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目次
この章は、次の内容で構成されています。
Cisco UCS Central の [Statistics] タブから、標準レポートとカスタム レポートを生成できます。 登録済み Cisco UCS ドメインの次のデータのレポートを生成できます。
レポートの生成時に、レポートをテーブル形式またはグラフ形式で表示するオプションを指定できます。 この表示オプションを使用して、特定のレポート タイプの最上位ドメインまたは最下位ドメインを選択できます。 また、オーバーレイを使用してレポート タイプのデータを重ねることができきます。 次の 2 つのレポート オプションが用意されています。
[Standard Reports]:ピーク時ファン速度、受信トラフィック(Rx)、送信トラフィック(Tx)平均電力、およびピーク時温度の事前定義レポート。 任意の時点でこれらの事前定義レポートを実行して、レポートを表示できます。 また、事前の設定を変更できますが、新しい標準レポートを作成することはできません。
[Custom Reports]:使用可能なレポート オプションからカスタム レポートを作成するオプションです。 要件に基づいて、[Ungrouped Reports] で個々のレポートを作成するか、またはレポート グループを作成し、そのグループまたはサブグループ内でレポートを作成します。 カスタム レポート グループは任意の時点で作成、編集、または削除できます。
Cisco UCS Central は、登録済み Cisco UCS ドメインからネットワーク、温度、冷却、および電力に関する統計データを収集して集約します。 Cisco UCS Central のインストール時に、統計情報データのデフォルトの保存場所を指定する必要があります。 統計情報データは、「ucscentral-stats-db」という名前の内部 PostgreSQL データベース、または Oracle 11g、MSSQL、または Postgre SQL などの外部データベースに保存できます。 インストール中にデフォルトの場所として内部ストレージを選択した場合、統計情報データの保存期間は最大 2 週間です。 収集されたデータを 2 週間以上保持する場合は、外部データベースをセットアップすることを推奨します。統計情報用の外部データベースを参照してください。
収集されたデータは、日次、毎時、週次、およびリアルタイム レコードに基づいて集約され、テーブルに保存されます。 このデータベースで SQL クエリを実行して、各レポート コンポーネント固有のデータを取得できます。外部データベースからのデータの取得を参照してください。 Cisco UCS Central データベースは、データを保存するデフォルト データベースです。
Cisco UCS Central CLI を使用して統計情報収集間隔を設定し、登録済み Cisco UCS ドメインから指定された間隔で情報を収集することができます。 新しい Cisco UCS ドメインが Cisco UCS Central に登録されると、Cisco UCS Centralは指定された統計情報収集間隔に新しいドメインをサブスクライブします。 収集間隔を再設定すると、登録済みドメインでデータが更新されます。 登録済み Cisco UCS ドメインは指定された収集間隔に基づいて統計情報を Cisco UCS Central に送信します。
統計情報収集間隔として次のいずれかを選択できます。
収集されたデータを 2 週間以上保持する場合や、6 つ以上の登録済み Cisco UCS ドメインから統計情報データを収集する場合は、外部データベースをセットアップできます。
(注) |
外部データベースをセットアップするには、Cisco UCS Central CLI が必要です。 |
Cisco UCS Central からの統計情報収集では、次のデータベースを外部データベースとして使用できます。
Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.1.0- 64 ビット Production 以降。
PostgreSQL Server 9.1.8 64 ビット以降
Microsoft SQL Server 2012 (SP1) - 11.0.3000.0 (X64) 以降
Microsoft SQL Server 2008 R2 10.50.1600.1 (X64) SP1 以降
外部データベースとして上記のいずれかのデータベースにアクセスし、セットアップする場合は、次の情報がわかっていることを確認してください。
(注) |
Cisco UCS Central が設定された外部データベースにアクセスできるように、データベース サーバでファイアウォール ポートを開く必要があります。 |
Cisco UCS Central の初期セットアップ時、または統計情報収集のために外部データベースをセットアップする必要がある場合はいつでも、外部データベースをセットアップできます。
初期セットアップ時の外部データベースのセットアップ:Cisco UCS Central の初期セットアップを実行する場合は、統計情報収集を有効にするように促されます。 [Yes] を選択すると、外部データベースの情報を入力するように促されます。 [No] を選択すると、登録済み Cisco UCS ドメインからの統計情報データの収集は無効になります。
任意の時点:Cisco UCS Central CLI を使用して外部データベースに接続し、登録済み Cisco UCS ドメイン の統計情報収集をセットアップできます。 Oracle データベースのセットアップの詳細については、外部 Oracle データベースへの接続を参照してください。 PostgreSQL データべースのセットアップの詳細については、外部 PostgreSQL データベースへの接続を参照してください。 MS SQL データベースでのクエリのセットアップについては、外部 Microsoft SQL Server データベースへの接続 を参照してください。
外部データベースは、登録済み Cisco UCS ドメインのネットワーク トラフィック、温度、電力および冷却に関する統計情報データを保存します。 ネットワーク、温度、電力および冷却に関する統計情報データを取得するため、外部データベースに対してクエリを実行できます。 データベースでのクエリの実行の詳細については、外部データベースからのデータの取得を参照してください。
(注) |
統計情報データを保存する外部データベースのセットアップ時に、データベースから古いレコードを消去する間隔を設定する必要があります。 ユーザが外部データベースのメンテナンスを実行する必要があります。 |
