この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unified CM IM and Presence の管理で IM and Presence XCP サービスに影響する設定変更を行う場合は、変更を有効にするために XCP サービスを再起動する必要があります。IM and Presence Service は、設定変更が影響する正確なノードおよび再起動する必要があるサービスを通知します。アクティブな通知のポップアップ ウィンドウが Cisco Unified CM IM and Presence の管理の各ページに表示され、サービスを再起動する必要があることを視覚的に示します。マウスをダイアログ バブル アイコンに合わせると、アクティブな通知(存在する場合)および関連する重大度の一覧が表示されます。アクティブな通知のリストから Cisco Unified IM and Presence Serviceability に直接アクセスして、必要なサービスを再起動できます。
特にネットワークに IM and Presence Service を展開した後で設定変更を行う場合は、サービス再起動通知のサービス再起動ポップアップ ウィンドウをモニタすることを推奨します。付属マニュアルのほとんどのタスクでは、サービスの再起動が必要かどうかが示されます。
サービス通知のタイプおよびサービス通知のセキュリティ レベルに関する情報については、サービス再起動通知のオンライン ヘルプ トピックを参照してください。
すべての可用性およびメッセージング サービスが IM and Presence Service で適切に機能するには、Cisco XCP Router を実行する必要があります。これは、SIP ベースと XMPP ベースの両方のクライアント メッセージングに適用されます。Cisco XCP ルータを再起動すると、IM and Presence Service によりすべてのアクティブな XCP サービスが自動的に再起動されます。
このモジュールのトピックは、設定変更後に Cisco XCP Router を再起動する必要があるかどうかを示します。Cisco XCP ルータは、停止して再開するのではなく、再起動する必要があります。Cisco XCP Router を再起動するのではなく停止した場合、IM and Presence Service により他のすべての XCP サービスが停止されます。その後 XCP ルータを起動しても、IM and Presence Service により他の XCP サービスは自動的に起動されません。手動で他の XCP サービスを起動する必要があります。
(注) |
ある IM and Presence サービス ノード名がホスト名だけに基づいている場合、すべての IM and Presence サービス ノードが同じ DNS ドメインを共有する必要があります。 システムによって、IM and Presence サービス のデフォルト ドメインまたは DNS ドメインと一致するように設定される他の IM ドメインは必要はありません。IM and Presence サービス展開に共通のプレゼンス ドメインを配置し、ノードを複数の DNS ドメインに展開できます。 |
詳細情報については、『Changing IP Address and Hostname for Cisco Unified Communications Manager and IM and Presence Service』を参照してください。
IM and Presence Service は、ピアの IM and Presence Service クラスタを構成するノードとは異なる DNS ドメインまたはサブドメイン内の 1 つの IM and Presence Service クラスタに関連付けられたノードをサポートします。次の図に、サポートされている展開シナリオの例を示します。
IM and Presence Service は、複数の DNS ドメインまたはサブドメインに展開された IM and Presence Service クラスタ内へのノードの配置をサポートします。次の図に、サポートされている展開シナリオの例を示します。
(注) |
高可用性は、プレゼンス冗長グループ内の 2 台のノードが別々の DNS ドメインまたはサブドメインにあるシナリオでも完全にサポートされます。 |
IM and Presence Service は、関連する Cisco Unified Communications Manager クラスとは異なる DNS ドメインへの IM and Presence Service ノードの配置をサポートします。次の図に、サポートされている展開シナリオの例を示します。
(注) |
