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目次
この章は、次の内容で構成されています。
サーバ プールは複数のサーバで構成されています。 これらのサーバは通常、同じ特性を持っています。 これらの特性は、シャーシ内の位置であったり、サーバ タイプ、メモリ容量、ローカル ストレージ、CPU のタイプ、ローカル ドライブ設定などの属性だったりします。 サーバを手動でサーバ プールに割り当てることも、サーバ プール ポリシーとサーバ プール ポリシー資格情報を使用して割り当てを自動化することもできます。
システムが組織を通じて、マルチテナント機能を実装している場合、特定の組織で使用されるサーバ プールを 1 つ以上、指定できます。 たとえば、CPU を 2 個搭載したサーバをすべて含むプールをマーケティング組織に割り当て、メモリのサイズが 64GB のサーバをすべて、財務組織に割り当てることができます。
サーバ プールには、システム内のどのシャーシにあるサーバでも入れることができます。 1 つのサーバは複数のサーバ プールに属することができます。
サーバ プール、サーバ プール ポリシー資格情報、およびサーバ プール ポリシーの作成方法については、次に示す項で説明します。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Navigation] ペインで を展開します。 |
ステップ 3 | [Server Pools] を右クリックし、[Create Server Pool] を選択します。 |
ステップ 4 | [Create Server Pool] ダイアログボックスの [General] タブで、[Name] と説明(任意)を入力します。 |
ステップ 5 |
[Next] をクリックします。 サーバ プールにサーバを手動で追加するには、次の手順を実行します。
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システムには 1 つ以上のサーバ プールが存在している必要があります。
IP プールは、IP アドレスの集合です。 次のいずれかの方法で、Cisco UCS Central で IP プールを使用できます。
(注) |
サーバまたはサービス プロファイルのスタティック IP アドレスとして割り当てられている IP アドレスが、IP プールに含まれていてはなりません。 |
同じ IP アドレスが 2 つの異なる Cisco UCS ドメインに割り当てられた場合は、障害が発生します。 同じ IP アドレスを使用する場合は、[scope] プロパティを使用して、ブロック内の IP アドレスがパブリックとプライベートのどちらであるかを指定できます。
[public]:ブロック内の IP アドレスを 1 つの登録済み Cisco UCS ドメインのみに割り当てることができます。
[private]:ブロック内の IP アドレスを複数の Cisco UCS ドメインに割り当てることができます。
Cisco UCS Central は、デフォルトでパブリック IP プールを作成します。
グローバル IP プールは、同様の地理的な場所で使用する必要があります。 IP アドレッシング スキームが異なる場合は、これらのサイトに同じ IP プールを使用できません。
Cisco UCS Central では、IP プールでの IPv4 および IPv6 ブロックの作成と削除がサポートされています。 ただし、iSCSI ブート イニシエータでは IPv4 だけがサポートされています。
IP プールをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
プールを削除した場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、 Cisco UCS Manager でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Network] をクリックします。 | ||
ステップ 2 |
[Network] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、 を展開します。 |
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ステップ 3 | [IP Pools] ノードを展開します。 | ||
ステップ 4 |
削除するプールを右クリックし、[Delete] を選択します。 プールの IPv4 または IPv6 ブロックを削除するには、そのブロックを右クリックして削除します。
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ステップ 5 | Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
IQN プールは、Cisco UCS ドメイン内の iSCSI vNIC によって発信側 ID として使用される iSCSI 修飾名(IQN)の集合です。 Cisco UCS Central で作成された IQN プールは、Cisco UCS ドメイン間で共有できます。
IQN プール メンバーの形式は、prefix:suffix:numberであり、接頭辞、接尾辞、および番号のブロック(範囲)を指定できます。
IQN プールは、番号の範囲と接尾辞は異なるものの、同じ接頭辞を共有する複数の IQN ブロックを含むことができます。
(注) |
ほとんどの場合、最大 IQN サイズ(プレフィックス + サフィックス + 追加文字)は 223 文字です。 Cisco UCS NIC M51KR-B アダプタを使用する場合、IQN サイズを 128 文字に制限する必要があります。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Storage] をクリックします。 | ||
ステップ 2 |
[Storage] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、 を展開します。 |
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ステップ 3 | [IQN Pools] を右クリックし、[Create IQN Pool] を選択します。 | ||
ステップ 4 | [Create IQN Pool] ダイアログボックスの [General] タブで、必要なプールを入力します。 | ||
ステップ 5 | [Create IQN Pool] ダイアログボックスの [IQN Blocks] タブで、[Create a Block of IQN Suffixes] をクリックします。 | ||
