Geo 冗長性ソリューションの有効化

この章は次のトピックで構成されています。

Geo 冗長性ワークフロー(Day 0)

このトピックでは、Day 0 の時点で Geo 冗長性を有効にするワークフローについて説明します。ワークフローでは、Crosswork Network Controller で Geo 冗長性をインストールして有効にするために必要なタスクの概要を示します。


(注)  


Geo 冗長性を有効にするために推奨される Day 0 セットアップは、(アプリケーション、デバイス、またはデータゲートウェイがオンボーディングされていない)空の Crosswork クラスタです。


次の表では、Crosswork Network Controller に Geo 冗長性モードをインストールして有効にする段階について説明します。

表 1. Geo 冗長性ワークフロー(Day 0)

手順

操作

1. アクティブな Crosswork クラスタをインストールします。

以下の中からお好みの方法でインストールします。

インストールが成功したかどうかを確認し、Cisco Crosswork UI にログインします。

2. スタンバイの Crosswork クラスタをインストールします。

3. Crosswork インベントリを検証します。

Crosswork クラスタを手動でインストールする場合は、クラスタ インベントリ ファイル(.yaml ファイル)を Crosswork UI にインポートする必要があります。詳細については、クラスタインベントリのインポート のトピックを参照してください。

重要

 

このステップを確実に行わないと、Geo 冗長性の有効化は失敗します。

4. お使いの Crosswork クラスタのバックアップを作成します。

Cisco Crosswork Network Controller 7.0 Administration Guide』の「Manage Backups」の章の指示に従ってください。

(注)  

 

テンプレートをロードする前にシステムの既存のバックアップが存在しないと、クロス クラスタ インベントリ テンプレートのインポートは元に戻せません。

5. 接続チェックを実行します。

接続の確認 トピックの手順を実行します。

6. Geo 冗長性を有効にするために、アクティブクラスタとスタンバイクラスタでクロス クラスタ インベントリ テンプレートを作成してアップロードします。

Geo 冗長性の有効化 トピックの手順を実行します。

7. アクティブクラスタとスタンバイクラスタで Geo 冗長性が正常に有効になっていることを確認します。

クロスクラスタのステータスの表示 トピックの手順を実行します。

次の点をチェックします。

  • クロスクラスタの正常性ステータスで、動作状態が [接続済み(Connected)] になっていることを確認します。

  • クロスクラスタの正常性ステータスで、アクティブクラスタの状態が [正常(Healthy)] になっていることを確認します。

  • クロスクラスタの正常性ステータスで、スタンバイクラスタの状態が [正常(Healthy)] になっていることを確認します。

  • クロスクラスタの正常性ステータスで、高可用性の状態が [利用可能(AVAILABLE)] になっていることを確認します。

  • クラスタ間のハートビート数が増加しており、30 分以上障害が観測されていないことを確認します。

  • クラスタ間の同期が 1 つ正常に完了したことを確認します。

8. クロスクラスタを設定します

次のトピックの手順を実行します。

9. オンデマンドの同期操作を正常に完了します。

[クロスクラスタ(Cross Cluster)] ウィンドウで、[アクション(Actions)] > [同期(Synchronize)] の順に選択して同期操作を開始します。

10. アクティブクラスタに Crosswork アプリケーションをインストールします

Crosswork アプリケーションのインストール トピックの手順を実行します。

Geo 冗長性を有効にすると、[アプリケーション管理(Application management)] ウィンドウに [Geo冗長性(Geo Redundancy)] タイルが追加されます。このタイルは組み込みであり、アップグレード、アンインストール、または非アクティブ化することはできません。

警告

 
  • アクティブクラスタとスタンバイクラスタへのアプリケーションの並行インストールは避ける必要があります。アクティブクラスタでのインストールが完了してから、スタンバイクラスタでのインストールに進んでください。

