この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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目次
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 | サービス プロファイルの設定 |
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降の UC サービス プロファイルで特定のクライアント設定を構成できます。 |
ステップ 2 | サービス プロファイルのパラメータ |
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ステップ 3 | Cisco Unified Communications Manager サービスの追加 |
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ステップ 4 | サービス プロファイルの作成 |
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ステップ 5 | サービス プロファイルの適用 |
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ステップ 6 | ユーザとデバイスの関連付け |
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降の UC サービス プロファイルで特定のクライアント設定を構成できます。
クライアントが DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得する場合は、Cisco Jabber が Cisco Unified Communications Manager 上のサービス プロファイルから設定のみを取得します。
ハイブリッド環境で、CAS URL 検索が成功した場合は、Cisco Jabber が Cisco WebEx Messenger サービスから設定を取得し、_cisco-uds SRV レコードは無視されます。
複数の Cisco Unified Communications Manager クラスタを使用した環境では、クラスタ間検索サービス(ILS)を設定できます。ILS は、クライアントがユーザのホーム クラスタを検索して、サービスを検出できるようにします。
ILS を設定しない場合は、EMCC リモート クラスタのセットアップと同様に、リモート クラスタ情報を手動で設定する必要があります。リモート クラスタ設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』を参照してください。
サービス プロファイルで設定できる設定パラメータについて説明します。クライアントの設定ファイルで該当する設定パラメータを確認してください。
パラメータ |
説明 |
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[ボイスメール サーバ(Voicemail server)] |
ボイスメール サーバの接続設定を指定します。 |
[ボイスメール サービスのクレデンシャル ソース(Credentials source for voicemail service)] |
ボイスメール サービスの認証を受けるために、クライアントがインスタント メッセージおよびプレゼンスまたは会議サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。 設定するクレデンシャル ソースがユーザのボイスメールのクレデンシャルと一致することを確認します。このパラメータの値を設定すると、ユーザはクライアント ユーザ インターフェイスで自分のボイスメール サービスのクレデンシャルを指定できません。 |
会議サービスの設定 | 説明 |
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[会議サーバ(Conferencing server)] | 会議サーバの接続設定を指定します。 |
Web 会議サービスのクレデンシャル ソース(Credentials source for web conference service) | 会議サービスの認証を受けるために、クライアントがインスタント メッセージおよびプレゼンスまたはボイスメール サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。 設定するクレデンシャル ソースがユーザの会議のクレデンシャルと一致することを確認します。 |
サービス プロファイルでディレクトリ統合を設定する方法の詳細については、「ディレクトリ統合のためのクライアント設定」の章を参照してください。
CTI サービスの設定 | 説明 |
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[CTI サーバ(CTI server)] | CTI サーバの接続設定を指定します。 |
IM and Presence サービス、ボイスメール、会議、ディレクトリなどのサービスのアドレス、ポート、プロトコル、およびその他の設定を指定する場合に、Cisco Unified Communications Manager サービスを追加します。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
を選択します。 [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [UC サービスの設定(UC Service Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 4 | 追加する UC サービスのタイプを選択し、[次へ(Next)] を選択します。 |
ステップ 5 | 必要に応じて、UC サービスを設定し、[保存(Save)] を選択します。 |
UC サービスをサービス プロファイルに追加します。
Cisco Unified Communications Manager サービスを追加して設定したら、それらをサービス プロファイルに追加します。サービス プロファイルで追加の設定を適用できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 | ||
ステップ 2 |
の順に選択します。 [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 3 |
[新規追加(Add New)] を選択します。 [サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。 |
||
ステップ 4 | [名前(Name)] フィールドにサービス プロファイルの名前を入力します。 | ||
ステップ 5 |
サービス プロファイルをクラスタのデフォルトにする場合は、[システム デフォルトのサービス プロファイルに設定(Make this the default service profile for the system)] を選択します。
|
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ステップ 6 | UC サービスを追加して追加の設定を適用し、[保存(Save)] を選択します。 |
