この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章は、次の項で構成されています。
E シリーズ サーバを ISR G2 から Cisco ISR 4451-X に移行する場合、E シリーズ サーバを ISR G2 にインストールしたまま、まず CIMC ファームウェア イメージをリリース 1.0(4.20130322130001) に、そして BIOS ファームウェア イメージをリリース 1.5.0.1 に更新し、その後に Cisco ISR 4451-X に移行します。 CIMC ファームウェアのインストール手順については、Cisco.com の『GUI Configuration Guide for Cisco UCS E-Series Servers Integrated Management Controller』の「CIMC Firmware Management」の章を参照してください。
次の表に、ルータ、E シリーズ サーバ、および Cisco IOS ソフトウェア バージョンに関する情報を表示します。
ルータ |
シングル ワイド E シリーズ サーバ の Cisco IOS ソフトウェア バージョン |
ダブル ワイド E シリーズ サーバ の Cisco IOS ソフトウェア バージョン |
||
---|---|---|---|---|
2911 |
15.2(4)M 以降のバージョン |
— |
||
2921 |
15.2(4)M 以降のバージョン |
15.2(4)M 以降のバージョン
|
||
2951 |
15.2(4)M 以降のバージョン |
15.2(4)M 以降のバージョン
|
||
3925 |
15.2(4)M 以降のバージョン |
15.2(4)M 以降のバージョン |
||
3925e |
15.2(4)M 以降のバージョン |
15.2(4)M 以降のバージョン |
||
3945 |
15.2(4)M 以降のバージョン |
15.2(4)M 以降のバージョン |
||
3945e |
15.2(4)M 以降のバージョン |
15.2(4)M 以降のバージョン |
||
4451 |
3.9S XE 以降のバージョン |
3.9S XE 以降のバージョン |
次の図は、E シリーズ サーバをルータにインストールする方法について説明します。 詳細については、Cisco.com の『Hardware Installation Guide for Cisco UCS E-Series Servers』を参照してください。
E シリーズ サーバを ISR G2 から Cisco ISR 4451-X に移行する場合、E シリーズ サーバを ISR G2 にインストールしたまま、まず CIMC ファームウェア イメージをリリース 1.0(4.20130322130001) に、そして BIOS ファームウェア イメージをリリース 1.5.0.1 に更新し、その後に Cisco ISR 4451-X に移行します。 CIMC ファームウェアのインストール手順については、Cisco.com の『GUI Configuration Guide for Cisco UCS E-Series Servers Integrated Management Controller』の「CIMC Firmware Management」の章を参照してください。
CIMC ファームウェア イメージと BIOS ファームウェア イメージの両方をアップグレードすることを強く推奨します。
CIMC ファームウェアを更新せずに E シリーズ サーバを Cisco ISR 4451-X に移行した場合、E シリーズ サーバは引き続きリセットされます。 ファームウェアのリセットとインストールを停止するには、E シリーズ サーバによる CIMC ファームウェアのリセットおよびアップグレードの停止を参照してください。
CIMC ファームウェアを更新せずに E シリーズ サーバを Cisco ISR 4451-X に移行した場合、E シリーズ サーバは引き続きリセットされます。 この手順を使用して、ファームウェアのリセットおよびインストールを停止します。
(注) |
この手順の一部はルータから実行され、他の手順は E シリーズ サーバから実行されます。 |
E シリーズ サーバのインストールを確認するには、次のいずれかのコマンドを使用します。
物理システム全体の概要を表示するには、show platform コマンドを使用します。
Router# show platform
Chassis type: ISR4451/K9
Slot Type State Insert time (ago)
--------- ------------------- --------------------- -----------------
0 ISR4451/K9 ok 1d01h
0/0 ISR4400-4X1GE ok 1d01h
1 ISR4451/K9 ok 1d01h
1/0 UCS-E160DP-M1/K9 ok 1d01h
2 ISR4451/K9 ok 1d01h
R0 ISR4451/K9 ok, active 1d01h
F0 ISR4451/K9 ok, active 1d01h
P0 XXX-XXXX-XX ok 1d01h
P1 Unknown ps, 1d01h
P2 ACS-4450-FANASSY ok 1d01h
Slot CPLD Version Firmware Version
