この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
シスコは世界中のユーザにそれぞれの言語でサポート コンテンツを提供するために、機械と人による翻訳を組み合わせて、本ドキュメントを翻訳しています。ただし、最高度の機械翻訳であっても、専門家による翻訳のような正確性は確保されません。シスコは、これら翻訳の正確性について法的責任を負いません。原典である英語版(リンクからアクセス可能)もあわせて参照することを推奨します。
このドキュメントでは、Cisco IOS®システムソフトウェアが稼働するCatalystスイッチでVLANを作成する方法について説明します。
シスコでは、このセクション内の情報についての知識があることを推奨します。
VLAN は、物理的な距離とは無関係に、1 つまたは複数のスイッチにわたる論理的なブロードキャスト ドメインを作成するためのメカニズムです。この機能は、ブロードキャスト ドメインのサイズを縮小したり、複数のグループやユーザを、物理的に同じ場所に配置することなく論理的にグループ化したりする場合に役立ちます。
VLAN を作成するためには、次の項目の設定方法を決定する必要があります。
スイッチ上で、どの VLAN Trunk Protocol ドメイン名と VTP モードを使用するか
スイッチのどのポートが、どの VLAN に属するか
VLAN 間で通信する必要があるか、または VLAN を互いに切り離すか
VLAN 間の通信が必要な場合は、外部のシスコ製ルータや内部のルータ モジュールなど、レイヤ 3 のルーティング デバイスを使用する必要があります。次に例を示します。
スーパーバイザ エンジン I およびスーパーバイザ エンジン II を搭載する Catalyst 4500/4000 スイッチ用の WS-X4232-Layer 3 カード
Catalyst 6500/6000 スイッチ用の Multilayer Switch Module(MSM; マルチレイヤ スイッチ モジュール)または Multilayer Switch Feature Card(MSFC; マルチレイヤ スイッチ フィーチャ カード)
一部のスイッチでは、インター VLAN ルーティングを行うためのサポートがソフトウェアとハードウェアに組み込まれています。インター VLAN ルーティングでは、外部のデバイス、モジュール、またはドーター カードは必要ありません。そのようなスイッチの例を次に示します。
スーパーバイザ エンジン 720 を搭載した Catalyst 3550/3750/6500
Supervisor Engine II+、Supervisor Engine III、およびSupervisor Engine IVを搭載したCatalyst 4500
MSFC、RSM、RSFC、または外部ルータにおけるインター VLAN ルーティングの設定についての詳細は、次のドキュメントを参照してください。
注:このドキュメントでは、コンソールまたは Telnet アクセスを通じてスイッチへの基本的な接続が確立されていることを前提としています。スイッチへの基本的な接続を確立する方法の詳細については、次のドキュメントを参照してください。
このドキュメントの情報は、次のハードウェアとソフトウェアのバージョンに基づいています。
Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0(5.x)XU が稼働している Catalyst 3524XL スイッチ
Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.1(13)EW1 が稼働し、スーパーバイザ エンジン IV(WS-X4515)が装着された Catalyst 4507 スイッチ
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
このドキュメントの情報は、Cisco IOSが稼働する次のCatalystスイッチや他のCatalystスイッチでも使用できます。
Catalyst 4500/4000/2948G/2980G/4912G スイッチ
Catalyst 6500/6000 シリーズ スイッチ
Catalyst 2900XL/3500XL/2950/3550/3750 スイッチ
このドキュメントでは、Cisco IOS®システムソフトウェアが稼働するCatalystスイッチでVLANを作成する方法について説明します。各セクションのコマンド例では、それぞれのセクションで、1 台の Catalyst スイッチの設定が使用されています。
注:表示される出力は、このセクションで表示される一部のコマンド出力とは異なる場合があります。この違いは、スイッチのモデルによるものです。
VLAN を作成するには、次の手順を実行します。
ネットワークで VTP を使用するかどうかを決定します。
VTP を使用すると、1 台のスイッチで設定変更を一元的に行い、その変更内容をネットワーク上の他のスイッチすべてに自動的に送信できます。Catalyst 2900XL、3500XL、2950、2970、および 2940 スイッチのデフォルトの VTP モードはサーバ モードです。VTP についての詳細は、「VLAN Trunk Protocol(VTP)について」を参照してください。
注:XLシリーズスイッチのVTPステータスを確認するには、show vtp statusコマンドを発行します。
3524XL#show vtp status VTP Version : 2 Configuration Revision : 0 Maximum VLANs supported locally : 254 Number of existing VLANs : 5 VTP Operating Mode : Server !--- This is the default mode. VTP Domain Name : VTP Pruning Mode : Disabled VTP V2 Mode : Disabled VTP Traps Generation : Disabled MD5 digest : 0xBF 0x86 0x94 0x45 0xFC 0xDF 0xB5 0x70 Configuration last modified by 0.0.0.0 at 0-0-00 00:00:00
VTP ドメインの設定と確認が済んだら、スイッチでの VLAN の作成を開始します。
デフォルトでは、すべてのポートに対して VLAN は 1 つだけです。この VLAN を default と呼びます。VLAN 1 は名前の変更も削除もできません。
VLAN の情報を確認するには、show vlan コマンドを発行します。
3524XL#show vlan VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ------------------------------- 1 default active Fa0/1, Fa0/2, Fa0/3, Fa0/4, Fa0/5, Fa0/6, Fa0/7, Fa0/8, Fa0/9, Fa0/10, Fa0/11, Fa0/12, Fa0/13, Fa0/14, Fa0/15, Fa0/16, Fa0/17, Fa0/18, Fa0/19, Fa0/20, Fa0/21, Fa0/22, Fa0/23, Fa0/24, Gi0/1, Gi0/2 1002 fddi-default active 1003 token-ring-default active 1004 fddinet-default active 1005 trnet-default active VLAN Type SAID MTU Parent RingNo BridgeNo Stp BrdgMode Trans1 Trans2 ---- ----- ---------- ----- ------ ------ -------- ---- -------- ------ ------ 1 enet 100001 1500 - - - - - 1002 1003 1002 fddi 101002 1500 - - - - - 1 1003 1003 tr 101003 1500 1005 0 - - srb 1 1002 1004 fdnet 101004 1500 - - 1 IBM - 0 0 1005 trnet 101005 1500 - - 1 IBM - 0 0
別の VLAN を作成するには、特権モードで次の一連のコマンドを使用します。
3524XL#vlan database !--- You must enter into VLAN database in order to configure any VLAN. 3524XL(vlan)#vtp server Device mode already VTP SERVER. !--- You can skip this command if the switch is already in server mode and you
!--- want the switch to be in server mode.