  • 定期またはオンデマンドの同期操作中は、アプリケーションをインストールしないでください。同期を開始する前に、インストールを完了させるのに十分な時間があることを確認し、アプリケーションをインストールする前に、同期操作が進行中でないことを確認します。アプリケーションをインストールするときは、定期的な同期を一時的に無効にすることをお勧めします。

11. スタンバイクラスタに Crosswork アプリケーションをインストールします

12. Crosswork Data Gateway をインストールして登録し、デバイスをオンボーディングします。

Geo 高可用性の Crosswork Data Gateway のインストール トピックの手順を実行します。

接続の確認

Geo 冗長性を有効にする前に、次の接続確認を実行します。


重要


  • スタティックルートは、クロスクラスタ接続には必要ありません。

  • Crosswork Network Controller、Crosswork Data Gateway、NSO、および可用性ゾーン(AZ)全体のデータ インターフェイス コンポーネントの間にメッシュ接続が必要です。

  • L2/L3 接続がサポートされています。


SCP 接続

可用性ゾーン 1(AZ1)から可用性ゾーン 2(AZ2)へ、および対応する Crosswork VM と Crosswork Orchestrator ポッドで AZ2 から AZ1 へ(SCP を使用して)ファイルをコピーし、両方のクラスタ間の接続を確保します。

# Perform these actions from AZ1 to AZ2 and AZ2 to AZ1
 
root@dev4-jump:~# ssh cw-admin@192.168.6.100
Password:
Last login: Mon Apr  1 16:50:21 2024 from 192.168.6.6
Cisco Crosswork
 
 
Copyright (c) 2023 by Cisco Systems, Inc.
Version: release-7.0.0 (Build 85)
Built on: Apr-01-2024 01:27 AM UTC
 
cw-admin@192-168-6-101-hybrid:~$ sudo su
[sudo] password for cw-admin:
root@192-168-6-101-hybrid:/home/cw-admin# kubectl exec -it -n=kube-system robot-orch-76856487-562w6 -- bash
robot-orch-76856487-562w6:~# touch t.txt
robot-orch-76856487-562w6:~# scp t.txt cw-admin@YOUR_PEER_CLUSTER_MGMT_VIP:/home/cw-admin/
(cw-admin@192.168.5.100) Password:
t.txt   
 
robot-orch-76856487-562w6:~# scp t.txt cw-admin@YOUR_PEER_CLUSTER_DATA_VIP:/home/cw-admin/
(cw-admin@192.168.5.100) Password:
t.txt

DNS 接続

システム全体の DNS サーバーで DNS 解決をテストします。

### Internal Authortative  resolution
 
dig @your_dns_server_ip  your_name.cw.cisco
 
; <<>> DiG 9.10.6 <<>> @172.28.122.84 geomanagement.cw.cisco
; (1 server found)
;; global options: +cmd
;; Got answer:
;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 8167
;; flags: qr aa rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 0, ADDITIONAL: 1
 
;; OPT PSEUDOSECTION:
; EDNS: version: 0, flags:; udp: 1232
;; QUESTION SECTION:
;your_name.cw.cisco.        IN  A
 
;; ANSWER SECTION:
your_name.cw.cisco. 5   IN  A   192.168.6.100
 
;; Query time: 126 msec
;; SERVER: 172.28.122.84#53(172.28.122.84)
;; WHEN: Fri Jun 30 23:47:51 PDT 2023
;; MSG SIZE  rcvd: 67
 
### External forwarding and resolution
 
 dig @your_dns_server_ip  ntp.esl.cisco.com
 
; <<>> DiG 9.10.6 <<>> @172.28.122.84 ntp.esl.cisco.com
; (1 server found)
;; global options: +cmd
;; Got answer:
;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 43986
;; flags: qr rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 0, ADDITIONAL: 1
 
;; OPT PSEUDOSECTION:
; EDNS: version: 0, flags:; udp: 1232
;; QUESTION SECTION:
;ntp.esl.cisco.com.     IN  A
 
