• レプリケーション構成がある場合は、アップグレードや拡張、またはクラスタの保守を実行する前にレプリケーションを一時停止モードにします。アップグレードや拡張、またはクラスタの保守が完了した後、レプリケーションを再開します。このローカルのクラスタとの間でレプリケーションが設定されているすべてのクラスタで、一時停止および再開を行います。

• RESTful API を使用してクラスタ展開を実行する場合、そのタスクに想定よりも時間がかかることがあります。

Cisco HyperFlex サーバ クラスタが作成された後、コンバージド ノードをクラスタに追加できます。コンバージド ノード上のストレージでは、クラスタ ストレージ容量が自動的に追加されます。

既存のストレージ クラスタにコンバージド ノードを追加する前に、次の前提条件が満たされていことを確認します。

• ストレージ クラスタの状態が正常であること。

• 新しいノードが、ネットワークやディスクの要件などインストールの前提条件に記載されているシステム要件を満たしていること。

• 新しいノードがストレージ クラスタ内の他のノードと同じ設定を使用していること。この設定には、VLAN ID、スイッチ タイプ（vSwitch かどうか）、外部スイッチ VLAN タギング（EST）を使用する VLAN タギング、仮想スイッチ タギング（VST）を使用する VLAN タギング、仮想分散スイッチ（vDS）があります。

  （注）	ストレージ クラスタが領域不足の状態にある場合に、新しいノードを追加すると、システムは自動的にストレージ クラスタを再調整します。これは、24 時間ごとに実行される再調整に加えて行われるものです。

• 追加するノードが同じモデル（HX220 または HX240）のタイプ（ハイブリッドまたはオール フラッシュ）および同じディスク構成（SED または非 SED）であること。また、キャパシティ ディスクの数が既存のクラスタ ノードと一致すること。

• 追加する新しいノードが HX クラスタですでに使用されているものとは異なる CPU ファミリを搭載している場合には、EVC を有効にしてください。詳細については、「混合 CPU を使用したクラスタのセットアップ」を参照してください。

• ノード上のソフトウェアのバージョンが、Cisco HX Data Platform バージョン、ESXi バージョン、および vCenter クラスタ バージョンと一致すること。ソフトウェアのバージョンを確認するには、vCenter の [ストレージ クラスタのサマリー（Storage Cluster Summary）] タブに移動し、上部のセクションで HX Data Platform のバージョンを確認します。必要に応じてアップグレードします。

  （注）	クラスタがアップグレードされた場合は、クラスタで実行されている HXDP の現在のバージョンに一致する新しいインストーラ VM をダウンロードしてインストールする必要があります。

• 新しいノードに 1 つ以上の有効な DNS サーバおよび NTP サーバが設定されていること。

• SSO または Auto Support を使用している場合は、ノードが SSO および SMTP サービス用に確実に設定されていること。

ストレージ クラスタをノードに追加する準備には、次の基本的な手順があります。

既存の HyperFlex システムクラスタに HyperFlex ノードを追加するには、次の手順を実行します。

（注）	RESTful API を使用してクラスタ展開を実行する場合、そのタスクに想定よりも時間がかかることがあります。

HyperFlex HX サーバ クラスタの作成後、コンピューティング専用ノードをクラスタに追加できます。このノードは、追加のコンピューティング リソースを提供するために追加されます。Cisco UCS サーバは、クラスタにストレージ容量をもたらさないため、キャッシュ ドライブまたは永続ドライブを装備する必要はありません。

コンピューティング専用ノードを追加する前に、次の前提条件が満たされていことを確認します。

• ストレージ クラスタの状態が正常であること。

• 新しいノードが、ネットワークやディスクの要件などインストールの前提条件に記載されているコンピューティング専用システム要件を満たしていること。

• ESXi ハイパーバイザは、サービス プロファイルの関連付け後にインストールされること。使用する Cisco カスタム ISO には、HyperFlex に必要なカスタマイズが含まれている必要があります。この Cisco のカスタム ISO は、Cisco.com にあります。

• 新しいノードがストレージ クラスタ内の他のノードと同じ設定を使用していること。この設定には、VLAN ID、スイッチ タイプ（vSwitch かどうか）、外部スイッチ VLAN タギング（EST）を使用する VLAN タギング、仮想スイッチ タギング（VST）を使用する VLAN タギング、仮想分散スイッチ（vDS）があります。

  （注）	ストレージ クラスタが領域不足の状態にある場合に、新しいノードを追加すると、システムは自動的にストレージ クラスタを再調整します。これは、24 時間ごとに実行される再調整に加えて行われるものです。

• 追加する新しいノードが HX クラスタですでに使用されているものとは異なる CPU ファミリを搭載している場合には、EVC を有効にしてください。詳細については、「混合 CPU を使用したクラスタのセットアップ」を参照してください。

• ノード上のソフトウェアのバージョンが、Cisco HX Data Platform バージョン、ESXi バージョン、および vCenter クラスタ バージョンと一致すること。ソフトウェアのバージョンを確認するには、vCenter の [ストレージ クラスタのサマリー（Storage Cluster Summary）] タブに移動し、上部のセクションで HX Data Platform のバージョンを確認します。必要に応じてアップグレードします。

• 新しいノードに 1 つ以上の有効な DNS サーバおよび NTP サーバが設定されていること。

• SSO または Auto Support を使用している場合は、ノードが SSO および SMTP サービス用に確実に設定されていること。

既存の HyperFlex システムクラスタに HyperFlex ノードを追加するには、次の手順を実行します。

（注）	RESTful API を使用してクラスタ展開を実行する場合、そのタスクに想定よりも時間がかかることがあります。

エラー ダイアログボックスを受信し、ストレージ クラスタの展開が完了しない場合は、次に示す解決オプションに進みます。