この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
必要に応じて、クライアントのオペレーティング システムの署名ツールを使用して、Jabber のインストーラまたはシスコのダイナミック ライブラリに自分のカスタマー署名を追加できます。
|
Cisco Jabber for Windows は、次のように使用可能な MSI インストール パッケージを提供します。
インストール オプション |
説明 |
---|---|
コマンドライン ウィンドウで引数を指定して、インストール プロパティを設定できます。 複数のインスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択します。 |
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クライアントの起動時に、MSI をクライアント ワーク ステーションのファイル システムで手動で実行し、接続プロパティを指定します。 テストまたは評価用に単一インスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択します。 |
|
デフォルトのインストール パッケージを開き、必要なインストール プロパティを指定し、カスタム インストール パッケージを保存します。 同じインストール プロパティを持つインストール パッケージを配布する場合は、このオプションを選択します。 |
|
同じドメインの複数のコンピュータにクライアントをインストールします。 |
ローカル管理者権限でログインする必要があります。
コマンドライン ウィンドウにインストール引数を指定します。
Cisco Jabber for Windows をインストールするためのコマンド例を確認してください。
msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi /quiet CLEAR=1
Cisco Jabber for Windows をインストールする際に指定可能なコマンド ライン引数を確認してください。
次の表では、過去のインストールで得た既存のブートストラップ ファイルを上書きするため、ユーザが指定する必要があるパラメータについて説明します。
引数 |
値 |
説明 |
---|---|---|
CLEAR |
[1] |
クライアントが過去のインストールで得た既存のブートストラップ ファイルを上書きするかどうかを指定します。 クライアントは、ブートストラップ ファイルに、インストール中に設定する値と引数を保存します。クライアントは起動時に、ブートストラップ ファイルから設定をローディングします。 |
(注) |
msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi CLEAR=1
引数 | 値 | 説明 |
---|---|---|
PRODUCT_MODE |
Phone_Mode |
|
製品モードを変更するには、クライアントのオーセンティケータを変更する必要があります。クライアントは、オーセンティケータからの製品モードを決定します。
(注) |
すべての展開において、ユーザは [詳細設定(Advanced settings)] ウィンドウで手動でオーセンティケータを設定できます。 この場合、ユーザには、[詳細設定(Advanced settings)] ウィンドウでオーセンティケータを変更することによって、製品モードを変更するように指示します。クライアントをアンインストールし、その後に再インストールしても、手動設定を上書きすることはできません。 |
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x 以降を使用して製品モードを変更するには、サービス プロファイルのオーセンティケータを変更します。
ユーザがクライアントを再起動した後、製品モードの変更が完了します。
引数 | 値 | 説明 |
---|---|---|
AUTHENTICATOR |
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x 以降を使用したオンプレミス展開では、_cisco-uds SRV レコードを展開する必要があります。クライアントは、自動的にオーセンティケータを決定することができます。 |
|
CUP_ADDRESS |
IP address Hostname FQDN |
|
TFTP |
IP address Hostname FQDN |
Cisco Unified Communications Manager がオーセンティケータとして設定されている場合に、この引数を指定する必要があります。 |
CTI |
IP address Hostname FQDN |
CTI サーバのアドレスを設定します。 |
CCMCIP |
IP address Hostname FQDN |
CCMCIP サーバのアドレスを設定します。 Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x 以前:Cisco Extension Mobility を有効にする場合は、CCMCIP に使用される Cisco Unified Communications Manager ノードで Cisco Extension Mobility サービスをアクティブにする必要があります。Cisco Extension Mobility の詳細については、使用している Cisco Unified Communications Manager のリリースに応じた『Feature and Services(機能およびサービス)』ガイドを参照してください。 |
SERVICES_DOMAIN |
ドメイン |
サービス ディスカバリの DNS SRV レコードが存在するドメインの値を設定します。 この情報のインストーラ設定または手動設定をクライアントで使用する場合、この引数は DNS SRV レコードが存在しないドメインに設定します。この引数が指定されない場合、ユーザはサービス ドメイン情報を指示されます。 |
VOICE_SERVICES_DOMAIN |
Domain |
この設定は任意です。指定しない場合、DNS は SERVICES_DOMAIN、ユーザによるメール アドレス入力、またはキャッシュされたユーザ設定から取得したサービス ドメインで照会されます。 |
EXCLUDED_SERVICES |
|
Jabber がサービス ディスカバリから除外するサービスを示します。たとえば、WebEx の試験導入を実施し、会社のドメインが WebEx に登録されているが、Jabber ユーザが WebEx を使用して認証することは避けたい場合があります。Jabber はオンプレミス CUP サーバで認証させることにします。この場合、次のように設定します。 複数のサービスを除外するには、カンマ区切りの値を使用します。たとえば、CUP と CUCM を除外するには、EXCLUDED_SERVICEs=CUP,CUCM と指定します。すべてのサービスを除外するには、EXCLUDED_SERVICES=CUP,CUCM,WEBEX と指定します。 すべてのサービスを除外した場合、Jabber クライアントの設定に手動設定またはブートストラップ設定を使用する必要があります。 |
UPN_DISCOVERY_ENABLED |
true false |
インストール コマンドの例:msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi /quiet UPN_DISCOVERY_ENABLED=false |
労力を最小限に抑えるには、Cisco Unified Communications Manager TFTP サービス上でクライアント コンフィギュレーション ファイルをホストする必要があります。すべての設定ファイルに対し TFTP サーバ アドレスを 1 つのみ使用します。必要な場合にそのアドレスを指定できます。
ただし、デバイス設定を含む TFTP サーバとは異なる TFTP サーバでクライアント設定をホストできます。この場合、2 つの異なる TFTP サーバ アドレスを使用します。一方のアドレスは、デバイス設定をホストする TFTP サーバのアドレスで、もう一方のアドレスは、クライアント設定ファイルをホストする TFTP サーバのアドレスです。
このセクションでは、プレゼンス サーバがある展開で、2 つの異なる TFTP サーバ アドレスを処理する方法について説明します。
このセクションでは、電話モード展開で 2 つの異なる TFTP サーバ アドレスを処理する方法について説明します。
次の表は、すべての展開に共通のコマンドライン引数についての説明です。
引数 | 値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
LANGUAGE |
Cisco Jabber for Windows で使用される言語のロケール ID(LCID)を 10 進数で定義します。値は、サポートされる言語に対応する、10 進数の LCID でなくてはなりません。 指定可能な言語の完全なリストについては、「言語の LCID」トピックを参照してください。 値を指定しない場合、Cisco Jabber for Windows では現在のユーザの地域言語を使用します。 リリース 11.1(1) 以降では、値を指定しないと、Cisco Jabber for Windows が UseSystemLanguage パラメータの値をチェックします。UseSystemLanguage パラメータが true に設定されている場合は、オペレーティング システムと同じ言語が使用されます。UseSystemLanguage パラメータが false または not defined に設定されている場合、クライアントは現在のユーザの地域言語をデフォルトとして使用します。 地域言語は、[コントロール パネル(Control Panel)] > [地域および言語(Region and Language)] > [日付、時刻、または数字形式の変更(Change the date, time, or number format)] > [形式(Formats)] タブ > [形式(Format)] ドロップダウンで設定します。 |