ステップ 6 | [Create a Block of IQN] ダイアログボックスで、必須フィールドに入力します。 | ||
ステップ 7 | [OK] をクリックします。 | ||
ステップ 8 |
[OK] をクリックします。
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IQN サフィックス プールをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
プールを削除した場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、 Cisco UCS Manager でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Storage] をクリックします。 | ||
ステップ 2 |
[Storage] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、 を展開します。 |
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ステップ 3 | [IQN Pools] ノードを展開します。 | ||
ステップ 4 |
削除するプールを右クリックし、[Delete] を選択します。
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ステップ 5 | Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
UUID 接尾辞プールは、サーバへの割り当てに使用できる SMBIOS UUID の集まりです。 UUID の接頭辞を構成する先頭の桁の数字は固定です。 残りの桁で構成される UUID 接尾辞は変数です。 UUID 接尾辞プールは、競合を避けるため、その特定のプールを使用するサービス プロファイルに関連付けられたサーバごとに、これらの変数値が固有であることを保証します。
サービス プロファイルで UUID 接尾辞プールを使用する場合、サービス プロファイルに関連付けられたサーバの UUID を手動で設定する必要はありません。 Cisco UCS Central からのグローバル UUID 接尾辞プールを Cisco UCS Central または Cisco UCS Manager 内のサービス プロファイルに割り当てることにより、それらを Cisco UCS ドメイン間で共有できます。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 | ||
ステップ 2 |
[Servers] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、 を展開します。 |
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ステップ 3 | [UUID Suffix Pools] を右クリックし、[Create UUID Suffix Pool] を選択します。 | ||
ステップ 4 | [Create UUID Suffix Pool] ダイアログボックスの [General] タブで、必須フィールドに入力します。 | ||
ステップ 5 | [Create UUID Suffix Pool] ダイアログボックスの [UUID Blocks] タブで、[Create a Block of UUID Suffixes] をクリックします。 | ||
ステップ 6 | [Create a Block of UUID] ダイアログボックスで、必須フィールドに入力します。 | ||
ステップ 7 |
ブロック資格情報ポリシーを選択します。 ブロック資格情報ポリシーが使用できない場合は、このパネルからブロック資格情報ポリシーを作成できます。 |
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ステップ 8 | [OK] をクリックします。 | ||
ステップ 9 |
[OK] をクリックします。
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UUID 接尾辞プールをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
プールを削除した場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、 Cisco UCS Manager でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 | ||
ステップ 2 |
[Servers] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、 を展開します。 |
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ステップ 3 | [UUID Suffix Pools] ノードを展開します。 | ||
ステップ 4 |
削除するプールを右クリックし、[Delete] を選択します。
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ステップ 5 | Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
MAC プールは、ネットワーク ID(MAC アドレス)の集まりです。MAC アドレスはレイヤ 2 環境では一意で、サーバの vNIC に割り当てることができます。 Cisco UCS Central で作成された MAC プールは、Cisco UCS ドメイン間で共有できます。 サービス プロファイルで MAC プールを使用する場合は、サービス プロファイルに関連付けられたサーバで使用できるように MAC アドレスを手動で設定する必要はありません。
マルチテナント機能を実装しているシステムでは、組織階層を使用して、この MAC プールが特定のアプリケーションまたはビジネス サービスでのみ使用できるようにすることができます。 Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、名前解決ポリシーを使用してプールから MAC アドレスを割り当てます。
サーバに MAC アドレスを割り当てるには、vNIC ポリシーに MAC プールをインクルードする必要があります。 その後、この vNIC ポリシーは、このサーバに割り当てられたサービス プロファイルに含められます。