エンド ユーザ設定にサービス プロファイルを適用します。
UC サービスを追加してサービス プロファイルを作成したら、ユーザにサービス プロファイルを適用します。ユーザが Cisco Jabber にサインインしたら、クライアントは Cisco Unified Communications Manager からそのユーザのサービス プロファイルを取得できます。
ステップ 1 | [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 |
ステップ 2 |
を選択します。 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが開きます。 |
ステップ 3 |
既存のユーザを見つけるために適切な検索条件を入力して、リストからユーザを選択します。 [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
ステップ 4 | [サービスの設定(Service Settings)] セクションを探します。 |
ステップ 5 |
[UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストからユーザに適用するサービス プロファイルを選択します。
Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x のみ:ユーザが IIM and Presence サービス機能しか使用していない(IM 専用)場合は、[デフォルトを使用(Use Default)] を選択する必要があります。IM 専用ユーザの場合は、Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x が [UCサービスプロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストで選択された内容に関係なく、常に、デフォルト サービス プロファイルを適用します。 |
ステップ 6 | 必要に応じて、その他の設定を適用し、[保存(Save)] を選択します。 |
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x では、クライアントがユーザのサービス プロファイルを取得しようとすると、最初に、Cisco Unified Communications Manager からデバイス コンフィギュレーション ファイルが取得されます。その後、クライアントはデバイス構成を使用してユーザに適用されたサービス プロファイルを取得します。
たとえば、Adam McKenzie に CSFAKenzi という名前の CSF デバイスをプロビジョニングしたとします。Adam がサインインすると、クライアントは Cisco Unified Communications Manager から CSFAKenzi.cnf.xml を取得します。次に、クライアントは CSFAKenzi.cnf.xml で次の内容を検索します。
<userId serviceProfileFile="identifier.cnf.xml">amckenzi</userId>
(注) |
ユーザごとに別々のサービス プロファイルを使用する場合は、CSF を複数のユーザに関連付けないようにする必要があります。 |
ステップ 1 |
ユーザとデバイスを関連付けます。
|
ステップ 2 |
デバイス構成で [ユーザのオーナー ID(User Owner ID)] フィールドを設定します。
|
目次
サービス プロファイル ワークフローの設定
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 サービス プロファイルの設定
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降の UC サービス プロファイルで特定のクライアント設定を構成できます。
ステップ 2 サービス プロファイルのパラメータ
ステップ 3 Cisco Unified Communications Manager サービスの追加
ステップ 4 サービス プロファイルの作成
ステップ 5 サービス プロファイルの適用
ステップ 6 ユーザとデバイスの関連付け
サービス プロファイルの設定
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9 以降の UC サービス プロファイルで特定のクライアント設定を構成できます。
重要:
クライアントが DNS クエリーから _cisco-uds SRV レコードを取得する場合は、Cisco Jabber が Cisco Unified Communications Manager 上のサービス プロファイルから設定のみを取得します。
ハイブリッド環境で、CAS URL 検索が成功した場合は、Cisco Jabber が Cisco WebEx Messenger サービスから設定を取得し、_cisco-uds SRV レコードは無視されます。
複数の Cisco Unified Communications Manager クラスタを使用した環境では、クラスタ間検索サービス(ILS)を設定できます。ILS は、クライアントがユーザのホーム クラスタを検索して、サービスを検出できるようにします。
ILS を設定しない場合は、EMCC リモート クラスタのセットアップと同様に、リモート クラスタ情報を手動で設定する必要があります。リモート クラスタ設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide』を参照してください。
サービス プロファイルのパラメータ
IM and Presence サービス プロファイル
次の表に、 IM and Presence サービス プロファイルで構成可能な設定パラメータを示します。
パラメータ
説明
[製品のタイプ(Product type)]
Cisco Jabber に認証ソースを提供し、次の値が設定されます。
Unified CM(IM and Presence Service):Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サービスがオーセンティケータです。
WebEx(IM and Presence サービス):Cisco WebEx Messenger サービスがオーセンティケータです。
(注) このリリースでは、クライアントは、SRV レコードのクエリーに加え、HTTP クエリーを発行します。HTTP クエリーを使用すれば、クライアントは Cisco WebEx Messenger サービスの認証を受けるかどうかを決定できます。
HTTP クエリーの結果として、クライアントは _cisco-uds SRV レコードを取得する前に、クラウドベース展開で Cisco WebEx Messenger サービスに接続します。[製品のタイプ(Product type)] フィールドの値を [WebEx] に設定しても、WebEx サービスが CAS ルックアップによってすでに検出されている場合、実質的な効果はない可能性があります。
設定なし:サービス プロファイルに IM and Presence サービス設定が含まれていない場合は、オーセンティケータが Cisco Unified Communications Manager になります。