|||
FORGOT_PASSWORD_URL |
紛失した、または忘れたパスワードをユーザがリセットできる URL を指定します。
|
|||
AUTOMATIC_SIGN_IN |
true false |
リリース 11.1(1) 以降に適用されます。 ユーザがクライアントをインストールしたときに [Cisco Jabber の起動時にサインイン(Sign me in when Cisco Jabber starts)] チェックボックスがオンになるかどうかを指定します。 |
||
TFTP_FILE_NAME |
グループ コンフィギュレーション ファイルの一意の名前を指定します。 値として、未修飾か完全修飾のファイル名を指定できます。この引数の値として指定したファイル名は、TFTP サーバ上のその他の設定ファイルよりも優先されます。 Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定の [シスコサポートフィールド(Cisco Support Field)] で、グループ コンフィギュレーション ファイルを指定できます。 |
|||
LOGIN_RESOURCE |
複数のクライアント インスタンスへのユーザ サインインを制御します。
|
|||
LOG_DIRECTORY |
Absolute path on the local filesystem |
クライアントがログ ファイルを書き込むディレクトリを定義します。 パス内での空白文字を回避するため、次の例のように引用符を使用します。 "C:\my_directory\Log Directory" 指定するパスに、Windows で無効な文字を含めることはできません。 デフォルト値:%USER_PROFILE%\AppData\Local\Cisco\Unified Communications\Jabber\CSF\Logs |
||
CLICK2X |
DISABLE |
Cisco Jabber で click-to-x 機能を無効にします。 この引数をインストール中に指定すると、クライアントは click-to-x 機能のハンドラとして、オペレーティング システムで登録しません。この引数により、クライアントはインストール中の Microsoft Windows レジストリへの書き込みができなくなります。 クライアントを再インストールし、インストール後にクライアントで click-to-x 機能を有効にするには、この引数を省略します。 |
||
ENABLE_PRT |
true false |
このパラメータを false に設定しても、ユーザは ディレクトリ、または Program Files ディレクトリを使用して、問題レポート ツールを手動で起動できます。ユーザが手動で PRT を作成し、このパラメータ値が false に設定されている場合、PRT から作成された zip ファイルにはコンテンツがありません。 |
||
ENABLE_PRT_ENCRYPTION |
true false |
PRT の暗号化には、Cisco Jabber 問題レポートの暗号化と復号化のための公開/秘密キー ペアが必要です。 |
||
PRT_CERTIFICATE_NAME |
Certificate name |
[エンタープライズ信頼または信頼できるルート認証局の証明書ストア(Enterprise Trust or Trusted Root Certificate Authorities certificate store)] に公開キーと共に証明書の名前を指定します。証明書の公開キーは、Jabber 問題レポートの暗号化に使用されます。この引数は ENABLE_PRT_ENCRYPTION 引数と共に設定する必要があります。 |
||
INVALID_CERTIFICATE_BEHAVIOR |
RejectAndNotify PromptPerSession |
無効な証明書に対するクライアントの動作を指定します。
FIPS モードの無効な証明書の場合、この引数は無視され、クライアントは警告メッセージを表示し、ロードされません。 |
||
Telemetry_Enabled |
true false |
分析データを収集するかどうかを指定します。デフォルト値は true です。 ユーザ エクスペリエンスと製品パフォーマンスを向上させるために、Cisco Jabber は、個人識別が不可能な利用状況とパフォーマンスに関するデータを収集してシスコに送信する場合があります。収集されたデータは、シスコによって、Jabber クライアントがどのように使用され、どのように役立っているかに関する傾向を把握するために使用されます。 Cisco Jabber が収集する分析データと、収集しない分析データの詳細については、http://www.cisco.com/web/siteassets/legal/privacy_02Jun10.html の「Cisco Jabber Supplement to Cisco’s On-Line Privacy Policy」で確認できます。 |
||
LOCATION_MODE |
ENABLED DISABLED ENABLEDNOPROMPT |
ロケーション機能を有効にするかどうか、および新しいロケーションの検出時にユーザに通知するかどうかを指定します。 |
||
ENABLE_DPI_AWARE |
true false |
DPI 認識を有効にします。 DPI 認識はデフォルトで有効です。DPI 認識を無効にするには、次のコマンドを使用します。msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi CLEAR=1 ENABLE_DPI_AWARE=false |
次の表に、Cisco Jabber クライアントがサポートするロケール ID(LCID)または言語 ID(LangID)を示します。
サポートされる言語 |
Cisco Jabber for Windows |
Cisco Jabber for Mac |
Cisco Jabber for Android、Cisco Jabber for iPhone and iPad |
LCID/LangID |
---|---|---|---|---|
アラビア語(サウジアラビア) |
X |
|
X |
1025 |
ブルガリア語(ブルガリア) |
X |
X |
|
1026 |
カタロニア語(スペイン) |
X |
X |
|
1027 |
簡体字中国語(中国) |
X |
X |
X |
2052 |
繁体字中国語(台湾) |
X |
X |
X |
1028 |
クロアチア語(クロアチア) |
X |
X |
1050 |
|
チェコ語(チェコ共和国) |
X |
X |
|
1029 |
デンマーク語(デンマーク) |
X |
X |
X |
1030 |
オランダ語(オランダ) |
X |
X |
X |
1043 |
英語(米国) |
X |
X |
X |
1033 |
フィンランド語(フィンランド) |
X |
X |
|
1035 |
フランス語(フランス) |
X |
X |
X |
1036 |
ドイツ語(ドイツ) |
X |
X |
X |
1031 |
ギリシャ語(ギリシャ) |
X |
X |
|
1032 |
ヘブライ語(イスラエル) |
X |
|
|
1037 |
ハンガリー語(ハンガリー) |
X |
X |
|
1038 |
イタリア語(イタリア) |
X |
X |
X |
1040 |
日本語(日本) |
X |
X |
X |
1041 |
韓国語(韓国) |
X |
X |
X |
1042 |
ノルウェー語(ノルウェー) |
X |
X |
|
2068 |
ポーランド語(ポーランド) |
X |
X |
|
1045 |
ポルトガル語(ブラジル) |
X |
X |
X |
1046 |
ポルトガル語(ポルトガル) |
X |
X |
|
2070 |
ルーマニア語(ルーマニア) |
X |
X |
|
1048 |
ロシア語(ロシア) |
X |
X |
X |
1049 |
セルビア語 |
X |
X |
|
1050 |
スロバキア語(スロバキア) |
X |
X |
1051 |
|
スロベニア語(スロベニア) |
X |
X |
|
1060 |
スペイン語(スペイン(インターナショナル ソート)) |
X |
X |
X |
3082 |
スウェーデン語(スウェーデン) |
X |
X |
X |
5149 |
タイ語(タイ) |
X |
X |
|
1054 |
トルコ語 |
X |
X |
1055 |
インストール プログラムを手動で実行すれば、クライアントの単一のインスタンスをインストールして、[詳細設定(Advanced settings)] ウィンドウで接続設定を指定できます。
カスタム インストーラを作成するデフォルトのインストール パッケージを変換できます。
(注) |
カスタム インストーラは Microsoft Orca を使用して作成します。Microsoft Orca は Microsoft Windows SDK for Windows 7 と .NET Framework 4 の一部として入手できます。 Microsoft の Web サイトから、Microsoft Windows SDK for Windows 7 と .NET Framework 4 をダウンロードしてインストールします。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | デフォルト トランスフォーム ファイルの取得 |
