IP SLA 動作の予防的しきい値モニタリングの設定

このマニュアルでは、しきい値および反応トリガーを使用した IP サービス レベル契約(SLA)の予防的モニタリング機能について説明します。

機能情報の確認

ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の機能情報および警告については、「Bug Search Tool」およびご使用のプラットフォームおよびソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。このモジュールで説明される機能に関する情報、および各機能がサポートされるリリースの一覧については、機能情報の表を参照してください。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

予防的しきい値モニタリングに関する情報

IP SLA 反応の設定

IP SLA の反応は、モニタリング対象の値が指定のレベルを超えるか、下回った場合、または、タイムアウトや接続損失などのモニタリング対象のイベントが発生した場合にトリガーされるように設定します。IP SLA によって測定された反応の設定が高すぎたり、低すぎたりすると、IP SLA では、ネットワーク管理アプリケーションへの通知を生成したり、より多くのデータを収集する別の IP SLA 動作をトリガーしたりすることがあります。

IP SLA 動作がトリガーされると、(トリガーされた)ターゲット動作が開始し、トリガーする動作の条件に関する知識がなくても独立して動作し続けます。ターゲット動作は、ターゲット動作に設定されたライフタイム値で指定されたとおり、そのライフが期限切れになるまで続行されます。ターゲット動作は、存続期間が終了するまで、再度トリガーされることはありません。

Cisco IOS リリース 15.2(3) 以降のリリースでは、(トリガーされた)ターゲット動作は条件クリア イベントまで動作します。その後、ターゲット動作は段階的に停止し、ターゲット動作の状態がアクティブから保留中に変わり、再度トリガーできるようになります。

