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目次
この章は、次の内容で構成されています。
グローバル サービス プロファイルは、データセンターに展開された論理設定を集中管理します。 この集中化により、Cisco UCS ドメインのすべてのサービス プロファイルを Cisco UCS Central から一元的に保守できます。 グローバル サービス プロファイルを使用すると、データセンター全体で次の操作を実行できます。
いずれかの Cisco UCS ドメインからサービス プロファイルの計算要素を選択する。
要素間でサービス プロファイルを移行する。
いずれかの Cisco UCS ドメインで使用可能なグローバル サーバ プールからサーバを選択する。
ID プールやポリシーなどのグローバル リソースを関連付ける。
Cisco UCS ドメイン内のいずれかのグローバル ポリシーを参照する。
Cisco UCS Central GUI または Cisco UCS Central CLI からグローバル サービス プロファイルを作成するか、または Cisco UCS Manager から標準サービス プロファイルとしてグローバル サービス プロファイルを作成し、グローバル ポリシーを参照できます。 Cisco UCS Central からグローバル サービス プロファイルを作成すると、Cisco UCS Central で ID プール、vNIC、vHBA を作成し、ID を参照できます。
Cisco UCS Central GUI または CLI で、プールされている管理 IP アドレスまたはスタティック管理 IP アドレスを設定できます。 ただし、グローバル サービス プロファイル テンプレートを使用してグローバル サービス プロファイルを作成する場合は、プールされている管理 IP アドレスだけを設定できます。 スタティック IP アドレスは、このリリースではサポートされていません。
グローバル サービス プロファイルを作成する場合は、次の点に留意してください。
Cisco UCS Central でグローバル サービス プロファイルを作成すると、システムにより次の情報が検証されます。
グローバル サービス プロファイルでポリシー参照が解決された後で、リモート ポリシーのいずれかが変更されると、グローバル サービス ポリシーが再設定されます。
Cisco UCS Central の VLAN および VSAN はドメイン グループに属します。 VLAN または VSAN をドメイン グループ内で作成する必要があります。 VLAN の場合、グローバル サービス プロファイルの vNIC または vHBA が VLAN または VSAN にアクセスする前に、それらを Orgs に割り当てます。
グローバル サービス プロファイルの変更、関連付け解除、または削除は、Cisco UCS Central でのみ実行できます。
Cisco UCS Central ではグローバル サービス プロファイルの名前変更だけが可能です。 サービス プロファイル名を変更すると、Cisco UCS Central によりインベントリで古い名前のグローバル サービス プロファイルが削除され、新しいサービス プロファイルが新しい名前で作成されます。
グローバル サービス プロファイルに関連付けられているサーバが Cisco UCS ドメインから削除される場合、サーバを再度確認すると、そのサーバとサービス プロファイルとの関連付けが解除されます。
Cisco UCS Central では、マルチキャスト ポリシーやフロー制御ポリシーなどのドメイン固有のポリシーを定義またはアクセスすることはできません。 ただし、グローバル サービス プロファイルのリソースによって Cisco UCS Central からこれらのポリシーを参照できます。 グローバル サービス プロファイルを定義する場合、利用可能なドメイン固有のポリシーを確認し、サービス プロファイルで名前によってこれらのポリシーを参照できます。 サービス プロファイルが展開されている場合、Cisco UCS ドメインはポリシーに解決され、そのドメインのサービス プロファイルにポリシーが含まれます。
展開された Cisco UCS Manager からグローバル・サービス プロファイルをローカライズできます。 ローカライズすると、グローバル サービス プロファイルは Cisco UCS Central から削除されます。 ただし、すべてのグローバル ポリシーは引き続きグローバルのままになります。 グローバル ポリシーをローカライズする場合は、各ポリシーを個別にローカライズする必要があります。
Cisco UCS Central でグローバル サービス プロファイルを作成する場合、新しいサービス プロファイルの名前を指定し、その他のすべての情報にシステムのデフォルト値を使用できます。
UCS ドメインにグローバル サービス プロファイルを展開します。
グローバル サービス プロファイルが展開遅延状態にある場合、そのサービス プロファイルの名前は変更できません。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。 |
ステップ 3 |
[Work] ペインで、名前を変更するグローバル サービス プロファイルの名前をクリックします。 メニュー バーに、選択したグローバル サービス プロファイルのオプションが表示されます。 |
ステップ 4 | [Rename Service Profile] をクリックします。 |
ステップ 5 | [Rename Service Profile] ダイアログボックスで、グローバル サービス プロファイルの新しい名前を入力します。 |
ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。 |
ステップ 3 |
[Work] ペインで、名前を変更するグローバル サービス プロファイルの名前をクリックします。 メニュー バーに、選択したグローバル サービス プロファイルのオプションが表示されます。 |
ステップ 4 | [Create a Clone] をクリックします。 |
ステップ 5 |
[Create a Clone] ダイアログボックスで [New Name] を入力し、[Org] でこの複製したサービス プロファイルを配置する組織を選択します。 組織を選択すると、[Org Instance] に選択した組織へのリンクが表示されます。 |
ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイル テンプレートを作成するか、またはそのテンプレートにアクセスするには、 を展開します |
ステップ 3 | サービス プロファイルの作成元のグローバル サービス プロファイル テンプレートをクリックします。 |
ステップ 4 | [Work] ペインで、[Actions] ドロップダウン リストから [Create Service Profiles From Template] を選択します。 |
ステップ 5 | [Create Service Profiles From Template] ダイアログボックスで、[Name Prefix] を入力し、[Number] で作成するサービス プロファイルの数を選択します。 |
ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。 |
ステップ 3 | 削除するグローバル サービス プロファイルを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 4 | Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
Cisco UCS Centralからグローバル サービス プロファイルを展開する場合、サービス プロファイルの定義は、Cisco UCS ドメインに送信されます。 その後 Cisco UCS ドメインはサーバを識別し、サーバにサービス プロファイルを展開します。 Cisco UCS ドメインに送信されたサービス プロファイル定義には、次の情報が含まれます。
参照ポリシー名を含むサービス プロファイル
vNIC、vHBA、および vLAN バインディング
適切な VCON での VIF の配置に関する VCON 割り当て情報
このサービス プロファイルの vNIC または vHVA により参照されるグローバル VLAN および VSAN 定義
グローバル サービス プロファイルは、次のいずれかの方法で任意の計算要素に展開できます。
作成時にサービス プロファイルとサーバ プールを関連付けなかった場合、またはサービス プロファイルが関連付けられているサーバ プールを変更する場合には、次の手順を実行します。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。 |
ステップ 3 | 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 |
ステップ 4 | [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Change Service Profile Association] を選択します。 |
ステップ 5 | [Change Service Profile Association] ダイアログボックスで [Server Assignment Method] を選択し、[Power state to apply on assignment] を選択します。 |
ステップ 6 |
[Server Pool] 領域で [Server Pool] を選択し、[Restrict migration of server] をオンまたはオフにします。 新しいサーバ プールを作成することもできます。 |
ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 8 | [Save] をクリックします。 |
サービス プロファイルからサーバの関連付けを解除すると、Cisco UCS Central により、サーバのオペレーティング システムのシャットダウンが試みられます。 ある程度の時間が経過してもオペレーティング システムがシャットダウンされない場合は、Cisco UCS Central により、サーバが強制的にシャットダウンされます。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。 |
ステップ 3 | 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 |
ステップ 4 | [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Unassign SP] を選択します。 |
ステップ 5 | [Yes] をクリックします。 |
ステップ 6 | [Save] をクリックします。 |
グローバル サービス プロファイルの名前を変更すると、次のことが起こります。
サービス プロファイルの以前の名前を参照するイベント ログと監査ログは、その名前のまま保持されます。
名前変更の操作を記録する、新しい監査データが作成されます。
サービス プロファイルの以前の名前で生じたすべての障害データは、新しいサービス プロファイル名に転送されます。
(注) |
保留中の変更があるグローバル サービス プロファイルの名前は変更できません。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。 |
ステップ 3 | 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 |
ステップ 4 | [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Rename Service Profile] を選択します。 |
ステップ 5 | [Rename Service Profile] ダイアログボックスで [New Name] を入力します。 |
ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。 |
ステップ 3 | 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 |
ステップ 4 | [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Change UUID] を選択します。 |
ステップ 5 |
[Change UUID] ダイアログボックスで、使用する UUID 割り当てを選択します。 UUID 接尾辞プールを作成することもできます。 |
ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 7 | [Save] をクリックします。 |
サービス プロファイルの UUID 割り当てが UUID プールの場合、UUID をリセットすると、選択されている UUID プールから新しい UUID が自動的に割り当てられます。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。 |
ステップ 3 | 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 |
ステップ 4 | [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Reset UUID] を選択します。 |
ステップ 5 | [Yes] をクリックします。 |
管理 IP をリセットすると、選択した IP プールから新しい管理 IP が自動的に割り当てられます。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。 |
ステップ 3 | 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 |
ステップ 4 | [General] 情報パネルの [Management IP Address] の [Work] ペインで、[Reset Management IP] をクリックします。 |
ステップ 5 | [Yes] をクリックします。 |
ステップ 6 | [Save] をクリックします。 |
グローバル サービス プロファイル テンプレートでは、同じ基本パラメータ(vNIC や vHBA の個数など)と、同じプールから取得された ID 情報を使ってすばやく複数のサービス プロファイルを作成できます。 Cisco UCS Central のサービス プロファイル テンプレートは、Cisco UCS Manager のサービス プロファイル テンプレートに似ています。
Cisco UCS Central でグローバル サービス プロファイル テンプレートを作成する場合、新しいサービス プロファイル テンプレートの名前を指定し、その他のすべての情報にシステムのデフォルト値を使用できます。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 | ||
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイル テンプレートを作成するか、またはそのテンプレートにアクセスするには、 を展開します |
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ステップ 3 | グローバル サービス プロファイル テンプレートを作成する組織を右クリックし、[Create Service Profile Template] を選択します。 | ||
ステップ 4 |
[General] 情報パネルで、[Service Profile Name]、[Type]、[UUID assignment] を指定し、[Next] をクリックします。 このサービス プロファイルに任意で説明を指定できます。 UUID が使用できない場合、このパネルから UUID 接尾辞プールを作成することもできます。
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ステップ 5 |
(任意)[Networking] パネルで、[Dynamic vNIC Connections] と [LAN Connectivity] の各セクションに必要な情報を指定して、[Next] をクリックします。 このパネルからダイナミック vNIC 接続ポリシーおよび LAN 接続ポリシーを作成できます。 |
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ステップ 6 |
(任意)[Storage] パネルで、SAN 設定情報([Local Storage Policy]、[SAN Connectivity]、[WWNN]、[vHBAs] など)を指定して、[Next] をクリックします。 このパネルからローカル ディスク設定ポリシーおよび SAN 接続ポリシーを作成できます。 |
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ステップ 7 |
(任意)[vNIC/vHBA Placement] パネルで、配置方法と PCI 順序を指定して [Next] をクリックします。 [Assignment Method] に使用するポリシーが見つからない場合は、VNIC/VHBA 配置ポリシーをこのパネルから作成できます。 |
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ステップ 8 |
(任意)[Boot Order] パネルで、ドロップダウン リストから [Configuration Type] を指定して [Next] をクリックします。 このパネルからブート ポリシーを作成できます。 |
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ステップ 9 |
(任意)[Maintenance Policy] パネルで、メンテナンス ポリシーを指定して [Next] をクリックします。 このパネルから、新しいメンテナンス ポリシーを作成してメンテナンス スケジュールを指定できます。 |
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ステップ 10 |
(任意)[Server Assignment] パネルで、ドロップダウン リストから [Server Assignment Method] を選択し、[Power State to Apply on Assignment] を指定して、[Next] をクリックします。 [Server Assignment Method] ドロップダウンでの選択内容に基づいて、リストからサーバを選択するか、または Cisco UCS ドメイン内のサーバの場所を指定できます。 |
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ステップ 11 |
(任意)[Operational Policies] パネルで、システム動作情報([Host Firmware Management]、[BIOS Configuration]、[External IPMI Management]、[Management IP Address Policy]、[Monitoring Threshold Configuration]、[Power Control Configuration]、[Server Scrub Configuration] など)を指定し、[Finish] をクリックします。
