デュアルバンド無線サポートについて
Cisco 2800、3800、4800、および 9100 シリーズの AP モデルなど、AP のデュアルバンド(XOR)無線は、2.4 GHz または 5 GHz 帯域を利用、または同一 AP 上での両帯域を受動的に監視する機能を提供します。これらの AP は、クライアントに 2.4 GHz および 5 GHz 帯域でサービスを提供するように設定できます。または、メインの 5 GHz 無線がクライアントにサービスを提供しながら、フレキシブル無線で 2.4 GHz 帯と 5 GHz 帯の両方を順次スキャンします。
Cisco AP はデュアル 5 GHz 帯域の動作に対応できるように設計されており、専用のマクロ/マイクロアーキテクチャをサポートする i モデルと、マクロ/マクロをサポートする e および p モデルがあります。無線が帯域間を移動する場合(2.4 GHz から 5 GHz へ、またはその逆)、無線間で最適な分散を実現するには、クライアントをステアリングする必要があります。AP に 5 GHz 帯の無線が 2 つある場合、それらの無線はマクロ セルおよびマイクロ セルとして動作します。マクロマイクロ クライアント ステアリングを使用して、マクロとマイクロ間でクライアントをステアリングします。
XOR 無線のサポートのステアリングは、手動または自動で行うことができます。
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無線での帯域の手動ステアリング:XOR 無線の帯域は手動でのみ変更できます。
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無線での帯域の自動ステアリング:XOR 無線の帯域は、サイトの要件に従って帯域をモニターおよび変更するフレキシブル ラジオ アサインメント(FRA)機能によって変更されます。
(注) |
スロット 1 で静的チャネルが設定されている場合、RF 測定は実行されないため、デュアルバンド無線スロット 0 は 5 GHz 無線でのみ移動し、モニターモードには移動しません。 スロット 1 の無線が無効になっている場合、RF 測定は実行されず、デュアルバンド無線のスロット 0 は 2.4 GHz 無線のみになります。 |