Microsoft Orca でインストール パッケージを修正するためには、デフォルト トランスフォーム ファイルが必要です。 |
ステップ 2 | カスタム トランスフォーム ファイルの作成 |
トランスフォームファイルは、インストーラに適用するインストール プロパティが含まれます。 |
ステップ 3 | インストーラの変換 |
インストーラをカスタマイズするため、トランスフォーム ファイルを適用します。 |
Microsoft Orca でインストール パッケージを修正するためには、デフォルト トランスフォーム ファイルが必要です。
ステップ 1 | Cisco.com から Cisco Jabber 管理パッケージをダウンロードします。 |
ステップ 2 | Cisco Jabber 管理パッケージからファイル システムに CiscoJabberProperties.msi をコピーします。 |
カスタム インストーラを作成するには、変換ファイルを使用します。トランスフォームファイルは、インストーラに適用するインストール プロパティが含まれます。
デフォルト トランスフォーム ファイルは、インストーラを変換するとプロパティの値を指定することができます。1 つのカスタムインストーラを作成する場合、デフォルト トランスフォーム ファイルを使用する必要があります。
任意でカスタム トランスフォーム ファイルを作成できます。カスタム トランスフォーム ファイルでプロパティの値を指定し、インストーラに適用します。
異なるプロパティの値を持つ複数のカスタム インストーラを必要とする場合、カスタム トランスフォーム ファイルを作成します。たとえば、デフォルト言語をフランス語に設定するトランスフォーム ファイルと、デフォルト言語をスペイン語に設定するもう 1 つのトランスフォーム ファイルを作成できます。インストール パッケージに各トランスフォーム ファイルを個別に適用できます。2 つのインストーラを作成したことで、各言語に 1 つのインストーラが作成されます。
ステップ 1 | Microsoft Orca を起動します。 |
ステップ 2 | CiscoJabberSetup.msi を開いてから、CiscoJabberProperties.msi を適用します。 |
ステップ 3 | 該当するインストーラ プロパティに値を指定します。 |
ステップ 4 | トランスフォーム ファイルを生成して保存します。 |
作成したトランスフォーム ファイルは、file_name.mst として保存されます。このトランスフォーム ファイルを適用して、CiscoJabberSetup.msi のプロパティを変更できます。
次の作業インストーラをカスタマイズするため、トランスフォーム ファイルを適用します。
(注) |
トランスフォーム ファイルを適用すると、CiscoJabberSetup.msi のデジタル署名が変更されます。CiscoJabberSetup.msi を修正したり、名前を変更しようとすると、署名が完全に削除されます。 |
これらのプロパティは、インストールの引数に対応し、同じ値が設定されています。
Microsoft Windows Server の Microsoft グループ ポリシー管理コンソール(GPMC)を使用して、グループ ポリシーと一緒に Cisco Jabber for Windows をインストールします。
(注) |
グループ ポリシーと一緒に Cisco Jabber for Windows をインストールするには、Cisco Jabber for Window の展開先となるすべてのコンピュータまたはユーザが同じドメイン内に存在している必要があります。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | 言語コードの設定 |
MSI が何らかの形で Orca により変更されている場合のみ、この手順を使用して [言語(Language)] フィールドを 1033 に設定します。 |
ステップ 2 | グループ ポリシーによるクライアントの展開 |
Cisco Jabber for Windows with Group Policy を導入します。 |
インストール言語の変更は、シスコが提供する MSI ファイルを使用するグループ ポリシーの配置シナリオでは必要ではありません。このような状況において、インストール言語は Windows ユーザ ロケール(形式)から決定されます。MSI が何らかの形で Orca により変更されている場合のみ、この手順を使用して [言語(Language)] フィールドを 1033 に設定します。
ステップ 1 |
Microsoft Orca を起動します。 Microsoft Orca は、Microsoft の Web サイトからダウンロード可能な Microsoft Windows SDK for Windows 7 と .NET Framework 4 の一部として入手できます。 |
ステップ 2 | CiscoJabberSetup.msi を開きます。 |
ステップ 3 | を選択します。 |
ステップ 4 | [言語(Language)] フィールドを見つけます。 |
ステップ 5 | [言語(Languages)] フィールドを 1033 に設定します。 |
ステップ 6 | [OK] を選択します。 |
ステップ 7 | カスタム インストーラで埋め込みストリームを保存できるようにします。 |
ステップ 8 | カスタム インストーラを保存します。 |
グループ ポリシーと Cisco Jabber for Windows を展開するには、このタスクの手順を実行します。
ステップ 1 |
導入のためのソフトウェア配布ポイントにインストール パッケージをコピーします。 Cisco Jabber for Windows を展開する予定のすべてのコンピュータまたはユーザは、配布ポイント上のインストール パッケージにアクセスできる必要があります。 |
ステップ 2 |
を選択し、次のコマンドを入力します。GPMC.msc [グループ ポリシー管理(Group Policy Management)] コンソールが開きます。 |
ステップ 3 |
新しいグループ ポリシー オブジェクトを作成します。
|
ステップ 4 |
導入の範囲を設定します。
|
ステップ 5 |
インストール パッケージを指定します。
|
グループ ポリシーによって、次回のコンピュータの起動時にコンピュータごとに Cisco Jabber for Windows がインストールされます。
Cisco Jabber for Windows は、Microsoft Windows 7 以降向けの Cisco Media Services Interface バージョン 4.1.2 をサポートします。
Cisco Jabber for Mac は、Cisco Media Services Interface バージョン 4.0.2 以降をサポートします。
ステップ 1 | cisco.com のダウンロード サイトから Cisco Media Services Interface インストール プログラムをダウンロードします。 |
ステップ 2 |
Cisco Jabber をインストールする各コンピュータに Cisco Media Services Interface をインストールします。 Cisco Media Services Interface のインストール方法については、該当する Cisco Medianet のマニュアルを参照してください。 |
コマンド ラインまたは Microsoft Windows のコントロール パネルを使用して Cisco Jabber for Windows をアンインストールできます。このマニュアルでは、コマンド ラインを使用して Cisco Jabber for Windows をアンインストールする方法について説明します。
ファイル システムでインストーラが利用可能な場合は、それを使用して Cisco Jabber for Windows を削除します。
ステップ 1 | コマンドライン ウィンドウを開きます。 |
ステップ 2 |
次のコマンドを入力します。
msiexec.exe /x path_to_CiscoJabberSetup.msi
msiexec.exe /x C:\Windows\Installer\CiscoJabberSetup.msi /quiet ここで、
/quiet により、サイレント アンインストールが指定されます。
|
このコマンドは、コンピュータから Cisco Jabber for Windows を削除します。
ファイル システムでインストーラが利用できない場合は、製品コードを使用して Cisco Jabber for Windows を削除します。
ステップ 1 |
製品コードを検索します。
|
ステップ 2 | コマンドライン ウィンドウを開きます。 |
ステップ 3 |
次のコマンドを入力します。
msiexec.exe /x product_code msiexec.exe /x 45992224-D2DE-49BB-B085-6524845321C7 /quietここで、 /quiet により、サイレント アンインストールが指定されます。 |
このコマンドは、コンピュータから Cisco Jabber for Windows を削除します。
ユーザが手動でサービス ディスカバリ情報を入力しなくても Cisco Jabber を起動できるようにするには、構成 URL を作成してユーザに配布します。
電子メールで直接、ユーザにリンクを送信するか、Web サイトにリンクを掲載することで、ユーザに構成 URL リンクを提供できます。
URL には次のパラメータを含めて指定できます。