--------- ------------------- ---------------------
0 12090323 12.2(20120829:165313)
1 12090323 12.2(20120829:165313)
2 12090323 12.2(20120829:165313)
R0 12090323 12.2(20120829:165313)
F0 12090323 12.2(20120829:165313)
ルータが E シリーズ サーバを認識していることを確認するには、show hw-module subslot all oir コマンドを使用します。
Router# show hw-module subslot all oir Module Model Operational Status ------------- -------------------- ------------------------ subslot 0/0 ISR4451-X-4X1GE ok subslot 1/0 UCS-E140S-M1/K9 ok subslot 2/0 UCS-E140S-M1/K9 ok
目次
この章は、次の項で構成されています。
- E シリーズ サーバをルータにインストールする基本的なワークフロー
- ルータ、E シリーズ サーバ、および Cisco IOS ソフトウェア バージョンの互換性の確認
- E シリーズ サーバのルータへのインストール
- E シリーズ サーバによる CIMC ファームウェアのリセットおよびアップグレードの停止
- E シリーズ サーバのインストールの確認
E シリーズ サーバをルータにインストールする基本的なワークフロー
- ルータ、E シリーズ サーバ、およびルータにインストールされた Cisco IOS のソフトウェア バージョンが互換していることを確認します。
- E シリーズ サーバをルータにインストールします。
重要:E シリーズ サーバを ISR G2 から Cisco ISR 4451-X に移行する場合、E シリーズ サーバを ISR G2 にインストールしたまま、まず CIMC ファームウェア イメージをリリース 1.0(4.20130322130001) に、そして BIOS ファームウェア イメージをリリース 1.5.0.1 に更新し、その後に Cisco ISR 4451-X に移行します。 CIMC ファームウェアのインストール手順については、Cisco.com の『GUI Configuration Guide for Cisco UCS E-Series Servers Integrated Management Controller』の「CIMC Firmware Management」の章を参照してください。
- E シリーズ サーバがルータによって正しく検出されることを確認します。
ルータ、E シリーズ サーバ、および Cisco IOS ソフトウェア バージョンの互換性の確認
次の表に、ルータ、E シリーズ サーバ、および Cisco IOS ソフトウェア バージョンに関する情報を表示します。
表 1 ルータ、E シリーズ サーバ、および Cisco IOS バージョンの互換性 ルータ
シングル ワイド E シリーズ サーバ の Cisco IOS ソフトウェア バージョン
ダブル ワイド E シリーズ サーバ の Cisco IOS ソフトウェア バージョン
2911
15.2(4)M 以降のバージョン
—
2921
15.2(4)M 以降のバージョン
15.2(4)M 以降のバージョン
(注) 4 コアのみをサポート
2951
15.2(4)M 以降のバージョン
15.2(4)M 以降のバージョン
(注) 4 コアのみをサポート
3925
15.2(4)M 以降のバージョン
15.2(4)M 以降のバージョン
3925e
15.2(4)M 以降のバージョン
15.2(4)M 以降のバージョン
3945
15.2(4)M 以降のバージョン
15.2(4)M 以降のバージョン
3945e
15.2(4)M 以降のバージョン
15.2(4)M 以降のバージョン
4451
3.9S XE 以降のバージョン
3.9S XE 以降のバージョン
E シリーズ サーバのルータへのインストール
次の図は、E シリーズ サーバをルータにインストールする方法について説明します。 詳細については、Cisco.com の『Hardware Installation Guide for Cisco UCS E-Series Servers』を参照してください。
重要:E シリーズ サーバを ISR G2 から Cisco ISR 4451-X に移行する場合、E シリーズ サーバを ISR G2 にインストールしたまま、まず CIMC ファームウェア イメージをリリース 1.0(4.20130322130001) に、そして BIOS ファームウェア イメージをリリース 1.5.0.1 に更新し、その後に Cisco ISR 4451-X に移行します。 CIMC ファームウェアのインストール手順については、Cisco.com の『GUI Configuration Guide for Cisco UCS E-Series Servers Integrated Management Controller』の「CIMC Firmware Management」の章を参照してください。
CIMC ファームウェア イメージと BIOS ファームウェア イメージの両方をアップグレードすることを強く推奨します。