Cisco Unified Communications Manager との可用性統合をサポートするには、CUCM Domain の SIP Proxy サービス パラメータが Cisco Unified Communications Manager クラスタの DNS ドメインと一致する必要があります。 デフォルトでは、CUCM ドメインの SIP Proxy サービス パラメータは IM and Presence データベース パブリッシャ ノードの DNS ドメインに設定されます。したがって、IM and Presence データベース パブリッシャ ノードの DNS ドメインが Cisco Unified Communications Manager クラスタの DNS ドメインと異なる場合、IM and Presence データベース パブリッシャ ノードで Cisco Unified CM IM and Presence の管理 GUI を使用してこのサービス パラメータを更新する必要があります。詳細については、トピック「Specify DNS domain associated with Cisco Unified Communications Manager」を参照してください。 |
(注) |
この手順は、IM and Presence データベース パブリッシャ ノードの DNS ドメインが Cisco Unified Communications Manager ノードの DNS ドメインとは異なる場合にのみ必要です。 |
IM and Presence サービスはクラスタ内のすべての Cisco Unified Communications Manager ノード用の アクセス コントロール リスト(ACL)エントリを維持します。これにより、ノード間での可用性のシームレス共有が可能になります。これらの ACL エントリは FQDN ベースであり、Cisco Unified Communications Manager のホスト名を IM and Presence データベース パブリッシャ ノードの DNS ドメインに付加することによって生成されます。
IM and Presence データベース パブリッシャ ノードの DNS ドメインが Cisco Unified Communications Manager ノードの DNS ドメインとは異なる場合、無効な ACL エントリが追加されます。これを回避するには、IM and Presence データベース パブリッシャ ノードの Cisco Unified CM IM and Presence の管理 GUI で次の手順を実行する必要があります。
クラスタ内で IM and Presence Service のデフォルト ドメイン 値を変更する場合、この手順に従ってください。DNS または非 DNS 展開が存在する場合、この手順を適用できます。
注意 |
この手順の一環として、サービスを停止する前に、プレゼンス冗長グループの高可用性を無効にします。高可用性が有効な間にサービスを停止すると、システムのフェールオーバーが行われます。 |
この手順では、IM and Presence Service のクラスタのデフォルト ドメインだけを変更します。そのクラスタ内のすべての IM and Presence Service ノードに関連付けられている DNS ドメインは変更されません。IM and Presence Service ノードの DNS ドメインを変更する方法の手順については、『Changing IP Address and Hostname for Cisco Unified Communications Manager and IM and Presence Service』を参照してください。
(注) |
Cisco Unified Communications Manager に IM and Presence Service パブリッシャのノードを追加すると、デフォルト ドメインが設定されます。ノードのインストール中、Cisco Unified Communications Manager からデフォルト ドメイン 値が取得できない場合、デフォルト ドメイン値は「DOMAIN.NOT.SET(DOMAIN.NOT.SET)」にリセットされます。IM and Presence Service のデフォルト ドメイン値を有効なドメイン値に変更するには、この手順を使用します。 |
M and Presence Service のデフォルト ドメインと、使用する IM アドレス スキームは、IM and Presence Service クラスタ全体で一貫している必要があります。設定する IM アドレス スキームはすべてのユーザ JID に影響を与え、別の設定を持つ可能性があるクラスタ間での通信を中断せずに段階的に実行することはできません。
展開した クライアントが IM アドレスとしてディレクトリ URI をサポートしない場合は、管理者がディレクトリ URI IM アドレス スキームを無効にする必要があります。
IM and Presence Service で IM アドレスを設定する前に、各 IM アドレスに固有の詳細な要件については連動操作と制約事項についてのトピックを、追加情報については IM アドレス設定の計画のトピックを参照してください。
複数のドメイン設定をサポートするには、IM and Presence Service の IM アドレス スキームとしてディレクトリ URI を設定する必要があります。
注意 |
IM アドレス スキームとしてディレクトリ URI を使用するようにノードを設定する場合は、ディレクトリ URI をサポートするクライアントのみを展開することを推奨します。ディレクトリ URI をサポートしないクライアントは、ディレクトリ URI IM アドレス スキームが有効になっている場合は動作しません。ディレクトリ URI をサポートしないクライアントが展開されている場合は、UserID@Default_Domain IM アドレス スキームを使用し、ディレクトリ URI IM アドレス スキームは使用しないでください。 |