統計情報収集用のデータベースを設定した場合は、Cisco UCS Central サービスを必ず再起動してください。 サービスを再起動する必要がある状況を次に示します。
ISO イメージを使用して Cisco UCS Central の最新バージョンへアップグレードした後
古いバージョンの Cisco UCS Central には統計情報収集機能がありません。 アップグレード プロセスの完了後に、Cisco UCS Central CLI を使用して統計情報データ収集用に外部データベースをセットアップできます。
Cisco UCS Central のインストール後に統計情報収集用に外部データベースをセットアップします。 外部データベースとして Oracle データベースまたは PostgreSQL データベースを使用できます。
Oracle データベースから PostgreSQL データベースへの切り替え後、または PostgreSQL データベースから Oracle データベースへの切り替え後。
Cisco UCS Central データベースは、Full State バックアップ時にはバックアップされません。 統計情報データを保存する外部データベースをセットアップした場合は、標準のデータベース バックアップと復元の手順に従ってください。 ただし、外部データベースを復元する前に、Cisco UCS Central サービスを停止する必要があります。 このサービスを停止するには、Cisco UCS Central CLI にログインし、local-mgmt コマンド モードで pmon stop コマンドを実行する必要があります。 データベースの復元後に、Cisco UCS Central CLI で pmon start コマンドを実行して Cisco UCS Central サービスを開始します。
Cisco UCS Central が外部データベースへの接続に失敗する場合は、エラーが発生します。 Cisco UCS Central CLI のエラーの詳細を表示するには、show fault コマンドを使用するか、または Cisco UCS Central GUI の [Fault] パネルを確認します。 問題が解決すると、Cisco UCS Central は外部データベースへの接続を自動的に再試行します。 接続が確立されると、エラーが Cisco UCS Central CLI から消去されます。
外部データベースでは、収集された統計情報データがテーブルに保存されます。 スクリプトを使用して、外部データベースから古い統計情報データを消去できます。 次の表で、データベース テーブルの名前と各テーブルに保存されるデータを説明します。
テーブル名 |
テーブルに保存されるデータ |
---|---|
adaptorHBAVnicStats |
HBA アダプタのトラフィック データ。 |
adaptorNICVnicStats |
NIC アダプタのトラフィック データ。 |
adaptorVnicStats |
NIC/HBA アダプタのトラフィック データ。 |
computeMbPowerStats |
ブレード サーバの電力データ。 |
computeMbTempStats |
ブレード サーバの温度データ。 |
computeRackUnitMbTempStats |
ラック サーバの温度データ。 |
equipmentChassisStats |
シャーシの電力データ。 |
equipmentFanStats |
シャーシのファン速度データ。 |
equipmentNetworkElementFanStats |
FI のファン速度データ。 |
equipmentPsuStats |
シャーシの PSU データ。 |
equipmentRackUnitFanStats |
ラック サーバのファン速度データ。 |
equipmentRackUnitPsuStats |
ラック サーバの PSU データ。 |
etherRxStats |
受信イーサネット トラフィック データ。 |
etherTxStats |
送信イーサネット トラフィック データ。 |
fcStats |
FC トラフィック データ。 |
processorEnvStats |
CPU 環境データ。 |
データベースは、ネットワーク、温度、冷却、および電力に関する統計情報データを収集します。 登録済み Cisco UCS ドメインから収集されたデータはデータベースに保存され、その後次のように集約されます。
次の表で、データベース テーブルとこのテーブルに保存される情報の特性を説明します。
統計情報の種類 | 統計情報 | Table | MO/テーブル名 | プロパティ |
---|---|---|---|---|
温度 | 吸気温度 | 1 | computeMbTempStats | fmTempSenIo |
プロセッサの温度 | 2 | processorEnvStats | 温度 | |
電源 | ブレードの DC 電源 | 3 | computeMbPowerStats | consumedPower |
シャーシの AC 電源 | 4 | equipmentChassisStats | inputPower | |
冷却 | FI ファン速度 | 5 | equipmentNetworkElementFanStats | 速度 |
シャーシ ファン速度 | 6 | equipmentFanStats | speed | |
FI イーサネット トラフィック | 送信 | 7 | etherTxStats | TotalBytes |
Receive(受信) | 8 | etherRxStats | TotalBytes | |
FI ファイバ チャネル トラフィック | 送信/受信 | 9 | fcStats | BytesTx、BytesRx |
サーバ イーサネット トラフィック | 送信/受信 | 10 | adaptorNICVnicStats | BytesTx、BytesRx |
サーバ FC トラフィック | 送信/受信 | 11 | adaptorHBAVnicStats | BytesTx、BytesRx |
サーバ イーサネットおよびファイバ チャネル トラフィック | 送信/受信 | 12 | adaptorVnicStats | BytesTx、BytesRx |
該当なし | 内部 DN マッピング テーブル | 13 | affectedId2Dn | 該当なし |
ヒント |
統計情報データベースのテーブル名は 30 文字より長くすることができます。 Oracle データベースでは 30 文字の制限があるため、テーブル名が切り捨てられることがあります。 Cisco UCS Central はこれを自動的に処理します。 |
