この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、次の内容について説明します。
Cisco Unified Communications Manager または IM and Presence Service のアップグレードに失敗した場合は、次の手順を実行します。
ログ ファイルを開くには、7-Zip ユーティリティが必要です。次の URL にアクセスしてください。 http://www.7-zip.org/download.html
ここでは、Unified Communications Manager のアップグレードに関するトラブルシューティング情報を示します。
問題 Unified Communications Manager パブリッシャ ノードをアップグレードし、新しいバージョンに切り替えた後にサブスクライバ ノードのアップグレードに失敗、またはアップグレード サイクル中に、クラスタのサブスクライバ ノードのいずれかのアップグレードに失敗します。
解決法 次のいずれかを実行します。
サブスクライバ ノードで、アップグレードの失敗の原因となったエラーを修正します。クラスタ内のノードのネットワーク接続を確認し、サブスクライバ ノードをリブートしてから、サブスクライバ ノードのサーバ メモリおよび CPU 使用率が高すぎないかを確認してください。サブスクライバ ノードを再度アップグレードします。
Unified Communications Manager パブリッシャ ノードのアクティブ パーティションが、サーバにインストールされている最新のソフトウェア バージョンを実行していることを確認します。パブリッシャ ノードのアクティブ パーティションで実行されているのと同じソフトウェア バージョンを使用して、サブスクライバ ノードで更新インストールを実行します。サブスクライバ ノードを再インストールする場合は、『Administration Guide for Cisco Unified Communications Manager』の手順に従って、Cisco Unified CM Administration からサーバを削除し、そのサーバを再度追加します。
問題 Unified Communications Manager のアップグレードに失敗し、共通パーティションがいっぱいであることを示すエラーが表示されます。
解決法 通常、共通パーティション領域として少なくとも 25GB が必要です。ただし、多数の TFTP データ(デバイス ファームウェアのロード)や保留音(MOH)ファイルがある場合、または多数のロケール ファイルがインストールされている場合は、展開においてさらに多くの領域が必要となることがあります。追加のディスク領域を作成するには、次の 1 つ以上の作業を実行します。
COP ファイルと Readme ファイルは、Cisco.com からダウンロードできます。
に移動してください。問題 既存のユーザに新しいアクセス コントロール グループを追加すると、一部の既存アクセス コントロール グループの権限レベルが予期せず縮小します。
解決法 ユーザは複数のアクセス コントロール グループに属することができます。"Effective Access Privileges for Overlapping User Groups and Roles" エンタープライズ パラメータが最小に設定されている場合に、既存のユーザに新しいアクセス コントロール グループを追加すると、一部の既存アクセス コントロール グループの現在の権限レベルが縮小することがあります。
アクセス権限の縮小は、Cisco Unified CM Administration のアップグレード中などに、意図せず生じることがあります。アップグレード バージョンで、"Effective Access Privileges for Overlapping User Groups and Roles" エンタープライズ パラメータが最小に設定されている Standard RealTimeAndTrace Collection ユーザ グループがサポートされている場合は、アップグレード中に全ユーザがそのユーザ グループに自動的に追加されます。この権限問題を解決するために、Standard RealTimeAndTrace Collection ユーザ グループからユーザを削除することができます。
Cisco Unified Communications Manager をインストールした後の短期間、または別の製品バージョンにアップグレードした後のスイッチオーバー中に、電話機ユーザが行った設定変更がリセットされることがあります。電話機ユーザが行う設定には、コール転送やメッセージ待機インジケータの設定などがあります。この状況は、アップグレードのウィンドウの間に設定の変更を行うと発生することがあります。インストールまたはアップグレード後に Cisco Unified Communications Manager によってデータベースの同期が行われると、電話ユーザによる設定変更が上書きされる可能性があります。アップグレード中には設定の変更を行なわないことをお勧めします。
問題 アップグレードに成功し、クラスタが新しいリリースを実行していますが、以降、Unified Communications Manager パブリッシャ ノードで障害が発生します。
解決法 次のいずれかを実行します。
問題 アップグレードに成功し、クラスタが新しいリリースを実行していますが、以降、Unified Communications Manager パサブスクライバ ノードで障害が発生します。
解決法 次のいずれかを実行します。
ここでは、IM and Presence サービスのアップグレードに関するトラブルシューティング情報を示します。
問題 Unified Communications Manager と IM and Presence の両方のノードを含むマルチノード クラスタをアップグレードするときに、IM and Presence データベース パブリッシャ ノードのアップグレードに失敗します。
解決法 実行するアクションは、障害が発生したポイントに応じて異なります。
問題 Unified Communications Manager と IM and Presence の両方のノードを含むマルチノード クラスタをアップグレードするときに、IM and Presence サブスクライバ ノードのアップグレードに失敗します。
解決法 実行するアクションは、障害が発生したポイントに応じて異なります。
問題 Cisco Unified Presence 8.6(4) 以前のリリースからアップグレードし、パブリッシャ ノードとサブスクライバ ノードの両方でアップグレードに失敗しました。
Cisco Unified Presence Administration インターフェイスにログインし、 を選択します
[CUCM パブリッシャのホスト名(CUCM Publisher Hostname)] の値がホスト名と一致しない場合は、それを変更して、[保存(Save)] をクリックします。