ServicesDomain:必須。すべての構成 URL に Cisco Jabber でのサービス ディスカバリに必要な IM and Presence サーバのドメインを含める必要があります。
VoiceServiceDomain:IM and Presence サーバのドメインが音声サーバのドメインとは異なる、ハイブリッド クラウド ベースのアーキテクチャを展開する場合にのみ必要です。Cisco Jabber が音声サービスを検出できるようにするために、このパラメータを設定します。
ServiceDiscoveryExcludedServices:オプション。サービス ディスカバリ プロセスから次のサービスを除外できます。
カンマで区切った複数の値を指定して、複数のサービスを除外できます。
3 つのサービスをすべて除外した場合、クライアントはサービス ディスカバリを実行せず、手動で接続設定を入力することをユーザに求めます。
ServicesDomainSsoEmailPrompt:任意。ユーザのホーム クラスタを決定する際に、ユーザに対して電子メール プロンプトを表示するかどうかを指定します。
EnablePRTEncryption:任意。PRT ファイルの暗号化を指定します。Cisco Jabber for Macだけに適用されます。
PRTCertificateName:任意。証明書の名前を指定します。Cisco Jabber for Macだけに適用されます。
InvalidCertificateBehavior:任意。無効な証明書に対するクライアントの動作を指定します。
Telephony_Enabled:ユーザに対して電話機能を有効にするかどうかを指定します。デフォルトは true です。
(注) |
ForceLaunchBrowser は、クライアント証明書の展開および Android OS 5.0 よりも前のデバイスに使用されます。 |
構成 URL は次の形式で作成します。
ciscojabber://provision?ServicesDomain=<domain_for_service_discover> &VoiceServicesDomain=<domain_for_voice_services> &ServiceDiscoveryExcludedServices=<services_to_exclude_from_service_discover> &ServicesDomainSsoEmailPrompt=<ON/OFF>
(注) |
例
ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com
ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com &VoiceServicesDomain=alphauk.cisco.com
ciscojabber://provision?ServicesDomain=service_domain &VoiceServicesDomain=voiceservice_domain&ServiceDiscoveryExcludedServices=WEBEX
ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com &VoiceServicesDomain=alphauk.cisco.com&ServiceDiscoveryExcludedServices=CUCM,CUP
ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com &VoiceServicesDomain=alphauk.cisco.com&ServiceDiscoveryExcludedServices=CUCM,CUP &ServicesDomainSsoEmailPrompt=OFF
ステップ 1 | Cisco Jabber for Android をインストールするには、モバイル デバイスで Google Play からアプリケーションをダウンロードします。 |
ステップ 2 | Cisco Jabber for iPhone and iPad をインストールするには、モバイル デバイスで App Store からアプリケーションをダウンロードします。 |
ユーザが手動でサービス ディスカバリ情報を入力しなくても Cisco Jabber を起動できるようにするには、構成 URL を作成してユーザに配布します。
電子メールで直接、ユーザにリンクを送信するか、Web サイトにリンクを掲載することで、ユーザに構成 URL リンクを提供できます。
URL には次のパラメータを含めて指定できます。
ServicesDomain:必須すべての構成 URL に Cisco Jabber でのサービス ディスカバリに必要な IM and Presence サーバのドメインを含める必要があります。
VoiceServiceDomain:IM and Presence サーバのドメインが音声サーバのドメインとは異なる、ハイブリッド クラウド ベースのアーキテクチャを展開する場合にのみ必要です。Cisco Jabber が音声サービスを検出できるようにするために、このパラメータを設定します。
ServiceDiscoveryExcludedServices:オプションサービス ディスカバリ プロセスから次のサービスを除外できます。
カンマで区切った複数の値を指定して、複数のサービスを除外できます。
3 つのサービスをすべて除外した場合、クライアントはサービス ディスカバリを実行せず、手動で接続設定を入力することをユーザに求めます。
ServicesDomainSsoEmailPrompt:任意。ユーザのホーム クラスタを決定する際に、ユーザに対して電子メール プロンプトを表示するかどうかを指定します。
InvalidCertificateBehavior:任意。無効な証明書に対するクライアントの動作を指定します。
PRTCertificateUrl:信頼できるルート認証局の証明書ストアの公開キーと共に証明書の名前を指定します。Cisco Jabber for iPhone and iPad および Cisco Jabber for Android に適用します。
Telephony_Enabled:ユーザに対して電話機能を有効にするかどうかを指定します。デフォルトは true です。
(注) |
ForceLaunchBrowser は、クライアント証明書の展開および Android OS 5.0 以前のデバイスに使用されます。 |
構成 URL は次の形式で作成します。
ciscojabber://provision?ServicesDomain=<domain_for_service_discover> &VoiceServicesDomain=<domain_for_voice_services> &ServiceDiscoveryExcludedServices=<services_to_exclude_from_service_discover> &ServicesDomainSsoEmailPrompt=<ON/OFF>
(注) |
例
ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com
ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com &VoiceServicesDomain=alphauk.cisco.com
ciscojabber://provision?ServicesDomain=service_domain &VoiceServicesDomain=voiceservice_domain&ServiceDiscoveryExcludedServices=WEBEX
ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com &VoiceServicesDomain=alphauk.cisco.com&ServiceDiscoveryExcludedServices=CUCM,CUP
ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com &VoiceServicesDomain=alphauk.cisco.com&ServiceDiscoveryExcludedServices=CUCM,CUP &ServicesDomainSsoEmailPrompt=OFF
ユーザによる Cisco Jabber for Android または Cisco Jabber for iPhone and iPad の起動を許可するには、企業モビリティ管理(EMM)を使用してCisco Jabber を設定できます。
EMM の設定の詳細については、EMM プロバイダーから提供される管理者用の説明書を参照してください。
サポートされる EMM ソフトウェア:Airwatch by VMware
目次
- Cisco Jabber アプリケーションの展開
- Cisco Jabber クライアントのダウンロード
- Cisco Jabber for Windows のインストール
- コマンドラインの使用
- インストール コマンドの例
- コマンドライン引数
- オーバーライドの引数
- モード タイプの引数
- 製品モードを設定する場合
- 製品モードの変更
- Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x 以降を使用した製品モードの変更
- 認証引数
- TFTP サーバ アドレス
- 共通のインストール引数
- 言語の LCID
- MSI の手動による実行
- カスタム インストーラの作成
- デフォルト トランスフォーム ファイルの取得
- カスタム トランスフォーム ファイルの作成
- インストーラの変換
- インストーラのプロパティ
- グループ ポリシーを使用した導入