;; ANSWER SECTION:
ntp.esl.cisco.com.  1   IN  A   171.68.38.66
 
;; Query time: 311 msec
;; SERVER: 172.28.122.84#53(172.28.122.84)
;; WHEN: Fri Jun 30 23:46:37 PDT 2023
;; MSG SIZE  rcvd: 62

VM の DNS TTL が 60 秒未満(< 60s)であることを確認します。

cw-user@admin-M-C2EM ~ %  dig +nocmd +noall +answer @your_dns_server_ip  your_fqdn
geomanagement.cw.cisco. 60  IN  A   192.168.6.100
 
For ipv4 check
 
````dig +nocmd +noall +answer @your_dns_server_ip  your_fqdn ```
 
For ipv6 check
 
````dig +nocmd +noall +answer aaaa @your_dns_server_ip  your_fqdn ```

Geo 冗長性の有効化

このトピックでは、Crosswork UI から Geo 冗長性を有効にする手順について説明します。Geo 冗長性は、アクティブクラスタの構築後にいつでも設定できます。アクティブクラスタから 6 時間以内にスタンバイクラスタを構築およびアクティブ化していない場合、プロセスが若干異なります。この手順では、その違いを明確に示します。


ヒント


[動作の仕組み(How it work?)] リンクをクリックすると、Geo 冗長性がどのように有効化されるかが視覚的に表示されます。


始める前に

Geo 冗長性の要件に指定されているすべての要件を満たしていることを確認します。

手順


ステップ 1

アクティブクラスタとして機能する Crosswork クラスタにログインします。

ステップ 2

メインメニューから、[管理(Administration)] > [Geo冗長性マネージャ(Geo Redundancy Manager)] を選択します。[Geo冗長性マネージャ(Geo Redundancy Manager)] ウィンドウが表示されます。

図 1. Geo 冗長性マネージャ

ステップ 3

サンプルファイルをクリックして、クロスクラスタインベントリのサンプルテンプレート(.yaml ファイル)をダウンロードします(詳細については、を参照してください)。アクティブクラスタとスタンバイクラスタ、および統合クロスクラスタの関連情報をテンプレートファイルに入力します。

(注)  

 

デュアルスタック構成では、IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方が存在する場合でも、クロスクラスタインベントリでは IPv6 アドレスのみがサポートされます。IPv4 アドレスは、シングルスタック構成でサポートされます。

ステップ 4

[インベントリファイルのインポート(Import inventory file)]をクリックすると、 [インベントリファイルのインポート(Import Inventory File)] ダイアログボックスが表示されます。[参照(Browse)] をクリックし、準備したクロス クラスタ インベントリ ファイルを選択します。テンプレートファイルの内容を確認します。

ステップ 5

このステップでは、Geo 冗長性で使用するサーバーを設定します。この操作は元に戻せません。このアクションを続行する前に、クラスタのバックアップを作成しておく必要があります。サーバーで Geo 冗長性をアクティブにするには、[登録(Enroll)] をクリックします。サービス中断アラートが表示されます。[続行(Proceed)] をクリックして続行します。

進行状況は、[ジョブ(Jobs)] ウィンドウから、または Details icon アイコンをクリックして表示できます。

ステップ 6

最初のクラスタでインベントリのアップロードが完了したら、2 番目のクラスタで同じプロセスを繰り返す必要があります。スタンバイクラスタとして機能する Crosswork クラスタにログインし、ステップ 4 と 5 のアクションを繰り返します。

重要

 

アクティブクラスタから 6 時間以上後にスタンバイクラスタをアクティブ化した場合は、ペアリングモード を有効にしてください。

スタンバイクラスタを設定すると、両方のクラスタで [ジョブステータス(Job status)][完了(Completed) ] と表示されます。

図 2. Geo 冗長性ジョブ

両方のクラスタでインベントリのアップロードが正常に完了すると、[Geo冗長性マネージャ(Geo Redundancy Manager)] ウィンドウでステータスが更新されます。