ディレクトリ URI IM アドレス スキームを使用する場合は、次の制約事項および連係動作を順守します。
すべてのユーザに Cisco Unified Communications Manager に有効なディレクトリ URI 値が設定されています。
展開されたすべてのクライアントが、IM アドレスとしてディレクトリ URI をサポートし、EDI ベースのディレクトリ統合を使用する必要があります。
UDS ベースのディレクトリ統合はサポートされています。Jabber については、Jabber のリリース 10.6 以降を実行している必要があります。
すべての IM and Presence Service クラスタで IM アドレス スキームが一貫している必要があります。
すべてのクラスタが、ディレクトリ URI アドレス スキームをサポートする Cisco Unified Communications Manager のバージョンを実行している必要があります。
LDAP 同期が無効になっている場合は、ディレクトリ URI を自由形式の URI として設定することができます。LDAP ディレクトリ同期が有効になっている場合は、ディレクトリ URI を電子メール アドレス(mailid)または Microsoft OCS/Lync SIP URI(msRTCSIP-PrimaryUserAddress)にマップできます。
ディレクトリ URI IM アドレス設定はグローバルであり、クラスタ内のすべてのユーザに適用されます。クラスタ内の個々のユーザに対して異なるディレクトリ URI IM アドレスを設定できません。
新規インストールする、または以前のバージョンから IM and Presence Service をアップグレードするとき、UserID @ Default_Domain IM アドレス スキームがデフォルトのオプションです。Cisco Unified CM IM and Presence Administration GUI を使用して IM and Presence Service クラスタの IM address スキームを設定できます。
注意 |
この手順の一環として、サービスを停止する前に、プレゼンス冗長グループの高可用性を無効にします。高可用性が有効な間にサービスを停止すると、システムのフェールオーバーが行われます。 |
(注) |
選択したIM アドレス スキームは、IM and Presence Service クラスタ全体で一貫している必要があります。 |
(注) |
エンド ユーザが正しくプロビジョニングされているか、また、無効または重複ユーザがないかを判断するために、IM and Presence Service トラブルシュータを使用します。 |
システムが正常に更新された場合、クラスタの停止しているすべてのサービスと前に実行されている XCP 機能サービスを再起動できます。設定を確認するには、トラブルシュータを使用します。
システムの IM アドレスを設定するには、次のタスクを完了します。
(注) |
既存の IM ユーザ アドレスを編集するだけで、デフォルト ドメインまたは IM アドレス スキームを変更しない場合は、手順 4 に進むことができます。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 | サービスの停止 |
IM アドレスの設定を更新する前に、基本の IM and Presence Service を停止する必要があります。 |
ステップ 2 | IM アドレス スキームの割り当て |
デフォルト ドメイン、IM アドレス スキームなどの新しい設定によって IM アドレスの設定を更新します。 |
ステップ 3 | サービスの再起動 |
基本の IM and Presence Service を再起動します。ユーザ アドレスを更新したりユーザをプロビジョニングしたりする前に、サービスを再起動する必要があります。 |
ステップ 4 | IM ユーザ アドレスの更新 | Cisco Unified Communications Manager で対応するユーザ設定を設定することにより、IM ユーザ アドレスを更新します。設定した IM アドレス スキームによって、どのエンド ユーザ情報が IM アドレスを取得するかが決まります。 詳細については、次の場所にある『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「End User Setup」の章を参照してください: http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unified-communications-manager-callmanager/products-maintenance-guides-list.html |
IM アドレス スキームの設定を更新する前に、基本の IM and Presence Service を停止します。必ず所定の順序でサービスを停止してください。
サービスを停止する前に高可用性を無効にします(設定している場合)。そのようにしないと、システム フェールオーバーが発生します。