CIMC ファームウェアを更新せずに E シリーズ サーバを Cisco ISR 4451-X に移行した場合、E シリーズ サーバは引き続きリセットされます。 ファームウェアのリセットとインストールを停止するには、E シリーズ サーバによる CIMC ファームウェアのリセットおよびアップグレードの停止を参照してください。
E シリーズ サーバによる CIMC ファームウェアのリセットおよびアップグレードの停止
手順CIMC ファームウェアを更新せずに E シリーズ サーバを Cisco ISR 4451-X に移行した場合、E シリーズ サーバは引き続きリセットされます。 この手順を使用して、ファームウェアのリセットおよびインストールを停止します。
(注)
この手順の一部はルータから実行され、他の手順は E シリーズ サーバから実行されます。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 Router# hw-module subslot slot/subslot maintenance enable エラー リカバリをディセーブルにします。これにより、E シリーズ サーバのリセットが停止します。
(注) ステップ 1 およびステップ 2 のコマンドは、ルータから入力します。
ステップ 2 Router# hw-module subslot slot/subslot session imc CIMC セッションを開始します。
ステップ 3 Server# scope cimc CIMC コマンド モードを開始します。
(注) ステップ 3 ~ ステップ 8 のコマンドは、E シリーズ サーバから入力します。
ステップ 4 Server/cimc # scope firmware CIMC ファームウェア コマンド モードを開始します。
ステップ 5 Server/cimc/firmware # update tftp-ip-address path-and-filename CIMC ファームウェアの更新を開始します。 サーバは、指定の IP アドレスにある TFTP サーバから、指定のパスとファイル名のアップデート ファームウェアを取得します。
ステップ 6 Server/cimc/firmware # show [detail] 使用可能なファームウェアおよびステータスを表示します。
ステップ 7 Server/cimc/firmware # activate [1 | 2] 選択したイメージをアクティブにします。 イメージ番号が指定されていない場合、サーバは現在非アクティブのイメージをアクティブにします。
ステップ 8 Ctrl+A Ctrl+Q を押します。
CIMC セッションを終了します。
ステップ 9 Router# hw-module subslot slot/subslot maintenance disable エラー リカバリをイネーブルにします。
(注) ステップ 9 およびステップ 10 のコマンドは、ルータから入力します。
ステップ 10 Router# hw-module subslot slot/subslot reload E シリーズ サーバをリロードします。
(注) このリロードは、E シリーズ サーバの電源を再投入します。
E シリーズ サーバのインストールの確認
物理システム全体の概要を表示するには、show platform コマンドを使用します。
Router# show platform Chassis type: ISR4451/K9 Slot Type State Insert time (ago) --------- ------------------- --------------------- ----------------- 0 ISR4451/K9 ok 1d01h 0/0 ISR4400-4X1GE ok 1d01h 1 ISR4451/K9 ok 1d01h 1/0 UCS-E160DP-M1/K9 ok 1d01h 2 ISR4451/K9 ok 1d01h R0 ISR4451/K9 ok, active 1d01h F0 ISR4451/K9 ok, active 1d01h P0 XXX-XXXX-XX ok 1d01h P1 Unknown ps, 1d01h P2 ACS-4450-FANASSY ok 1d01h Slot CPLD Version Firmware Version --------- ------------------- --------------------- 0 12090323 12.2(20120829:165313) 1 12090323 12.2(20120829:165313) 2 12090323 12.2(20120829:165313) R0 12090323 12.2(20120829:165313) F0 12090323 12.2(20120829:165313)
ルータが E シリーズ サーバを認識していることを確認するには、show hw-module subslot all oir コマンドを使用します。
Router# show hw-module subslot all oir Module Model Operational Status ------------- -------------------- ------------------------ subslot 0/0 ISR4451-X-4X1GE ok subslot 1/0 UCS-E140S-M1/K9 ok subslot 2/0 UCS-E140S-M1/K9 ok