UCS C シリーズ ラックマウント サーバ

Cisco UCS C220 M4 ラック サーバ

データ シート





Cisco UCS C220 M4 ラック サーバ



限られたスペース環境にも優れたパフォーマンスを実現


Cisco UCS® C220 M4 ラック サーバは、業界で最も多目的に使える、IT インフラおよびアプリケーション サーバとして汎用的に利用できる 1RU サーバです。この高密度でエンタープライズクラスの 2 ソケット ラックサーバは、仮想化、コラボレーション、ベアメタル アプリケーションなど、企業のさまざまなワークロードに対応できる業界最高レベルのパフォーマンスと効率性を備えています。Cisco UCS C シリーズ ラック サーバは、単独のサーバ、もしくは Cisco Unified Computing System™(Cisco UCS)の一部としてシステム化配下で管理されたサーバとして、各種の標準規格に準拠したシスコのユニファイド コンピューティングの革新技術を活用して、総所有コスト(TCO)の削減やビジネスの俊敏性の向上を促すことができます。

図 1 Cisco UCS C220 M4 ラック サーバ

図 1 Cisco UCS C220 M4 ラック サーバ


概要


エンタープライズクラスの Cisco UCS C220 M4 サーバは、1RU フォーム ファクタで、Cisco UCS ポートフォリオの機能を強化します。また、Intel® Xeon® プロセッサ E5-2600 v3 製品ファミリ、次世代 DDR4 メモリ、12 Gbps SAS 技術に対応しており、パフォーマンスと効率性が大幅に向上します。Cisco UCS C220 M4 ラック サーバは、コンパクトな 1RU パッケージながら、優れた拡張性とパフォーマンスを備えています。

  • パフォーマンスの向上と電力消費の削減を実現する最大 24 の DDR4 DIMM
  • 最大 8 基の小型フォーム ファクタ(SFF)ドライブまたは 4 基の大型フォームファクタ(LFF)ドライブ
  • 12-Gbps SAS モジュール RAID コントローラを専用スロットでサポート。PCIe Gen 3.0 スロット 2 個は他の拡張カード用に使用可能
  • mLOMスロット:PCIe スロットを使わずに Cisco UCS 仮想インターフェイス カード(VIC)やサードパーティ製ネットワーク カード(NIC)の取り付け可能
  • 2 個の組み込み 1 ギガビット イーサネット LAN-on-motherboard(LOM)ポート