統計情報収集ポリシーは、登録済み Cisco UCS ドメインからのデータ収集間隔を指定します。 登録済み Cisco UCS ドメインから受信したデータはデータベースに保存され、時間、日次、または週次のレコードとして集約されます。 このリアルタイム レコードに基づく集約は、統計情報収集間隔によって定義されます。 データベースには、各レコード タイプごとに特定の ID または固有の識別情報があります。 次の表に、各レコード タイプの ID をリストします。
レコード タイプ | ID |
---|---|
Real Time |
0 |
Hourly |
1 |
Daily |
2 |
Weekly |
3 |
統計情報収集ポリシーが 15 分に設定されている場合、4 つのリアルタイム レコードごとに 1 つの時間レコードが作成され、データベースに保存されます。 日次レコード集約または週次レコード集約は内部で定義されており、収集間隔によって定義されません。 24 時間ごとに 1 つの日次レコードが作成され、データベースに保存されます。 同様に、7 日間ごとに 1 つの週次レコードが作成され、データベースに保存されます。
このタイプのデータ集約は、識別名(DN)に基づきます。 DN は、データベースで定義されているすべてのオブジェクトの一意の ID です。 子要素から親要素へのデータの合計バイト数が収集され、データベース テーブルに保存されます。 たとえば、サンプル ネットワークでドメインに 2 つのファブリック インターコネクトがあるとします。 各ファブリック インターコネクトにはスロットがあり、各スロットには異なるポートがあります。 これらのポートの統計情報データは、ドメイン レベルまですべて集約されます。
外部 Oracle データベースをセットアップします。 サポートされているバージョンは、Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.1.0 - 64 ビット Production 以上です。 データベース サーバのホスト名、データベース名、およびデータベースにアクセスするためのユーザ名とパスワードを書き留めます。 データベースにテーブルを作成し、これらのテーブルでレコードを追加、変更、削除するための特権が必要です。
Cisco UCS Central が外部データベースにアクセスできるように、データベース サーバでファイアウォール ポートを開く必要があります。
次の例では、デフォルト ポートで外部 Oracle データベースを使用するようにCisco UCS Centralをセットアップし、トランザクションをコミットします。
UCSC # connect stats-mgr UCSC (stats-mgr) # scope db-configuration UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set type oracle UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set hostname 10.10.10.10 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set port 1521 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set database DB1 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set user User1 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set pwd <enter_key> Password: UCSC (stats-mgr) /db-configuration # commit-buffer
統計情報収集間隔をデフォルトの 15 分から 30 分に変更できます。 これは任意です。
次の例では、デフォルト ポートで外部 postgreSQL データベースを使用するようにCisco UCS Centralをセットアップし、トランザクションをコミットします。
UCSC # connect stats-mgr UCSC (stats-mgr) # scope db-configuration UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set type postgres UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set hostname 10.10.10.10 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set port 5432 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set database DB1 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set user User1 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set pwd <enter_key> Password UCSC (stats-mgr) /db-configuration # commit-buffer
統計情報収集間隔をデフォルトの 15 分から 30 分に変更できます。 これは任意です。
標準レポートは、Cisco UCS Central の事前定義レポートです。 標準レポートを使用して、ドメイン、シャーシ、またはサーバ レベルで集約された上位/下位 10 件の送信(Tx)データまたは受信(Rx)データを確認できます。 Cisco UCS Centralでは追加の標準レポートを作成することはできませんが、標準レポートのパラメータを変更できます。
標準レポートのパラメータを変更するには、管理ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 その他のユーザは、現在利用可能なレポートを実行できますが、レポート パラメータを編集することはできません。
次の表で、Cisco UCS Central標準ネットワーク レポートについて説明します。
名前 | 説明 |
---|---|
Default View | レポートのビュー。 次のいずれかを指定できます。 デフォルトでは [Chart] オプションが選択されています。 |
Display | レポートに含まれるデータの特性。 次のいずれかを指定できます。 デフォルトでは、[Top Tx or Rx] オプションが選択されます。 |
対象 |
レポートのエンドポイント。 次のいずれかを指定できます。 デフォルトでは、[Fi Ethernet Ports] が選択されています。 |
持続時間 |
指定されているレポート実行期間。 次のいずれかを指定できます。 デフォルトでは、[Last 12 hours] が選択されます。 |