CLI コマンド utils service restart Cluster Manager を使用して、Cluster Manager サービスを再起動します。
/usr/local/platform/conf/ にある platformConfig.xml ファイルを開きます。
IPSecMasterHost と NTPServerHost の値が Cisco Unified Communications Manager のホスト名と正確に一致していることを確認します。
必要に応じて、IPSecMasterHost と NTPServerHost の値を変更し、platformConfig.xml ファイルを保存して、Cluster Manager サービスを再起動します。
問題 更新アップグレード時に、「エラーが発生しました。選択したアップグレードは現在のバージョンでは許可されていません(Error encountered: The selected upgrade is disallowed from the current version)」というエラーが報告されます。
解決法 必須の COP ファイルがノードにインストールされていません。Cisco.com から COP ファイル ciscocm.cup.refresh_upgrade_v<latest_version>.cop をダウンロードします。サーバを再起動します。更新アップグレードを再試行する前に、クラスタ内のすべてのノードに COP ファイルをインストールします。
問題 Cisco IM and Presence サーバでのアップグレード中、ディスクまたはリモート ディレクトリからソフトウェア イメージを選択できません。次のエラーが報告されます:名前から取得されたバージョンは、パブリッシャのアクティブなバージョンとも非アクティブなバージョンとも一致しません。(The version obtained from the name does not match the active or inactive version of the publisher.)
解決法 バージョンの一致ルールに適合していません。ソフトウェアのバージョンは次の要件を満たす必要があります。
IM and Presence データベース パブリッシャ ノード(最初にアップグレードする IM and Presence ノード)のソフトウェア バージョンが、Unified Communications Manager パブリッシャ ノードにインストールされているソフトウェア バージョンの先頭の 2 つの番号と一致している必要があります。Unified Communications Manager パブリッシャ ノードにインストールされているソフトウェアのバージョンは、アクティブでも非アクティブでもかまいません。たとえば、IM and Presence サービスのソフトウェア バージョン 10.0.1.10000-1 は、Cisco Unified Communications Manager のソフトウェア バージョン 10.0.1.30000-2 と互換性があります。
アップグレードする IM and Presence サブスクライバ ノードのソフトウェア バージョンが、IM and Presence データベース パブリッシャ ノードにインストールされているソフトウェア バージョンの 5 つの番号と一致している必要があります。
アップグレードする最初のノードが Unified Communications Manager パブリッシャ ノードまたは IM and Presence データベース パブリッシャ ノードであることを確認するか、またはソフトウェア アップグレードに別のイメージを選択します。
問題 Cisco IM and Presence ノードのバージョンの切り替えに失敗します。次のエラーが報告されます:バージョンの不一致。(Version mismatch.)パブリッシャのバージョンを切り替えて、再試行してください。(Please switch versions on the publisher and try again.)
解決法 バージョンの一致ルールに適合していません。ソフトウェアのバージョンは次の要件を満たす必要があります。
IM and Presence データベース パブリッシャ ノード(最初にアップグレードする IM and Presence ノード)のソフトウェア バージョンが、Unified Communications Manager パブリッシャ ノードにインストールされているソフトウェア バージョンの先頭の 2 つの番号と一致している必要があります。たとえば、IM and Presence サービスのソフトウェア バージョン 10.0.1.10000-1 は、Cisco Unified Communications Manager のソフトウェア バージョン 10.0.1.30000-2 と互換性があります。
アップグレードする IM and Presence サブスクライバ ノードのソフトウェア バージョンが、IM and Presence データベース パブリッシャ ノードにインストールされているソフトウェア バージョンの 5 つの番号と一致している必要があります。
このエラーを解決するには、切り替える 1 番目のノードスイッチが、Unified Communications Manager パブリッシャ ノードまたは IM and Presence データベース パブリッシャ ノードのどちらであるかを確認します。
いずれかの段階でアップグレードをキャンセルした場合、またはアップグレードが失敗した場合は、IM and Presence サーバをリブートしてから、もう一度アップグレードを実行してください。
問題 IM and Presence サービスのアップグレード時は、アップデート パスとファイルが有効であっても、IM and Presence サービスによって次のエラー メッセージが生成されます。
指定されたディレクトリが見つかり、検索されましたが、有効なオプションまたはアップグレードがありませんでした。(The directory was located and searched but no valid options or upgrades were available.)注:マシンをダウンロードできないため、以前のリリースのオプションとアップグレード ファイルが無視されました。(Note, a machine cannot be downgraded so option and upgrade files for previous releases were ignored)
問題 IM and Presence サービスのアップグレードに失敗し、共通パーティションがいっぱいであることを示すエラーが表示されます。
解決法 COP ファイル(ciscocm.free_common_cup_space_v<latest_version>.cop.sgn)をダウンロードして適用します。COP ファイルは、共通パーティションをクリーンアップして、その後のアップグレードが通常どおりに進行するようにします。