この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
この章は、次の項で構成されています。
各 Cisco UCS ファブリック インターコネクトにはいくつかのポート ライセンスが付属しています。これらはプレインストールされ、ハードウェアとともに出荷されます。 ファブリック インターコネクトは、完全ライセンスまたは部分ライセンスで購入できます。 納入後に追加ライセンスを購入することもできます。
各ファブリック インターコネクトは、少なくとも次のカウントされたライセンスがプリインストールされた状態で出荷されます。
Cisco UCS 6120XP ファブリック インターコネクト:Cisco UCS Manager でイネーブルにされる最初の 8 つのイーサネット ポートと、拡張モジュール上のすべてのファイバ チャネル ポート用のプリインストール ライセンス
Cisco UCS 6140XP ファブリック インターコネクト:Cisco UCS Manager でイネーブルにされる最初の 16 のイーサネット ポートと、拡張モジュール上のすべてのファイバ チャネル ポート用のプリインストール ライセンス
Cisco UCS 6248 ファブリック インターコネクト:Cisco UCS Manager でイネーブルにされる最初の 12 のユニファイド ポート用のプリインストール ライセンス。 拡張モジュールには拡張モジュールまたはベース モジュールで使用できる 8 つのライセンスが付属しています。
Cisco UCS 6296 ファブリック インターコネクト:Cisco UCS Manager でイネーブルにされる最初の 18 のユニファイド ポート用のプリインストール ライセンス。 拡張モジュールには拡張モジュールまたはベース モジュールで使用できる 8 つのライセンスが付属しています。
(注) |
6200 シリーズのファブリック インターコネクト拡張モジュールに付属する 8 つのデフォルト ライセンスは、ベース モジュールのポートをイネーブルにするために使用できますが、拡張モジュールを取り外した場合はその拡張モジュールと共に移動します。 拡張モジュールを取り外した場合、ベース モジュールで使用されていたデフォルトの拡張モジュール ライセンスはベース モジュールのポートからすべて削除され、その結果、ライセンス許可されていないポートが生じます。 |
ポート ライセンスは物理ポートにバインドされません。 ライセンスされているポートをディセーブルにすると、そのライセンスは次にイネーブルになるポートで使用するために保持されます。 追加の固定ポートを使用する場合は、それらのポート用のライセンスを購入し、インストールする必要があります。
製品の世代間でライセンスを移動させることはできません。 6100 シリーズ ファブリック インターコネクト用に購入したライセンスを使用して 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトのポートをイネーブルにすることはできません。その逆も同様です。
(注) |
各物理ポートには固有の猶予期間があります。 1 つのポートで猶予期間を開始しても、すべてのポートの猶予期間が開始するわけではありません。 |
ライセンスされているポートの設定を解除すると、そのライセンスは、猶予期間内で機能しているポートに移行されます。 複数のポートが猶予期間内で動作している場合、ライセンスは猶予期間の終了が最も近いポートに移動されます。
フェールオーバー中の不整合を避けるため、クラスタ内の両方のファブリック インターコネクトに同数のライセンスされたポートを用意することを推奨します。 均衡が保たれていない状態でフェールオーバーが発生すると、Cisco UCS は欠けているライセンスを有効化して、フェールオーバー ノードで使用される各ポートに対して猶予期間を開始します。
ホスト ID はシリアル番号とも呼ばれます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope license | ライセンス モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | UCS-A /license # show server-host-id | ファブリック インターコネクトのホスト ID またはシリアル番号を入手します。
|
次に、ファブリック インターコネクト のホスト ID を入手する例を示します。
UCS-A# scope license UCS-A /license # show server-host-id Server host id: Scope Host Id ----- ------- A VDH=SSI12121212 B VDH=SSI13131313 UCS-A /license #
シスコから必要なライセンスを入手します。
(注) |
このプロセスは、このマニュアルのリリース後に変更される場合があります。 このマニュアルの手順が 1 つ以上当てはまらない場合は、シスコの担当者にライセンス ファイルの入手方法をお問い合わせください。 |
次を入手します。
ファブリック インターコネクトにライセンスをインストールします。
(注) |
クラスタ構成の場合、マッチング ペアの両方のファブリック インターコネクトにライセンスをダウンロードしてインストールすることをお勧めします。 個々のライセンスは、ダウンロードを開始するために使用するファブリック インターコネクトのみにダウンロードされます。 |
