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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
E シリーズ サーバが Cisco 4451-X サービス統合型ルータ にインストールされる場合は、このスタートアップ ガイドを使用します。 E シリーズ サーバが Cisco 2900 または 3900 ISR G2 にインストールされる場合は、『Cisco UCS E シリーズ サーバ スタートアップ ガイド リリース 1.0』を使用します。
この章は、次の項で構成されています。
Cisco UCS E-Series Servers(E シリーズ サーバ)は、次世代の Cisco UCS Express サーバです。 E シリーズ サーバは、サイズ効率、重量効率、電力効率に優れたブレード サーバのファミリであり、Generation 2 Cisco Integrated Services Router(ISR G2)およびCisco 4451-X サービス統合型ルータ(Cisco ISR 4451-X)に収容されます。 これらのサーバは、オペレーティング システム(Microsoft Windows や Linux など)上でベアメタルとして、あるいはハイパーバイザ(VMware vSphere Hypervisor™、Microsoft Hyper-V、Citrix XenServer など)上で仮想マシンとして導入される、ブランチオフィス アプリケーション向けの汎用コンピューティング プラットフォームを提供します。
次の図に、ハイパーバイザを使用した E シリーズ サーバの導入例を示します。
1 |
クライアント デバイス |
4 |
E シリーズ サーバ上にホストされた仮想マシン(ハイパーバイザが E シリーズ サーバ上で動作している場合のみ) |
2 |
E シリーズ サーバ 管理コンソール |
5 |
エンタープライズ ストレージ デバイス |
3 |
ハイパーバイザまたはベアメタル オペレーティング システムを実行している Cisco 2900、3900、またはCisco ISR 4451-XとE シリーズ サーバ |
(注) |
サポートされているE シリーズ サーバおよび ISR ごとにインストールできるE シリーズ サーバの最大数については、『Release Notes for Cisco UCS E-Series Servers』の「ハードウェアの要件」の項を参照してください。 |
E シリーズ サーバには、3 つの主要なソフトウェア システムが必要です。
次の図は、ソフトウェアと E シリーズ サーバの関係を示しています。
Cisco Integrated Management Controller (CIMC) は、E シリーズ サーバ のマザーボードに組み込まれている別の管理モジュールです。 専用の ARM ベースのプロセッサが(メイン サーバ CPU から独立して)CIMC ファームウェアを実行します。 システムには、現行バージョンの CIMC ファームウェアが付属しています。 CIMC ファームウェアは更新可能ですが、初期インストールは必要ありません。
CIMC は、E シリーズ サーバ用の管理サービスです。 Web ベースの GUI または SSH ベースの CLI を使用して、サーバにアクセスし、サーバを設定、管理、モニタできます。
BIOS は、システム内のハードウェアを初期化し、ブート可能なデバイスを検出し、それらを指定された順序でブートします。 オペレーティング システムを起動したり、オペレーティング システムが使用するハードウェアを設定したりします。 使いやすい BIOS 管理機能により、ハードウェアを操作したり、使用したりできます。 他にも BIOS では、システムを設定したり、ファームウェアを管理したり、BIOS エラー レポートを作成したりすることもできます。
システムには、現行バージョンの BIOS ファームウェアが付属しています。 BIOS ファームウェアは更新可能ですが、初期インストールは必要ありません。
メイン サーバ CPU は、オペレーティング システム(Microsoft Windows や Linux など)上またはハイパーバイザ上で動作します。 Microsoft Windows Server または VMware vSphere Hypervisor™ がプレインストールされている E シリーズ サーバを購入することも、独自のプラットフォームをインストールすることもできます。
(注) |
E シリーズ サーバでテストされたプラットフォームについては、『Release Notes for Cisco UCS E-Series Servers』の「Software Requirements」の項を参照してください。 |
次の表に、E シリーズ サーバ で使用される管理インターフェイスを示します。