独自の MAC アドレスを指定することもできますし、シスコにより提供された MAC アドレスのグループを使用することもできます。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Network] をクリックします。 | ||
ステップ 2 |
[Network] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、 を展開します。 |
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ステップ 3 | [MAC Pools] を右クリックし、[Create MAC Pool] を選択します。 | ||
ステップ 4 | [Create MAC Pool] ダイアログボックスの [General] タブで、次のフィールドに入力します。 | ||
ステップ 5 | [Create MAC Pool] ダイアログボックスの [MAC Blocks] タブで、[Create a Block of MAC Addresses] をクリックします。 | ||
ステップ 6 | [Create a Block of MAC Addresses] ダイアログボックスで、必須フィールドに入力します。 | ||
ステップ 7 | [OK] をクリックします。 | ||
ステップ 8 |
[OK] をクリックします。
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MAC プールを vNIC テンプレートに含めます。
プールを削除した場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、 Cisco UCS Manager でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Network] をクリックします。 | ||
ステップ 2 |
[Network] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、 を展開します。 |
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ステップ 3 | [MAC Pools] ノードを展開します。 | ||
ステップ 4 |
削除するプールを右クリックし、[Delete] を選択します。
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ステップ 5 | Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
WWN プールは、Cisco UCS ドメイン内のファイバ チャネル vHBA で使用される WWN の集合です。 Cisco UCS Central で作成された WWN プールは、Cisco UCS ドメイン間で共有できます。 次の独立したプールを作成します。
WWN プールは、20:00:00:00:00:00:00:00 ~ 20:FF:FF:FF:FF:FF:FF:FF、または 50:00:00:00:00:00:00:00 ~ 5F:FF:FF:FF:FF:FF:FF:FF の範囲内の WWNN または WWPN だけを含めることができます。 その他の WWN 範囲はすべて予約されています。 SAN ファブリックで Cisco UCS WWNN と WWPN を確実に一意にするには、プールのすべてのブロックに 20:00:00:25:B5:XX:XX:XX の WWN プレフィックスを使用することをお勧めします
サービス プロファイルで WWN プールを使用する場合は、サービス プロファイルに関連付けられたサーバで使用される WWN を手動で設定する必要はありません。 複数のテナントを実装するシステムでは、WWN プールを使用して、各組織で使用される WWN を制御できます。
WWN をブロック単位でプールに割り当てます。
WWNN プールは、WW ノード名だけを含む WWN プールです。 サービス プロファイルに WWNN のプールを含める場合、関連付けられたサーバには、そのプールから WWNN が割り当てられます。
WWPN プールは、WW ポート名だけを含む WWN プールです。 サービス プロファイルに WWPN のプールを含める場合、関連付けられたサーバの各 vHBA 上のポートには、そのプールから WWPN が割り当てられます。
WWxN プールは、WW ノード名および WW ポート名の両方を含む WWN プールです。 ノードごとに WWxN プールで作成されるポート数を指定できます。 WWxN プールのプール サイズは、ノードごとのポートに 1 を加えた数の倍数である必要があります。 たとえば、ノードごとに 7 個のポートがある場合、プール サイズは 8 の倍数である必要があります。 ノードごとに 63 個のポートがある場合、プール サイズは、64 の倍数である必要があります。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Storage] をクリックします。 | ||
ステップ 2 |
[Storage] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、 を展開します。 |
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ステップ 3 | [WWN Pools] を右クリックし、[Create WWN Pool] を選択します。 | ||
ステップ 4 | [Create WWN Pool] ダイアログボックスの [General] タブで、必須フィールドに入力します。 | ||
ステップ 5 | [Create WWN Pool] ダイアログボックスの [WWN Initiator Blocks] タブで、[Create Block] をクリックします。 | ||
ステップ 6 | [Create Block] ダイアログボックスで、必要なプールを入力します。 | ||
ステップ 7 |
[OK] をクリックします。
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プールを削除した場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、 Cisco UCS Manager でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Storage] をクリックします。 | ||
ステップ 2 |
[Storage] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、 を展開します。 |
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ステップ 3 | [WWN Pools] ノードを展開します。 | ||