シスコから必要なライセンスを入手します。
次に、FTP を使用してライセンスをダウンロードし、インストールする例を示します。
UCS-A # scope license UCS-A /license # download license ftp://192.168.10.10/license/port9.lic UCS-A /license # install file port9.lic UCS-A /license #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope license | ライセンス モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /license # show file [license_filename | detail] | ファブリック インターコネクトにインストールされたライセンスを、コマンドで指定した詳細レベルで表示します。 |
次に、ファブリック インターコネクトにインストールされたライセンスの全詳細を表示する例を示します。
UCS-A# scope license UCS-A /license # show file detail License file: UCSFEAT20100928112305377.lic Id: 1212121212121212 Version: 1.0 Scope: A State: Installed Features Feature Name: ETH_PORT_ACTIVATION_PKG Vendor: cisco Version: 1.0 Quantity: 24 Lines Line Id: 1 Type: Increment Expiry Date: Never Pak: Quantity: 24 Signature: B10101010101 License file: UCSFEAT20100928112332175.lic Id: 1313131313131313 Version: 1.0 Scope: B State: Installed Features Feature Name: ETH_PORT_ACTIVATION_PKG Vendor: cisco Version: 1.0 Quantity: 24 Lines Line Id: 1 Type: Increment Expiry Date: Never Pak: Quantity: 24 Signature: F302020202020 UCS-A /license #
次に、ファブリック インターコネクトにインストールされたライセンスの全詳細を表示する例を示します。
UCS-A# scope license UCS-A /license # show usage Feat Name Scope Default Total Quant Used Quant State Peer Count Comparison Grace Used ------------------------------ ----- ------- ----------- ---------- ---------- ----------------------- ---------- ETH_PORT_ACTIVATION_PKG A 16 40 11 License Ok Matching 0 ETH_PORT_ACTIVATION_PKG B 16 40 11 License Ok Matching 0 UCS-A /license #
(注) |
使用中の永続ライセンスはアンインストールできません。 未使用の永久ライセンスだけをアンインストールできます。 使用中の永続ライセンスを削除しようとすると、Cisco UCS Manager はその要求を拒否し、エラー メッセージを表示します。 |
Cisco UCS Manager の設定をバックアップします。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope license | ライセンス モードを開始します。 |
ステップ 2 | UCS-A /license # clear file license-filename | 指定したライセンスをアンインストールします。 |
Cisco UCS Manager はライセンスを非アクティブ化し、ライセンスのリストからそのライセンスを削除し、ファブリック インターコネクトからライセンスを削除します。 ポートは、ライセンスなしモードに移行します。 クラスタ構成の場合は、他のファブリック インターコネクトからもライセンスをアンインストールする必要があります。
次に、port9.lic をアンインストールする例を示します。
UCS-A # scope license UCS-A /license # clear file port9.lic Clearing license port9.lic: SERVER this_host ANY VENDOR cisco INCREMENT ETH_PORT_ACTIVATION_PKG cisco 1.0 permanent 1 \ VENDOR_STRING=<LIC_SOURCE>UCS_SWIFT</LIC_SOURCE><SKU>N10-L001=</SKU> \ HOSTID=VDH=FLC12360025 \ NOTICE="<LicFileID>20090519200954833</LicFileID><LicLineID>1</LicLineID> \ <PAK></PAK>" SIGN=C01FAE4E87FA Clearing license ........done UCS-A /license #
