANWL の 2 つのエンド ポイントを指定する必要があります。指定した CHANWL にしたがって、割り当てられたチャネルのパススルーが可能となります。
• すべてのオプション パラメータのデフォルト値は、NE のデフォルト値になります。これらの値は、パラメータの現在の値とは異なる場合があります。現在の値を取得するには、RTRV-XX コマンドを実行してください。
ENT-OCHNC:[<TID>]:<SRC>,<DST>:<CTAG>::[<WCT>]:[CKTID=<CKTID>],
[CMDMDE=<CMDMDE>]:[<PST>[,<SST>]];
ENT-OCHNC:VA454-22:LINEWL-1-3-TX-1530.33,
CHANWL-4-1-RX-1530.33:116::1WAY:CKTID=CIRCUIT,CMDMDE=FRCD:OOS,DSBLD;
送信元アクセス ID( CHANNELを参照)。双方向波長接続の送信元の場合は両方の方向を示す必要があります。 |
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宛先のアクセス ID( LINEWLを参照)。双方向波長接続の送信元の場合は両方の方向を示す必要があります。 |
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クロスコネクト ID。デフォルトは空白またはなしです。ASCII 文字の文字列で48 文字以内です。CKTID が空またはヌルの場合、CKTID フィールドは表示されません。 |
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パラメータ タイプは コマンド モード(持続状態に関係なく、指定されたコマンドを強制的に実行する)です。NORM モードは、すべてのコマンドに対するデフォルト動作です。ただし、FRCD を指定して、通常であればコマンドが拒否されるステートを強制的に無効にできます。 |
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プライマリ ステート。パラメータ タイプは PST で、エンティティの現在の全体的なサービス状態を示します。デフォルトは IS です。 |
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セカンダリ ステート。パラメータ タイプは SST で、PST および PSTQ に関する詳細情報を提供します。デフォルトは AINS です。 |
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(Cisco ONS 15454)Enter Optical Service Channel(ENT-OSC)コマンドは、NE の Optical Service Channel(OSC; オプティカル サービス チャネル)グループを作成します。
(注) RINGID は、デフォルトで AID 番号に設定されます。
ENT-OSC:[<TID>]:<AID>:<CTAG>:::[RINGID=<RINGID>],[NODEID=<NODEID>],
[EAST=<EAST>],[WEST=<WEST>];
ENT-OSC:PENNGROVE:OSC-1:114:::RINGID=10,NODEID=1,EAST=FAC-8-1,WEST=FAC-10-1;
アクセス ID( OSCを参照)。NE の OSC グループを識別します。 |
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NE の OSC リング ID。範囲は 1 ~ 9999 です。デフォルト値は、[# of AID OSC-#] です。RINGID は整数です。 |
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イースト方向の OC3 ファシリティ( FACILITY を参照)。EAST_OC3 は AID ファシリティです。このリリースでサポートされるイースト方向の OC3 は 1 つだけです。このパラメータは省略することもできます。 |
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「FACILITY」で説明している、ウェスト方向の OC3 ファシリティ。EAST_OC3 は AID ファシリティです。このリリースでサポートされるウェスト方向の OC3 は 1 つだけです。このパラメータは省略することもできます。 |
(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA)10GFC、10GIGE、1GFC、1GFICON、2GFC、2GFICON、FSTE、G1000、GFPOS、GIGE、OCH、POS の Enter Remote Monitoring Threshold(ENT-RMONTH-<MOD2_RMON>)コマンドは、Remote Monitoring(RMON)アラーム テーブルに、GIGE や FC など RMON エンジンが管理するデータ統計のスレッシュホールドのエントリを作成します。RMON スレッシュホールド(RMONTH)を作成すると、スレッシュホールドを超過した際にスレッシュホールド超過アラート(TCA)イベントが生成され、TL1 セッションに報告されます。データ統計タイプごとにパラメータが異なる複数のスレッシュホールドを作成できます。