注:スイッチがVLANを作成できるのは、VTPサーバモードまたはVTPトランスペアレントモードの場合だけです。VTP についての詳細は、「VLAN Trunk Protocol(VTP)について」を参照してください。
524XL(vlan)#vlan ? <1-1005> ISL VLAN index 3524XL(vlan)#vlan 2 ? are Maximum number of All Route Explorer hops for this VLAN backupcrf Backup CRF mode of the VLAN bridge Bridging characteristics of the VLAN media Media type of the VLAN mtu VLAN Maximum Transmission Unit name Ascii name of the VLAN parent ID number of the Parent VLAN of FDDI or Token Ring type VLANs ring Ring number of FDDI or Token Ring type VLANs said IEEE 802.10 SAID state Operational state of the VLAN ste Maximum number of Spanning Tree Explorer hops for this VLAN stp Spanning tree characteristics of the VLAN tb-vlan1 ID number of the first translational VLAN for this VLAN (or zero if none) tb-vlan2 ID number of the second translational VLAN for this VLAN (or zero if none) 3524XL(vlan)#vlan 2 name ? WORD The ASCII name for the VLAN 3524XL(vlan)#vlan 2 name cisco_vlan_2 VLAN 2 added: Name: cisco_vlan_2 3524XL(vlan)#exit !--- You must exit from the VLAN database in order for the changes
!--- to be committed. APPLY completed. Exiting.... 3524XL#
注:スイッチがサポートする数よりも多くのVLANを学習または通過させようとすると、VTPモードがクライアントモードから透過モードに変わる可能性があります。クライアントモードで動作するスイッチが、サーバ モードのスイッチが送信するのと同数の VLAN をサポートすることを常に確認してください。
VLAN が作成されたことを確認するには、show vlan コマンドを発行します。
3524XL#show vlan VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ------------------------------- 1 default active Fa0/1, Fa0/2, Fa0/3, Fa0/4, Fa0/5, Fa0/6, Fa0/7, Fa0/8, Fa0/9, Fa0/10, Fa0/11, Fa0/12, Fa0/13, Fa0/14, Fa0/15, Fa0/16, Fa0/17, Fa0/18, Fa0/19, Fa0/20, Fa0/21, Fa0/22, Fa0/23, Fa0/24, Gi0/1, Gi0/2 2 cisco_vlan_2 active 1002 fddi-default active 1003 token-ring-default active 1004 fddinet-default active 1005 trnet-default active VLAN Type SAID MTU Parent RingNo BridgeNo Stp BrdgMode Trans1 Trans2 ---- ----- ---------- ----- ------ ------ -------- ---- -------- ------ ------ 1 enet 100001 1500 - - - - - 1002 1003 2 enet 100002 1500 - - - - - 0 0 1002 fddi 101002 1500 - - - - - 1 1003 1003 tr 101003 1500 1005 0 - - srb 1 1002 1004 fdnet 101004 1500 - - 1 IBM - 0 0 1005 trnet 101005 1500 - - 1
新しく作成した VLAN に、ポート(インターフェイス)を追加できます。
新しい VLAN に追加するインターフェイスごとに、インターフェイス設定モードに入る必要があります。
注:レイヤ2 Catalystスイッチのポートは複数のVLANに割り当てることができますが、スイッチは一度に1つのアクティブな管理VLANインターフェイスしかサポートせず、レイヤ2機能のために他のSwitched Virtual Interface(SVI;スイッチ仮想インターフェイス)がup/up状態になることはありません。したがって、スイッチはアクティブな管理用レイヤ 3 アドレスを 1 つしかサポートしません。レイヤ 2 の Catalyst スイッチでは、新しい SVI でオプションの management コマンドを発行することにより、VLAN 1 を自動的にシャット ダウンして、IP アドレスを新しい VLAN へ転送できます。
Switch#configure terminal
Switch(config)#interface vlan 2
Switch(config-subif)#management
Switch(config-subif)#^Z
Switch#show ip interface brief Interface IP-Address OK? Method Status Protocol VLAN1 10.0.0.2 YES manual up down VLAN2 10.0.0.22 YES manual up up FastEthernet0/1 unassigned YES unset up up FastEthernet0/2 unassigned YES unset up up !--- Output suppressed.
VLAN で特定のインターフェイスを追加するには、特権モードで次の一連のコマンドを発行します。
3524XL#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. 3524XL(config)#interface fastethernet 0/2 3524XL(config-if)#switchport access ? vlan Set VLAN when interface is in access mode 3524XL(config-if)#switchport access vlan ? <1-1001> VLAN ID of the VLAN when this port is in access mode dynamic When in access mode, this interfaces VLAN is controlled by VMPS 3524XL(config-if)#switchport access vlan 2 !--- These commands assign interface Fast Ethernet 0/2 to VLAN 2. 3524XL(config-if)#exit 3524XL(config)#interface fastethernet 0/3 3524XL(config-if)#switchport access vlan 2 !--- These commands assign interface Fast Ethernet 0/3 to VLAN 2. 3524XL(config-if)#end 3524XL# 00:55:26: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console 3524XL#write memory !--- This saves the configuration. Building configuration...
