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目次
この章は、次の項で構成されています。
サーバ プールは複数のサーバで構成されています。 これらのサーバは通常、同じ特性を持っています。 これらの特性は、シャーシ内の位置であったり、サーバ タイプ、メモリ容量、ローカル ストレージ、CPU のタイプ、ローカル ドライブ設定などの属性だったりします。 サーバを手動でサーバ プールに割り当てることも、サーバ プール ポリシーとサーバ プール ポリシー資格情報を使用して割り当てを自動化することもできます。
システムが組織を通じて、マルチテナント機能を実装している場合、特定の組織で使用されるサーバ プールを 1 つ以上、指定できます。 たとえば、CPU を 2 個搭載したサーバをすべて含むプールをマーケティング組織に割り当て、メモリのサイズが 64GB のサーバをすべて、財務組織に割り当てることができます。
サーバ プールには、システム内のどのシャーシにあるサーバでも入れることができます。 1 つのサーバは複数のサーバ プールに属することができます。
次の例に、ServPool2 という名前のサーバ プールを作成し、そのサーバ プール用に 2 つのサーバを作成して、トランザクションをコミットする方法を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # create server-pool ServPool2 UCS-A /org/server-pool* # create server 1/1 UCS-A /org/server-pool* # create server 1/4 UCS-A /org/server-pool* # commit-buffer UCS-A /org/server-pool #
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name | 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name に / と入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # delete server-pool server-pool-name | 指定されたサーバ プールを削除します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、ServPool2 という名前のサーバ プールを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # delete server-pool ServPool2 UCS-A /org* # commit-buffer UCS-A /org #
UUID 接尾辞プールは、サーバへの割り当てに使用できる SMBIOS UUID の集まりです。 UUID の接頭辞を構成する先頭の桁の数字は固定です。 残りの桁で構成される UUID 接尾辞は変数です。 UUID 接尾辞プールは、特定のプールを使用するサービス プロファイルに関連づけられた各サーバについて、これらの変数が一意であることを保証して競合を回避します。
サービス プロファイルで UUID 接尾辞プールを使用する場合は、サービス プロファイルに関連付けられたサーバの UUID を手動で設定する必要はありません。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
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ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name | 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。 |
||
ステップ 2 | UCS-A /org # create uuid-suffix-pool pool-name | 指定されたプール名で UUID 接尾辞プールを作成し、組織の UUID 接尾辞プール モードを開始します。 この名前には、1 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。 |
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ステップ 3 | UCS-A /org/uuid-suffix-pool # set descr description | (任意) UUID サフィックス プールの説明を記入します。
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ステップ 4 | UCS-A /org/uuid-suffix-pool # set assignmentorder {default | sequential} | 次のいずれかになります。 |
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ステップ 5 | UCS-A /org/uuid-suffix-pool # create block first-uuid last-uuid | UUID サフィックス ブロック(範囲)を作成し、組織 UUID サフィックス プール ブロック モードを開始します。 nnnn-nnnnnnnnnnnn 形式を使用してブロック内の最初と最後の UUID サフィックスを指定する必要があります。UUID サフィックス間はスペースで区切ります。
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ステップ 6 | UCS-A /org/uuid-suffix-pool/block # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、pool4 という名前の UUID サフィックス プールを作成し、プールの説明を記入し、プールに使用される UUID サフィックス ブロックを指定し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # create uuid-suffix-pool pool4 UCS-A /org/uuid-suffix-pool* # set descr "This is UUID suffix pool 4" UCS-A /org/uuid-suffix-pool* # create block 1000-000000000001 1000-000000000010 UCS-A /org/uuid-suffix-pool/block* # commit-buffer UCS-A /org/uuid-suffix-pool/block #
