この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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目次
この章は、Cisco Unified IP Phone を IP テレフォニー ネットワークに設置する上で役に立ちます。
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Cisco Unified IP Phone を設置する前に、ネットワーク内で電話機をどのように設定するかを決める必要があります。 その後、電話機を設置して機能を確認します。 詳細については、Cisco Unified IP Phone とネットワーク を参照してください |
Cisco Unified IP Phone を Cisco Unified IP Phone エンドポイントとしてネットワークで正常に運用するには、ネットワークが次の要件を満たしている必要があります。
Cisco Unified IP Phone は、コールの処理に Cisco Unified Communications Manager を必要とします。 Cisco Unified Communications Manager を正しくセットアップして、電話機を管理し、コールを適切にルーティングおよび処理するには、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』または Cisco Unified Communications Manager アプリケーションの状況依存ヘルプを参照してください。
自動登録を使用する計画がある場合は、Cisco Unified IP Phone をネットワークに接続する前に、自動登録が Cisco Unified Communications Manager の管理ページで有効になっていて、正しく設定されていることを確認してください。 自動登録の有効化および設定については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』を参照してください。
テレフォニー機能を設定して Cisco Unified IP Phone に割り当てるには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用する必要があります。
Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、ユーザをデータベースに追加したり、ユーザ グループに追加したり、特定の電話機に関連付けたりすることができます。 この手順を完了すると、ユーザはコール転送やボイス メッセージ システム オプションなどの項目を設定する [Cisco Unified CM ユーザ オプション(Cisco Unified CM User Option)] ページにアクセスできるようになります。
Cisco Unified SIP Phone 3905 には、電話機または電話機のアクセサリとして次のコンポーネントがあります。
Cisco Unified SIP Phone 3905 の背面には、次のポートがあります。
各ポートは、外部デバイスとの 10/100 Mbps の半二重/全二重接続をサポートしています。 10 Mbps 接続の場合は、カテゴリ 3/5/5e のいずれのケーブルでも使用できますが、100 Mbps の接続には、カテゴリ 5/5e ケーブルを使用する必要があります。
電話機をネットワークに接続するには、ネットワーク ポートを使用します。 このポートでは、ストレート ケーブルを使用する必要があります。 電話機は、この接続を通じてスイッチからインラインパワーを取得することもできます。 詳細については、Cisco Unified Communications Manager における電話機の追加方法を参照してください。
PC アクセス ポートは、コンピュータなどのネットワーク デバイスを電話機に接続するために使用します。 このポートでは、ストレート ケーブルを使用する必要があります。
ハンドセットは、Cisco Unified IP Phone で使用するために特別に設計されたものです。
ハンドセットを Cisco Unified IP Phone に接続するには、ケーブルの一端をハンドセットに差し込み、反対側の端を電話機背面のハンドセットポートにケーブルを差し込みます。
デフォルトでは、Cisco Unified IP Phone でスピーカーフォンが有効です。
スピーカーを無効にするには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用します。
Cisco Unified IP Phone は、使用する前にネットワークおよび電源に接続する必要があります。 Cisco Unified SIP Phone 3905 背面の接続の詳細については、電話機の接続を参照してください。
ステップ 1 | ハンドセットをハンドセット ポートに接続します。 |
ステップ 2 | 電源をアダプタ ポートに接続します。 ガイドラインについては、Cisco Unified Communications Manager における電話機の追加方法を参照してください。 |
ステップ 3 |
ストレート イーサネット ケーブルを、スイッチから
Cisco Unified SIP Phone 3905 の Network というラベルの付いたネットワーク ポートに接続します。 Cisco Unified IP Phone には、イーサネット ケーブルが 1 箱に 1 本添付されています。 10 Mbps 接続の場合は、カテゴリ 3、5、5e いずれのケーブルも使用できますが、100 Mbps の接続には、カテゴリ 5 または 5e ケーブルを使用する必要があります。 ガイドラインについては、ネットワーク ポートとアクセス ポートを参照してください。 |
ステップ 4 |
ストレート イーサネット ケーブルを使用して、デスクトップ コンピュータなど、他のネットワーク デバイスを Computer というラベルの付いたアクセス ポートに接続します。 別のネットワーク デバイスは、ここで接続しなくても後で接続できます。 10 Mbps 接続の場合は、カテゴリ 3、5、5e いずれのケーブルも使用できますが、100 Mbps の接続には、カテゴリ 5 または 5e ケーブルを使用する必要があります。 ガイドラインについては、ネットワーク ポートとアクセス ポートを参照してください。 |
Cisco Unified SIP Phone 3905 を壁面に取り付けるには、RJ-45 コネクタ用の開口部がある標準の電話用壁面プレートを使用します。 Cisco Unified SIP Phone 3905 を壁面に取り付けるには、Leviton 社製壁面取り付けプレート(Leviton 型式番号:4108W-0SP)を使用することを推奨します。 Cisco Unified SIP Phone 3905 用の壁面取り付けキットの設置については、壁面取り付けに必要なアイテムを参照してください。
ブートアップ時に、電話機の MWI の LED が点灯します。 ブートアップ プロセスが正常に完了すると、LED は消灯し、電話機でコールの準備が整います。 電話機が正常にブートアップした場合は、正常に起動します。 電話機が正常に起動しない場合は、電話スクリーンに通知が表示されます。 詳細については、起動時の問題を参照してください。
ネットワークで DHCP を使用していない場合は、Cisco Unified IP Phone をネットワークに設置した後に、電話機上で次のネットワーク設定値を設定する必要があります。
上記の情報を収集し、Cisco Unified IP Phone の設定を参照してください。