プラットフォーム別にサポートされる修飾子については、表27-1を参照してください。
ENT-RMONTH-<MOD2_RMON>:[<TID>]:<SRC>:<CTAG>::<MONTYPE>,,,,
<INTVL>:RISE=<RISE>,FALL=<FALL>,[SAMPLE=<SAMPLE>],[STARTUP=<STARTUP>][:];
ENT-RMONTH-GIGE:CISCO:FAC-2-1:1234::ETHERSTATSOCTETS,,,,100:RISE=1000,
FALL=100,SAMPLE=DELTA,STARTUP=RISING;
送信元アクセス ID( FACILITYを参照)。データ統計を管理するファシリティの AID です。 |
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モニタ対象のタイプRMON モニタ対象データ統計のタイプ。パラメータ タイプ は、ALL_MONTYPE(モニタ対象タイプのリスト)です。 |
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長さが 64 ~ 1518 オクテット(フレーム構成ビットを除く、ただし Frame Check Sequence [FCS] オクテットは含む)の受信パケット数の合計 |
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データがサンプリングされて、上限スレッシュホールドおよび下限スレッシュホールドと比較される間隔(秒数)。有効な値は 10(秒)以上の整数です。 |
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スレッシュホールドの比較対象となる値を計算する方法。パラメータ タイプは SAMPLE_TYPE で、サンプリング期間中のデータの計算方法を記述します。 |
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最初の有効なサンプルが上限スレッシュホールド以上か下限スレッシュホールド以下、あるいはその両方である場合に、イベントを生成するかどうかを指示します。パラメータ タイプは STARTUP_TYPE で、最初の有効なサンプルが上限スレッシュホールドまたは下限スレッシュホールドを超えた場合にイベントが生成されることを示します。 |
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(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)STS1、STS12C、STS192C、STS24C、STS3C、STS48C、STS6C、STS9C、VC12、VC3、VT1、VT2 の Enter Roll
(ENT-ROLL-<MOD_PATH>)コマンドは、サービスを中断することなく、1 つのエンド ポイントから別のエンド ポイントへのトラフィックのローリングに関する情報を入力します。このコマンドは、単一パスのロールに使用できます(STS または VT)。
(注) STS18C および STS36C は、このリリースではサポートされていません。
ENT-ROLL-<MOD_PATH>:[<TID>]:<FROM>,<TO>:<CTAG>:::RFROM=<RFROM>,
RTO=<RTO>,RMODE=<RMODE>,[CMDMDE=<CMDMDE>];
ENT-ROLL-STS1:CISCO:STS-1-1-1,STS-2-1-1:1:::RFROM=STS-2-1-1,RTO=STS-3-1-1,
RMODE=MAN,FORCE=Y;
送信元アクセス ID( STSを参照)。既存のクロスコネクトの片方の終端地点(レグ)。既存のクロスコネクトが単方向の場合、終端地点(レグ)は FROM-AID 終端地点になります。それ以外の場合、FROM は重要ではありません。FROM と TO は、ENT-CRS コマンドで入力されたとおりに入力する必要があります。RTRV-CRS コマンドを発行して、その応答を FROM および TO パラメータに使用できます。 |
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宛先 AID( STSを参照)。既存のクロスコネクトの片方の終端地点(レグ)。既存のクロスコネクトが単方向の場合、終端地点(レグ)は TO-AID 終端地点になります。それ以外の場合、TO は重要ではありません。FROM と TO は、ENT-CRS コマンドで入力されたとおりに入力する必要があります。RTRV-CRS コマンドを発行して、その応答を FROM および TO パラメータに使用できます。 |
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ロール対象の既存のクロスコネクトの終端地点。AID( STSを参照) |
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新規のクロスコネクトのレグとなる終端地点。AID( STSを参照) |