製品の機能と利点


機能 利点
2133 MHz DDR4 メモリ Registered DIMM(RDIMM)または Load-Reduced DIMM(LRDIMM)に対応する 24 個のメモリ スロットにより、アプリケーションのパフォーマンスが大幅に向上。LRDIMM では、速度 1866 MHz で 1 チャネルあたり最大 3 個の DIMM をサポート
Intel® Xeon® プロセッサ E5-2600 v3 製品ファミリ CPU 1 基または 2 基 Intel® Xeon® プロセッサ E5-2600 v3 製品ファミリは、パフォーマンス、組み込み機能、コスト効率をバランスよく実装
  • 前世代の Intel Xeon プロセッサよりも 2 倍以上高いパフォーマンスと多数のコア(1 ソケットあたり最大 18 コア)
  • 低消費電力、高速 DDR4 メモリ テクノロジー
  • Intel AVX2 により向上しパフォーマンス
  • 仮想マシンの集約密度が向上
  • エネルギー効率の自動化により、自動でプロセッサとメモリをできるだけ低い電力状態にし、必要なパフォーマンスを提供しながらエネルギー コストを削減。また、移行とダイレクト I/O をプロセッサでサポートするなど、仮想化環境のパフォーマンスを最適化する柔軟な仮想化テクノロジーを搭載
  • Cisco UCS C シリーズ サーバは、Intel® Xeon® プロセッサの革新技術に対応するために、プロセッサの周波数とセキュリティ機能を向上させた最新のプロセッサを搭載。Intel Xeon プロセッサ E5-2600 v3 製品ファミリが提供する高いパフォーマンスにより、Cisco UCS C シリーズ ラック サーバは高い価格対性能比を実現し、業界での Cisco UCS サーバの高評価に貢献
最大 2 個の PCIe 3.0 スロットのサポート
  • 柔軟性とパフォーマンスの向上、および業界標準技術との互換性を確保
  • 前世代に比べ帯域幅が大幅に増大。柔軟性および PCIe 2.0 との下位互換性が向上
  • I/O のパフォーマンスと柔軟性が向上
mLOM スロットのサポート
  • Cisco UCS C220 M4 の新機能。mLOM スロットにより、PCIe スロットを使用することなく Cisco VIC やサードパーティ製 NIC を取り付けでき、I/O 拡張性が向上
40 Gbps ユニファイド ネットワーク ファブリック
  • 低遅延でロスレスな 40 Gbps イーサネットと業界標準の FCoE、ネイティブなファイバ チャネル ファブリックを採用
  • Wire-once(配線は初回のみ)導入モデル:I/O 設定を変更しても、アダプタを取り付け直したり、ラックやスイッチの配線を変える必要がない
  • 導入費用と消費電力がかさむ、設定や保守が必要なインターフェイス カード、ケーブル、アップストリーム ネットワーク ポートが少ない
仮想化への最適化
  • Cisco Data Center Virtual Machine Fabric Extender(VM-FEX)テクノロジーと Adapter-FEX テクノロジー、I/O 仮想化、および Intel Xeo® プロセッサ E5-2600 v3 製品ファミリ機能により、仮想マシンに直接ネットワークを拡大
  • 一貫性をもったスケーラブルな運用モデルを実現
  • 複雑さを軽減し、セキュリティと効率性を向上
  • ラックからラックへ、またはラックからブレードへ、仮想マシンのセキュリティ機能およびポリシーを移動可能
統合管理(Cisco UCS に統合した場合)
  • スタンドアロンのサーバとして、または UCS 管理環境に導入可能
  • Cisco UCS と組み合わせると、ソリューション全体を単一のエンティティとして Cisco UCS Manager で管理できるので、業務の効率化と柔軟性の向上を実現可能
  • ロールベースおよびポリシーベースの管理を実装するサービス プロファイルとテンプレートを使用することにより、熟練したサーバ管理者、ネットワーク管理者、ストレージ管理者の時間と効率を有効に活用可能
  • プロビジョニングの自動化とビジネスの俊敏性の向上により、データセンターの管理者は、新規、追加、または用途変更される場合に、サーバ プロファイルと関連付けることで、従来は数日かかっていたアプリケーションのプロビジョニングを数分で完了