これらの各設定に必要なポリシーが見つからない場合は、このパネルで作成できます。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイル テンプレートを作成するか、またはそのテンプレートにアクセスするには、 を展開します |
ステップ 3 | 複製するグローバル サービス プロファイル テンプレートをクリックします。 |
ステップ 4 | [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Clone Service Profile Template] を選択します。 |
ステップ 5 | [Clone Service Profile Template] ダイアログボックスの [New Name] に新しい名前を入力し、[Org] を選択します。 |
ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 7 | 作成したサービス プロファイル テンプレートに移動し、すべてのオプションが正しいことを確認します。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイル テンプレートを作成するか、またはそのテンプレートにアクセスするには、 を展開します |
ステップ 3 | 削除するグローバル サービス プロファイル テンプレートを右クリックし、[Delete] を選択します。 |
ステップ 4 | Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。 |
グローバル サービス プロファイルをグローバル サービス プロファイル テンプレートにバインドすることができます。 サービス プロファイルをテンプレートにバインドした場合、Cisco UCS Central により、サービス プロファイル テンプレートに定義された値を使って、サービス プロファイルが設定されます。 既存のサービス プロファイル設定がサービス プロファイル テンプレートに一致しない場合、Cisco UCS Central により、サービス プロファイルが再設定されます。 バインドされたサービス プロファイルの設定は、関連付けられたテンプレートを使用してのみ変更できます。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。 |
ステップ 3 | 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 |
ステップ 4 | [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Bind to Template] を選択します。 |
ステップ 5 |
[Bind to Template] ダイアログボックスで [Service Profile Template] を選択します。 新しいサービス プロファイル テンプレートを作成することもできます。 |
ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 7 | [Save] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 |
ステップ 2 |
[Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。 |
ステップ 3 | 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 |
ステップ 4 | [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Unbind from Template] を選択します。 |
ステップ 5 | [Save] をクリックします。 |
サービス プロファイルの変更の一部、またはサービス プロファイル テンプレートの更新は、中断をともなうことや、サーバのリブートが必要になることがあります。 ただし、これらの中断をともなう設定変更をいつ実行するかを、遅延展開によって制御できます。 たとえば、サービス プロファイルの変更をすぐに展開するか、指定されたメンテナンス時間帯に展開するかを選択できます。 また、サービス プロファイルの展開にユーザの明示的な確認応答が必要かどうかを選択できます。
遅延展開は、サーバとサービス プロファイルとの関連付けによって発生するすべての設定変更に使用できます。 これらの設定変更は、サービス プロファイルへの変更、サービス プロファイルに含まれるポリシーへの変更、更新サービス プロファイル テンプレートへの変更によってプロンプト表示される場合があります。 たとえば、サーバ BIOS、RAID コントローラ、ホスト HBA、ネットワーク アダプタなどのホスト ファームウェア パッケージや管理ファームウェア パッケージによって、ファームウェアのアップグレードおよびアクティブ化を延期することもできます。 ただし、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central、ファブリック インターコネクト、I/O モジュールなど、ファームウェア パッケージを使用しないコンポーネントのファームウェア イメージの直接展開を遅延させることはできません。
遅延展開は、サーバのリブートを必要とする次のアクションに使用できません。
サーバのサービス プロファイルの最初の関連付け
サービス プロファイルと別のサーバを関連付けない、サービス プロファイルのサーバからの関連付けの最終解除
サーバの解放
サーバの再認識
サーバのリセット
サービス プロファイル変更の展開を遅延させる場合、1 つ以上のメンテナンス ポリシーを設定し、各サービス プロファイルにメンテナンス ポリシーを設定する必要があります。 展開が発生する時間帯を指定する場合、1 つ以上の繰り返しオカレンスまたはワンタイム オカレンスを持つスケジュールを少なくとも 1 つ作成し、そのスケジュールをメンテナンス ポリシーに含める必要があります。
保留中の変更をキャンセルする場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central はサーバを再起動せずに変更のロール バックを試みます。 ただし、複雑な変更を行った場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は変更のロール バックのためサーバを 2 度目にリブートする必要がある場合があります。 たとえば、vNIC を削除すると、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central はサービス プロファイルに含まれているメンテナンス ポリシーに従ってサーバをリブートします。 サービス プロファイルで元の vNIC を復元しても、この再起動および変更はキャンセルできません。 代わりに、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は 2 回目の展開とサーバのリブートをスケジュールします。
Cisco UCS ManagerCisco UCS Central がサービス プロファイルの関連付けを開始した後、スケジューラとメンテナンス ポリシーは手順を制御する方法を持っていません。 サービス プロファイルの関連付けが割り当てられたメンテナンス時間に完了しない場合、プロセスが完了するまで続行されます。 たとえば、いくつかの段階の再試行やその他の問題のため、関連付けが完了しなかった場合に発生することがあります。
スケジュールされた展開は、独立して並行実行されます。 展開が発生する順序は指定できません。 また、あるサービス プロファイルの変更を他のものの完了を条件として実行することもできません。
Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、サーバ プロファイルに加えられたすべての変更をスケジュールされたメンテナンス時間に適用します。 サービス プロファイルに複数の変更を加えた後にそれらの変更を別々のメンテナンス時間に振り分けることはできません。 サービス プロファイルの変更を展開するとき、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central はデータベース内の最新の設定に一致するようにサービス プロファイルを更新します。
スケジュールには、一連のオカレンスが含まれます。 これらのオカレンスは、1 回だけ発生させるか、または毎週指定した日時に繰り返し発生させることができます。 オカレンスの時間長や実行されるタスクの最大数といった、オカレンスで定義されるオプションにより、あるサービス プロファイルの変更が展開されるかどうかが決まります。 たとえば、最大時間長またはタスク数に達したため特定のメンテナンス時間帯に変更を展開できない場合、この展開は次のメンテナンス時間に持ち越されます。
各スケジュールは、Cisco UCS ドメインが 1 つまたは複数のメンテナンス時間に入っているかどうか、定期的に確認します。 入っている場合、スケジュールはメンテナンス ポリシーで指定された制限に対し適切な展開を実行します。
スケジュールには、スケジュールに関連付けられたメンテナンス時間を決定する 1 つ以上のオカレンスが含まれています。 オカレンスは次のいずれかになります。
ワンタイム オカレンスは、単一のメンテナンス時間を定義します。 これらの時間帯は、その時間帯の最大時間長まで、または時間帯の中で実行可能なタスクの最大数に達するまで継続されます。