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パスで有効な信号を強制的に発信します。FORCE は Y から N への強制のみ可能です。パラメータ タイプは ON_OFF(アトリビュートをイネーブル化またはディセーブル化)です。 |
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(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)Enter Route(ENT-ROUTE)コマンドは、スタティック ルートを作成します。
ノード上には使用可能な Domain Name Server(DNS; ドメイン ネーム サーバ)サービスはありません。受け入れることができるのは、数値の IP アドレスだけです。
ENT-ROUTE:[<TID>]::<CTAG>::<DESTIP>,<IPMASK>,<NXTHOP>,<COST>;
ENT-ROUTE:CISCO::123::10.64.72.57,255.255.255.0,10.64.10.12,200;
(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)Enter Route Generic Routing Encapsulation(ENT-ROUTE-GRE)コマンドは、GRE トンネルを作成します。IP over Open Systems Interconnect(OSI; 開放型システム間相互接続)または OSI over IP の転送に使用できます。
ENT-ROUTE-GRE:[<TID>]::<CTAG>:::IPADDR=<IPADDR>,IPMASK=<IPMASK>,
NSAP=<NSAP>,[COST=<COST>];
ENT-ROUTE-GRE:CISCO::123:::IPADDR=10.64.72.57,IPMASK=255.255.255.0,
NSAP=39840F80FFFFFF0000DDDDAA000010CFB4910200,COST=110;
トンネル エンドポイントの Network Service Access Point(NSAP; ネットワーク サービス アクセス ポイント)アドレス。NSAP はストリングです。 |
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(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)Enter Target Identifier Address Mapping(ENT-TADRMAP)コマンドは、ゲートウェイ NE に対して、TADRMAP テーブル内のエントリを作成し、従属 NE の Target Identifier(TID; ターゲット ID)をそのアドレスにマッピングするよう指示します。OS(オペレーティング システム)は TL1 メッセージの TID を使用して従属 NE をアドレス指定し、GNE はTID を IP アドレスまたは NSAP にマッピングすることで、これらの NE をアドレス指定します。GNE にある TADRMAP テーブルは、TID とアドレスを相互に関連付けます。コマンドには少なくとも 1 つの IPADDR または NSAP を指定する必要があります。PORT および ENCODING パラメータは、IP アドレス マッピングでのみ使用されます。
ENT-TADRMAP:[<TID>]::<CTAG>:::[TIDNAME=<TIDNAME>],[IPADDR=<IPADDR>],
[PORT=<PORT>],[ENCODING=<ENCODING>],[NSAP=<NSAP>];
ENT-TADRMAP:TID::CTAG:::TIDNAME=ENENODENAME,IPADDR=192.168.100.52,
PORT=3082,ENCODING=LV,NSAP=39840F80FFFFFF0000DDDDAA01001800;
(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)Enter Trap Table(ENT-TRAPTABLE)コマンドは、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)トラップ宛先と、それに関連するコミュニティ、UDP ポート、SNMP バージョンのプロビジョニングを行います。トラップ エントリの最大許可数は 10 です。
ENT-TRAPTABLE:[<TID>]:<AID>:<CTAG>::COMMUNITY=<COMMUNITY>,
[TRAPPORT=<TRAPPORT>],[TRAPVER=<TRAPVER>];
ENT-TRAPTABLE::1.2.3.4:1::COMMUNITY="PRIVATE",TRAPPORT=162,TRAPVER=SNMPV1;
トラップ宛先を識別する IP アドレスです。数値 IP アドレスだけが許可されます。アクセス ID( IPADDRを参照) |
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SNMP バージョン番号。デフォルトは SNMPv1 です。パラメータ タイプは SNMP_VERSION(SNMP バージョン)です。 |