オーバーレイ |
オーバーレイ情報をレポートに含めます。 |
コンテキスト |
レポートのコンテキスト。 次のいずれかを指定できます。 レポートのコンテキストを指定できるのは、エンドポイントが [HBAs] または [NICs] として指定されている場合だけです。 コンテキストを指定すると、ドメイン、シャーシまたはサーバ レベルでサーバ NIC または HBA のトラフィックを確認できます。 [FI Ethernet Ports] や [FI FC Ports] などのその他のエンドポイントでは、コンテキストでデフォルトで選択されている [Domains] は変更できません。 コンテキストとして [Domains] を指定すると、ドメイン レベルのレポートがグラフでレンダリングされます。このグラフから、選択されているドメインのシャーシ レベルへさらにドリルダウンできます。 特定のシャーシ レベルからサーバにドリルダウンできます。 コンテキストとして [Chassis] を指定すると、データはシャーシ レベルでレンダリングされ、サーバ レベルまでドリルダウンできます。 コンテキストとして [Servers] を指定すると、データはサーバ レベルでレンダリングされ、それ以上ドリルダウンできません。 |
デフォルトの選択内容で標準ネットワーク レポートを実行すると、生成されるレポートには、過去 12 時間の Cisco UCS ドメインの [Fi Ethernet Ports] の上位と下位の送信(Tx)データまたは受信(Rx)データが、グラフ形式で表示されます。
標準レポートのパラメータを変更するには、管理ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 その他のユーザは、現在利用可能なレポートを実行できますが、レポート パラメータを編集することはできません。
エンドポイント [Chassis Fans]、[Fabric Interconnect Fans]、または [Rack Unit Fans] のピーク ファン速度レポートを生成できます。 ピーク ファン速度レポートには [Average Fan Speed] をオーバーレイできます。 [Context] は [Domains] です。
レポートを作成する場合、またはレポートのパラメータを変更する場合は、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権のないユーザまたは管理者以外のユーザは、現在使用可能なレポートの実行のみを行えます。
登録済み Cisco UCS ドメインで、サーバ吸気口温度に関するレポートを生成できます。 ピーク温度レポートには [Average Temperature] をオーバーレイできます。
レポートを作成する場合、またはレポートのパラメータを変更する場合は、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権のないユーザまたは管理者以外のユーザは、現在使用可能なレポートの実行のみを行えます。
エンドポイント [Chassis (Input Power - AC)]、[Blade (Consumed Power - DC)]、または [Rack (Input Power - AC)] に関する平均電力レポートを生成できます。 平均電力レポートには [Peak Power] をオーバーレイできます。 [Context] は [Domains] です。
レポートを作成する場合、またはレポートのパラメータを変更する場合は、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権のないユーザまたは管理者以外のユーザは、現在使用可能なレポートの実行のみを行えます。
カスタム レポートは、Cisco UCS Central で作成可能なレポートです。 これらのレポートを作成するには、管理者または統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権がないユーザ、または管理者以外のユーザの場合、UCS Central GUI の [Statistics] タブにアクセスできません。 UCS Central ではカスタム レポートを作成、変更、削除できます。
[Report Groups] または [Ungrouped Reports] のいずれかで、独自の要件に基づいてカスタム レポートを作成できます。 レポート グループは、カスタム レポートをグループ化するためのコンテナとして機能します。 カスタム レポートには、標準レポート([Network]、[Cooling]、[Power]、および [Temperature] など)と同じレポート タイプ オプションがあります。
Cisco UCS Central のカスタム レポート グループはフォルダのように機能し、グループ内にカスタム レポートを作成できます。 レポート グループ内に別のレポート グループを作成することもできます。
管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。
このレポート グループ内にカスタム レポートを作成できます。
Cisco UCS Central GUI からレポート グループを削除すると、そのグループ内に作成したすべてのレポートも削除されます。
登録済み UCS ドメインの特定の統計情報データを表示するために、カスタム レポートを作成できます。 Cisco UCS Central では、カスタム レポート グループを作成し、その中にレポートを作成できます。
カスタム レポートを作成するには、管理ユーザまたは統計の権限を持つユーザとしてログインする必要があります。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Statistics] をクリックします。 |
ステップ 2 | ナビゲーション ペインで、[Custom Reports] を展開します。 |
ステップ 3 |
[Ungrouped Reports] を右クリックし、[Create Report] を選択します。 レポート グループ内にレポートを作成するには、[Navigation] ペインで目的のレポート グループを右クリックし、[Create Report] を選択します。 レポート グループの作成の詳細については、カスタム レポート グループの作成を参照してください。 |
ステップ 4 | [Create Report] ダイアログボックスで、レポートの [Name] を指定します。 |
ステップ 5 | (任意)レポートの説明を指定します。 |
ステップ 6 |
[Properties] 領域で、必要な情報を指定します。 選択したレポート タイプに基づいて、[Properties] 領域の必須データが変化します 生成するレポートのタイプに必要なすべての情報を指定する必要があります。 |