繰り返しオカレンスは、一連のメンテナンス時間を定義します。 これらの時間帯は、タスクの最大数に達するまで、またはオカレンスに指定された日の終わりに達するまで継続します。
メンテナンス ポリシーは、サーバに関連付けられたサービス プロファイル、または 1 つ以上のサービス プロファイルに関連付けられた更新中のサービス プロファイルに対して、サーバのリブートが必要になるような変更が加えられた場合の Cisco UCS Central の対処方法を定義します。
メンテナンス ポリシーは Cisco UCS Central によるサービス プロファイルの変更の展開方法を指定します。 展開は、次のいずれかの方法で実行されます。
スケジュール済みのメンテナンス ウィンドウ中に変更を展開するように設定されているメンテナンス ポリシーでは、ポリシーに有効なスケジュールが含まれていることが必要です。 この場合、最初に使用可能なメンテナンス ウィンドウ中に変更が展開されます。
(注) |
メンテナンス ポリシーでは、関連付けられたサービス プロファイルに設定変更が加えられた場合に、サーバの即時リブートは回避できますが、 次のアクションの即時実行は回避されません。
|
ステップ 1 | メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Navigation] ペインで、[Domain Groups] を展開します。 |
ステップ 3 | [Navigation] ペインで、[Domain Groups] を展開します。 |
ステップ 4 | ポリシーを作成するドメイン グループのノードを展開します。 |
ステップ 5 | [Maintenance] を右クリックし、[Create Maintenance Policy] を選択します。 |
ステップ 6 | [Create Maintenance Policy] ダイアログボックスで、[Name] と説明(任意)を入力し、[Reboot Policy] を選択します。 |
ステップ 7 | [OK] をクリックします。 |
ポリシーはサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートにインクルードします。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Navigation] ペインで、[Domain Groups] を展開します。 |
ステップ 3 | スケジュールを作成するドメイン グループのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Schedules] を右クリックし、[Create Schedule] を選択します。 |
ステップ 5 |
[Create Schedule] ダイアログボックスで、[Name] と説明(任意)を入力し、[User Ack] チェックボックスをオンにして、明示的なユーザ確認が必要であることを指定します。 このダイアログボックスでは、1 回のオカレンスまたは繰り返しオカレンスを作成することもできます。 |
ステップ 6 | [OK] をクリックします。 |
スケジュールに 1 回のオカレンスまたは繰り返しオカレンスを追加します。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Navigation] ペインで、[Domain Groups] を展開します。 |
ステップ 3 | スケジュールを変更するドメイン グループのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Schedules] を展開します。 |
ステップ 5 | 変更するスケジュールをクリックします。 |
ステップ 6 | [Work] ペインで [One Time Occurrence] タブをクリックします。 |
ステップ 7 | [Create One Time Occurrence] をクリックします。 |
ステップ 8 | [Create One Time Occurrence] ダイアログボックスで、[Name] を入力し、[Start Time] を選択します。 |
ステップ 9 | [Maximum Number of Tasks]、[Maximum Number of Concurrent Tasks]、[Maximum Duration]、[Minimum Interval Between Tasks] を選択します。 |
ステップ 10 | [OK] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Navigation] ペインで、[Domain Groups] を展開します。 |
ステップ 3 | スケジュールを変更するドメイン グループのノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Schedules] を展開します。 |
ステップ 5 | 変更するスケジュールをクリックします。 |
ステップ 6 | [Work] ペインで [Recurring Occurrence] タブをクリックします。 |
ステップ 7 | [Create Recurring Occurrence] をクリックします。 |
ステップ 8 | [Create Recurring Occurrence] ダイアログボックスで、[Name] を入力し、開始時刻を選択します。 |
ステップ 9 | [Maximum Number of Tasks]、[Maximum Number of Concurrent Tasks]、[Maximum Duration]、[Minimum Interval Between Tasks] を選択します。 |
ステップ 10 | [OK] をクリックします。 |
Cisco UCS ドメインで遅延展開を設定すると、Cisco UCS Central は保留中のアクティビティすべてを表示することができます。 ユーザの確認応答を待つアクティビティと、スケジュールされたアクティビティを表示できます。
Cisco UCS ドメインに保留中のアクティビティがある場合、Cisco UCS Central GUI は管理者権限を持つユーザがログインしたときに通知します。
保留中のアクティビティに関連する次の情報を確認できます。
(注) |
特定の保留中アクティビティがサーバに適用されるメンテナンス時間を指定することはできません。 メンテナンス期間は、保留中のアクティビティの数およびサービス プロファイルに割り当てられたメンテナンス ポリシーに依存します。 ただし、管理者権限を持つユーザはすべて、ユーザの確認応答を待っているかメンテナンス期間かにかかわらず、手動で保留中のアクティビティを起動し、サーバをすぐにリブートできます。 Cisco UCS Central GUI の次の 2 か所で、保留中アクティビティを確認できます。
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[Pending Activities] が表示されている場合、このパネルをクリックして、 に移動し、詳細情報を確認します。
トップ レベルのサマリー パネルには、ローカル スケジューラでローカル メンテナンス ポリシーを使用するローカル サービス プロファイルにより引き起こされた保留アクティビティは表示されません。 これらの保留アクティビティを Cisco UCS Manager から確認する必要があります。
ステップ 1 | メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 |
ステップ 2 | [Navigation] ペインで、[Domain Groups] をクリックします。 |
ステップ 3 | [Work] ペインで [Pending Activities] タブをクリックします。 |
目次
- サービス プロファイルとテンプレート
- グローバル サービス プロファイル
- グローバル サービス プロファイルのガイドラインと注意事項
- グローバル サービス プロファイルの作成
- グローバル サービス プロファイルの名前変更
- グローバル サービス プロファイルの複製
- サービス プロファイル テンプレートからのグローバル・サービス プロファイルの作成
- グローバル サービス プロファイルの削除
- グローバル サービス プロファイルの展開
- サービス プロファイルの関連付けの変更
- グローバル サービス プロファイルからのサーバの割り当て解除
- グローバル サービス プロファイルの名前変更
- サービス プロファイルの UUID の変更
- グローバル サービス プロファイルの UUID のリセット
- グローバル サービス プロファイルの管理 IP のリセット
- グローバル サービス プロファイル テンプレート
- グローバル サービス プロファイル テンプレートの作成
- グローバル サービス プロファイル テンプレートの複製
- グローバル サービス プロファイル テンプレートの削除
- サービス プロファイル テンプレートへのグローバル サービス プロファイルのバインディング
- サービス プロファイル テンプレートからのグローバル サービス プロファイルのバインド解除
- サービス プロファイルの遅延展開
- 遅延展開に関するガイドラインおよび制限事項
- 遅延展開スケジュール
- メンテナンス ポリシー
- メンテナンス ポリシーの作成
- スケジュールの作成
- 1 回のオカレンスのスケジュールの作成
- スケジュールへの繰り返しオカレンスの作成
- 保留アクティビティ
- 保留アクティビティの表示
この章は、次の内容で構成されています。
グローバル サービス プロファイル