目次
この章は、次の項で構成されています。
- ライセンス
- ファブリック インターコネクトのホスト ID の入手方法
- ライセンスの取得
- ライセンスのインストール
- ファブリック インターコネクトにインストールされたライセンスの表示
- ファブリック インターコネクトのライセンス使用状況の表示
- ライセンスのアンインストール
ライセンス
各 Cisco UCS ファブリック インターコネクトにはいくつかのポート ライセンスが付属しています。これらはプレインストールされ、ハードウェアとともに出荷されます。 ファブリック インターコネクトは、完全ライセンスまたは部分ライセンスで購入できます。 納入後に追加ライセンスを購入することもできます。
各ファブリック インターコネクトは、少なくとも次のカウントされたライセンスがプリインストールされた状態で出荷されます。
Cisco UCS 6120XP ファブリック インターコネクト:Cisco UCS Manager でイネーブルにされる最初の 8 つのイーサネット ポートと、拡張モジュール上のすべてのファイバ チャネル ポート用のプリインストール ライセンス
Cisco UCS 6140XP ファブリック インターコネクト:Cisco UCS Manager でイネーブルにされる最初の 16 のイーサネット ポートと、拡張モジュール上のすべてのファイバ チャネル ポート用のプリインストール ライセンス
Cisco UCS 6248 ファブリック インターコネクト:Cisco UCS Manager でイネーブルにされる最初の 12 のユニファイド ポート用のプリインストール ライセンス。 拡張モジュールには拡張モジュールまたはベース モジュールで使用できる 8 つのライセンスが付属しています。
Cisco UCS 6296 ファブリック インターコネクト:Cisco UCS Manager でイネーブルにされる最初の 18 のユニファイド ポート用のプリインストール ライセンス。 拡張モジュールには拡張モジュールまたはベース モジュールで使用できる 8 つのライセンスが付属しています。
(注)
6200 シリーズのファブリック インターコネクト拡張モジュールに付属する 8 つのデフォルト ライセンスは、ベース モジュールのポートをイネーブルにするために使用できますが、拡張モジュールを取り外した場合はその拡張モジュールと共に移動します。 拡張モジュールを取り外した場合、ベース モジュールで使用されていたデフォルトの拡張モジュール ライセンスはベース モジュールのポートからすべて削除され、その結果、ライセンス許可されていないポートが生じます。
ポート ライセンスは物理ポートにバインドされません。 ライセンスされているポートをディセーブルにすると、そのライセンスは次にイネーブルになるポートで使用するために保持されます。 追加の固定ポートを使用する場合は、それらのポート用のライセンスを購入し、インストールする必要があります。
重要:製品の世代間でライセンスを移動させることはできません。 6100 シリーズ ファブリック インターコネクト用に購入したライセンスを使用して 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトのポートをイネーブルにすることはできません。その逆も同様です。
猶予期間
ライセンスがインストールされていないポートを使用しようとすると、 Cisco UCS は 120 日間の猶予期間を開始します。 猶予期間は、最初にライセンスなしでポートを使用した時点から測定され、有効なライセンス ファイルがインストールされると一時停止されます。 猶予期間中に使用された時間数はシステムに保存されます。
(注)
各物理ポートには固有の猶予期間があります。 1 つのポートで猶予期間を開始しても、すべてのポートの猶予期間が開始するわけではありません。
ライセンスされているポートの設定を解除すると、そのライセンスは、猶予期間内で機能しているポートに移行されます。 複数のポートが猶予期間内で動作している場合、ライセンスは猶予期間の終了が最も近いポートに移動されます。
ファブリック インターコネクトのホスト ID の入手方法
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope license ライセンス モードを開始します。
ステップ 2 UCS-A /license # show server-host-id ファブリック インターコネクトのホスト ID またはシリアル番号を入手します。
ヒント 等号(=)の後ろに表示されるホスト ID 全体を使用します。
次の作業次に、ファブリック インターコネクト のホスト ID を入手する例を示します。
UCS-A# scope license UCS-A /license # show server-host-id Server host id: Scope Host Id ----- ------- A VDH=SSI12121212 B VDH=SSI13131313 UCS-A /license #
シスコから必要なライセンスを入手します。
ライセンスの取得
手順
(注)
このプロセスは、このマニュアルのリリース後に変更される場合があります。 このマニュアルの手順が 1 つ以上当てはまらない場合は、シスコの担当者にライセンス ファイルの入手方法をお問い合わせください。
次の作業
ファブリック インターコネクトにライセンスをインストールします。