- 言語コードの設定
- グループ ポリシーによるクライアントの展開
- Cisco Media Services Interface
- デスクフォン ビデオ機能
- Cisco Media Services Interface のインストール
- Cisco Jabber for Windows のアンインストール
- インストーラの使用
- 製品コードの使用
- Cisco Jabber for Mac のインストール
- Cisco Jabber for Mac の URL 設定
- Cisco Jabber モバイル クライアントのインストール
- Cisco Jabber for Android、iPhone、および iPad 用の URL 設定
- 企業モビリティ管理によるモバイルの設定
Cisco Jabber for Windows のインストール
Cisco Jabber for Windows は、次のように使用可能な MSI インストール パッケージを提供します。
インストール オプション
説明
コマンドライン ウィンドウで引数を指定して、インストール プロパティを設定できます。
複数のインスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択します。
クライアントの起動時に、MSI をクライアント ワーク ステーションのファイル システムで手動で実行し、接続プロパティを指定します。
テストまたは評価用に単一インスタンスをインストールする場合は、このオプションを選択します。
デフォルトのインストール パッケージを開き、必要なインストール プロパティを指定し、カスタム インストール パッケージを保存します。
同じインストール プロパティを持つインストール パッケージを配布する場合は、このオプションを選択します。
同じドメインの複数のコンピュータにクライアントをインストールします。
コマンドラインの使用
手順
ステップ 1 コマンドライン ウィンドウを開きます。 ステップ 2 次のコマンドを入力します。 msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msiステップ 3 パラメータ = 値のペアとしてコマンドライン引数を指定します。 msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi argument=valueステップ 4 Cisco Jabber for Windows をインストールするコマンドを実行します。
コマンドライン引数
オーバーライドの引数
モード タイプの引数
製品モードを設定する場合
製品モードの変更
製品モードを変更するには、クライアントのオーセンティケータを変更する必要があります。クライアントは、オーセンティケータからの製品モードを決定します。
インストール後の製品モードの変更方法は、展開に応じて異なります。
(注)
すべての展開において、ユーザは [詳細設定(Advanced settings)] ウィンドウで手動でオーセンティケータを設定できます。
この場合、ユーザには、[詳細設定(Advanced settings)] ウィンドウでオーセンティケータを変更することによって、製品モードを変更するように指示します。クライアントをアンインストールし、その後に再インストールしても、手動設定を上書きすることはできません。
Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x 以降を使用した製品モードの変更
手順
ステップ 1 適切なユーザのサービス プロファイルでオーセンティケータを変更します。
- [デフォルト モード(Default Mode)] > [電話モード(Phone Mode)] を変更します。
IM and Presence を持つユーザのプロビジョニングを行わないでください。
サービス プロファイルに IM and Presence サービスの設定が含まれていない場合は、Cisco Unified Communications Manager がオーセンティケータです。
- [電話モード(Phone Mode)] > [デフォルト モード(Default Mode)] を変更します。
IM and Presence を持つユーザのプロビジョニングを行います。
ステップ 2 ユーザにログアウトをしてから再度ログインするように指示します。 ユーザがクライアントにログインすると、サービス プロファイルの変更を取得し、オーセンティケータにユーザをログインさせます。クライアントは製品モードを決定すると、クライアントを再起動するようユーザに指示します。
ユーザがクライアントを再起動した後、製品モードの変更が完了します。
認証引数
次の表は、認証ソースの指定をユーザが設定できるコマンドライン引数を説明しています。
引数 値 説明 AUTHENTICATOR クライアントに認証ソースを指定します。この値は、サービス ディスカバリに失敗した場合に使用されます。値として次のいずれかを設定します。Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x 以降を使用したオンプレミス展開では、_cisco-uds SRV レコードを展開する必要があります。クライアントは、自動的にオーセンティケータを決定することができます。
CUP_ADDRESS
IP address
Hostname
FQDN
TFTP
IP address
Hostname
FQDN
TFTP サーバのアドレスを指定します。値として次のいずれかを設定します。Cisco Unified Communications Manager がオーセンティケータとして設定されている場合に、この引数を指定する必要があります。
CTI
IP address
Hostname
FQDN
CTI サーバのアドレスを設定します。
CCMCIP
IP address
Hostname
FQDN
CCMCIP サーバのアドレスを設定します。
この引数を指定します。Cisco Unified Communications Manager リリース 9.x 以前:Cisco Extension Mobility を有効にする場合は、CCMCIP に使用される Cisco Unified Communications Manager ノードで Cisco Extension Mobility サービスをアクティブにする必要があります。Cisco Extension Mobility の詳細については、使用している Cisco Unified Communications Manager のリリースに応じた『Feature and Services(機能およびサービス)』ガイドを参照してください。
SERVICES_DOMAIN
ドメイン
サービス ディスカバリの DNS SRV レコードが存在するドメインの値を設定します。
この情報のインストーラ設定または手動設定をクライアントで使用する場合、この引数は DNS SRV レコードが存在しないドメインに設定します。この引数が指定されない場合、ユーザはサービス ドメイン情報を指示されます。
VOICE_SERVICES_DOMAIN
Domain ハイブリッド展開では、CAS 検索を介して Webex を検出することが必要なドメインが、DNS レコードが展開されたドメインと異なる場合があります。この場合、 SERVICES_DOMAIN を WebEx の検出に使用されたドメインに設定し(またはユーザにメール アドレスを入力させる)、 VOICE_SERVICES_DOMAIN を DNS レコードが展開されたドメインに設定します。この設定が指定された場合、クライアントはサービス ディスカバリとエッジ検出の目的で、 VOICE_SERVICES_DOMAIN の値を使用して次の DNS レコードを検索します。この設定は任意です。指定しない場合、DNS は SERVICES_DOMAIN、ユーザによるメール アドレス入力、またはキャッシュされたユーザ設定から取得したサービス ドメインで照会されます。
EXCLUDED_SERVICES
Jabber がサービス ディスカバリから除外するサービスを示します。たとえば、WebEx の試験導入を実施し、会社のドメインが WebEx に登録されているが、Jabber ユーザが WebEx を使用して認証することは避けたい場合があります。Jabber はオンプレミス CUP サーバで認証させることにします。この場合、次のように設定します。
複数のサービスを除外するには、カンマ区切りの値を使用します。たとえば、CUP と CUCM を除外するには、EXCLUDED_SERVICEs=CUP,CUCM と指定します。すべてのサービスを除外するには、EXCLUDED_SERVICES=CUP,CUCM,WEBEX と指定します。
すべてのサービスを除外した場合、Jabber クライアントの設定に手動設定またはブートストラップ設定を使用する必要があります。
UPN_DISCOVERY_ENABLED
true
false
クライアントがサービスを検出したときに Windows セッションのユーザ プリンシパル名(UPN)を使用してユーザのユーザ ID とドメインを取得するかどうかを定義できるようにします。インストール コマンドの例:msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi /quiet UPN_DISCOVERY_ENABLED=false
TFTP サーバ アドレス
Cisco Jabber for Windows は、TFTP サーバから 2 つの異なるコンフィギュレーション ファイルを取得します。労力を最小限に抑えるには、Cisco Unified Communications Manager TFTP サービス上でクライアント コンフィギュレーション ファイルをホストする必要があります。すべての設定ファイルに対し TFTP サーバ アドレスを 1 つのみ使用します。必要な場合にそのアドレスを指定できます。