UUID 接尾辞プールをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
プールを削除した場合、Cisco UCS Manager は、 でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name | 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # delete uuid-suffix-pool pool-name | 指定された UUID サフィックス プールを削除します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、pool4 という名前の UUID サフィックス プールを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # delete uuid-suffix-pool pool4 UCS-A /org* # commit-buffer UCS-A /org #
IP プールは、用途が初期設定されていない IP アドレスの集合です。 Cisco UCS Manager で IPv4 または IPv6 アドレス プールを作成して以下を行うことができます。
サービス プロファイルが関連付けられているサーバのデフォルトの管理 IP プール ext-mgmt の置き換え。 Cisco UCS Manager は、サーバ上の Cisco Integrated Management Controller(CIMC)で終端する外部アクセス用に、IP プールの各 IP アドレス ブロックを予約します。 サービス プロファイルが関連付けられていない場合は、CIMC 用の ext-mgmt IP プールを使用して IP アドレスを取得する必要があります。
CIMC 用の管理インバンドまたはアウトオブバンド IP アドレスの置き換え。
(注) |
Cisco UCS Manager では iSCSI ブート IPv6 プールを作成できません。 |
Cisco UCS Manager で IPv4 アドレス プールを作成して以下を行うことができます。
デフォルトの iSCSI ブート IP プール iscsi-initiator-pool の置き換え。 Cisco UCS Manager は、指定された IP プールの各 IP アドレス ブロックを予約します。
管理 IP アドレスと iSCSI ブート IP アドレス両方の置き換え。
(注) |
サーバまたはサービス プロファイルのスタティック IP アドレスとして割り当てられている IP アドレスが、IP プールに含まれていてはなりません。 |
IPv4 および IPv6 アドレスのブロックを持つインバンド IP プールを設定できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
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ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name | 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。 |
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ステップ 2 | UCS-A /org # create ip-pool pool-name | 指定された名前で IP プールを作成し、組織 IP プール モードを開始します。 この名前には、1 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。 |
||
ステップ 3 | UCS-A /org/ip-pool # set descr description | (任意) IP プールの説明を記入します。
|
||
ステップ 4 | UCS-A /org/ip-pool # create block first-ip-addr last-ip-addr gateway-ip-addr subnet-mask | IP アドレス ブロック(範囲)を作成し、組織 IP プール ブロック モードを開始します。 アドレス範囲の最初と最後の IP アドレス、ゲートウェイ IP アドレス、およびサブネット マスクを指定します。 |
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ステップ 5 | UCS-A /org/ip-pool/block # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
||
ステップ 6 | UCS-A /org/ip-pool/block # exit | 組織 IP プール ブロック モードを終了します。 |
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ステップ 7 | UCS-A /org/ip-pool # create ip6block first-ip6-addr last-ip6-addr gateway-ip6-addr prefix | IPv6 アドレス ブロックを作成し、組織 IPv6 プール ブロック モードを開始します。 アドレス範囲の最初と最後の IPv6 アドレス、ゲートウェイ IPv6 アドレス、およびネットワーク プレフィックスを指定する必要があります。 |
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ステップ 8 | UCS-A/org/ip-pool/ipv6-block # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次の例では、inband-default という名前のインバンド IP プールを作成し、IPv4 アドレスのブロックを作成し、IPv6 アドレスのブロックを作成し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org UCS-A /org # create ip-pool inband_default UCS-A /org/ip-pool* # create block 192.168.100.10 192.168.100.100 192.168.100.1 255.255.255.0 UCS-A /org/ip-pool/block* # commit-buffer UCS-A /org/ip-pool/block # exit UCS-A /org/ip-pool # create ipv6-block 2001:888::10 2001:888::100 2001:888::1 64 UCS-A /org/ip-pool/ipv6-block* # commit-buffer UCS-A /org/ip-pool/ipv6-block #