VLAN の設定を確認するには、show vlan コマンドを発行します。
3524XL#show vlan VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ------------------------------- 1 default active Fa0/1, Fa0/4, Fa0/5, Fa0/6, Fa0/7, Fa0/8, Fa0/9, Fa0/10, Fa0/11, Fa0/12, Fa0/13, Fa0/14, Fa0/15, Fa0/16, Fa0/17, Fa0/18, Fa0/19, Fa0/20, Fa0/21, Fa0/22, Fa0/23, Fa0/24, Gi0/1, Gi0/2 2 cisco_vlan_2 active Fa0/2, Fa0/3 1002 fddi-default active 1003 token-ring-default active 1004 fddinet-default active 1005 trnet-default active VLAN Type SAID MTU Parent RingNo BridgeNo Stp BrdgMode Trans1 Trans2 ---- ----- ---------- ----- ------ ------ -------- ---- -------- ------ ------ 1 enet 100001 1500 - - - - - 1002 1003 2 enet 100002 1500 - - - - - 0 0 1002 fddi 101002 1500 - - - - - 1 1003 1003 tr 101003 1500 1005 0 - - srb 1 1002 1004 fdnet 101004 1500 - - 1 IBM - 0 0 1005 trnet 101005 1500 - - 1 IBM - 0 0
VLAN からポートを削除するには、インターフェイス設定モードで no switchport access vlan vlan_number コマンドを発行します。VLAN 1(デフォルトの VLAN)以外の VLAN からポートを削除すると、そのポートはデフォルトの VLAN に自動的に追加されます。
たとえば、cisco_vlan_2(VLAN 2)からインターフェイス Fast Ethernet 0/2 を削除する場合は、特権モードで次の一連のコマンドを発行します。
3524XL#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. 3524XL(config)#interface fastethernet 0/2 3524XL(config-if)#no switchport access vlan 2 !--- These two commands remove interface Fast Ethernet 0/2 from VLAN 2. 3524XL(config-if)#end 3524XL#show vlan VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ------------------------------- 1 default active Fa0/1, Fa0/2, Fa0/4, Fa0/5, !--- Note: Fast Ethernet 0/2 is added back to the default VLAN. Fa0/6, Fa0/7, Fa0/8, Fa0/9, Fa0/10, Fa0/11, Fa0/12, Fa0/13, Fa0/14, Fa0/15, Fa0/16, Fa0/17, Fa0/18, Fa0/19, Fa0/20, Fa0/21, Fa0/22, Fa0/23, Fa0/24, Gi0/1, Gi0/2 2 cisco_vlan_2 active Fa0/3 1002 fddi-default active 1003 token-ring-default active 1004 fddinet-default active 1005 trnet-default active VLAN Type SAID MTU Parent RingNo BridgeNo Stp BrdgMode Trans1 Trans2 ---- ----- ---------- ----- ------ ------ -------- ---- -------- ------ ------ 1 enet 100001 1500 - - - - - 1002 1003 2 enet 100002 1500 - - - - - 0 0 1002 fddi 101002 1500 - - - - - 1 1003 1003 tr 101003 1500 1005 0 - - srb 1 1002 1004 fdnet 101004 1500 - - 1 IBM - 0 0 1005 trnet 101005 1500 - - 1 IBM - 0 0
VLAN を削除するには、VLAN データベースモードで no vlan vlan_number コマンドを発行します。その VLAN に属していたインターフェイスは VLAN の削除後もその VLAN に属したままで、どの VLAN にも属していないことになるため、無効になります。
たとえば、スイッチから cisco_vlan_2 を削除する場合は、特権モードで次の一連のコマンドを発行します。
3524XL#vlan database !--- This command enters you into the VLAN database mode. 3524XL(vlan)#no vlan 2 !--- This command removes the VLAN from the database. Deleting VLAN 2... 3524XL(vlan)#exit APPLY completed. Exiting.... 3524XL#show vlan VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ------------------------------- 1 default active Fa0/1, Fa0/2, Fa0/4, Fa0/5, Fa0/6, Fa0/7, Fa0/8, Fa0/9, Fa0/10, Fa0/11, Fa0/12, Fa0/13, Fa0/14, Fa0/15, Fa0/16, Fa0/17, Fa0/18, Fa0/19, Fa0/20, Fa0/21, Fa0/22, Fa0/23, Fa0/24, Gi0/1, Gi0/2 1002 fddi-default active 1003 token-ring-default active 1004 fddinet-default active 1005 trnet-default active !--- Output suppressed.
show vlan コマンドの出力には、ポート Fast Ethernet 0/3 が表示されていないことに注意してください。VLAN 2 を削除することで、このポートは無効になります。別の VLAN に追加し直すまで、このポートは表示されされず、使用もできません。
3524XL#show interfaces fastethernet 0/3 FastEthernet0/3 is down, line protocol is down !--- Output suppressed.
インターフェイスを使用可能にするには、それをいずれかの VLAN に所属させる必要があります。このドキュメントのこのセクションのケースでは、インターフェイス Fast Ethernet 0/3 を使用可能にするには、このインターフェイスをデフォルトの VLAN(VLAN 1)に追加する必要があります。
注:ご使用のCiscoデバイスの、show-tech supportコマンドの出力データがあれば、アウトプットインタープリタ(登録ユーザ専用)を使用して、今後予想される障害と修正を表示できます。
注:内部ツールおよび情報にアクセスできるのは、登録されたシスコユーザだけです。
注:Catalyst 3550スイッチの場合は、インターフェイスをVLANに追加しなくてもインターフェイスを使用できます。ただし、そのインターフェイスをレイヤ 3 インターフェイスにする必要があります。
Catalyst 2900XL/3500XL スイッチのマルチ VLAN ポート機能を使用すると、1 つのポートに対して複数の VLAN を設定できます。この機能により、インター VLAN ルーティング機能を実装しなくても、異なる VLAN のユーザがサーバやルータにアクセスできます。マルチ VLAN ポートは、割り当てられたすべての VLAN で正常なスイッチング機能を行います。マルチ VLAN ポート上の VLAN トラフィックはトランキングされているため、カプセル化されません。
注:マルチVLANポート機能の実装には、次の制限があります。
スイッチでトランクが設定されている場合は、マルチ VLAN ポートを設定できません。マルチ VLAN ポートは、ルータまたはサーバのみに接続できます。マルチ VLAN ポート機能が有効になると、スイッチは自動的に VTP 透過モードに移行し、VTP は無効になります。VTP 設定は必要ありません。
マルチ VLAN ポート機能がサポートされているのは、Catalyst 2900XL/3500XL シリーズ スイッチのみです。この機能は、Catalyst 4500/4000、5500/5000、6500/6000 シリーズ スイッチや、他の Catalyst スイッチではサポートされていません。
どのポートをマルチ VLAN ポートに設定するかを決定します。
ここでは、Catalyst 3512XL スイッチに 3 つの VLAN を作成し、スイッチの 1 つのポートを外部ルータに接続します。この例では、ルータに接続したポートをマルチ VLAN ポートとして設定します。
6-3512xl#show vlan VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ----------------------------- 1 default active Fa0/1, Fa0/3, Fa0/6, Fa0/7, Fa0/8, Fa0/9, Fa0/10, Fa0/11, Fa0/12, Gi0/1, Gi0/2 2 VLAN0002 active Fa0/2, Fa0/4 3 VLAN0003 active Fa0/5 4 VLAN0004 active 5 VLAN0005 active 6 VLAN0006 active
この例では、Fast Ethernet 0/1 が外部ルータに接続されています。VLANを作成してポートをVLANに割り当てる方法の詳細については、このドキュメントの「Catalyst 2900XL、3500XL、2950、2970、および2940シリーズスイッチでのVLANの設定」セクションを参照してください。
Fast Ethernet 0/1 ポートをマルチ VLAN モードに設定し、割り当てられた VLAN をマルチ VLAN ポートに追加します。
6-3512xl#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. 6-3512xl(config)#interface fastethernet 0/1 6-3512xl(config-if)#switchport mode multi !--- This command changes the port Fast Ethernet 0/1 mode to multi. 6-3512xl(config-if)#switchport multi vlan ? LINE VLAN IDs of VLANs to be used in multi-VLAN mode add add VLANs to the current list remove remove VLANs from the current list 6-3512xl(config-if)#switchport multi vlan 1,2,3 !--- This command assigns VLANs 1, 2, and 3 to multi-VLAN port Fast Ethernet 0/1. 6-3512xl(config-if)#^Z 6-3512xl#
設定を確認するため、show interface interface_id switchport コマンドと show vlan コマンドを発行します。
6-3512xl#show interface fastethernet 0/1 switchport Name: Fa0/1 Operational Mode: multi !--- The port is in multi-VLAN mode. Administrative Trunking Encapsulation: isl Operational Trunking Encapsulation: isl Negotiation of Trunking: Disabled Access Mode VLAN: 0 ((Inactive)) Trunking Native Mode VLAN: 1 (default) Trunking VLANs Enabled: NONE Pruning VLANs Enabled: NONE Priority for untagged frames: 0 Override vlan tag priority: FALSE Voice VLAN: none Appliance trust: none 6-3512xl#show vlan brief VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ---------------------------- 1 default active Fa0/1, Fa0/3, Fa0/6, Fa0/7, Fa0/8, Fa0/9, Fa0/10, Fa0/1 Fa0/12, Gi0/1, Gi0/2 2 VLAN0002 active Fa0/1, Fa0/2, Fa0/4
!--- Note: Previously, port Fast Ethernet 0/1 was only in VLAN 1.