詳細については、http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unified-communications-manager-callmanager/products-installation-and-configuration-guides-list.html にある『System Configuration Guide for Cisco Unified Communications Manager』の「Presence Redundancy Groups」の章を参照してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified IM and Presence のサービスアビリティ(Cisco Unified IM and Presence Serviceability)] から、 を選択します。 | ||
ステップ 2 | 次の IM and Presence Service を停止します。この順序で、サービスを選択し、[停止(Stop)] ボタンをクリックしてください。 | ||
ステップ 3 | 両方のサービスが停止したら、 を選択し、次のサービスをこの順序で停止します。 | ||
ステップ 4 |
両方のサービスが停止したら、
を選択し、次のサービスを停止します。
|
サービスが停止したら、IM アドレス スキームを更新できます。
新しいドメインおよび IM アドレス スキームを設定したり、既存のドメインおよびアドレス スキームを更新したりするには、次の手順を使用します。
(注) |
設定する IM アドレス スキームは、必ずすべてのクラスタ間で一致するようにしてください。 |
アドレス スキームを設定する前にサービスを停止する必要があります。詳細については、次を参照してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM IM and Presence の管理(Cisco Unified CM IM and Presence Administration)] で、 を選択します。 |
ステップ 2 | 新しいデフォルト ドメインを割り当てるには、[デフォルト ドメイン(Default Domain)] チェック ボックスにマークを付け、テキスト ボックスに新しいドメインを入力します。 |
ステップ 3 | アドレス スキームを変更するには、[IM Address Scheme(IM アドレス スキーム)] チェック ボックスにマークを入れ、ドロップダウン リスト ボックスから次のいずれかのオプションを選択します。 |
ステップ 4 |
[保存(Save)] をクリックします。 IM アドレス スキームとしてディレクトリ URI を選択する場合、展開クライアントが複数ドメインをサポートできることを確認するプロンプトが表示される場合があります。続行するには [OK(OK)] をクリックします。または [取消(Cancel)] をクリックします。 ユーザが [ディレクトリ URI(Directory URI)] 設定が無効に設定されている場合は、ダイアログボックスが表示されます。続行するには、[OK(OK)] をクリックし、または [取消(Cancel)] をクリックします。次に、IM アドレス スキームを再設定する前にユーザ設定をします。 システム アップデートは完了まで最長で 1 時間かかる場合があります。変更を再適用するには、[再試行(Re-try)] をクリックします。または [取消(Cancel)] をクリックします。 |
アドレス スキームが割り当てられると、サービスを再起動できます。
IM アドレス スキームを設定したら、サービスを再起動します。これは、ユーザ アドレス情報を更新したり新しいユーザをプロビジョニングしたりする前に実行する必要があります。必ず所定の順序でサービスを起動してください。
ステップ 1 | [Cisco Unified IM and Presence のサービスアビリティ(Cisco Unified IM and Presence Serviceability)] から、 を選択します。 |
ステップ 2 | サービスを選択し、[起動(Start)] ボタンをクリックして、次のサービスを起動します。 |
ステップ 3 | サービスが起動したら、 を選択し、次のサービスをこの順序で起動します。 |
ステップ 4 | 次の手順に進む前に、Cisco Presence Engine サービスがすべてのノードで実行中であることを確認します。 |
ステップ 5 | を選択し、次のサービスをこの順序で起動します。 |
サービスが起動したら、エンド ユーザ IM アドレスを更新できます。IM アドレスは、設定されている IM アドレス スキームに応じて Cisco Unified Communications Manager でプロビジョニングされるユーザ ID またはディレクトリ URI から取得されます。
詳細については、次の場所にある『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「End User Setup」の章を参照してください: http://www.cisco.com/c/en/us/support/unified-communications/unified-communications-manager-callmanager/products-maintenance-guides-list.html
