この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、インストール手順に進む前に、手動で HX サーバを準備するプロセスについて説明します。このカスタマイズされたインストール方法は、次のシナリオで使用できます。
B200、C240、または C220 サーバのクラスタへの追加。
Cisco HyperFlex Systemの再導入。
実行するタスクは、事前設定された HyperFlex システムを導入する場合と基本的に同じです。事前設定されてないシステムに固有な新しいタスクは、VMware ESXi のインストールです。
Cisco HyperFlex Systems のインストールと設定の要件を確認します。詳細については、「インストールの前提条件」を参照してください。
ステップ 1 | vCenter でクラスタを削除して、既存の環境をクリーンアップします。Cisco UCS で、vCenter MOB エントリ、UCS Manager サービス プロファイル、および VLAN を削除します。 | ||
ステップ 2 | ソフトウェアのダウンロードから Cisco HyperFlex データ プラットフォーム インストーラ OVA ファイルをダウンロードします。 例: Cisco-HX-Data-Platform-Installer-v2.5.1b-26284.ova | ||
ステップ 3 | Cisco HX Data Platform インストーラ を起動してサインインします。
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ステップ 4 | vMedia メソッドを使用して、新規の ESXi インストールを実行します。
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ステップ 5 | Cisco HX Data Platform インストーラ を再度起動します。
ウィザードで必ず [既存のパーティションの削除(Delete Existing Partitions)] を選択してください。 |
サーバには、サポート対象バージョンの VMware ESXi が必要です。サポートされる ESXi バージョンのリストについては、最新の『Release notes for Cisco HX Data Platform』を参照してください。
各 HX サーバで ESXi をインストールします。
HX カスタム ISO は、Cisco カスタム ESXi リリースに基づいています。 HX-Vmware-ESXi-60U2-4192238-Cisco-Custom-6.0.2.3.iso. |
Cisco UCS Manager 経由で vMedia およびブート ポリシーを設定します。
リモート KVM コンソールを開きます。
サーバを再起動してインストールを開始します。
Cisco UCS Manager 経由で vMedia およびブート ポリシーの変更を元に戻します。
Cisco UCS vMedia ポリシーとブート ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。
Cisco UCS Manager 設定まで [クラスタの作成(Cluster Creation)] を実行します。詳細については、Cisco HX Data Platform インストーラへのログインを参照してください。
(注) | サーバからサービス プロファイルの関連付けを解除する際に特定しやすくするために、Temporary という名前のクラスタを作成してください。 |
サブ組織 Temporary を削除します。
1 つ以上のサーバの進行状況をモニタするには、リモート KVM コンソール セッションを開いてインストール状況を監視することを推奨します。
KVM コンソールを開くには、以下の手順を実行します。
ステップ 1 | Cisco UCS Manager の [ナビゲーション(Navigation)] ペインで [サーバ(Servers)] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | [ワーク(Work)] ペインで、[一般(General)] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | [アクション(Actions)] 領域で、[KVM コンソール(KVM Console)] をクリックします。 |
ステップ 5 | セキュリティ アラートが表示される場合は [続行(Continue)] をクリックします。間もなくしてリモート [KVM コンソール(KVM Console)] ウィンドウが開き、サーバのローカル コンソール出力が表示されます。 |
ステップ 6 | インストール中に KVM コンソールをモニタする追加のサーバごとに、ステップ 2 ~ 4 を繰り返します。 |
vMedia ポリシー、ブート ポリシー、およびサービス プロファイル テンプレートを変更した後、インストールを開始するためにサーバを再起動します。
サーバを再起動するには、以下の手順を実行します。
サーバの再起動の進行状況をモニタするには、リモート KVM コンソール セッションを開きます。
ステップ 1 | Cisco UCS Manager の [ナビゲーション(Navigation)] ペインで [サーバ(Servers)] をクリックします。 |
ステップ 2 | を展開します。 |
ステップ 3 | [ワーク(Work)] ペインで、最初に再起動するサーバをクリックし、最後に再起動するサーバを Shift キーを押しながらクリックして、すべてのサーバを選択します。 |
ステップ 4 | マウスを右クリックして、[リセット(Reset)] をクリックします。 |
ステップ 5 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 6 | [電源の再投入(Power Cycle)] を選択し、[OK] をクリックします。
これで、KVM コンソール ウィンドウでモニタしているサーバが即時に再起動し、リモート vMedia マウントから起動して ESXi をインストールします。エラー メッセージがある場合は、無視しても問題ありません。 |
サーバがブート ループに陥ったり、インストール用の ISO ファイルから常に起動したりしないようにするには、ブート ポリシーへの変更を元に戻します。
すべてのサーバがリモート vMedia ファイルから起動し、インストール プロセスが開始されていることを確認します。
ステップ 1 | Cisco UCS Manager の [ナビゲーション(Navigation)] ペインで [サーバ(Servers)] をクリックします。 |
ステップ 2 | の順に展開します。 |
ステップ 3 | [ワーク(Work)] ペインで、[一般(General)] タブをクリックします。 |
ステップ 4 | [アクション(Actions)] 領域で、[CIMC マウント CD/DVD(CIMC Mounted CD/DVD)] をクリックします。 |
ステップ 5 | [ブート順序(Boot Order)] リストから [CIMC マウント CD/DVD(CIMC Mounted CD/DVD)] エントリを選択し、[削除(Delete)] をクリックします。 |
ステップ 6 | [変更の保存(Save Changes)] をクリックし、[OK] をクリックします。 |
新規ノード
以前にクラスタ内で使用したことがない新しいノードを追加する場合は、HX クラスタを展開してください詳細については、「Cisco HyperFlex System クラスタの展開」を参照してください。
既存のノードの再インストール
このノードが過去にクラスタの一部になっていて、何かを修正するためにイメージ再作成された場合は、Cisco TAC に連絡して指示を受けてください。