[プライマリ サーバ(Primary server)]
ボイスメール プロファイル
次の表は、ボイスメールのプロファイルで設定できる設定パラメータを示します。
パラメータ
説明
[ボイスメール サーバ(Voicemail server)]
ボイスメール サーバの接続設定を指定します。
[ボイスメール サービスのクレデンシャル ソース(Credentials source for voicemail service)]
ボイスメール サービスの認証を受けるために、クライアントがインスタント メッセージおよびプレゼンスまたは会議サービスのクレデンシャルを使用することを指定します。
設定するクレデンシャル ソースがユーザのボイスメールのクレデンシャルと一致することを確認します。このパラメータの値を設定すると、ユーザはクライアント ユーザ インターフェイスで自分のボイスメール サービスのクレデンシャルを指定できません。
Cisco Unified Communications Manager サービスの追加
手順IM and Presence サービス、ボイスメール、会議、ディレクトリなどのサービスのアドレス、ポート、プロトコル、およびその他の設定を指定する場合に、Cisco Unified Communications Manager サービスを追加します。
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 を選択します。 [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [新規追加(Add New)] を選択します。 [UC サービスの設定(UC Service Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4 追加する UC サービスのタイプを選択し、[次へ(Next)] を選択します。 ステップ 5 必要に応じて、UC サービスを設定し、[保存(Save)] を選択します。
次の作業UC サービスをサービス プロファイルに追加します。
サービス プロファイルの作成
手順
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 の順に選択します。 [UC サービスの検索と一覧表示(Find and List UC Services)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 [新規追加(Add New)] を選択します。 [サービス プロファイルの設定(Service Profile Configuration)] ウィンドウが開きます。
ステップ 4 [名前(Name)] フィールドにサービス プロファイルの名前を入力します。 ステップ 5 サービス プロファイルをクラスタのデフォルトにする場合は、[システム デフォルトのサービス プロファイルに設定(Make this the default service profile for the system)] を選択します。
(注) Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x で、インスタント メッセージング機能だけを使用しているユーザ(IM 専用)は、デフォルト サービス プロファイルを使用する必要があります。このため、IM のみのユーザにサービス プロファイルを適用する場合は、サービス プロファイルをデフォルトとして設定する必要があります。
ステップ 6 UC サービスを追加して追加の設定を適用し、[保存(Save)] を選択します。
次の作業エンド ユーザ設定にサービス プロファイルを適用します。
サービス プロファイルの適用
手順UC サービスを追加してサービス プロファイルを作成したら、ユーザにサービス プロファイルを適用します。ユーザが Cisco Jabber にサインインしたら、クライアントは Cisco Unified Communications Manager からそのユーザのサービス プロファイルを取得できます。
ステップ 1 [Cisco Unified CM の管理(Cisco Unified CM Administration)] インターフェイスを開きます。 ステップ 2 を選択します。 [ユーザの検索と一覧表示(Find and List Users)] ウィンドウが開きます。
ステップ 3 既存のユーザを見つけるために適切な検索条件を入力して、リストからユーザを選択します。 [エンド ユーザの設定(End User Configuration)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [サービスの設定(Service Settings)] セクションを探します。 ステップ 5 [UC サービス プロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストからユーザに適用するサービス プロファイルを選択します。 重要:Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x のみ:ユーザが IIM and Presence サービス機能しか使用していない(IM 専用)場合は、[デフォルトを使用(Use Default)] を選択する必要があります。IM 専用ユーザの場合は、Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x が [UCサービスプロファイル(UC Service Profile)] ドロップダウン リストで選択された内容に関係なく、常に、デフォルト サービス プロファイルを適用します。
ステップ 6 必要に応じて、その他の設定を適用し、[保存(Save)] を選択します。
ユーザとデバイスの関連付け
手順Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x では、クライアントがユーザのサービス プロファイルを取得しようとすると、最初に、Cisco Unified Communications Manager からデバイス コンフィギュレーション ファイルが取得されます。その後、クライアントはデバイス構成を使用してユーザに適用されたサービス プロファイルを取得します。
たとえば、Adam McKenzie に CSFAKenzi という名前の CSF デバイスをプロビジョニングしたとします。Adam がサインインすると、クライアントは Cisco Unified Communications Manager から CSFAKenzi.cnf.xml を取得します。次に、クライアントは CSFAKenzi.cnf.xml で次の内容を検索します。
<userId serviceProfileFile="identifier.cnf.xml">amckenzi</userId>そのため、 Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x を使用している場合は、クライアントがユーザに適用されるサービス プロファイルを正常に取得できることを保証するために、次の手順を実行する必要があります。
(注)
ユーザごとに別々のサービス プロファイルを使用する場合は、CSF を複数のユーザに関連付けないようにする必要があります。
ステップ 1 ユーザとデバイスを関連付けます。
ステップ 2 デバイス構成で [ユーザのオーナー ID(User Owner ID)] フィールドを設定します。