IP プールをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name | 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。 |
||
ステップ 2 | UCS-A /org # scope ip-pool pool-name | 指定したプールの組織 IP プール モードを開始します。 |
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ステップ 3 | UCS-A /org/ip-pool # create block first-ip-addr last-ip-addr gateway-ip-addr subnet-mask | IP アドレス ブロック(範囲)を作成し、組織 IP プール ブロック モードを開始します。 アドレス範囲の最初と最後の IP アドレス、ゲートウェイ IP アドレス、およびサブネット マスクを指定します。
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ステップ 4 | UCS-A /org/ip-pool/block # commit-buffer | トランザクションをコミットします。 |
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ステップ 5 | UCS-A /org/ip-pool/block # exit | IPv4 ブロック コンフィギュレーション モードを終了します。 |
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ステップ 6 | UCS-A /org/ip-pool # create ipv6-block first-ip6-addr last-ip6-addr gateway-ip6-addr prefix | IPv6 アドレスのブロック(範囲)を作成し、組織 IP プール IPv6 ブロック モードを開始します。 アドレス範囲の最初と最後の IPv6 アドレス、ゲートウェイ IPv6 アドレス、およびネットワーク プレフィックスを指定する必要があります。
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ステップ 7 | UCS-A /org/ip-pool/ ipv6-block # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
この例では、IPv4 および IPv6 アドレスのブロックを pool4 という名前の IP プールに追加し、トランザクションをコミットする方法を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope ip-pool pool4 UCS-A /org/ip-pool # create block 192.168.100.1 192.168.100.200 192.168.100.10 255.255.255.0 UCS-A /org/ip-pool/block* # commit-buffer UCS-A /org/ip-pool/block #exit UCS-A /org/ip-pool* # create ipv6-block 2001:888::10 2001:888::100 2001:888::1 64 UCS-A /org/ip-pool/ipv6-block* commit-buffer
プールからアドレス ブロックを削除すると、Cisco UCS Manager はそのブロックの中の vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたブロックのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
(注) |
IPv6 アドレス ブロックは、vNIC または vHBA には適用できません。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name | 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # scope ip-poolpool-name | 指定したプールの組織 IP プール モードを開始します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org/ip-pool # delete {ip-block|ipv6-block} {first-ip-addr|first-ip6-addr}{last-ip-addr| last-ip6-addr} | IPv4 または IPv6 アドレスの指定されたブロック(範囲)を削除します。 |
ステップ 4 | UCS-A /org/ip-pool # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
この例では、pool4 という名前の IP プールから IP アドレス ブロックを削除し、トランザクションをコミットする方法を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope ip-pool pool4 UCS-A /org/ip-pool # delete block 192.168.100.1 192.168.100.200 UCS-A /org/ip-pool* # commit-buffer UCS-A /org/ip-pool #
この例では、pool4 という名前の IP プールから IPv6 アドレス ブロックを削除し、トランザクションをコミットする方法を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope ip-pool pool4 UCS-A /org/ip-pool # delete ipv6-block 2001::1 2001::10 UCS-A /org/ip-pool* # commit-buffer UCS-A /org/ip-pool #