  • ラック サーバから別のラック サーバへ、ブレード サーバからラック サーバへ、またはラック サーバからブレード サーバへ、従来は数時間から数日かかっていたサービス プロファイルの移動を数分に短縮
ホットスワップ可能な SAS、SATA、または SSD ドライブ
  • 前面アクセスとホットスワップが可能な SFF HDD か SSD を最大 8 台、または LFF ドライブを最大 4 台サポートし、冗長性オプションと保守の簡易性を提供
  • パフォーマンスと容量のバランスに優れ、アプリケーション ニーズに対応
    • SATA SSD
    • 15,000 rpm SAS ドライブで最大限のパフォーマンスを実現
    • 10,000 rpm SAS ドライブで高いパフォーマンスと価値を実現
    • 7,200 rpm SATA ドライブで大容量と高い価値を実現
Cisco® 12 Gbps SAS モジュラ RAID コントローラ
  • Cisco 12 Gbps モジュラ RAID PCIe Gen 3.0 コントローラは、最大 8 台の SAS、SATA ディスク ドライブ、または SSD に対応するエンタープライズクラスのデータ保護機能を装備
  • RAID カードを差し込む専用の PCIe スロットを備えているので、残りの PCIe スロット 2 個を他の I/O 拡張カードに使用可能
  • 設定可能な DDR3 キャッシュ メモリを使用可能:512 MB、1 GB、2 GB、4 GB フラッシュ バック式ライトキャッシュ(FBWC)オプション
  • RAID 0、1、5、6、10、50、60 をサポート
  • JBOD/SAS/SATA パススルー モード(デフォルト)
  • PCIe Gen 3.0 x8 をサポート
ソフトウェア RAID オプション
  • ソフトウェア RAID オプションにより、最大 4 台の SATA HDD または SSD に対応する RAID 0、1、5、10 をサポート
Cisco Integrated Management Controller(IMC)
  • サーバ管理用の Web ユーザ インターフェイス、リモートのキーボード/ビデオ/マウス(KVM)、仮想メディア、および管理機能を標準で搭載
  • リモートの CD ドライブと DVD ドライブをローカル接続と同様に操作できる仮想メディアをサポート
  • サードパーティ製エンタープライズ管理システムからアウトオブバンド管理を行う、インテリジェント プラットフォームの管理インターフェイス(IPMI)2.0 をサポート
  • サーバ管理用コマンドライン インターフェイス(CLI)
  • UCS の可視性と制御を提供し、包括的な XML API を使用したエコシステム パートナーの管理を実現
優れた信頼性、可用性、有用性(RAS)
  • ホットスワップと前面アクセスが可能な SAS ドライブ
  • 冗長な Cisco FlexFlash SD カード
  • エンタープライズクラスの信頼性とアップタイムを実現するためのデュアル冗長ファンとホットスワップ可能な冗長電源
  • 内部サーバに簡単にアクセスできる、便利なラッチ カバー
  • 工具なしで CPU を挿入できるため、プロセッサのアップグレードや交換時の破損リスクを軽減
  • すべての保守可能なアイテムに工具を使用せずにアクセス可能。また、ホットプラグに対応した保守可能アイテムの識別に色分けしたインジケータを採用
セキュリティ機能
  • トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)は、プラットフォーム(サーバ)の認証に使用される情報を安全に格納できるコチップ(マイクロコントローラ)。このような情報には、パスワード、証明書、暗号キーなどがある TPM 1.2 SPI ベース モジュールをサポート
  • ロック ベゼル オプションをシャーシの前面に取り付け可能。これにより、ドライブへの不正アクセスを防止
Cisco Flexible Flash(FlexFlash)Secure Digital(SD)カード
  • Cisco FlexFlash SD カードは、冗長化対応で最大 2 枚サポート。このカードは、起動 OS または組み込み型インターネットのインストールに使用可能
  • Cisco FlexFlash SD カードは、ユーティリティ パーティションのアウトオブバンド アップデートにより、ユーティリティ モードもサポート


