IPS ライセンスの管理
次の項では、IPS デバイスのライセンスを管理する方法について説明します。
IPS ライセンス ファイルの更新
Security Manager を使用して、IPS デバイスのライセンスを更新できます。ここでは、Cisco.com、または Security Manager サーバのライセンス ファイルからライセンスを手動で取得することにより、ライセンスを手動で更新する方法について説明します。自動ライセンス更新のセットアップの詳細については、IPS ライセンス ファイル更新の自動化を参照してください。
はじめる前に
Cisco.com を使用する場合、ユーザ名とパスワードを指定できるように、最初に IPS 更新サーバを Cisco.com として設定する必要があります。デバイスによっては、ライセンス取得に Cisco.com を使用する必要があります。たとえば、IPS 4270 や ASA デバイス内の AIP SSM-40 デバイスでは、Cisco.com アカウントが必要です。Cisco.com を IPS 更新サーバとして設定する方法の詳細については、IPS 更新サーバの設定を参照してください。
ローカル ライセンスを使用する場合、Security Manager サーバ ファイル システムに直接ダウンロードする必要があります。この作業は Security Manager では実行できません。サーバ上で Windows にログインして、ライセンスをダウンロードする必要があります。
関連項目
手順
ステップ 1 |
[ツール(Tools)] > [Cisco Security Manager管理(Security Manager Administration)] を選択し、コンテンツテーブルから [ライセンス(Licensing)] を選択します。 |
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ステップ 2 |
[IPS] タブをクリックします([IPS] タブ、[Licensing] ページを参照)。 表に、デバイス インベントリ内のすべての IPS デバイスおよびそのライセンス ステータスが表示されます。ステータスは、[valid]、[invalid]、[expired]、[no license]、または [trial license] です。ライセンスの有効期限も表示されます。[ライセンスの更新(Refresh License)] をクリックすると、デバイスの最新ライセンス情報で表が更新されます(1 つ以上のデバイスを選択して、更新の範囲を制限できます)。 ライセンスを更新するには、次のいずれかを実行します。
この方法でライセンスを更新するには、選択したデバイスのシリアル番号が含まれる Cisco.com サポート契約を締結する必要があります。
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IPS ライセンス ファイルの再展開
IPS ライセンス更新をデバイスに適用しようとして失敗した場合は、更新を再展開できます。再展開を実行できるのは、すでに更新を試行し、ライセンス ファイルが IPS デバイスに関連付けられている場合だけです。
関連項目
手順
ステップ 1 |
[ツール(Tools)] > [Cisco Security Manager管理(Security Manager Administration)] を選択し、コンテンツテーブルから [ライセンス(Licensing)] を選択します。 |
ステップ 2 |
[IPS] タブをクリックします([IPS] タブ、[Licensing] ページを参照)。 |
ステップ 3 |
ライセンスを再展開するデバイスを選択し、[選択したライセンスの再展開(Redeploy Selected Licenses)] をクリックします。ライセンスを再展開するデバイスが表示されたダイアログボックスが開きます。[OK] をクリックして、更新を実行します。 [License Update Status Details] ダイアログボックスに更新作業のステータスが表示されます([License Update Status Details] ダイアログボックスを参照)。 |
IPS ライセンス ファイル更新の自動化
Security Manager は、IPS ライセンス更新を定期的に IPS デバイスに自動適用できます。自動更新を設定するには、IPS デバイスのシリアル番号が含まれる Cisco.com サポート契約を締結する必要があります。
ヒント |
Security Manager は、置き換えられるライセンスよりも未来の有効期限がダウンロードされたライセンスに設定されている場合、またはライセンス情報が異なる場合に、新しいライセンスを適用します。 |
はじめる前に
Cisco.com ユーザ名とパスワードを指定できるように、最初に IPS 更新サーバを Cisco.com として設定する必要があります。Cisco.com を IPS 更新サーバとして設定する方法の詳細については、IPS 更新サーバの設定を参照してください。
関連項目
手順
ステップ 1 |
[ツール(Tools)] > [Cisco Security Manager管理(Security Manager Administration)] を選択し、コンテンツテーブルから [ライセンス(Licensing)] を選択します。 |
ステップ 2 |
[IPS] タブをクリックします([IPS] タブ、[Licensing] ページを参照)。 |
ステップ 3 |
[ラインセンスのダウンロードと適用(Download and apply licenses)] を選択して、次の設定値を設定します。
電子メールを送信するには、電子メール通知用の SMTP サーバおよびデフォルト アドレスの設定の説明に従って SMTP サーバを設定する必要があります。 |
ステップ 4 |
[保存(Save)] をクリックして変更を保存します。 |