プールを削除した場合、Cisco UCS Manager は、 でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | UCS-A# scope org org-name | 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。 |
ステップ 2 | UCS-A /org # delete ip-pool pool-name | 指定された IP プールを削除します。 |
ステップ 3 | UCS-A /org # commit-buffer | トランザクションをシステムの設定にコミットします。 |
次に、pool4 という名前の IP プールを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # delete ip-pool pool4 UCS-A /org* # commit-buffer UCS-A /org #
目次
この章は、次の項で構成されています。
サーバ プール
サーバ プールは複数のサーバで構成されています。 これらのサーバは通常、同じ特性を持っています。 これらの特性は、シャーシ内の位置であったり、サーバ タイプ、メモリ容量、ローカル ストレージ、CPU のタイプ、ローカル ドライブ設定などの属性だったりします。 サーバを手動でサーバ プールに割り当てることも、サーバ プール ポリシーとサーバ プール ポリシー資格情報を使用して割り当てを自動化することもできます。
システムが組織を通じて、マルチテナント機能を実装している場合、特定の組織で使用されるサーバ プールを 1 つ以上、指定できます。 たとえば、CPU を 2 個搭載したサーバをすべて含むプールをマーケティング組織に割り当て、メモリのサイズが 64GB のサーバをすべて、財務組織に割り当てることができます。
サーバ プールには、システム内のどのシャーシにあるサーバでも入れることができます。 1 つのサーバは複数のサーバ プールに属することができます。
サーバ プールの作成
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope org org-name 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name に / と入力します。
ステップ 2 UCS-A /org # create server-pool server-pool-name 指定した名前のサーバ プールを作成し、組織サーバ プール モードを開始します。
ステップ 3 UCS-A /org/server-pool # create server chassis-num/slot-num サーバ プールのサーバを作成します。
(注) サーバ プールには複数のサーバを含めることができます。 プールに複数のサーバを作成するには、組織サーバ プール モードで複数の複数の create server コマンドを入力する必要があります。
ステップ 4 UCS-A /org/server-pool # commit-buffer トランザクションをシステムの設定にコミットします。
サーバ プールの削除
UUID 接尾辞プール
UUID 接尾辞プールは、サーバへの割り当てに使用できる SMBIOS UUID の集まりです。 UUID の接頭辞を構成する先頭の桁の数字は固定です。 残りの桁で構成される UUID 接尾辞は変数です。 UUID 接尾辞プールは、特定のプールを使用するサービス プロファイルに関連づけられた各サーバについて、これらの変数が一意であることを保証して競合を回避します。
サービス プロファイルで UUID 接尾辞プールを使用する場合は、サービス プロファイルに関連付けられたサーバの UUID を手動で設定する必要はありません。
UUID 接尾辞プールの作成
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope org org-name 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。
ステップ 2 UCS-A /org # create uuid-suffix-pool pool-name 指定されたプール名で UUID 接尾辞プールを作成し、組織の UUID 接尾辞プール モードを開始します。
この名前には、1 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。
ステップ 3 UCS-A /org/uuid-suffix-pool # set descr description (任意) UUID サフィックス プールの説明を記入します。
(注) 説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。
ステップ 4 UCS-A /org/uuid-suffix-pool # set assignmentorder {default | sequential} 次のいずれかになります。
ステップ 5 UCS-A /org/uuid-suffix-pool # create block first-uuid last-uuid UUID サフィックス ブロック(範囲)を作成し、組織 UUID サフィックス プール ブロック モードを開始します。 nnnn-nnnnnnnnnnnn 形式を使用してブロック内の最初と最後の UUID サフィックスを指定する必要があります。UUID サフィックス間はスペースで区切ります。
(注) UUID サフィックス プールには、複数の UUID サフィックス ブロックを含めることができます。 複数のブロックを作成するには、組織 UUID 接尾辞プール モードから複数の create block コマンドを入力する必要があります。
ステップ 6 UCS-A /org/uuid-suffix-pool/block # commit-buffer トランザクションをシステムの設定にコミットします。