!--- Now the port is assigned to multiple VLANs 1, 2, and 3.
3 VLAN0003 active Fa0/1, Fa0/5 4 VLAN0004 active 5 VLAN0005 active
マルチ VLAN の動作を確認するため、スイッチからルータに ping コマンドを発行します。
ping コマンドを発行すると、VLAN 1、2、または 3 のいずれかに管理 IP アドレスが割り当てられるたびに、ルータから応答が得られます。
6-3512xl#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. 6-3512xl(config)#interface vlan 1 6-3512xl(config-if)#ip address 192.168.1.1 255.255.255.0 !--- The management IP address is assigned to VLAN 1. 6-3512xl(config-if)#^Z 6-3512xl# 23:56:54: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console 6-3512xl#ping 192.168.1.1 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 192.168.1.1, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/2/3 ms 6-3512xl#ping 192.168.1.2 !--- You can ping the router from VLAN 1. Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 192.168.1.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/1/3 ms 6-3512xl#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. 6-3512xl(config)#interface vlan 1 6-3512xl(config-if)#no ip address !--- The management IP address is removed from VLAN 1. 6-3512xl(config-if)#shutdown 6-3512xl(config-if)#exit 6-3512xl(config)#interface vlan 2 6-3512xl(config-subif)#ip address 192.168.1.1 255.255.255.0 6-3512xl(config-subif)#no shutdown !--- The management IP address is assigned to VLAN 2. 6-3512xl(config-subif)#exit 6-3512xl(config)#exit 6-3512xl#ping 192.168.1.1 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 192.168.1.1, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/1/3 ms 6-3512xl#ping 192.168.1.2 !--- You can ping the router from VLAN 2. Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 192.168.1.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/202/1004 ms 6-3512xl#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. 6-3512xl(config)#interface vlan 2 6-3512xl(config-subif)#no ip address !--- The management IP address is removed from VLAN 2. 6-3512xl(config-subif)#shutdown 6-3512xl(config-subif)#exit 6-3512xl(config)#interface vlan 3 6-3512xl(config-subif)#ip address 192.168.1.1 255.255.255.0 6-3512xl(config-subif)#no shut !--- The management IP address is assigned to VLAN 3. 6-3512xl(config-subif)#exit 6-3512xl(config)#exit 6-3512xl#ping 192.168.1.1 Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 192.168.1.1, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/1/3 ms 6-3512xl#ping 192.168.1.2 !--- You can ping the router from VLAN 3. Type escape sequence to abort. Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 192.168.1.2, timeout is 2 seconds: !!!!! Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 1/205/1004 ms
このセクションでは、設定コマンドの例に Catalyst 4500 スイッチを使用しますが、この設定作業はレイヤ 3(または Cisco IOS ソフトウェア)で動作する他のスイッチにも応用できます。他のスイッチには、Cisco IOS ソフトウェアが稼働する Catalyst 3550、3570、および 6500 シリーズ スイッチが含まれます。VLAN を作成する前に、スイッチを VTP サーバ モードまたは VTP 透過モードにする必要があります。スイッチが VTP サーバの場合は、VLAN を追加する前に VTP ドメイン名を定義する必要があります。VTP ドメイン名は、次の要件には関係なく定義する必要があります。
ネットワーク内のスイッチ数(1 つか複数か)
ネットワーク内の他のスイッチへの VLAN 伝播に VTP を使用するか
VLAN の作成は、VLAN データベース モードまたはグローバル設定モードのいずれかで行うことができます。1005 よりも大きな値で番号指定された VLAN の作成は、グローバル設定モードで行う必要があります。そのような VLAN を作成するには、VTP モードを透過モードに設定する必要があります。1005 よりも大きな値で番号指定された VLAN は、VTP ではアドバタイズされません。さらに、1005 よりも大きな値で番号指定された VLAN は、スイッチのコンフィギュレーション ファイルに保存され、VLAN の .dat ファイルには保存されません。スーパーバイザ エンジン IV を装着した Catalyst 4000 スイッチでは、VLAN の .dat ファイルのデフォルト ロケーションは、cat4000_flash ディレクトリです。
Switch#dir cat4000_flash: Directory of cat4000_flash:/ 1 -rw- 676 <no date> vlan.dat 524260 bytes total (523584 bytes free)
注:Cisco IOSソフトウェアが稼働するCatalyst 6500スイッチでは、VTPドメイン名を使用せずにサーバモードでVLANを作成できます。
show vtp status コマンドを実行すると、スイッチの VTP 情報が表示されます。
Switch#show vtp status VTP Version : 2 Configuration Revision : 0 Maximum VLANs supported locally : 1005 Number of existing VLANs : 8 VTP Operating Mode : Server VTP Domain Name : cisco VTP Pruning Mode : Enabled VTP V2 Mode : Disabled VTP Traps Generation : Disabled MD5 digest : 0xA4 0x18 0x78 0x52 0x5A 0x1B 0x2E 0x14 Configuration last modified by 0.0.0.0 at 5-28-01 05:17:02 Local updater ID is 10.10.10.1 on interface Vl1 (lowest numbered VLAN interface)
VLAN の情報を確認するには、show vlan コマンドを発行します。
Switch#show vlan VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ------------------------------- 1 default active Gi1/1, Gi1/2, Gi3/1, Gi3/2 Gi3/3, Gi3/4, Gi3/5, Gi3/6 Gi3/7, Gi3/8, Gi3/9, Gi3/10 Gi3/11, Gi3/12, Gi3/13, Gi3/14 Gi3/15, Gi3/16, Gi3/17, Gi3/18 !--- Output suppressed. VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ------------------------------- 1002 fddi-default act/unsup 1003 token-ring-default act/unsup 1004 fddinet-default act/unsup 1005 trnet-default act/unsup VLAN Type SAID MTU Parent RingNo BridgeNo Stp BrdgMode Trans1 Trans2 ---- ----- ---------- ----- ------ ------ -------- ---- -------- ------ ------ 1 enet 100001 1500 - - - - - 0 0 1002 fddi 101002 1500 - - - - - 0 0 1003 tr 101003 1500 - - - - - 0 0 1004 fdnet 101004 1500 - - - ieee - 0 0 1005 trnet 101005 1500 - - - ibm - 0 0 Primary Secondary Type Ports ------- --------- ----------------- ------------------------------------------
データベース モードまたはグローバル設定モードのどちらか適切なモードへ入ります。
VLAN データベース モードに入るには、特権モードで vlan database コマンドを発行します。
Switch#vlan database Switch(vlan)#
VLAN を作成するため、vlan vlan_number コマンドを発行します。
Switch(vlan)#vlan 2 VLAN 2 added: Name: VLAN0002 Switch(vlan)#apply APPLY completed.