Cisco Unified CM IM and Presence の管理 GUI を使用して、ローカル IM アドレス ドメインを手動で追加、更新、削除できます。
ドメインが [IM and Presence ドメイン(IM and Presence Domain)] ウィンドウに表示されている場合は、ドメインは有効になっています。有効化または無効化するドメインはありません。
Cisco Sync Agent サービスが夜間監査を実行し、ローカル クラスタ、およびクラスタ間が設定されている場合はピア クラスタの各ユーザのディレクトリ URI を確認して、一意のドメインのリストを自動的に構築します。クラスタ内のユーザがそのドメインに割り当てられると、そのドメインは管理者が管理するドメインからシステムが管理するドメインに変更されます。クラスタ内のユーザがドメインを使用しなくなった場合は、ドメインは管理者が管理するドメインに戻ります。
(注) |
この機能を使用するには、IM and Presence Service および Cisco Unified Communications Manager のすべてのノードおよびクラスタが複数のドメインをサポートする必要があります。IM and Presence Service クラスタ内のすべてのノードが Release 10.0 以降を使用して実行しており、ディレクトリ URI IM アドレッシングが設定されていることを確認します。 |
ローカル クラスタに関連付けられている管理者が管理するドメインのみを追加または削除できます。
システムが管理するドメインは編集できません。
他のクラスタに関連付けられている、システムが管理するかまたは管理者が管理するドメインは編集できません。
2 個のクラスタでドメインを設定することはできますが、ピア クラスタのみで使用されている場合に限ります。これは、ローカル クラスタのシステムが管理するドメインとして表示されますが、ピア クラスタで使用中であると識別されます。
一部のセキュリティ証明書は、手動でドメインを追加、更新、または削除した後で再作成することが必要になる場合があります。自己署名証明書または証明書署名要求(CSR)を生成すると、サブジェクト共通名(CN)がノードの FQDN に設定されます。また、ローカルの IM and Presence のデフォルト ドメインおよび システムがホストするすべての追加ドメインが、サブジェクトの別名(SAN)として証明書に追加されます。
TLS による XMPP フェデレーションでは、IM アドレス ドメインを追加または削除する場合、TLS 証明書を再作成する必要があります。
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Cisco Unified CM IM Presence 管理 GUI を使用して、ローカル クラスタに手動で IM アドレス ドメインを追加し、ローカル クラスタにある既存の IM アドレスのドメインを更新できます。
最大 255 文字のドメイン名を入力でき、各ドメインはクラスタ全体で一意である必要があります。指定できる値は、すべての大文字または小文字(a-zA-Z)、すべての番号(0-9)、ハイフン(-)、またはドット(.)です。ドメイン ラベルの区切り文字はドットです。ドメイン ラベルの先頭文字をハイフンにすることはできません。最後のラベル(たとえば、.com)の先頭文字を数字にすることはできません。たとえば、Abc.1om は無効なドメインです。
システム管理ドメインが使用中であるため、編集できません。IM アドレス ドメインを持つシステムでユーザが設定されていない場合(たとえば、ユーザが削除された場合)、システム管理ドメインは自動的に管理者の管理ドメインになります。管理者の管理ドメインは編集または削除できます。
ステップ 1 |
を選択します。 すべての管理者の管理 IM アドレス ドメインとシステム管理 IM アドレス ドメインを表示する [ドメインの検索と一覧(Find and List Domains)] ウィンドウが表示されます。 |
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ステップ 2 | 次のいずれかの操作を実行します。 | ||
ステップ 3 |
最大 255 文字の一意なドメイン名を [ドメイン名(Domain Name)] フィールドに入力し、[保存(Save)] をクリックします。
|
Cisco Unified CM IM and Presence の管理 GUI を使用して、ローカル クラスタにある管理者の管理 IM アドレス ドメインを削除できます。
システム管理ドメインは使用中のため削除できません。その IM アドレス ドメインのシステムにユーザが存在しない場合(たとえば、ユーザが削除された場合)、システム管理ドメインは自動的に管理者の管理ドメインになります。管理者の管理ドメインは編集または削除できます。
(注) |
ローカル クラスタとピア クラスタの両方に設定された管理者の管理ドメインを削除すると、ドメインは管理者の管理ドメインのリストに保持されます。ただし、そのドメインはピア クラスタでのみ設定済みとマークされます。完全にエントリを削除するには、設定されたすべてのクラスタからドメインを削除する必要があります。 |
ステップ 1 |