管理インターフェイス |
説明 |
---|---|
Cisco IOS CLI |
ホスト ルータと E シリーズ サーバ を設定します。 |
CIMC GUI |
E シリーズ サーバ のアクセス、設定、管理、およびモニタに使用される Web ベースの GUI。 |
CIMC CLI |
E シリーズ サーバ のアクセス、設定、管理、およびモニタに使用される SSH ベースの CLI。 |
SNMP |
サーバ設定およびステータスを表示し、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)を通じて障害およびアラート情報を送信します。 |
E シリーズ サーバ は次のオプションで提供されます。
オプション 1:オペレーティング システムまたはハイパーバイザが事前にインストールされていない E シリーズ サーバ
オプション 2:Microsoft Windows Server が事前にインストールされた E シリーズ サーバ
E シリーズ サーバ を購入するときに、イネーブルにしておきたい RAID オプションを選択できます。
(注) |
このオプションを購入すると、Microsoft Windows Server ライセンスが事前にアクティベートされます。 |
オプション 3:VMware vSphere Hypervisor™ が事前にインストールされた E シリーズ サーバ
(注) |
事前にインストールされている VMware vSphere Hypervisor™ のデフォルト ユーザ名は root です。この名前は変更できません。また、デフォルト パスワードは password です。 ログイン後に、パスワードを変更することを推奨します。 |
次の図に、E シリーズ サーバ のオプションを示します。
次の図は、オプション 1(E シリーズ サーバオペレーティング システムまたはハイパーバイザの事前インストールなし)の基本的なワークフローを示しています。
次の手順は、オプション 1(ハードウェアのみ。E シリーズ サーバオペレーティング システムまたはハイパーバイザの事前インストールなし)を購入した場合に実行する必要があるタスクの参照先を示しています。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | E シリーズ サーバをルータにインストールします。 |
E シリーズ サーバのルータへのインストールを参照してください。 |
ステップ 2 | CIMC アクセス用の CIMC IP アドレスを設定します。 | CIMC アクセスの設定を参照してください。 |
ステップ 3 | CIMC にアクセスします。 | CIMC へのアクセスを参照してください。 |
ステップ 4 | RAID を設定し、ディスク ドライブをブート可能にします。 | RAID の管理を参照してください。 |
ステップ 5 | オペレーティング システムをインストールし、必要に応じてドライバをインストールします。 | オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストールを参照してください。 |
ステップ 6 | ルータと E シリーズ サーバ間の内部接続を設定します。 | ルータを経由するトラフィックにするかどうかを応じて、次のいずれかを実行します。
|
次の手順は、オプション 2(E シリーズ サーバオペレーティング システムまたはハイパーバイザの事前インストールあり)を購入した場合に実行する必要があるタスクの参照先を示しています。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | E シリーズ サーバをルータにインストールします。 |
E シリーズ サーバのルータへのインストールを参照してください。 |
ステップ 2 | CIMC アクセス用の CIMC IP アドレスを設定します。 | CIMC アクセスの設定を参照してください。 |
ステップ 3 | ルータと E シリーズ サーバ間の内部接続を設定します。 | ルータを経由するトラフィックにするかどうかを応じて、次のいずれかを実行します。
|
ステップ 4 | CIMC にアクセスし、CIMC から Microsoft Windows Server にアクセスします。 | CIMC へのアクセスを参照してください。 |
次の手順は、オプション 3(E シリーズ サーバVMware vSphere Hypervisor™ の事前インストールあり)を購入した場合に実行する必要があるタスクの参照先を示しています。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | E シリーズ サーバをルータにインストールします。 |
E シリーズ サーバのルータへのインストールを参照してください。 |
ステップ 2 | CIMC アクセス用の CIMC IP アドレスを設定します。 | CIMC アクセスの設定を参照してください。 |