ステップ 4 |
削除するプールを右クリックし、[Delete] を選択します。
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ステップ 5 | Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
目次
この章は、次の内容で構成されています。
サーバ プール
サーバ プールは複数のサーバで構成されています。 これらのサーバは通常、同じ特性を持っています。 これらの特性は、シャーシ内の位置であったり、サーバ タイプ、メモリ容量、ローカル ストレージ、CPU のタイプ、ローカル ドライブ設定などの属性だったりします。 サーバを手動でサーバ プールに割り当てることも、サーバ プール ポリシーとサーバ プール ポリシー資格情報を使用して割り当てを自動化することもできます。
システムが組織を通じて、マルチテナント機能を実装している場合、特定の組織で使用されるサーバ プールを 1 つ以上、指定できます。 たとえば、CPU を 2 個搭載したサーバをすべて含むプールをマーケティング組織に割り当て、メモリのサイズが 64GB のサーバをすべて、財務組織に割り当てることができます。
サーバ プールには、システム内のどのシャーシにあるサーバでも入れることができます。 1 つのサーバは複数のサーバ プールに属することができます。
サーバ プールの作成
手順サーバを手動でサーバ プールに追加するか、またはサーバ プールへのサーバの自動追加を選択することができます。 サーバを自動的に追加するには、次のリソースの 1 つ以上がシステムに存在している必要があります。サーバ プール、サーバ プール ポリシー資格情報、およびサーバ プール ポリシーの作成方法については、次に示す項で説明します。
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで を展開します。 ステップ 3 [Server Pools] を右クリックし、[Create Server Pool] を選択します。 ステップ 4 [Create Server Pool] ダイアログボックスの [General] タブで、[Name] と説明(任意)を入力します。 ステップ 5 [Next] をクリックします。 サーバ プールにサーバを手動で追加するには、次の手順を実行します。
[Create Server Pool] ページで、[Search Server] をクリックします。
追加するサーバのチェックボックスをオンにし、[Select] をクリックします。
[Finish] をクリックします。
サーバ プールにサーバを自動的に追加するには、次の手順を実行します。
サーバ ポリシー資格情報を作成します。 サーバ ポリシー資格情報の作成の詳細については、サーバ プール ポリシーの資格情報の作成を参照してください。
サーバ プール ポリシーを作成します。 サーバ プール ポリシーの作成の詳細については、サーバ プール ポリシーの作成を参照してください。
IP プール
IP プールは、IP アドレスの集合です。 次のいずれかの方法で、Cisco UCS Central で IP プールを使用できます。
(注)
サーバまたはサービス プロファイルのスタティック IP アドレスとして割り当てられている IP アドレスが、IP プールに含まれていてはなりません。
同じ IP アドレスが 2 つの異なる Cisco UCS ドメインに割り当てられた場合は、障害が発生します。 同じ IP アドレスを使用する場合は、[scope] プロパティを使用して、ブロック内の IP アドレスがパブリックとプライベートのどちらであるかを指定できます。
[public]:ブロック内の IP アドレスを 1 つの登録済み Cisco UCS ドメインのみに割り当てることができます。
[private]:ブロック内の IP アドレスを複数の Cisco UCS ドメインに割り当てることができます。
Cisco UCS Central は、デフォルトでパブリック IP プールを作成します。
グローバル IP プールは、同様の地理的な場所で使用する必要があります。 IP アドレッシング スキームが異なる場合は、これらのサイトに同じ IP プールを使用できません。
Cisco UCS Central では、IP プールでの IPv4 および IPv6 ブロックの作成と削除がサポートされています。 ただし、iSCSI ブート イニシエータでは IPv4 だけがサポートされています。
IP プールの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Network] をクリックします。 ステップ 2 [Network] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、
を展開します。ステップ 3 [IP Pools] を右クリックし、[Create IP Pool] を選択します。 ステップ 4 [Create IP Pool] ダイアログボックスの [General] タブで、必須フィールドに入力します。 ステップ 5 [Create IP Pool] ダイアログボックスの [IP Blocks] タブで、[Create a Block of IPv4 Addresses] をクリックします。 ステップ 6 IPv6 アドレスのブロックを作成するには、[Create IP Pool] ダイアログボックスの [IP Blocks] タブで [Create a Block of IPv6 Addresses] をクリックします。 ステップ 7 該当する [Create a Block of IP addresses](IPv4 または IPv6)ダイアログボックスで、必須フィールドに入力します。 ステップ 8 [OK] をクリックします。 ステップ 9 [OK] をクリックします。
(注) 別のプールを作成する場合は、5 秒以上待ちます。
次の作業
IP プールをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
IP プールの削除
手順プールを削除した場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、 Cisco UCS Manager でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
ステップ 1 メニュー バーで、[Network] をクリックします。 ステップ 2 [Network] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、