グローバル サービス プロファイルは、データセンターに展開された論理設定を集中管理します。 この集中化により、Cisco UCS ドメインのすべてのサービス プロファイルを Cisco UCS Central から一元的に保守できます。 グローバル サービス プロファイルを使用すると、データセンター全体で次の操作を実行できます。
いずれかの Cisco UCS ドメインからサービス プロファイルの計算要素を選択する。
要素間でサービス プロファイルを移行する。
いずれかの Cisco UCS ドメインで使用可能なグローバル サーバ プールからサーバを選択する。
ID プールやポリシーなどのグローバル リソースを関連付ける。
Cisco UCS ドメイン内のいずれかのグローバル ポリシーを参照する。
グローバル サービス プロファイルの作成
Cisco UCS Central GUI または Cisco UCS Central CLI からグローバル サービス プロファイルを作成するか、または Cisco UCS Manager から標準サービス プロファイルとしてグローバル サービス プロファイルを作成し、グローバル ポリシーを参照できます。 Cisco UCS Central からグローバル サービス プロファイルを作成すると、Cisco UCS Central で ID プール、vNIC、vHBA を作成し、ID を参照できます。
グローバル サービス プロファイルの管理 IP アドレスの設定
Cisco UCS ドメインの各サーバには、Cisco Integrated Management Controller(CIMC)またはサーバに関連付けられたサービス プロファイルに割り当てられる 1 つ以上の管理 IP アドレスが必要です。 Cisco UCS Central では、サービス プロファイルを作成するために次の管理 IP アドレスを設定できます。Cisco UCS Central GUI または CLI で、プールされている管理 IP アドレスまたはスタティック管理 IP アドレスを設定できます。 ただし、グローバル サービス プロファイル テンプレートを使用してグローバル サービス プロファイルを作成する場合は、プールされている管理 IP アドレスだけを設定できます。 スタティック IP アドレスは、このリリースではサポートされていません。
- グローバル サービス プロファイルのガイドラインと注意事項
- グローバル サービス プロファイルの作成
- グローバル サービス プロファイルの名前変更
- グローバル サービス プロファイルの複製
- サービス プロファイル テンプレートからのグローバル・サービス プロファイルの作成
- グローバル サービス プロファイルの削除
- グローバル サービス プロファイルの展開
- サービス プロファイルの関連付けの変更
- グローバル サービス プロファイルからのサーバの割り当て解除
- グローバル サービス プロファイルの名前変更
- サービス プロファイルの UUID の変更
- グローバル サービス プロファイルの UUID のリセット
- グローバル サービス プロファイルの管理 IP のリセット
グローバル サービス プロファイルのガイドラインと注意事項
グローバル サービス プロファイルを作成する場合は、次の点に留意してください。
Cisco UCS Central でグローバル サービス プロファイルを作成すると、システムにより次の情報が検証されます。
グローバル サービス プロファイルでポリシー参照が解決された後で、リモート ポリシーのいずれかが変更されると、グローバル サービス ポリシーが再設定されます。
Cisco UCS Central の VLAN および VSAN はドメイン グループに属します。 VLAN または VSAN をドメイン グループ内で作成する必要があります。 VLAN の場合、グローバル サービス プロファイルの vNIC または vHBA が VLAN または VSAN にアクセスする前に、それらを Orgs に割り当てます。
グローバル サービス プロファイルの変更、関連付け解除、または削除は、Cisco UCS Central でのみ実行できます。
Cisco UCS Central ではグローバル サービス プロファイルの名前変更だけが可能です。 サービス プロファイル名を変更すると、Cisco UCS Central によりインベントリで古い名前のグローバル サービス プロファイルが削除され、新しいサービス プロファイルが新しい名前で作成されます。
グローバル サービス プロファイルに関連付けられているサーバが Cisco UCS ドメインから削除される場合、サーバを再度確認すると、そのサーバとサービス プロファイルとの関連付けが解除されます。
Cisco UCS Central では、マルチキャスト ポリシーやフロー制御ポリシーなどのドメイン固有のポリシーを定義またはアクセスすることはできません。 ただし、グローバル サービス プロファイルのリソースによって Cisco UCS Central からこれらのポリシーを参照できます。 グローバル サービス プロファイルを定義する場合、利用可能なドメイン固有のポリシーを確認し、サービス プロファイルで名前によってこれらのポリシーを参照できます。 サービス プロファイルが展開されている場合、Cisco UCS ドメインはポリシーに解決され、そのドメインのサービス プロファイルにポリシーが含まれます。
展開された Cisco UCS Manager からグローバル・サービス プロファイルをローカライズできます。 ローカライズすると、グローバル サービス プロファイルは Cisco UCS Central から削除されます。 ただし、すべてのグローバル ポリシーは引き続きグローバルのままになります。 グローバル ポリシーをローカライズする場合は、各ポリシーを個別にローカライズする必要があります。
グローバル サービス プロファイルの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。
ステップ 3 グローバル サービス プロファイルを作成する組織を右クリックし、[Create Service Profile] を選択します。 ステップ 4 [General] 情報パネルで、[Service Profile Name]、[UUID assignment] を指定し、[Next] をクリックします。 このサービス プロファイルに任意で説明を指定できます。 UUID が使用できない場合、このパネルから UUID 接尾辞プールを作成することもできます。
(注) グローバル サービス プロファイルを手早く作成するには、名前を指定した後で、[Finish] をクリックして構いません。 Cisco UCS Central は、指定された名前とすべてのシステム デフォルト値で新しいグローバル サービス プロファイルを作成します。
ステップ 5 (任意)[Networking] パネルで、[Dynamic vNIC Connections] と [LAN Connectivity] のセクションに必要な情報を指定して、[Next] をクリックします。 このパネルからダイナミック vNIC 接続ポリシーおよび LAN 接続ポリシーを作成できます。
ステップ 6 (任意)[Storage] パネルで、[Local Storage Policy]、[SAN Connectivity]、[WWNN] などの SAN 設定情報を指定して、[Next] をクリックします。 このパネルからローカル ディスク設定ポリシーおよび SAN 接続ポリシーを作成できます。
ステップ 7 (任意)[vNIC/vHBA Placement] パネルで、配置方法と PCI 順序を指定して [Next] をクリックします。 [Assignment Method] に使用するポリシーが見つからない場合は、VNIC/VHBA 配置ポリシーをこのパネルから作成できます。
ステップ 8 (任意)[Boot Order] パネルで、ドロップダウン リストから [Configuration Type] を指定して [Next] をクリックします。 新しいブート ポリシーを指定する場合は、このパネルからブート ポリシーを作成できます。
ステップ 9 (任意)[Maintenance Policy] パネルで、メンテナンス ポリシーを指定して [Next] をクリックします。 このパネルから、新しいメンテナンス ポリシーを作成してメンテナンス スケジュールを指定できます。
ステップ 10 (任意)[Server Assignment] パネルで、ドロップダウン リストから [Server Assignment Method] を指定し、[Power State to Apply on Assignment] を指定して、[Next] をクリックします。 [Server Assignment Method] ドロップダウンでの選択内容に基づいて、リストからサーバを選択するか、または Cisco UCS ドメイン内のサーバの場所を指定できます。
ステップ 11 (任意)[Operational Policies] パネルで、システム動作情報([Host Firmware Management]、[BIOS Configuration]、[External IPMI Management]、[Management IP Address Policy]、[Monitoring Threshold Configuration]、[Power Control Configuration]、[Server Scrub Configuration] など)を指定し、[Finish] をクリックします。
(注) アウトバンド IPv4 アドレス、またはインバンド IPv4 または IPv6 アドレスをセットアップするには、それぞれのタブをクリックして、必須フィールドに入力します。 これらの各設定に必要なポリシーが見つからない場合は、このパネルで作成できます。
次の作業
UCS ドメインにグローバル サービス プロファイルを展開します。
