導入の計画

この章は次のトピックで構成されています。

はじめる前に

このセクションでは、Crosswork Network Controller ソリューションをお好みのプラットフォームにインストールする前に決めておく必要がある事項について説明します。

  1. 必要な VM の数の決定

  2. リソースのフットプリントの特定

  3. 特記事項

上記のステップで計画を完了したら、プラットフォームに関連するインストールワークフローの手順に従います。


(注)  


Crosswork Network Controller バージョン 4.1 以降、Crosswork 展開は Cisco CSP プラットフォームでサポートされなくなりました。詳細については、「End-of-Life Announcement for the Cisco Cloud Services Platform Operating System」を参照してください。


必要な VM の数の決定


注目


このトピックは、Crosswork Network Controller をクラスタとして展開する必要がある場合にのみ適用されます。単一 VM 展開の場合は、単一の VM への Cisco Crosswork Network Controller のインストール を参照してください。


実稼働環境のニーズを満たす Crosswork Network Controller パッケージ/階層を完成させたら、次の表を使用して、Crosswork クラスタの展開に必要な VM の数と、展開するデータゲートウェイのタイプを決定します。

各 Crosswork Network Controller パッケージは必要なリソース全体に影響を与える可能性があるため、これは重要なステップです。


(注)  


Geo 冗長性ソリューションには、2 倍の数の VM が必要です。詳細については、Geo 冗長性の有効化の項を参照してください。


Crosswork Network Controller は、次のパッケージで利用できます。

表 1. Crosswork Network Controller パッケージ

Cisco Crosswork Network Controller パッケージ

1

目次

Crosswork Data Gateway の展開

2

クラスタ VM の推奨数

3

Essentials

要素管理機能

[オンプレミス標準(On-Premise Standard)](デフォルト):コレクタのみ。

3 つのハイブリッドノード

Advantage

Cisco Crosswork Optimization Engine

[オンプレミス標準(On-Premise Standard)](デフォルト):コレクタのみ。

3 つのハイブリッドノード + 2 つのワーカーノード

Cisco Crosswork アクティブトポロジ

[オンプレミス標準(On-Premise Standard)](デフォルト):コレクタのみ。

Cisco Crosswork Service Health

[オンプレミス拡張(On-Premise Extended)]:コレクタとオフロードサービス。

アドオン

Cisco Crosswork Change Automation

[オンプレミス拡張(On-Premise Extended)]:コレクタとオフロードサービス。

3 つのハイブリッドノード + 2 つのワーカーノード

Cisco Crosswork Health Insights

[オンプレミス拡張(On-Premise Extended)]:コレクタとオフロードサービス。

1

パッケージによってライセンスの内容が異なります。ご自身のユースケースに必要なパッケージとライセンスを確認するには、シスコアカウントチームにご相談ください。

2

Crosswork Data Gateway の VM リソース要件はタイプごとに異なり、変更することはできません。したがって、要件が変わった場合は、Crosswork Data Gateway を再展開して、あるタイプから別のタイプに移動する必要があります。詳細については、『Crosswork Network Controller 7.0 Administration Guide』の「Redeploy a Crosswork Data Gateway VM」のセクションを参照してください。

3

記載されている VM の数は推奨数です。必要に応じて、さらにワーカーノード(最大 3 つのワーカーノード)を追加できます。要件が推奨数を超える場合は、シスコ カスタマー エクスペリエンス チームにお問い合わせください。

クラスタに十分なワーカーノードがあることを確認します。いつでもクラスタの負荷を確認し、インストール後に新しいワーカーノードを追加することを選択できます。詳細については、『Crosswork Network Controller 7.0 Administration Guide』の「Deploy New Cluster Nodes」のセクションを参照してください。

リソースのフットプリントの特定

必要な Crosswork アプリケーションと、それらをホストするために展開する必要がある VM の数を決定したら、それらに必要なリソースがあることを確認します。CPU、メモリ、ストレージなど、VM ごとに必要なリソースは、VM がホストされるデータセンター(VMware または AWS)によって異なります。

このトピックの表では、Crosswork のハイブリッドノードまたはワーカーノード、Crosswork Data Gateway、NSO、および SR-PCE を展開するための VM ごとのリソース要件について説明しています(お使いのプラットフォームに関連する表を参照してください)。


(注)  


  • NSO にリストされているリソースは、Crosswork Network Controller が NSO に追加する要件があるため、他の NSO のユースケースよりも多くなっています。

  • NSO フットプリントは、展開のタイプ(スタンドアロンまたは LSA)によって異なります。

  • SR-PCE の数は、管理する必要があるヘッドエンドの数によって異なります。

  • [ストレージ(Storage)] 列の値は、Crosswork ファイルの保存に必要なスペースであり、必要になる可能性のある追加のオーバーヘッド(RAID 構成など)は考慮していません。

  • 各バックアップに必要なストレージは、クラスタサイズ、クラスタ内のアプリケーション、およびスケールの要件によって異なります。

  • (並列ハードウェアを使用した)クラスタのアップグレードには、クラスタによって使用される総ディスク容量の 2 倍の容量が一時的に必要になります。詳細については、並列ハードウェアを使用したアップグレードを参照してください。

  • 必要なデータゲートウェイの数は、ネットワーク内にあるデバイスの数と、必要な冗長性のレベル(1:n から 1:1)によって異なります。必要な Crosswork Data Gateway の数を決定するには、シスコ カスタマー エクスペリエンス チームにお問い合わせください。