を選択します。 すべての管理者の管理 IM アドレス ドメインとシステム管理 IM アドレス ドメインを表示する [ドメインの検索と一覧(Find and List Domains)] ウィンドウが表示されます。 |
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ステップ 2 |
次の方法の 1 つを使用して削除する管理者の管理ドメインを選択し、次に [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。
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ステップ 3 | [OK] をクリックして削除を確定するか、[取消(Cancel)] をクリックします。 |
MDNS は IM and Presence Service の XCP ルート ファブリックを確立するためのデフォルトのメカニズムで、ネットワークは、クラスタ内にあるすべての IM and Presence Service ノード間のルータ間接続を自動的に確立します。MDNS ルーティングの要件は、クラスタのすべてのノードが同じマルチキャスト ドメインにあることです。XCP ルート ファブリックに参加する新しい XCP ルータをシームレスにサポートできるため、MDNS ルーティングを推奨します。
ルーティング通信として MDNS を選択する場合は、ネットワークでマルチキャスト DNS を有効にする必要があります。一部のネットワークでは、マルチキャストはデフォルトで有効であるか、特定のネットワーク領域(クラスタを構成するノードが含まれている領域など)で有効です。このようなネットワークでは、MDNS ルーティングを使用するために、ネットワークで追加設定を行う必要はありません。ネットワークでマルチキャスト DNS を無効にすると、MDNS パケットはクラスタ内の他のノードに到達できません。ネットワークでマルチキャスト DNS が無効になっている場合、MDNS ルーティングを使用するには、ネットワーク機器の設定変更を実行する必要があります。
または、展開にルータ間通信を選択できます。この場合、IM and Presence Service は動的にクラスタ内のノード間のすべてのルータ間接続を設定します。クラスタのすべてのノードが同じマルチキャスト ドメインにない場合は、このルーティング設定タイプを選択します。ルータ間通信を選択する場合は、次のことに注意してください。
インストール時に、システムは固有のクラスタ ID を IM and Presence データベース パブリッシャ ノードに割り当てます。システムはクラスタ ID を配布して、クラスタ内のすべてのノードが同じクラスタ ID 値を共有できるようにします。クラスタ内のノードは、クラスタ ID を使用して、MDNS を使用するマルチキャスト ドメインにある他のノードを識別します。MDNS ルーティングの要件は、1 つのスタンドアロンの IM and Presence サービス クラスタにあるノードが別のスタンドアロン クラスタ内のノードとのルータ間接続を確立することを防ぐために、クラスタ ID 値が一意であることです。スタンドアロン クラスタはクラスタ間ピア接続上でのみ通信します。
クラスタのクラスタ ID 値を表示または設定するには、IM and Presence サービス展開に固有であることを確認します。
を選択します。クラスタ ID 値を変更する場合は、値が(注) |
チャット機能を導入する場合は、IM and Presence サービスがチャット ノードのエイリアスを定義するクラスタ ID を使用します。クラスタ ID 値の変更が必要になる可能性がある特定の設定シナリオがあります。詳細については、グループ チャット モジュールを参照してください。 |
クラスタ内のノードがメッセージを相互にルーティングできるようにするには、ルーティング通信タイプを設定する必要があります。この設定により、クラスタ内のノード間のルータ接続を確立するためのメカニズムが決定されます。IM and Presence データベース パブリッシャ ノードでルーティングの通信タイプを設定し、IM and Presence Service はクラスタのすべてのノードにこのルーティング設定を適用します。
単一ノードの IM and Presence Service 展開の場合は、ルーティング通信タイプをデフォルト設定のままにすることを推奨します。
注意 |
クラスタ設定を完了し、IM and Presence Service 展開へのユーザ トラフィックの受け入れを開始する前に、ルーティング通信タイプを設定する必要があります。 |
Cisco Jabber クライアントを使用する時、証明書の警告メッセージは、IP アドレスが IM and Presence Service ノード名として設定されると発生する場合があります。Cisco Jabber で証明書の警告メッセージの生成を防止するには、ノード名として FQDN を使用する必要があります。
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | [サーバ(Server)] ドロップダウン リストから [IM and Presence Service(IM and Presence Service)] ノードを選択します。 |