ただし、デバイス設定を含む TFTP サーバとは異なる TFTP サーバでクライアント設定をホストできます。この場合、2 つの異なる TFTP サーバ アドレスを使用します。一方のアドレスは、デバイス設定をホストする TFTP サーバのアドレスで、もう一方のアドレスは、クライアント設定ファイルをホストする TFTP サーバのアドレスです。
共通のインストール引数
次の表は、すべての展開に共通のコマンドライン引数についての説明です。
引数 値 説明 LANGUAGE
Cisco Jabber for Windows で使用される言語のロケール ID(LCID)を 10 進数で定義します。値は、サポートされる言語に対応する、10 進数の LCID でなくてはなりません。
指定可能な言語の完全なリストについては、「言語の LCID」トピックを参照してください。
値を指定しない場合、Cisco Jabber for Windows では現在のユーザの地域言語を使用します。
リリース 11.1(1) 以降では、値を指定しないと、Cisco Jabber for Windows が UseSystemLanguage パラメータの値をチェックします。UseSystemLanguage パラメータが true に設定されている場合は、オペレーティング システムと同じ言語が使用されます。UseSystemLanguage パラメータが false または not defined に設定されている場合、クライアントは現在のユーザの地域言語をデフォルトとして使用します。
地域言語は、[コントロール パネル(Control Panel)] > [地域および言語(Region and Language)] > [日付、時刻、または数字形式の変更(Change the date, time, or number format)] > [形式(Formats)] タブ > [形式(Format)] ドロップダウンで設定します。
FORGOT_PASSWORD_URL
紛失した、または忘れたパスワードをユーザがリセットできる URL を指定します。
(注) クラウドベース展開では、Cisco WebEx 管理ツールを使用して、忘れたパスワードの URL を指定できます。ただし、ユーザがサインインするまで、クライアントはパスワード忘れの URL を取得できません。 AUTOMATIC_SIGN_IN
true
false
リリース 11.1(1) 以降に適用されます。
ユーザがクライアントをインストールしたときに [Cisco Jabber の起動時にサインイン(Sign me in when Cisco Jabber starts)] チェックボックスがオンになるかどうかを指定します。
TFTP_FILE_NAME
グループ コンフィギュレーション ファイルの一意の名前を指定します。
値として、未修飾か完全修飾のファイル名を指定できます。この引数の値として指定したファイル名は、TFTP サーバ上のその他の設定ファイルよりも優先されます。
LOGIN_RESOURCE
複数のクライアント インスタンスへのユーザ サインインを制御します。
デフォルトで、ユーザは同時に Cisco Jabber の複数インスタンスにサインインできます。デフォルトの動作を変更するには、次のいずれかの値を設定します。
WBX:ユーザは、一度に Cisco Jabber for Windows の 1 つのインスタンスにしかサインインできません。
Cisco Jabber for Windows は、ユーザの JID に wbxconnect サフィックスを付加します。ユーザは、wbxconnect サフィックスを使用する他の Cisco Jabber クライアントにサインインできません。
MUT:ユーザは、一度に Cisco Jabber for Windows の 1 つのインスタンスにしかサインインできませんが、同時に他の Cisco Jabber クライアントにサインインできます。
Cisco Jabber for Windows の各インスタンスがユーザの JID に一意のサフィックスを付加します。
LOG_DIRECTORY
Absolute path on the local filesystem
クライアントがログ ファイルを書き込むディレクトリを定義します。
パス内での空白文字を回避するため、次の例のように引用符を使用します。
"C:\my_directory\Log Directory"
指定するパスに、Windows で無効な文字を含めることはできません。
デフォルト値:%USER_PROFILE%\AppData\Local\Cisco\Unified Communications\Jabber\CSF\Logs
CLICK2X
DISABLE
Cisco Jabber で click-to-x 機能を無効にします。
この引数をインストール中に指定すると、クライアントは click-to-x 機能のハンドラとして、オペレーティング システムで登録しません。この引数により、クライアントはインストール中の Microsoft Windows レジストリへの書き込みができなくなります。
クライアントを再インストールし、インストール後にクライアントで click-to-x 機能を有効にするには、この引数を省略します。
ENABLE_PRT
true
false
このパラメータを false に設定しても、ユーザは
ディレクトリ、または Program Files ディレクトリを使用して、問題レポート ツールを手動で起動できます。ユーザが手動で PRT を作成し、このパラメータ値が false に設定されている場合、PRT から作成された zip ファイルにはコンテンツがありません。ENABLE_PRT_ENCRYPTION
true
false
問題レポートの暗号化を有効にします。この引数は PRT_CERTIFICATE_NAME 引数と共に設定する必要があります。PRT の暗号化には、Cisco Jabber 問題レポートの暗号化と復号化のための公開/秘密キー ペアが必要です。
PRT_CERTIFICATE_NAME
Certificate name
[エンタープライズ信頼または信頼できるルート認証局の証明書ストア(Enterprise Trust or Trusted Root Certificate Authorities certificate store)] に公開キーと共に証明書の名前を指定します。証明書の公開キーは、Jabber 問題レポートの暗号化に使用されます。この引数は ENABLE_PRT_ENCRYPTION 引数と共に設定する必要があります。
INVALID_CERTIFICATE_BEHAVIOR
RejectAndNotify
PromptPerSession
無効な証明書に対するクライアントの動作を指定します。
RejectAndNotify:警告ダイアログが表示され、クライアントはロードされません。
PromptPerSession:警告ダイアログが表示され、ユーザは無効な証明書を受け入れるか、または拒否できます。
FIPS モードの無効な証明書の場合、この引数は無視され、クライアントは警告メッセージを表示し、ロードされません。
Telemetry_Enabled
true
false
分析データを収集するかどうかを指定します。デフォルト値は true です。
ユーザ エクスペリエンスと製品パフォーマンスを向上させるために、Cisco Jabber は、個人識別が不可能な利用状況とパフォーマンスに関するデータを収集してシスコに送信する場合があります。収集されたデータは、シスコによって、Jabber クライアントがどのように使用され、どのように役立っているかに関する傾向を把握するために使用されます。
Cisco Jabber が収集する分析データと、収集しない分析データの詳細については、http://www.cisco.com/web/siteassets/legal/privacy_02Jun10.html の「Cisco Jabber Supplement to Cisco’s On-Line Privacy Policy」で確認できます。
LOCATION_MODE
ENABLED
DISABLED
ENABLEDNOPROMPT
ロケーション機能を有効にするかどうか、および新しいロケーションの検出時にユーザに通知するかどうかを指定します。
ENABLE_DPI_AWARE
true
false
DPI 認識を有効にします。
DPI 認識はデフォルトで有効です。DPI 認識を無効にするには、次のコマンドを使用します。msiexec.exe /i CiscoJabberSetup.msi CLEAR=1 ENABLE_DPI_AWARE=false
言語の LCID
次の表に、Cisco Jabber クライアントがサポートするロケール ID(LCID)または言語 ID(LangID)を示します。
サポートされる言語
Cisco Jabber for Windows
Cisco Jabber for Mac
Cisco Jabber for Android、Cisco Jabber for iPhone and iPad
LCID/LangID
アラビア語(サウジアラビア)
X
X
1025
ブルガリア語(ブルガリア)
X
X
1026
カタロニア語(スペイン)
X
X
1027
簡体字中国語(中国)
X
X
X
2052
繁体字中国語(台湾)
X
X
X
1028
クロアチア語(クロアチア)
X
X
1050
チェコ語(チェコ共和国)
X
X
1029
デンマーク語(デンマーク)
X
X
X
1030
オランダ語(オランダ)
X
X
X
1043
英語(米国)
X
X
X
1033
フィンランド語(フィンランド)
X
X
1035
フランス語(フランス)
X
X
X
1036