図 3. Geo 冗長性ステータスの更新

次のセクションには、参照用のサンプルが含まれています。アクティブ化を続行するには、次を参照してください。

ステップ 7

次のセクションには、参照用にクロス クラスタ インベントリ テンプレートのサンプルが含まれています。アクティブ化を続行するには、クロスクラスタのステータスの表示 を参照してください。


クロス クラスタ インベントリ テンプレートのサンプル

Geo 冗長性を有効にするために準備する必要があるクロス クラスタ インベントリ ファイル(.yaml)の例を以下に示します。


(注)  


  • クロスクラスタインベントリは、IPv6 アドレスのみをサポートします。IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方が存在する場合は、IPv6 アドレスのみが使用されます。クロスクラスタインベントリに IPv4 アドレスのみが指定されている場合、システムではエラーが発生します。

  • 各パラメータの詳細については、[Geo冗長性マネージャ(Geo Redundancy Manager)] ウィンドウからダウンロードした サンプルファイル を参照してください。


---
meta_version: 1.0.0
crosscluster_name: mycnc-lhs-geo-cluster-ipv6
crosscluster_unified_connectivity:
  unified_end_point:
    unified_endpoint_type:
      fqdn_type: {}
    unified_endpoint_implementation: DNS
  management_fqdn:
    domain_name: cw.cisco
    host_name: geomanagement
  data_fqdn:
    domain_name: cw.cisco
    host_name: geodata
clusters:
- cluster_name: geo-lhs-cluster-ipv6
  initial_preferred_leadership_state: ACTIVE
  connectivity:
    unified_end_point:
      unified_endpoint_type:
        ip_type: {}
      unified_endpoint_implementation: VRRP
    data_vip: fded:1bc1:fc3e:96d0:10:10:10:50
    data_vip_mask: 112
    management_vip_mask: 112
    management_vip: fded:1bc1:fc3e:96d0:192:168:5:50
  site_location:
    location: San Jose
  cluster_credential:
    https_credential:
      username: admin
      password: "******"
    ssh_credential:
      username: cw-admin
      password: "******"
- cluster_name: mycnc-geo-rhs-cluster-ipv6
  initial_preferred_leadership_state: STANDBY
  connectivity:
    unified_end_point:
      unified_endpoint_type:
        ip_type: {}
      unified_endpoint_implementation: VRRP
    data_vip: fded:1bc1:fc3e:96d0:10:10:11:50
    data_vip_mask: 112
    management_vip_mask: 112
    management_vip: fded:1bc1:fc3e:96d0:192:168:6:150
  site_location:
    location: New York
  cluster_credential:
    https_credential:
      username: admin
      password: "******"
    ssh_credential:
      username: cw-admin
      password: "******"
secret: Your-secret1
is_post_migration_activation: false
is_skip_peer_check_enabled: false

クロスクラスタのステータスの表示

このトピックでは、Geo 冗長性を正常に有効にした後にクロスクラスタのステータスを表示する方法について説明します。

手順


ステップ 1

メインメニューから、[管理(Administration)] > [クロスクラスタ(Cross Cluster)] を選択します。[クロスクラスタ(Cross Cluster)] ウィンドウが表示されます。

クロスクラスタの正常性ステータスは、高可用性状態、ハートビートのラウンドトリップ時間、失敗したハートビート、およびアクティブクラスタの最新の変更時間とともに表示されます。また、動作状態と最新の同期ステータスとともに、アクティブクラスタとスタンバイクラスタのステータスを表示することもできます。

図 4. [クロスクラスタ(Cross Cluster)] ウィンドウ

さらに下にスクロールして、データストアのレプリケーション状態を確認します。[データストア(Data Stores)] テーブルには、複製されたさまざまなデータストアがすべて、それらのラグ情報とともに表示されます。

  • データストアタイプには、対応する同期タイプがあります。Postgres データストアと Timescale データストアはライブ同期をサポートしていますが、Neo4J と Gluster は定期的な同期によって更新されます。