ステップ 7 |
[OK] をクリックします。 このレポートは、[Navigation] ペインの [Custom Reports] の下と作業領域内に表示されます。 |
レポートを実行してデータを表示できます。
レポートを作成する場合、またはレポートのパラメータを変更する場合は、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権のないユーザまたは管理者以外のユーザは、現在使用可能なレポートの実行のみを行えます。
このタスクを実行するには、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。
目次
この章は、次の内容で構成されています。
統計情報管理
Cisco UCS Central の [Statistics] タブから、標準レポートとカスタム レポートを生成できます。 登録済み Cisco UCS ドメインの次のデータのレポートを生成できます。
重要:レポートの生成時に、レポートをテーブル形式またはグラフ形式で表示するオプションを指定できます。 この表示オプションを使用して、特定のレポート タイプの最上位ドメインまたは最下位ドメインを選択できます。 また、オーバーレイを使用してレポート タイプのデータを重ねることができきます。 次の 2 つのレポート オプションが用意されています。
[Standard Reports]:ピーク時ファン速度、受信トラフィック(Rx)、送信トラフィック(Tx)平均電力、およびピーク時温度の事前定義レポート。 任意の時点でこれらの事前定義レポートを実行して、レポートを表示できます。 また、事前の設定を変更できますが、新しい標準レポートを作成することはできません。
[Custom Reports]:使用可能なレポート オプションからカスタム レポートを作成するオプションです。 要件に基づいて、[Ungrouped Reports] で個々のレポートを作成するか、またはレポート グループを作成し、そのグループまたはサブグループ内でレポートを作成します。 カスタム レポート グループは任意の時点で作成、編集、または削除できます。
Cisco UCS Central での統計情報データの収集
Cisco UCS Central は、登録済み Cisco UCS ドメインからネットワーク、温度、冷却、および電力に関する統計データを収集して集約します。 Cisco UCS Central のインストール時に、統計情報データのデフォルトの保存場所を指定する必要があります。 統計情報データは、「ucscentral-stats-db」という名前の内部 PostgreSQL データベース、または Oracle 11g、MSSQL、または Postgre SQL などの外部データベースに保存できます。 インストール中にデフォルトの場所として内部ストレージを選択した場合、統計情報データの保存期間は最大 2 週間です。 収集されたデータを 2 週間以上保持する場合は、外部データベースをセットアップすることを推奨します。統計情報用の外部データベースを参照してください。
収集されたデータは、日次、毎時、週次、およびリアルタイム レコードに基づいて集約され、テーブルに保存されます。 このデータベースで SQL クエリを実行して、各レポート コンポーネント固有のデータを取得できます。外部データベースからのデータの取得を参照してください。 Cisco UCS Central データベースは、データを保存するデフォルト データベースです。
Cisco UCS Central CLI を使用して統計情報収集間隔を設定し、登録済み Cisco UCS ドメインから指定された間隔で情報を収集することができます。 新しい Cisco UCS ドメインが Cisco UCS Central に登録されると、Cisco UCS Centralは指定された統計情報収集間隔に新しいドメインをサブスクライブします。 収集間隔を再設定すると、登録済みドメインでデータが更新されます。 登録済み Cisco UCS ドメインは指定された収集間隔に基づいて統計情報を Cisco UCS Central に送信します。
統計情報収集間隔として次のいずれかを選択できます。
重要: 統計情報収集間隔は Cisco UCS Central CLI だけで指定できます。 Cisco UCS Central GUI で設定することはできません。 統計情報レポートは Cisco UCS Central GUI だけで表示できます。 Cisco UCS Central CLI では表示できません。統計情報用の外部データベース
収集されたデータを 2 週間以上保持する場合や、6 つ以上の登録済み Cisco UCS ドメインから統計情報データを収集する場合は、外部データベースをセットアップできます。
(注)
外部データベースをセットアップするには、Cisco UCS Central CLI が必要です。
Cisco UCS Central からの統計情報収集では、次のデータベースを外部データベースとして使用できます。
Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.1.0- 64 ビット Production 以降。
PostgreSQL Server 9.1.8 64 ビット以降
Microsoft SQL Server 2012 (SP1) - 11.0.3000.0 (X64) 以降
Microsoft SQL Server 2008 R2 10.50.1600.1 (X64) SP1 以降
外部データベースとして上記のいずれかのデータベースにアクセスし、セットアップする場合は、次の情報がわかっていることを確認してください。
(注)
Cisco UCS Central が設定された外部データベースにアクセスできるように、データベース サーバでファイアウォール ポートを開く必要があります。
外部データベースのセットアップ
Cisco UCS Central の初期セットアップ時、または統計情報収集のために外部データベースをセットアップする必要がある場合はいつでも、外部データベースをセットアップできます。
初期セットアップ時の外部データベースのセットアップ:Cisco UCS Central の初期セットアップを実行する場合は、統計情報収集を有効にするように促されます。 [Yes] を選択すると、外部データベースの情報を入力するように促されます。 [No] を選択すると、登録済み Cisco UCS ドメインからの統計情報データの収集は無効になります。