注:設定を有効にするには、applyコマンドを発行するか、VLANデータベースモードを終了します。VLAN データベース モードでは、end キーワードや Ctrl+Z による終了方法は使用できません。VLAN データベース モードを終了するには、exit コマンドを発行してください。
グローバル設定モードでは、VLAN 設定を実行するため次のコマンドを発行します。
Switch(config)#vlan 3 Switch(config-vlan)#exit Switch(config)#
現在実行されている設定で1005より大きい番号が付けられたVLANを表示するには、show runコマンドを発行します。
Switch#show running-config Building configuration... Current configuration : 2975 bytes ! version 12.1 no service pad service timestamps debug uptime service timestamps log uptime no service password-encryption service compress-config ! hostname Switch ! ! ip subnet-zero ! spanning-tree extend system-id ! redundancy mode rpr main-cpu auto-sync standard ! ! vlan 2000 ! interface GigabitEthernet1/1 ! interface GigabitEthernet1/2 ! !--- Output suppressed.
Cisco IOSソフトウェアでは、インターフェイスはデフォルトでshutdown状態になっています。
デフォルトでは、Catalyst 3550、3750、および 4500 シリーズ スイッチでの Cisco IOS ソフトウェアのインターフェイスはレイヤ 2 インターフェイスになっています。Catalyst 6500/6000 シリーズ スイッチでは、インターフェイスはレイヤ 3 インターフェイスです。インターフェイス設定モードで switchport コマンドを使用すると、インターフェイスをレイヤ 2 インターフェイスとして設定できます。インターフェイスがレイヤ 3 モードにあるときは、インターフェイスを VLAN に割り当てる前に、このコマンドを発行する必要があります。インターフェイスを VLAN に割り当てるコマンドは、switchport access vlan vlan_number です。
注:インターフェイスがレイヤ3インターフェイスとして設定されている場合、つまりno switchportコマンドが設定されている場合は、インターフェイスをVLANに割り当てることはできません。
Cisco IOS ソフトウェアでポートを VLAN に関連付けるには、次のような最低限の設定が必要です。
Switch(config)#interface gigabitethernet 3/1 Switch(config-if)#switchport !--- This command is required if the interface is in Layer 3 mode. Switch(config-if)#switchport access vlan 2 Switch(config-if)#no shutdown
レイヤ2インターフェイスのステータスを確認するには、show interface gigabitethernet module interface switchportコマンドを発行します。
Switch#show interface gigabitethernet 3/1 switchport Name: Gi3/1 Switchport: Enabled Administrative Mode: dynamic auto Operational Mode: static access Administrative Trunking Encapsulation: negotiate Operational Trunking Encapsulation: native Negotiation of Trunking: On Access Mode VLAN: 2 (VLAN0002) Trunking Native Mode VLAN: 1 (default) Voice VLAN: none Administrative private-vlan host-association: none Administrative private-vlan mapping: none Administrative private-vlan trunk native VLAN: none Administrative private-vlan trunk encapsulation: dot1q Administrative private-vlan trunk normal VLANs: none Administrative private-vlan trunk private VLANs: none Operational private-vlan: none Trunking VLANs Enabled: ALL Pruning VLANs Enabled: 2-1001 Capture Mode Disabled Capture VLANs Allowed: ALL Voice VLAN: none (Inactive) Appliance trust: none
ポートがトランクとして設定されている場合、つまり複数のVLANを伝送できるポートの場合は、switchport trunk native vlanコマンドが便利です。このコマンドは、インターフェイスのネイティブ VLAN がデフォルトから変更されていたり、変更する必要がある場合に便利です。インターフェイスをレイヤ 2 インターフェイスにする場合、使用されている VLAN がネイティブ VLAN になります。ネイティブ VLAN を明示的に定義しない場合は、デフォルトとして VLAN 1 がネイティブ VLAN になります。ネイティブ VLAN 上でデータが送信されるときには、IEEE 802.1Q ヘッダーが付加されないことに注意してください。また、接続されている両方のデバイスで、トランク ポートのネイティブ VLAN が同じになるようにしてください。ネイティブ VLAN が異なっていると、特にインター VLAN ルーティングで問題が発生する可能性があります。
2 台のシスコ製スイッチの間でネイティブ VLAN が異なっていると、次のメッセージが表示されます。
%CDP-4-NATIVE_VLAN_MISMATCH: Native VLAN mismatch discovered on GigabitEhernet1/1 (2), with D-R3550-9B GigabitEthernet0/1 (1)
この例では、一方のスイッチのネイティブ VLAN は VLAN 2 で、ネイバー スイッチのネイティブ VLAN は VLAN 1 です。
ネイティブVLAN、カプセル化、およびトランキングVLANの情報を表示するには、show interfaces module interface trunkコマンドを発行します。
Switch#show interfaces gigabitethernet 3/1 trunk Port Mode Encapsulation Status Native vlan Gi3/1 on 802.1q trunking 1 Port Vlans allowed on trunk Gi3/1 1-4094 Port Vlans allowed and active in management domain Gi3/1 1-4,2000,3000 Port Vlans in spanning tree forwarding state and not pruned Gi3/1 none
デフォルトの設定を使用する場合は、ネイティブ VLAN は VLAN 1 に設定されます。トランクが設定されているインターフェイスのネイティブ VLAN を変更するには、switchport trunk native vlan vlan_number コマンドを発行します。
Switch(config)#interface gigabitethernet 3/1 Switch(config-if)#switchport trunk native vlan 2
確認するため、次のコマンドを発行します。
Switch#show interfaces gigabitethernet 3/1 trunk Port Mode Encapsulation Status Native vlan Gi3/1 on 802.1q trunking 2 Port Vlans allowed on trunk Gi3/1 1-4094 Port Vlans allowed and active in management domain Gi3/1 1-4,2000,3000 Port Vlans in spanning tree forwarding state and not pruned Gi3/1 none
スイッチ上の複数のインターフェイスを、単一の VLAN に割り当てられます。次のコマンドを発行します。
Switch(config)#interface range fastethernet [mod/slot - mod/slot]
Switch(config-if-range)#switchport access vlan vlan_number
Switch(config-if-range)#switchport mode access
Switch(config-if-range)#no shut
注:interface rangeコマンドは、すべてのソフトウェアリリースでサポートされているわけではありません。interface rangeコマンドは、Cisco IOSソフトウェアリリース12.1(13)EW以降でサポートされています。
VLAN データベースから VLAN を削除するには、VLAN データベース モードまたはグローバル設定モードで no vlan vlan_number コマンドを発行します。この例では、VLAN データベース モードを使用して VLAN 2 を削除しています。
Switch#vlan database Switch(vlan)#no vlan 2 Deleting VLAN 2... Switch(vlan)#apply APPLY completed.