VMware の Crosswork リソースフットプリント


(注)  


  • Crosswork インストーラツールをロードするための docker 対応ホストがあることを確認します。



重要


Cisco Crosswork クラスタノードは VM に高い要求を課すため、ノードをホストするマシンの CPU またはメモリリソースがオーバーサブスクライブされていないことを確認してください。


表 2. VMware の Crosswork リソースフットプリント

コンポーネント

vCPU

クロック周波数(GHz)

メモリ(RAM)

ネットワーク インターフェイス コントローラ(NIC)

ストレージ(ブートディスク + データディスク)

Crosswork のハイブリッドノードまたはワーカーノード

12

最小クロック予約:18 GHz

2.20 以上

96 GB

10 Gbps

1 TB

VM データストアのディスクアクセス遅延は 10 ミリ秒未満 または 5,000 IOPS より大きい必要があります。

Crosswork Data Gateway オンプレミス標準

12

2.20 以上

48 GB

10 Gbps

70 GB(50 GB + 20 GB)

Crosswork Data Gateway オンプレミス拡張

20

2.20 以上

112 GB

10 Gbps

570 GB(50 GB + 520 GB)

Cisco NSO

16

2.20 以上

128 GB

10 Gbps

1 TB

Cisco SR-PCE

(注)  

 

これは、SR-PCE 機能を有効にして Cisco XRv9K を実行するための要件です。

8

2.20 以上

24 GB

10 Gbps

70 GB

基本 SCP サーバー(バックアップの保存用)

-

-

-

-

25 GB 以上(推奨)

AWS EC2 の Crosswork リソースフットプリント

AWS EC2 に展開する場合は、以下にリストアップされているリソース要件を満たすまたは上回る EC2 インスタンスサイズを選択します。

表 3. AWS EC2 の Crosswork リソースフットプリント

コンポーネント

vCPU

メモリ(RAM)

ネットワーク インターフェイス コントローラ(NIC)

ストレージ(ブートディスク + データディスク)

Crosswork のハイブリッドノードまたはワーカーノード

12

96 GB

10 Gbps

1 TB

VM データストアのディスクアクセス遅延は 10 ミリ秒未満 または 5,000 IOPS より大きい必要があります。

Crosswork Data Gateway オンプレミス標準

12

64 GB

10 Gbps

70 GB(50 GB + 20 GB)

Crosswork Data Gateway オンプレミス拡張

24

128 GB

10 Gbps

570 GB(50 GB + 520 GB)

Cisco NSO

16

128 GB

10 Gbps

1 TB

Cisco SR-PCE

(注)  

 

これは、SR-PCE 機能を有効にして Cisco XRv9K を実行するための要件です。

8

24 GB

10 Gbps

120 GB

基本 SCP サーバー(バックアップの保存用)

-

-

-

25 GB 以上(推奨)

追加のリソース要件

  • ストレージ要件は、サポートされているデバイスの数や選択した展開タイプなどの要因によって異なります。ただし、ほとんどの展開では 1 TB のディスク容量で十分です。

  • パフォーマンスにより、従来のハードディスクドライブ(HDD)よりも、ソリッドステートドライブ(SSD)が優先されます。

  • HDD を使用している場合、最低速度は 15,000 RPM 以上です。

  • VM データストアのディスクアクセス遅延は 10 ミリ秒未満 または 5,000 IOPS より大きい必要があります。

特記事項

上記の手順に加えて、インストールを開始する前に考慮する必要のある特定のセットアップオプションがある場合があります。

  • NSO と SR-PCE のバージョンを確認します。Crosswork Network Controller と互換性のある NSO および SR-PCE のバージョンについては、『Crosswork Network Controller 7.0 Release Notes』を参照してください。

  • 自己署名証明書を使用しますか。使用する場合、証明書を使用可能にする必要があります。サポートされている証明書のタイプとその管理方法の詳細については、『Crosswork Network Controller 7.0 Administration Guide』の「Manage Certificates」のセクションを参照してください。

  • Crosswork を外部認証サーバーと統合する予定はありますか。TACACS+ または他の外部認証サーバーとの統合では、Crosswork ユーザーアカウントおよびロール用に作成された資格情報が必要になります。

  • Crosswork Data Gateway で、syslog サーバーを設定して syslog を収集しますか。収集する場合は、外部 syslog サーバーのホスト名または IPv4 または IPv6 アドレスを提供します。または、インストールの完了後にインタラクティブコンソールを使用して syslog サーバーを設定することもできます。

  • Crosswork Data Gateway で、Auditd サーバーを設定してイベントログを収集しますか。収集する場合は、外部監査サーバーのホスト名または IPv4 または IPv6 アドレスを提供します。または、インストールの完了後にインタラクティブコンソールを使用して auditd サーバーを設定することもできます。

  • リンクされたプレイブックの自動実行を有効にする予定はありますか。予定している場合は、プレイブック ジョブ スケジュールを有効にし、[ネットワークの自動化(Network Automation)] 設定ウィンドウでプレイブックを実行するためのクレデンシャルプロンプトを無効にする必要があります。詳細については、『Cisco Crosswork Network Controller 7.0 Closed-Loop Network Automation』ガイドの「Enable Automatic Playbook Execution」のトピックを参照してください。