任意の時点:Cisco UCS Central CLI を使用して外部データベースに接続し、登録済み Cisco UCS ドメイン の統計情報収集をセットアップできます。 Oracle データベースのセットアップの詳細については、外部 Oracle データベースへの接続を参照してください。 PostgreSQL データべースのセットアップの詳細については、外部 PostgreSQL データベースへの接続を参照してください。 MS SQL データベースでのクエリのセットアップについては、外部 Microsoft SQL Server データベースへの接続 を参照してください。
外部データベースは、登録済み Cisco UCS ドメインのネットワーク トラフィック、温度、電力および冷却に関する統計情報データを保存します。 ネットワーク、温度、電力および冷却に関する統計情報データを取得するため、外部データベースに対してクエリを実行できます。 データベースでのクエリの実行の詳細については、外部データベースからのデータの取得を参照してください。
(注)
統計情報データを保存する外部データベースのセットアップ時に、データベースから古いレコードを消去する間隔を設定する必要があります。 ユーザが外部データベースのメンテナンスを実行する必要があります。
外部データベースの設定に関するガイドライン
統計情報収集用のデータベースを設定した場合は、Cisco UCS Central サービスを必ず再起動してください。 サービスを再起動する必要がある状況を次に示します。
ISO イメージを使用して Cisco UCS Central の最新バージョンへアップグレードした後
古いバージョンの Cisco UCS Central には統計情報収集機能がありません。 アップグレード プロセスの完了後に、Cisco UCS Central CLI を使用して統計情報データ収集用に外部データベースをセットアップできます。
Cisco UCS Central のインストール後に統計情報収集用に外部データベースをセットアップします。 外部データベースとして Oracle データベースまたは PostgreSQL データベースを使用できます。
Oracle データベースから PostgreSQL データベースへの切り替え後、または PostgreSQL データベースから Oracle データベースへの切り替え後。
Cisco UCS Central 統計情報データベースのバックアップと復元
Cisco UCS Central データベースは、Full State バックアップ時にはバックアップされません。 統計情報データを保存する外部データベースをセットアップした場合は、標準のデータベース バックアップと復元の手順に従ってください。 ただし、外部データベースを復元する前に、Cisco UCS Central サービスを停止する必要があります。 このサービスを停止するには、Cisco UCS Central CLI にログインし、local-mgmt コマンド モードで pmon stop コマンドを実行する必要があります。 データベースの復元後に、Cisco UCS Central CLI で pmon start コマンドを実行して Cisco UCS Central サービスを開始します。
外部データベースの統計情報データ
外部データベースでは、収集された統計情報データがテーブルに保存されます。 スクリプトを使用して、外部データベースから古い統計情報データを消去できます。 次の表で、データベース テーブルの名前と各テーブルに保存されるデータを説明します。
テーブル名
テーブルに保存されるデータ
adaptorHBAVnicStats
HBA アダプタのトラフィック データ。
adaptorNICVnicStats
NIC アダプタのトラフィック データ。
adaptorVnicStats
NIC/HBA アダプタのトラフィック データ。
computeMbPowerStats
ブレード サーバの電力データ。
computeMbTempStats
ブレード サーバの温度データ。
computeRackUnitMbTempStats
ラック サーバの温度データ。
equipmentChassisStats
シャーシの電力データ。
equipmentFanStats
シャーシのファン速度データ。
equipmentNetworkElementFanStats
FI のファン速度データ。
equipmentPsuStats
シャーシの PSU データ。
equipmentRackUnitFanStats
ラック サーバのファン速度データ。
equipmentRackUnitPsuStats
ラック サーバの PSU データ。
etherRxStats
受信イーサネット トラフィック データ。
etherTxStats
送信イーサネット トラフィック データ。
fcStats
FC トラフィック データ。
processorEnvStats
CPU 環境データ。
外部データベースからのデータの取得
データベースは、ネットワーク、温度、冷却、および電力に関する統計情報データを収集します。 登録済み Cisco UCS ドメインから収集されたデータはデータベースに保存され、その後次のように集約されます。
次の表で、データベース テーブルとこのテーブルに保存される情報の特性を説明します。
統計情報の種類 統計情報 Table MO/テーブル名 プロパティ 温度 吸気温度 1 computeMbTempStats fmTempSenIo プロセッサの温度 2 processorEnvStats 温度 電源 ブレードの DC 電源 3 computeMbPowerStats consumedPower シャーシの AC 電源 4 equipmentChassisStats inputPower 冷却 FI ファン速度 5 equipmentNetworkElementFanStats 速度 シャーシ ファン速度 6 equipmentFanStats speed FI イーサネット トラフィック 送信 7 etherTxStats TotalBytes Receive(受信) 8 etherRxStats TotalBytes FI ファイバ チャネル トラフィック 送信/受信 9 fcStats BytesTx、BytesRx サーバ イーサネット トラフィック 送信/受信 10 adaptorNICVnicStats BytesTx、BytesRx サーバ FC トラフィック 送信/受信 11 adaptorHBAVnicStats BytesTx、BytesRx サーバ イーサネットおよびファイバ チャネル トラフィック 送信/受信 12 adaptorVnicStats BytesTx、BytesRx 該当なし 内部 DN マッピング テーブル 13 affectedId2Dn 該当なし
ヒント
統計情報データベースのテーブル名は 30 文字より長くすることができます。 Oracle データベースでは 30 文字の制限があるため、テーブル名が切り捨てられることがあります。 Cisco UCS Central はこれを自動的に処理します。