グローバル設定モードでは、VLAN の削除を示すメッセージがコンソールにログされません。ただし、show vlan を発行して VLAN の削除を確認できます。
VLAN データベースの VLAN 名を変更するには、VLAN データベース モードまたはグローバル設定モードで name vlan_name コマンドを発行します。
この例では、VLAN データベース モードを使用して VLAN 3 の名前を変更しています。
Switch#vlan database
Switch(vlan)#vlan 3
Switch(vlan)#name CISCO
Switch(vlan)#apply
APPLY completed.
この例では、グローバル設定モードを使用して VLAN 3 の名前を変更しています。
Switch#conf t
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch(vlan)#vlan 3
Switch(vlan)#name CISCO
確認するには、show vlan brief コマンドか show vlan-switch brief コマンドを発行します。
switch#show vlan brief VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ----------- 3 CISCO active Fa0/3
注:VLANの名前を変更する場合は、switchport access vlan vlan_number コマンドを使用してポートに割り当てられたVLANを削除する必要はありません。
このセクションではプライベート VLAN については説明していません。プライベート VLAN では、同じプライベート VLAN(隔離された VLAN)内のポート間またはプライベート VLAN 間(コミュニティ VLAN)でレイヤ 2 の隔離が実現されています。
2 つの VLAN を隔離しようとする場合には、次の 2 つのシナリオがあります。
レイヤ 2 VLAN とは、スイッチ内に作成され、interface vlan <vlan_number> コマンドで設定されていない VLAN のことです。異なるレイヤ 2 VLAN にあるホストは、相互に通信できません。
レイヤ 2 VLAN を作成して、古い VLAN から隔離するには、次の手順を実行します。
新しい VLAN をデータベースに作成します。VLAN データベース モードを終了すると、設定変更が適用されます。
Switch#vlan database !--- You must enter into VLAN database mode in order to
!--- configure any VLAN. Switch(vlan)#vlan 5 VLAN 5 added: Name: VLAN0005 Switch(vlan)#vlan 6 VLAN 6 added: Name: VLAN0006 Switch(vlan)#exit APPLY completed. Exiting....
VLANがVLANデータベースに作成されていることを確認します。新しい VLAN が show vlan コマンドの出力に表示される必要があります。
新しく作成された VLAN には IP アドレスを設定しないでください。
対応する VLAN にクライアントを接続する物理インターフェイスを設定します。
Switch(config)#interface fastEthernet 2/1 Switch(config-if)#switchport mode access Switch(config-if)#switchport access vlan 5 Switch(config-if)#no shut witch(config)#interface fastEthernet 2/2 Switch(config-if)#switchport mode access Switch(config-if)#switchport access vlan 6 Switch(config-if)#no shut
固定 IP アドレスとサブネット マスクを各ホストに割り当てます。デフォルト ゲートウェイは設定しないでください。このようにすれば、ポート fa 2/1 と 2/2 にあるホストは相互に通信しなくなります。1 つの VLAN に所属するデバイスは、同じ VLAN 内のデバイス以外には到達しません。
VLAN を作成して、interface vlan <vlan_number> コマンドで IP アドレスを割り当てると、VLAN がレイヤ 3 VLAN になります。レイヤ 3 スイッチでは、2 つの VLAN 間のホストは相互に通信できます(ホストのデフォルト ゲートウェイが VLAN インターフェイスの IP アドレスに設定されている場合)。ACL を使用すれば、VLAN 間の通信を拒否できます。
このセクションでは、新しく作成されたレイヤ 3 VLAN と古い VLAN の間の通信を隔離する方法の例を示します。
この例では、3750 スイッチに 2 つの古い VLAN(VLAN 1 と VLAN 2)があります。新しく作成された VLAN は VLAN 5 です。VLAN 1、VLAN 2 および VLAN 5 はレイヤ 3 VLAN です。VLAN 1 と VLAN 2 が VLAN 5 と通信できないようにし、VLAN 5 が VLAN 1 と VLAN 2 のどちらとも通信できないようにするために、トラフィックを拒否する ACL が実装されています。
VLAN 1:10.10.10.0 /24
VLAN 2:172.16.1.0 /24
VLAN 5:192.168.1.0 /24
新しい VLAN をデータベースに作成します。この場合、新しいVLANはVLANです
5. VLANデータベースモードを終了すると、設定の変更が適用されます。Switch#vlan database !--- You must enter into VLAN database mode
!--- in order to configure any VLAN. Switch(vlan)#vlan 5 VLAN 5 added: Name: VLAN0005 Switch(vlan)#exit APPLY completed. Exiting....