IP SLA 動作によってサポートされる反応

各 IP SLA 動作にサポートされる反応を次の表に示します。

表 1. IP SLA 動作によってサポートされる反応設定

反応

ICMP エコー

Path エコー

UDP ジッター

UDP エコー

TCP 接続

DHCP

DLSW

ICMP ジッター

DNS

フレーム リレー

Failure

Y

--

Y

Y

Y

Y

--

Y

Y

--

RTT

Y

Y

--

Y

Y

Y

Y

--

Y

Y

RTTAvg

--

--

Y

--

--

--

--

Y

--

--

timeout

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

connectionLoss

--

--

Y

Y

Y

--

--

--

--

verifyError

--

--

Y

Y

--

--

--

Y

--

Y

jitterSDAvg

--

--

Y

--

--

--

Y

--

--

jitterAvg

--

--

Y

--

--

--

--

Y

--

--

packetLateArrival

--

--

Y

--

--

--

--

Y

--

--

packetOutOfSequence

--

--

Y

--

--

--

--

Y

--

--

MaxOfPostiveSD

--

--

Y

--

--

--

Y

--

--

MaxOfNegativeSD

--

--

Y

--

--

--

--

Y

--

--

MaxOfPostiveDS

--

--

Y

--

--

--

--

Y

--

--

MaxOfNegativeDS

--

--

Y

--

--

--

--

Y

--

--

MOS

--

--

Y

--

--

--

--

--

--

ICPIF

--

--

Y

--

--

--

--

--

--

--

PacketLossDS

--

--

Y

--

--

--

--

--

--

--

PacketLossSD

--

--

Y

--

--

--

--

--

--

--

PacketMIA

--

--

Y

--

--

--

--

--

--

iaJitterDS

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

frameLossDS

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

mosLQDSS

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

mosCQDS

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

rfactorDS

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

iaJitterSD

--

--

--

--

--

--

--

--

--

--

successivePacketLoss

--

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

MaxOfLatencyDS

--

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

MaxOfLatencySD

--

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

LatencyDS

--

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

LatencySD

--

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

packetLoss

--

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

表 2. IP SLA 動作によってサポートされる反応設定

反応

HTTP

SLM

RTP

FTP

Lsp トレース

Post 遅延

パス ジッター

LSP ping

ゲートキーパーの登録

Failure

--

--

--

--

--

--

--

--

--

RTT

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

Y

RTTAvg

--

--

--

--

--

--

--

--

--

timeout

Y

Y

Y

Y

--

Y

Y

Y

Y

connectionLoss

Y

Y

Y

Y

--

--

Y

--

verifyError

--

--

--

--

--

--

--

--

--

jitterSDAvg

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

jitterAvg

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

packetLateArrival

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

packetOutOfSequence

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

MaxOfPostiveSD

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

MaxOfNegativeSD

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

MaxOfPostiveDS

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

MaxOfNegativeDS

--

--

--

--

--

--

Y

--

--

MOS

--

--

--

--

--

--

--

--

--

ICPIF

--

--

--

--

--

--

--

--

--

PacketLossDS

--

--

Y

--

--

--

--

--

--

PacketLossSD

--

--

Y

--

--

--

--

--

--

PacketMIA

--

--

Y

--

--

--

--

--

--

iaJitterDS

--

--

Y

--

--

--

--

--

--

frameLossDS

--

--

Y

--

--

--

--

--

--

mosLQDSS

--

--

Y

--

--

--

--

--

--

mosCQDS

--

--

Y

--

--

--

--

--

--

rfactorDS

--

--

Y

iaJitterSD

--

--

Y

--

--

--

--

--

--

successivePacketLoss

--

--

--

--

--

--

--

--

--

MaxOfLatencyDS

--

--

--

--

--

--

--

--

--

MaxOfLatencySD

--

--

--

--

--

--

--

--

--

LatencyDS

--

--

--

--

--

--

--

--

--

LatencySD

--

--

--

--

--

--

--

--

--

packetLoss

--

--

--

--

--

--

--

--

--

IP SLA しきい値モニタリングおよび通知

IP SLA は、ほとんどの IP SLA 動作に関する平均ジッタ、単方向の遅延、双方向のラウンドトリップ時間(RTT)、および接続などのパフォーマンス パラメータについての予防的しきい値モニタリングおよび通知をサポートします。予防的モニタリング機能は、単方向ジッター、単方向のパケット損失、および単方向 VoIP 音声品質スコアリングを含む重要な VoIP 関連パラメータの反応しきい値を設定するためのオプションを提供します。

IP SLA の通知は、トリガーされた応答として設定されます。パケット損失、ジッター、平均動作スコア(MOS)統計情報は、IP SLA ジッター動作に固有です。通知はいずれかの方向(送信元から宛先、および宛先から送信元)の違反、またはパケット損失およびジッターの範囲外 RTT 値に対して生成できます。RTT 値が指定したしきい値を上回るか下回ると、トラップなどのイベントがトリガーされます。

応答条件が発生した場合、IP SLA ではシステム ロギング(syslog)メッセージを生成できます。システム ロギング メッセージは、CISCO-RTTMON-MIB を使用して簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)トラップ(通知)として送信できます。IP SLA の SNMP トラップは、CISCO-RTTMON-MIB および CISCO-SYSLOG-MIB でサポートされます。

CISCO-SYSLOG-MIB の重大度レベルは、SyslogSeverity INTEGER {emergency(1), alert(2), critical(3), error(4), warning(5), notice(6), info(7), debug(8)} のように定義されます。

ソフトウェアのシステム ロギング プロセスに対しては、異なる重大度レベル値が定義されます。Cisco ソフトウェアのシステム ロギング プロセスに対する重大度レベルは、{emergency (0), alert (1), critical (2), error (3), warning (4), notice (5), informational (6), debugging (7)} のように定義されます。

IP SLA しきい値違反は、Cisco システム ロギング プロセス内ではレベル 6(informational)としてロギングされますが、CISCO-SYSLOG-MIB からはレベル 7(info)トラップとして送信されます。

通知は、しきい値違反が発生するたびに発行されるわけではありません。次の図に、モニタリング対象要素が上限しきい値を超えたときに発生するトリガー反応の流れを示します。最初に上昇しきい値を超えたときに、イベントが送信され、通知が発行されます。後続のしきい値超過通知は、モニタリング対象の値が上昇しきい値を再び超える前に下限しきい値を下回った場合に限り発行されます。