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(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)Enter Tunnel Firewall(ENT-TUNNEL-FIREWALL)コマンドは、ファイアウォール トンネルを作成します。
ENT-TUNNEL-FIREWALL:[<TID>]::<CTAG>:::[SRCADDR=<SRCADDR>],
[SRCMASK=<SRCMASK>],[DESTADDR=<DESTADDR>],[DESTMASK=<DESTMASK>];
ENT-TUNNEL-FIREWALL:TID::CTAG:::SRCADDR=192.168.100.52,
SRCMASK=255.255.255.0,DESTADDR=192.168.101.14,DESTMASK=255.255.255.0;
(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)Enter Tunnel Proxy(ENT-TUNNEL-PROXY)コマンドは、プロキシ トンネルを作成します。
ENT-TUNNEL-PROXY:[<TID>]::<CTAG>:::[SRCADDR=<SRCADDR>],
[SRCMASK=<SRCMASK>],[DESTADDR=<DESTADDR>],[DESTMASK=<DESTMASK>];
ENT-TUNNEL-PROXY:TID::CTAG:::SRCADDR=192.168.100.52,SRCMASK=255.255.255.0,
DESTADDR=192.168.101.14,DESTMASK=255.255.255.0;
(Cisco ONS 15454、ONS 15327、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA、ONS 15600)Enter User Security(ENT-USER-SECU)コマンドは、ユーザ アカウントを追加します。この操作はスーパーユーザだけが実行できます。各ユーザは、次の権限レベルのいずれかに設定されます。
1. 検索 [RTRV]:このセキュリティ レベルのユーザは、ノードから情報を検索できますが、情報を変更することはできません。検索ユーザのデフォルトのアイドル時間は無制限です。
2. メンテナンス [MAINT]:このセキュリティ レベルのユーザは、ノードから情報を検索し、カードのリセット、クロスコネクトまたは保護グループの手動/強制/ロックアウト、および BLSR のメンテナンスなどの限定されたメンテナンス操作を実行できます。メンテナンス ユーザのデフォルトのアイドル時間は 60 分です。
3. プロビジョニング [PROV]:このセキュリティ レベルのユーザは、すべてのメンテナンス操作、およびスーパーユーザだけが許可されているアクションを除くすべてのプロビジョニング操作を実行できます。プロビジョニング ユーザのデフォルトのアイドル時間は 30 分です。
4. スーパーユーザ [SUPER]:このセキュリティ レベルのユーザはすべてのプロビジョニング ユーザ操作に加え、ユーザ セキュリティ プロファイルの作成や削除、基本的なシステム パラメータ(日時、ノード名、IP アドレスなど)の設定、データベースのバックアップと復元を実行できます。スーパーユーザのデフォルトのアイドル時間は 15 分です。
• 次のセキュリティ コマンドについては、パスワードがマスキングされています:ACT-USER、ED-PID、ENT-USER-SECU および ED-USER-SECU。どの方法で TL1 セッションにアクセスしてもパスワードはマスキングされます。Cisco Transport Controller(CTC)Request History および Message Log にも、マスキングされたコマンドが表示されます。パスワードマスキング コマンドを CTC Request History からコマンドをダブルクリックして再発行した場合も、CTC Request History および Message Log でパスワードはマスキングされます。以前に実行した実際のパスワードは NE に送信されます。以前のコマンドをテンプレートとしてだけ使用する場合は、CTC Request History でコマンドを 1 回クリックします。コマンドは Command Request テキスト ボックスに挿入され、再発行する前に該当のフィールドを編集できます。
• UID は 10 文字以内の英数字を組み合わせて指定できます。
• PID は、2 文字以上のアルファベット以外の文字と 1 文字以上の特殊文字(+、%、または #)を含む 10 文字以内の文字列です。
• CTC では、最大 20 文字の UID と PID を使用できますが、CTC 入力ユーザ(UID および PID)が有効な TL1 ユーザであるとは限りません。たとえば、10 文字を超える CTC 入力 UID を使用して ACT-USER コマンドを発行した場合、TL1 からは DENY(Can't Login)エラー メッセージが返されます。
• TL1 パスワードのセキュリティは、次のように実施されます。
–パスワード(PID)は、ユーザ ID(UID)と同一、またはこれを一部に含むものであってはいけません。たとえば、ユーザ ID が CISCO25 の場合、CISCO25# というパスワードは設定できません。