ステップ 3 | ルータと E シリーズ サーバ間の内部接続を設定します。 | ルータを経由するトラフィックにするかどうかを応じて、次のいずれかを実行します。
|
ステップ 4 | CIMC にアクセスし、CIMC から VMware vSphere Hypervisor™ にアクセスします。 | CIMC へのアクセスを参照してください。 |
次に、このガイドで使用される共通用語をまとめます。
用語 |
説明 |
---|---|
CIMC |
Cisco Integrated Management Controller CIMC は、E シリーズ サーバ用の管理サービスです。 CIMC はサーバ内で動作します。 CIMC を使用して別のサーバへのアクセス、設定、管理、およびモニタを行えます。 |
CLI |
コマンドライン インターフェイス。 |
IMC |
Integrated Management Controller. IMC は Cisco IOS コマンドによって CIMC を設定するときに使用されます。 |
BMC |
ボード管理コントローラ。 |
LOM |
オンボード LAN 共有 LOM インターフェイスは CIMC アクセスを設定するために使用されます。 |
RAID |
Redundant Array of Inexpensive Disks RAID は E シリーズ サーバ データ ファイルを保存するために使用されます。 |
目次
- Cisco UCS E シリーズ サーバの概要
- Cisco UCS E シリーズ サーバの概要
- サーバ ソフトウェア
- E シリーズ サーバの管理
- E シリーズ サーバ オプション
- オプション 1(オペレーティング システムまたはハイパーバイザが事前にインストールされていない E シリーズ サーバ)の基本的なワークフロー
- オプション 2(オペレーティング システムまたはハイパーバイザが事前にインストールされている E シリーズ サーバ)の基本的なワークフロー
- オプション 3(VMware vSphere Hypervisor が事前にインストールされている E シリーズ サーバ)の基本的なワークフロー
- このガイドで使用される共通用語
重要:E シリーズ サーバが Cisco 4451-X サービス統合型ルータ にインストールされる場合は、このスタートアップ ガイドを使用します。 E シリーズ サーバが Cisco 2900 または 3900 ISR G2 にインストールされる場合は、『Cisco UCS E シリーズ サーバ スタートアップ ガイド リリース 1.0』を使用します。
この章は、次の項で構成されています。
Cisco UCS E シリーズ サーバの概要
Cisco UCS E-Series Servers(E シリーズ サーバ)は、次世代の Cisco UCS Express サーバです。 E シリーズ サーバは、サイズ効率、重量効率、電力効率に優れたブレード サーバのファミリであり、Generation 2 Cisco Integrated Services Router(ISR G2)およびCisco 4451-X サービス統合型ルータ(Cisco ISR 4451-X)に収容されます。 これらのサーバは、オペレーティング システム(Microsoft Windows や Linux など)上でベアメタルとして、あるいはハイパーバイザ(VMware vSphere Hypervisor™、Microsoft Hyper-V、Citrix XenServer など)上で仮想マシンとして導入される、ブランチオフィス アプリケーション向けの汎用コンピューティング プラットフォームを提供します。
次の図に、ハイパーバイザを使用した E シリーズ サーバの導入例を示します。
図 1. ハイパーバイザを使用した E シリーズ サーバの導入例
1
クライアント デバイス
4
E シリーズ サーバ上にホストされた仮想マシン(ハイパーバイザが E シリーズ サーバ上で動作している場合のみ)
2
E シリーズ サーバ 管理コンソール
5
エンタープライズ ストレージ デバイス
3
ハイパーバイザまたはベアメタル オペレーティング システムを実行している Cisco 2900、3900、またはCisco ISR 4451-XとE シリーズ サーバ
(注)
サポートされているE シリーズ サーバおよび ISR ごとにインストールできるE シリーズ サーバの最大数については、『Release Notes for Cisco UCS E-Series Servers』の「ハードウェアの要件」の項を参照してください。
サーバ ソフトウェア
CIMC ファームウェア