次世代アプリケーションを支える


Intel® Xeon® プロセッサ E5-2600 v3 製品ファミリを搭載した Cisco UCS C220 M4 ラック サーバは、次のような企業のさまざまなワークロードに最適です。

  • IT および Web インフラストラクチャ
  • 高性能仮想デスクトップ
  • 中規模または分散されたデータベース
  • ミドルウェア
  • コラボレーション
  • パブリック クラウド

Cisco UCS C220 M4 は、スタンドアロン サーバとしても、UCS で管理された環境にも導入できます。Cisco UCS C220 M4 は、Cisco UCS と組み合わせると、ユニファイド コンピューティングが持つ性能と運用の自動化をアプリケーションにもたらします。たとえば、SingleConnect テクノロジーによりスイッチやケーブルの要件が軽減され、サービス プロファイルを備えた Cisco UCS Manager により迅速な導入が可能になり、また、エンドツーエンドのサーバ可視性、管理、ベア メタル環境と仮想環境の両方の制御が可能になります。Cisco UCS C220 M4 は、多目的に使える、企業インフラおよびアプリケーション用の汎用サーバです。

製品仕様と発注情報


表 1 は、Cisco UCS C220 M4 サーバの仕様です。

表 1 製品仕様

項目 仕様
シャーシ 1RU ラックサーバ
プロセッサ Intel® Xeon® プロセッサ E5-2600 v3 製品ファミリ CPU X 1 または 2プロセッサ オプションの一覧は、サーバ技術仕様文書もしくは、UCS 構成ガイドを参照ください
相互接続 Intel Quick Path Interconnect(QPI)チャネル X 2:6.4、8.0、および 9.6 GTp
チップセット Intel C610 シリーズ
メモリ
  • DDR4 DIMM スロット X 24
  • DDR4 registered RDIMM および LRDIMM をサポート
  • アドバンスト Error Correcting Code(ECC)
  • 独立チャネル モード
  • ミラー チャネル モード
  • ロックステップ チャネル モード
PCIe スロット
  • PCIe Generation 3.0 スロット X 2:
    • ライザー 1:フル ハイト、3/4 レングス スロット X 1(コネクタ X 24、レーン X 16 付き)
    • ライザー 2:ハーフハイト、ハーフレングス スロット X 1(コネクタ X 24、レーン X 16 付き)
RAID コントローラ
  • Cisco 12 Gbps モジュラ RAID PCIe Gen 3.0 コントローラが、最大 8 台の SAS/SATA ディスク ドライブまたは SSD に対応するエンタープライズクラスのデータ保護機能を装備
  • 組み込みソフトウェア RAID(エントリ RAID ソリューション)が、最大 4 台の SATA ドライブに対応する RAID 0、1、5、10 をサポート
  • Cisco 9300-8E 12 Gbps SAS ホスト バス アダプタ(HBA)が、外部 SAS 接続機能を備え、JBOD/ラックをサポート
ハード ドライブ フロントアクセスとホットスワップが可能な 2.5 インチ HDD または SSD X 最大 8、または 3.5 インチ ドライブ X 最大 4
ハードディスク オプション
  • 2.5 インチ SFF ドライブ SAS, SATA, SSD に対応
  • 3.5 インチ LFF ドライブ SATA に対応
組み込み NIC デュアル 1 Gbps Intel i350 イーサネット ポート
モジュラ LOM(mLOM) mLOM スロットにより、1 Gb アダプタ、10 Gb アダプタ、40 Gbps アダプタに柔軟に対応可能
電源装置 ホットプラグ可能な 770 W 冗長電源
Cisco FlexFlash
  • 32 GB または 64 GB の内部 Cisco FlexFlash ドライブ(SD カード)を最大 2 台サポート(OS またはハイパーバイザをインストール可能)。2 枚目の SD カードは 1 枚目の SD カードのミラーリングに使用可能
  • Cisco FlexFlash SD カードは、ユーティリティ パーティションのアウトオブバンド アップデートにより、ユーティリティ モードもサポート
内部 USB 内部 USB フラッシュ ドライブ 1 台をサポート
Cisco IMC
  • Integrated Baseboard management controller(BMC)
  • IPMI 2.0 に準拠した管理および制御
  • 10/100/1000 イーサネット アウトオブバンド管理インターフェイス X 1
  • 自動 Lights Out 管理用の CLI および WebGUI 管理ツール
  • KVM
前面パネル コネクタ KVM コンソール コネクタ X 1(2 個の USB、1 個の VGA、1 個のシリアル コネクタを提供)
前面パネル ロケータ LED 大規模データセンター環境で管理者の注意を特定サーバに喚起するインジケータ
その他の背面コネクタ その他のインターフェイス:VGA ビデオ ポート X 1、USB 3.0 ポート X 2、RJ45 シリアル ポート X 1、ギガビット イーサネット管理ポート X 1、デュアル 1 ギガビット イーサネット ポート
レール キット オプション
  • Cisco Ball Bearing レール キット、オプションのリバーシブル ケーブル マネージャ アーム付き
  • Cisco Friction レール キット、オプションのリバーシブル ケーブル マネージャ アーム付き
オペレーティング システム
  • Microsoft Windows Server 2012 R2
  • Microsoft Windows Server 2012
  • Microsoft Windows Server 2008 R2
  • Red Hat Enterprise Linux
  • Novell SUSE Linux Enterprise Server
  • Oracle Linux(Unbreakable Enterprise Kernel(UEK))
  • Oracle Solaris
  • Ubuntu Server
  • CentOS
仮想化
  • VMware vSphere ESXi
  • Oracle 仮想マシンサーバ(UEK)
  • Citrix XenServer
仕様のバージョンと相互運用性の詳細については、ハードウェアおよびソフトウェアの相互運用性一覧を参照


構成情報


システム構成、部品番号の一覧は仕様書を参照してください。

シスコ ユニファイド コンピューティング サービス


シスコは、業界をリードするパートナー企業とともに、Cisco UCS C シリーズ ラック サーバ ソリューションの導入と移行を支援するサービスを提供します。シスコ ユニファイド コンピューティング サービスは、俊敏なインフラストラクチャの形成、価値が出るまでの時間の短縮、コストの削減とリスクの緩和、導入・移行期間中のアベイラビリティの維持に役立ちます。導入後は、シスコのサービスを利用して、ビジネス ニーズの変化に応じてパフォーマンス、アベイラビリティ、復元力を向上させたり、リスクの緩和を促進することができます。UCS の安定した保守運用サービスは http://www.cisco.com/web/JP/services/portfolio/tss/uc_supportservice.html、データセンター ネットワーキング サービス メニューは http://www.cisco.com/jp/go/dcservices/ を参照してください。

関連情報


Cisco UCS サーバの詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ucs/index.html を参照してください。