を展開します。ステップ 3 [IP Pools] ノードを展開します。 ステップ 4 削除するプールを右クリックし、[Delete] を選択します。 プールの IPv4 または IPv6 ブロックを削除するには、そのブロックを右クリックして削除します。
(注) 別のプールまたはブロックを削除する場合は、5 秒以上待ちます。
ステップ 5 Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
IQN プール
IQN プールは、Cisco UCS ドメイン内の iSCSI vNIC によって発信側 ID として使用される iSCSI 修飾名(IQN)の集合です。 Cisco UCS Central で作成された IQN プールは、Cisco UCS ドメイン間で共有できます。
IQN プール メンバーの形式は、prefix:suffix:numberであり、接頭辞、接尾辞、および番号のブロック(範囲)を指定できます。
IQN プールは、番号の範囲と接尾辞は異なるものの、同じ接頭辞を共有する複数の IQN ブロックを含むことができます。
IQN プールの作成
手順
(注)
ほとんどの場合、最大 IQN サイズ(プレフィックス + サフィックス + 追加文字)は 223 文字です。 Cisco UCS NIC M51KR-B アダプタを使用する場合、IQN サイズを 128 文字に制限する必要があります。
ステップ 1 メニュー バーで、[Storage] をクリックします。 ステップ 2 [Storage] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、
を展開します。ステップ 3 [IQN Pools] を右クリックし、[Create IQN Pool] を選択します。 ステップ 4 [Create IQN Pool] ダイアログボックスの [General] タブで、必要なプールを入力します。 ステップ 5 [Create IQN Pool] ダイアログボックスの [IQN Blocks] タブで、[Create a Block of IQN Suffixes] をクリックします。 ステップ 6 [Create a Block of IQN] ダイアログボックスで、必須フィールドに入力します。 ステップ 7 [OK] をクリックします。 ステップ 8 [OK] をクリックします。
(注) 別のプールを作成する場合は、5 秒以上待ちます。
次の作業
IQN サフィックス プールをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
IQN プールの削除
手順プールを削除した場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、 Cisco UCS Manager でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
ステップ 1 メニュー バーで、[Storage] をクリックします。 ステップ 2 [Storage] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、
を展開します。ステップ 3 [IQN Pools] ノードを展開します。 ステップ 4 削除するプールを右クリックし、[Delete] を選択します。
(注) 別のプールを削除する場合は、5 秒以上待ちます。
ステップ 5 Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
UUID 接尾辞プール
UUID 接尾辞プールは、サーバへの割り当てに使用できる SMBIOS UUID の集まりです。 UUID の接頭辞を構成する先頭の桁の数字は固定です。 残りの桁で構成される UUID 接尾辞は変数です。 UUID 接尾辞プールは、競合を避けるため、その特定のプールを使用するサービス プロファイルに関連付けられたサーバごとに、これらの変数値が固有であることを保証します。
サービス プロファイルで UUID 接尾辞プールを使用する場合、サービス プロファイルに関連付けられたサーバの UUID を手動で設定する必要はありません。 Cisco UCS Central からのグローバル UUID 接尾辞プールを Cisco UCS Central または Cisco UCS Manager 内のサービス プロファイルに割り当てることにより、それらを Cisco UCS ドメイン間で共有できます。
UUID 接尾辞プールの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、
を展開します。ステップ 3 [UUID Suffix Pools] を右クリックし、[Create UUID Suffix Pool] を選択します。 ステップ 4 [Create UUID Suffix Pool] ダイアログボックスの [General] タブで、必須フィールドに入力します。 ステップ 5 [Create UUID Suffix Pool] ダイアログボックスの [UUID Blocks] タブで、[Create a Block of UUID Suffixes] をクリックします。 ステップ 6 [Create a Block of UUID] ダイアログボックスで、必須フィールドに入力します。 ステップ 7 ブロック資格情報ポリシーを選択します。 ブロック資格情報ポリシーが使用できない場合は、このパネルからブロック資格情報ポリシーを作成できます。
ステップ 8 [OK] をクリックします。 ステップ 9 [OK] をクリックします。
(注) 別のプールを作成する場合は、5 秒以上待ちます。
次の作業
UUID 接尾辞プールをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
UUID 接尾辞プールの削除
手順プールを削除した場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、 Cisco UCS Manager でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、
を展開します。ステップ 3 [UUID Suffix Pools] ノードを展開します。 ステップ 4 削除するプールを右クリックし、[Delete] を選択します。
(注) 別のプールを削除する場合は、5 秒以上待ちます。
ステップ 5 Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
MAC プール