    表 2. データストアタイプ

    データストアタイプ

    同期タイプ

    postgres

    ストリーミング

    Timescale

    ストリーミング

    Neo4J

    Periodic

    Gluster

    Periodic

  • レプリケーションのロールには、クラスタのロールが表示されます。たとえば、アクティブなクラスタの値は Active になります。

  • レプリケーションの状態には、データストアのステータスが表示されます。

  • ラグ(サイズ)値は、アクティブクラスタとスタンバイクラスタの間のラグを示します。

図 5. [クロスクラスタ(Cross Cluster)] ウィンドウ:レプリケーションの状態

ステップ 2

[クロスクラスタ(Cross Cluster)] ウィンドウでは、次の操作を実行できます。

  1. 失敗したハートビートの横にある Details icon をクリックすると、ハートビート数が視覚的に表示されます。

    図 6. [クロスクラスタ(Cross Cluster)] ウィンドウ:失敗したハートビート
  2. クラスタの詳細を表示するには、アクティブクラスタとスタンバイクラスタの名前をクリックします。

  3. レプリケーションの概要の詳細なグラフを表示するには、データストアの [ラグ(サイズ)(Lag(size))] をクリックします。

    図 7. データストアのラグの傾向

ステップ 3

[アクション(Actions)] ドロップダウンメニューから、次のオプション操作を選択して実行できます。

  1. [アクション(Actions)] > [クラスタロールの切り替え(Switch cluster role)]の順にクリックし、クラスタのスイッチオーバーを開始します。詳細については、Geo 冗長性スイッチオーバーを参照してください。

  2. [アクション(Actions)] > [Showtech要求(Showtech request)]の順にクリックすると、[Showtech要求(Showtech Request)] ポップアップウィンドウが表示されます。関連する SCP ホストの詳細を入力し、[エクスポート(Export)] をクリックして showtech ログをダウンロードします。

  3. [アクション(Actions)] > [同期(Synchronize)]の順にクリックして、オンデマンドの同期操作を開始します。

    重要

     

    他の設定(ストレージ、DNS、同期設定など)を完了する前に同期操作を実行しないでください。同期を開始すると、途中で停止することはできません。

  4. システムがレプリケーションをキックスタートするか、アクティブ側からスタンバイクラスタをブートストラップする必要がある同期の問題に対処するには、[アクション(Actions)] > [システムの修復(Repair system)]の順にクリックします。この操作により、アプリケーションとデータベースの自動修復が試行されます。


クロスクラスタの設定

クラスタ間の安全なデータ転送を確保し、信頼性の高いバックアップとリカバリ、およびデータのコンプライアンスを促進するには、クロスクラスタを設定することが重要です。

このトピックでは、クロスクラスタを設定する方法について説明します。


(注)  


クロスクラスタ設定 UI に表示されるデフォルト値は、推奨設定です。


手順


ステップ 1

メインメニューから、[管理(Administration)] > [クロスクラスタ(Cross Cluster)] を選択します。[クロスクラスタ(Cross Cluster)] ウィンドウが表示されます。[設定(Configurations)] タブをクリックします。

ステップ 2

[設定(Configurations)] ウィンドウが表示され、最初のステップである [1-ストレージ設定(1 - Storage settings)] が強調表示されます。SCP ホストサーバーについて表示されるすべてのフィールドに入力します。

SCP ホストを追加するには、[追加のSCPホスト(Additional SCP host)] チェックボックスをオンにします。追加の SCP ホストは、現在の SCP ホストが両方の AZ で高可用でない場合にのみ必要です。

(注)  

 

SCP ホストを設定した後、サーバーで使用している領域と使用可能な空き領域を表示できます。

図 8. ストレージ設定

ステップ 3

[次へ(Next)] をクリックします。[設定(Configurations)] ウィンドウが表示され、次のステップである [2-同期設定 (2 - Sync settings)] が強調表示されます。データの同期により、Geo 冗長クラスタ間の高可用性、一貫性、ロードバランシング、およびデータコンプライアンスが保証されます。

[同期(Sync)] スライダボタンを有効にして、自動同期スケジュールを設定し、同期回数を設定します。

(注)  