–PID には、アルファベット以外の文字と特殊文字(+、%、または #)をそれぞれ 1 文字は含める必要があります。
–現在のパスワードと同じ PID を新しい PID として指定することはできません。たとえば、現在のパスワードが CISCO25# の場合に、新しいパスワードも CISCO25# にすることはできません。
(Cisco ONS 15454、ONS 15310-CL、ONS 15310-MA)Enter Virtual Concatenated Group(ENT-VCG)コマンドは、VCG のオブジェクトを作成します。ML シリーズ カードの VCG は、2 つのメンバーをサポートしています。サポートされるサブレートは、STS1、STS3C、STS12C です。ML シリーズの VCG は、SW-LCAS または NONE もサポートします。FC_MR-4 カードの VCG は、8 つのメンバーをサポートします。サポートされるサブレートは STS3C だけです。FC_MR-4 カードの VCG では、LCAS をサポートしません(NONE)。ML-100T-8 カードの VCG は、STS1 のサブレートで最大 3 つ、VT1 のサブレートでは 64 のメンバーをサポートします。
ONS 15310-CL および ONS 15310-MA では、CE-100T-8 カードは最大 STS6 の帯域幅をサポートしています。たとえば、3 つの STS1 メンバーを持つ 2 つの Virtual Concatenated(VCAT; 仮想連結)や、1 つの STS1 メンバーを持つ 6 つの VCAT という構成が可能です。
ENT-VCG:[<TID>]:<SRC>:<CTAG>:::TYPE=<TYPE>,TXCOUNT=<TXCOUNT>,[CCT=<CCT>],
[LCAS=<LCAS>],[BUFFERS=<BUFFERS>],[NAME=<NAME>];
ENT-VCG:NODE1:FAC-1-1:1234:::TYPE=STS3C,TXCOUNT=8,CCT=2WAY,LCAS=LCAS,
BUFFERS=DEFAULT,NAME="VCG1";
送信元アクセス ID( FACILITYを参照)。ML1000-2 および ML100T-12 カードでは、VFAC AID を使用します。FC_MR-4 カードは FAC AID を使用します。 |
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エンティティ(プロビジョニングの対象となるメンバーのクロスコネクト)のタイプ。ヌルは、該当しないことを示します。TYPE は、Common Language Equipment Identifier(CLEI; 共通言語機器 ID)コードまたは別の値にすることができます。ML1000-2 および ML100T-12 カードは、STS1、STS3c、および STS12c をサポートします。FC_MR-4 カードは STS3c だけをサポートします。パラメータ タイプは MOD_PATH(STS/VT パス修飾子)です。 |
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送信(Tx)方向のメンバー数。ML1000-2 および ML100T-12 カードの場合、有効な値は 2 だけです。FC_MR-4 カードの場合、有効な値は 8 だけです。TXCOUNT は整数です。 |
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接続タイプ(単方向または双方向)。VCG メンバー クロスコネクトのクロスコネクト タイプ。VCG のすべてのメンバー クロスコネクトに対して同じタイプにする必要があります。パラメータ タイプは CCT で、作成するクロスコネクトのタイプです。 |
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(注) 1WAYMON は、TL1 ではサポートしていません。ただし、CTC からは引き続きサポートされます。CTC を使用すると、1WAYMON クロスコネクトを作成して TL1 で検索することも可能です。 |
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Link Capacity Adjustment Scheme(LCAS; リンク キャパシティ調整方式) (注) SW-LCAS を選択する場合、遠端 VCG も SW-LCAS として設定する必要があります。 |
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メンバーの障害が発生したときに VCG メンバーを一時的に削除できます。ML1000-2 および ML100T-12 カードでだけサポートされます。 |
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バッファのタイプ。デフォルト値は DEFAULT です。FC_MR-4 カードは、DEFAULT および EXPANDED バッファをサポートします。その他のデータ カードは DEFAULT バッファだけをサポートします。パラメータ タイプは、BUFFER_TYPE(VCAT 回線で使用されるバッファのタイプ)です。 |
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