グローバル サービス プロファイルの名前変更
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。
ステップ 3 [Work] ペインで、名前を変更するグローバル サービス プロファイルの名前をクリックします。 メニュー バーに、選択したグローバル サービス プロファイルのオプションが表示されます。
ステップ 4 [Rename Service Profile] をクリックします。 ステップ 5 [Rename Service Profile] ダイアログボックスで、グローバル サービス プロファイルの新しい名前を入力します。 ステップ 6 [OK] をクリックします。
グローバル サービス プロファイルの複製
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。
ステップ 3 [Work] ペインで、名前を変更するグローバル サービス プロファイルの名前をクリックします。 メニュー バーに、選択したグローバル サービス プロファイルのオプションが表示されます。
ステップ 4 [Create a Clone] をクリックします。 ステップ 5 [Create a Clone] ダイアログボックスで [New Name] を入力し、[Org] でこの複製したサービス プロファイルを配置する組織を選択します。 組織を選択すると、[Org Instance] に選択した組織へのリンクが表示されます。
ステップ 6 [OK] をクリックします。
サービス プロファイル テンプレートからのグローバル・サービス プロファイルの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイル テンプレートを作成するか、またはそのテンプレートにアクセスするには、
を展開しますステップ 3 サービス プロファイルの作成元のグローバル サービス プロファイル テンプレートをクリックします。 ステップ 4 [Work] ペインで、[Actions] ドロップダウン リストから [Create Service Profiles From Template] を選択します。 ステップ 5 [Create Service Profiles From Template] ダイアログボックスで、[Name Prefix] を入力し、[Number] で作成するサービス プロファイルの数を選択します。 ステップ 6 [OK] をクリックします。
グローバル サービス プロファイルの展開
Cisco UCS Centralからグローバル サービス プロファイルを展開する場合、サービス プロファイルの定義は、Cisco UCS ドメインに送信されます。 その後 Cisco UCS ドメインはサーバを識別し、サーバにサービス プロファイルを展開します。 Cisco UCS ドメインに送信されたサービス プロファイル定義には、次の情報が含まれます。
参照ポリシー名を含むサービス プロファイル
vNIC、vHBA、および vLAN バインディング
適切な VCON での VIF の配置に関する VCON 割り当て情報
このサービス プロファイルの vNIC または vHVA により参照されるグローバル VLAN および VSAN 定義
グローバル サービス プロファイルは、次のいずれかの方法で任意の計算要素に展開できます。
サービス プロファイルの関連付けの変更
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。
ステップ 3 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 ステップ 4 [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Change Service Profile Association] を選択します。 ステップ 5 [Change Service Profile Association] ダイアログボックスで [Server Assignment Method] を選択し、[Power state to apply on assignment] を選択します。 ステップ 6 [Server Pool] 領域で [Server Pool] を選択し、[Restrict migration of server] をオンまたはオフにします。 新しいサーバ プールを作成することもできます。
ステップ 7 [OK] をクリックします。 ステップ 8 [Save] をクリックします。
グローバル サービス プロファイルからのサーバの割り当て解除
手順サービス プロファイルからサーバの関連付けを解除すると、Cisco UCS Central により、サーバのオペレーティング システムのシャットダウンが試みられます。 ある程度の時間が経過してもオペレーティング システムがシャットダウンされない場合は、Cisco UCS Central により、サーバが強制的にシャットダウンされます。
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。
ステップ 3 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 ステップ 4 [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Unassign SP] を選択します。 ステップ 5 [Yes] をクリックします。 ステップ 6 [Save] をクリックします。
グローバル サービス プロファイルの名前変更
手順グローバル サービス プロファイルの名前を変更すると、次のことが起こります。
サービス プロファイルの以前の名前を参照するイベント ログと監査ログは、その名前のまま保持されます。
名前変更の操作を記録する、新しい監査データが作成されます。
サービス プロファイルの以前の名前で生じたすべての障害データは、新しいサービス プロファイル名に転送されます。
(注)
保留中の変更があるグローバル サービス プロファイルの名前は変更できません。
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。
ステップ 3 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 ステップ 4 [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Rename Service Profile] を選択します。 ステップ 5 [Rename Service Profile] ダイアログボックスで [New Name] を入力します。 ステップ 6 [OK] をクリックします。
サービス プロファイルの UUID の変更
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。
ステップ 3 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 ステップ 4 [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Change UUID] を選択します。 ステップ 5 [Change UUID] ダイアログボックスで、使用する UUID 割り当てを選択します。 UUID 接尾辞プールを作成することもできます。
ステップ 6 [OK] をクリックします。 ステップ 7 [Save] をクリックします。
グローバル サービス プロファイルの UUID のリセット
グローバル サービス プロファイルの管理 IP のリセット
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。
ステップ 3 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 ステップ 4 [General] 情報パネルの [Management IP Address] の [Work] ペインで、[Reset Management IP] をクリックします。 ステップ 5 [Yes] をクリックします。 ステップ 6 [Save] をクリックします。
グローバル サービス プロファイル テンプレート
グローバル サービス プロファイル テンプレートでは、同じ基本パラメータ(vNIC や vHBA の個数など)と、同じプールから取得された ID 情報を使ってすばやく複数のサービス プロファイルを作成できます。 Cisco UCS Central のサービス プロファイル テンプレートは、Cisco UCS Manager のサービス プロファイル テンプレートに似ています。
- グローバル サービス プロファイル テンプレートの作成
- グローバル サービス プロファイル テンプレートの複製
- グローバル サービス プロファイル テンプレートの削除
- サービス プロファイル テンプレートへのグローバル サービス プロファイルのバインディング
- サービス プロファイル テンプレートからのグローバル サービス プロファイルのバインド解除
グローバル サービス プロファイル テンプレートの作成
手順Cisco UCS Central でグローバル サービス プロファイル テンプレートを作成する場合、新しいサービス プロファイル テンプレートの名前を指定し、その他のすべての情報にシステムのデフォルト値を使用できます。
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイル テンプレートを作成するか、またはそのテンプレートにアクセスするには、