ライセンスのインストール
手順
(注)
クラスタ構成の場合、マッチング ペアの両方のファブリック インターコネクトにライセンスをダウンロードしてインストールすることをお勧めします。 個々のライセンスは、ダウンロードを開始するために使用するファブリック インターコネクトのみにダウンロードされます。
ファブリック インターコネクトにインストールされたライセンスの表示
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope license ライセンス モードを開始します。
ステップ 2 UCS-A /license # show file [license_filename | detail] ファブリック インターコネクトにインストールされたライセンスを、コマンドで指定した詳細レベルで表示します。
次に、ファブリック インターコネクトにインストールされたライセンスの全詳細を表示する例を示します。
UCS-A# scope license UCS-A /license # show file detail License file: UCSFEAT20100928112305377.lic Id: 1212121212121212 Version: 1.0 Scope: A State: Installed Features Feature Name: ETH_PORT_ACTIVATION_PKG Vendor: cisco Version: 1.0 Quantity: 24 Lines Line Id: 1 Type: Increment Expiry Date: Never Pak: Quantity: 24 Signature: B10101010101 License file: UCSFEAT20100928112332175.lic Id: 1313131313131313 Version: 1.0 Scope: B State: Installed Features Feature Name: ETH_PORT_ACTIVATION_PKG Vendor: cisco Version: 1.0 Quantity: 24 Lines Line Id: 1 Type: Increment Expiry Date: Never Pak: Quantity: 24 Signature: F302020202020 UCS-A /license #ファブリック インターコネクトのライセンス使用状況の表示
手順
次に、ファブリック インターコネクトにインストールされたライセンスの全詳細を表示する例を示します。
UCS-A# scope license UCS-A /license # show usage Feat Name Scope Default Total Quant Used Quant State Peer Count Comparison Grace Used ------------------------------ ----- ------- ----------- ---------- ---------- ----------------------- ---------- ETH_PORT_ACTIVATION_PKG A 16 40 11 License Ok Matching 0 ETH_PORT_ACTIVATION_PKG B 16 40 11 License Ok Matching 0 UCS-A /license #ライセンスのアンインストール
手順
(注)
使用中の永続ライセンスはアンインストールできません。 未使用の永久ライセンスだけをアンインストールできます。 使用中の永続ライセンスを削除しようとすると、Cisco UCS Manager はその要求を拒否し、エラー メッセージを表示します。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope license ライセンス モードを開始します。
ステップ 2 UCS-A /license # clear file license-filename 指定したライセンスをアンインストールします。
Cisco UCS Manager はライセンスを非アクティブ化し、ライセンスのリストからそのライセンスを削除し、ファブリック インターコネクトからライセンスを削除します。 ポートは、ライセンスなしモードに移行します。 クラスタ構成の場合は、他のファブリック インターコネクトからもライセンスをアンインストールする必要があります。
次に、port9.lic をアンインストールする例を示します。
UCS-A # scope license UCS-A /license # clear file port9.lic Clearing license port9.lic: SERVER this_host ANY VENDOR cisco INCREMENT ETH_PORT_ACTIVATION_PKG cisco 1.0 permanent 1 \ VENDOR_STRING=<LIC_SOURCE>UCS_SWIFT</LIC_SOURCE><SKU>N10-L001=</SKU> \ HOSTID=VDH=FLC12360025 \ NOTICE="<LicFileID>20090519200954833</LicFileID><LicLineID>1</LicLineID> \ <PAK></PAK>" SIGN=C01FAE4E87FA Clearing license ........done UCS-A /license #