次の作業次に、pool4 という名前の UUID サフィックス プールを作成し、プールの説明を記入し、プールに使用される UUID サフィックス ブロックを指定し、トランザクションをコミットする例を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # create uuid-suffix-pool pool4 UCS-A /org/uuid-suffix-pool* # set descr "This is UUID suffix pool 4" UCS-A /org/uuid-suffix-pool* # create block 1000-000000000001 1000-000000000010 UCS-A /org/uuid-suffix-pool/block* # commit-buffer UCS-A /org/uuid-suffix-pool/block #
UUID 接尾辞プールをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
UUID 接尾辞プールの削除
手順プールを削除した場合、Cisco UCS Manager は、 でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope org org-name 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。
ステップ 2 UCS-A /org # delete uuid-suffix-pool pool-name 指定された UUID サフィックス プールを削除します。
ステップ 3 UCS-A /org # commit-buffer トランザクションをシステムの設定にコミットします。
IP プール
IP プールは、用途が初期設定されていない IP アドレスの集合です。 Cisco UCS Manager で IPv4 または IPv6 アドレス プールを作成して以下を行うことができます。
サービス プロファイルが関連付けられているサーバのデフォルトの管理 IP プール ext-mgmt の置き換え。 Cisco UCS Manager は、サーバ上の Cisco Integrated Management Controller(CIMC)で終端する外部アクセス用に、IP プールの各 IP アドレス ブロックを予約します。 サービス プロファイルが関連付けられていない場合は、CIMC 用の ext-mgmt IP プールを使用して IP アドレスを取得する必要があります。
CIMC 用の管理インバンドまたはアウトオブバンド IP アドレスの置き換え。
(注)
Cisco UCS Manager では iSCSI ブート IPv6 プールを作成できません。
Cisco UCS Manager で IPv4 アドレス プールを作成して以下を行うことができます。
デフォルトの iSCSI ブート IP プール iscsi-initiator-pool の置き換え。 Cisco UCS Manager は、指定された IP プールの各 IP アドレス ブロックを予約します。
管理 IP アドレスと iSCSI ブート IP アドレス両方の置き換え。
(注)
サーバまたはサービス プロファイルのスタティック IP アドレスとして割り当てられている IP アドレスが、IP プールに含まれていてはなりません。
インバンド IP プールの作成
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope org org-name 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。
ステップ 2 UCS-A /org # create ip-pool pool-name 指定された名前で IP プールを作成し、組織 IP プール モードを開始します。
この名前には、1 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。
ステップ 3 UCS-A /org/ip-pool # set descr description (任意) IP プールの説明を記入します。
(注) 説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。
ステップ 4 UCS-A /org/ip-pool # create block first-ip-addr last-ip-addr gateway-ip-addr subnet-mask IP アドレス ブロック(範囲)を作成し、組織 IP プール ブロック モードを開始します。 アドレス範囲の最初と最後の IP アドレス、ゲートウェイ IP アドレス、およびサブネット マスクを指定します。
ステップ 5 UCS-A /org/ip-pool/block # commit-buffer トランザクションをシステムの設定にコミットします。
ステップ 6 UCS-A /org/ip-pool/block # exit 組織 IP プール ブロック モードを終了します。
ステップ 7 UCS-A /org/ip-pool # create ip6block first-ip6-addr last-ip6-addr gateway-ip6-addr prefix IPv6 アドレス ブロックを作成し、組織 IPv6 プール ブロック モードを開始します。 アドレス範囲の最初と最後の IPv6 アドレス、ゲートウェイ IPv6 アドレス、およびネットワーク プレフィックスを指定する必要があります。
ステップ 8 UCS-A/org/ip-pool/ipv6-block # commit-buffer トランザクションをシステムの設定にコミットします。
次の作業次の例では、inband-default という名前のインバンド IP プールを作成し、IPv4 アドレスのブロックを作成し、IPv6 アドレスのブロックを作成し、トランザクションをコミットします。
UCS-A# scope org UCS-A /org # create ip-pool inband_default UCS-A /org/ip-pool* # create block 192.168.100.10 192.168.100.100 192.168.100.1 255.255.255.0 UCS-A /org/ip-pool/block* # commit-buffer UCS-A /org/ip-pool/block # exit UCS-A /org/ip-pool # create ipv6-block 2001:888::10 2001:888::100 2001:888::1 64 UCS-A /org/ip-pool/ipv6-block* # commit-buffer UCS-A /org/ip-pool/ipv6-block #
IP プールをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
IP プールへのブロックの追加