Cisco Integrated Management Controller (CIMC) は、E シリーズ サーバ のマザーボードに組み込まれている別の管理モジュールです。 専用の ARM ベースのプロセッサが(メイン サーバ CPU から独立して)CIMC ファームウェアを実行します。 システムには、現行バージョンの CIMC ファームウェアが付属しています。 CIMC ファームウェアは更新可能ですが、初期インストールは必要ありません。
CIMC は、E シリーズ サーバ用の管理サービスです。 Web ベースの GUI または SSH ベースの CLI を使用して、サーバにアクセスし、サーバを設定、管理、モニタできます。
BIOS ファームウェア
BIOS は、システム内のハードウェアを初期化し、ブート可能なデバイスを検出し、それらを指定された順序でブートします。 オペレーティング システムを起動したり、オペレーティング システムが使用するハードウェアを設定したりします。 使いやすい BIOS 管理機能により、ハードウェアを操作したり、使用したりできます。 他にも BIOS では、システムを設定したり、ファームウェアを管理したり、BIOS エラー レポートを作成したりすることもできます。
システムには、現行バージョンの BIOS ファームウェアが付属しています。 BIOS ファームウェアは更新可能ですが、初期インストールは必要ありません。
オペレーティング システムまたはハイパーバイザ
メイン サーバ CPU は、オペレーティング システム(Microsoft Windows や Linux など)上またはハイパーバイザ上で動作します。 Microsoft Windows Server または VMware vSphere Hypervisor™ がプレインストールされている E シリーズ サーバを購入することも、独自のプラットフォームをインストールすることもできます。
(注)
E シリーズ サーバでテストされたプラットフォームについては、『Release Notes for Cisco UCS E-Series Servers』の「Software Requirements」の項を参照してください。
E シリーズ サーバ オプション
E シリーズ サーバ は次のオプションで提供されます。
オプション 1:オペレーティング システムまたはハイパーバイザが事前にインストールされていない E シリーズ サーバ
オプション 2:Microsoft Windows Server が事前にインストールされた E シリーズ サーバ
E シリーズ サーバ を購入するときに、イネーブルにしておきたい RAID オプションを選択できます。
(注)
このオプションを購入すると、Microsoft Windows Server ライセンスが事前にアクティベートされます。
オプション 3:VMware vSphere Hypervisor™ が事前にインストールされた E シリーズ サーバ
E シリーズ サーバ を購入するときに、イネーブルにしておきたい RAID オプションを選択できます。
(注)
事前にインストールされている VMware vSphere Hypervisor™ のデフォルト ユーザ名は root です。この名前は変更できません。また、デフォルト パスワードは password です。 ログイン後に、パスワードを変更することを推奨します。
次の図に、E シリーズ サーバ のオプションを示します。
- オプション 1(オペレーティング システムまたはハイパーバイザが事前にインストールされていない E シリーズ サーバ)の基本的なワークフロー
- オプション 2(オペレーティング システムまたはハイパーバイザが事前にインストールされている E シリーズ サーバ)の基本的なワークフロー
- オプション 3(VMware vSphere Hypervisor が事前にインストールされている E シリーズ サーバ)の基本的なワークフロー
オプション 1(オペレーティング システムまたはハイパーバイザが事前にインストールされていない E シリーズ サーバ)の基本的なワークフロー
手順次の図は、オプション 1(E シリーズ サーバオペレーティング システムまたはハイパーバイザの事前インストールなし)の基本的なワークフローを示しています。
次の手順は、オプション 1(ハードウェアのみ。E シリーズ サーバオペレーティング システムまたはハイパーバイザの事前インストールなし)を購入した場合に実行する必要があるタスクの参照先を示しています。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 E シリーズ サーバをルータにインストールします。
E シリーズ サーバのルータへのインストールを参照してください。
ステップ 2 CIMC アクセス用の CIMC IP アドレスを設定します。 CIMC アクセスの設定を参照してください。
ステップ 3 CIMC にアクセスします。 CIMC へのアクセスを参照してください。
