バックアップと復元について
災害から回復する能力は、システム保守計画の重要な部分を占めます。災害復旧計画の一環として、セキュアなリモートの場所への定期的なバックアップを実行することをお勧めします。
バックアップの内容
デバイスバックアップは常に設定のみです。Management Center のバックアップは次のとおりです。
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バックアップタイプ |
バックアップされる |
バックアップされない |
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設定 |
ほとんどの設定がバックアップされます。 マルチドメイン展開では、設定をバックアップする必要があります。イベントまたは TID データのみをバックアップすることはできません。 |
次の設定はバックアップされないため、復元後に再設定する必要があります。
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イベント |
Firewall Management Center データベース内のすべてのイベント。 |
侵入イベントのレビューステータスはバックアップされません。復元された侵入イベントは、[確認済みイベント(Reviewed Events)] ページには表示されません。 |
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Threat Intelligence Director(TID)データ。 |
詳細については、Cisco Secure Firewall Management Center デバイス構成ガイドの「About Backing Up and Restoring Threat Intelligence Director Data」を参照してください。 |
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レポート |
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Firewall Management Center に保存されているレポートは、 バックアップの一部としてバックアップされません。レポートは、安全なリモートロケーションに保存する必要があります。 |
復元の内容
設定を復元すると、ごくわずかの例外を除いて、バックアップされたすべての設定が上書きされます。Firewall Management Center では、イベントおよび TID データを復元すると、侵入イベントを除くすべての既存のイベントおよび TID データが上書きされます。
次のことを理解して計画してください。
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上記のように、バックアップされていないものは復元できません。
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VPN 証明書の復元は失敗します。
Firewall Threat Defense 復元プロセスでは、VPN 証明書およびすべての VPN 設定が Firewall Threat Defense デバイスから削除されます。これには、バックアップの作成後に追加された証明書も含まれます。Firewall Threat Defense デバイスを復元した後に、すべての VPN 証明書を再追加/再登録し、デバイスを再展開する必要があります。
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設定済みの Firewall Management Center への復元:工場出荷時または再イメージ化された状態に復元されるのではなく、侵入イベントおよびファイル リストがマージされます。
Firewall Management Center のイベント復元プロセスでは、侵入イベントは上書きされません。代わりに、バックアップ内の侵入イベントがデータベースに追加されます。重複を避けるには、復元する前に既存の侵入イベントを削除してください。
Firewall Management Center の設定復元プロセスでは、マルウェア防御 で使用されるクリーンおよびカスタム検出ファイルリストは上書きされません。代わりに、既存のファイルリストとバックアップ内のファイルリストがマージされます。ファイルリストを置き換えるには、復元する前に既存のファイルリストを削除してください。
オンデマンドバックアップ
Firewall Management Center から、Firewall Management Center および多数の Firewall Threat Defense デバイスでオンデマンド バックアップを実行できます。
詳細については、「Firewall Management Center または管理対象デバイスのバックアップ」を参照してください。
スケジュール バックアップ
Firewall Management Center でスケジューラを使用して、バックアップを自動化することができます。Firewall Management Center からデバイスのリモートバックアップをスケジュールすることもできます。
Firewall Management Center のセットアッププロセスでは、設定のみのバックアップを毎週ローカルに保存するようにスケジュールされます。これは、オフサイトのフルバックアップの代わりにはなりません。初期設定が完了したら、スケジュールされたタスクを確認し、組織のニーズに合わせて調整する必要があります。
詳細については、「スケジュール バックアップ」を参照してください。
バックアップファイルの保存
バックアップはローカルに保存することができます。ただし、NFS、SMB、または SSHFS ネットワークボリュームをリモートストレージとしてマウントして、Firewall Management Center および管理対象デバイスを安全なリモートロケーションにバックアップすることをお勧めします。これを実行すると、その後のすべてのバックアップがそのボリュームにコピーされますが、引き続き Firewall Management Center を使用してそれらを管理することができます。
詳細については、「リモート ストレージ デバイス」および「バックアップとリモートストレージの管理」を参照してください。
バックアップからの復元
[バックアップ管理(Backup Management)] ページから Firewall Management Center を復元できます。Firewall Threat Defense デバイスを復元するには、Firewall Threat Defense CLI を使用する必要があります。ただし、SD カードと [Reset] ボタンを使用する ISA 3000 ゼロタッチ復元は除きます。
詳細については、「Firewall Management Center および管理対象デバイスの復元」を参照してください。



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