show コマンド出力リダイレクションについて
この機能では Cisco IOS CLI の show コマンドを強化し、後から参照するために大量のデータ出力をファイルに直接書き込むことができます。このファイルはフラッシュ、SAN ディスク、あるいは外部メモリ デバイスなどのローカルまたはリモート ストレージ デバイスに保存できます。
発行される各 show コマンドにつき、新しいファイルを作成したり、出力を既存のファイルに追加したりできます。オプションで、tee キーワードを使用して、ファイルにリダイレクトしながらコマンド出力を画面表示できます。リダイレクトは、次の キーワードと組み合わせて、任意の show コマンドに続けてパイプ(| )文字を使用すると実行できます。
出力リダイレクション キーワード:
キーワード |
使用法 |
---|---|
append |
URL(アペンド動作をサポートしている URL のみ)にリダイレクト出力をアペンドします |
begin |
一致する行から開始します |
count |
regexp に一致する行数をカウント |
exclude |
一致する行を除外 |
format |
指定されたスペック ファイルを使用して出力をフォーマットします |
include |
一致する行を含める |
redirect |
URL に出力をリダイレクトします |
tee |
URL に出力をコピーします |
これらの拡張は more コマンドにも追加できます。