を展開しますステップ 3 グローバル サービス プロファイル テンプレートを作成する組織を右クリックし、[Create Service Profile Template] を選択します。 ステップ 4 [General] 情報パネルで、[Service Profile Name]、[Type]、[UUID assignment] を指定し、[Next] をクリックします。 このサービス プロファイルに任意で説明を指定できます。 UUID が使用できない場合、このパネルから UUID 接尾辞プールを作成することもできます。
(注) グローバル サービス プロファイル テンプレートを素早く作成するには、名前を指定した後で、[Finish] をクリックします。 Cisco UCS Central は、指定された名前とすべてのシステム デフォルト値を使用して新しいサービス プロファイル テンプレートを作成します。
ステップ 5 (任意)[Networking] パネルで、[Dynamic vNIC Connections] と [LAN Connectivity] の各セクションに必要な情報を指定して、[Next] をクリックします。 このパネルからダイナミック vNIC 接続ポリシーおよび LAN 接続ポリシーを作成できます。
ステップ 6 (任意)[Storage] パネルで、SAN 設定情報([Local Storage Policy]、[SAN Connectivity]、[WWNN]、[vHBAs] など)を指定して、[Next] をクリックします。 このパネルからローカル ディスク設定ポリシーおよび SAN 接続ポリシーを作成できます。
ステップ 7 (任意)[vNIC/vHBA Placement] パネルで、配置方法と PCI 順序を指定して [Next] をクリックします。 [Assignment Method] に使用するポリシーが見つからない場合は、VNIC/VHBA 配置ポリシーをこのパネルから作成できます。
ステップ 8 (任意)[Boot Order] パネルで、ドロップダウン リストから [Configuration Type] を指定して [Next] をクリックします。 このパネルからブート ポリシーを作成できます。
ステップ 9 (任意)[Maintenance Policy] パネルで、メンテナンス ポリシーを指定して [Next] をクリックします。 このパネルから、新しいメンテナンス ポリシーを作成してメンテナンス スケジュールを指定できます。
ステップ 10 (任意)[Server Assignment] パネルで、ドロップダウン リストから [Server Assignment Method] を選択し、[Power State to Apply on Assignment] を指定して、[Next] をクリックします。 [Server Assignment Method] ドロップダウンでの選択内容に基づいて、リストからサーバを選択するか、または Cisco UCS ドメイン内のサーバの場所を指定できます。
ステップ 11 (任意)[Operational Policies] パネルで、システム動作情報([Host Firmware Management]、[BIOS Configuration]、[External IPMI Management]、[Management IP Address Policy]、[Monitoring Threshold Configuration]、[Power Control Configuration]、[Server Scrub Configuration] など)を指定し、[Finish] をクリックします。
(注) アウトバンド IPv4 アドレス、またはインバンド IPv4 または IPv6 アドレスをセットアップするには、それぞれのタブをクリックして、必須フィールドに入力します。 これらの各設定に必要なポリシーが見つからない場合は、このパネルで作成できます。
グローバル サービス プロファイル テンプレートの複製
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイル テンプレートを作成するか、またはそのテンプレートにアクセスするには、
を展開しますステップ 3 複製するグローバル サービス プロファイル テンプレートをクリックします。 ステップ 4 [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Clone Service Profile Template] を選択します。 ステップ 5 [Clone Service Profile Template] ダイアログボックスの [New Name] に新しい名前を入力し、[Org] を選択します。 ステップ 6 [OK] をクリックします。 ステップ 7 作成したサービス プロファイル テンプレートに移動し、すべてのオプションが正しいことを確認します。
サービス プロファイル テンプレートへのグローバル サービス プロファイルのバインディング
手順グローバル サービス プロファイルをグローバル サービス プロファイル テンプレートにバインドすることができます。 サービス プロファイルをテンプレートにバインドした場合、Cisco UCS Central により、サービス プロファイル テンプレートに定義された値を使って、サービス プロファイルが設定されます。 既存のサービス プロファイル設定がサービス プロファイル テンプレートに一致しない場合、Cisco UCS Central により、サービス プロファイルが再設定されます。 バインドされたサービス プロファイルの設定は、関連付けられたテンプレートを使用してのみ変更できます。
ステップ 1 メニュー バーで、[Servers] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで を展開します。 サブ組織のグローバル サービス プロファイルを作成するか、またはそのプロファイルにアクセスするには、を展開します。
ステップ 3 変更するグローバル サービス プロファイルをクリックします。 ステップ 4 [Works] ペインの [Actions] ドロップダウン リストから、[Bind to Template] を選択します。 ステップ 5 [Bind to Template] ダイアログボックスで [Service Profile Template] を選択します。 新しいサービス プロファイル テンプレートを作成することもできます。
ステップ 6 [OK] をクリックします。 ステップ 7 [Save] をクリックします。
サービス プロファイルの遅延展開
サービス プロファイルの変更の一部、またはサービス プロファイル テンプレートの更新は、中断をともなうことや、サーバのリブートが必要になることがあります。 ただし、これらの中断をともなう設定変更をいつ実行するかを、遅延展開によって制御できます。 たとえば、サービス プロファイルの変更をすぐに展開するか、指定されたメンテナンス時間帯に展開するかを選択できます。 また、サービス プロファイルの展開にユーザの明示的な確認応答が必要かどうかを選択できます。
遅延展開は、サーバとサービス プロファイルとの関連付けによって発生するすべての設定変更に使用できます。 これらの設定変更は、サービス プロファイルへの変更、サービス プロファイルに含まれるポリシーへの変更、更新サービス プロファイル テンプレートへの変更によってプロンプト表示される場合があります。 たとえば、サーバ BIOS、RAID コントローラ、ホスト HBA、ネットワーク アダプタなどのホスト ファームウェア パッケージや管理ファームウェア パッケージによって、ファームウェアのアップグレードおよびアクティブ化を延期することもできます。 ただし、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central、ファブリック インターコネクト、I/O モジュールなど、ファームウェア パッケージを使用しないコンポーネントのファームウェア イメージの直接展開を遅延させることはできません。
遅延展開は、サーバのリブートを必要とする次のアクションに使用できません。
サーバのサービス プロファイルの最初の関連付け
サービス プロファイルと別のサーバを関連付けない、サービス プロファイルのサーバからの関連付けの最終解除
サーバの解放
サーバの再認識
サーバのリセット
サービス プロファイル変更の展開を遅延させる場合、1 つ以上のメンテナンス ポリシーを設定し、各サービス プロファイルにメンテナンス ポリシーを設定する必要があります。 展開が発生する時間帯を指定する場合、1 つ以上の繰り返しオカレンスまたはワンタイム オカレンスを持つスケジュールを少なくとも 1 つ作成し、そのスケジュールをメンテナンス ポリシーに含める必要があります。
遅延展開に関するガイドラインおよび制限事項
サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートへのすべての変更を元に戻すことはできない
保留中の変更をキャンセルする場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central はサーバを再起動せずに変更のロール バックを試みます。 ただし、複雑な変更を行った場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は変更のロール バックのためサーバを 2 度目にリブートする必要がある場合があります。 たとえば、vNIC を削除すると、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central はサービス プロファイルに含まれているメンテナンス ポリシーに従ってサーバをリブートします。 サービス プロファイルで元の vNIC を復元しても、この再起動および変更はキャンセルできません。 代わりに、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は 2 回目の展開とサーバのリブートをスケジュールします。