ステップ 4 RAID を設定し、ディスク ドライブをブート可能にします。 RAID の管理を参照してください。 ステップ 5 オペレーティング システムをインストールし、必要に応じてドライバをインストールします。 オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストールを参照してください。 ステップ 6 ルータと E シリーズ サーバ間の内部接続を設定します。 ルータを経由するトラフィックにするかどうかを応じて、次のいずれかを実行します。
アプリケーションまたはオペレーティング システムに対するトラフィックをルータ経由にしない場合、サーバのホスト オペレーティング システムを使用して E シリーズ サーバの外部 GE2 または GE3 インターフェイスを設定します。
アプリケーションまたはオペレーティング システムに対するトラフィックをルータ経由にする場合、Cisco IOS CLI を使用して、ルータと E シリーズ サーバ間の内部接続を設定します。 ルータと E シリーズ サーバ間の接続の設定を参照してください。
オプション 2(オペレーティング システムまたはハイパーバイザが事前にインストールされている E シリーズ サーバ)の基本的なワークフロー
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 E シリーズ サーバをルータにインストールします。
E シリーズ サーバのルータへのインストールを参照してください。
ステップ 2 CIMC アクセス用の CIMC IP アドレスを設定します。 CIMC アクセスの設定を参照してください。
ステップ 3 ルータと E シリーズ サーバ間の内部接続を設定します。 ルータを経由するトラフィックにするかどうかを応じて、次のいずれかを実行します。
アプリケーションまたはオペレーティング システムに対するトラフィックをルータ経由にしない場合、サーバのホスト オペレーティング システムを使用して E シリーズ サーバの外部 GE2 または GE3 インターフェイスを設定します。
アプリケーションまたはオペレーティング システムに対するトラフィックをルータ経由にする場合、Cisco IOS CLI を使用して、ルータと E シリーズ サーバ間の内部接続を設定します。 ルータと E シリーズ サーバ間の接続の設定を参照してください。
ステップ 4 CIMC にアクセスし、CIMC から Microsoft Windows Server にアクセスします。 CIMC へのアクセスを参照してください。
オプション 3(VMware vSphere Hypervisor が事前にインストールされている E シリーズ サーバ)の基本的なワークフロー
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 E シリーズ サーバをルータにインストールします。
E シリーズ サーバのルータへのインストールを参照してください。
ステップ 2 CIMC アクセス用の CIMC IP アドレスを設定します。 CIMC アクセスの設定を参照してください。
ステップ 3 ルータと E シリーズ サーバ間の内部接続を設定します。 ルータを経由するトラフィックにするかどうかを応じて、次のいずれかを実行します。
アプリケーションまたはオペレーティング システムに対するトラフィックをルータ経由にしない場合、サーバのホスト オペレーティング システムを使用して E シリーズ サーバの外部 GE2 または GE3 インターフェイスを設定します。
アプリケーションまたはオペレーティング システムに対するトラフィックをルータ経由にする場合、Cisco IOS CLI を使用して、ルータと E シリーズ サーバ間の内部接続を設定します。 ルータと E シリーズ サーバ間の接続の設定を参照してください。
ステップ 4 CIMC にアクセスし、CIMC から VMware vSphere Hypervisor™ にアクセスします。 CIMC へのアクセスを参照してください。
このガイドで使用される共通用語
次に、このガイドで使用される共通用語をまとめます。
表 2 共通用語 用語
説明
CIMC
Cisco Integrated Management Controller
CIMC は、E シリーズ サーバ用の管理サービスです。 CIMC はサーバ内で動作します。 CIMC を使用して別のサーバへのアクセス、設定、管理、およびモニタを行えます。
CLI
コマンドライン インターフェイス。
IMC
Integrated Management Controller.
IMC は Cisco IOS コマンドによって CIMC を設定するときに使用されます。
BMC
ボード管理コントローラ。
LOM
オンボード LAN
共有 LOM インターフェイスは CIMC アクセスを設定するために使用されます。
RAID
Redundant Array of Inexpensive Disks
RAID は E シリーズ サーバ データ ファイルを保存するために使用されます。