VLANがVLANデータベースに作成されていることを確認します。show vlan コマンドの出力を調べます。
新しく作成された VLAN に IP アドレスを設定します。
Switch(config)#interface vlan 5 Switch(config-if)#ip address 192.168.1.1 255.255.255.0 Switch(config)#no shut
対応する VLAN にクライアントを接続する物理インターフェイスを設定します。
Switch(config)#interface fastEthernet 2/1 Switch(config-if)#switchport mode access Switch(config-if)#switchport access vlan 5 Switch(config-if)#no shut
各 VLAN に 1 つずつ、合計 3 つのアクセスリストを設定する必要があります。
このアクセス リストでは、VLAN 1 から VLAN 5 へのトラフィックが拒否されます。
!--- Some of the commands in this output are wrapped
!--- to a second line due to spatial reasons. Switch#configure terminal Switch(config)#access-list 101 deny ip 10.10.10.0 0.0.0.255 192.168.1.0 0.0.0.255 Switch(config)#access-list 101 permit ip 10.10.10.0 0.0.0.255 any
このアクセス リストでは、VLAN 2 から VLAN 5 へのトラフィックが拒否されます。
Switch#configure terminal Switch(config)#access-list 102 deny ip 172.16.1.0 0.0.0.255 192.168.1.0 0.0.0.255 Switch(config)#access-list 102 permit ip 172.16.1.0 0.0.0.255 any
このアクセス リストでは、VLAN 5 から VLAN 1 と VLAN 2 へのトラフィックが拒否されます。
Switch#configure terminal Switch(config)#access-list 105 deny ip 192.168.1.0 0.0.0.255 10.10.10.0 0.0.0.255 Switch(config)#access-list 105 deny ip 192.168.1.0 0.0.0.255 172.16.1.0 0.0.0.255 Switch(config)#access-list 105 permit ip 192.168.1.0 0.0.0.255 any
設定が終わったら、インターフェイス VLAN 1、インターフェイス VLAN 2 およびインターフェイス VLAN 5 にアクセス リストを適用します。
Switch#configure terminal Switch(config)#interface vlan 1 Switch(config-if)#ip access-group 101 in Switch(config-if)#exit Switch#configure terminal Switch(config)#interface vlan 2 Switch(config-if)#ip access-group 102 in Switch(config-if)#exit Switch#configure terminal Switch(config)#interface vlan 5 Switch(config-if)#ip access-group 105 in Switch(config-if)#end
Cisco IOSが稼働するCatalyst 6500シリーズスイッチで拡張VLANを設定するには、spanning-tree extend system-idコマンドを入力する必要があります。次に、vlan database モードではなく、設定モードで拡張 VLAN を作成する必要があります。.
Cisco IOS が稼働する Catalyst 6500 シリーズ スイッチで拡張 VLAN を作成するには、次の手順を実行します。
スイッチにコンソール接続します。
Switch>enable Switch#
次の設定モードを入力します。
Switch#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)#
設定モードで spanning-tree extend system-id コマンドを入力します。
Switch(config)#spanning-tree extended system-id
設定モードで、vtp mode transparent コマンドを入力します。
Switch(config)#vtp mode transparent
設定モードで VLAN を作成します。
Switch(config)#vlan 1311 Notice Switch(config-vlan)#exit
設定モードを終了します。
Switch(config)#exit
VLAN の情報を確認するには、show vlan コマンドを発行します。
Switch#show vlan VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ------------------------------- 1 default active 101 VLAN0101 active Gi4/8, Gi4/10 1002 fddi-default act/unsup 1003 token-ring-default act/unsup 1004 fddinet-default act/unsup 1005 trnet-default act/unsup 1311 VLAN1311 active VLAN Type SAID MTU Parent RingNo BridgeNo Stp BrdgMode Trans1 Trans2 ---- ----- ---------- ----- ------ ------ -------- ---- -------- ------ ------ 1 enet 100001 1500 - - - - - 0 0 101 enet 100101 1500 - - - - - 0 0 1002 fddi 101002 1500 - - - - - 0 0 1003 tr 101003 1500 - - - - - 0 0 1004 fdnet 101004 1500 - - - ieee - 0 0 1005 trnet 101005 1500 - - - ibm - 0 0 1311 enet 101311 1500 - - - - - 0 0
このセクションでは、Cisco IOSソフトウェアが稼働するCatalystスイッチでVLANを作成する際に発生する可能性がある一般的な問題をトラブルシューティングするためのヒントを提供します。
Cisco IOS ソフトウェアが稼働しているスイッチでは、外部ルータを使用する代わりに、スイッチ自体をインター VLAN ルーティングに使用できます。SVI を作成する場合、レイヤ 2 データベースには、VLAN は自動的には作成されません。SVI をアップ状態にするには、VLAN データベース モードか、(新しい Cisco IOS ソフトウェア リリースでは)グローバル設定モードで、VLAN が作成される必要があります。SVIが完全にアクティブになる、つまりSVIが管理上アップ状態になり、回線プロトコルがアップ状態になるには、少なくとも1つのポートがそのVLANのメンバであり、そのポートにアクティブデバイスが接続されている必要があります。
同様の問題は、VLAN データベース モードで作成された VLAN を使用して、別のスイッチから設定をコピーしたり、設定を復元する場合にも当てはまります。VLAN データベース ファイル(vlan.dat)も置き換えるか、このドキュメントの「VLAN とポートの作成」セクションに示した手順で VLAN を再度作成する必要があります。別のスイッチから設定をコピーしても、VLAN データベースはコピーされません。
スイッチにレイヤ 2 VLAN が作成されていない場合に、設定をスイッチに適用すると、show ip interface brief コマンドの出力に SVI インターフェイスが UP/DOWN と表示されます。設定をスイッチにコピーした後、VLAN データベース モードまたはグローバル設定モードで作成された以前の VLAN が、すべて存在していることを確認してください。
現在、この設定に使用できる確認手順はありません。
Cisco IOSソフトウェアが稼働するCisco Catalystスイッチの場合、VLAN情報はvlan.datという名前の別のファイルにあります。vlan.dat ファイルが誤って削除されて、スイッチがリロードされると、スイッチで使用可能だったすべての VLAN が失われます。スイッチがリロードされるまで、この VLAN 情報がスイッチに存在することになります。
vlan.dat ファイルを回復するには、次の手順を実行します。
show vlan コマンドを発行して、VLAN 情報が使用可能であることを確認します。
Switch#show vlan VLAN Name Status Ports ---- -------------------------------- --------- ------------------------------- 1 default active Fa0/1, Fa0/2, Fa0/3, Fa0/4 Fa0/5, Fa0/6, Fa0/7, Fa0/8 Fa0/10, Fa0/11, Fa0/12, Gi0/1 Gi0/2 10 VLAN0010 active 11 VLAN0011 active 20 VLAN0020 active 21 VLAN0021 active 30 VLAN0030 active 31 VLAN0031 active 40 VLAN0040 active 41 VLAN0041 active 50 Vlan50 active 100 100thVLAN active
スイッチが VTP サーバー モードまたは透過モードの場合は、VLAN データベースを変更します。
VLAN データベースには、次のいずれの変更でも行えます。
VLAN を作成する。
任意の VLAN を削除する。
既存のいずれかの VLAN のプロパティを変更する。
スイッチが VTP クライアント モードの場合、同じドメインの任意の VTP サーバーで VLAN データベースを変更します。
Switch#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)#vlan 50 Switch(config-vlan)#name 50thVLAN Switch(config-vlan)#end Switch#
いずれかの変更を VLAN データベースで行えば、vlan.dat ファイルがスイッチで自動的に作成されます。
vlan.dat ファイルの作成を確認するには、show flash: コマンドを発行します。
Switch#show flash: Directory of flash:/ 2 -rwx 5 Mar 01 1993 00:04:47 private-config.text 3 -rwx 2980487 Mar 02 1993 06:08:14 c2950-i6q4l2-mz.121-19.EA1a.bin 4 -rwx 1156 Mar 01 1993 01:51:27 vlan.dat 16 -rwx 1014 Mar 01 1993 00:04:47 config.text 6 drwx 4096 Mar 02 1993 03:49:26 html 7 -rwx 3121383 Mar 02 1993 03:47:52 c2950-i6q4l2-mz.121-22.EA9.bin 7741440 bytes total (65536 bytes free)
% Failed to create VLANs [dec] VLAN(s) not available in Port Manager.