リアルタイム レコードの集約
統計情報収集ポリシーは、登録済み Cisco UCS ドメインからのデータ収集間隔を指定します。 登録済み Cisco UCS ドメインから受信したデータはデータベースに保存され、時間、日次、または週次のレコードとして集約されます。 このリアルタイム レコードに基づく集約は、統計情報収集間隔によって定義されます。 データベースには、各レコード タイプごとに特定の ID または固有の識別情報があります。 次の表に、各レコード タイプの ID をリストします。
統計情報収集ポリシーが 15 分に設定されている場合、4 つのリアルタイム レコードごとに 1 つの時間レコードが作成され、データベースに保存されます。 日次レコード集約または週次レコード集約は内部で定義されており、収集間隔によって定義されません。 24 時間ごとに 1 つの日次レコードが作成され、データベースに保存されます。 同様に、7 日間ごとに 1 つの週次レコードが作成され、データベースに保存されます。
外部 Oracle データベースへの接続
はじめる前に手順
外部 Oracle データベースをセットアップします。 サポートされているバージョンは、Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.1.0 - 64 ビット Production 以上です。 データベース サーバのホスト名、データベース名、およびデータベースにアクセスするためのユーザ名とパスワードを書き留めます。 データベースにテーブルを作成し、これらのテーブルでレコードを追加、変更、削除するための特権が必要です。
Cisco UCS Central が外部データベースにアクセスできるように、データベース サーバでファイアウォール ポートを開く必要があります。
次の作業次の例では、デフォルト ポートで外部 Oracle データベースを使用するようにCisco UCS Centralをセットアップし、トランザクションをコミットします。
UCSC # connect stats-mgr UCSC (stats-mgr) # scope db-configuration UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set type oracle UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set hostname 10.10.10.10 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set port 1521 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set database DB1 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set user User1 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set pwd <enter_key> Password: UCSC (stats-mgr) /db-configuration # commit-buffer
統計情報収集間隔をデフォルトの 15 分から 30 分に変更できます。 これは任意です。
外部 PostgreSQL データベースへの接続
手順
次の作業次の例では、デフォルト ポートで外部 postgreSQL データベースを使用するようにCisco UCS Centralをセットアップし、トランザクションをコミットします。
UCSC # connect stats-mgr UCSC (stats-mgr) # scope db-configuration UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set type postgres UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set hostname 10.10.10.10 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set port 5432 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set database DB1 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set user User1 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set pwd <enter_key> Password UCSC (stats-mgr) /db-configuration # commit-buffer
統計情報収集間隔をデフォルトの 15 分から 30 分に変更できます。 これは任意です。
標準レポート
標準レポートは、Cisco UCS Central の事前定義レポートです。 標準レポートを使用して、ドメイン、シャーシ、またはサーバ レベルで集約された上位/下位 10 件の送信(Tx)データまたは受信(Rx)データを確認できます。 Cisco UCS Centralでは追加の標準レポートを作成することはできませんが、標準レポートのパラメータを変更できます。
重要:標準レポートのパラメータを変更するには、管理ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 その他のユーザは、現在利用可能なレポートを実行できますが、レポート パラメータを編集することはできません。
次の表で、Cisco UCS Central標準ネットワーク レポートについて説明します。
名前 説明 Default View レポートのビュー。 次のいずれかを指定できます。
デフォルトでは [Chart] オプションが選択されています。
Display レポートに含まれるデータの特性。 次のいずれかを指定できます。
デフォルトでは、[Top Tx or Rx] オプションが選択されます。
対象
レポートのエンドポイント。 次のいずれかを指定できます。
デフォルトでは、[Fi Ethernet Ports] が選択されています。
持続時間
指定されているレポート実行期間。 次のいずれかを指定できます。
デフォルトでは、[Last 12 hours] が選択されます。
オーバーレイ
オーバーレイ情報をレポートに含めます。
コンテキスト
レポートのコンテキスト。 次のいずれかを指定できます。