サービス プロファイルの関連付けはメンテナンス時間の境界を超えてもよい
Cisco UCS ManagerCisco UCS Central がサービス プロファイルの関連付けを開始した後、スケジューラとメンテナンス ポリシーは手順を制御する方法を持っていません。 サービス プロファイルの関連付けが割り当てられたメンテナンス時間に完了しない場合、プロセスが完了するまで続行されます。 たとえば、いくつかの段階の再試行やその他の問題のため、関連付けが完了しなかった場合に発生することがあります。
遅延展開スケジュール
スケジュールには、一連のオカレンスが含まれます。 これらのオカレンスは、1 回だけ発生させるか、または毎週指定した日時に繰り返し発生させることができます。 オカレンスの時間長や実行されるタスクの最大数といった、オカレンスで定義されるオプションにより、あるサービス プロファイルの変更が展開されるかどうかが決まります。 たとえば、最大時間長またはタスク数に達したため特定のメンテナンス時間帯に変更を展開できない場合、この展開は次のメンテナンス時間に持ち越されます。
各スケジュールは、Cisco UCS ドメインが 1 つまたは複数のメンテナンス時間に入っているかどうか、定期的に確認します。 入っている場合、スケジュールはメンテナンス ポリシーで指定された制限に対し適切な展開を実行します。
スケジュールには、スケジュールに関連付けられたメンテナンス時間を決定する 1 つ以上のオカレンスが含まれています。 オカレンスは次のいずれかになります。
- ワンタイム オカレンス
ワンタイム オカレンスは、単一のメンテナンス時間を定義します。 これらの時間帯は、その時間帯の最大時間長まで、または時間帯の中で実行可能なタスクの最大数に達するまで継続されます。
- 繰り返しオカレンス
繰り返しオカレンスは、一連のメンテナンス時間を定義します。 これらの時間帯は、タスクの最大数に達するまで、またはオカレンスに指定された日の終わりに達するまで継続します。
メンテナンス ポリシー
メンテナンス ポリシーは、サーバに関連付けられたサービス プロファイル、または 1 つ以上のサービス プロファイルに関連付けられた更新中のサービス プロファイルに対して、サーバのリブートが必要になるような変更が加えられた場合の Cisco UCS Central の対処方法を定義します。
メンテナンス ポリシーは Cisco UCS Central によるサービス プロファイルの変更の展開方法を指定します。 展開は、次のいずれかの方法で実行されます。
スケジュール済みのメンテナンス ウィンドウ中に変更を展開するように設定されているメンテナンス ポリシーでは、ポリシーに有効なスケジュールが含まれていることが必要です。 この場合、最初に使用可能なメンテナンス ウィンドウ中に変更が展開されます。
(注)
メンテナンス ポリシーでは、関連付けられたサービス プロファイルに設定変更が加えられた場合に、サーバの即時リブートは回避できますが、 次のアクションの即時実行は回避されません。
関連付けられたサービス プロファイルのシステムからの削除
サーバ プロファイルのサーバからの関連付けの解除
サービス ポリシーを使用しないファームウェア アップグレードの直接インストール
サーバのリセット
メンテナンス ポリシーの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで、[Domain Groups] を展開します。 ステップ 3 [Navigation] ペインで、[Domain Groups] を展開します。 ステップ 4 ポリシーを作成するドメイン グループのノードを展開します。 ステップ 5 [Maintenance] を右クリックし、[Create Maintenance Policy] を選択します。 ステップ 6 [Create Maintenance Policy] ダイアログボックスで、[Name] と説明(任意)を入力し、[Reboot Policy] を選択します。 ステップ 7 [OK] をクリックします。
次の作業
ポリシーはサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートにインクルードします。
スケジュールの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで、[Domain Groups] を展開します。 ステップ 3 スケジュールを作成するドメイン グループのノードを展開します。 ステップ 4 [Schedules] を右クリックし、[Create Schedule] を選択します。 ステップ 5 [Create Schedule] ダイアログボックスで、[Name] と説明(任意)を入力し、[User Ack] チェックボックスをオンにして、明示的なユーザ確認が必要であることを指定します。 このダイアログボックスでは、1 回のオカレンスまたは繰り返しオカレンスを作成することもできます。
ステップ 6 [OK] をクリックします。
次の作業
スケジュールに 1 回のオカレンスまたは繰り返しオカレンスを追加します。
1 回のオカレンスのスケジュールの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで、[Domain Groups] を展開します。 ステップ 3 スケジュールを変更するドメイン グループのノードを展開します。 ステップ 4 [Schedules] を展開します。 ステップ 5 変更するスケジュールをクリックします。 ステップ 6 [Work] ペインで [One Time Occurrence] タブをクリックします。 ステップ 7 [Create One Time Occurrence] をクリックします。 ステップ 8 [Create One Time Occurrence] ダイアログボックスで、[Name] を入力し、[Start Time] を選択します。 ステップ 9 [Maximum Number of Tasks]、[Maximum Number of Concurrent Tasks]、[Maximum Duration]、[Minimum Interval Between Tasks] を選択します。 ステップ 10 [OK] をクリックします。
スケジュールへの繰り返しオカレンスの作成
手順
ステップ 1 メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。 ステップ 2 [Navigation] ペインで、[Domain Groups] を展開します。 ステップ 3 スケジュールを変更するドメイン グループのノードを展開します。 ステップ 4 [Schedules] を展開します。 ステップ 5 変更するスケジュールをクリックします。 ステップ 6 [Work] ペインで [Recurring Occurrence] タブをクリックします。 ステップ 7 [Create Recurring Occurrence] をクリックします。 ステップ 8 [Create Recurring Occurrence] ダイアログボックスで、[Name] を入力し、開始時刻を選択します。 ステップ 9 [Maximum Number of Tasks]、[Maximum Number of Concurrent Tasks]、[Maximum Duration]、[Minimum Interval Between Tasks] を選択します。 ステップ 10 [OK] をクリックします。
保留アクティビティ
Cisco UCS ドメインで遅延展開を設定すると、Cisco UCS Central は保留中のアクティビティすべてを表示することができます。 ユーザの確認応答を待つアクティビティと、スケジュールされたアクティビティを表示できます。
Cisco UCS ドメインに保留中のアクティビティがある場合、Cisco UCS Central GUI は管理者権限を持つユーザがログインしたときに通知します。
保留中のアクティビティに関連する次の情報を確認できます。
(注)
特定の保留中アクティビティがサーバに適用されるメンテナンス時間を指定することはできません。 メンテナンス期間は、保留中のアクティビティの数およびサービス プロファイルに割り当てられたメンテナンス ポリシーに依存します。 ただし、管理者権限を持つユーザはすべて、ユーザの確認応答を待っているかメンテナンス期間かにかかわらず、手動で保留中のアクティビティを起動し、サーバをすぐにリブートできます。
Cisco UCS Central GUI の次の 2 か所で、保留中アクティビティを確認できます。
メニュー バーの [Servers] から、 をクリックします。 保留アクティビティは 2 つのタブ([User Acknowledged Activities] と [Scheduled Activities])に表示されます。
Cisco UCS Central GUI のメニュー バーの上にある障害サマリー パネルでは、次の情報が動的に表示されます。 次の 3 つのオプションのいずれかをクリックすると、関連するページがCisco UCS Central GUI に表示されます。
[Pending Activities] が表示されている場合、このパネルをクリックして、 に移動し、詳細情報を確認します。
重要:トップ レベルのサマリー パネルには、ローカル スケジューラでローカル メンテナンス ポリシーを使用するローカル サービス プロファイルにより引き起こされた保留アクティビティは表示されません。 これらの保留アクティビティを Cisco UCS Manager から確認する必要があります。