 

少なくとも 8 時間ごとに同期することをお勧めします。

図 9. 同期設定

ステップ 4

[次へ(Next)] をクリックします。[設定(Configurations)] ウィンドウが表示され、次のステップである [3-DNS設定(3 - DNS settings)] が強調表示されます。権威 DNS サーバーポートの詳細を追加します。

(注)  

 
  • DNS サーバーは、UI に表示されるものと同じ管理 FQDN とデータ FQDN を使用して設定する必要があります。

  • FQDN の DNS レコード TTL は 60 秒未満(< 60s)である必要があります。

図 10. DNS 設定

ステップ 5

[次へ(Next)] をクリックします。[設定(Configurations)] ウィンドウが表示され、最後のステップである [4-調停設定(4 - Arbitration settings)] が強調表示されます。[ハートビート時間間隔(Heartbeat time interval)] フィールドと [障害検出待機時間(Failure detection wait period)] フィールドに関連する値を設定します。

(注)  

 
図 11. 調停設定

ステップ 6

(オプション)同じ設定を他のクラスタに適用するには、このチェックボックスをオンにします。

ステップ 7

[保存(Save)] をクリックして、変更内容を保存します。


クロスクラスタ通知の設定

このトピックでは、クロスクラスタ通知を設定する方法について説明します。

手順


ステップ 1

メインメニューから、[管理(Administration)] > [クロスクラスタ(Cross Cluster)] を選択します。[クロスクラスタ(Cross Cluster)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2

[通知設定(Notification settings)] タブをクリックすると、[通知先の追加(Add notification destination)] ウィンドウが表示されます。

図 12. 通知設定

ステップ 3

[条件の追加(Add Criteria)] をクリックすると、[通知ポリシーの作成(Create Notification Policies)] ウィンドウに移動します。

次のフィールドに関連する値を入力し、ポリシーを保存します。

  • ポリシー名

  • 基準

  • 通知先

システムイベントの通知ポリシーの詳細については、『Cisco Crosswork Network Controller 7.0 Administration Guide』「Create Notification Policy for System Events」を参照してください。


Geo 冗長性のシナリオ

Geo 冗長性が有効になっている場合に認識しておく必要がある、予想されるシステム動作のシナリオが多数あります。

アプリケーションのインストール

表 3. アプリケーションのインストールシナリオ

シナリオ

予想されるシステム動作

Geo 冗長性を有効にする前に、アクティブクラスタとスタンバイクラスタの間でアプリケーションまたはバージョンが一致しない。

Geo 冗長性を有効にする前に行われる同等性チェックにより、(アプリケーションまたはバージョンに関して)アクティブクラスタとスタンバイクラスタの間の不一致が特定され、有効化が妨げられます。続行するには、アプリケーションとバージョンが両方のクラスタで一致していることを確認してください。

Geo 冗長性を有効にした後に、アクティブクラスタとスタンバイクラスタの間でアプリケーションまたはバージョンが一致しない。

設定された同期操作は、不一致が修正されるまで失敗します。

同期の進行中にアプリケーションまたはパッチをインストールする。

同期操作は、定期的なイベントとして設定することも、オンデマンドで開始することもできます。同期操作の進行中は、アプリケーションのインストールは許可されません。

同期が行われていないときにアプリケーションまたはパッチをインストールする。

同期が行われていない場合、アプリケーションのインストールは許可されます。

バックアップと復元

表 4. バックアップと復元のシナリオ

シナリオ

予想されるシステム動作

アクティブ Crosswork クラスタでバックアップを取得する。

この操作は許可されます。データ同期が破損した場合にロールバックするポイントインタイム バックアップを作成するには、アクティブクラスタのバックアップを取得してください。