手順
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope org org-name 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。
ステップ 2 UCS-A /org # scope ip-pool pool-name 指定したプールの組織 IP プール モードを開始します。
ステップ 3 UCS-A /org/ip-pool # create block first-ip-addr last-ip-addr gateway-ip-addr subnet-mask IP アドレス ブロック(範囲)を作成し、組織 IP プール ブロック モードを開始します。 アドレス範囲の最初と最後の IP アドレス、ゲートウェイ IP アドレス、およびサブネット マスクを指定します。
(注) IP プールには、複数の IP ブロックを含めることができます。 複数のブロックを作成するには、組織 IP プール モードから複数の create block コマンドを入力します。
ステップ 4 UCS-A /org/ip-pool/block # commit-buffer トランザクションをコミットします。
ステップ 5 UCS-A /org/ip-pool/block # exit IPv4 ブロック コンフィギュレーション モードを終了します。
ステップ 6 UCS-A /org/ip-pool # create ipv6-block first-ip6-addr last-ip6-addr gateway-ip6-addr prefix IPv6 アドレスのブロック(範囲)を作成し、組織 IP プール IPv6 ブロック モードを開始します。 アドレス範囲の最初と最後の IPv6 アドレス、ゲートウェイ IPv6 アドレス、およびネットワーク プレフィックスを指定する必要があります。
(注) IPv6 プールには、複数の IP ブロックを含めることができます。 複数の IPv6 ブロックを作成するには、組織 IP プール モードから複数の create ipv6-block コマンドを入力します。
ステップ 7 UCS-A /org/ip-pool/ ipv6-block # commit-buffer トランザクションをシステムの設定にコミットします。
この例では、IPv4 および IPv6 アドレスのブロックを pool4 という名前の IP プールに追加し、トランザクションをコミットする方法を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope ip-pool pool4 UCS-A /org/ip-pool # create block 192.168.100.1 192.168.100.200 192.168.100.10 255.255.255.0 UCS-A /org/ip-pool/block* # commit-buffer UCS-A /org/ip-pool/block #exit UCS-A /org/ip-pool* # create ipv6-block 2001:888::10 2001:888::100 2001:888::1 64 UCS-A /org/ip-pool/ipv6-block* commit-bufferIP プールからのブロックの削除
手順プールからアドレス ブロックを削除すると、Cisco UCS Manager はそのブロックの中の vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたブロックのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
(注)
IPv6 アドレス ブロックは、vNIC または vHBA には適用できません。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope org org-name 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。
ステップ 2 UCS-A /org # scope ip-poolpool-name 指定したプールの組織 IP プール モードを開始します。
ステップ 3 UCS-A /org/ip-pool # delete {ip-block|ipv6-block} {first-ip-addr|first-ip6-addr}{last-ip-addr| last-ip6-addr} IPv4 または IPv6 アドレスの指定されたブロック(範囲)を削除します。
ステップ 4 UCS-A /org/ip-pool # commit-buffer トランザクションをシステムの設定にコミットします。
この例では、pool4 という名前の IP プールから IP アドレス ブロックを削除し、トランザクションをコミットする方法を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope ip-pool pool4 UCS-A /org/ip-pool # delete block 192.168.100.1 192.168.100.200 UCS-A /org/ip-pool* # commit-buffer UCS-A /org/ip-pool #この例では、pool4 という名前の IP プールから IPv6 アドレス ブロックを削除し、トランザクションをコミットする方法を示します。
UCS-A# scope org / UCS-A /org # scope ip-pool pool4 UCS-A /org/ip-pool # delete ipv6-block 2001::1 2001::10 UCS-A /org/ip-pool* # commit-buffer UCS-A /org/ip-pool #IP プールの削除
手順プールを削除した場合、Cisco UCS Manager は、 でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
コマンドまたはアクション 目的 ステップ 1 UCS-A# scope org org-name 指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。
ステップ 2 UCS-A /org # delete ip-pool pool-name 指定された IP プールを削除します。
ステップ 3 UCS-A /org # commit-buffer トランザクションをシステムの設定にコミットします。