ステップ 3 | [サービス(Service)] ドロップダウン リストから [Cisco XCP ルータ(Cisco XCP Router)] を選択します。 |
ステップ 4 | メニューから次の [ルーティング通信タイプ(Routing Communication Types)] のいずれかを選択します。 |
ステップ 5 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 6 | 展開内のすべてのノードで Cisco XCP Router サービスを再起動します。 |
インストール時に、システムはデフォルトの固有のクラスタ ID を IM and Presence データベース パブリッシャ ノードに割り当てます。クラスタ内の複数のノードを設定する場合、システムはクラスタの各ノードが同じクラスタ ID 値を共有するようにクラスタ ID を配布します。
クラスタ ID 値をデフォルト設定のままにすることを推奨します。クラスタ ID 値を変更する場合は、次の点に注意してください。
デフォルトのクラスタ ID 値を変更する場合は、IM and Presence データベース パブリッシャ ノードでのみこの変更を行う必要があります。システムはクラスタ内の他のノードに新しいクラスタ ID 値を複製します。
ステップ 1 | を選択します。 | ||
ステップ 2 |
クラスタ ID 値を表示または編集します。
|
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ステップ 3 |
[保存(Save)] をクリックします。
|
IM and Presence サービスの過負荷を防ぐために、メッセージで Cisco XCP Router に送信される可用性(プレゼンス)変更のレート(秒当たり)を設定できます。この値を設定すると、IM and Presence サービスは可用性(プレゼンス)変更のレートを設定値に合わせて小さくします。
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | [サーバ(Server)] メニューから [IM and Presence サービス(IM and Presence Service)] ノードを選択します。 |
ステップ 3 | [サービス(Service)] メニューから [Cisco Presence エンジン(Cisco Presence Engine)] を選択します。 |
ステップ 4 | [クラスタ全体のパラメータ(Clusterwide Parameters)] セクションで、[プレゼンス変更スロットル レート(Presence Change Throttle Rate)] パラメータを編集します。このパラメータは、秒当たりのプレゼンス更新の数を定義します。 |
ステップ 5 | [保存(Save)] をクリックします。 |
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | [メソッド/イベント ルーティングのステータス(Method/Event Routing Status)] で [オン(On)] を選択します。 |
ステップ 3 | [優先プロキシ サーバ(Preferred Proxy Server)] で [デフォルト SIP プロキシ TCP リスナー(Default SIP Proxy TCP Listener)] を選択します。 |
ステップ 4 | [保存(Save)] をクリックします。 |
次の手順は、基本的な IM and Presence サービス設定を導入するときにオンにする必要のあるサービスを一覧表示します。IM and Presence サービス クラスタの各ノードで次のサービスをオンにします。
IM and Presence サービスで導入する追加機能によって他の任意サービスをオンにする必要があります。詳細については、固有の機能に関連する IM and Presence サービス のマニュアルを参照してください。特定のシステム コンポーネントまたは機能を設定できるようにサービスを手動で停止した場合は、この手順を使用して、手動でこれらのサービスを再起動します。
Cisco XCP Router サービスを、基本的な IM and Presence サービス 展開のために実行する必要があります。IM and Presence サービスは、デフォルトで Cisco XCP Router をオンにします。 を選択して、このネットワーク サービスがオンになっていることを確認します。
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 |
[サーバ(Server)] メニューから [IM and Presence サービス(IM and Presence Service)] ノードを選択します。 このメニューから [Cisco Unified Communications マネージャー(Cisco Unified Communications Manager)] ノードを選択して、Cisco Unified Communications Manager サービスのステータスを変更することもできます。 |
ステップ 3 | 基本的な IM and Presence サービス展開では、次のサービスをオンにします。 |
ステップ 4 | [保存(Save)] をクリックします。 |