MAC プールは、ネットワーク ID(MAC アドレス)の集まりです。MAC アドレスはレイヤ 2 環境では一意で、サーバの vNIC に割り当てることができます。 Cisco UCS Central で作成された MAC プールは、Cisco UCS ドメイン間で共有できます。 サービス プロファイルで MAC プールを使用する場合は、サービス プロファイルに関連付けられたサーバで使用できるように MAC アドレスを手動で設定する必要はありません。
マルチテナント機能を実装しているシステムでは、組織階層を使用して、この MAC プールが特定のアプリケーションまたはビジネス サービスでのみ使用できるようにすることができます。 Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、名前解決ポリシーを使用してプールから MAC アドレスを割り当てます。
サーバに MAC アドレスを割り当てるには、vNIC ポリシーに MAC プールをインクルードする必要があります。 その後、この vNIC ポリシーは、このサーバに割り当てられたサービス プロファイルに含められます。
独自の MAC アドレスを指定することもできますし、シスコにより提供された MAC アドレスのグループを使用することもできます。
MAC プールの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Network] をクリックします。 ステップ 2 [Network] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、
を展開します。ステップ 3 [MAC Pools] を右クリックし、[Create MAC Pool] を選択します。 ステップ 4 [Create MAC Pool] ダイアログボックスの [General] タブで、次のフィールドに入力します。 ステップ 5 [Create MAC Pool] ダイアログボックスの [MAC Blocks] タブで、[Create a Block of MAC Addresses] をクリックします。 ステップ 6 [Create a Block of MAC Addresses] ダイアログボックスで、必須フィールドに入力します。 ステップ 7 [OK] をクリックします。 ステップ 8 [OK] をクリックします。
(注) 別のプールを作成する場合は、5 秒以上待ちます。
次の作業
MAC プールを vNIC テンプレートに含めます。
MAC プールの削除
手順プールを削除した場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、 Cisco UCS Manager でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
ステップ 1 メニュー バーで、[Network] をクリックします。 ステップ 2 [Network] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、
を展開します。ステップ 3 [MAC Pools] ノードを展開します。 ステップ 4 削除するプールを右クリックし、[Delete] を選択します。
(注) 別のプールを削除する場合は、5 秒以上待ちます。
ステップ 5 Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
WWN プール
WWN プールは、Cisco UCS ドメイン内のファイバ チャネル vHBA で使用される WWN の集合です。 Cisco UCS Central で作成された WWN プールは、Cisco UCS ドメイン間で共有できます。 次の独立したプールを作成します。
重要:WWN プールは、20:00:00:00:00:00:00:00 ~ 20:FF:FF:FF:FF:FF:FF:FF、または 50:00:00:00:00:00:00:00 ~ 5F:FF:FF:FF:FF:FF:FF:FF の範囲内の WWNN または WWPN だけを含めることができます。 その他の WWN 範囲はすべて予約されています。 SAN ファブリックで Cisco UCS WWNN と WWPN を確実に一意にするには、プールのすべてのブロックに 20:00:00:25:B5:XX:XX:XX の WWN プレフィックスを使用することをお勧めします
サービス プロファイルで WWN プールを使用する場合は、サービス プロファイルに関連付けられたサーバで使用される WWN を手動で設定する必要はありません。 複数のテナントを実装するシステムでは、WWN プールを使用して、各組織で使用される WWN を制御できます。
WWN をブロック単位でプールに割り当てます。
WWNN プール
WWNN プールは、WW ノード名だけを含む WWN プールです。 サービス プロファイルに WWNN のプールを含める場合、関連付けられたサーバには、そのプールから WWNN が割り当てられます。
WWN プールの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Storage] をクリックします。 ステップ 2 [Storage] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、
を展開します。ステップ 3 [WWN Pools] を右クリックし、[Create WWN Pool] を選択します。 ステップ 4 [Create WWN Pool] ダイアログボックスの [General] タブで、必須フィールドに入力します。 ステップ 5 [Create WWN Pool] ダイアログボックスの [WWN Initiator Blocks] タブで、[Create Block] をクリックします。 ステップ 6 [Create Block] ダイアログボックスで、必要なプールを入力します。 ステップ 7 [OK] をクリックします。
(注) 別のプールを作成する場合は、5 秒以上待ちます。
次の作業
WWN プールの削除
手順プールを削除した場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、 Cisco UCS Manager でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。
ステップ 1 メニュー バーで、[Storage] をクリックします。 ステップ 2 [Storage] タブで、 を展開します。 サブ組織のプールを作成したり、それにアクセスしたりするには、
を展開します。ステップ 3 [WWN Pools] ノードを展開します。 ステップ 4 削除するプールを右クリックし、[Delete] を選択します。
(注) 別のプールを削除する場合は、5 秒以上待ちます。
ステップ 5 Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。