図 1. IP SLA のトリガーされた反応条件およびしきい値超過通知

1

最初に上昇しきい値を超えたときに、イベントが送信され、しきい値超過通知が発行されます。

2

上昇しきい値の超過違反が連続して発生しても、追加の通知は発行されません。

3

モニタリング対象の値が下限しきい値を下回っています。

4

上昇しきい値を超えたときに別のしきい値超過通知が発行されているのは、モニタリング対象の値が最初に下限しきい値を下回った後だけです。


(注)  

また、モニタリング対象の要素が下限しきい値を最初に下回った時点で(3)、下限しきい値超過通知が発行されます。前述のように、下限しきい値超過違反に対する後続の通知が発行されるのは、上昇しきい値を超えた後で、モニタリング対象の値が下限しきい値を再び下回った場合に限られます。


ジッター動作に対する RTT 反応

ジッター動作に対する RTT 反応は、動作の最後にのみトリガーされます。これには、平均リターントリップ時間(RTTAvg)値とマッチングされる、リターントリップ時間の最新値(LatestRTT)が使用されます。

ジッター動作に対する RTT の SNMP トラップは、動作全体の平均リターントリップ時間(RTTAvg)値に基づいており、動作中に送信される個々のパケットの RTT 値は含まれません。たとえば、平均がしきい値を下回っている場合、実際には最大で半数のパケットがしきい値を上回っている可能性がありますが、あくまでも動作全体に対する値であるため、このような詳細は通知には含まれません。

RTTAvg しきい値違反に対しては、syslog メッセージだけがサポートされています。syslog メッセージは、CISCO-RTTMON-MIB から送信されます。

予防的しきい値モニタリングの設定方法

予防的しきい値モニタリングの設定

この作業は、トラップを生成したり、別の動作を開始したりするためのしきい値および反応トリガーを設定する場合に実行します。

始める前に

  • 違反条件を満たした場合に開始される IP SLA 動作を設定する必要があります。


(注)  

  • ジッター動作に対する RTT 反応は、動作の最後にのみトリガーされます。これには、リターントリップ時間の最新値(LatestRTT)が使用されます。
  • ジッター動作に対する RTT の SNMP トラップは、動作全体に対するリターントリップ時間の平均値(RTTAvg)のみに基づいており、動作中に送信された個々のパケットのリターントリップ時間値は含まれません。RTTAvg しきい値違反に対しては、syslog メッセージだけがサポートされています。
  • ジッター動作中の RTT 違反には、syslog メッセージだけがサポートされます。
  • ジッター動作中以外の RTT 違反には、SNMP トラップだけがサポートされます。
  • timeout、connectionLoss、または verifyError 以外の非 RTT 違反には、syslog メッセージのみがサポートされます。
  • SNMP トラップと syslog メッセージの両方がサポートされているのは、timeout、connectionLoss、または verifyError 違反のみです。

手順の概要

  1. enable
  2. configure terminal
  3. ip sla reaction-configuration operation-number react monitored-element [action-type option ] [threshold-type {average [number-of-measurements ] | consecutive [occurrences ] | immediate | never | xofy [x-value y-value ]}] [threshold-value upper-threshold lower-threshold ]
  4. ip sla reaction-trigger operation-number target-operation
  5. ip sla logging traps
  6. 次のいずれかを実行します。
    • snmp-server enable traps rtr
    • snmp-server enable traps syslog
  7. snmp-server host {hostname | ip-address } [vrf vrf-name ] [traps | informs ] [version {1 | 2c | 3 [auth | noauth | priv ]}] community-string [udp-port port ] [notification-type ]
  8. exit
  9. show ip sla reaction - configuration [operation-number ]
  10. show ip sla reaction - trigger [operation-number ]

手順の詳細

  コマンドまたはアクション 目的
ステップ 1

enable

例:


Device> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

  • パスワードを入力します(要求された場合)。

ステップ 2

configure terminal

例:


Device# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

ip sla reaction-configuration operation-number react monitored-element [action-type option ] [threshold-type {average [number-of-measurements ] | consecutive [occurrences ] | immediate | never | xofy [x-value y-value ]}] [threshold-value upper-threshold lower-threshold ]

例:


Device(config)# ip sla reaction-configuration 10 react jitterAvg threshold-type immediate threshold-value 5000 3000 action-type trapAndTrigger 

指定したしきい値違反に基づいて実行されるアクション(SNMP トラップまたは IP SLA トリガー)を設定します。

ステップ 4

ip sla reaction-trigger operation-number target-operation

例:


Device(config)# ip sla reaction-trigger 10 2

(任意)違反条件が満たされた場合に、別の IP SLA 動作を開始します。

  • ip sla reaction-configuration コマンドを trapAndTrigger キーワードまたは triggerOnly キーワードを指定して設定した場合にのみ必須です。

ステップ 5

ip sla logging traps

例:


Device(config)# ip sla logging traps

(任意)CISCO-RTTMON-MIB からの IP SLA syslog メッセージをイネーブルにします。

ステップ 6

次のいずれかを実行します。

  • snmp-server enable traps rtr
  • snmp-server enable traps syslog

例:


Device(config)# snmp-server enable traps rtr

例:


Device(config)# snmp-server enable traps syslog
  • (任意)最初の例は、CISCO-RTTMON-MIB トラップを生成するようにシステムを有効にする方法を示しています。

  • (任意)2 番目の例は、CISCO-SYSLOG-MIB トラップを生成するようにシステムを有効にする方法を示しています。

ステップ 7

snmp-server host {hostname | ip-address } [vrf vrf-name ] [traps | informs ] [version {1 | 2c | 3 [auth | noauth | priv ]}] community-string [udp-port port ] [notification-type ]

例:


Device(config)# snmp-server host 10.1.1.1 public syslog

(任意)リモート ホストにトラップを送信します。

  • snmp-server enable traps コマンドを設定した場合に必須です。

ステップ 8

exit

例:


Device(config)# exit

グローバル コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

ステップ 9

show ip sla reaction - configuration [operation-number ]

例:


Device# show ip sla reaction-configuration 10

(任意)予防的しきい値モニタリングの設定を表示します。

ステップ 10

show ip sla reaction - trigger [operation-number ]

例:


Device# show ip sla reaction-trigger 2

(任意)トリガーされるターゲット動作の設定ステータスおよび動作状態を表示します。

予防的しきい値モニタリングの設定例

IP SLA 反応の設定例

次の例では、MOS 値が 4.9(最高品質)を超えたとき、または 2.5(低品質)を下回ったときに SNMP ロギング トラップを送信するよう、IP SLA 動作 10 が設定されます。


Device(config)# ip sla reaction-configuration 10 react mos threshold-type immediate threshold-value 490 250 action-type trapOnly 

次に、ip sla reaction-configuration コマンドのデフォルト設定の例を示します。


Device# show ip sla reaction-configuration 1
Entry number: 1
Reaction Configuration not configured
Device# configure terminal
Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
Device(config)# ip sla reaction-configuration 1
Device(config)# do show ip sla reaction-configuration 1
Entry number: 1
Reaction: rtt
Threshold Type: Never
Rising (milliseconds): 5000
Falling (milliseconds): 3000
Threshold Count: 5
Threshold Count2: 5
Action Type: None

IP SLA 反応設定の確認例

次の例では、出力内の Reaction: 値に示されているとおり、複数のモニタリング対象要素が IP SLA 動作(1)に対して設定されています。


Device# show ip sla reaction-configuration
 
Entry Number: 1
Reaction: RTT
Threshold type: Never
Rising (milliseconds): 5000
Falling (milliseconds): 3000
Threshold Count: 5
Threshold Count2: 5
Action Type: None
Reaction: jitterDSAvg
Threshold type: average
Rising (milliseconds): 5
Falling (milliseconds): 3
Threshold Count: 5
Threshold Count2: 5
Action Type: triggerOnly
Reaction: jitterDSAvg
Threshold type:  immediate
Rising (milliseconds): 5
Falling (milliseconds): 3
Threshold Count: 5
Threshold Count2: 5
Action Type: trapOnly
Reaction: PacketLossSD 
Threshold type:  immediate
Rising (milliseconds): 5
Threshold Falling (milliseconds): 3
Threshold Count: 5
Threshold Count2: 5
Action Type: trapOnly
 

