会議ファクトリの設定
Conference Factory ページ (
) では、Conference Factory アプリケーションを有効化または無効化したり、使用するエイリアスやテンプレートを設定したりできます。Conference Factory アプリケーションを使用すると、Multiway 準拠のエンドポイントと会議ブリッジを条件に、Expressway で Multiway 機能をサポートできます ( 『Cisco TelePresence Multiway 導入ガイド』 を参照)。 Multiway を使用すると、エンドポイントにこの機能が組み込まれていない場合でも、エンドポイント ユーザは通話中に会議を作成できます。
Multiway をサポートする Cisco エンドポイントおよびインフラストラクチャ製品の最新リストについては、Cisco の担当者にお問い合わせください。
会議作成プロセス
エンドポイントから Multiway がアクティブ化されると、次のようになります。
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エンドポイントは、Expressway 上の Conference Factory にルーティングする事前設定されたエイリアスを呼び出します。
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Expressway は、エンドポイントが Multiway 会議に使用するエイリアスをエンドポイントに返信します。 このエイリアスは MCU にルーティングされます。
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次に、エンドポイントは指定されたエイリアスを使用して MCU に呼び出しを発信し、他の参加エンドポイントにも同じことを行うように通知します。
設定可能なオプションは次のとおりです。
フィールド |
説明 |
使用上のヒント |
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モード(Mode) |
Conference Factory アプリケーションを有効または無効にします。 |
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エイリアス(Alias) |
マルチウェイ機能がアクティブ化されたときにエンドポイントによってダイヤルされるエイリアス。 これは、Multiway 機能を開始するために使用できるすべてのエンドポイントでも構成する必要があります。 例としては、 multiway@example.com などがあります。 |
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テンプレート |
MCU で Multiway 会議を作成するために、Expressway がエンドポイントにダイヤルするように指示するエイリアス。 |
各会議に異なるエイリアスが確実に存在するようにするには、テンプレートの一部として %% を使用する必要があります。 %% は、Expressway が新しい会議要求を受信するたびに、一意の番号に置き換えられます。 |
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数値範囲の開始/終了 |
会議エイリアスを生成するために使用されるテンプレート内の %% を置き換える範囲の最初と最後の数字。 |
たとえば、 テンプレート は 563%%@example.com で、範囲は 10 ~ 999 です。最初の会議ではエイリアス 563010@example.com が使用され、次の会議では 563011@example.com が使用され、 563999@example.com まで続きます。その後はループして、 563010@example.com から再び開始されます。
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![]() (注) |
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導入環境で Multiway を使用するためにネットワークの個々のコンポーネント (エンドポイント、MCU、Expressway) を設定する方法の詳細については、『Cisco TelePresence Multiway 導入ガイド』 https://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/expressway-series/products-installation-and-configuration-guides-list.html を参照してください。