レポートのコンテキストを指定できるのは、エンドポイントが [HBAs] または [NICs] として指定されている場合だけです。 コンテキストを指定すると、ドメイン、シャーシまたはサーバ レベルでサーバ NIC または HBA のトラフィックを確認できます。 [FI Ethernet Ports] や [FI FC Ports] などのその他のエンドポイントでは、コンテキストでデフォルトで選択されている [Domains] は変更できません。
コンテキストとして [Domains] を指定すると、ドメイン レベルのレポートがグラフでレンダリングされます。このグラフから、選択されているドメインのシャーシ レベルへさらにドリルダウンできます。 特定のシャーシ レベルからサーバにドリルダウンできます。
コンテキストとして [Chassis] を指定すると、データはシャーシ レベルでレンダリングされ、サーバ レベルまでドリルダウンできます。
コンテキストとして [Servers] を指定すると、データはサーバ レベルでレンダリングされ、それ以上ドリルダウンできません。
デフォルトの選択内容で標準ネットワーク レポートを実行すると、生成されるレポートには、過去 12 時間の Cisco UCS ドメインの [Fi Ethernet Ports] の上位と下位の送信(Tx)データまたは受信(Rx)データが、グラフ形式で表示されます。
ネットワーク レポートの生成
はじめる前に手順標準レポートのパラメータを変更するには、管理ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 その他のユーザは、現在利用可能なレポートを実行できますが、レポート パラメータを編集することはできません。
ピーク ファン速度レポートの生成
エンドポイント [Chassis Fans]、[Fabric Interconnect Fans]、または [Rack Unit Fans] のピーク ファン速度レポートを生成できます。 ピーク ファン速度レポートには [Average Fan Speed] をオーバーレイできます。 [Context] は [Domains] です。
はじめる前に手順レポートを作成する場合、またはレポートのパラメータを変更する場合は、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権のないユーザまたは管理者以外のユーザは、現在使用可能なレポートの実行のみを行えます。
ピーク温度レポートの生成
はじめる前に手順レポートを作成する場合、またはレポートのパラメータを変更する場合は、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権のないユーザまたは管理者以外のユーザは、現在使用可能なレポートの実行のみを行えます。
平均電力レポートの生成
エンドポイント [Chassis (Input Power - AC)]、[Blade (Consumed Power - DC)]、または [Rack (Input Power - AC)] に関する平均電力レポートを生成できます。 平均電力レポートには [Peak Power] をオーバーレイできます。 [Context] は [Domains] です。
はじめる前に手順レポートを作成する場合、またはレポートのパラメータを変更する場合は、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権のないユーザまたは管理者以外のユーザは、現在使用可能なレポートの実行のみを行えます。
カスタム レポート
カスタム レポートは、Cisco UCS Central で作成可能なレポートです。 これらのレポートを作成するには、管理者または統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権がないユーザ、または管理者以外のユーザの場合、UCS Central GUI の [Statistics] タブにアクセスできません。 UCS Central ではカスタム レポートを作成、変更、削除できます。
[Report Groups] または [Ungrouped Reports] のいずれかで、独自の要件に基づいてカスタム レポートを作成できます。 レポート グループは、カスタム レポートをグループ化するためのコンテナとして機能します。 カスタム レポートには、標準レポート([Network]、[Cooling]、[Power]、および [Temperature] など)と同じレポート タイプ オプションがあります。
カスタム レポート グループの作成
手順Cisco UCS Central のカスタム レポート グループはフォルダのように機能し、グループ内にカスタム レポートを作成できます。 レポート グループ内に別のレポート グループを作成することもできます。
次の作業
このレポート グループ内にカスタム レポートを作成できます。
レポート グループの削除
カスタム レポートの作成
手順登録済み UCS ドメインの特定の統計情報データを表示するために、カスタム レポートを作成できます。 Cisco UCS Central では、カスタム レポート グループを作成し、その中にレポートを作成できます。
ステップ 1 メニュー バーで、[Statistics] をクリックします。 ステップ 2 ナビゲーション ペインで、[Custom Reports] を展開します。 ステップ 3 [Ungrouped Reports] を右クリックし、[Create Report] を選択します。 レポート グループ内にレポートを作成するには、[Navigation] ペインで目的のレポート グループを右クリックし、[Create Report] を選択します。
レポート グループの作成の詳細については、カスタム レポート グループの作成を参照してください。
ステップ 4 [Create Report] ダイアログボックスで、レポートの [Name] を指定します。 ステップ 5 (任意)レポートの説明を指定します。 ステップ 6 [Properties] 領域で、必要な情報を指定します。 選択したレポート タイプに基づいて、[Properties] 領域の必須データが変化します 生成するレポートのタイプに必要なすべての情報を指定する必要があります。
ステップ 7 [OK] をクリックします。 このレポートは、[Navigation] ペインの [Custom Reports] の下と作業領域内に表示されます。
次の作業
レポートを実行してデータを表示できます。
カスタム レポートの実行
はじめる前に手順レポートを作成する場合、またはレポートのパラメータを変更する場合は、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権のないユーザまたは管理者以外のユーザは、現在使用可能なレポートの実行のみを行えます。
カスタム レポートの削除
手順