スタンバイ Crosswork クラスタでデータのみのバックアップを取得する。

この操作は許可されていません。

クラスタ間の破損したデータ同期からのディザスタリカバリ。

この操作は許可されます。

クラスタ間のデータ同期が破損した場合は、アクティブクラスタで作成されたデータのみのバックアップを復元し、通常の同期フローでスタンバイクラスタを同期できます。

両方のクラスタを回復させる必要があるディザスタリカバリ

まれに、アクティブクラスタとスタンバイクラスタが回復不能または使用できない場合は、アクティブクラスタとスタンバイクラスタを再展開し、アクティブクラスタにデータのみのバックアップを適用してください。スタンバイは通常の同期フローで同期されます。

スタンバイクラスタで復元操作を実行する。

この操作は許可されていません。

アクティブクラスタで復元操作を実行する。

この操作は許可されます。以前のバックアップを復元する場合は、アクティブクラスタで復元を実行します。スタンバイクラスタは、次の同期のタイミングで同期されます。

パスワードの更新

Geo 冗長クラスタでパスワードを更新するときは、次の手順に従います。

  1. アクティブクラスタのパスワードを更新します。

  2. 同期操作が完了するまで待つと、パスワードの更新がスタンバイクラスタにプッシュされます。

  3. アクティブクラスタのインベントリファイルを更新します。

Geo 高可用性の Crosswork Data Gateway のインストール

Crosswork Data Gateway は、Crosswork Network Controller に登録するのに十分なソフトウェアのみを含むベース VM としてインストールされます。


(注)  


同じデータゲートウェイを Crosswork Network Controller とともに再展開する場合は、Data Gateway Management の仮想マシンテーブルから以前のデータゲートウェイのエントリを削除します。データゲートウェイ VM を削除する方法については、Crosswork クラスタからの Crosswork Data Gateway の削除を参照してください。


Crosswork Network Controller で使用するデータゲートウェイ VM をインストールするには、次の手順を実行します。

  1. データゲートウェイ VM の展開プロファイルを選択します。

    VM の要件については、Crosswork クラスタ VM の要件 を参照してください。

  2. インストールパラメータを確認し、希望する展開シナリオを使用してデータゲートウェイをインストールするために必要な情報がすべて揃っていることを確認してください。パラメータの詳細については、Crosswork Data Gateway のパラメータと展開シナリオ を参照してください。

  3. 以下の中からお好みの方法でデータゲートウェイをインストールします。

    表 5. データゲートウェイのインストールオプション

    VMware

    vCenter vSphere クライアントを使用した Crosswork Data Gateway のインストール

    OVF ツールを使用した Crosswork Data Gateway のインストール

  4. Crosswork Data Gateway インストール後のタスク」のセクションで説明されているインストール後のタスクを実行します。

  5. データゲートウェイ VM が Crosswork Network Controller に正常に登録されていることを確認します。登録プロセスを確認する方法については、Crosswork Data Gateway の認証と登録を参照してください。

データゲートウェイ VM が Crosswork Network Controller に正常に登録されたことを確認したら、データゲートウェイプールを作成することで、データゲートウェイを収集用にセットアップします。詳細については、『Cisco Crosswork Network Controller 7.0 Administration Guide』の「Create a Crosswork Data Gateway Pool」のセクションを参照してください。

Geo 冗長性ワークフロー(Day N)

このトピックでは、Crosswork Network Controller(バージョン 7.0)がスタンドアロンクラスタで動作している N 日目に Geo 冗長性を有効にするために必要なタスクのワークフローの概要を説明します。

以下のオプションが設定されている場合、Crosswork クラスタは「N 日目」のシナリオと見なされます。

  • アプリケーションがインストールされている。

  • デバイスが設定されている。

  • Crosswork Data Gateway が登録されている。

  • プロバイダーが追加されている。

  • 収集ジョブが実行されている。

クラスタが Geo 冗長性を有効にするのに適格であるかどうかを確認するために、バックエンドチェックが実行されます。いずれかのチェックで不適格になると、Geo 冗長性を有効にできず、アラームが生成されて通知されます。