SNMP 通知のトリガー例

次に、RTT または VoIP MOS のしきい値に違反した場合に、10.1.1.1 のリモート ホストに CISCO-SYSLOG-MIB トラップが送信されるように、予防的しきい値モニタリングを設定する例を示します。


! Configure the operation on source.
Device(config)# ip sla 1
 
Device(config-ip-sla)# udp-jitter 10.1.1.1 3000 codec g711alaw
Device(config-ip-sla-jitter)# exit
 
Device(config)# ip sla schedule 1 start now life forever
 
! Configure thresholds and reactions.
Device(config)# ip sla reaction-configuration 1 react rtt threshold-type immediate threshold-value 3000 2000 action-type trapOnly
 
Device(config)# ip sla reaction-configuration 1 react MOS threshold-type consecutive 4 threshold-value 390 220 action-type trapOnly
 
Device(config)# ip sla logging traps
 
! The following command sends traps to the specified remote host.
Device(config)# snmp-server host 10.1.1.1 version 2c public syslog
 
! The following command is needed for the system to generate CISCO-SYSLOG-MIB traps.
Device(config)# snmp-server enable traps syslog
 
 

次に示すシステム ロギング メッセージの例は、IP SLA しきい値違反通知が Cisco システム ロギング プロセスでレベル 6(informational)として生成されることを示しています。


3d18h:%RTT-6-SAATHRESHOLD:RTR(11):Threshold exceeded for MOS 
 

次の例は、同じ違反に対する CISCO-SYSLOG-MIB からの SNMP 通知であり、レベル 7(info)の通知となっています。


3d18h:SNMP:V2 Trap, reqid 2, errstat 0, erridx 0 
 sysUpTime.0 = 32613038 
 snmpTrapOID.0 = ciscoSyslogMIB.2.0.1 
 clogHistoryEntry.2.71 = RTT 
 clogHistoryEntry.3.71 = 7 
 clogHistoryEntry.4.71 = SAATHRESHOLD 
 clogHistoryEntry.5.71 = RTR(11):Threshold exceeded for MOS 
 clogHistoryEntry.6.71 = 32613037

その他の参考資料

関連資料

関連項目

マニュアル タイトル

Cisco IOS コマンド

『Cisco IOS Master Commands List, All Releases』

Cisco IOS IP SLA コマンド

『Cisco IOS IP SLAs Command Reference』

MIB

MIB

MIB のリンク

  • CISCO-RTTMON-MIB

  • CISCO-SYSLOG-MIB

選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

シスコのテクニカル サポート

説明

リンク

★枠で囲まれた Technical Assistance の場合★右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを最大限に活用してください。これらのリソースは、ソフトウェアをインストールして設定したり、シスコの製品やテクノロジーに関する技術的問題を解決したりするために使用してください。この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/cisco/web/support/index.html

IP SLA 予防的しきい値モニタリングに関する機能情報

次の表に、このモジュールで説明した機能に関するリリース情報を示します。この表は、ソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェア リリースだけを示しています。その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。

プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは必要ありません。
表 3. IP SLA 予防的しきい値モニタリングに関する機能情報

機能名

リリース

機能情報

IP SLA - 反応しきい値

Cisco IOS IP SLA 予防的しきい値モニタリング機能を使用すると、特定の測定対象ネットワーク条件に反応するように IP SLA の動作を設定できます。

IP SLA - VoIP トラップ

IP SLA - VoIP トラップ機能には、単方向ジッター、単方向のパケット損失、および単方向 VoIP 音声品質スコアリング(MOS スコア)などの重要な VoIP 関連パラメータの反応しきい値を設定するための新しい機能が含まれています。

IP SLA の追加のしきい値トラップ

IP SLA 反応しきい値モニタリング用のこの機能拡張には、方向ごとの平均ジッター、方向ごとのパケット損失、最大の正負ジッター、および平均オピニオン評点(MOS)トラップが含まれています。この機能では、IP SLA 内の一方向遅延ジッター、パケット損失および遅延トラップも可能になり、アクション到着および遅延到着の紛失によるパケット損失のトラップも含まれています。