レイヤ 3 LAN ポート、WAN インターフェイスおよびサブインターフェイス、RSPAN などの一部のソフトウェア機能では、拡張範囲にある内部 VLAN が使用されています。内部使用のために割り当てられている拡張範囲 VLAN は使用できません。
内部使用されている VLAN を表示するには、show vlan internal usage コマンドを発行します。昇順の内部 VLAN 割り当て(1006 から上方向)または降順の内部 VLAN 割り当て(4094 から下方向)を設定できます。
Switch(config)#vlan internal allocation policy {ascending | descending} !--- Enter the ascending keyword to allocate internal VLANs from 1006 and up.
!--- Enter the descending keyword to allocate internal VLAN from 4094 and down.
Switch(config)#end Switch#reload
注意:reload コマンドを即座に発行する必要はありません。reload コマンドは、予定されたメンテナンスの時間帯に発行してください。内部 VLAN の割り当てポリシーが適用されるのは、リロード後になります。
デバイスのリロードを行えないような状況の場合は、回避策として、VLAN トランスレーションを使用できます。.トランク ポートで、1 つの VLAN 番号を別の VLAN 番号に変換できます。この変換により、1 つの VLAN で受信されるすべてのトラフィックがもう 1 つの VLAN に転送されるようになります。詳細については、『Catalyst 6500リリース12.2SXFおよびリビルドのソフトウェアコンフィギュレーションガイド』の「VLAN変換の設定」セクションを参照してください。
注:Catalyst製品ファミリソフトウェアが稼働するスイッチでは、VLAN 1006 ~ 1024の設定はサポートされていません。1006 ~ 1024 の VLAN を設定する場合は、Catalyst 製品ファミリのソフトウェアが稼働するスイッチに VLAN が拡張されないことを確認してください。
%Failed to commit extended VLAN(s) changes
このメッセージは、VTPのサーバモードまたはクライアントモードで拡張VLANを作成しようとすると表示されます。 拡張範囲VLANを作成する場合は、デバイス(スイッチまたはルータ)がトランスペアレントモードであることを確認します
SW-VLAN-4-BAD-STARTUP-VLAN-CONFIG-FILE: Failed to configure VLAN from startup-config. Fallback to use VLAN configuration file from non-volatile memory
このメッセージは、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルの VLAN 設定を VLAN ソフトウェアが使用できなかったことを示しています。VLAN 設定は vlan.dat ファイルに保存されています。vlan.dat ファイルは不揮発性メモリに保存されています。スーパーバイザ モジュールが交換されると vlan.dat は空(0)になります。ブートアップ時には、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルと vlan.dat ファイルにある VTP ドメイン名と VTP モードがスイッチで比較されます。値が一致しないと、vlan.dat ファイルにある設定がスイッチで使用されます。
設定全体をバックアップするには、設定のバックアップに vlan.dat ファイルを含める必要があります。設定全体をリストアするには、ネットワーク管理者が、vlan.dat ファイルと設定ファイルの両方をアップロードする必要があります。
vlan.datをバックアップするには、次の手順を実行します。
デバイスNVRAMからTFTPサーバまたは外部PCMCIAカードにvlan.datファイルをコピーします。
copy const_nvram:vlan.dat tftp:
注:vlan.datファイルが保存されるメモリの場所は、デバイスによって異なります。Cisco Catalyst 6500/6000 シリーズ スイッチでは、const_nvram: です。同様に、Catalyst 4500/4000 スイッチの場合は、cat4000_flash: です。copyコマンドを発行する前に、それぞれの製品ドキュメントを参照してください
vlan.dat ファイルをリストアするには、次の手順を実行します。
TFTPサーバまたは外部PCMCIAカードからデバイスNVRAMにvlan.datファイルをコピーします。
copy tftp: const_nvram:
vlan.dat が読み込まれるのはブート処理中だけなので、スイッチをリロードします。
Switch#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)#vlan 102 Switch(config-vlan)#name marketing Switch(config-vlan)#exit VLAN 1003 parent VLAN missing APPLY VLAN changes failed. Switch(config)#end Switch#
スイッチの設定が間違っていると、VTP の設定更新が失敗します。ほとんどの場合、VTP サーバー スイッチに作成された新しい VLAN が VTP クライアント スイッチに伝搬しないために、ホスト接続の問題が発生することが問題になります。
この問題の一般的な原因は、VTP ドメイン内のスイッチ間での VTP バージョンの不一致です。同じ VTP ドメインにあるネットワーク デバイス上で、VTP バージョン 1 と VTP バージョン 2 を相互運用することはできません。VTP バージョン 2 対応のデバイスで VTP バージョン 2 がディセーブルになっていれば、VTP バージョン 2 対応のネットワーク デバイスは、VTP バージョン 1 が稼働するネットワーク デバイスとともに動作可能です。デフォルトでは、VTP バージョン 2 はディセーブルになっています。VTP ドメイン内のすべてのネットワーク デバイスで、同じ VTP バージョンを使用する必要があります。スイッチで稼働している VTP のバージョンを確認してください。VTP バージョン 2 がイネーブルになっている場合は、この問題を解決するためにディセーブルにします。
他の VTP パラメータに関しても、スイッチが正しく設定されていることを確認します。
VTP アップデートが交換されるのはトランク リンク経由だけなので、トランク リンク経由でスイッチが接続されていることを確認する。
適切なスイッチで、VTP ドメイン名が正確に同じになっていることを確認する。この名前では大文字と小文字が区別されます。VTP アップデートは、同じ VTP ドメインにあるスイッチ間だけで交換されます。
ドメイン内のすべてのスイッチで、VTP パスワードが正確に同じになっていることを確認する。パスワードの大文字と小文字は区別されます。パスワードを設定する場合は、ドメイン内のすべてのスイッチで設定されていて、さらにパスワードが同じである必要があります。
VTP クライアントで VLAN 情報がアップデートされないような VTP コンバージェンスの問題の場合は、ダミー VLAN を作成して VTP コンバージェンスを強制的に行ってから、VTP サーバーでダミー VLAN を削除することによって問題を回避できます。こうすれば、リビジョン番号が増えるので、すべての VTP クライアントで VLAN データベースが強制的にアップデートされます。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
27-Nov-2001 |
初版 |