ドイツ語(ドイツ)
X
X
X
1031
ギリシャ語(ギリシャ)
X
X
1032
ヘブライ語(イスラエル)
X
1037
ハンガリー語(ハンガリー)
X
X
1038
イタリア語(イタリア)
X
X
X
1040
日本語(日本)
X
X
X
1041
韓国語(韓国)
X
X
X
1042
ノルウェー語(ノルウェー)
X
X
2068
ポーランド語(ポーランド)
X
X
1045
ポルトガル語(ブラジル)
X
X
X
1046
ポルトガル語(ポルトガル)
X
X
2070
ルーマニア語(ルーマニア)
X
X
1048
ロシア語(ロシア)
X
X
X
1049
セルビア語
X
X
1050
スロバキア語(スロバキア)
X
X
1051
スロベニア語(スロベニア)
X
X
1060
スペイン語(スペイン(インターナショナル ソート))
X
X
X
3082
スウェーデン語(スウェーデン)
X
X
X
5149
タイ語(タイ)
X
X
1054
トルコ語
X
X
1055
MSI の手動による実行
カスタム インストーラの作成
手順カスタム インストーラを作成するデフォルトのインストール パッケージを変換できます。
(注)
カスタム インストーラは Microsoft Orca を使用して作成します。Microsoft Orca は Microsoft Windows SDK for Windows 7 と .NET Framework 4 の一部として入手できます。
Microsoft の Web サイトから、Microsoft Windows SDK for Windows 7 と .NET Framework 4 をダウンロードしてインストールします。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 デフォルト トランスフォーム ファイルの取得
Microsoft Orca でインストール パッケージを修正するためには、デフォルト トランスフォーム ファイルが必要です。
ステップ 2 カスタム トランスフォーム ファイルの作成
トランスフォームファイルは、インストーラに適用するインストール プロパティが含まれます。
ステップ 3 インストーラの変換
インストーラをカスタマイズするため、トランスフォーム ファイルを適用します。
デフォルト トランスフォーム ファイルの取得
手順
ステップ 1 Cisco.com から Cisco Jabber 管理パッケージをダウンロードします。 ステップ 2 Cisco Jabber 管理パッケージからファイル システムに CiscoJabberProperties.msi をコピーします。
次の作業関連情報
カスタム トランスフォーム ファイルの作成
手順カスタム インストーラを作成するには、変換ファイルを使用します。トランスフォームファイルは、インストーラに適用するインストール プロパティが含まれます。
デフォルト トランスフォーム ファイルは、インストーラを変換するとプロパティの値を指定することができます。1 つのカスタムインストーラを作成する場合、デフォルト トランスフォーム ファイルを使用する必要があります。
任意でカスタム トランスフォーム ファイルを作成できます。カスタム トランスフォーム ファイルでプロパティの値を指定し、インストーラに適用します。
異なるプロパティの値を持つ複数のカスタム インストーラを必要とする場合、カスタム トランスフォーム ファイルを作成します。たとえば、デフォルト言語をフランス語に設定するトランスフォーム ファイルと、デフォルト言語をスペイン語に設定するもう 1 つのトランスフォーム ファイルを作成できます。インストール パッケージに各トランスフォーム ファイルを個別に適用できます。2 つのインストーラを作成したことで、各言語に 1 つのインストーラが作成されます。
ステップ 1 Microsoft Orca を起動します。 ステップ 2 CiscoJabberSetup.msi を開いてから、CiscoJabberProperties.msi を適用します。 ステップ 3 該当するインストーラ プロパティに値を指定します。 ステップ 4 トランスフォーム ファイルを生成して保存します。
作成したトランスフォーム ファイルは、file_name.mst として保存されます。このトランスフォーム ファイルを適用して、CiscoJabberSetup.msi のプロパティを変更できます。
次の作業インストーラの変換
手順インストーラをカスタマイズするため、トランスフォーム ファイルを適用します。
(注)
トランスフォーム ファイルを適用すると、CiscoJabberSetup.msi のデジタル署名が変更されます。CiscoJabberSetup.msi を修正したり、名前を変更しようとすると、署名が完全に削除されます。
ステップ 1 Microsoft Orca を起動します。 ステップ 2 Microsoft Orca で CiscoJabberSetup.msi を開きます。 Microsoft Orca でインストール パッケージが開きます。インストーラのテーブルのリストが [テーブル(Tables)] ペインに表示されます。
ステップ 3 1033(英語)以外のすべての言語コードを削除します。 制約事項:カスタム インストーラから 1033(英語)以外のすべての言語コード削除する必要があります。
Microsoft Orcaでは、デフォルト(1033)以外のいずれの言語ファイルもカスタム インストーラで保持されません。カスタム インストーラからすべての言語コードを削除しない場合、言語が英語以外のオペレーティング システムでインストーラを実行できません。
英語がカスタム インストーラの言語として設定されます。
ステップ 4 トランスフォーム ファイルを適用します。 ステップ 5 [テーブル(Tables)] ペインのテーブルのリストから [プロパティ(Property)] を選択します。 CiscoJabberSetup.msi のプロパティのリストがアプリケーション ウィンドウの右パネルに表示されます。
ステップ 6 必要とするプロパティの値を指定します。
ヒント 値は大文字と小文字を区別します。このマニュアルの値と一致する値であることを確認します。
ヒント CLEAR の値を 1 に設定し、以前のインストールからの既存のブートストラップ ファイルを上書きします。既存のブートストラップ ファイルを上書きしない場合、カスタム インストーラで設定する値は有効ではありません。
ステップ 7 必要のないプロパティを削除します。 設定されていないプロパティを削除するのは重要です。削除しないと、設定されたプロパティが有効になりません。必要ない各プロパティを 1 つずつ削除します。 ステップ 8 カスタム インストーラで埋め込みストリームを保存できるようにします。 ステップ 9 カスタム インストーラを保存します。
関連資料
グループ ポリシーを使用した導入
手順Microsoft Windows Server の Microsoft グループ ポリシー管理コンソール(GPMC)を使用して、グループ ポリシーと一緒に Cisco Jabber for Windows をインストールします。
(注)
グループ ポリシーと一緒に Cisco Jabber for Windows をインストールするには、Cisco Jabber for Window の展開先となるすべてのコンピュータまたはユーザが同じドメイン内に存在している必要があります。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 言語コードの設定
MSI が何らかの形で Orca により変更されている場合のみ、この手順を使用して [言語(Language)] フィールドを 1033 に設定します。
ステップ 2 グループ ポリシーによるクライアントの展開
Cisco Jabber for Windows with Group Policy を導入します。
言語コードの設定
手順インストール言語の変更は、シスコが提供する MSI ファイルを使用するグループ ポリシーの配置シナリオでは必要ではありません。このような状況において、インストール言語は Windows ユーザ ロケール(形式)から決定されます。MSI が何らかの形で Orca により変更されている場合のみ、この手順を使用して [言語(Language)] フィールドを 1033 に設定します。
ステップ 1 Microsoft Orca を起動します。 Microsoft Orca は、Microsoft の Web サイトからダウンロード可能な Microsoft Windows SDK for Windows 7 と .NET Framework 4 の一部として入手できます。
ステップ 2 CiscoJabberSetup.msi を開きます。 ステップ 3 を選択します。 ステップ 4 [言語(Language)] フィールドを見つけます。 ステップ 5 [言語(Languages)] フィールドを 1033 に設定します。 ステップ 6 [OK] を選択します。 ステップ 7 カスタム インストーラで埋め込みストリームを保存できるようにします。 ステップ 8 カスタム インストーラを保存します。
次の作業関連資料
グループ ポリシーによるクライアントの展開
手順
ステップ 1 導入のためのソフトウェア配布ポイントにインストール パッケージをコピーします。 Cisco Jabber for Windows を展開する予定のすべてのコンピュータまたはユーザは、配布ポイント上のインストール パッケージにアクセスできる必要があります。
ステップ 2 を選択し、次のコマンドを入力します。 GPMC.msc[グループ ポリシー管理(Group Policy Management)] コンソールが開きます。
ステップ 3 新しいグループ ポリシー オブジェクトを作成します。
ステップ 4 導入の範囲を設定します。