N 日目に Geo 冗長性が有効になったら、アプリケーションをインストールする前に、アクティブクラスタからスタンバイクラスタへの同期を実行してください。


重要


Crosswork Network Controller と互換性のある NSO および SR-PCE のバージョンについては、『Crosswork Network Controller 7.0 Release Notes』を参照してください。NSO または SR-PCE をアップグレードするプロセスについては、このドキュメントでは扱われません。インストール手順については、関連する製品のマニュアルを参照してください。


表 6. スタンドアロンの Crosswork クラスタの Geo 冗長性ワークフロー(Day N)

手順

操作

1. 単一インスタンスの NSO から NSO HA に変換します

単一インスタンスの NSO から NSO HA への変換 トピックの手順を実行します。

2. SR-PCE を展開します

Crosswork の可用性ゾーンに近いポイントオブプレゼンス(PoP)サイトに SR-PCE を展開します。詳細については、『Cisco IOS XRv 9000 Router Installation Guide』の関連するインストール手順を参照してください。

3. スタンバイクラスタをインストールし、Geo 冗長ソリューションを有効にします。

スタンバイクラスタのインストールと Geo 冗長性の有効化 トピックの手順を実行します。

4. Crosswork Data Gateway のコントローラ IP を設定します

Crosswork Data Gateway のコントローラ IP の設定 トピックの手順を実行します。

5. プロバイダーを更新します。

プロバイダーの更新 トピックの手順を実行します。

6. Geo 冗長性の有効化操作を完了します。

Geo 冗長性の有効化の完了 トピックの手順を実行します。

7. 同期を実行します

アクティブクラスタとスタンバイクラスタの両方で Geo 冗長性が有効になったら、同期設定を更新し、最初の同期を手動で実行するか、スケジュールされた時刻に実行できるようにします。それ以降のアプリケーションファイルは、最初の同期が完了してからインストールする必要があります。

Geo 冗長性を有効にした後のアプリケーションの更新

このトピックでは、Geo 冗長性を有効にした後にアプリケーションを更新するために実行する必要がある手順について説明します。

表 7. アプリケーションを更新するためのワークフロー

手順

操作

1. オンデマンドの同期操作を正常に完了します。

[クロスクラスタ(Cross Cluster)] ウィンドウで、[アクション(Actions)] > [同期(Synchronize)] の順に選択して同期操作を開始します。

2. 同期操作を無効にします。

[同期設定(Sync settings)] ウィンドウで [同期(Sync)] スライダボタンをドラッグして同期操作を無効にします。

3. アクティブクラスタにアプリケーションの更新をインストールします。

「Crosswork アプリケーションのインストール」トピックの手順に従います。

Geo 冗長性を有効にすると、[アプリケーション管理(Application management)] ウィンドウに [Geo冗長性(Geo Redundancy)] タイルが追加されます。このタイルは組み込みであり、アップグレード、アンインストール、または非アクティブ化することはできません。

警告

 
  • アクティブクラスタとスタンバイクラスタへのアプリケーションの並行インストールは避ける必要があります。アクティブクラスタでのインストールが完了してから、スタンバイクラスタでのインストールに進んでください。

  • 定期またはオンデマンドの同期操作中は、アプリケーションをインストールしないでください。同期操作を開始する前に、インストールを完了させるのに十分な時間があることを確認し、アプリケーションをインストールする前に、同期操作が進行中でないことを確認します。アプリケーションをインストールするときは、定期的な同期を一時的に無効にすることをお勧めします。

4. スタンバイクラスタにアプリケーションの更新をインストールします。

5. Crosscluster で同期操作を有効にします

[同期設定(Sync settings)] ウィンドウで [同期(Sync)] スライダボタンを有効にして自動同期スケジュールを設定し、同期時間を設定します。

6. 同期操作を実行します

アクティブクラスタとスタンバイクラスタの両方で Geo 冗長性が有効になったら、同期設定を更新し、最初の同期を手動で実行するか、スケジュールされた時刻に実行できるようにします。それ以降のアプリケーションファイルは、最初の同期が完了してからインストールする必要があります。