ステップ 5 インストール パッケージを指定します。
グループ ポリシーによって、次回のコンピュータの起動時にコンピュータごとに Cisco Jabber for Windows がインストールされます。
Cisco Jabber for Windows のアンインストール
インストーラの使用
Cisco Jabber for Mac のインストール
Cisco Jabber for Mac の URL 設定
ユーザが手動でサービス ディスカバリ情報を入力しなくても Cisco Jabber を起動できるようにするには、構成 URL を作成してユーザに配布します。
電子メールで直接、ユーザにリンクを送信するか、Web サイトにリンクを掲載することで、ユーザに構成 URL リンクを提供できます。
URL には次のパラメータを含めて指定できます。
ServicesDomain:必須。すべての構成 URL に Cisco Jabber でのサービス ディスカバリに必要な IM and Presence サーバのドメインを含める必要があります。
VoiceServiceDomain:IM and Presence サーバのドメインが音声サーバのドメインとは異なる、ハイブリッド クラウド ベースのアーキテクチャを展開する場合にのみ必要です。Cisco Jabber が音声サービスを検出できるようにするために、このパラメータを設定します。
ServiceDiscoveryExcludedServices:オプション。サービス ディスカバリ プロセスから次のサービスを除外できます。
カンマで区切った複数の値を指定して、複数のサービスを除外できます。
3 つのサービスをすべて除外した場合、クライアントはサービス ディスカバリを実行せず、手動で接続設定を入力することをユーザに求めます。
ServicesDomainSsoEmailPrompt:任意。ユーザのホーム クラスタを決定する際に、ユーザに対して電子メール プロンプトを表示するかどうかを指定します。
EnablePRTEncryption:任意。PRT ファイルの暗号化を指定します。Cisco Jabber for Macだけに適用されます。
PRTCertificateName:任意。証明書の名前を指定します。Cisco Jabber for Macだけに適用されます。
InvalidCertificateBehavior:任意。無効な証明書に対するクライアントの動作を指定します。
Telephony_Enabled:ユーザに対して電話機能を有効にするかどうかを指定します。デフォルトは true です。
ForceLaunchBrowser:ユーザに外部ブラウザの使用を強制する場合に使用されます。
(注)
ForceLaunchBrowser は、クライアント証明書の展開および Android OS 5.0 よりも前のデバイスに使用されます。
構成 URL は次の形式で作成します。
ciscojabber://provision?ServicesDomain=<domain_for_service_discover> &VoiceServicesDomain=<domain_for_voice_services> &ServiceDiscoveryExcludedServices=<services_to_exclude_from_service_discover> &ServicesDomainSsoEmailPrompt=<ON/OFF>
(注)
パラメータには大文字と小文字の区別があります。構成 URL を作成する際は、次の表記を使用します。例
ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com
ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com &VoiceServicesDomain=alphauk.cisco.com ciscojabber://provision?ServicesDomain=service_domain &VoiceServicesDomain=voiceservice_domain&ServiceDiscoveryExcludedServices=WEBEX ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com &VoiceServicesDomain=alphauk.cisco.com&ServiceDiscoveryExcludedServices=CUCM,CUP ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com &VoiceServicesDomain=alphauk.cisco.com&ServiceDiscoveryExcludedServices=CUCM,CUP &ServicesDomainSsoEmailPrompt=OFFCisco Jabber モバイル クライアントのインストール
手順
ステップ 1 Cisco Jabber for Android をインストールするには、モバイル デバイスで Google Play からアプリケーションをダウンロードします。 ステップ 2 Cisco Jabber for iPhone and iPad をインストールするには、モバイル デバイスで App Store からアプリケーションをダウンロードします。
Cisco Jabber for Android、iPhone、および iPad 用の URL 設定
ユーザが手動でサービス ディスカバリ情報を入力しなくても Cisco Jabber を起動できるようにするには、構成 URL を作成してユーザに配布します。
電子メールで直接、ユーザにリンクを送信するか、Web サイトにリンクを掲載することで、ユーザに構成 URL リンクを提供できます。
URL には次のパラメータを含めて指定できます。
ServicesDomain:必須すべての構成 URL に Cisco Jabber でのサービス ディスカバリに必要な IM and Presence サーバのドメインを含める必要があります。
VoiceServiceDomain:IM and Presence サーバのドメインが音声サーバのドメインとは異なる、ハイブリッド クラウド ベースのアーキテクチャを展開する場合にのみ必要です。Cisco Jabber が音声サービスを検出できるようにするために、このパラメータを設定します。
ServiceDiscoveryExcludedServices:オプションサービス ディスカバリ プロセスから次のサービスを除外できます。
カンマで区切った複数の値を指定して、複数のサービスを除外できます。
3 つのサービスをすべて除外した場合、クライアントはサービス ディスカバリを実行せず、手動で接続設定を入力することをユーザに求めます。
ServicesDomainSsoEmailPrompt:任意。ユーザのホーム クラスタを決定する際に、ユーザに対して電子メール プロンプトを表示するかどうかを指定します。
InvalidCertificateBehavior:任意。無効な証明書に対するクライアントの動作を指定します。
PRTCertificateUrl:信頼できるルート認証局の証明書ストアの公開キーと共に証明書の名前を指定します。Cisco Jabber for iPhone and iPad および Cisco Jabber for Android に適用します。
Telephony_Enabled:ユーザに対して電話機能を有効にするかどうかを指定します。デフォルトは true です。
ForceLaunchBrowser:ユーザに外部ブラウザの使用を強制する場合に使用されます。
(注)
ForceLaunchBrowser は、クライアント証明書の展開および Android OS 5.0 以前のデバイスに使用されます。
構成 URL は次の形式で作成します。
ciscojabber://provision?ServicesDomain=<domain_for_service_discover> &VoiceServicesDomain=<domain_for_voice_services> &ServiceDiscoveryExcludedServices=<services_to_exclude_from_service_discover> &ServicesDomainSsoEmailPrompt=<ON/OFF>
(注)
パラメータには大文字と小文字の区別があります。構成 URL を作成する際は、次の表記を使用します。例
ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com
ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com &VoiceServicesDomain=alphauk.cisco.com ciscojabber://provision?ServicesDomain=service_domain &VoiceServicesDomain=voiceservice_domain&ServiceDiscoveryExcludedServices=WEBEX ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com &VoiceServicesDomain=alphauk.cisco.com&ServiceDiscoveryExcludedServices=CUCM,CUP ciscojabber://provision?ServicesDomain=cisco.com &VoiceServicesDomain=alphauk.cisco.com&ServiceDiscoveryExcludedServices=CUCM,CUP &ServicesDomainSsoEmailPrompt=OFF